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空手の場合、一般的には、攻撃技と受け技をそれぞれ稽古し、移動稽古や型 で「受けてからの返し」を学び、約束組手などで実践するというのが一般的で あるが、多くの流派・会派では、そのような習得過程が、効果的に組手に生か されていないと私は思う。 中には、ボクシングのマス・スパーのようなものを主体にしているところもあるが、 申し訳ないが、指導者ごとのノウハウに過ぎないレベルだと思う。 現在の空手の稽古体系は、琉球(沖縄)から、本土に紹介され、某大学のクラブ としてスタートした時期の稽古方法まで遡り、その時点での「変化」を良く吟味・ 検証しなければならない義務を、指導者は負っていると思う。 ”その時点”で何がおきたのか? 私は10代の頃から、自分の師匠はもちろん、様々な機会を見つけ、書物を漁り 検証してきたのだが、現在では、「かなり大雑把」に稽古体系が作られたと結論 付けている。 先達の功績にケチをつけるつもりはもちろん無いのだが、本来、かなり個人色の 強かった空手(唐手)の稽古を、いきなり、10~30人で一緒に学べるように しようとした時点で、「無理」があったことがわかってきたのは、30代の頃だ。 要は「空手のスポーツ化」は、1世紀も前から始まってしまっていたということだ。 稽古事の世界では特に、先人から伝えられれいるものを変えることを、良しと しない傾向が強い。 伝統芸能であればいざ知らず、闊達に技を繰り出し合う武術の世界では、 「死に技」を伝承してしまう懸念もある。 うちのこの20年弱の稽古は、まさに1世紀遡り、その時点で「形骸化」させられ てしまった、「稽古」そのものを発掘するようなものだったとも思う。 もちろん、多くの武道を志す方が、同じような取り組みをされているとは思うが、 多くの道場では、何の疑問も持たずに、1世紀前からの「誤差」をも平然と次の 世代に伝えてしまっているのは残念である。 「商売のため」ということで、割り切っている指導者は論外として、真剣に武道を 伝承しようと思われる方は、自分の師匠から、三代遡って研究するぐらいの真剣 さで、自分たちの稽古体系を検証して欲しいと願う。
2009/11/30
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先日UPしたM84FSのロングバレルはともかく、この銃は、バレルがスチール ブルーのタイプは、ベレッタストーリー(床井雅美氏 著)にしっかり載っている。 中学の頃、ハドソン,CMC,MGC(BLK)と、金属モデルガンのベレッタを持って いたころ、既にこのモデルの存在は知っていた記憶がある。 WAの限定試作のページで見たときには、嬉しくて即クリックしたのだが、この モデルも、最後まで売れ残っていた(笑) 軽快にBLKするWAのベレッタは大好きな銃であり、このバレルがブルーだったら、 と、今回も思ってしまった。 試射結果は、箱出しの状態で7mからの状態である。WA-M1934-LONG-01 posted by (C)kirk1701WA-M1934-LONG-02 posted by (C)kirk1701WA-M1934-LONG-03 posted by (C)kirk1701
2009/11/29
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剣道の世界では、比較的あたりまえに導入されているはずだ。 尤も、私が剣道の稽古をしていたのは、40年近く前のことになるが。 空手でも、連続組手で同じようなことをしているが、ひとつ間違えると、先年、 自衛隊の格闘技道場で起きたような、陰湿なことになりかねない。 うちの場合は、私以外は、「希望者」かつ技量的に私が許可した者にしか やらせていない。 顔面突きありの場合は、時間を短くし、集中力の低下による事故を防ぐのは もちろん、回転を早くして、「かかる」側の緊張感も維持することに努める。 やっている本人は気がつかないのだが、ひとり1~2分でも、20人程度を 過ぎると、スタミナ切れ~集中力低下、そして、各人の悪い「癖」が如実に出る。 上手に取り入れれば、技量向上にも意味のある稽古である。 私の場合は、キャリア・稽古量でメンバーよりも遥かに多い分、余裕もあり、 比較的冷静に自分の欠点は、その場で矯正していると自負しているのだが、 それでも、ベテランメンバーに「問題点あれば指摘して」と頼むと、年に数回、 「癖」を指摘されることがある。 ありがたさも混じって、猛反省の上、次回までに徹底的に検証・稽古するのだが、 このところ、ベテラン勢が家庭の事情、仕事の事情で欠席が多く、私自身の チェックには物足りない。 そこで、従来、相手が換わるごとにキッチリしていた挨拶を簡略化し、途切れる ことの無いようにして、かかり稽古をするようにしてみた。 呼吸を整える暇も無いので、10回も連続すると、早くも息が荒れてくる。 50回をこなすと、この季節でも、汗ビショビショである。 こうして、スタミナを迅速に奪うことによって、欠点が出やすくし、自分で自分を チェックするようにしている。 参加者にやらせるときに注意していることは、本人がいくらやる気を見せても、 ダウンに近いダメージを受けたときには、基本的に中断させることである。 実戦ならば、その時点で終わりだし、稽古と考えても、その後の攻撃をしっかり 受けることが出来ず、大怪我につながってしまう。 ましてや、既に動けなくなった稽古生をかわるがわる「サンドバッグ」にしている 風景を昔は目の当たりに、そして最近ではメディアなどを通じで見ることがあるが、 いまでは信じられないような気持ちである。 「根性をつける」「限界への挑戦」と、男にとっては「魅惑的な」表現で飾っても、 意味が無いどころか、危険であることは言うまでもない。 ましてや、顔面突きなしでの連続組手は手数が増えて、ダメージも大きくなる。 顔面突きがあれば、間合いも遠くなり、それなりに「考えて」相手を攻撃するように なるので、思ったほどダメージはない。 また、勝ち負けではなく「どれだけ受け、捌ききれたか」に価値観を置き、皆で 共有できているので、今のところ大怪我は1名しかいない。 最後に、このような稽古で「スタミナがつく」というのは、いささか見当違いだ。 スタミナを養成するためには、他に稽古方法がある。
2009/11/28
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事業仕分けは、「透明化」に価値があるという報道が多く、その点、依存は ないのだが、する方、される方、双方に疑問を感じた。 通常、「予算」というものは、それ自体が、統制のためのツールでもある。 「こういう国にしたい」というビジョンがあって、その方向に、企業や国民を 誘導するためのツールなのである。 今回の「事業仕分けチーム」には、そのビジョンからブレイクダウンされた 「施策案」が描けていないままに、ひたすらコストカットのみを志向した。 これでは「仕分け」ではなく、単なるコストダウンチームである。 また、仕分けされる側でも、スーパーコンピューターを巡る議論で、著名な 学者を並べて、政府に「物申す」という感じで持論を展開されたが、これとて、 「ナショプロ」がらみの仕事がどれだけおいしいかは、参加したことのある 企業ならば良く知っているはずである。 つまり、あまりに無駄・高コスト体質なのである。 学者さんたちは純粋だが、正直、コスト感覚がズレている人も多い。 人材流出は確かに心配だが、正直、金で流れていくような連中をつなぎ止める ために高コスト化をようにするわけにはいかない。 私もそうだったが、エンジニアが薄給で喜んで働くから、日本は産業立国で いられる側面もあるのだ(笑) と、TVでの「事業仕分け劇場」で国民が目くらましをされているうちに、日本郵政 の天下りやら、社会保険庁の悪党どもの再雇用で、「嘱託」なんてごまかしを行 おうとしていたり、自民党とさして変わらない民主党の腰砕けぶりが。 何より凄いのは、首相がお母さんから貰っている「お小遣い」の金額である(笑)
2009/11/27
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「環境立国・日本」(笑)の首相が、実行不可能に近いCO2削減を、世界中に 公言してしまったというのに、申し訳ないのだが、石油ファンヒーターを買い換え てしまいました(汗) それでもちゃんと、厚着をしたり、末っ子と布団を一緒にして、湯たんぽ代わりに したりと、なるべく、エネルギーを節約して、頑張っているのだが、さすがにこの ところ、朝はエアコンの暖房ではキツくなってきた。 もう15年近く頑張ってくれた先代ファンヒーター(サンヨー社製・拍手!)を近所の ショッピングモールでセール中のコロナ社製のものにリプレイスしたのだが、 今回、あまり色んな機能がついているものでなく、シンプルなものにした。 快適ではあるのだが、ここ数年、車に乗っていてもそうだが、化石燃料を使用 することに、罪悪感を感じるようになってきた。 が、あまり神経質になり過ぎずに「気を使う」程度に留めたいと思っている。 お叱りを受けるかも知れないが、何事もあまりドラスティックにやると、反動も。 環境問題では、勤務先にも「環境オタク」みたいな奴もおり、また、「50種類に」 と、ドイツ以上に分別を提唱する公務員を「企業研修」で引き受けたことがあり、 もう、辟易したことがある。 あんまり「CO2がCO2が」と、研修を受ける身でありながら、自論を押し付けて くるので、「じゃ、お前が死ねよ。その分、CO2が減るだろ」と、言ってしまった。 環境側面から見れば、人間がこんなに地球上に「繁殖」してしまっていること 自体が、重要な負の要因であるわけで、「もっとも効果的な環境対策は、人類が 絶滅することである」という過激な意見も、なるほど一理あると思ってしまう。 結局、存在していること自体に多少の罪悪感を覚えながら、自分の欲求と、 環境影響度を意識しながら、「出来ることから」程度に考えていくのが現在の 私のスタンスである。 そんな中、表参道のライトアップなどの報道で、 「環境にやさしいLEDを使っていますから」なんて言い訳を聞くと、 「使用する電気、そしてLEDを作るのに、CO2は出さないのかよ?」と、突っ込み たくなってしまう。 結局、生活水準UPや経済成長に寄りかかって生きていく以上、「環境にやさしく」 なんてなれないと思うのだが。
2009/11/26
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勤務先に定期的に、献血のバスが来る。 毎回、スケジュールを合わせ、前回は、「店開き」まで手伝ってしまった程だ(笑) 血圧が高めなのだが、献血で400ml抜いてもらったあとの数日は、気分爽快、 20歳ぐらい若返った気持なので、楽しみにしているのだ。 今回も、「悪い!献血行ってくる!」と、会議を抜けて、一番で駆け込んだ。 「さあ、抜いてくれ!」という気合を他所に、笑顔で迎えてくれた赤十字の人から、 「前回、肝機能に問題あるようなので、検査させてもらいますね~」と、言われ、 目の前が真っ暗になってしまった(笑) 祈るような気持ちで検査の結果を待つと、なんとか許容範囲内ということで、無事 抜いてもらった。 サッパリとした気分で、抜けてきた会議室(2F)に戻ると、階段で、なんと目まいが。 昔、当時は手術時に献血記録があると、血液代が浮く(?)とのことで、友人に頼ま れるままに、厳しい稽古で有名だった某流派の稽古をこなした後、献血をして、駅で 座り込んだことがあったが、このところは、献血した日に、多少の失速感は感じながら も、目まいを起こすことなどなかった。 悔しくて、その夜の酒席には、電車でひと駅分を歩いて行ったのだが、やはり調子は いまひとつで、なんとも悔しい気分である。 その後数日間、血圧高めの私が、低血圧に悩まされた。 酒を飲むと、上が100を切ってしまう程であり、もう、どうなっているのか(笑)
2009/11/25
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久しくPS3のソフトは買っていなかったので、頭休めになるものを1本と色々ネットを 探していたが、結局、息子と出来るものということで、無双シリーズに落ち着いた。 Wii版の新作もあったのだが、Wiiリモコンを振りつづけては、頭は休まっても、手が 疲れそうだったので、このソフトを購入。 中身は、PS2版の「無双OROCHI」と「無双OROCHI・魔王再臨」がパーケージング されているだけ+αの内容である。 新キャラも数人あるが、”三蔵法師”には爆笑だ。 また、「孫堅」などの攻撃が多少派手になっており、細かい改善はみられる。 息抜きにコツコツやれば、春先までは楽しめそうである。
2009/11/24
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以前から気になっていた、セーラー御自慢の「長刀」。 現行品のプロフィット21の中字を入手した。 長刀(なぎなた)とは、通常よりも大きなペンポイントを写真のように仕上げ、 細字~太字まで、一本のペンで書けるうえ、日本語特有の、「はね」 「はらい」が 綺麗に書けるように研がれたものだ。 しっかし、写真が下手すぎて自分でも情けない限りなのだが、かろうじて、右側の ペンポイントが大きいのは見ていただけると思う。 (左は、同じく現行品のプロフィット21である) 実際書いてみると、現行品の硬さはあるものの、なるほど、細字から太字まで、 滑らかに移行することが出来る。 書き方には多少コツがあり、ペンを寝かせるほど太字になっていく。 慣れれば、かなり重宝だと思う。SAILOR_PROFIT21-NAGINATA-01 posted by (C)kirk1701SAILOR_PROFIT21-NAGINATA-02 posted by (C)kirk1701
2009/11/23
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小学校3年の頃だったか、なんの気まぐれか、あるいは、それなりにタイミングを 計ってか、当時、毎週のように訪ねていた親戚の家からの帰り道、父がいきなり 車を街道沿いの書店の前に止めた。 「本、買ってやるよ」と事もなげに言われたのは憶えている。 どう選んだのか、「月は地獄だ」「海底二万里」「地底探検」とSFを三冊、買って もらった。これが明確に記憶が残っている私が最初に真面目に読んだ本である。 以後、本を買うことには寛容だった両親のお陰で、とにかく読書量は増えた。 学校の図書室では、貸出限度(週に4冊)まで毎週借り、近くにある図書館にも 通いつめ、既に絶版となっている本を楽しんだ。 大学の頃も、充実している図書館が嬉しく、「江戸時代に書かれた天文書」まで 蔵書されいていることに、驚きを感じながらも、多くの書物に触れた。 国会図書館で、論文用に旧い熱力学関連の本を探したのも懐かしい。 この秋、久しぶりに近所の図書館に足を運んだ。 あまりに立派な作りに、隔世の感を憶えながら、楽しんでいる。 ネット書店に圧されて、近所でも書店の廃業が続く昨今、図書館が充実して くれていることはありがたい。 ずっと探している、1970年代発行の「日本の天文台」を検索して、県の図書館 で見つけたときには、歓声を上げてしまったほどだ。 市の図書館の充実ぶりに比べ、県の図書館はアクセスが悪く、その点、残念 なのだが。
2009/11/22
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うちの近所は、住宅街にしては、ラーメン屋さんの多いエリアなような気がする。 海沿いから入ってすぐの国道沿いに、大手チェーン店以外にも、若者向けの 個性的な味を売りにしている小さな店がいくつもある。 ここ10年くらいの間に店がいきなり増えたような気がする。 ここで所帯を持った頃には、2~3軒ぐらいしかなかったはずである。 もちろん、家族でいろんな店に行くのだが、最近、定番になっている二軒は、どちら も、もう20年以上も地元でやっている店である。 まだ子どものいない頃、カミサンと二人で行った店を手伝っていた「お兄ちゃん」が 実質、店を仕切り、当時バリバリだったおじさんは、半ば隠居に近い状態で、マイ ペースで店に立ち続けている。 味は昔と変わらないものの、次代の店主の「工夫」がほんの少し入っている。 一軒はカウンターしかない店なのだが、とにかく美味い。 このところ、毎週土曜日の昼は、カミサンと息子を連れて、お邪魔している。 高いストゥールに危なっかしく腰かけ、小学校二年生には量が多いはずのラーメンを 懸命に啜る息子を見ながら、カウンターの中の、もうひと組の親子を見る。 「継承」というものを、見事に体現しているその親子に、ちょっと羨ましさを憶えながら、 私も懸命にラーメンを啜った。
2009/11/21
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以前にも書いたような気がするが、子どもの場合、幼稚園から小学校に上がった 頃は、非常に身体が柔軟で、蹴りもビュンビュン上がる子だったのに、3~4年生に なると、いきなり柔軟性が低下し、動きが鈍くなったように見える時期がある。 これは、男の子に比較的多くみられるように思う。 十年一日のように、同じカリキュラムを繰り返す道場では、こんな微妙な変化は 歯牙にもかけず、「ガンガン、ストレッチをやれ」とばかりに発破をかけるのだろうが、 うちでは、特に特別にメニューを組んだりはしない。 この時期は、身体が、「男の子」から「男」になろうとしてしている時期なので、 無理をさせると、関節、特に背骨にすべり症などを誘発してしまうこともあり得る からである。 10代の頃、生意気にも、通っていた道場で少年部と成人初心者のクラスの指導 を任されていた時期があり、柔軟性に優れる子どもには期待も込めて、ガンガンと 柔軟性を促進する稽古を指導してしまったことがある。 幸いにも、彼らはその後も研鑽を続け、私が他流に移った後も。その道場を盛り立 ててくれたのだが、いまでもその時の指導を思うと、ドキッとしてしまう。 さて、話を戻すと、この時期はむしろ、発達してきた「脳」を使い、「考える稽古」を 指導し、柔軟性だけで振り回す蹴りよりも、緻密な攻防の一端を垣間見せることが 出来るような稽古を指導するべきと私は考えている。 本格的に柔軟性を高める稽古に取り組ませるのは、中学校卒業程度の時期から で充分であろう。
2009/11/20
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息子に譲ったプロフィット21の書き味が素晴らしすぎて、ネットで探した旧型。 ボディの仕上げは異なるが、確かにペン先のしなりは現行品よりも上品である。 モンブランもそうだが、最近のものは、ペン先が硬めになってきているのは、 万年筆の世界のトレンドなのだろうか? インクを通してみると、期待通り、素晴らしい滑らかさ。 これでセーラーは5・6本目になるのだが、いわゆる「ハズレ」には当たったことが なく、品質管理レベルの高さは素晴らしい。 この点、やはり舶来品には多少のばらつきがあるのは事実で、もちろん、それは それで楽しいのであるが、「実用品」というレベルでは、国産万年筆の素晴らしさは、 それなりに揃えてみて、はじめて確認できたことである。 派手な装飾は舶来品に任せて、性能本位の日本らしい万年筆を今後も、しっかりと 供給し続けて欲しいものである。SAILOR_PROFIT21-OLD-TYPE-01 posted by (C)kirk1701
2009/11/19
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何度か記事には載せてきたが、真ん中がこの夏、息子に譲ったプロフィット21だ。 こと書き味の滑らかさに関しては、未だ我が家ではNo.1である。 「後悔してますか?」 「してねえやいっ!」 という会話が、このところ、私と息子の間で交わされることがよくある。 写真は、左から”レアロ”,”プロフィット21(旧型)”,”プロフィット21(新型)”である。 プロフィット21の新旧の特徴は、 ・首軸部分が金属環なのが旧型、新型は樹脂製 ・金属部分が、渋めの色が旧型、新型はまさに金色 ・ペン先の柔らかさは、新型の方がやや硬い などであるが、どう考えても旧型の方が、私の好みである。 てなわけで、この写真を撮ってから数週間後。 結局、旧型の流通在庫をゲット。未練な父親である(笑)・・・後日UP予定。SAILOR_PROFIT_ALL_01 posted by (C)kirk1701SAILOR_PROFIT_ALL_02 posted by (C)kirk1701
2009/11/18
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月曜日の稽古。 久しぶりに参加した女性会員の変化が目立った。 柔軟性が増し、蹴りのバランスがかなり良くなっていたのだ。 仕事が忙しくて、稽古時間に合わず、その代わりに、私も会員である関連企業でも あるスポーツクラブの「インナーマッスル強化」のクラスに参加していたとの事。 もちろん、武道の稽古にも、いわゆるインナー・マッスルを強化する鍛練方法は多い のだが、うちの場合は、ある程度のレベルにならないと、積極的に教えていない。 理由は簡単で、5年、10年とかかる鍛練を、初心者に教えたところで、本人が長く 稽古を続けるかは未知だからである。 そして、初心者には、普通のスポーツのように、ある意味、表層的な「こういう練習を して、この技が出来るようになった」という、身近な達成感が必要であることも、私は 認めているからである。 古の中国武術のように、立禅だけで三年間というのは、さすがに無理があるし、稽古 時間のあまりとれない社会人には、難しいと思うからでもある。 しかし、今回のように、自分から欠点を補強するために周囲にヒントを求めるような 会員は別である。 今後は、積極的に古流の鍛練方法を紹介していきたい。 私自身はと言えば、稽古を始めた15歳の頃より、とにかく興味津々、あらゆるものに ヒントを求めて、今思えば、バカみたいな真似も散々やったものである。 学ぶべき対象は、稽古における先人、他の武芸者、競技者、運動家から、動物に 至るまで、さまざまあるが、人間が作ったものとは言え、機械も馬鹿にしたものでは ないと、最近思うようになってきた。 規則的に動く生産設備なども、ジ~っと眺めていると、もちろんそう設計されている からなのだが、「無駄のない動き」の立派なお手本でもある(笑) 万年筆でさえ、キャップを装着した時の筆圧とのバランスなど、それなりに参考に なる。 素直な心で見れば、様々なものから学ぶことが出来ると思い、実践している次第。
2009/11/17
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春先に入手した、渋谷試作シリーズ。 UPが遅くなったのは、写真を取り直そうと思っていたことともあるが、このモデル、 というより、私の琴線に触れるモデルは、限定にも関わらず、何故か売れ残る 確率が高く(笑)、万一にも「販売促進」の片棒を担ぎたくなかったからである。 このモデルは、ベレッタストーリー(床井雅美氏 著)に”簡易型射撃ピストル”として バレルウェイトつきのM87BBが登場しており、また、M1934のロングバレルはこの バレルにそっくりな形で登場している。 「おそらく、この形もあったんだろうな~」と思わせるような雰囲気はあるのだが、 そのものズバリのカスタムやカタログモデルは確認できていない。 売れなかった理由は、このチープなアルミ製のアウターバレルではないだろうか? フロントサイト部分は、円筒形の別パーツをイモネジで止めてある(笑) そして、外観的には、アルミがモロに目立ってしまい、最悪である。 もちろん、インナーバレルはノーマルモデルのままの長さである。 元気のない、最新型の本体だからだろうか、インナーバレルからBB弾を追うように 噴出する流体(気化ガス)が、インナーバレル先端部で、「剥離」を起こし、まだアウター バレル内にいるBB弾に影響するのだろうか、弾道はメチャクチャである(笑) まさに「試作」である(笑) 樹脂製でいいから、ブルーのアウターバレルだったら・・・と惜しまれる珍品。WA-M84FS-LONG-01 posted by (C)kirk1701WA-M84FS-LONG-02 posted by (C)kirk1701WA-M84FS-LONG-03 posted by (C)kirk1701WA-M84FS-LONG-04 posted by (C)kirk1701
2009/11/16
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NASAが発表。 先日、月の”極”付近のクレーターに、プローブをぶつけ、跳ね上がった粉塵を 分析した結果ということなのだが、そのやり方はともかく、「月に水が発見された」 という事実は、今世紀有数の発見だと思う。 実は既出の天文雑誌で、インドの探査機が既に水の存在を確認したことは、読んで いたのだが、こうやって報告が続くのは本当にうれしい。 私が生涯で最初に読んだ小説のひとつに(三冊同時に買ってもらったので)、 「月は地獄だ」という小説があり、もう、100年も前の小説なのだが、事故で月面に 取り残された探検隊が、月の岩石を溶かして水を抽出し、さらに電気分解により、 酸素と水素、果ては食物まで合成するという話なのだが、以来、月には水は存在 しないと信じて、月面を眺め、写真に撮ってきた。 しかし、今回、その常識が塗り替えられたことは本当に嬉しい。 戦争や経済問題で、1970年代から宇宙探査がトーンダウンしてしまっているゆえ、 余計に感じる。 写真は数年前に撮影したもので、本記事とは関係ありません。 ※1枚の写真になっていますが、実際は、低空の三日月の条件の悪さをカバーする ために、20枚程度の細部クローズアップを合成したものです。mo1116 posted by (C)kirk1701
2009/11/15
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天皇陛下御即位20周年。 寒い中のイベントは、両陛下にはどうかとも思ったが、まだまだ平成は続いて欲しい と思った。 この20年に、家庭を持ち、三人の子どもを授かったことを思うと、一庶民の私でも 感慨深いものがある。 ましてや、陛下には勤務先に僥倖いただいたこともあり、その時のことを懐かしく 思い出しながら、報道を見ていた。 初めて数メートルの距離で御姿を拝見した陛下には、やはり言葉では表せない、 品格と慈愛のオーラが感じられた。 一方、ドイツではベルリンの壁崩壊から20周年。 これも私にとっては、印象深いものであり、企業研修出来たドイツ人学生や、 空手を教え、友人となった素晴らしいドイツ人の歳下の友人などに、東西統合に ついて、酒の席でじっくり訪ねたことである。 共通して、「確かに財政的にはダメージはあるが、必ず回復できる」とことさら 気張るでもなく回答されたことを鮮明に憶えている。 米国の傘の下で、経済成長のみを追及してきた日本と、分割統治され、常に冷戦を 身近に感じてきたドイツ。 東西統一で様々な問題を未だ抱えながら、経済も底打ち~回復に向かい、EUの 主要国となって、なかなかの外交上手ぶりも見せているドイツと、相変わらずの日本。 オバマ大統領が来日。 都内にある、勤務先の事業所のひとつが「警備詰所」に”接収”されたり、いい迷惑 だったのだが、予想通り、首脳会談の中身は大したことはなかった。 気になったのは「広島・長崎訪問」について質問した記者がいたことである。 核廃絶を唱える、ソフト路線のオバマに対して調子に乗ったのだろうが、そんな ことをリクエストする恥を晒すのは、勘弁して欲しい。 日本人として、さすがに「原爆」という無差別殺戮に対しては、しっかりと怨念を 持ちながらも、戦争のときには生まれてもいなかった大統領に「詫びろ」と言わん ばかりの要求をするのはやめるべきである。 戦争では、どちらの兵士・国民も、自らが拠る国のために命を捧げたのである。 本当に慰霊できるのは、子孫・そして生き残った同胞のみであろう。
2009/11/14
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もちろん、このミットのメーカーなどに文句をつけるための記事ではない。 私が最初に”自分で”ミットを購入したのは、大学生になってからである。 当時で2万円という、貧乏学生にとっては高額なミットを水道橋まで、 プライベートな稽古仲間と買いに行ったときのことは今でも憶えている。 四半世紀経って、そのミットは月曜日の稽古場で、まだ頑張っている。 そのうち、UPさせていただく予定だが、「貫禄」というしかない姿は感動ものだ(笑) このミットは最近流行の、縦20cm程度の小さなパンチングミットである。 突き(パンチ)の正確さも併せて稽古できる優れもので、うちでも何組か揃えている。 以前は、キックミットはタイ直輸入の、ガチガチに硬いもの、パンチングミットも、まるで 板のように硬いものを使用していた。 もちろん、長年の経験で選び抜いたものなのだが、初心者には痛みばかりで効果が 薄いのも事実。 そこで、最近では、初心者用の柔らかいものなど、バリエーションを揃えて使うように しており、効果も出ていると思う。 このミットもその流れの中で使用してきたものだが、ある日、私が三発くらい打った ところで、このような状態になってしまった。 ファスナー部分が飛んでしまい、テープで補修するしかなくなってしまった。 私が空手を始めた頃に比べ、確かに用具は充実している。 ただ、10年以上、自分を鍛え続けてくれる本格的な製品が、事実上、なくなりつつ あるのは、なんだか寂しい話である。ミット posted by (C)kirk1701
2009/11/13
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TVのニュースで、元クラリオンガールが吠えている。 まさに「劇場型」の政治が、またぞろ転がり出している。 毎朝聴いているラジオでも、 「この事業仕分けがなかったら、こんな事業、知りませんでしたね~」と言っているが、 それは単なる勉強不足である。 診断士の受験で、施策(法律)を勉強する中で、本当に複雑怪奇なカラクリに、 結局、「施策便覧」なるスキーム解説書を購入しなければ、理解できなかった。 以来10数年経っても、相変わらず、同じような「事業」を、複数の省で管轄している のも事実である。 毎年、癪に触りながらも研修を受けているのだが、相変わらず、ツッコミどころ満載 の施策(事業)が並んでいる。 これだけ緻密な、「無駄遣い機能」をしっかり整えてきた日本の官僚には呆れる ばかりであるが、これを、このような「ショー」として国民の関心を買おうとしている 現政府も情けない。 しかも、この事業仕分けには特に拘束力もない上、肝心の財務省が「仕分け側」に 廻っている本末転倒も見え隠れする。 この事業仕分けで、抽出できると仮定できる金額よりも遥かに大きい、5000億円の アフガン支援(3年で)が、ポンと出てきてしまうなど、チグハグな政権。 事業仕分けなど、密室でも良いから、バサバサ切って、結果を国民に報告して欲しい。 こんなことで、時間をかけたり、喧伝しているようでは、先がないと思うが。
2009/11/12
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「星を継ぐもの」に始まる巨人三部作は、人類の起源を描いたものだったが、 この作品は、「地球の起源」を描いたものである。 ついでに、地球を襲う大災害(?)まで盛り込まれた、なかなかの力作である。 本作の続編である「黎明の星」も入手したので、安心して読めた。 ハードSFと呼称されるホーガンの小説はいつも、ちょっとした科学知識では ツッコミ切れない科学的裏付けがあるのが魅力的だが、本作では、さすがに 「え~?」と思う部分がいくつもあった。 解説にもあるが、イマニュエル・ヴェリコフスキーの「衝突する宇宙」を下地に 描かれたせいだと思う。 ホーガン本来の「緻密な洗脳」が効いてこないのはそのせいだろう。 その度に、「これはフィクションなんだから」と言い聞かせて読み進めるのだが、 裏を返せば、その位、引き込まれるということでもある。 科学的リアリティをやや犠牲にした分、物語としては映画を観ているようなテンポ もあり、歳を重ねた著者の角が取れ、読み手を楽しませることを意識し始めたよう にも感じ、楽しく読み終えた。
2009/11/11
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毎朝早起きなので、朝は時間がたっぷりある。 何しろ、早ければ夜9時には寝てしまう、子どものような生活である(苦笑) 遅くとも4時には目が覚めてしまい、晴れていれば、1シーズン先の星空を 確認する。透明度の良いときには「ビノビュー」で観望も。 そして、代替りはしているものの、もう30年近く愛用しているZIPPOで、 タバコに火をつけて、朝の一服を楽しむ。 数日前、結構暖かかったので、海まで自転車で行くことにした。 起きてきたカミサンに、「何か買い物ない?」と尋ねる。 自転車に乗りたいだけの私を笑いながら、「食パンを」ということで、ちゃんと 目的を持って(笑)、自転車を漕ぎ出す。 結局、海浜のサイクリングロードも含め、1時間程度、走り回った。 目的のパンも、コンビにではなく、遂に24時間営業になってしまった、海浜の スーパーでリーズナブルなものを購入。 近くに住んでいるのに、最近はほとんど来ない海辺には、新しい公園施設もでき、 なんとも様変わりしているのには驚いた。 ちょうど、朝日が綺麗だったので、携帯(922SH)で撮影した1枚。enoshima-2009-1110 posted by (C)kirk1701
2009/11/10
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先日、毎朝聞いているニッポン放送で、この手帳が紹介されていた(!) 私は当然、前世紀から、この「天文手帳」(地人書館)を愛用している。 見開きが1週間でビジネスにも好適な上、その月・週・日の天文現象、月齢、 日出・日没・月出・月没が記されている。 その時期の、主要な惑星の観望に関するポイントも書かれており、天文ファン には「これ1冊携帯すれば」というくらい便利なものである。 巻末の天文資料も充実しており、最近では「天文年鑑」は書棚に揃えている だけになっているほどだ。 さらに扉にはなんと、”星座早見盤”までついており、本当に楽しいものである。 ちょっとしたアウトドアの機会に、「あの星は何?」なんてことになったら、即、 星座早見で調べることも出来るだろう。 たいそうな機材が無くても、簡単な双眼鏡と、この天文手帳だけで、充分に 星空を堪能することが出来ると思う。 同じ天文ファンの友人はもとより、全く天文には興味の無い友人も、毎年この 時期になると購入している。 下手なビジネス手帳より使いやすいからである。 URLを紹介したい。 http://www.chijinshokan.co.jp/Books/ISBN978-4-8052-0815-1.htm さて、日頃こんな宣伝めいた記事は書かない私が敢えてこの手帳を紹介させて いただくのには理由がある。 地人書館が毎年発行していた、「天文観測年表」が今年を以って廃刊になるとの 知らせが届いたからである。 HPによれば、年表に載っている各数表が、いまではインターネットで取得できる ことにより、この10年は採算割れだったということだ。 2007年から休刊になってしまった「月刊天文」といい、「良質な専門書」が 立ち行かなくなっている現状は、何とも寂しい。 2000年頃から、月刊天文のフォトコンには随分入選させていただいたのだが、 休刊になってからは、他の雑誌に応募する気力も失せた。 ただ、月刊天文は編集者氏の体調の問題ということで、仄かな期待は持って いるのだが・・・。 まるで、カタログ誌のような、天文雑誌に比べ、あくまで「科学教育」的視点から 書籍や雑誌作りをしてくれている地人書館。 同じHPによれば、天文手帳はかなり売れており、ここしばらくは安泰のようで あるが、もう、心配でたまらない。 そんなわけで、宣伝めいた記事をUPさせていただく次第。
2009/11/09
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このところ、少し痩せてしまった脚の筋肉が戻ってきたのを体感している。 土曜日の稽古。 ミットや補強を中心に、1時間、休憩なしで突っ走る。 もちろん、小学生にも、気を抜かせないように、みっちりと。 特に、腕立て伏せが参加者にはきつかったようだ。 その後、10R程度、組手。 参加者は、かなりバテてしまっており、攻撃に鋭さがない。反面、こちらは、 妙に体が軽く、蹴りもバンバン出る。 脚の筋肉が戻ってきたからだと思う。 筋肉が痩せてしまった原因は、どうやら「インドメタシン」らしい。 5月に痛めてから、もう、ドボドボ塗りたくっていたからだろう。 昔から、自身の回復力を測る意味もあって、湿布や消炎剤などは、あまり 使わない主義で、もっぱらストレッチや長めの入浴などで回復を図ってきた。 仕事での肩こりなども同様で、運動で和らげるようにしてきた。 今回は、何を考えたか、ろくに考えもせずに、インドメタシン配合の消炎・鎮痛薬 を乱用してしまった。 ネットで「インドメタシンを使い続けると、その部分の筋肉が痩せてくる」という 情報を見たときには、見た目でわかるほど、膝・腿・下腿の筋肉が痩せてきた 後だった。 結局、痛めた部分の筋肉が痩せれば、ますます負担がかかる悪循環で、 過去に経験の無いほど、痛みが長引いてしまったようだ。 先のとおり、いままで薬を使ってこなかったことで、知識も不十分だったと、 猛烈に反省し、早速、使うのをやめた。 その後、日を追って順調に回復し、今月に入ってからは、見た目にもわかるほど 脚の筋肉がよみがえってきた。 と、同時に今回の稽古のように、筋持久力もかなり戻った。 「知らない」ということは恐ろしいことで、本当にいい反省材料になった。 「安易に薬に頼らない」のは間違っていないとは思うが、知識自体は、 折に触れて仕入れておこうと思った。
2009/11/08
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約20年ぶりに、自分のチャリンコを買った。 いつも、「チャリンコ貸してな」とペコペコ頭を下げ、次女のママチャリ風を借り、 近場に出かけていたのだが、 「今日は友達と約束があるから」と断られる時もしばしばだった。 通勤は車なので、実際、自転車がなくてもさほどの不便はないのだが、 若い頃のように、海岸沿いのサイクリングロードを走りたくもなり、妻と末っ子との 散歩のついでに、近所の「あさひ」なる自転車専門チェーン店に出向いた。 数分で、直感的に決めたのが、このモデルである。 自転車に関しては、何の予備知識もない故、このモデルがいいのかどうかも よくわからないのだが(笑) 何が凄いって、ハンドル・グリップの形状と握り心地である。 フィンガーレスト付きの、M19用ラバーグリップのような断面形状で、しっかりと 握ることが出来る。 7段変速は、非常に実用的で、坂道もこなせる上、トップギアに入れれば、かなり 飛ばせる(笑) サドルは、スポーティーなタイプなものが付属していたが、店で写真のものに 換装してもらった。 お店の対応も非常に良く、楽しい買い物だった。 店から乗って帰る帰り道、妻と末っ子に苦笑されながら、近所の公園で撮影(笑)CHEVAUX posted by (C)kirk1701
2009/11/07
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5月に公開された映画版最新作。痛む足を引きずって、劇場に参じたのが 昨日のことのようである。 もちろん、DVDもキッチリ購入。特典映像が目当てだ。 我が家のデッキたちはまだBlu-ray世代ではないので、DVDを購入。 劇場で観たときと変わらず、面白い。 相変わらず、世代交代には複雑な気持ちはまだ残ったままだが、新しい時を 刻み始めたスタートレックの世界を、素直に楽しむ気になりつつある。 特典映像のメイキングで興味深かったのは、J・J・エイブラムスの「こだわり」である。 「ジョン・フォードの西部劇のような広大な感じを出したい」と、わざわざ、アナモフィック・ レンズを使用し、フィルムで撮影したことには、びっくりした。 おかげで、我々の世代には非常に馴染みのある映像になったわけだ。 さらに、レンズのゴーストやフレアまでも積極的に利用して雰囲気を出したと。 一番びっくりしたのは、「不規則な”揺らし”」を表現する「技」である。 これだけ凝り性の監督に撮られれば、スタトレファンとしても、持って瞑すべきで あろう。 既に決まっている二作目も、楽しみにすることにしよう。
2009/11/06
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年賀状の表書き用に、耐水性のインクを探していた。 先日UPした、「ペンマン」はあまりにリスキーなので、もっと万年筆にやさしい ものを探していたら、これが見つかった。 10月にモデルチェンジされ、これは、モデルチェンジ以前のものである。 新型は、リザーバーが付いていることは知っているが、成分が変わったのかは わからない。 昨年の年賀状の残りで、末っ子あてに年賀状を出し、擦れへの強さや、耐水性を 確認した。 比較したのは、M社、P社のインクだったのだが、この「極黒」は、全くインク汚れも なく、文句無しで年賀状用(宛て名書き用)に決めた。 書き心地も良い、ねっとりとしたインクながら、手入れはしやすく、プロフィット21に コンバーターで入れても、水洗いするだけで完全に洗い流せるのは意外だった。 また、ラベル書きにも好適である。 実用性の非常に高いインクである。Ink-Kiwaguro-Black posted by (C)kirk1701
2009/11/05
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若い頃は、稽古などの補強として、走ったり、歩いたりを”義務”としてきた。 20代で腰痛を患った時、ある本で、 「歩くことは、人間が最後まで出来る運動」と書いてあり、なるほどと思ったものだ。 それでも、やはり30代までは「歩かないと」という気持ちで、歩いてきたことには 変わりない。 昼休みのウォーキングなどを含めると、日に10kmは歩いてきた。 元来、目的地もなくブラブラするのは大の苦手で、とにかく目的地までサクサク 歩くタイプなので、歩くことを楽しめなかった。 この春、脚を痛めてしまい、夏の終わりまでまともに歩けなかった。 秋になり、普通に歩けるようになり、ようやく、歩くことが楽しめるようになったような 気がする。 この連休も、かなり歩いた。 普段、妻が自転車で買い物に行くスーパーに、末っ子も連れて歩いていく。 ちょっと遠回りして、図書館に寄ったり、普段、通り過ぎるだけの近所も、よく 観察してみると、なかなか楽しい。 市内で、知人の御母堂の通夜があった。 家から5km程の距離だが、これも歩いて往復した。 道に詳しい妻が自転車で付き合ってくれたのだが、不謹慎な話だが、帰路は なかなか楽しかった。 歩くことを少しずつ、楽しめるようになってきたような気がする。
2009/11/04
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シブヤエリート2009と銘打たれリリースされたモデル。 宣伝どおり、比較的新しいタイプのGMを、メルトダウンする作業工程を、再現性 の高いものにするのは大変だったことが良くわかる。 スライドはシルバーのため、さほどメルトダウンが目立たないが、フレームに ついて言えば、過去のボブ・チャウシリーズより、遥かに丁寧に仕上がっている と思う。 何とも上品な質感すら感じる。 横から見ると、妙に突っ立った感のあるリアサイトも、実際に構えてみると、 ホワイトドットの視認性も良く、なるほど、実用的と感じる。 トリガーは個人的にはこのタイプはあまり好きではないのだが、文句は無い。 グリップセフティが、妙に目立っているのはいただけないが、ハンマーの側面 なども綺麗に仕上げられており、気合の入った1丁だと思う。 おまけでついてきた「マグナブローバックのすべて」なるムック。 国本圭一氏の自伝的1冊だが(笑)妙に古臭い表紙といい、昔、GUN詩に掲載 されていた氏の渡米時代なども網羅され、なかなか楽しい1冊だ。WA-CDP-II-01 posted by (C)kirk1701WA-CDP-II-02 posted by (C)kirk1701WA-CDP-II-03 posted by (C)kirk1701
2009/11/03
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この10年、セーラー万年筆のプロフィット21を愛用してきた。 いくつかの、私にとっては想い出に残る、大きな案件での打ち合わせにも使い、 何度か空港で、金属探知器に引っ掛かったのもいい思い出だ。 飛行機に乗っても、インク漏れを起こすこともなく、日々の日記もともに綴って くれたのだが、この夏、息子に譲った。 小学二年生には勿体ない気もしたが、私も親や親戚に、分不相応な物を 与えられた子ども時分を思い起こし、たっぷり恩を着せながら譲った(笑) 結局、その後同じ21のスケルトンを購入したが、多少マイナーチェンジされて おり、書き味は良いものの、旧21には一歩及ばない。 次は「キングプロフィット」あたりを考えていたのだが、ゆったりとインクを吸入する 楽しみを考えると、セーラーのラインナップに不満も憶えた。するうち・・・ 以前限定発売されたセーラー95周年記念の回転吸入式「レアロ」の量産版、 「プロフィット・レアロ」が発売されることを知り、虎視眈々と狙っていた。 先日のペンクリの時、「購入したものをその場で調整してもらう」という、私に とっては、最高の形で購入できたのがこれだ。 Bニブを選んだのは、21スケルトンと用途がダブらないためだが、国産のBニブは さほどの太さでもなく、実用性も充分である。 尻軸は本当にスムースに回転し、インクの吸引も滑らかだが、インクの吸入量は さほど多くないように思える。 プロフィット21に比べると、本体自体がやや軽いが、バランスは良好だ。 感覚的には、アウロラのオプティマに似ている。 本体が軽いPenは、長時間の筆記にはやや疲れるが、ポケットに差して持ち歩く には、好適で、出番は多い。 付属して来たインクは、Jentle Ink の「仲秋」である。 Dr.川口に調整していただいた「レアロ」。 先ずは「青墨」で楽しみ、続いてモンブランのロイヤル・ブルーで試し、現在は「仲秋」 を入れている。SAILOR_PROFIT_REALO_01 posted by (C)kirk1701SAILOR_PROFIT_REALO_02 posted by (C)kirk1701SAILOR_PROFIT_REALO_03 posted by (C)kirk1701SAILOR_PROFIT_REALO_04 posted by (C)kirk1701
2009/11/02
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一度は行ってみたいと思っていたセーラーのペンクリ(ペンクリニック)に、 やっとスケジュールを合わせることが出来た。 書きだし掠れのあるM800,ポテンシャルはもう一本の同モデルで確認済みの、 旧いモンブランNo.32、さらにその場で購入することを決めていた、「レアロ」を を診ていただいた。 ペンドクターは川口氏。先着の方が居たので、待つ間、レアロを試し書きの上、 今回はB(太字)を購入した。するうち、私の番になった。 氏のインクで真っ黒になった指先に見惚れてしまい、何が起こったかわからない うちに、「ハイ」と渡されたM800を試し書きしているうちに、No.32は既に、 バラバラに分解され、調整され始めていた。 氏の熟練した指先で調整されること数分、再び組み上げられたNo.32は家で 待つもう一本と同様の、滑らかな書き味になっていた。 「いいものだから、大事に使ってね」とコメントをいただき、最後に、購入した 「レアロ」の調整をしていただいた。 「もちろん、工場でもちゃんと調整しているんだけど、やはりそれなりの範囲に 収まっていれば出荷するので・・・」と、製造業を知るものならば誰もが納得 できる話をされながら、これまたアッという間に調整完了。 「うほっ」と子どものような笑いがこぼれてしまうくらい、ついさっき、試し書きした 時とは雲泥の差の書き味に、感服してしまった。 少しお話させていただいた中で、「青墨」を勧められ、品薄であることを知り、 「はっ!いただいて参ります!」と、もう、簡単に「信者」になってしまった(笑) レアロ、そして「青墨」の清算を済ませてから、丁度「患者」の途切れていた 氏に、最後にお礼を述べた。 「ちょっと待ってください」と、お名刺を頂戴した。 「なにか調子悪かったら、連絡ください」とやさしく言われたが、とんでもない! 私のような半端もんが、氏のような名人に直接連絡なんて、とれるわけもない(笑) ただただ有り難く、御名刺を頂戴して、その場を辞した。 社会人としての私は、このペンクリも、拡販の一環であることを醒めた気持ちで 視ているのだが、ひとりの万年筆ファンとしては、ドップリと名人の熟達の技に酔い、 このような場を設けてくれているセーラー万年筆さんに素直に感謝してしまうのだ。 ありがとうございました!penkuri-2009-10 posted by (C)kirk1701
2009/11/01
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