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滝川(たきかわ)は、石巻の中央にある老舗の割烹だ。大正3年創業、まもなく百年を迎える老舗で、岸朝子さんなどファンも多い。玄関を入ると、花や飾りで彩られていた。

一階は調理場などになっていて、階段を上って二階に案内された。廊下の床はてかてかに磨き込まれ、ところどころに生け花や飾りがおいてあった。広い廊下の中程には、休憩所みたいなところがあって、奥には配膳用の別な階段もあった。
今回は、一番奥の竹の間。2~4名用の小部屋で、椅子席になっていた。暗めの室内には、大正浪漫を感じる立派な屏風やテーブルや椅子などがあった。
一人は、ランチの とり釜めし華膳1700円。季節の小鉢、みそ汁、香の物、とり釜飯のセットで、とり釜まし御膳だとさらにお造りと酢の物が付いて3300円になるので、華膳の方が手頃だ。
まずは、小鉢。海老の天ぷらを煮込んだもの。絶妙なダシが染みていておいしかった。
とり釜めし、みそ汁、漬け物。
釜飯は、南部鉄の釜で一つ一つ直火炊き。使い込まれていて、老舗のおもむきがあった。

創業以来、かわらない看板メニューの とり釜めし。出来たてふっくら、香りが立ちこめた。しゃもじが埋もれるぐらいたっぷり、小食な人なら二人分はあるだろう。
鶏のあぶらみと甘みがご飯にしみていて、炊き方もつやつやもっちり、シャキッとしたタケノコとシイタケにも味が付き、さらに、ぷりっとして味のしみた鶏肉、さすが伝統の味、絶品だった。オコゲもおいしかった。茶碗4杯分ぐらい、堪能した。
あとは、ナメコ汁は、濃いめで田舎らしい味だった。
うな釜三昧 ひつまぶし風 2500円。季節の小鉢、肝吸い、香の物が付いた。
小鉢は同じ。
うな釜、薬味と とろろ、肝吸い、香の物。
釜で炊いたごはんの上に、刻まれた鰻の蒲焼き。食べ方の紙を渡された。
まずは、そのまま うな丼で。
鰻は分厚くて外はこんがり、中はふっくらで、あまじょっぱい濃い伝統のタレ、ごはんは炊き込みでつやつやもっちり、おいしかった。

次に、うなとろ。さっぱりのとろろの中に鰻の脂の旨みが強調され、おいしかった。
最後に、うな茶漬け。ダシのある薄めのつゆで風味よく食べやすく、おいしかった。
ひつまぶしとは、微妙に異なるが、これはこれでありで楽しめた。
肝吸いは、大きめの肝、三つ葉、うーめんの様な麺が入っていて、上品な味だった。
ミニデザートは、ぐるなびのクーポンを使用。こころよく受け取ってくれた。
栗きんとんは蒸した栗に栗のかけらが入っていて、杏のシャーベットは甘いゼリーがかかっていて、老舗らしくおいしかった。
老舗にふさわしいたたずまい、しっかりとしたおもてなし(途中で女将さんの挨拶もあった)、伝統の味、古き良き石巻に触れられる数少ない店だと思う。景気がよかった時は、宴会などで利用したこともあったが、雰囲気と味付けは変わらず、ランチでお得なメニューを出したり、老舗なりに頑張っている。完全個室制で、個室4つ、大広間1つなので、土日などは予約してからどうぞ。(ついでに、釜飯とウナギの注文もしていると待たずに食べれる。)
http://r.gnavi.co.jp/t005900/
滝川
宮城県石巻市中央1-13-13
0225-22-1138
11:00~14:00(LO)
17:00~20:00(LO)
月曜日休み
駐車場あり、契約駐車場あり
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