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今回の手術は、肺や心臓の上部にある胸線という組織を全摘出するというけっこう大がかりな手術となっている。そのため、とくに術後においてのリハビリは重要となっていた。手術前は、コーチという器具を用いて肺活量を増強させる訓練、目標値は1750リットルに設定されている。で、手術前は、まあまあクリアできていた数値だったのだが、術後すぐの数値は500がやっと・・・肺と横隔膜の連動が手術によりうまくできなくなったようだ。しかし退院前では1250まで回復させることができた。ICUでのリハビリは、まず看護師さんの手助けでベットの上に座り、そしてその状態から下に置かれた体重計に立って乗るところまで・・・そして次のHCUでは、ドレーンや酸素を引き連れ廊下を少しでも歩くということ、で、この歩行が十分でなければ一般病棟に戻れないということだったので、先生へのアピールもありけっこう頑張った。一般病棟に戻ってからは、理学療法士の指導によるリハビリ室でのリハビリが始まり、それは退院まで行われた。また先生からは、とにかく歩くように指示がでていた。そして退院3日目の今日は、理学療法士もお勧めだったカラオケへ久しぶりに行ってきた。元気な頃は一人で3時間くらい普通だったのだが、やはりまだまだ呼吸が安定せず疲労が溜まるため1時間半が限界・・・点数的にも最高97.5と通常よりまだまだ2点程度低い状況だったが、声は問題なく発声出来たことは幸いだった。
2017.04.28
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4月12日、手術が行われた。術式は以下・全身麻酔・胸骨正中切開・拡大胸線全摘出術簡単に説明すると、鎖骨から下、縦に20cmくらい胸骨を切開し、胸を開き、脂肪組織となっている胸線を全て摘出するというもの・・・手術は朝8時半からスタートで、終了したのが12時半、約4時間の手術だったようだ。私自身は、手術台に横たわり、全身麻酔を点滴された瞬間から、ICUで起こされるまで全く意識はなかった。麻酔によって見る夢というのは、かなりリアルな感じがしたのをぼんやりとした意識で覚えている。目が覚めたあと、少し家族と会話したようなのだが、内容についてはあまり覚えていない。まだ意識が覚めきっていなかったのだろう。そして術後の身体には、様々な管が取り付けられていた。胸に溜まる体液を抜くドレーンが2本、尿管カテーテル、胸の近くに、中心静脈留置カテーテル、背中に硬膜外麻酔のカテーテル、酸素マスク・・・あと、計測用に体内酸素測定器、心電図などなど・・・さすがにこれだけ管がつけられると、ほとんど身動き出来ない状況で、人間このように拘束されてしまうことは非常に苦痛となる。しかしながら、これらの管のおかげで、術後の痛みを抑制するコントロールができているのだと思った。この段階で私が一番ストレスを感じたのは、尿管カテーテルによる尿意の違和感だった。この違和感は、言葉や文章で説明するのはとても難しい。
2017.04.27
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昨日4/25、20日間に及んだ胸線腫瘍(疑い)の摘出手術のための入院治療より退院いたしました。今後しばらくは、自宅で療養する予定です。手術の結果から言うと、胸線腫瘍は本当に初期でMG (重症筋無力症)の治療でなければ、経過観察レベルの状況だったようです。MGの方は、手術後体調が回復してくるに従って、目瞼下垂の症状が緩和されてきているような感じがしますが、こちらは完治するのが非常に難しくいかに良い状況をキープ出来るかと言う難病であるので、油断できませんが、ゆっくり付き合って行くしかないかと思っています。さて、連休前に退院出来たので、少しずつ合唱を聴きに行くことから始めたいと思っています。まずはトウキョウカンタート、そして6月には、タリススコラーズも来日するので、是非聴きに行きたいと思っています。
2017.04.26
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経過報告手術は、無事成功しICU,HCU 、一般病棟個室、大部屋まで来ました。身体に接続されていた管は点滴を含め全て外れ、昨日からシャワーも出来るようになりました。一応退院は、来週になりそうです。今回の手術で私が一番気にしていた、声帯への影響は全く無く、手術直後から普通に発声出来たのは嬉しかったです。術後なので、細かい話は退院後にまた改めて書きたいと思っています。
2017.04.21
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入院7日目体重測定 85.20kgいよいよ明日は手術日、ということで、今日のスケジュールは、手術後に入るICU (集中治療室)の見学、手術担当看護師の説明、麻酔担当医師の説明だった。手術方法は、開腹しての拡大胸線全摘出となるため、術後、体調が落ち着くまでICU に入ることになる。前回、内視鏡による胆石摘出では、ICU ではなくHCU だったので、ワンランクアップ?ICU は、テレビドラマによく出てくるような、さまざまなな装置があった。これもひとつの経験にはなるのだが、少し複雑な気分。ということで、一般病室に戻ったら、また記録していきます。
2017.04.11
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入院6日目体重測定 85.45kg手術前々日のこの日は、メインイベントとして、手術担当医師による家族を含めた説明会。家族は夕方には到着したので、予定より早く6時こらから始まった。場所は、病棟にある部屋、胸部CT写真を見ながら病気の説明から手術方法まで詳細な説明があった。そして、いろいろな同意書にサインをした。私自身は今までいろいろ調べていたので想定内の話だったが、家族はほとんどはじめてに近い話だったと思う。そのなかでも良い情報としては、胸線腫瘍は、かなり初期だと推定されるということだった。ただ怖いのは、手術の影響でMGが全身型移行すること···
2017.04.11
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入院5日目体重測定 85.70kg今日は日曜日、昨日から入院されている方の人数が少なくなっている感じ。私の病室は、差額料金のかからない四人部屋の通路側なのだが、窓際(差額➕3000円)の2つは空いているし、他の部屋も空きが見られる。呼吸器外科主体の病棟であるため出入りは多いと思われる。さて、いよいよ手術が水曜日に迫って来ている訳なのだが、手術に必要となる物品を購入した。購入したものは以下。T 字帯、ユリンメート(尿を貯める袋)、ヌーベル(腹帯)、バストバンドと通常生活では使わないものばかり。さて、今日の夜は、手術担当医師により手術説明が行われる。
2017.04.10
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入院4日目体重測定 85.75kg体重がついに85kg台に突入。この調子で行けば、退院後には80kg切れるかな?4/8は、第二土曜日で病院の外来はお休み、この病院は、日曜と第二土曜日がお休みになっている。なので外来病棟へは通行止め。この日もお休みということもあり、検査は無く手術の予定や必要品などについて、看護師さんからは説明があったくらい。入院生活は、朝6時に起床、8時、12時、夜6時が食事。入浴は、1日一回30分のシャワー、一時間枠での湯船への入浴も可能だが面倒なのでシャワーにしている。で、消灯は夜10時と規則正しい生活となっている。
2017.04.09
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入院3日目体重測定86.05kg また少し減少。なぜ体重が減るのかちょっと原因が不明、結果的に良い方向だと思うけど···現在、打っているインスリンは、当初の基礎型1日一回6単位に加えて、食前1日三回の速効型3単位となった。手術担当の先生から、手術に関する説明が手術前々日で決まっているのだが、会議の関係で遅くなるけど大丈夫ですか?と聞かれた。一応来る予定の家族確認し問題ないと答えた。病院自体は、完全看護で付き添いは不要なのだが、手術のような場合は、本人だけでなく家族にも説明し同意が必要になるということだろう。ただ、前回の胆管炎のように緊急を要する場合は、特別ということなのだろう。今日は、検査も訪問もなく、暇(^_^;)
2017.04.08
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入院2日目体重計測 86.30kg 入院前は、88kgあったのが少し減少。昨年末からだと10kg以上減ったことになるが、まあ元々太りすぎだったので良い傾向。昨日から血糖値測定が増え、少し数値の状況が悪かったので即効性のインスリンが追加されることとなった。血糖値が高いと血管の状態が悪くなり、手術後の傷の回復に影響が出るためということだった。今日は、特に検査は無かったのだが、栄養士さんと理学療法士さんの訪問があった。栄養士さんからは、入院前の食事の聞き取りと入院食の説明を受けた。入院前に血糖値を考慮してかなり食事を制限していたので、病院食事に特に不満はなく多いくらいと伝えておいた。夕方には、理学療法士さんの訪問があり、手術後のリハビリについて説明を受けた。今回の手術は、胸を大きく開けて切除することになるので、肺に影響が出るためそれのリハビリが必要となり、リハビリ用の器具などの説明を受けた。そんなこんなで1日終了。今回はウォークマンやタブレットを持ち込んでいるので、ある程度時間は過ごせるのだが、まだ手術前なので身体はある程度元気な分、やはり退屈ではある。
2017.04.07
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入院初日朝9時半に、三井記念病院に到着、予定時間より一時間前だったので、レストランでモーニング、時間があればお茶する名古屋人の習性。10時半に、入院受付を完了し12階の病室に入る。そこで病棟システム等を看護師さんより説明を受ける。1月tに入院したのは、16階だったのだが、病棟によって細かいシステムが異なるようだ。病室で着替えた後、先生と看護師さんがやって来て動脈から採血、その後病状の確認行う。そして一旦いつも飲んでいる薬を渡し確認後返却、インスリン以外の薬管理は自分で行うことになる。心電図と胸エックス線検査後、昼食、一応糖尿病食なのだが二種類から選択できるのでメニューより決める。血糖値測定は、1日4回に増加、月曜日に受けた像影剤の関係で糖尿病薬が飲めないため血糖値少し上昇、血糖値が高いと手術できないので、注意が必要。夕食前に部長先生の回診、やはり外科の先生方は迫力がある。夜10時消灯で1日目終了
2017.04.06
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今朝、病院から電話があり、入院予定日が4/5の水曜日に決定した。胸線腫瘍の手術がきまってから、病床の空き状況などで多少遅くはなったが、まあ4月に入ってからの入院は、お金の支払い的にはちょうど良い。なぜかというと、健康保険の高額医療費制度は、一ヶ月単位で上限が決められるということだから。例えば、入院治療が月を跨いでしまうと、一ヶ月の上限を8万とすると16万かかるということになる。実際二年前の急性すい炎の時がこのパターンだった。これが月を跨がなければ8万で済む。倍半分の違いになるのは、けっこう大きい。後、今回は半年前に保険の見直しをして、病気の場合を増強しておいたのは不幸中の幸いだった。しかし、こちらの方は加入して一年たっていないので半分の保証しかないが、何もないより良いということ。あとは、腫瘍の状況が初期であることを、期待しよう。
2017.04.01
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