今日は、立ち歩いたり飛び出したりする子の対応で1日終わりました。
さて、どうしたものか?
と落ち着いて考えると、
やっぱり、「すぐに効くコレ!」っていうものは思いつかないです。
現状、僕が思っているのは、
「その子を変えようとせずに、環境を変える。雰囲気を変える。
授業の進め方を変える」
ということ。
今までの経験とか、本で学んできたことから思うことです。
こういう、 「直接的」ではなく「間接的に周りから変える」 というアプローチは、僕は「 音楽療法 」に学ぶところが一番大きかったです。
「音楽療法」については素人ですが、
「音楽療法の実践の記述」からは、
ヒントになることがとてもたくさんある、と思っています。
「音楽療法」と言ってもわかりにくいですが、
「 即興演奏
」と言うとどうでしょう。
非常に端的に言うと、子どもの「今」に合わせて、「即興演奏」をすることが、私たちに求められているのではないでしょうか。
「即興演奏」ができたら、リアルタイムな子どもたちとの関係性をそれそのものを目的として、それそのものを楽しむことができます。
こいつはすてきです。
そういうわけで、実演CD付きの以下の本、おすすめです。
CDで聴く!音楽療法のセッション・レシピ集
即興演奏ってどうやるの
』
( 野村誠
/ 片岡祐介
、あおぞら音楽社、2004、2500円)
ちなみに、かなり楽しい本です。
「冗談で作ったのか」と思うようなフシもあります。(笑)
応用範囲はかなり広いです。
音楽療法なんて知らない!という人も、
はちゃめちゃ楽しく聴けるCDがついています。
(▼ 試聴はこちら
)
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『 CDで聴く!音楽療法のセッション・レシピ集
即興演奏ってどうやるの
』
(以下は、音楽療法のセッションについて書かれた記述より、 僕が「きょういく」の大きなヒントになると思った箇所2つです。)
・ 終わり方 でなく、 終わる前の途中で如何に白熱したか 。
・ 途中の充実 さえあれば、自然に終わりたい気分ができてくる。
・4時に終わりたいなら、3時45分~50分ごろに、盛り上がりまくる。
・ ビート を出して、どんどん速くしていけば、自然に合ってくる。
・飛び上がったりして ブレイク
すれば、一斉に止めることは
簡単にできる。
本の中では、上の記述は「予定調和すぎるのでやらなくなった」と、
過去のある時期のこととして書かれています。
が、まずは僕はこの段階を経験することが必要だと思います。
学校で言うと、教師が中心になって、指揮者的にコントロールすること。
これが最終的に良い状態と言えるかは置いておいて、
あまりにも「カオス」な状態の時には、まずここを目指すべきです。
キーワードは「 ビートを出して、速くしていく
」
「 飛び上がったりして、ブレイクする
」。
教師のパフォーマンスとして、そのものずばりな言い方ではないですが、
なんとなくわかりません?(^0^)
一部の先生は「リズムとテンポ」とか、「けじめ」「メリハリ」といった
表現で言われていることです。
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「音楽療法」の本は、紹介しかけの本が1冊、残っています。
またそのうち、それの続きも書きますね。
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