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『地方移住者』が増えているらしい。『コロナ禍』により、各々の『価値観』が変化したのが理由として一番のよう。確か“東日本大震災後”も、このような流れになったような? あの時は再びの大地震や放射能の影響を恐れて、かなり遠くまで転居する人が多かった。私がblogで知り合った人も、関東から幼い子供のために縁も所縁もない熊本に移住した。その後暫くして遣り取りが途絶えてしまったので、もう近況を知ることはない。私のことも忘れた頃だろうが、私はと言うと5年前の大地震や近年の阿蘇山噴火等のニュースを観る度、無事でいるだろうかと、顔も知らない彼女のことを思う。関東に居た頃も自然のある穏やかに時間が過ぎる環境で、素敵な生き方をしていた彼女。今はすっかり新しい土地に馴染んで、家族と幸せに暮らしているだろう。******「“音楽業界”と関わる仕事がしたい・し続けたい」という想いが強かった頃の私は、自分は東京を拠点にずっと暮らしていくもんだと思い込んでいた。もしも途中で何かしら御縁があって結婚したとしても、「住むなら神奈川!(それも海側)」と決めていた。なぜなら私の生まれ育った“九州”に、温暖な気候も町や人の雰囲気も似てる気がしたからだ。とは言え、昼夜・平日休日を問わずアグレッシブに活動していた頃の私が、ズム―ズに仕事をするには東京か東京にだいぶ近い土地に住むのが最も適していた。だから結婚してフリーで仕事をしていた頃は、急な仕事の依頼が来ても飛んで行ける町に居たけれど・・・だんだん音楽業界も衰退し、共に業界で切磋琢磨してきた仲間達も減り、私の流行り音楽への興味もなくなって・・・そのうち闘病が暮らしの中心になり、ダンナも激務と人間関係で体調崩して・・・そんなことを繰り返すうち、“都会”で踏ん張り続けることに二人とも疲れてしまった。そんな時、たまたま今住む町に辿り着き、“終の棲家”と出合うのである。ココなら東京にも近いと言えば近いし、欲しいモノ・コトは意外と何でも手に入る。それでいて周りには自然が多くあり、澄んだ空気が漂い、のんび~りと時間が過ぎてゆく。ラフな格好でも平気だし、何しろ食材が新鮮で安くて旨い!この程良い“田舎味”が私やダンナの故郷とも似ていて、縁も所縁もない町だったのに、すんなり馴染むことができた。距離的に“都会”を離れたことで、都会の好い部分にも気づけた。しかし、仕事や人間関係についての『価値観』が変わったのだ。引っ越し前から毎日のように多くのアクシデントと向き合い、新居でも悩んだり考えたりしたけど、心機一転、二人ともこれまでの仕事を辞めて、暮らし方を変えていった。若いうちは多少の無理も利いた。だからワーカホリック気味で、忙しいことに酔っていたけれど、歳を取るにつれ仕事の疲れは抜けにくくなる。そこに親の介護介助や死が立て続けに降り掛かれば、“自由になる時間“は奪われてゆくだけで尚更気の休まる暇はない。生きるには『お金』が必要だ。でも、その前に『心と体に余裕』がなけれはば、働くのも難しい。これまで二人ともアクセル全開で生きてきた。だから、これからは歩く速さでひとつひとつ丁寧に欲張らずに、仕事していこうと決め、今に至る。******最近の『地方移住者』もコロナ禍を機に、働き方を変えた人達が多いとのこと。リモートワークで今までの仕事を続ける人もモチロン居るし、全く異業種へと転職した人やアーリーリタイアした人も・・・ダンナの職場関係でも、関東の奥の方に移住を決めた家族が。通うとしても2時間超の通勤時間? 今は交通手段も豊かだから、慣れてしまったらそんなにストレスないのかもな。東京で働いていた者が地方で暮らす場合、収入減というデメリットも確かにある。私自身も仕事量を減らしたのもあるが、収入は激減した。それでも彼等は言う。「1ヶ月に一度くらいの感じで東京に行く方が、楽しい」と。若い頃は何でも手に入る『刺激的』な眠らない街が、私は大好きだった。活き活きとした華やかな街に浸る自分も活き活きとしてる風に思えて(錯覚)、都会の夜景を眺めながら狭いワンルームで暮らす自分にベロンベロンに酔っていた。そんな私だったけど・・・新型コロナ拡大で都内への満員電車通勤を避け本業を休んでしまって以来、電車に乗るのも人混みに行くのも恐さが先に立つようになった。出版界も厳しいから、本業はこのままフェードアウトするかもしれない。電車が怖くなった今、それでもいいやと思い始めてる。今なら『地方移住』をした人達の気持ちがスゴく解る。ま、私の居る所なんて微妙なエリアだから、「そこを一緒にするな」と言われそうだが。いや、“都会”で長年暮らしていた私が初めてココを訪れたとき、色んなモノに“カルチャーショック”を受けたから、“そこそこ田舎”なんだと思う。そんな町が居心地良すぎて、都会暮らしには二度と戻れない。大学入学直前、世話になった従姉妹に「歳を取ったら、田舎が恋しくなるよ」と言われて、あの当時は全く響かなかったけれど・・・“こういう気持ち”だったんだなぁ。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「最近ねむくて眠くてネムクテもうね・・・😪💤」ハナレグミと冨田ラボの音聴いてまったり~♨♨な快晴の午後。
2021.10.29
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何ヶ月ぶりだろう?前を思い出せないけど、春頃だっような・・・。“初詣”とセットで、お気に入りのコーヒー屋さんに寄ったのが、その時だろう。最近の日曜は、ほとんど出掛けず、家でのんびり過ごすことが多いのだが。公表される感染者数も減り、体を動かしやすい季節になったから、“ウォーキング”しようということになり、だいだい1時間くらい鎌倉(山側)散策を楽しんだ。歩くのは必ず夕方近い時間を選ぶ。都会とは違い自然溢れる町とは言え、たとえコロナ禍であろうと、それなりに人が集まる。これから紅葉の時期を迎えると、更に観光客が増えるので、そういう人混みをできるだけ避けてローカルな道を臨機応変に選んだりしつつ。ま、昨日は数ヶ月ぶりと言うこともあり、無理のない程度にノーマルなルートで。目的地も決めず、風任せでぶらぶらと。ほんとここ最近は、買い物やたまの用事くらいしか、それも家の周辺しか歩く機会もなかった。そこそこ田舎だから、この程度でも充分癒やされてはいた。でも、少し湿った土の香りや木木の鳴る音や青い香り、様々な鳥の甲高い鳴き声・・・を五感で楽しみながら“非日常”の空間にゆっくり浸る時間なんて、なかったなぁ。誰もいない谷戸で、マスクを外し大きく深呼吸。ああ、なんて気持ちのいい・・・ゴキゲンになったところで少しピッチを上げ、好い感じのアップダウンを繰り返し、観光客の多いこの日の“終点”に辿り着く。歩き出した頃はちょっと涼しく感じていたのに、私の心が徐々に開かれるのと同時に、毛穴もパカッと開きじんわり汗をかき、全身ポカポカに。風邪を引くと悪いので、海側には行かずに戻ってしまったが、次はもっと歩ける格好をして、別のルートを歩こうとふたりで言いながら、気分良く家路についた。巣籠もりしてて毎日家事以外あまり運動しないから、そんなにいきなりは歩けないと思ったのに、私が全く疲れることなく休憩もなく歩き続けたのには、ダンナが驚いていた。体弱いけど、足だけは強いのだ(胸を張る)。この健脚を活かして、今秋は去年の分も、歩けるだけ歩いてストレス発散&体脂肪撃退するぞー💪★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「秋冬の方がアイスとか食べたくなる(体脂肪の敵なのに💦)。」藤井風と書いて神様からのギフトと読む。昨日の民放全局STEP CMからMV YouTube配信へのリレーも画期的でいいもん観た🙏
2021.10.25
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こんな時代にCD売りたがるのって間違ってるんですかね?!間違っててもいいです!少し前、彼は新作をリリースできる喜びのせいかやや興奮気味に公式Twitterにこう書いた。彼に限らず、ミュージシャンが“丹精こめて”作ったアルバムでさえ、今や簡単にスマホに取り入れ、手軽に聴けて(聴き捨てられて)しまう時代。そんな時代の流れの中で、大真面目に「CDを10万枚売る」という目標を掲げ続ける岡崎体育。間もなく4枚目のオリジナルアルバム『FIGHT CLUB』がリリースされるのだが。明日、予約していた初回限定盤のアルバムが私の元にも届くハズ。デビュー以来、ずっと息子を見守るように応援してきた。編集者の頃から自他共に認める“イケメン”好きな私が、なぜ、こんなに“ゆるキャラみたいなわがままボディ”の岡崎体育に惹かれるのか?それについては、過去にblogでも書いてきたし、趣味で投稿していた音楽サイトの原稿に散々書いたから、今更語るまでもない。ただ、彼を深く知れば知るほど、その“人間性や才能”に惹きつけられ、ますます好きになってしまう。岡崎体育は、私の過去から現在までに好きになったミュージシャンや音楽ジャンルのどれとも違うようで、実は“同じ”なんだと感じてる。だから彼の歌声を初めて聴いたとき直ぐに好きになったし、飽きずにずっと好きでいるんだと思う。最新の機器を使いこなせない古い人間なので、好きな音楽はCDの形で手に入れたい。開封して歌詞カードの紙と印刷の匂い・・・それを嗅ぎながら1曲目からじっくりと聴きながら捲るあのワクワク・・・たまらなく好きだから。ストリーミングやサブスクで聴いても、作り手の儲けはほんの僅かだ。たとえその方法で大ヒットを飛ばしたとしても、CD10万枚分を手に取って買って貰うのとは全く手応えが違う。と言っても、CD10万枚でも本人の儲けは200百万円に満たないくらいって話だから・・・私が音楽業界を見てきた当時のトリプルミリオン連発の異常さを思うと・・・今の音楽業界でミュージシャンが生き残るのは難しい。あの大物でさえ売り上げワースト記録を更新中で「CDを買ってください!」と本気でファンに呼び掛ける非常事態なのだから、かなりシビアな時代になったものだ。残念なことにライブには暫く行けそうにないので、今の私には、できるだけCDを買って応援することしかできない。好きなミュージシャンの音楽が、この先絶えることがないよう。それにしても、トレイラー観ただけでウズウズしてきた!あー、明日、遂に聴けるのか~♪ たーのーしーみー。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「急に寒くなってきて、猫の喉のゴロゴロが恋しくなった。」
2021.10.18
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「ビートルズの解散した原因は、ジョン」これまで“ビートルズ解散の真相”については、様々なことが語られてきた。ただし、どれも噂レベルだった。なのに最近になり、ポール・マッカートニーが英国ラジオ局のインタビューで“真相を暴露“したらしい。私はビートルズのファンではないが、好きな楽曲も幾つかある。英国を代表する偉大なバンドでミュージシャンに影響を与え続けているのも解るし、今も現役のポールをリスペクトはしている。けれど「ポールが暴露」というニュースのさわりを聞いて、とても残念に思った。今更原因を話したところで、バンドが甦るわけでもない。それに、死人に口なしでジョンもジョージもこの世にいない今、ソレに触れるのは“フェアじゃない”と感じるからだ。51年も黙り続けていたことを、ポールは何故今、明かしたのだろう?ネットのあちこちに記事が転がってて、ザッと読んでみた。でも、その理由については見つけ出せなかった。人生経験も音楽活動のキャリアもある“重鎮”が、若い頃のゴタゴタを語るのは粋じゃない。それがあのビートルズのメンバーであっても。しかも、女王からナイトの称号や名誉勲位を授与されたポール・マッカートニーが。ビートルズの音楽を愛する世界中のファンのため、毅然たる態度で墓場まで持って行った方がカッコ良かったな。そうは言っても、ポールも神ではなく私達と同じ人間だ。老いていくにつれ自分だけで抱えきれなくなって、“あの頃”の鬱憤を晴らしたくなったんだろうか?でも単に「生きてるうちに間違いを正しておきたかった」的な想いなら、もっと前に話すチャンスはあっただろうに。 “真実”を今語られたところで、ファンは何を想う?ま、ポールはジョンに原因があったと言いつつも、一部で噂されたジョンと結婚した“オノ・ヨーコ説”や、ジョンとヨーコの不仲説も完全否定している。ジョン憎しで暴露したわけではないようなので、その点の誤解が解けたのは良かったが・・・。******「なんでソレ、今言うかなぁー!」とガッカリすることは、最近だけでもわりとある。赤裸々トークが人気(?)のTV番組とかで、過去の恋愛相手への不満や二人きりの会話の内容等をベラベラ話す人。アレはいかん。有名人同士で交際して別れた後、片方がつき合っていた時の話や別れた理由を勝手にTVで喋るのは。“相手が誰か判る”状態で公共の電波通してそんな話されても。質悪いなーと思うのは、別れた相手が新たな恋でうまくいってる(世に知られている)のに、今頃わざわざ相手の欠点や相手への未練をTVで一方的に語るなんか狡い。スタッフからの演出もあるだろうが、別れた相手からすればカサブタ剥がされるみたいなもん。話す方は“恋多き~”のキャラをウリに活躍の場を広げるチャンスになるかもしれないが・・・てか、TVのあっち側のこんな話、視聴者が興味あるのかそもそも疑問。あー、誰の何の役にも立たないことを長々と書いてしまった。ここは私の備忘録代わりだから、自分への戒めとして書いておこう。私も過去、発言で色々失敗して人間関係こじらせてたから。言うべきこと、言うタイミングは二度と間違えないように、人を傷つけることのないよう自分も悲しむことのないよう気をつけなきゃな。★ ★ ★ ★ ★今日のふたこと。「夕飯メニュー考えるの面倒になってきた。冬終わるまで毎日鍋でもいいかな。」まだ見ぬ明日は自由🌞
2021.10.14
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このところ立て続けに問題や心配事があったせいで、“ストレス“がMAXになる日も多かった。大きく深呼吸して、なるべく冷静になって、焦らずにひとつひとつ丁寧に“解決”できるように取り組む。それしか私にはできないから、地道に自分と向き合ってきた。日にち薬ではあるが、なんとか心に幾らかの“ゆとり”が戻り、それと同時に荒れまくった体調も上向いてきた感じだ。絶不調の時、おひとりさま時間を過ごす私の支えとなるのは『好きなモノ』に浸る。コレに限る。手っ取り早く満たされたいと思ったら、私には音楽やドラマ、動物モノの動画を観るのが一番効果的。カラオケに行き大声で唄うのも気持ちいいはずだし、気心の知れた親友と食事しながらお喋りするのも楽しい。好きなアーティストのLIVE会場で一体感味わうのも最高。けれど、今はまだソレをするにはリスクもあるから・・・私が以前のように弾けてストレス発散できる日は、もっと先になりそうだ。そんなワケで、毎日動画ばかり観ている。でもTV画面やPCモニター越しに、好きな時間に好きな格好姿勢で“観る”だけでストレスを解消できるんだから、費用対効果は抜群♪Instagramやアプリの長時間の閲覧は、10代の若者の心に悪影響を与えるという調査結果もある。ならば作り手や演じ手の想いの詰まった正規品を観たり聴いたりする方が、10代でなくても“心の弱った”人間の役に立つと思う。******私は子供の頃から負けず嫌いで甘え下手。顎を突き上げて歯を食いしばり、何でも我慢我慢で耐えて育った。そのわりに涙もろく(泣き虫って程ではない)、自分でも何で今?と想うタイミングで“号泣”してしまう弱点がある。編集者時代、あるバンドが私の誕生日を祝い生歌を唄ってくれた時。急にダム決壊で最後まで泣きっぱなしだった。そのせいで演奏が終わった後、メンバーにもの凄く心配されてしまった。当時もプライベートでボロボロだったから、体内にこびりついた“あらゆる毒素”が温かみのある歌声に押し出された気がする。会社の皆の居る前で突然肩揺らし啜り泣いたので、その場の全員が???な顔してた。でも一番驚いていたのは、ワケ分からず泣いてた私自身なんだけど😂******俗に「年を取ると涙もろくなる」と言うが、これは脳の感情抑制機能が低下するのが原因なのだそう。若い頃、何でも感動したら簡単に泣いてしまってたのに、年を取るにつれ泣くことが減った。遂に心臓に毛が生えたのか? それとも単にドライアイのせいか?なのに実は、動画を観ていて“いきなり泣いた”ことが直近で少なくとも三度ある。どれも音楽を聴いて観ている時に突然起きたので、若い頃から音楽バカな私が弱ってる時には、“音楽が一番の薬”と言える。一時期、“泣く”ために映画館に泣ける映画を観に行く企画が巷で大流行した。涙を流すことが“心のデトックス”に最適なのは、科学的根拠もあるようで。私が三度泣いてしまったのは全部音楽モノだけど、映画と同じような特効薬の役目を果たしてると思う。泣くつもりで観たわけじゃないし、作り手も泣かせるつもりでリリースしてるわけじゃない。それでも予期せぬ涙を流した後、やけにスッキリできたのだ。ちなみに、藤井風の浜スタLIVE配信観て途中で涙ぐんで、この前手に入れたPRINCEのLIVE盤観て、突然ぶわっと泣いて・・・ついこの前、岡崎体育の新曲動画で不覚にも号泣。岡崎体育は、ヤバい。おちゃらけてる風に見えても、彼の作品は、油断すると胸ワシヅカミされて泣かされる。そして泣いたら、必ず“あたたかい気持ち”になれる。まさか、こんなほっこりMVで号泣するとは思わなかった。いや、コレが岡崎体育の才能であり、他者にはない魅力なんだが。時に鋭く時にひたすら優しい語彙力高め・感受性豊かな歌詞が心身に染みれば染みる程、目頭熱くなってしまう。そして、すべてが愛おしくなる。初めて観て泣いてからというもの、心の安定を実感してる。しばらくはこのMVを支えに、前向きに過ごしていけそうだ。推しは、神3のピンク♥ でもみんな可愛い♬寿司くん(ヤバT) のセンスも加わって♨温泉みたく癒やされるぅ~♨★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと以上。「HPアクセス数23万回超えました🙏 千里の道も一歩👣から。その道は、果たして何処に続いているのやら??」
2021.10.11
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ラジオを聴いてると、『あたらよ』という名前を最近よく耳にする。二年前に結成されたバンドで、昨年からYouTubeやTikTokを中心に注目されているらしい。バンド名は思った通り「可惜夜」から決めたよう。万葉集でも詠われた「明けるのが惜しいほどの夜」に由来する。若い人達に一時期『大和言葉』が流行ったけれど、今は『昭和レトロ』や『おじさん構文』がウケてるみたいだから、何でもカンでもスタイリッシュにカタカナで表わされるこの時代に、かえって古風なモノが“新鮮”に響くのかもしれない。それにしても“また”このバンドも『夜』をモチーフにしているじゃないか。同じように動画サイトから注目され、こんなおばちゃん(=私)も浅めにだけど知っている『YOASOBI』、『ヨルシカ』、『ずっと真夜中でいいのに。』という夜を名前にしたグループ。この三つを好きなファンを総称して『夜好性』と呼ぶと聞いたときは、「巧いこと言うなぁ~!」と感心したものだ。正直言って、音楽的にもメンバーのキャラ的にも正しく見分けがつくのは、『YOASOBI』だけなんだが。ここに『あたらよ』が加えられ、ついでに『yonige』『YONA YONA WEEKENDERS』辺りも混ざってしまったら・・・キンプリ以降のJ所属アイドルグループやEXILEんとこのLDH系グループが全部同じ顔と歌に感じるのと同じレベル。さっきもラジオで『ヨルシカ』の『月に吠える』が流れたけど、歌の雰囲気はyamaって歌手にかぶるし、『YOASOBI』の『夜に駆ける』とタイトルが紛らわしいわで、ホントに区別がつかなくなりそう。なんというか・・・ミュージシャンは夜に仕事が多い&捗るからか、『夜』に特別な想いを抱く人が多いんだなぁ。ベテラン勢で言えば、『サカナクション』の山口さんは歌詞やLIVEはモチロン、Fanサイトの名称なども懲りに懲りまくってて、趣味も『夜釣り』で徹底してるほど常に『夜』を纏ってるイメージだ。岡崎体育のお友達バンド、『夜の本気ダンス』はバンド名がソレだけど、音楽性もメンバーの雰囲気も『夜』の方が合ってるもんなぁ。私が音楽業界に関わってた頃は、バンド名やアーティスト名よりも、歌のタイトルや歌詞に使われがちだった。誰も申し合わせたわけでもないのに、今ここまで『夜』を掲げて活躍するミュージシャンが増えたのは、何故だろう?既に誰かが特集記事を書いてるかもしれないが、もしも私が今も音楽雑誌に関わっている立場なら、迷わず特集を組んでいただろうなぁ。逆に朝に関するグループ、歌手って日本だけに限ってみてもだいぶ前に結成された『モーニング娘。』くらいしか浮かんでこない。『夜』が大流行の今も、メンバーチェンジしつつ固定ファンを掴み活動してるのは、ある意味凄い。『夜』のグループや他の集団アイドルと一線を画し、『朝』の元気なイメージのまま今の時代に際立ってる。さっすが、つんく♂さん(でも彼のバンドは、夜型だったな)。相変わらずカッコいい~~🎺🎤
2021.10.06
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大型の台風16号が接近するというので、昨日から気を引き締めて、停電したら使う非常用のグッズのチェックを。ライフラインが止まった時も、三日以上なんとか夫婦二人で生活できるよう、非常用の色々は揃えているつもり。東日本大震災の後、繰り返し『輪番停電』を体験したお蔭で、何が必要かが見えてきた。あれ以来、被災した場合を考えて真面目に備蓄するようになった。とは言え、食の細い大人二人だけなのであまりガッツリ揃えず、食材も含め、ほんとに必要なモノだけをシンプルに揃えているだけだ。で、そのグッズをチェックしていると、小箱から“好い香り”がしてきた。中には何種類かの香りのアロマキャンドルが入っている。私が編集者を辞めると決めた頃、レコード会社W幹部のM氏が私にプレゼントしてくれたモノだ。彼は私が編集者になって間もない頃に出会った。当時彼が宣伝担当していた所属歌手と、私が同じ名前(下の名前)というだけで、娘のように可愛がってくれていた。退職が迫った日、うちの営業さん経由で、Mさんから販促用非売品グッズの盛り合わせが届いた。その中にあったのが、某海外ミュージシャンのイメージに合わせて作ったこのキャンドルなのだ。その当時の私はこのテのアロマ系の匂いが苦手で、彼から貰ったTシャツは喜んで部屋着にしたが、このキャンドルだけは使う機会がなく、かと言って無碍に捨てられず・・・何年間もタンスの肥やしに。それが“役立った”のが、あの大震災だった。停電になると一番私が気が滅入るのは、夜に視野が確保できないことだ。うちはマンションだから、あのくらい大きな地震でも一応、非常灯はぽつぽつとある。だからあの時、完全に真っ暗にはならないと分かったが、それでもやはり“灯り”があるとないとでは、心の動揺が全く違うと思う。モチロン、あの時、懐中電灯の灯りも頼りにはした。でも、このアロマキャンドルが意外にも好い働きをして、地震後の停電でも、不安な気持ちを和らげてくれた。最近キャンプをする人が増えてるらしいけど、私が思うキャンプの醍醐味は、夜空の下で“キャンプファイヤー”かなぁ。炎の灯りとゆらゆらを見てると、自然と穏やかになれて癒やされる気がする。それと同じ感じで、非常時のアロマキャンドルは私の気持ちを静かに癒やしてくれた。しかも香しく優しい匂いを漂わせて。ダンナと今は亡き姑そして私、家族でラジオに耳を傾けるしかない暗闇の中、キャンドルの灯りと香りのお蔭で、なんとか数時間を耐えられた。あの時、使ったのは二個だったよう。今日中を見たらまだ六個残っていた。あの貴重な経験をしたせいで、残りのキャンドルを捨てられなくなった。それに今まで忘れていたが、箱の外側にMさんの直筆で『びー。さんへ、M』と書いてあるんだもん。泣けちゃう。夏は派手柄アロハに短パンな、白髪交じりの口髭のおじさん。あの人の太陽のような笑顔、急に思いだしてしまった。お元気でいるだろうか? そんなことを思いだしたせいで、ますます大事なモノになった。私が辞めた日から、信じられないくらいの月日が流れた。キャンドルの使用期限が、こんなに長いわけがないので捨てた方がいいに違いないのだが・・・食べてお腹下すワケじゃないし、ちょっと見た目が変色しちゃったような気もするけど・・・まだ好い匂い♥だし、我が家で非常用として使うだけだし、全部を使い切るまで(そんな事が起きないでいてほしいに決まってるが)、Mさんの愛の詰まったキャンドルに『現役』でいて貰おう。どーでもいいけど、ローソクの“期限”ってあるのかしら?******『期限』と言えば・・・次期総裁に決まった人が、奥様手作りの『お好み焼き』を何気なくSNSに上げたら・・・早速『揚げ足を取る』人達が↷↷↷画像に写っていたソースの『賞味期限が切れている!』と一斉ツッコミするという・・・誰に何のマウントを取りたいのかしらんが、そんなことくらいスルーしてあげてー。地元広島の地盤を守る奥様は、一緒に住んでないのだから多忙な夫や息子(秘書)が、いちいちソースの期限なんか気にしてられないよ。それに本人か息子がソース買ったものの・・・1本そんなに頻繁に使わなくて残ってたんでしょうよ。うちも二人だから、あの大きさのソース余らせるからソース自体買わなくなったぞ?以前も、上京した奥様がエプロン姿で手料理して本人が食べてる様子に、一斉ツッコミが入ったらしいね。「昭和の匂い」とか「家政婦みたい」とか言いたい放題で。昭和って、駄目ですか? 奥さんよりも自分が偉いとでも?そういうのこそ完全な『差別、偏見』で、もう『期限切れ』なんじゃないのかなぁ。無関係なのに他人のSNSに、人を傷つけたり茶化したりするコメントを無責任にわざわざ書き逃げるなんか。そんな『負のムーブメント』をワンパターンに続けてるだけってのこそ、この時代に合わない。彼やその奥さんの擁護する気は無いが、ソースの期限がどうのとか、画像拡大しないと見えないようなとこまで重箱の隅突く勢いで指摘してるのを見て、彼に意見するなら「ソコじゃない」と思った。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「解除されたからと言って、元に戻れるわけじゃないのに。」心晴れないとき、彼に助けられてる。
2021.10.01
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