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20105年12月7日発売の週刊トラベルジャーナル。今回の連載記事「中国人客の購買パワー獲得術」のテーマは、Case91「効果あるセミナーの要件」です。↓<週刊トラベルジャーナル2015年12月7日号>今年、特に多かったのが「インバウンドに関するセミナーを開催したいけど、誰に頼んだらよいのか?」という相談でした。もちろん、中国人客の販売接客に関わる範疇は私が担当しますが、それ以外にも様々なジャンルがあります。国ごとにも違うし、宿泊施設、飲食、体験、集客、翻訳、宣伝、、、など、切り口によって専門家が違うから探すのは大変です。たまに「インバウンドの専門家」と名乗る人もいますが、、、全地域を網羅する専門家には、今まで一人も会ったことありません(笑)。専門家を名乗る人や業者には、それぞれの専門分野があるし、一方で実務はしたことはないけど「見聞きしているだけの未専門分野」があります。しかし、商売上「全部知ってます!できます!」と言い張る業者が増えてしまうので、それらのウソを見破って、専門の部分だけをくみ取ってセミナーを依頼することが出来ればよいわけです。例えば私たちの場合、インバウンドに関する専門分野は、地域で言えば、中国と台湾が専門。カテゴリーでは「販売」「接客」「誘致」が専門、、、という具合です。だから、カナダ人団体客のホテルの受入れ対応を教えて欲しい、、、と言われても「知りません」となります(笑)。そうした、それぞれ専門分野の見極め方や判断基準の参考例を執筆しました。参考になれば幸いです!★レジャーサービス研究所のホームページ★
2015/12/12
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「爆買い」が流行語になったとか…(^_^;)。ご本人たちは、あまり良い言葉ではないと思っているのに(中には不快に思っている人も…)マスコミは相変わらず爆買いという単語を使いまくってますね。そこには「おもてなしの心」はないのでしょうか?私自身は、雑誌の連載などで爆買いのような「言葉選び」をもっと慎重にするべき…と主張してきました。相手に対してのマナーもあります。一方で「キーワード化」することで、日本全国がいつもワンパターンになってしまうからです。先日も北京から団体を誘致してアテンドしました。すると以前とは違った感想が聞こえて来ました。その典型が…どこに行っても同じような店と商品陳列になってしまって、免税はうれしいけど、反面、どこに行っても似たような店ばかりになってつまらなくなった…という声もありました。テレビやネットのニュースが偏ってしまうため、人気商品ばかりを取り上げてしまうから、店側も「我も我も…」とワンパターン化現象がが起きてきます。この団体の70%は訪日リピーターなので、尚更そう感じるのかもしれません。そんなリピーターはどんなモノを買うのか?こちらはあまり報道されないので、一部参考までに紹介します。今回は●シマノの自転車の変速機、●ヨネックスのバトミントンラケット●吉田カバン●ヤマハのギターウクレレ●メガネ●フリーズドライ食品●高齢者用ショッピングカート●ペット用品●東急ハンズオリジナルのスーツケース●スキーウェア…など、徹底的に「自分の欲しい物」の買い物が中心でした。ちなみに、探したけど買えなかったモノは…●アライのヘルメット●竹内まりあのCD●三浦知良のユニフォーム●戦艦長門のプラモデル(なぜ「大和」ではなく「長門」なのか?不明です:笑)…などでした。このようにリピーターのアテンドをしてみると、買い物の中身が多様化しているのが良く分かります。マスコミの報道と随分違うというのが実感です。その理由は、たいていのテレビ報道は、テレビ局から比較的近い銀座のラオックスや百貨店ばかりを取り上げて取材してしまうので、どうしてもワンパターンになります。今後のマスコミの課題は、傾向をパターン化しづらいリピーターに関する情報をどのように取材し伝えていくか?になるでしょう。ちなみに、最後までクレーム?だったのは、アライのヘルメットでした(笑)。世界最高峰のF1やMotoGPの選手に支持されている世界最高級品のアライのヘルメットがなぜ、銀座や渋谷、六本木に売ってないのか?と。(上野に行けばあるんですけど…:笑)いつもながら、気がつかないご指摘が多数で、勉強になりました。★レジャーサービス研究所のホームページ★
2015/12/08
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