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<台湾は連の視察編><花蓮文化創意産業園区>は、日本統治時代に建てられた酒造工場の再利用施設です。夜21:00まで営業しているので、食後に散歩がてら寄ることもできます。敷地内には、レストラン、劇場、美術館など様々な施設があり、そのどれもが地元の文化芸術の雰囲気を満喫できます。特に注目したのは、軒下で営業するたくさんの屋台です。その中で、スイーツを売る若い女性(林さん)の屋台がありました。よく見ると日本語のPOPもありました。聞けば、福岡の専門学校の卒業生でした。卒業後、地元の花蓮に戻ってまずは屋台を始めたとのことです。専門学校卒業後に例えば台北などの大都会で仕事をしようと思わなかったのか?聞いてみると、「もともと地元花蓮を活性化したいと思って菓子職人になろうと決めてました。なので、他の地域は考えてません」と。この屋台は、1日100元(約400円)を支払えば出店できるらしく、出店の申請も、基本的にはインターネット経由でOK。この仕組みが素晴らしいですね。屋台の多くは、地元で退職した人たちが、手の職を活かして店を出すパターン。もう一つは、この林さんのように、若者が出店して、いろいろな商売をトライする。そして、うまく行って軌道に乗ってきたら街中に本格的な店舗を構える…まさに実践に向けてのトレーニングの場になっています。ちなみに、林さんも年末には出店する予定で、いよいよ本格的に起業家としての活動を開始するとのこと。100年以上前の古い施設を本当に地域の人々にに役立つように再利用する仕組みそのものが素晴らしい。日本には、これほど古くなくても使われなくなった施設は山のようにあります。(80-90年代のバブルの遺産も…)それらの再利用に役立つヒントが満載の施設でした。詳細は、「台湾に学ぶ地方創生と観光活性化セミナー」で紹介します!★レジャーサービス研究所★
2015/05/28
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<台湾花蓮の視察編>中国語圏の台湾で、中国人観光客対応を視察してます。言葉は通じるけど、習慣やマナーが違うので色々と工夫が必要なのは視察をすればするほどわかります。それを知ると、台湾人、中国人、それぞれの観光客対応の違いを一度に学習できます。例えば、宿泊先のホテルの朝食会場にて。このようなエスプレッソマシーンがありました。よく見ると、中国語で意味翻訳(解説)してます。「アメリカン珈琲」=「ブラックコーヒー、無糖、ミルクなし」「カプチーノ」=「ミルクコーヒー、無糖」などなど。たいていの台湾人ならボタンの表記だけで理解できますが、中国の内陸から来た観光客には意味不明なことがあるようです。上海、広州、北京のようにスタバが進出している地域はさておき、まだスタバもないような地域の人々にはこのようなメニューについて、馴染みがない(または薄い)というわけです。こうした工夫をすることで、朝食の混雑時に「あれ?これじゃない!」と何杯も入れ直す…という客が激減して、混雑の緩和になったとのこと。これはそのまま真似できますね!(笑)★レジャーサービス研究所のホームページ★
2015/05/26
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