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雨を『恵み』ととるにはあまりにも悲惨な状況が新潟や福島で続いております。被害にあわれた方々、避難していらっしゃる皆様にはお見舞い申し上げます。このような天気が続く中でも森の空気が吸いたくなって、自分でも「物好きだなー」と思いながら歩いてきました。雨を覚悟の上、準備万端整えて出かけましたが、到着するといい感じの散策日和。しっとりと濡れた樹林で大きく深呼吸すると、頭の中のモヤモヤしたものがすーっと抜けていくよう・・・。一日の疲れは夕食の時にとり、一週間の疲れは週末の樹林で癒す・・・こんなありがたい生活が出来ることに感謝したいと、最近つくづく思います。時に雲間から薄日が射し、時に優しく肌にまとわりつくような霧がまう中、細やかな水滴をつけた立ち枯れの樹に目の覚めるようなオレンジ色を見ました。出始めのマスタケの鮮やかな色彩は、ハナビラタケやホウキタケと同じように、森に在って海を想わせます。私は、空気に漂う水の粒子の中を泳ぐように、お目当てのマスタケへとたゆたうように近づいていきます。ずっしりと重くなった籠を持つとはたと現実に戻り、どう美味しくいただこうかと考え始めるのですからどうしようもない食いしん坊です。今日は嬉しい事がもう一つ。きのこ仲間のモモクリさんから、お手製の籠が送られてきました。この色合い森の中では目立ちそうで、好き勝手に動き回る相方を探す目印としてはピッタリ。扱いやすそうで復元力もありますので、今年は出番が増えそうです。イメージを膨らますために、今日採れた数種類のきのこを入れてみました。ジュンさん、一緒にこちらに送っていただきましたので、次回お会いするまで預かっておきますね。(ジュンさんのは、手前左の赤い色です。)7月も今日まで・・・きのこシーズンって始まってみるとあっという間に過ぎてしまいます。8月はほんのちょっと中休みして、楽しい秋を迎える前にやらなくてはならない事を進めていきたいと、いつもの様に一応スケジュールを立ててみますが、思ったとおりにいくかどうかはお察しのとおりです。
2011.07.31
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先週の土曜日、気持ちよく樹林帯を散策してきた私。毎回の事ながら体のあちこちを虫に刺されてしまいました。帰宅したら先ずシャワーを使うのですが、翌日になってから痒みが出始めて強烈な痒みは2週間ほども続きます。紅く腫れた虫刺されの痕は3箇所・・・仲間達と出かけても私だけ被害にあいます。体温が高いのか、ゼェゼェ言いながら歩いているので二酸化炭素を撒き散らしているのか・・・。まあいつものことなので、薬を塗って痒みを我慢していました。さて二日後の25日、ふと鏡を見ると左鎖骨の上に扁平になったホクロのようなものが・・・。「きゃあ~~~」・・マダニーーーー(叫)生きていないとはいえ、どうしよう・・オロオロきのこ仲間達の体験談を聞いていますし、自分で取り除いたら頭部が残りやすいというのも知っていますし、何の知識もなかった頃に被害にあっています。でも、このまま付けておくのは何としてもイヤです。えい!ままよ。。。と毛抜きで引っ張ってみました。この小さな虫のどこがそんなに強く喰らい付いているのかと思うほど取れません。グイグイと引っ張ると・・・取れましたが、ルーペで見てみると体半分だけこれです。あぁ~~やっぱり頭は皮膚の中かもと思いつつ、再度皮膚を挟み込むほどに毛抜きを使いました。そして取れたのが・・・これ・・・幸い口吻の先まで取れましたので、服に付いていたマダニが帰宅途中に皮膚までたどり着いて喰い付いたばかりだったと思われます。リアルに描くと気持ち悪いのでと描いたものの、ひどい絵です・・・ははは・・・何かと怖い菌を保持していますので、皮膚科に行った方がいいのですが、今回は刺されてから時間が経っていないと判断して手持ちの薬を使いました。その後、痒みは全くなく傷口も治ってきました。それより先に気づいていた他の種類のダニが刺した痕が痒くて・・・。特に少しでもアルコールを摂ると、痒みで体が踊りそうです。次回から、虫除けをバンバン使ってどんな虫も寄せ付けないようにしましょう。さて、いくら図に描いたダニとはいえ、気持ちいいものではないので、お口直し。。数年前からベランダで育てているこのバラうどん粉病のようなものにやられていたので、数ヶ月前相方が根元までバッサリと切ってしまいました。そこまで切らなくても・・と思ったのですが、それがよかったようで新芽が出てきてこんな可愛い花をつけてくれました。でも葉っぱをよく見ると、また何か病気にかかっているようです。今ベランダで咲いている、サンパラソル、カーラ、ゼラニュウムは手間要らずですが、バラは難しいです。又根元まで切っても再度新芽が出てくるのかしら・・・。
2011.07.27
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山での出会いの楽しさは、きのこだけではありません。草花もその一つで、普通に見られる花々も標高が高くなるにつれて小型化してきて愛らしさが増します。このイチゴも毎年の初夏の出会いのひとつで、これは標高があるところだから矮小化されたものではないとおもますが、一般に見られるイチゴのミニチュアを思わせて味も同じです。ただ、食べるには実が小さすぎて口が待ちきれずに・・・もういいわ、となってしまいます。台風がもたらした雨できのこが出てくる環境が整った御山ギンリョウソウの姿もチラホラ見られ、ハナビラタケも出てきていました。でも、この場所のハナビラタケは最盛期を過ぎたようで、成長の度合いが遅くなってきたようです。5株ほど見つけて、前回残してきた幼菌の場所3箇所を廻ってみましたが、どこも残っていませんでした。蒸し暑さと雨が続いたらチチタケの出番です。私たちが見て廻る山は、チチタケも出ますがどちらかというとヒロハチチタケが多いようで、今回見つけたものも全部ヒロハチチタケでした。チチタケよりも旨みが少ないようですが独特の風味は同じ。初物としてありがたくいただきます。タマゴタケの姿もチラホラ見かけるようになりました。オレンジ色と赤色を混ぜたような色合いは山の中で一際目立ち、緑影の中にポッっと灯りが燈ったような風情がありました。久しぶりにきのこ仲間と会い、雲一つない夏空の下で遊ぶ数時間は、一週間の疲れを取ってくれるようでした・・と言いたいところですが、気持ちの上ではそうでも蒸し暑い中での散策は体に堪えて、帰宅したら暫しのお昼寝が必要です。今日も懲りずにこれから里山の様子を見に行ってきます。
2011.07.24
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夏野菜で好きなものといえば、先ずトマトこんな可愛いミニトマトの鉢植えを見ると、見た目の可愛さにも惹かれてつい買ってしまう。これは先日御山に行った時「道の駅」で求めたもの。これ以上実が増えるわけではないけど、これで¥300円なら得した気分・・。一個食べてみたけど、味はイマイチでした。きのこ仲間のモリちゃんからトマトが届きました。今年は種から栽培したとかで、はちきれんばかりに熟れた中玉トマトは見た目よりもずっしりとした重みがあります。おあつらえ向きにパック入りのバジルが野菜室に・・・。ミキサーを取り出すのが面倒なので、オリーブ油とバジルをすり鉢でゴリゴリ。松の実があればコクが出るけどナッツ類は無くて、いつだって私の料理は○○風となってしまう。たっぷりのトマトソースとバジルを使った「フレッシュトマトとバジルのパスタ」の出来上がり・・・。以前は、パスタとは魚介類かベーコンなど加工品でコクを出すものと思っていましたが、今は、旬の野菜を使い水分を飛ばしながら時間と手間を惜しまずソースを作ったらそれだけでも十分美味しいと分かりました。5月からほとんど毎日トマトを食べておりますので、美容にいいと言われるリコピンをたっぷり摂っていることになります。紫外線による肌の衰えをカバーしてくれるというリコピンですが、週末ごとに野山に行っていますので、効果のほどはどうでしょうか??このパスタは昨日のランチ、今夜はルッコラたっぷりのトマトサラダで、トマトの種類は「大様トマト」でした。飽きることなく秋まで食べ続けて、野山で浴びる紫外線をはじき返したいと思います。
2011.07.19
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待っていました、週末きのこ探し散策。何しろ気温が高いこの頃・・・陽が高くならないうちに廻ってしまおうと16日に早起きして出かけましたが・・・ご覧のように御山はカラッカラ梅雨時に雨は降ったのかしら、と思ってしまうほどの乾きようで、例年見られるギンリョウソウも、なには無くても私だけは出ていますよと楽しませてくれるドクヤマドリタケ、コガネヤマドリタケもほんのたまに見かけるだけでした。だからといって諦めるわけにはいきません。18日に予定されている「入間きのこ愛好会」の会合にて、なんとしても仲間のみなさんにハナビラタケを見ていただきたい。。。。サクサク歩き廻って頑張って探しましたよ。見つかったハナビラタケは4~5日後が採り頃の株でしたが、待っているわけにいかず、ありがた~~く頂いてきました。戻ってきてから写真を見ると青色の美しい地衣類が写っていて、ちっとも気づきませんでしたが、こちらもマクロで写真を撮ってくればよかったです。そして二株目は、採り頃食べごろの美しい物先ほどのものより大きくて、この乾いた大地で良くぞここまで成長してくれましたと感謝してパチリ。結局4株収穫できて、なんとか目を楽しませてくれるだけの量になりました。約3週間ぶりに歩いた森・・・標高が低いところのベニバナイチヤクソウやツルアジサイ、シロバナイチゴの花も咲き終わり、森の緑も濃くなりすっかり夏景色に変わっていました。梅雨時に雨が少かったようなので今後台風頼みの雨が欲しいところですが、日本列島は今大変な状態・・・今年は大雨や長雨を諦めて静かに過ごせる日常が続けばいいなときのこオタクの私も、そう思っております。そう考えつつも、足は森へと向かうのですが。。。。
2011.07.17
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まさに夏本番・・・木立の下に居ても照りつける陽射しは容赦なく降り注ぎます。体は疲れていますがそろそろ夏きのこ本番、定点観測をサボるわけにはいきません。いつもの場所に待っていてくれたのは、網タイツの麗人3姉妹・・・なぜか同じ方向に倒れて発生していました。そして、アイタケでした。すぐそばに人家があるので、写真を撮っていますよ~~というポーズを見せておいて、ついでにきのこもいただいてきちゃいます。場所を変えての散策で見つけた、ヤグラタケ。クロハツ?クロハツモドキ?の上に宿を借りて、さらに栄養分までいただくとはなんと効率がいいのでしょう。。。。アカハツにしては肉質がしっかりしていて弾力があり傷つけても変色せず、勿論アカモミタケでもなくて・・調べても分からない不明菌です。色合いと模様は申し分なく、ひっくり反してためつすがめつ眺めてきました。梅雨時季に潤った大地に、これから色んなきのこが発生してきます。でも・・・10日ほどカンカン照りが続けば、その姿はパタリと見られなくなります。きのこって可愛い・・きのこって面白い・・きのこって不思議です。。。
2011.07.11
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光が水平線から光の矢を放ち・・・瑠璃色の地球~~♪♪機内から外を眺めると、必ず口ずさむ松田聖子さんの「瑠璃色の地球」紺碧の宇宙と水色の地球の間には、細い絹糸を吹き流したような真っ白いうす雲が・・・もこもこと沸き立つ灰色の雲は、上質の石鹸の細やかな泡立ちのよう・・・空から眺める地球は、雲のミルフィーユに守られているようにそこに在りました。約9日間郷の母と過ごして、昨日戻ってきました。帰路に眺めた富士山にも雲がかかっており、それはそれで美しくて、次の散策を思い描きながら眺め続けてきました。体調も戻ってきた母が突然「畳の張替えをしたい・・」と言い出して、畳屋さんへの手配を・・。真夏の暑い最中、床板の弱った部分を替えるために(2箇所ではありますが・・)女二人滝のような汗を流しながらノコギリ、金槌を扱い、その後遺症は私の腰痛となって残ってしまいました。母も元気を取り戻しましたので、私も今後しばらくは遊びに夢中になれそうです。それにしても関東は暑いです・・・。鹿児島の方が過ごし易いなんて・・・地球に優しくない私たちのせいなのかもしれません・・。
2011.07.09
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