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平成19年の大晦日です。皆様にとって、どの様な1年だったでしょうか?私にとっては、山あり、谷ありの年でありました。仕事では、天職と思っていた営業職から会社の経営の中枢とも言える部署に異動になりました。新しい何かを創り続けることに遣り甲斐を持っていた私が、お役所的な周囲の顔色を伺いながら、従事する・・・ストレスが溜まった1年でした。家庭では、私と長男、次男が柔道中心の生活。故に長女と接する時間が少なくなり、悲しい思いをさせてしまいました。それが原因でか、あれだけ素直で、私を慕ってくれていた長女が、私となかなか話しをしてくれなくなってしまいました。単なる反抗期では済まされぬ責任が私にあると自覚しています。裏腹に柔道は充実した一年でした。特にマルちゃん杯では、見事に全日本選抜少年柔道大会への出場権を獲得。初の全国大会出場を決めることができました。個人戦においても、全日本小学生体重別柔道大会に県代表で出場したキャプテンが見事に全国3位に輝きました。その他にも、例年よりも多くの大会に出場することが出来、多くの成果と課題を得ることができました。クラブの稽古は、12月22日で終えてますが、大晦日の今朝、子供達に提案して実施している合同自主トレの3日目を終えました。事実上、私の指導納めです。今日も、初日(29日)の11人、二日目(30日)の20人に引き続き、17人の子供達が参加してくれました。朝トレを終えた時、何やら表現し難い気持ちになりました。あまり、大晦日だとか、元日とか考えない主義なのですが、やなり感慨深い何かを感じました。当初、強くなりたいと願うだけで、基本すらも伴わない子供達の意識を如何に改革すべきか悩みました。現実は、想いだけで強くなれる程、甘くはないのです。とにかく、このギャップを埋めるために必死な1年でした。手始めに身近な課題として掲げた、「挨拶」「大きな声」「チームワーク」。ご父兄との意見交換の場や手段としてオヤジ会を結成したり、メールを多様して、目安箱的に考えを受け付ける取り組みもしました。この様な取り組みの一つ一つで、子供達と関係者の皆さんとの絆が深まって行ったように想えます。そして、その絆の深さが大晦日の今日、私に何らかの想いを抱かせたのだと想います。新たなる年においても、現状を満足することなく、歩み続けて行きたいと想います。また、私の様なものを友好的に受け入れていただいた各道場の指導者、ご父兄の皆さん、本当にお世話になりました。来年も宜しくお願いします。皆様、今年、一年ありがとうございました。そして、迎える年が皆様によって、よりご多幸な年でありますようにご祈念いたします。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.31

志 錬長男は、小学3年生の時に県下トップクラスの強豪道場で柔道を始めた。週3回の稽古は緊張感があり、真剣さから誰一人笑う者すら居なかった。当時から体が小さかった長男は、年下の子達にも歯が立たなかった。そして、稽古を終始、私の眼が見張る。長男にしてみれば、その様な逃げ場のない環境は息が詰まる思いだったのだと思う。妻には、何度となく辞めたい旨の話しをしていた様だった。それでも続けていたのは、私が怖かったからに他ならない。そんな騙し騙しの環境に、ある転機が訪れた。私の転勤の辞令である。単身赴任の選択肢もあった。しかし、長男の環境を変えることで、良い方向に向く可能性を求めることにした。皆を説得して家族全員での引っ越しを実現させたのである。長男、小学4年生の12月のことである。引っ越しに先立って、候補地周辺の五つの道場を訪れてみた。その中には、県下の強豪道場もあった。そこに入門させれば、確実に技量と体力は向上したと思う。しかし、私が選んだのは、1時間の遊びの様な練習が週3回のクラブだった。入門してみると、これまで、年下の子達に投げられていた長男が一躍、主力になった。勝ち癖が付くことで、負けん気も出てきた。また、遊びの延長的な練習にも不満を覚え、厳しい稽古の道場への出稽古を嘆願して来る様にもなった。ある日「前の道場は、良かったな~」とつぶやく長男を見て、意識改革に成功したと実感した。そして、私が、そのクラブを選択したことは誤りではなかったと思った。現在、私は、その遊びの様なクラブの指導者になっている。長男が、大嫌いだった柔道を、大好きにしてくれたクラブ。そして、今のクラブには、柔道が大好きなれど、まだまだ強豪道場に及ばず、強くなりたいと願う子供達がいる。私にとっては、恩返しでもある。子供達が、このクラブで柔道をして良かったと思える環境を築いて行きたい。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.30

ある大会での事です。その子は、個人戦の一回戦で、県学年トップレベルの子と対戦することになりました。その子は、素晴らしい柔道の可能性を持っています。しかし、自惚れ意識が強いところが、成長の妨げになっていました。その様は、自分より力量が劣る子には、威風堂々と攻め立てる反面、自分より力量の勝る相手には、戦う前から戦意喪失状態になってしまいます。結果、その大会でも、最初から逃げ腰のまま、自分から飛んでしまったかの如く、簡単に敗れてしまいました。私が良く使う例えです。100点満点のテストで、50点を採るための勉強をした子が、まぐれで、60点を採ることはあっても、絶対に100点を採ることは出来ない。100点満点を採ろうと勉強した子だけが、100点満点を採る資格(可能性)がある。そして、50点を採るための勉強した子が60点を採ったら大喜びするだろうが、100点満点を採るための勉強した子が、60点を採ってしまったら非常に悔しがる。この意味を考えて欲しいのです。100点満点を採る資格(可能性)があるのに、自分で勝手に、50点と言う限界を作ってしまったら、そこで成長が止まってしまうのです。今日の自主トレですが、自主である以上、参加するも、休むも個人の自由です。特に昨晩は雨でしたので、中止を決め込んでしまっても不思議ではありません。しかし、100点満点を目指すなら、妥協してはならないと私は思います。完全に中止となれば仕方ありませんが、それを確認するまでは参加の意志を持ち続けることが大切だと思います。例えば、これが、自主トレではなく、遠足や運動会であったなら、前日が雨でも諦めないと思います。とにかく、100点満点を目指す人と、50点で妥協してしまう人の差は、いつか必ず出ます。勿論、100点満点を目指しても、全員が100点満点を採れる保障はありません。しかし、可能性あるクラブの子供達には、100点満点を目指して欲しいと願っています。100点満点を目指す権利は、誰にでもあるのですから・・・。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→ ※内容と画像は、関係ありません。
2007.12.29

仕事納めの今日は、午前中に業務をこなした後に大掃除を終えて打ち上げ。乾杯から大好きな(?)ビールを口にもせずに烏龍茶で場を持たせ、早々に挨拶を済ませて退社・・・・・・する予定でしたが、緊急の業務が入り予定より退社時間が遅れてしまいました。そうです今日は、伏龍先生の道場の稽古納めに長男と次男を連れて参加の予定でした。19時に会場に着くと、既に多くの子供達が打ち込みを開始していました。この道場では、毎年、稽古納めは、50本乱取で締め括るとのことです。中2の長男も、この道場出身で強豪中学に在籍する子達の胸を借りて良い稽古をしてました。次男も同様に頑張っていたようです。また、クラブからも、個人で数名参加しました。小学生、中学生、高校生、一般と大勢で誰彼なく盛り上がる。正に忘年会です。この季節だと言うのに道場の窓ガラスが汗をかいてましたので、相当の熱気だったと思います。その後、打ち上げ会場となった中華料理店では、まさひー先生から日本酒の差し入れがあったにも関わらず、残念ながら車の運転があるので飲めませんでした。結局、親子三人でラーメンを食べて帰って来ました皆さん、お世話になりました。正しく楽しいお祭りの様な、稽古納めでした。参考にさせていただきます。さぁ~明日は、自主トレ初日です。早く寝ようー。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.28

以前にオヤビン先生が「稽古のための稽古をするな!」と子供達に話されました。私の仕事が休みの朝は、次男のトレーニングに付き合います。以前は、長男も一緒でしたが、中学になってからは、稽古が休みの日だけ一緒にトレーニングをしていますので、三人で行うことは殆どなくなりました。昨朝、出勤時間が遅かったので久しぶりに次男のトレーニングに付き合いました。私が休日出勤だったり、大会があったりで、最近は、次男のトレーニングに付き合うことが少ない状況でだったのです。それでも、次男は、ほぼ、毎日、マンションの階段を一人で走ってました。ところが、毎日、走って、スタミナが付いているはずなのに、昨朝は、直ぐにバテてしまいます。・・・ここが自主トレの難しさです。自主トレだと、何でも自分のペースで取り組めるのがメリットです。ゆっくり走ろうと思えば走れるし、休もうと思えば、休める。しかし、考え方を誤ると“自己満足”で終わってしまう場合もあります。同じ階段10往復でも、限界まで追い込んだ10往復と自分の楽なペースの10往復。確かに、「結果」は、どちらも同じ10往復です。しかし、明らかに「成果」は、異なるものになるでしょう。「結果」も大切ですが、本当に大切なのは、中身であり、「成果」であると言うことです。とにかく、トレーニングをしたと言う「結果」だけで満足せずに「成果」を高めることを忘れてはなりません。中学生以上ならともかく、一人で「成果」あるトレーニングが出来るような意識の高い子は少ないでしょう。だからこそ、互いに意識し合える、指導者や仲間の存在が欠かせません。そこが自主トレと言えども、出来るだけ仲間と取り組むことを勧めする理由です。次男には、「いつも、父さんが見ている時と同じ様に頑張らないとトレーニングの意味がないよ。」と話して聞かせました。通じているのか・・・よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.27

先般の大会に出場して、子供達の可能性は、計り知れないと実感しました。対して、その可能性を引き出すことが出来ていない自分自身の無能さ、無力さを実感しました。とにかく、すべきことを確実にしてくる強豪道場に対して、すべきこと(稽古で行っていること)をせずして、敗れてしまう子達・・・。稽古の時間が少ないことを、子供達に集中して取り組ませることで、カバーしようと必死でした。どうすれば、内容の濃い稽古ができるか、悩み、実践して、また悩みを繰り返してました。しかし、強豪道場と対戦することで、現実的に埋められない部分もあると実感しました。まず、徹底して理解させる。理解したら、何度も、何度も繰り返させて、頭で考えずとも、体が動くまでに身につけさせる。これらは、少ない稽古時間で集中しただけでは、解決できるものでもないと実感しました。私自身が、少ない稽古時間であることを、逃げ道にしていたのかもしれません。恥ずかしいと思いました。情けないと思いました。私の個人道場ではないことから、何でも好きな様にできませんし、強制して子供達やご父兄の皆さんへ求められるものでもありません。しかし、私に出来ることから取り組んで、高みを望む子達に、その場を提供してあげるべきと思いました。年末年始の自主トレもその一環です。そして、最終日である1月5日は、近くの道場を借りての自主トレ(道衣を着ての稽古)にしようと思います。そこで、先般の大会で、持ち帰った課題を克服するために、じっくりと、技の指導と反復練習に取り組みたいと思います。何人の子供達が参加するか判りませんが、私と次男の二人だけでも行いたいと思います。自主トレですから・・・志錬(し-れん) を、あらためて心に刻みたいと思います。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.26

クラブの稽古納め、今年最後の大会も終わりました。これからは、稽古始めの1月8日まで各自でトレーニングをして欲しいと思います。しかし、冬場のトレーニングには、暖かい季節と違った注意点があります。私也に朝のトレーニング前後の寒さ対策をまとめてみました。まず、トレーニングを開始する、30分前には起床して、トレーニングする体に目覚めさせましょう。また、空腹のまま、行うのは、避けましょう。軽く菓子パン、果物、スポーツゼリー(ウイダーinゼリーなど)、アイソトニック飲料などを口にしましょう。おい 軽くだぞ服装ですが、手袋とちょっと厚手の靴下。耳まで覆われるニット帽は、必須アイテムです。風を通しにくい上下のウインドブレーカーウェアを着用すると良いでしょう。最近では、ネックウォーマーと言うアイテムもあります。まずは、暖かい格好で開始させ、徐々に体が温まって来たらインナーを簡単に脱げるようにしておくと便利です。冬だから汗をかきにくいからと言って油断禁物。タオルを必ず用意して、汗をキチンと拭かないと風邪をひいてしまいます。下着にドライ技術の優れたものを着用すると良いですよ。そして、トレーニング後ですが、手洗いうがいをキッチリとして汗の処理をして下さい。シャワーは、体が冷える可能性があるので注意して下さい。ぬるい温度のお風呂に入ることがお勧めです。そして、炭水化物、タンパク質、ミネラル、ビタミンなどがキッチリと含まれたおいしい朝ごはんを食べましょう。トレーニング後の食事を抜くことは、絶対に避けましょうここは、たくさん食べて良いぞ~我家では、私の年末年始の休みに合わせて、長男、次男と三人での早朝トレーニングが恒例となっています。今年も、12月29日から1月5日までの8日間6時30分から8時頃まで実施します。合同自主トレとしますので、希望者は、「跳び縄」を持参して集合して下さい。雨などの悪天候の時は、中止です。トレーニングも、みんなでやると楽しいよよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.25

クラブは、一昨日が稽古納めでした。しかし、今日は、隣県で開催されたスポーツ少年団親善大会に参加しました。選手編成は、5人制で、10名までが登録可能。配列は、先鋒、次鋒が、小学4年生。中堅、副将、大将が5年生となります。学年落ちも可能ですが、学年順、体重順の優先順位で並べられます。参加団体は、全部で8団体。しかし、どの団体も所在県を代表する強豪ばかりです。私達のクラブだけが、場違いの様な大会でもありました。“身の程知らず”とも言われそうでしたが、私達を推していただいた主催の先生の顔を潰さない為にも、結果を残す必要がありました。結果です。・・・2勝4敗1引き分けの負け越しでした。当日、登録の10名の内、レギュラー1名を含む、2名が体調不良のために欠席でした。急遽、2名の変更登録をして、初戦から、急遽登録した子を大将として起用しました。また、途中、弱気の姿勢を修正できないレギュラーの子を外し、補欠の女の子を入れました。この今回起用した2人ですが、まだまだ、未熟であるために、雑な柔道をしてしまいます。しかし、今日の強豪団体との戦いを通して、明らかに成長したと思います。怪我や体調不良で、レギュラーが休んでいる間に起用された補欠の素質が開花して、ポイントゲッターに化けることは、現実的にあることです。ある程度、来年度のレギュラーを固定化して鍛えようと考えておりましたが、今日の大会を通して、まだまだ、固定化などできないと実感しました。私の嬉しい誤算ですまた、元々のレギュラーでは、先鋒、次鋒、中堅の安定感は高まっていると思います。何とか、各々の課題を克服して安定感を高めて欲しいと思います。ここは、さらにランクアップできるように、厳しく接して行きます。もう一つ、実感したのが、稽古不足と精神力の弱さです。クラブの強化稽古は、HORY塾を加えても、5時間程度しかありません。この短い時間で、心技体の全てを高めることは、至難の技です。柔道の三要素(心技体)を鍛えるためには、やはり柔道の三要素(子親師)で取り組む必要があります。日頃から甘やかさない。稽古を休まずに集中して取り組む。稽古不足を補う意味での自主トレを行なう。などなど、、、今日の大会を体調不良で欠席してしまあった子。精神的な弱さを露呈してしまった子の復活も期待します私だけではなく、引率したjunko先生、みやぞう先生もそれぞれに新たなる課題が見えてきました。また、選手以外の子供達は、別道場で併開された合同稽古に参加しました。今日は、正しく、私達へのサンタさんからのプレゼントでした。痛風のサンタさん、ありがとうございました。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.24

自己観照 じこ-かんしょう「これまでの自分にこだわり過ぎず、常にあるべき姿との対比で、自分自身を見つめ直す。」就寝前の長男とは、「今日の調子はどうだった?」が挨拶代わりになっています。そして、その答えの五割が「普通」。 四割が「調子が悪かった」。 残り一割が「調子良かった。」です。ほとんどの日が顔色が冴えません。完全なるマイナス思考の典型です。その原因は何か・・・長男は、調子が良い日を基準にしてしまっています。私も柔道経験者です。確かに自分でも信じられない位に体が動き、技が冴えまくる日もあります。しかし、そんな日は、凡人である私にとっては稀でした。そんな稀な状態を基準にしたら、残された殆どの日が調子が悪いことになってしまいます。考え方なのです。全体の四割である調子の悪い日を普通と捉えてみたら、気持ち的に余裕が生まれます。これまで、普通と捉えて来た五割が調子が良く思えます。さらに一割の調子の良い日は、正に絶好調となります。過去の成功体験を引き摺り過ぎてしまうと、逆に成長を阻害してしまうことは少なくありません。常に今の自分を見つめ直して、今の自分にとってのベストの道を選択することが大切なのです。また、親や指導者にとっては、過去に囚われて迷っている子供達を正しい方向に導いてあげることが大きな役割であるとも思っています。「自己観照」は、一般的な四字熟語ではありません。松下電器の創業者である松下幸之助氏が提唱した言葉として知られております。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.23

クラブの稽古としては、今日が年内最後でした。少年部は、いつもの土曜日の稽古と同じように午後5時30分より開始しましたが、途中、各自が持参した雑巾を持って、一年間、お世話になった道場の掃除をしました。みんなにとって、今年一年、どの様な柔道だったでしょうか年の始めに掲げた目標を達成することが出来たでしょうか達成できた子は、何故、達成できたのでしょうか残念ながら達成できなかった子は、何故、達成できなかったのでしょうか結果には、必ず原因があります。その原因をハッキリさせることで、来年の目標が見えて来ます。逆にハッキリできないと、トンチンカンな目標になってしまいます。是非とも、お父さん、お母さんと話し合って、今年の反省と来年の目標を決めましょう私としては、子供達に「挨拶」「大きな声」「チームワーク」を課題として与えて取り組んで来ました。結果は、「挨拶」が90点。「大きな声」が、70点。チームワークが、60点くらいだったと思います。来年は、全部100点が採れるように頑張りたいと思います。そして、クラブの稽古は、終わりましたが、今年は、まだ9日間も残されています。24日のクリスマスイブにビッグイベントに参加する子達もいます。年明けの稽古初めは、1月8日の火曜日です。それまで、個人で出稽古を計画している子達。自主トレを検討している子達もいるでしょうまた、春に中学への進学を控えた子達にとっては、貴重な期間になると思います。みんな頑張ろう・・・勉強もなよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.22

柔道の三要素と言えば、「心」「技」「体」です。その三要素がバランス良く、時として補い合いながら柔道が築かれます。どの要素も鍛え上げるのは容易なものでありません。特に「技」づくりに関しては、せっかく上手になっても、意識した稽古をしていないと、直ぐに忘れておかしくなってしまいます。また、課題をあれも、これもと取り組むことで、頭の中も、体の動きもバラバラになってしまう子もいます。課題を整理して、優先順位をつけて取り組むことが大切です。私が、優先的に取り組んで欲しいと思っているのが「崩しを意識した打ち込み」です。また、場が制約されやすいのも、「技」づくりであると思います。勿論、道場でないところで、練習することが出来ない訳ではありませんが、出来れば、指導者とマンツーマンに近い形で確認し合う環境が欲しいところです。しかし、今の私の状況だと難しい面があります。私は、稽古全体の運営を司る関係上、私が一部の子に掛かり切りになると稽古が滞ってしまいます。結局、子供達全員へ共通性の高い指導になってしまう傾向にあります。今日も、何人かの子供達から、技を教えて欲しいと言われましたが、やはり時間が足りないと言うのが本音です。明日のHORY塾にも、何とか顔を出して指導できればと思っています。また、年末年始の合同自主トレでも、技の指導を取り入れてみようと思います。道場ではない「技」づくりのノウハウを存分に発揮してみようと思います。それと、年始に道場を借りてオヤジ柔道でもしようかな~とにかく、いろいろと企画を考えて行きたいと思います。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.21

練習試合を行う上で、指導者の立場として、二つの考え方があります。公式試合を想定した練習試合。これは、公式試合に可能な限り環境を近づけた疑似体験の場として行います。当然、審判の判定は、平等でなければなりません。対して、鍛錬としての練習試合。ここでは、子供達個々の心技体の状態を見極めて、厳しい条件を与えたり、多少、甘くしたりもします。例えば、審判の裁量で自信過剰気味な子には、厳しい判定をして戒めたり、不調で自信を失い掛けている子に甘い判定をして自信を付けさせる時もあります。また、明らかなハンデを与える時もあります。一人が、複数の相手と連続して戦うのは、その代表的な方法です。その他、使う技を限定させて戦わせたりする方法などもあります。クラブにおいても、練習試合を定期的に行います。選手選考試合や月例試合は、公式試合を意識したものであり、その他は、鍛錬を意識したものであるケースが多いと思います。ここをご理解されないまま見学されるご父兄の中には、判定に対して不満を持たれている方もいる様です。しかし、その意図をご理解された上で観戦すると練習試合の奥深さが見えて来ると思います。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.20

私が通勤で利用するJRの駅前では、毎朝、現役市会議員の方達が街頭演説をされてます。だいたい3人の方々なのですが、一人は黄色い派手なジャンパーを羽織って庶民的なノリで人情演説をしてます。もう一人は、スーツをキチンと着た若手の方で、学者的な口調で論理演説をしています。そして、最後の一人。前の二人は、一人で立っているのに対して、3~4人の側近を従えています。(お前は、水戸黄門かっ)また、前の二人が自分自身の口で演説している(当たり前だと思いますが・・・)のに対して、側近が代弁しています。「今日は、○○本人が朝のご挨拶に伺っております。おはようございます。」本人は、かすかな声で会釈しています。当然、自身の口で考えを述べることはありません。考えは、制作費が高そうな印刷物に記載され側近達が配布しています。誰を支持するのかは、各々の考え方でしょうが、私は、ある一人にだけは、投票する気にはなれません。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.19

コテンパンにやられました。フラフラです。昨晩は、群馬県にある桐生工場と薮塚工場の幹部の方々との忘年会でした。ビール派の私に日本酒を継ぎに来る方がいて・・・お決まりの「俺の酒が飲めないのか」に逆らうことも出来ず、、、地元の「赤城山」から始まって、八海山、久保田と続きます。馬鹿な私は、私の地元の浦霞まで注文して応戦してしまい相当、飲んだ様です。朝起きてからも、真っ直ぐ歩けません。そんな中、午前中は、薮塚工場の会議に参加し、午後は、移動して結城工場(茨城県)で会議へ参加。みんなには、「酒くさい」「酒くさい」と罵声を浴び続けます。そして、今晩も、結城工場の幹部の方々との忘年会。「群馬じゃ飲んで、結城じゃ、飲めないの」なんて言われれば、飲まずにはいられず、ついつい、、、今日は、クラブの稽古の日だったけど、みんなは、頑張ってたかな~私は、お酒との戦いに悪戦苦闘です。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.18

昨日は、地域の柔道連盟が主催する大会でした。地域柔道連盟に加盟する道場・クラブは、7つあります。それらに所属する全員の子供達に出場する機会を与えます。よって、事前に組み合わせられた相手と一度だけ対戦する紅白試合となっています。まぁ、成績と言うより地域柔道の一体感を出すことに意義がある大会で、34回目を数えます。勝った子供達全員には、勝利者賞。その中から優秀選手賞が10人選ばれました。でも、チョッと、気になることが・・・優秀選手に選ばれるには、投技で豪快に一本勝ちする必要があるらしいのです。素晴らしい連携で抑え込んだ子供に対して、「抑え込んだってダメだ!立って勝負しろ!」と指導者から出る声。気持ちが解らない訳じゃありませんが、寝技の重要性を教えている私にとっては、「なんだかなー」と思ってしまいました。指示された子供が、意味合いをどの様に理解しているのかチョッと心配です。また、勝利した子達の中にも心配な子達がいます。内容的には、良いものではないのに、実力差があったために勝利してしまった子です。この勝利で自信を持ってくれることは良いことだと思います。しかし、内容の悪さに気づかないまま、勝ったと言う事実だけで課題が疎かにならないかです。合間に技やポイントを教えて欲しいと何人かの子供達が来ました。その課題意識が非常に大切だと思います。「終わり良ければ、全てよし」と言う言葉がありますが、子供達の柔道は、始まったばかりです。今や目先に満足せずに課題を意識して成長し続けて欲しいと願います。その他、中学生や高校生の学校対抗の団体戦がありました。特に小学6年生達は、春から進学予定の中学校が気になっていた様です。中学校団体戦は、男女とも長男の中学が圧勝!(まぁ、参加7校程度のローカル大会ですので・・・)長男は、男子チームにあって、自分だけが決勝で引き分けたので落ち込んでました。まだまだ、だね。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.17

子供達には、「涙」を価値の高いものにして欲しいと願っています。簡単に涙を流して欲しくないのです。涙を流すには、それに伴う何かがあるはずです。・・・今日は、地域の柔道連盟が主催する学徒柔道大会でした。参加することに意義のある大会ですので、全員が紅白に分かれて一試合を戦います。結果、何人かの子供達が涙してました。何故、涙・・・その多くが結果に対しての涙でした。敗れたり、引分けたりして涙する子達。しかし、本当に、涙するに値するものだったのでしょうか油断か奢りがあったのでしょうか。ある子は、普段の稽古で意識を促している“揺さぶり”もしようとせずに、強引な背負投を繰り返すために何度も返されそうになりました。結果、勝てるであろう実力の子と引き分け。・・・涙。稽古を休んでばかりいる子。稽古に参加しても、真剣に取り組もうとしていない子。結果、当然の結果で負け。・・・涙。あえて、厳しい言い方をします。普段の稽古で取り組んでいることを活かそうとしないで、思った結果を得られない様では、涙する価値はないと思います。涙に失礼です。普段、稽古もまともにしていないのに、敗れて涙するのは、どこかおかしいと思います。稽古していないのですから、敗れて当たり前です。涙に失礼です。しかし、涙した以上は、その涙を無駄にして欲しくありません。ここからが、その子達の今後に大きな差がでます。涙することで、反省し、自分を変えられる子。変えようと努力する子。涙をするが、その時だけの涙であって、全く変わろうと努力もしない子。「涙は、心の汗だ!」(←クリックしてみて)と言った歌詞がありました。汗は、確かに努力なくても、暑ければ出ます。しかし、ここでの「汗=涙」とは、努力や志の強さに値するものであるはずです。ホンモノの涙を流せる稽古。試合をしようよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.16

昨日と今日は、缶詰状態での研修です。まぁ、参加の22人が、実際のケースを題材に「ディスカッション」と「ディベート」を用いて、真理を求めて行く様なものですので、基本的には、楽しい研修です。でも、真剣に取り組むからこそ、長時間の研修は辛いです。後半になってくると、正直、思考能力も低下してきます。昨日は、9時に開始して、昼の1時間と、途中、2時間に1度の10分休憩を入れて、夕方5時30分まで行ないました。そして、5時45分から、6時45分までが、一次試験。マーケティング、経営戦略、組織行動。7時から8時までが二次試験。人的資源管理、アカウンティング、ファイナンス。正直、目がチカチカしてました。特に、私の苦手なアカウンティングやファイナンスは、ボロボロでした。でも、今の職務には、非常に大切な部分なだけに、勉強不足を痛感その後、今度は、実務の来期事業計画の予算編成会議が1時間以上続きました。これを考えると、子供達も大変ですよね~学校の勉強の後に、自宅や塾で長時間、勉強している訳だから・・・さぁ~、今日も、9時から夕方6時まで研修です。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.15

子供達の中には、自主トレを勘違いしている子がいます。まず、何のために行うかです。柔道の理想は、道場での稽古によって心技体の能力を高めることだと思います。しかし、現実的には、いつでも道場が使える訳ではありません。また、相手になってくれる仲間や指導してくれる先生が、いつでも集まるとも限りません。そこで自主トレをして道場の稽古で不足している部分を補う訳です。自分の弱点を補う意味もありますね。ここが、補強運動なんて言う由縁でもあります。しかし、自主トレをしていれば、努力しているものだと勘違いしてしまっている子供もいます。まず、大切なのは、道場での稽古です。時間と場所に制限があるだけに、ここを疎かにして欲しくないのです。強化稽古では、一生懸命に取り組んでいるのに、少年部の稽古をいい加減にしていませんかご家庭の都合が悪いのは仕方ありませんが、稽古を休みがちじゃありませんかまず、この道場での稽古を一生懸命、そして休まずに取り組んで欲しいのです。道場での稽古を疎かにして自主トレをしたからと言って努力しているとはなりません。まずは、キッチリと道場での稽古をする。更に自主トレをする。この優先順位を誤らない様にしましょう現在、年末年始の合同自主トレを企画中です。目的は、長期の稽古休みによる「体力低下防止」と仲間と取り組むことで辛いトレーニングも楽しいものですし、何より「チームワーク」が養われることです。何人の子が参加してくれるのか楽しみです。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.14

クラブの現在の強化体制になったのは、実質的には、1年程度。しかし、個人差はあるものの、子供達の吸収力には驚かされます。悩み苦しみながらも、乾いたスポンジの如く、教えたことを身に付けています。問題点もあります。急激にレベルアップしていることで、裏づけとなる時間が少ないと言うことです。やはり、高まったとは言え、短期間で築かれたものは、もろいところがあります。同じレベルでも、5年掛けて築いたものと、1年で築いたものとでは、明らかに質が異なります。例えば、強豪道場ならば、当たり前のメニューである「三人打ち込み」クラブでは、強化練習の中でも取り組んでいません。今の子供達の技の安定感で、三人打ち込みの様な負荷を掛けたら・・・。せっかく、ここまでにした技が崩れてしまいます。1年程度で築いた技では、まだまだ、安定感がないのです。そこで、HORY先生とも話し合って、まずは、持ち上げ打ち込みで、付加を少ない状態からスタートさせることにしました。今後、順次、取り入れて行って、春頃には、三人打ち込みが出来るくらいに出来たらと思います。まだまだ、発展途中。焦って高い技術に取り組むよりも、少しずつ、でも確実に、ステップアップして行けたらと思います。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.13

月曜日は、兵庫の尼崎にある工場の幹部の方々と忘年会でした。今晩は、本社営業の何人かの方々の忘年会です。来週は、月曜日に群馬で太田と桐生の工場幹部の方々との忘年会。翌日の火曜日は、茨城の結城工場の幹部の方々との忘年会。またまた、続いて水曜日は、営業時代の取引先との忘年会。翌週、月曜日は、業界の会合の後に忘年会。火曜日は、職場での忘年会。忘年会・・・忘年会・・・忘年会・・・確かに、これだけ、酒を飲めば、忘れます。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.12

私は、仕事の関係から時間の早い少年部の稽古には、土曜日しか参加できません。しかし、今日は、仕事が早く片付いたため、少年部の稽古から参加しました。従来、少年部の稽古は、遊びの延長的なものでした。しかし、オヤビン先生やjunko先生達がゆっくりと、でも、確実に変えようとされています。これまでは、1年生も居れば、6年生も居る。初心者も居れば、県上位にくい込む様な子も居る中で、80人の子供達に対して同じ稽古メニューでした。結局は、レベルの低い方に内容を合わせざるを得なくなってしまい、遊び感覚になっていたのだと思います。しかし、少年部の良さは、勝ちにだけこだわるのではなく、純粋に柔道に親しんでもらい、柔道を楽しんでもらう入口としては、非常に大切な機会です。ただ、厳しければ良いと言うものではいけないのだと思います。結局は、そのバランスが難しいのですね。最近は、メニューによって、学年と技量で上級者、中級者、初心者のクラスに分けています。昨日、私は上級者クラスを受け持ちました。強化稽古に参加している4年生~6年生達です。普段、強化稽古では、時間がなくて教えることが出来ないような技の指導をしました。しかし、相変わらず、説明を頭を使って聞かない子が何人かいます。自分は、強いので関係ないと上の空の子までいます。日曜日にNHK BS2で放映された「くやしかったら、強くなれ!」に登場する子供達の様な、「強くなりたい」そのために「技を身につけたい」と眼を輝かせて稽古に励むひたむきさが、クラブの子達には欠けていると実感します。クラブの稽古改革が進んでいます。子供達の意識改革も少しずつ、進むと信じたいと想います。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.11

今日の四字熟語心機一転 しんき-いってんあることをきっかけとして、気持ちがすっかり変わること。またそのようにさせること。仕事で、初めて私が直属の部下を持ったのは、もう15年も前のことです。彼は、高校を卒業して、1年間フリーターをして私の会社へ入社しました。素直で良い子だったのですが、甘やかされて育ったのでしょう。仕事に対して、簡単に妥協してしまうのです。責任感も欠けていたとも思えました。頑張れば、受注できる様な案件でも、簡単に諦めてしまうのです。彼から受注できなかったと報告を受けた案件を後フォローして、何件、受注したか判りません。何度も同行して教えてあげたりもしましたが、一向に変わる兆しはありませんでした。ある日、大型案件に関しての代理店との協議がありました。正直、政治的な背景があって、私の会社には、分が悪かった。私が担当しても、受注する確率は、1%もないとの結論でした。ならばと思い、代理店と協議して、経験を積ませるために担当を彼にすることにしました。ところが、その後に情勢が変わり、私の会社に有利な環境になったのです。しかし、ここは、我慢して、担当を彼で継続させることにしました。私は、彼に気付かれることなく、影でのフォローに徹したのです。結果、その大型案件を受注することが出来たのです。そして、彼は、突貫であった、その大型案件を周囲の協力を受けつつも、見事に完納させたのです。現在、重要な案件は、彼以外に任せる者がいないとまで社内で言われています。何故なら、彼は、社内で最も、妥協を許さずに案件を追う責任感の強い営業マンだからです。彼を、“心機一転”させたのは、経験でした。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.10

今日は、近隣地区高校が主催する大会に出場しました。参加が、7団体と決して大きな大会ではありませんでしたが、県下トップ道場とそれに追従する強豪道場。そして、隣県からの強豪道場の参加ありと非常にレベルの高い大会となりました。結果、個人は、2位1、3位6と入賞はいくつかありましたが、優勝は叶いませんでした。内容的には、次につながる良い試合をした子あり。相変わらず次につなぎ様がない子ありと評価し難いものでした。団体戦は、この強豪道場の子供達を相手に来年度の学年落ちメンバーで挑みました。さらに、レギュラー一人を風邪で欠く厳しい展開です。と言うより、最初から厳しいのを覚悟して挑んだオーダーです。各々が、なんとか、次につなげがる何かを持ち帰って欲しい想いでした。予選リーグ一試合目。県下トップ道場に5・4・5・5・5年のマルちゃんを意識したオーダーで挑みました。結果は、0-5の完封負け。しかし、先鋒、中堅、大将は、普段の稽古の成果を精一杯に発揮し評価できるものでした。対して、次鋒、副将が奮いません。簡単に勝負を諦めてしまいます。二試合目。隣県の強豪道場に4・4・5・5・5年の全少を意識したオーダーで挑みました。先鋒は、予想外の反則勝ち。次鋒、中堅は、良い試合をしましたが引き分け。特に次鋒は、一試合目の不甲斐なさを立て直して来ました。しかし、副将は相変わらず、勝利への執念が足りないまま簡単に敗れました。1-1の同点で大将戦。ここで大将が最高の返しを見せます。本音は、自らの技で勝利を狙って欲しいところですが、今日のところは、内容より勝利を評価してあげたいと思います。これで決勝トーナメント進出です。そして、次の戦いは、特に副将に取っては、大きな意味がある戦いです。奮わない試合内容に、選手交代も手段ではあります。しかし、私也の賭けです。弱気な自分との戦いに勝ってくれるとの想いから続投させました。団体戦の結果は、0-3で敗れました。3位です。そして、注目の副将は、敗れました。しかし、見ている誰もが認めるような勝利への執念が強く感じられる戦いをしました。自分の弱気に勝った証しです。最高でした。結果的に団体戦に出場した選手全員が、普段の稽古の成果を存分に出してくれたことになります。勝負は、勝ってこそ意義があると言う見方もあります。しかし、負け惜しみでも何でもない。明らかに敗れましたが、意義のある勝負でした。今年、全国を決めた時も確かに嬉しかった。しかし、今日の試合は、それ以上の感動を私にもたらしてくれました。こいつらと、全国へ挑み、暴れたいと、熱く想いました。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.09

柔道ワールドグランプリが昨日から開幕しました。以下、大会紹介。「嘉納治五郎杯 東京国際柔道大会 2007ワールドグランプリ」は古くて新しい大会である。男子柔道の強さの系譜とも言える「嘉納治五郎杯国際柔道大会」、そして谷亮子選手が前人未到の11連覇を成し遂げた「福岡国際女子柔道選手権大会」。この二つがひとつとなり、「嘉納治五郎杯 東京国際柔道大会 2007ワールドグランプリ」は、日本で唯一の男女同時開催の国際大会として東京で開催される。数々の名勝負とドラマを受け継ぎながら、柔道は今、新時代へ羽ばたく!「嘉納治五郎杯国際柔道大会」。現在の柔道の礎を築いた、講道館柔道の創始者嘉納治五郎師範を偲び、1978年より開催されてきたこの大会は、世界をめざす若手の登竜門とも言え、日本の金メダリストたちの多くが、この大会から世界へと飛躍していった。一方、1983年に開催されて以来、福岡の年末の風物詩となっていた「福岡国際女子柔道選手権大会」。世界のトップと戦える舞台として日本女子柔道を躍進させ、2005年には全階級制覇を成し遂げ、その実力を世界に知らしめた大会として歴史にその名が刻まれている。この二つの大会の真髄を昇華させた『嘉納治五郎杯 東京国際大会2007ワールドグランプリ』。記念すべき第一回は、北京オリンピックの選考大会でもあり、俄然注目される。 低迷が続く日本柔道ではありますが、出場する選手の皆さんには、是非とも、この大会を復活、あるいは、躍進のチャンスにしていただき、北京オリンピックの切符と共に金メダルを獲得して欲しいと期待します。皆さんも応援しましょうよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.08

志 錬天才は、1%の才能と99%の努力から成る。偉大なる発明家トーマスエジソン(Thomas Alva Edison 1847年-1931年)の言葉である。そのまま解釈すると、持って生まれた才能など、天才にとっては、1%の要因でしかない。残りの99%は、努力によって培われる。事実、この言葉に励まされた者は、少なくない。しかし、この言葉の真意は異なることはあまり知られていない。取材をした記者が努力を美徳とする解釈に置き換えて発表した言われている。エジソン、曰く、「1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄である。」との発言が真意。エジソンは、竹のフィラメントを発明する際、1万回失敗しても挫折せずに努力し続けたと言う。彼を支えたものは何であったか。・・・自身の「ひらめき」に裏付けられた確信。私は、それを信念と置き換えたい。「信念があれば、如何なる努力も苦にならない」「信念のない努力は、努力の様な幻覚でしかない。」信念とは、自身の意識のより深いところから湧き出でるもの。如何に自身で意識して、信念となり得る目的を築けるか。ここに天才の道が拓けるのではなかろうか。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.07

稽古がある日は、定時で仕事を終わらせて、トットと退社します。誰ですか「ガツの仕事は楽でいいな~♪」なんて言っているのは 正直、私の仕事だって暇ではありません。周囲の眼だって気になります。結果、稽古のない日に集中して業務をこなします。稽古のなかった昨日も深夜まで残業となりました。既に終電もなくなってましたのでホテル泊まりです。でも、昨日に限って、いつものホテルに空室がありませんでした。そこでカプセルホテルに泊まりました。カプセルホテルと言うと狭苦しく、うるさく、空調が悪くて安眠出来ないイメージがあります。確かにそうなんですが・・・でも、良いところもあります。お風呂です。今朝は、出社前に「薬草」、「ジェット」、そして「サウナ」などのお風呂に浸かって来ました。久し振りに大きなお風呂に入ってリフレッシュできました。さーっ気合を入れて頑張ろうっとよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.06

いよいよ、冷え込んで来ましたね。吐く息も白くなり始めました。この頃になると、ムズムズしたり、やたら窓の外の遠くを見てる人がいます。そうです。スキーヤー、ボーダーの皆さんですね。私は、もう、ボードは、約7年、スキーにいたっては、10年以上やってません。今の地に越すまでは、一番近いスキー場までは、車で30分程度でしたので気軽に滑りに行けたのですがねー。でも、柔道選手には、スキーはお薦めです。下半身を中心に左右をバランス良く鍛えることができますよ。但し、無理をして足を骨折してしまう人もいますので、ご注意を「冬場の自主トレは、スキーで!」と言うのも面白いと思いますよ。画像は、私の素晴らしい滑りですすいません!ウソです。私のレベルですが・・・何とか転ばないで中級者コースを滑り降りる程度です。贔屓目に見て中の下ですね。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.05

志 錬物事には、一線と言うものがある。枠に嵌り過ぎたよりも、多少、枠を外れた方が個性的で魅力的なものである。しかし、その枠の外にある一線を逸脱してしまうと、個性的ではなく、利己的なものとなる。場合によっては、その行為は、秩序を大きく乱し、周囲に多大な損害を被らせてしまう。多発する不祥事。事の発端は、一線の域を勝手な自己解釈によって、見誤ってしまう判断力の麻痺に他ならない。人は、一人では生きて行けない。 人と人の間には、「絆」がある。眼を背けてはならない。 口を閉ざしてはならない。 躊躇ってはならない。ましてや、同調したり、煽り立てるなどは・・・今の自分は、どこにいる。となりのあいつはどこにいる。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.04

数ヶ月前に初段に合格していましたが、黒帯を締めようとしなかった長男。怪我で道衣を着ることもなくトレーニングに取り組んでいた時期に不自由な口で話し掛けて来ました。「復帰したら、黒帯を締めても良いかな?」まだ、相応しくないと言って締めようとしなかった長男が、何故、その様な心境になったのか・・・「おまえが締めたいと思うなら良いんじゃないのか?」私からは、敢えて理由を聞きませんでした。その後、注文していた黒帯が先日、届きました。刺繍は、ミズノのランバードマークと同じ金文字でフルネームを入れました。まぁ、フルネームって言っても、3文字だけどね。地味な長男らしく、名前以外に何も入れていません。怪我を境に外面。そして内面も良い方に生まれ変わって欲しいと思います。※画像は、私の現役時代の黒帯です。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.03

長男が顎の歯槽骨折から2ヶ月を経過したことで、ほぼ、稽古に完全復帰しました。とは言え、心配が全くない訳ではありません。乱取時の接触による衝撃は当然のことながら、何より寝技の締技は心配です。その予防策として「マウスピース」を装着して稽古しています。マウスピースとは、一般的には、上顎の歯牙と歯茎全体に樹脂製のカバーを被せることで、歯牙と歯茎を一体化させて、衝撃を緩和させるものです。勿論、歯槽骨の骨折なども予防してくれます。ボクシング選手などが、口の中に入れている白い“Uの字”のあれです。打撃系の格闘技の選手にとっては、必需品です。実は、私も現役時代に入れていたことがありました。私の場合は、顎がズレでしまい噛み合わせが悪くなって、力が入らなくなりました。そのズレをマウスピースで調整していました。顎の噛み合わせと、パワーの発揮は、大きな関係があります。噛み合わせが悪いと、持ったパワーを存分に発揮できないばかりか、体全体のバランスを崩すことにもなると言われてます。一流アスリートの多くは、定期的に歯科医に言って歯をメンテナンスしていると聞きます。野球の王貞治氏は、現役時代、バッティングによる歯への衝撃で歯が痛んでいたと聞いたことがあります。マウスピースは、その様な噛み合わせによる衝撃を緩和させ、歯を守る役目もあります。さて、最近のマウスピースを購入する際に調べてみて、ちょとビックリしました。私のころは、白が一般的でした。私は、ちょとカッコをつけて、青にしてましたけど・・・なんと、材質の異なった3ピース構造になっていたり、メッセージが書いてあったり、カラフルなデザインがされていたりするものもあるんです。こんなところまで、こだわる時代になってきたんですね~。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.02

志 錬師走となった。時期としては差異が生じるものの新年度を迎えるうえでも重要な時とも言える。クラブを牽引して来た最上級生達も残すところ数ヶ月で中学柔道に進むこととなる。小学生のそれとは、大きく異なることから戸惑いや迷いも生じるかもしれぬ。基本に忠実ながらも。少しでも、その備えをして進んで欲しい。また、次なる世代の者達にとっても、予断を許さない。門出とも言える戦いは、今年度内に開催される。この大一番に向けて今から、備える必要があるのも言うまでもない。それは、技であり、体であり、それより増して、心の備え。稽古後に「意識」について話した。何を意識するかの問いに対して、個々の部分的な注意点を口にする。確かに間違いではない。しかし、それらを含めて包括的に意識する何かがある。「自ら何をすることが最善なのかを考えて、自ら動く」今日のトレーニングの最後の締めを任せてみようとリーダーを募った。挙手したのは、一人のみ。後から挙手した者を加えて数人。この者達が、これからのクラブを牽引して行ってくれるのであろう。最初に挙手した者は、リーダーとして見事に締めて見せてくれた。これからの皆に、期待感が高まった。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.12.01
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