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全国小学生学年別柔道大会の支部予選が開催されました。結果ですが、決勝に進出することで獲得できる16枠。10団体で争われた結果、7枠を獲得することができました。小学5年生男子 軽量級 決勝戦巧みに先手、先手で背負投を仕掛ける相手を捕まえることが出来ずに終ってしまいました。何度も背負投でつぶれる相手の背中を取っているのに寝技の攻めが中途半端でした。準決勝で帯取返(ネルソン)で見事に強敵を退けていただけに・・・。内容的には、全く危なげないものだっただけに、相手の術中にハマった残念な準優勝でした。小学5年生男子 重量級 決勝戦ん~、、、これは、実力差がありました。力だけではない、崩しを意識した技で投げられ一本を取られてしまいました。まだまだ、精進の準優勝でした。もっと、頑張んないとな小学5年生女子 軽量級 決勝戦全く危なげない余裕の勝利でした。県の上位を目指して欲しい実力(潜在含む)だけに支部予選の優勝程度で喜んで欲しくありません。自分の選んだスタイルを信じて、県大会での優勝を目指して欲しいと思います。小学5年生女子 重量級 決勝戦ほんとうに、成長著しいと言う感じです。そして、まだまだ、荒削り。体落と大内刈からスタートして、現在は、大外刈と払腰にも取り組んでます。ゆくゆくは、体落、内股、大外刈を柱とした柔道に導いてあげたいと思っています。県大会でも、1つでも多く勝ち進んで欲しいと思います。さて、役者揃いの5年生に比べると、層が薄いのが6年生です。それでも、勝つべき子がキチンと勝利していました。小学6年生男子 軽量級 決勝戦同門対決でした。二人は、県の実力者達とも熱戦を繰り広げるまでの実力になってきたと思います。是非、上位進出だけではなく優勝を狙ってもらいましょう小学6年生女子軽量級 決勝戦一生懸命に少年クラブの女の子達を中心にまとめてくれています。私としては、最も信頼している子です。だからこそ、勝たせてあげたかった。今日、最も嬉しかった優勝でした。ただし、これからは、もっと、巾の広い柔道を覚えて行かないとな以上が、決勝戦に進出した子達の戦いの感想です。みんなには、県大会での活躍を是非とも期待します。そのためには、今日の試合で得た課題は何だったのかをハッキリとさせて意識して下さい。そして、これからの稽古に活かしましょうよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.30

日が暮れて、辺りが暗くなる。そして、最も暗い夜こそが、「夜明け前」・・・。つまり、これから日の出に向けて明るくなる直前が最も暗い。辛い、苦しいと思う時。実は、その時こそ夜明け前なのである。直ぐそこに、夜明けが来ており、清清しい朝日を拝めるのに、暗闇の中で、辛さや苦しさに負けて諦めてしまったら・・・。今、自分の将来のために、付け焼刃の柔道を捨てて、基本柔道を得ようと足掻いている者がいる。ここで、諦めて、また、付け焼刃の柔道に戻ってしまえば、今は勝てるかもしれない。しかし、将来を見据えた強さを得ることは出来ない。辛いか 苦しいかでも、今を頑張れ!なぜなら、今が、夜明け前なのだから・・・実は、この「夜明け前」ですが、何年か前のテレビドラマ「教師びんびん物語」で田原俊彦扮する主人公、徳川龍之介の決めセリフでもありました。つまり、パクリです。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.29

志 錬相対する中で悩む者がいる。強くなりたい。強くなりたいから努力する。努力しているのに試合で勝てない…。しかし、努力しているのに進歩がないなどあり得るであろうか。努力している以上、必ず進歩が伴うものだと私は思う。結果に現れる差。これを運動能力の素質で片付けてはならない。“努力”正直、あまり好きな言葉ではない。何故なら、この言葉は、逃げ的な用い方をされるように思えるからである。努力と言う言葉を使うことで、行為を美化してしまう様に思えるからである。場合によっては、努力と言う言葉で自分自身を讃えることで殻に閉じこもってしまう者もいる。「こんなに努力しているのに何故、勝てないのだろうか…。」ここで自分の過ちを気づけば良いのだが、結果に現れない原因を指導者や親などの他人の責任にしてしまっては、完全に殻に閉じこもってしまい、解決の糸口まで失ってしまう。・・・行き詰まる子の多くは、目的とは外れた無駄な努力をしている。腕立伏100回。小学生にとっては、大変な努力である。しかし、ほとんど腕を曲げない腕立伏100回が努力と言えるだろうか。スピード打ち込み100回。しかし、得意技にすべきはずの背負投ではなく、楽な小内刈の打ち込みで場を繕うことが努力と言えるだろうか。しかし、本人は、努力したと錯覚している。同じ100回でも、腕立伏で腕を曲げて取り組んだ者、得意技を習得しようと徹底してスピード打ち込みをした者との成果差は明らか。強くなりたいから努力する。この子に本物の努力とは何かを悟らせねば、今日も無駄な努力で納得し、結果が伴わない自分にジレンマを抱いてしまう。早く気づかせて、“ジレンマ”から抜け出させて上げたい。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.28
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稽古には、一人で出来ることと、一人では出来ないことがあります。道場の稽古、特に時間が限られている稽古では、せっかく仲間がいるので、一人では出来ないメニューを最優先で行なうべきだと考えてます。逆に自主トレは、一人や少人数で行なうものです。一人で行なっても効果的なメニューを考えて行なうのが望ましいと思います。今回は、お奨めの技術的な一人トレーニング方法を紹介します。スポーツショップで販売されている「トレーニングチューブ」を使います。お勧めは、細い円形ひもタイプじゃなくて、自転車チューブのような楕円タイプです。自転車のチューブでも良いけど、引っ張るのがキツイのでお勧めしません。まずは、力を強くするトレーニングじゃないので、無理をせずに弱めのものが良いと思います。→チューブは長いかもしれないので、ちょうど良い長さに切って・・・両端をもって、真ん中を踏込足(右組なら右足、左組なら左足)で踏んづけて・・・軸足(右組なら左足、左組なら右足)は、後ろに下げて、肩幅より足を広げて・・・イメージです。踏み込み足のわきに大きな大根が生えています。その大根には、大きな葉っぱが2本。その葉っぱを右手と左手で持って、体の体重移動を使って引き抜きます!大根の方に向かって、軽く押して~踏み込み足をつっかえ棒にして一気に引き抜く!ポイントは、1)踏み込み足から軸足への体重移動・・・手だけで引くんじゃなくて、体を使うこと!2)釣手の使い方・・・相手を斜め前に引き上げる感じ。ヒジが上がってダメ!3)引手の使い方・・・相手を斜め前に引き出す感じ。ヒジを体につけちゃダメ!このチューブ打ち込みと一人打ち込みを、毎日、50回づつ、合計100回行なうことをお奨めします!よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.27

志 錬柔道が初めてオリンピックの正式種目となった東京オリンピック。当時、私は1歳。覚えている訳がないのだが、自宅に東京オリンピック総集の分厚い本があり、何故か物心ついた時に、その本を良く見ていた。柔道の頁は、猪熊先生、岡野先生、中谷先生の雄姿と地元の英雄、神永先生の敗北した姿が印象的だった。憧れと悔しさ・・・私にとって、柔道の原点が、この本であったことは間違いない。その他、私にとっては、常にいくつかの本が傍らにあった。先般、偶然にも中学時代に見ていた本の内容を再確認する機会があった。その本は、岡野功先生の書かれた豆本(KKベストセラーズ発行 「剛力をねじふす 柔道チャンピオン」)だった。岡野先生といえば、東京オリンピック中量級優勝に止まらず、中量級の体格でありながら、無差別で争われる全日本選手権で2度、優勝されている「柔よく剛を制す」を体現された方である。その本は、紙質が悪く、小さいために技術解説部分は、見易いとは言えなかった。しかし、その合間にあるエピソードを交えた訓示などは非常に引きつけられるものがあり、精神的にも大変支えられた。今回、改めて見返してみて色褪せることなく、むしろ新鮮とも言えるものだったことに岡野先生の凄さを再認識した。自分自身を見つめ直す意味でも、先生の「八つの必勝法」を何度かに分けて見つめ直し綴ってみたいと思う。つづく 其のニ》よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2007.04.26
指導者に教えてもらうだけの受身だけではなく、指導者の活用方法も考えてみましょう。私の尊敬する柏崎先生(国際武道大)がおっしゃるには、「指導者は、教えるのが好きだから指導者になる」のだそうです。・・・図星です。しかし、指導者にも様々なタイプがいます。担ぎ技を教えるのが得意な先生。寝技を教えるのが得意な先生。小さな子を教えるのが得意な先生。高度なテクニックを教えるのが得意な先生。怖い先生、やさしい先生。多くを教えない先生(考えさせる)。丁寧に教えてくれる先生。・・・私は、求められない限り、あまり教えないタイプです。教えてもらおうとする意欲のない子に無理に教えても逆効果ですから・・・。逆に求められれば、徹底的に教えます!鉄は熱いうちに打てです!また、出稽古に来てくれた子や、他の道場と掛け持ちしていたり、他の指導者の柔道をメインにしている子には、「こんな、方法もあるよ!」程度に止め多くを指導しません。これは、何も私をメインにしてくれないからと言って意地悪をしているのではなく、その子のためだと思っているからです。私は、強くなりたい気持ちから、個人で他の道場に出稽古に行くのは賛成です。また、他の道場から個人で出稽古に来ていただくのも大歓迎です。(重複登録をして、複数の道場から試合に出場するのは、ダメですよ!)しかし、他の道場で如何なる指導を受けているのか判らない状況で、私が教えてしまったら・・・。もしかしたら、全く逆の指導をしてしまうかもしれません。また、一生懸命に教えても、全く逆の指導をされてしまう可能性だってあります。こんなことになれば、当事者である子の頭の中は、パニックです。そこで、提案です。強くなりたいと思う素質のひとつに、“素直さ”があります。強くなりたいのであれば、素直に指導者のアドバイスを聞きましょうしかし、様々な指導者のアドバイスを聞いてしまうと、先に話したとおり混乱してしまいます。そこで、どの様な柔道スタイルを目指して、現在、どの位置にあるのかを、指導者と子供達(場合によっても父兄)は、日々、コニュニケーションを取って確認し合うことは欠かせないと思います。私は、道場での会話、携帯電話のEメールなんかを活用しています。
2007.04.25
志 錬長男の性格は、私に似ている。だから、彼の気持ちが良く分かる。しかし、分かるから、言い過ぎてしまう。流石に中学2年生にもなると、良くも悪くも自分也の考えを持ち始める。私からの指摘も判っていながらも、煩わしいのだろう。判るところでもある。ここ最近、特に素直さに欠けて来た。特に妻からの小言には苛立ちを隠せなかった様で不適切な言動をしていたとは聞いていた。そして私に対しても・・・。腹立たしかった私は、感情のままに怒鳴った。しかし、頭ごなしに問題指摘しても逆効果。少し時間を置いた。また、ある意味で、大人になったのだと笑みもでた。昨晩、向かい合って話しをした。「俺は、お前の素直なところが自慢だ。自慢の息子なんだ。」「自分の意見を持つことは大切。しかし、意見することと、反抗することは違う」「判るか?」今朝、部活のことを自分から話して来た長男。楽しい食卓となった。
2007.04.24

電車で、一緒になった高校生達。会話から、どうやら、剣道をしているらしい。その高校生達がこんな話してました。「先生がさ~、試合で負けるより、勝つ方が得るものが多いから、絶対に勝てと言ってたけど、どう思う?」「確かに負けるより、勝った方が良いけど、得るものは、負けた方が多いんじゃないかな~?」みなさんは、どう思いますか私は、勝とうが、負けようが得るものは、同じくらいあると思います。私にとっての得るものとは、成長するための課題です。経験した試合を通して、さらに強くなるためには、どうすれば良いのかに気づいて、その課題を克服する努力をすることが大切だと思っています。高校生が「負けた方が得るものが多い」と言ったのは、勝った時よりも課題が見えやすいからだと思います。でも、一流選手ともなれば、試合で勝っても有頂天にならずに、キチンと課題を見つけています。課題を見つけることは、強くなるために必要なことなのです。因みに、先の高校生達は、私と同じ駅で下車しました。非常にだらしない態度で周囲の印象は良くありませんでした。どう言うことか…。彼らのために「剣道は、礼儀正しくない」「下車した地域の子は、礼儀正しくない」と感じる人達も居ると言うことです。現在、少年クラブでは、挨拶を徹底して指導しています。しかし、それ以前の子供達。例えば、中学生は、挨拶が出来ません。私自身、一度も挨拶してもらったことのない中学生もいるくらいです。これを見て、一般の方々や他の道場の方々は、どのように感じるでしょうみんなは、柔道あるいは、少年クラブの看板を背負っています。恥ずかし態度を取って、柔道や少年クラブが笑われないようにしましょーこれも課題だなよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.23

昨晩、少年クラブに所属する子供のお父さん限定の懇親会「オヤジ会」が開催されました。また、ゲストとして指導者数人にも加わっていただきました。懇親会では、今後の少年クラブを、より良い方向に導くにはどうすべきか活発な意見交換がされていたと思います三角形をイメージすると、頂点が、子供達。底辺の両側の点が父兄達と指導者達です。あくまでも主役は、子供達。その子供達を支えるためには「父兄達は父兄達としての役割」「指導者達は指導者達としての役割」が求められます。頂点を支える2点がなければ、三角形は成立しません。ポイントは、「達」特定の子供でもなければ、特定の父兄でもなく、特定の指導者でもない。それぞれの立場で、それぞれが結束して、目標を達成しなければなりません指導陣としては、指導者各々のより良いアイデアを最良の形にして子供達に与えて行けたら良いなと思います。ご父兄の皆さんは遠慮からか、まだまだ受身になってしまわれる方々がいらっしゃるようです。今後は、指導者からの何かを待っているのではなく、ご父兄の立場として子供達(自分の子だけじゃないですよ)に何ができるか提案していただけるようになってくると活性化されると思います。また、今後のオヤジ会のありかたですが、情報交換と具現化の発進の場として継続して定例会(飲み会?)は開催して行けたらなと思います。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.22

志 錬私が柔道を始めた頃は、小学生の大会は少なく、私自身、出場したことはなかった。大会を始めて経験したのは、中学1年生の時に出場した秋の新人戦であったが、あまり記憶にない。鮮明に覚えている大会は、2年生の春の市中学総体。当時は、中学柔道が盛んで、市大会と言えども30校を超える出場校があった。体重の軽い方から順に並ぶ5人制団体戦で、8ブロックに分かれて予選リーグ戦を行い、上位2チームが決勝トーナメントに進む。私の中学の顧問の先生は、実績のある方であったが、赴任して間もないこともあり強化は間に合わなかった。予選で優勝候補校と対戦した私達は、中堅の私の体重で50kgに満たない。大将でも60kgしかなかった。対する相手校は、先鋒で60kg。平均で20kgは重い。もちろん、体重だけではなく、技術的にも劣っているのは確かであった。誰もが、0-5で敗れると思っていたはずである。事実、この優勝候補の中学校が優勝したのだが、決勝も5-0で決めていた。私の試合結果。優勝候補校の中堅に体落で一本勝ちした。場内から割れんばかりの歓声。まるで、私の学校が勝ったかのように・・・。しかし、団体戦としては、1-4で敗れ、結局、決勝トーナメントに進むことは出来なかった。試合後、私は、先生に呼び出され厳しく叱られた。勝った時に、ガッツポーズをしてしまったのである。先生には、「柔道は相手が居てはじめて成り立つスポーツであって、相手を前にガッツポーズをするのは礼に反している。」と言われた。ただ、先生が本当に怒っていたのは、私が自分が勝ったことで舞い上がって、団体戦の一員ではなく、自分のことだけを考え喜んでいた態度だった。確かに舞い上がっていた。副将、大将の試合は、自分の試合で興奮してしまい、それどころではなかった。先輩達にとっては、中学最後の試合。私がレギュラーになることで、試合に出ることが出来なかった先輩もいた。とんでもないことをしてしまったと反省した。しかし、その後で主将の先輩に呼び出され、「お前が勝ってくれたことで、また、高校で頑張る気持ちになれた。ありがとう!」と言ってもらえた。嬉しかった。そして、自分のことだけで喜んだ自分をあらためて恥じた。共に同じ畳に戦うからこそ、気持ちがひとつになる。そこに個人戦では味わうことが出来ない素晴らしい出会いがある。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ ※関連日記
2007.04.21
トレーニングや打ち込みで「ファイトー!」と掛け声を出せるようになってきた子でも、乱取で“気合”を入れることには抵抗がある子もいるようです。しかし、「ファイトー!」は、自分を含めた仲間の意欲を高めるため盛り上げる掛け声であるのに対して、“気合”は、もっとレベルが高くなり「精神を集中させるための重要な行為」なのです。もちろん、稽古だけではなく試合でも、重要視されています。組み合う前の気合以上に大切なのは、技を掛けた時の気合です。「一本」か「技あり」か微妙な技であった場合、“ 気合”が入ったか、入らなかったかでジャッジが変わります。もちろん、“気合”が入った場合には、一本になる確率が高まります。逆に、せっかく相手を倒したのに、“気合”が入っていなかったばかりに、有効も取ってもらえず負けてしまう子もいます。つまり、“気合”も柔道の強さに影響しているのです。昨日、出稽古に来てくれた二人の“気合”は見事なものでした。この二人の気合を見て、何も感じないのかな~「気合って、どのようにして入れるの?」「なんて言えば良いの?」なんて言ってた4年生の子もいたな~「気合を入れてみなさい。」と言う私に、「恥ずかしい」と言う5年生の子もいました。それでも、「一度、大きな声で気合を入れてみれば、何ともないから!」と言う私に、メソメソしてしまいました。もしかしたら、この子が、「気合を入れるのが、嫌だから成年クラブの稽古には出たくない。」と言うかもしれません。しかし、妥協できる部分ではないのも事実です。とは言え、その子、その子の性格もあります。この子にとっては、“気合”を入れる行為が、すごく勇気の必要なものなのだと思います。内気な子には、それに合った対応も可能な限り考えて行きたいと思います。
2007.04.20

試合の時って、緊張するよねー。今日は、緊張したときの気持ちを落ち着かせる方法を紹介します。“ルーティン”routine て言ったりします。“ルーティン”とは、「決まって行なうこと。儀式。」のことです。緊張した気持ちを落ち着かせるために試合の前に決まったことをするんです。代表的な例は、野球のイチロー選手が打席に入った時、バットをピッチャー側に差し出して肩のユニホームをズラす動作などです。余談ですが、うちの長男は、組み合う前に気合を入れながら片手を高く上げます。緊張する場面で、いつもと同じ動作をすることで、気持ちを落ち着かせているんですね今、みんなに課題としているのが、大きな声を出すことです。特に、乱取や練習試合で、相手と組み合う前に大きな声で気合いを入れることは大切です。「さぁぁぁッ!」「おぉぉぉッ!」「さぁ!来い!!」お腹の底から大きな声を出すことで、精神的に落ち着く効果があります。また、日頃から、この気合入れを“ルーチン”にしていると、試合で緊張した時でも、いつもと同じように大きな声で気合いを入れることで緊張が和らぎます。もう一つ、紹介しておきましょう“腹式呼吸”です。これは、2年以上前になってしまいますが、長谷川投手(当時、大リーグ・マリナーズ)の講演会に参加したときに教えてもらった方法です。ゆっくりと息を吐きます。この時、お腹から息を出すイメージでお腹をへこませます。吐ききったら、ゆっくりと息を吸います。この時、吸った息をお腹に溜めるイメージで膨らませます。これを何度か繰り返します。ポイントは、“ゆっくり”です。この腹式呼吸ですが、息が上がった時などに呼吸を整える効果もある様です。また、大きな声を出すと落ち着くのは、自然と“複式呼吸”になっているからとも言われています。どちらにしても、これらの方法も、急に試合で使っても効果が低いので、普段の稽古から実行することが大切です今日の稽古でも、声を出せよよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.19

物事が起きる時は、“必然的”に起きる時と“偶然的”に起きる時があります。必然とは、根拠=原因や理由がハッキリしていて起きること。起こそうとして起きることです。対して、偶然的とは、根拠がないまま、思ってもみなかったことが起きることです。柔道において、試合に負けて泣いている子がいます。しかし、負けたのは、必然的な結果ですか偶然的な結果ですか対戦相手よりも努力して負けたのであれば、悔しいでしょう。思う存分に泣けばいい。しかし、練習は休んでばかり、練習に来てもふざけて遊んでばかりで、試合に負けたら…これは、必然的な負けです。仮に勝ったなら、それこそ偶然的な結果。相手がそれ以上に努力してなかったと言うことでしょう。試合で負けて泣いても、その時だけで一向に努力をしようとしない子もいます。必然的に負けたのに、泣かないで欲しい。泣くなら、これから努力して欲しい。勝ちを必然的にするにはどうするか稽古しかありません。今、クラブの少年部の練習は、火曜日、木曜日、土曜日の週3回です。ここでは、強さ、つまり試合での勝ちよりも、子供達全員に楽しく、無理なく柔道を親しんでもらうことが目的となっています。しかし、柔道の面白さが判ってくると強くなりたくなります。試合でも勝ちたくなります。その様な子達のために、成年部の時間に道場の半分を借りて強化稽古を実施しています。また、月に1回のペースで、他の道場への出稽古も企画しております。ここでの稽古は、少年部の練習とは違います。少年部の子供達で「柔道が好きで、強くなりたいと思う子」に対して、平等に強くなるチャンスを提供しているのです。ポイントは、「柔道が好きで、強くなりたい」と思う気持ちです。「うちの子は、弱いから…」とおっしゃるご父兄もいらっしゃいますが、強い弱いじゃありません。また、柔道は好きだけれども、強くならなくても良いと言う子は無理をする必要はありません。正直、強豪道場の子に勝つのは、簡単なことではありません。必然的に勝つには、それ以上の稽古をしなければならないからです。ある全国大会に優勝した道場の指導方針、稽古メニューを紹介しましょう。もちろん、強化練習をこの道場の様にしようと思いませんし、現実的に出来ません。しかし、少しでも偶然から必然に近づけるためには、週3回の強化稽古と金曜日のHORY塾、そして月1回の出稽古には必ず参加して欲しいと思っています。全部参加しても、強豪道場の稽古量からすると全く少ないですが、その中で工夫して行くのが私達、指導者の役割だとも思っています。また、厳しい(強豪道場と比べれば、甘いのですが・・・)稽古で柔道が嫌いにならない様な指導も心掛けます。最近、インフルエンザの流行やケガなどもあって、強化稽古を休みがちな子が多いようです。もちろん、病気やケガで無理をさせるつもりは全くありません。しかし、どのレベルで休むかです。休もうと思えば、楽をしようと思えば、いくらでも休み癖がついてしまいます。「柔道が好きで、強くなりたい」のであれば、何をすべきかお子さん、お父さん、お母さんで話し合ってみて下さい。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.18

お子様に柔道を習わせたいと言う理由のひとつに、多くのご父兄が「礼儀正しくなるように」との思いがあるはずです。しかし、勘違いしないでいただきたいのが、柔道を習えば礼儀正しくなるものではありません。あくまでも、柔道は、礼儀正しくなるチャンスを与える場です。そのチャンスを活かして、礼儀正しくなるか、なれないかは、ご家庭の教育にかかっています。先日、稽古を見学させていただいた強豪道場の子供達。自分達の先生への挨拶は当然のことながら、出稽古に伺った私にも丁寧に挨拶してくれます。また、ありがたいことに、ご父兄の皆様までも丁寧に挨拶してくれます。毎週金曜日のHORY塾。参加する子達は、稽古の後に、先生方へキチンと挨拶をしています。しかし、少年クラブの子供達は、どうでしょうか私は、これまで、一度も挨拶をしてもらったことのない子供達が沢山います。私の方から「こんにちは!」と声を掛けても、逃げて行く子すらいます。また、HORY塾での稽古では挨拶しているはずの子も、少年クラブの練習に来ると挨拶が出来なくなってしまう子もいます。全国の強豪道場だから、柔道が強いから挨拶が出来るのでしょうか柔道が強くなければ、挨拶は出来なくて良いのでしょうか少年クラブの子供達全員に、厳しい稽古を強要するつもりはありません。遊び感覚の楽しい柔道でも、柔道に関わってくれるだけ嬉しいと思います。しかし、挨拶だけは、全国の強豪道場に負けないくらいに出来るようになりませんか少なくても、この合同練習に参加する子供達には、挨拶を徹底させたいと思います。そして、この子達から、少年クラブ100人全員に挨拶が浸透すればと願います。柔道は、「礼に始まり、礼に終わる」と言います。相手がいなければ、柔道は成り立ちません。相手に感謝する気持ちを態度で示すのが、礼法であり挨拶です。挨拶が出来ない人は、柔道をする資格がないと言うことです。ご父兄の皆様も、ご家庭で、お子様と挨拶についてお話し合いをしてみて下さい。次の稽古から元気に挨拶してくれる子供達が増えることを期待します。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.17

家で言ったら、基本の部分は、土地であり、基礎(土台)であり、柱です。屋根、壁、床は、気に入らないからとリフォームできても、基本の部分は、簡単に行きません。逆に基本部分が、しっかりしていないと、どんなにお金をかけて建てた家でも、地震で壊れてしまいます。柔道も同じなんだよ基本が出来ていればこそ、応用ができます。調子が悪くなっても基本に戻ることによって、悪い部分を直して調子を戻すこともできます。しかし、今日の成年部の時間に行なった練習試合・・・。結果を求め過ぎたためだろうか・・・組もうともせず、片手だけの一本背負投で直ぐつぶれる子や巻き込みをする子が何人か居ました。あんな技では、絶対に一本は取れません良くて有効ポイントは取れるかもしれませんが、審判によっては掛け逃げの反則を取ります。みんなには、「有効」狙いの技ではなく、「一本」の取れる技を自分の基本技(得意技)として身に付けて欲しいのです。また、技だけではなく、組み方も大切です。片手だけを取って組もうとしなかったり、極端に斜めに構えたり、腰を引いたり、頭を下げたり・・・。この様な基本の構えから大きく外れた構えをしていると、攻撃も防御も上手くできなくなってしまいます。攻撃も防御もかたよることなく、対応できる構えだから、基本なんです。引手と釣手をキッチリと取って、胸を張った堂々とした構えをして下さい。今日の試合の内容を見ると、日曜日の試合結果が悪い方に現われた子の方が多かった様に感じたのは、私だけでしょうか試合で良い成績をおさめたことで、天狗になってはいませんか試合で良い成績をおさめられなかったからと焦って、目先の勝ちだけを求めるような柔道をしていませんかもう一度言います。一本を取れる技で勝負しよう※稽古の後で、鏡の前で技のチェックをしていた子・・・。その気持ちが大切だぞ絶対に強くなれるから、ガンバレよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.16

少年柔道関係者の方々とお話しする機会があります。小学生や中学生を指導される方々と必ず話題になるのが、この時期の子供達に如何なる柔道を学ばせるかです。共通した意見であるのが、「将来のための基礎づくり」の柔道です。しかし、この意味合いをなかなか子供達(ご父兄達)に理解してもらえません。家づくりで考えて見て下さい。基礎がなければ、家は建ちません。また、この基礎がいい加減だと、どんなに立派な床や壁や屋根でも、家は壊れてしまいます。逆に基礎がしっかりしていれば、その上に建つものは、修理も増築も改修も出来ます。では、柔道の基礎は何かですが、「軸となる技」です。基礎となるものですから、確固たるものでなければなりません。立技であれば、釣手と引手をキチンと取って施す、例えば、背負投、体落、払腰、内股、大外刈などの「担ぎ技」「跳ね技」「刈り技」です。そして、それらの技につなぐ技として、あるいは、その技だけでも一本が取れる小内刈、大内刈などの足技の習得も大切です。ところが、目先の勝利に眼が眩むと、足取、捨身小内刈、谷落、掬投、一本背負投、肩車、袖釣込腰などの片手技や奇襲技にばかり偏ってしまう子を目にします。誤解しないで下さいねこれらの技が悪いと言っているのではないのです。素晴らしい技であることには違いありません。小学生くらいだと、勝つだけなら、技数を稼げる片手技や意表を突く奇襲技を使った方が勝率が高まります。しかし、それに慣れてしまうと、その様な技ばかりを取り組んでしまい、基礎となる「軸の技」の習得を疎かにしていまうのではないかと心配です。また、即効性のある技の効果なんて長続きしません。私は個人的には、小学生の片手技や奇襲技は薦めません。しかし、相手がどうしても、片手しか組んでくれない時の一本背負投。大きい相手に対する捨身小内刈。残り時間がない時の最後の手段として谷落。逆技の意味合いを理解しての一本背負投や袖釣り込み腰はあっても良いと思います。しかし、守破離と言う言葉が語る様に、子供達には基礎となる「軸の技」があって初めて、高度な技や奇襲技、変則技があることを充分に理解して欲しいと思っています。理解できないのであれば、ちぐはぐな柔道になる可能性があるので一切やらせない方が、その子の将来のために良いと思っているくらいです。ちなみに、片手技や奇襲技を多様する強豪道場の多くは、豊富な練習量に支えられています。全ての道場がそうだとは言いませんが、「軸となる技」を基礎として片手技や奇襲技を使っているはずです。また、小学生に片手技、奇襲技を使わせない方針の強豪道場もあるくらいです。基礎づくり・・・。気付いてくれよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.15

武道で使われる言葉に「守・破・離」があります。「守」とは、最初に基本を覚えることが大切と言うこと。基本を学ぶには先生の教えを良く聞いて、その意味を理解して繰り返すこと。「破」とは、覚えた基本を応用して工夫すること。「離」とは、これまで学んだ基本から、自分の独自の形に発展させること。この上達の流れを「守」→「破」→「離」と現しているのです。しかし、小学生レベルだと基本が出来ていなくても、体が大きかったり、運動神経が良いと支部大会くらいなら優勝してしまう場合もあります。ここで、大きな落とし穴です。「基本なんて、面倒くさい!そんなもの無くても、勝てるから良いや!」って思ってしまうと大変です。確かに基本って、先生の話しを良く聞いて、何度も繰り返さなければなりませんので面倒くさいかもしれません。しかし、算数で九九を覚えなかったら難しい計算が解けないのと同じように、柔道でも基本を覚えなかったら難しい技なんて出来るわけがないのです。この前まで、勝つことが出来ていた相手に勝てなくなったなんてことないそれは、相手が強くなったと言うこともあるだろうけど、自分が強くなっていないのかもしれないよ何故なら、基本を学ぼうとしていないから・・・。基本を学ばずに、好き勝手にやっていると、どこかで成長が止まってしまうよさぁ、今度の稽古から先生方からのアドバイスに集中しよう先生の目を見て真剣に聞こう先生の言うことがわかったら「ハイ!」と大きな声で返事をしようもし、わからないなら、遠慮しないで聞きに行こうそして、基本を覚えるまで、何度も、何度も繰り返そう※画像は、山本洋祐 全日本男子強化コーチの指導風景です。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.14

柔道は、接触(コンタクト)スポーツのため捻挫、打撲、肉離れなどのケガは決して少なくありません。しかし、予防策はあります。ここにも基本の大切さが上げられます。準備運動やストレッチ、あるいは受身がキチンと出来ていないとケガをする可能性が高まります。特にこれから冬になって、体が冷えて硬くなるとケガをしやすくなります。予防策としての準備運動は、汗ばむくらいに集中して行いましょう!しかし、予防してもケガをするときはあります。そんな時、「ケガの回復が、3日早まる!」処置方法をお教えしましょう!80年代からスポーツ界に取り入れられた処置方法で、「RICE(ライス)処置」と言います。R=Rest(安静)、I=Icing(冷却)、C=Compression(圧迫)、E=Elevation(拳上)の頭文字を取ったものです。具体的な処置の手順概要ですが、安静)ケガをしたら、直ぐに運動を止めて、患部を動かさずカラダを安静にすること。冷却)とにかく早く患部を冷却処置(アイシング)をすること。圧迫)アイシングと同時に患部を伸縮性包帯や専用バンドなどで適度に圧迫すること。拳上)患部は、心臓よりも高い位置にして置くこと。これらの主旨は、ケガによる腫れを抑えて悪化を防ぐことにあります。よって、腫れが落ち着くまでは実行し続けることをお勧めします。アイシングなら2時間に1回のペースで、約20分繰り返す。寝ている間でアイシングが出来ないなら、圧迫と拳上だけは実行することをお勧めします。この「RICE処置」をしたかしないかで、回復に3日の違いが出るとも言われています。また、信頼できる整骨院の先生(誰のことか判るよね!笑)や病院の先生の診察を可能な限り早く受けることも大切です。RICE処置の方法も詳しく教えてくれるはずです。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.13

「組手争い」と言いますが何を争うのか相手に得意の組み方をさせないで、自分が得意の組み方になれば、組み勝ったと言えます。それでは、ポイントはいくつかあるのですが、今日は、ひとつだけ覚えて下さい。「相手の釣手を制する!」「崩し(くずし)」のところでも説明してますが、技を仕掛ける上で、釣手を得意のところを持てるか、持てないかは、非常に重要になります。だからこそ、相手に得意な釣手を持たせないのです。反対に自分自身は、得意な釣手の形になりたいところです。方法ですが、まず相手の釣手側から取ることを意識しましょう右組の人が、右組の人と組む相四つの場合は、自分の引手から取って相手の釣手を落とします。落とすことで前襟を持たせないのです。相手が左組のケンカ四つの場合は、自分の釣手から取って、相手に釣手を下から取らせない様にします。自分の釣手は、相手の釣手の脇下にある様にするのです。下から取ると肘を中心として釣手が自由に使うことが出来ます。また、相手の技を突いて防ぎ易くもなります。上級者になると、わざと釣手を上から取って、相手の釣手を制する場合もありますが、まずは、下から取る組み方を覚えましょうそして、引手と釣手の二本を持ったら、相手を動かして、崩して、技を掛けるんだよ中途半端に片手だけで技を掛けたり、両手で組んでも技を出さないとチャンスを逃してしまうぞ※ケンカ四つで技を仕掛ける場合には、もう少しノウハウが必要です。それは、次の機会に!よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.12

志 錬その子は、三年もの間、柔道部のない中学校に所属した。その子は、中学時代の集大成とも言うべき大会で優勝を逃した。しかし、この子は死んでいなかった。全国大会に出場できない憂さを晴らすかの如く、各県代表が集う地域大会で優勝したのである。県大会の優勝よりも至難の業である。部活動のない中学に所属していては、普通では考えられない偉業でもある。実は、この子には、父親の先輩が顧問である公立高校と言うバックボーンがあった。通常稽古のみならず、合宿などにも帯同させていただいたと聞いている。果たして、その子。実力、戦績から有力な私立高校からもオファーがあった。当時、私は、世話になった義理で左右されずに息子の最善の進路選択をして上げて欲しいと助言した。今朝、その子の親から報告があった。三年間、世話になった公立高校へ進学したと言うものであった。そして、それが、息子にとって最善の進路選択と確信して決めたとのことであった。親子で相当悩んで出した選択だったのであろう。その選択が間違いでなかったことを実証するためにも、きっと、きっと、中学時代で成し得ることが出来なかった目標を達成してくれと願う。頑張れよ!応援しているぞ!その子の親。その子が進学する高校の顧問。私の中学校の後輩達である。後輩達も、その子達も頑張っている。私も私の息子達も頑張らずにいられる訳がない。※地域大会でのスナップである。なんと、妹は、中学1年生で全中に出場してしまった。す、凄い!よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.11

よく、立技で「動け!動け!」と言うアドバイスを耳にしますよね。ただ、良~く、見て下さい。確かに、一生懸命、動いてますが、相手は動いてますかそうです。動く目的のひとつは、相手を動かして、相手のバランスを崩すことにあります。相手を動かせないで自分だけ動いていると、逆に自分の方がバランスを崩してしまいます。また、力だけで振り回わそうとする子もいますが、確かに相手のバランスは崩れます。しかし、自分も崩れてしまい技に入ることが出来ません。自分のバランスを崩さずに、相手のバランスだけを崩すことが大切なのです。柔道では、そのことを「崩し(くず-し)」と呼びます。さて、それでは「崩し(くず-し)」は、どうすれば…と言うことになります。ポイントは“頭”人の頭は、体重の約8%~10%。体重40kgなら3kg~4kgもの重さがあります。それを体のてっぺんに載せているのです。(お父さん、お母さん、肩がこるのも当たり前ですねー)つまり、その重い頭を動かしてあげることで相手はバランスを崩します。さぁ~、次に相手との接点は釣手と引手ですね特に釣手は、相手の頭の近くを握り、引手と比べて遊びが少ないので、ダイレクトに力を伝え易い特長があります。この釣手を押したり、引いたり、横に振ったりしながら、引手で、その動きを助けてあげるのです。少年期に釣手と引手をキチンと持った柔道の大切さを唱えるのは、この様に釣手と引手を使った「崩し(くず-し)」の極意を学び身に付けて欲しい思いもあるからなのです。体が大きく、力があると、「崩し(くず-し)」なんかしなくても力だけで投げることができてしまいます。しかし、いずれ自分と同じ力の相手と対戦した場合、崩しが出来るか出来ないかで自ずと結果が見えて来ます。柔道の技には、「崩し(くず-し)」が欠かせません。そのためにも釣手と引手を持つことは大切なのです。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2007.04.10

志 錬去り際ほど難しいものはない。去るべきところを頑なに立場を誇示し、新しい風を否定する輩が少なくない。対して、惜しまれつつも去る方もいる。 惜しまれつつも去る方への餞は、 残された者が、その志を如何に引き継ぎ、 後進へ伝えられるかにあるのではなかろうか。 勿論、全てを引き継ぐ必要はない。 貴重な先駆者の志と新しき挑戦者の志との 融合こそが更なる発展の礎となる。 消してはならない志がある。 消してはならない志の引き継ぎを受けよう。 そして、大切な後進達へ、その志を伝えよう。 そして、去り行く偉大なる先駆者へ言葉を贈ろう。 「ありがとうございました。」 3月に、ある一つの道場が10数年の歴史に幕を下ろしました。その間、全国少年柔道大会、全日本選抜少年柔道大会、日整全国柔道大会に出場。そして平成18年には醍醐杯で3位となるなど輝かしい成績を残しました。私と長男は、その道場で約2年お世話になり少年柔道の礎の部分を学びました。その経験を現在の指導方法に活かさせていただいております。主宰された先生への感謝の意で綴りました。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2007.04.09

体づくりの3要素は、「運動」「食事」「休養」と言われてます。具体的には、元気に練習した後は、出来るだけ間を開けずに栄養を採りましょう練習で鍛えた体は、より強くなるための、体づくりの材料を欲しがります。練習の直後にお勧めなのが、オレンジジュースを飲むこと。オレンジジュースに含まれる炭水化物の果糖は、失われたエネルギーをスピーディーに補給してくれます。次に体づくりの重要な材料のタンパク質を採りましょう。肉、魚、納豆、玉子、牛乳、チーズなどには多くのたんぱく質が含まれています。また、食事を優先しつつ、手軽にタンパク質を取りたいなら、プロテインと呼ばれるサプリメントもお勧めです。「プロテイン=タンパク質」です。※プロテインを飲むと筋肉が付くと勘違いしている方がいます。運動をしたことで、破壊された筋細胞を修復する材料がプロテイン(たんぱく質)です。修復することで、筋肉は太くなります。運動しないで、プロテインを飲んでも効果はありません。ちなみに、最近、よく耳にする、ペプチドやアミノ酸は、タンパク質が分解されたもの。BCAAは、アミノ酸の中でも重要視される必須アミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシンの総称です。さらに、完璧を目指すなら、炭水化物、たんぱく質に加えて、ビタミンやミネラルを採り入れることです。ジュニア用のプロテインも発売されているので試してみる価値大ですジュニア用のプロテインは、名前はプロテインとなってますが、大人用に比べるとたんぱく質の比率が少なく、炭水化物、ビタミンなどもバランス良く入った栄養食品となっています。ジュニア用のプロテインで、簡単に不足気味の栄養を補給するのも手ですね。お腹がすいたからと言って、ジャンクフードやカップ麺ばかりを食べてては、せっかく鍛えた体が、逆にダメになってしまうぞーそして、柔道を頑張って、栄養を採ったら、休養しましょう。一番は、寝ること「寝る子は育つ」と言いますが、その通り。体は、寝ている間に成長します。栄養と休養をキチンと取って、心身共にリフレッシュして次の練習を頑張ろーおうよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.08

志 錬私にも大切な友人達がいる。見知らぬ土地で、右も左も判らぬ私に対して手を差し伸べてくれた友人。私は、この友人と末永い付き合いを望み、尚且つ、それに疑いなど持たなかった。しかしながら、許されなかった。私と友人の間に何かがあった訳ではない。全く私とは関係のない柵により、公のお付き合いを阻まれた。友人が、あるイベントを開いた。真っ先に駆けつけて応援すべき友人である私は、その会場にすら行けなかった。悔しくて、たまらなかった・・・。関係のない者に対して、自分の都合を押し付ける輩の思考が理解できない。何故、自分の問題を自分で解決せずに、関係のない者達を巻き込もうとするのか理解できない。親が敵対しようが子にまで、その関係を強要する権利はあるのであろうか・・・。更には、孫や親戚にまでも、強要しようとする理不尽はあるのであろうか・・・。しかしながら、旧態依然の世には、まだまだ、在りえる現実。自分の欲望や私利、私欲のために他人は当然のことながら、親子とて巻き込むべきことではないと強く思う。如何なる圧力があろうが、友人である以上、永遠に友人である。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.07

さて、組み手の反則に対する「なぜ?」です。実は、柔道投技の本質論的な重要なものです。以下に、村田直樹先生(全柔連教育普及委員長、講道館柔道資料館)のお言葉を転記させていただきます。およそ物事の成り立ちには「基」があり、その「基」を以ってその物事は、他のものと峻別されて存在しているのです、これを別の言い方で言うと、物事は固有性あるいは独自性(=これが「基」)を以って存在すると言うことです。では柔道投技(という物事)の「基」とは何でしょうか。裏から言えば、これを欠けば柔道投技とは言わない、というものです。さて裸で格闘したらどうでしょうか。これは誰も柔道とは言わないでしょう。そうです、柔道と言うからには柔道衣が必要です。だから柔道投技の「基」の一つは柔道衣です。では柔道衣を身に着けていればあとは何でも有りの自由格闘でよいでしょうか。そうではないでしょう。例えば乱取中ずーっと、あるいは試合時間中ずーっと、お互いが四つに差し合い、帯を持って勝負したらどうでしょう。これも柔道と言わないでしょう。だから柔道投技の「基」には、組み方があるということが分かります。ではその組み方とはいかに?IJF(国際柔道連盟)では組み方を規定で決めています。それは「標準的組み方」と称し、「左手で相手の柔道衣の右側、即ち袖、襟、胸部、肩の上部、背部を、右手で相手の柔道衣の左側、即ち袖、襟、胸部、肩の上部、背部を手で握ることである。いずれに於いても帯より上を握ることである」(IJF規定附則P101)。これは、柔道創始者嘉納治五郎師範の教えに則ったものです。師範は投技の組み方について、次のように述べています(「講道館柔道概説」大正4年)。「自然体に組む時は、右の手で相手の左襟を取り、左の手で相手の右袖を取る。左自然体の時はちょうどその反対になる」こう明言されています。次いで、「この形式は柔道乱取の学び始めの者に最も適当であるから、最初のうちは、是非この形式を守って貰いたい。その訳は、この形式で身体を慣らすと姿勢が正しくなり、技も覚えやすいからである。」これが創始者である師範の教えです。以上のような組み方でする柔道が、嘉納師範が創られた講道館柔道の「基」なのです。これを欠けば、柔道のようだけど本当は柔道ではなくなってしまうのです。お分かりでしょうか。両袖を持ち続けることは、反則なのかと質問を受けました。基本的には反則にはなりません。審判規定上の「標準的組み方」に属するからです。しかし、嘉納師範の教えからは、多少異なる組み方です。故に、この姿勢で攻撃をしないで(国際5秒を超えて・国内6秒以上)その姿勢をしていると指導の反則を取るケースもある様です。逆を言えば、攻撃の姿勢を取っていれば、何分、持っていても良いとも解釈できます。事例としては、数年前の全日本実業団大会において、両袖からの袖釣り込み腰を得意とする、江上選手(九州電力)が両袖を持ち続けて反則を取られた記録があります。元全日本柔道連盟審判委員会委員長の関根忍先生や東海大学柔道研究室も同見解であるようです。多少、審判の解釈次第で反則になったり、ならなかったりする曖昧な部分である様ですが、好ましくない組み手であることは確かです。反則ではないかもしれませんが、嘉納師範の教えである組み方「自然体に組む時は、右の手で相手の左襟を取り、左の手で相手の右袖を取る。左自然体の時はちょうどその反対になる」で繰り出す技を小学生には学んで欲しいと思います。※画像は、嘉納師範(右)と三船十段の組み手です。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2007.04.06

志 錬法律で決まっているから、やってはいけない。先生に怒られるから、やってはいけない。ルールで反則だから、やってはいけない。柔道は、日本古来の武術で各流派に分かれていた柔術の優れたところを集め、尚且つ、危険なところを除き、工夫と研究を加えて嘉納治五郎先生によって創られた。嘉納先生は、柔道の目的を教育であり、体育であるとしておられる。礼儀など精神の修養に努め、人格の完成をはかり、社会に貢献する人を育てる。技を力任せではなく、科学的な力学の法則で物事を捉えられる人を育てる。危険な技を避け、攻撃・防御の練習によって身体を鍛錬して強健な人を育てる。いわゆる、「心・技・体」それぞれの育成。柔道は、競技である以上、ルールがある。しかしながら、講道館柔道試合審判規定(少年規定)には、他の競技の様に単に規制する様なルールではない部分がある。例えば、背負い投げ。小学生の背負い投げでは、最初から両膝を着くことは認められない。(高校生以上は認められている。)何故、両膝を着いた背負い投げをしてはならないのか・・・。反則だから・・・これは誤った捉え方である。何故、反則なのかである。まず、危険だから。未熟な小学生にとって、低い姿勢の膝着き背負い投げに対応し切れず、顔や肩から落ちて怪我をする可能性が高い。また、施す側も膝に障害を負う場合がある。(同様な理由で、締技、関節技、裏投、双手刈、強引な巻き込み、いきなりの足取などが禁止されている。)また、その子の柔道を考えた場合、両膝が着いた背負投げでは、技の連続性が無くなり、柔道の幅が狭い、将来性のないものになってしまう可能性があるのである。だから両膝を着いてはいけないのである。その代償として試合では、反則を取られるのである。両膝を着くと反則だから、片膝を着く背負投を覚えると言う考えもありますが、私見としては、正しい選択であるとは思えない。同様に、反則でなければ、何をしても良いと言うものではない。例えば、初心者が、高度な技を練習もまともにしないまま、施したらどうなるか。施した側も、施された側も非常に危険と言える。また、引手と釣手を持って掛ける得意技もないのに、片手技、捨身技、足取、返技などの奇襲技ばかりをしていると、柔道の基本は一向に築けないままになる。(注意:奇襲技が悪い訳ではないので、誤解無きよう)講道館柔道審判規定(少年規定)は、子供達を縛るためのルールではない。子供達を育てるためのルール。子供達のために作られたルール。「反則だから」してはならないのではなく、「危険だから」、「強くなるためだから」「楽しくするためだから」、してはならないのだと理解して取り組んで欲しい。※写真は、嘉納治五郎先生です。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2007.04.05

稽古を終えて子供達に尋ねました。「寝技、好き立技とどっちが好き」子供達の答えは、予想通り「立技の方が好き」でした。最近、少年柔道では、寝技を軽視する傾向があります。それは、子供達が嫌うからだけでなく、指導できる人が少ないことも原因だと言われてます。しかし、試合においては、一本勝ちの半分が寝技であることも事実です。また、全国の強豪道場は、確実に寝技のレベルが高いと言えます。立技で技有を取った後、もつれる間に抑え込まれ逆転負けなんてしたら…。寝技をキッチリとやってると、立技も思い切って掛けることが出来ます。よく、センスや運動神経が良いとか、悪いと言います。私は、正にセンスがない典型でした。仲間が簡単に覚える立技も、何度も繰り返して身に着けました。「先生達の得意技って何ですか?」って質問される時があります。私の得意技は、・・・そう、寝技なんです。私の尊敬する柔道家は、柏崎克彦先生(国際武道大教授)です。柏崎先生の現役時代の試合を観た人は判るはずです。立技からの連携で流れるように抑え込む華麗な寝技。テレビで観て感動したことを今でも忘れません。柏崎先生は、引退までに出場した13の国際大会で56勝5敗。56勝の内、47勝84%が寝技による勝利だったと言います。柔道では、「立技、センス。寝技、努力」と言われます。センスはないより、あった方が良いでしょう。しかし、立技より、寝技の方が努力が報われ易いと言うことです。努力って、、、地味でつまらない寝技なのかもしれませんが、反復練習を継続することです。大幅ではありませんが、確実に実力がアップするのも寝技です。しかし、地味で、つまらない基本をマスターすると何かが見えてきます。寝技は立技と違って自分で技を開発できる部分、工夫出来る部分が多いんです。いつか、自分で名前を付けて「××スペシャル」なんて技が出来るかもしれません。今後、何かと時間を取って寝技の魅力を子供達にも伝えて行きたいと思います。寝技が上手くなりたい子供達は、積極的に聞きに来て欲しいですねよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.04

移設しました。クリック→ http://ameblo.jp/judo-distance/entry-10489194269.htmlよろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→
2007.04.03

息子達と私の間で交わされる志錬(し-れん)を直訳すると「心を鍛える」となるだろうか。長男の心技体を柔道を通じて鍛えようとした私は、精神面にポイントを絞って課題を与えようと考えた。一、「進まず者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。」 挑戦である。二、「力のない者でも、一点、一時に集中すれば活路が見える。」 集中である。三、「基本は大事だが守破離の破。つまり、工夫なくして進歩はない。」 工夫である。四、「何事も諦めてはならない。継続は力也。」 継続である。これらを四訓として掲げ、可能な限り長男の就寝前の枕元で確認し合った。後に「四訓」は、「志訓」となり「志錬」となった。また、息子達だけではない。自分自身への自問自答の課題として投げ掛けている。「志錬」・・・永遠の私の課題となりそうだ。※カテゴリ「志錬(shi-ren)」での私は、意図的に高位的な立場で綴るようにしています。未熟者の私が敢えて高い立場で物事を見ることで、見えない何かが見えてくる場合があるからです。戯言にしては、生意気に思えることもあるでしょうが、ご慈愛願いたくお願い致します。2005年10月から2007年3月まで、yahoo!ジオシティーズで綴って来たのものを、本サイトへ移設して継続します。よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2007.04.02

柔道一直線に憧れて、小学5年生で柔道を始め、三度の飯より柔道が好きで好きで、大学の柔道部に席を置きましたが、膝靭帯損傷で目標半ばで一線を退きました。それ以降、悔しさと現実から逃げたい一心で、柔道との関わりを避けて来ました。そんな私が、単身赴任で、家庭をかえりみない生活を続けていた矢先に、会社が倒産。家に戻って、長男と接する機会が増えて驚いたのが、とても消極的な子になっていたことでした。男親である私が、無関心であったことが大きな原因であったことは否めません。不幸をポジティブに捉え、息子との接点を深め様と決意しました。そして、人として成長するために、何かに挑むことで達成感と挫折感を経験させたい。ここまで来たら、私には柔道しかない。他人事の妻を横目にインターネットで近所の道場を検索し息子を入門させました。もちろん、私も20年ぶりに柔道衣の袖に手を通しました。そのとき、私の脳裏には、昔の柔道が大好きだった自分の姿が思い出されました。涙の様なものすら目に浮かびました。子は鏡。私が嫌な過去から逃げていたことが、息子の性格に移っていたのかもしれません。これからは、息子と共に、楽しくかつ積極的に柔道を続けて行きたいと思います。2002年10月号 近代柔道 掲載これが、第二の柔道人生の原点。この原点の自分に恥じぬように前向きに、諦めずに柔道に関わって行きたい。柔道と子供達への熱い想いを綴ります。 よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→
2007.04.01
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