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調子よく第三章を翻訳終えた。だが先は長い。全部で200ページのうち、終わったのが40ページにも満たない。まあ、500ページを超える翻訳をやってるんだから、いつかは終わるさ。今回の翻訳では、各章の最後に短い宣言文が付いていて、それを読むだけで毎日行うべき内容が理解できるようになっている。ハイセルフの性質とか、ミドルセルフとして行うべきこととか、ロウセルフを制御するためにすることとか。各章は、その宣言文を深く理解するための解説だと思ってもらうと良い。それと別にサマリーとガイダンスも付属してるんだけど、そっちは当分手が出せないねえ。本文の翻訳だけで手一杯ですわ。ですが、やっと神秘行らしい内容になってきたと思う。んで、三位一体の精神構造を理解するには、それぞれの精神がどのようなものかを感覚的に理解する必要がある。私たちが普段自分だと思っている肉体は、実はロウセルフですし、ミドルセルフはそれに付属してるおまけみたいなもんです。でも、それぞれが独立して存在してることを、”感覚として”理解できなければ、ハイセルフに接続するなんて夢のまた夢。ではどーすんじゃいと。まず、肉体を徹底的に感じるようにしてみましょう。肉体のどの分でも、瞬時に感覚の反応が出るようにすること。これは意外と難しいよ。髪の毛の先までとは言わないけれど、皮膚表面すべてだけでなく、内蔵の感覚まで感じられるかどうか。感覚器官のあるところ、すべてを感じてみましょう。それがロウセルフを感じることです。ミドルセルフを感じるのは、先の記事で書いたとおり、肉体の感覚を消すしかない。私は以前、ミドルセルフがずれて本来の位置とは違ったところにある経験をしてるので、これは分かる。なんつうか、意識がおなかの上に移動したことがあって、びっくりしたことがあるのだ。ミドルセルフが肉体に依存していないと言う証明だし、それでロウセルフと別に意識があることが理解できた。んで、ここからミドルセルフとロウセルフを別々に感じ、それがつながってることを実感する。ただ、この段階に入るにはコンプレックスの解消が必要(一時的でも)。そうして初めてハイセルフの存在をロウセルフを通じて感じることが出来る。この三つの自己をそれぞれ感じると、融合の感覚が生まれてくるわけですな。ここでも、どうしてもやっておかなくてはいけないのが、マナの発生。これだけはどんなことがあっても、やるしかない。つうかやらないと自己の自覚なんて無理。マナがすべての根源であり、始まりであり、出発点だから。ロウセルフを御して、マナの発生をやりましょう。
2015.03.29
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最近、アクセス数が急に増えてきてる。今まで一日に60もなかったのに、130とか。変なリンクでも張られたんだろうか。さて。人には二種類の融合があると書きました。男女の融合と三つの自己の融合ですね。これが人の存在意義であり、そうすることで人間は次の進化の段階を昇ることができます。問題は、人に三つの意識、自己があることを認識するその融合方法を知り、コンプレックスや抑圧を解消する上記を行えた男女による融合を行うほぼ無理ゲーですなwまあ、男女の融合は無くてもかまわないのですが、人生を豊かに過ごすのにオプションとして用意されてるようなもんです。少なくとも、死ぬときに自分はミドルセルフであり、これから次の段階へ進むのだと知ってると良いのです。でもまあ、生きてる間にハイセルフにお願いして、いろいろやってみたいと思うわけです。そのための情報を模索してるわけですが、急がないと人の人生って短いですから。それをぶっちゃけ放棄したのがヒンドゥー教。この世界は苦行の連続で、何度も生まれ変わって苦行を続けることで魂の進化が得られて、最後に梵天との融合を果たせるのだって教義。そんなんいりません。なんでそうなったのかは分かりませんが、初期の経典にはしっかりとフナの考えが残っています。ただ残念なことに隠された意味を理解していなかったので表面的な論理だけを取り入れてしまった。自己の融合=神との融合肉体と精神の進化=苦行で経験を積む入れ替わっております。フナでは、自己の融合を行い、人間としての進化を行うことで次のステージへ進めるよと説きます。じゃあ、苦行で経験値貯めればいいんだな。何度か生まれ変わってやってやるぜ。みたいな。ちょちょちょっとまて、おにーさん。なんでそーなるわけ?つまり。インドでは日々の生活に必死でみんながくたびれていた。そんな日常から早く逃れたい。それには人生を早く終わらせて来世に逃避行したい。その途中で経験値積んで、ゴールに行き着ければいいや、と言う考えに摩り替わったのです。完全に人生ヒキニートwフナはもっと人生を肯定していますけどね。まあ、あちらではベースとなる宗教がすでにあったので、それと交じり合ってしまったのでしょうけど。世界中にフナの教えが広まらなかったのは、もともとの宗教などがあったこと、フナは隠された考えだったので、その真の意味を理解できなかったということが原因です。もっとも保存状態が良いのが、日本の神道だというのも皮肉なもんです。
2015.03.28
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前回の記事で、ハイセルフには父親と母親が存在すると書きました。それぞれに役割があるのですが、ロング博士の書いてる内容と、別の書籍で見た内容とでは逆になっています。父親のハイセルフ:論理、思考をつかさどる。未来を見通す母親のハイセルフ:愛情に関することを取り扱う。信頼できる存在これが逆なんですね。正直、どっちでも構わないと思います。逆だったからと言って祈りに違いが出るわけでもなく、接続が難しくなるとか関係ないですから。役割云々よりも、接続方法をしっかりと確立するほうがよほど大事です。さて。翻訳は遅々として進んでおりません。まだ3章の途中です。以前に書いた瞑想ですが、あれをロング博士はできるだけ長い時間行うことを薦めています。可能なら丸一日行うほうがよいと。それは、現代人が(彼の時代のことですが、今よりもまったりしていたと思います)忙しすぎてくたびれてるからだと。くたびれてると、進化したり発達することができない。だからまずは休息が必要なんだと。その休息とはハイセルフと接続し、抑圧のなくなった状態で、マナのあふれている肉体に戻すことです。肉体も精神も完全な休息状態に入るので、体力と精神力の劇的な回復が見込めます。さらに病気平癒、無病息災、運気改善、金運上昇、恋愛成就・・・ってのは冗談ですがwww私が実際にやってみて、これは仙道の修行より簡単で効果があると実感しました。うんこらと錬気をしなくても良いですし、時間の空いてる時に瞑想を15分とかやるだけでも良いのです。ただ、どのように行ったらよいのかは何度か直接のレクチャーが必要だなと感じています。何しろ文章では伝えにくい感覚ですからね。これ、次回のセミナーでやってみたいと思っています。目的としては、抑圧とコンプレックスの自覚、その除去方法を自分で探る技術マナをあふれさせてハイセルフと接続するこんな感じでしょうか。いつやれるかは分かりませんが、セミナー内容は考えておきます。
2015.03.26
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また翻訳が面白くなってきたので、通勤時間にちまちまやっています。昨日は帰りに乗り過ごしてしまったくらいのめり込んでいた。何が面白いのかというと、三つの自己の融合意外に、もうひとつの融合があると言う部分ですな。それはオスとメス、男女の融合。ここまでくると仙道の房中術と変わらない。万物はすべてがプラスとマイナスで出来ていて、それが結合してさらに大きな分子やらクラスターになっていく。それもどんどん結合して大きな物質となり、それがさまざまなものの基本となっている。プラスとマイナスが結合して終わりじゃなくて、その上にさらなる結合があると言うこと。ということは生物も同じなので、意識の融合だけで終るのではなく、そのさらに先があるのだと説明されている。人間は男女の結合を自然と求めるし、それは不完全な生物である人が完全な種へ進化するために必要な行動なのだと。ただ、動物レベルの融合は人にはそぐわなくて、ミドルセルフを持たない動物は動物意識の融合を行っている。それはそれで完成してるが、人の場合はミドルセルフの存在が動物的な融合の邪魔になってるのだと。つまり動物:ロウセルフ結合で完璧人間:ロウセルフ、ミドルセルフ、ハイセルフの融合 男女の融合こういう違いが存在してるわけです。人や生物に男女があるように、ハイセルフにも男女があります。なぜそうなのかと言うと、ハイセルフとは神様ではなくて、私たち人の意識と直結してる高次の存在だからです。つまり精神的な進化を遂げた人間と言っても良いわけで、そういう意味から男女が存在するわけですな。と言うことは、ハイセルフも男女の結合を行うのですが、それはさらなる高次の存在と融合するために必要なこと。このように融合は無限に連なり、最終的には究極の神様へとつながっていく。これがフナの考える進化だそうです。そしてハイセルフの男女はそれぞれに役割があるんですが、それはまた次回に。
2015.03.25
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先日、瞑想によって自分の心に発生した現象によって、ようやくコンプレックスや抑圧、ストレスの正体が感覚として掴めた。そこでもうちょっと分かった事を説明してみようと思う。人は産まれた時は外界からの刺激をそのまま受け取っている。それに対してどのような反応をするか、まだ反応回路が出来ていないので、刺激や感覚に対して好き嫌いも出来上がっていない。それが長年の経験や記憶などによって、徐々に反応があらわれてくる。好みがはっきりしてくるのだ。それは感覚だけでなく、考え方、思考の癖、イメージなど、生きていくうえで大脳が生じるすべての神経反応に対して行われていく。刺激に対してそれが好きであるか嫌いなのかは瞬間的に判断されるが、それは長い年月をかけてミドルセルフがロウセルフに教えたことが基本になる。これは意識的であろうと無意識であろうと関係なく、人はすごい量の情報を処理していて、それをロウセルフの記憶容量部分に送り込んでいる。そしてミドルセルフが送り込む情報により、ロウセルフが常にプレッシャーを受けていると言うの昨日の記事に書いた通り。それを模式化したのが次の図だ。このように、ミドルセルフとロウセルフはお互いに情報を通じて連携してる関係だが、ロウセルフは常に抑圧を受け続けているのだ。それは人間として社会生活を営むためにどうしても必要なことなのだけれど、そのためにストレスを常に受け続けるロウセルフはゴムのボールが力を受け続けて変形するように、長い年月を経て変形していく。それが精神や肉体に影響となって表面化する。ではコンプレックスはどのようなものなのか。下の図を見て欲しい。コンプレックスを図式するとこのようになる。多くの情報は論理化を受けてからロウセルフに送られるが、論理化を受けずにロウセルフに送られる情報も非常に多い。その中には自分の心が不快だと思うような情報も含まれる。それがミドルセルフと言うゲートを通らずに入ってきてしまった場合、ロウセルフに突き刺さった形になるのだ。誰でも思い当たることがあると思うが、偏食や好みと言うのは感情と直結している。例としてピーマンが嫌いだとしよう。それが子供のころの記憶が原因かもしれないし、記憶に昇らない何かが原因かもしれない。それを無理に食べようとすると、ひどい気分になると思う。図のように、ロウセルフに突き刺さったコンプレックスが動かされてしまうので、感情が揺り動かされるのだ。なぜ嫌いなのかと言われても、そこに論理は無い。ただ、嫌いだからとしか言いようがない。このように、コンプレックスとは感情に直結してるので取り扱いが難しい。しかもこの突き刺さった記憶は、場合によってはミドルセルフにまで到達してることもある。私が感じたのは、このコンプレックス、もしくは長い時間をかけて作られたロウセルフの変形(抑圧)が取り除ける可能性があると言うことと、ハイセルフへの道をふさいでる事実だ。そうすると、今の考え方でこの二つの意識を説明すると次のようになる。ロウセルフ=良心(ミドルセルフや他人から教えられた正しいこと)ミドルセルフ=論理であり、欺瞞(自分自身を欺く能力を持っている)もし先日の瞑想法でコンプレックスを取り除くことが出来ても、コンプレックスは容易に復活する。それはミドルセルフの思考の癖を変えるしかないからだ。だが、ロウセルフを正常な形に戻し、ハイセルフへ接続したときの感覚を理解できるなら、いつでもハイセルフへつながることが出来るようになる。ここがひとつのポイントとなるのだろう。
2015.03.21
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ストレスフリーの状態に肉体がなると、今まで気がつかなかった肉体の感覚が浮かび上がってくる。ここからは私のやり方に沿って説明してみよう。まず私は通勤時間を利用して行っている。だいたい40分くらいを利用できるので、非常にやりやすい。騒がしい電車の中で目を閉じ、座った状態で肉体の各部分に意識を置いていく。特に頭、肩、首を中心に念入りに意識をかけて脱力を行う。気になる部分があれば、そこを重点的に行っても良い。次に感覚遮断に入る。周囲の状況をざっと確認し、入ってくる感覚をひとつずつ消していく。人間は無意識で感覚を受けとってしまうので、完全に消す必要は無い。慣れれば消えた状況はどこでも出来るようになるので、消したと思えばそれでよい。その感覚に意識をとられなければ良いだけなので。最後に思考を止める。これは大きな機械が運転を停止するイメージで行い、自分が客観的に見てぼーっとしてるなと思うようなイメージを作る。そのとき、言葉を使わずにあくまでイメージだけにする。ここまで行うと、私は胸にかかっているプレッシャーがふわりと浮くのが感じられる。これはさまざまな感情が入り混じったものが、伝達を遮断されたので浮かび上がったのだ。心臓が楽になる感覚が出るので、もっと楽になりたいと思ってしまうのだが、ここはそのような感情を走らせず、ただ続けて無心になること。ここで分かるのが、”ミドルセルフが考えている思考と言うものが、どれだけロウセルフにストレスを与えているのか”と言う事。思考を止めるだけで、身体にかかっていたプレッシャーが落ちるのが分かるのだ。重い荷物を背負っていたのが、急に軽くなるのだから、非常に分かりやすい。つまり、私は何気ない日常生活の中で、これだけのストレスや抑圧を無意識に対して行っていたのだと理解した。ただ、これらのストレスの中には日常生活や社会生活を行ううえでどうしても必要なものも含まれている。通勤してるということは、”仕事に行かなくてはならない。遅れてはだめだ。急がなくては。今日の仕事の内容はどうだっただろうか。などなど”それらの思考はすべて抑圧になっている。”ねばならない。しなくてはいけない。あれをやってはいけない。これを常に意識しておく。”という考え、常識、思考で人間は常に縛られている。寝ても覚めても、人は自分を抑圧してる。これこそがストレス、コンプレックス、抑圧と呼ばれるものの正体だ。それらは消すことは出来ない。生きていくうえで必要不可欠なものなので。ただ、それがどれほどのストレスとなってるのか、この段階で認識は出来る。さほどストレスとなっていない人もいるし、大きな抑圧となってる人もいるだろう。ここまで来ると、ストレスのひとつひとつがロウセルフと肉体に与えていた影響が理解できる。見るもの、聞くもの、味わうもの、すべてがストレスなのだ。そのストレスに応じてコンプレックスが作り出され、良くも悪くも影響を与えている。なぜハイセルフが夜の寝てる間にしか接続してこないのかと言うと、おきてるときはミドルセルフが発するストレスでケーブルの内部が埋め尽くされてるからだ。寝てる間は少なくとも、ミドルセルフからの余計な情報が出てこないので、接続が出来るのだろう。ロウセルフにとってコンプレックスとなってしまうくらいのストレスが生じてしまったら、ケーブルは常に遮断された状態になる。ではこの認知できたストレスをどのように処理するべきか。あくまで私の場合を書いてみる。私の胸を覆っていた強いストレスが浮かび上がったとき、とても不思議な感覚が手に現れた。それは仕事で使う歯科医師が持ってるミラーだ。この20年以上、私は常にそれを使ってきた。それが握ってる右手から落ちそうになっているのだ。普通なら思わずそれを握って落ちるのを防ぐだろう。しかし私はあえて手を離した。これこそが、ロウセルフが感じてるコンプレックスの原因だと分かったからだ。ロウセルフは、ミドルセルフからのストレスが無くなったので、肉体にかかっていたプレッシャーを取り除こうとし始めた。しかし、今までのことがあるためにいきなりそれを跳ね除けようとはせずに、まずはイメージでコンプレックスがあることを伝えてきたと言う事だ。私が仕事で20年以上も使ってきた道具を見せたということは、そのコンプレックスは同じくらい古いもので、自分では当たり前というか常識に近い扱いをしてるものなのだ。それが手から落ちると言うのは、自分にとってそんなことがあってはならないと思い込んでいるもの。それが何かは分からないけど、私はロウセルフに対して、そのコンプレックスは手放しても良いものだと教えるために、わざと手を開いてミラーを落とすというイメージを持った。その瞬間、胸が急に楽になり、手がじわりと熱くなった。ロウセルフにかかっていたコンプレックスが解消されたのだ。これは人によって違うだろうし、ロウセルフが常にイメージを送ってくるとは限らない。ただ、感覚的に言うと、これは普段の自分が当たり前というか、常識、しなくてはならないものだと信じてる場合に起こる。もう少し言うと、絶対に遅刻できない約束に間に合わせるために、焦っている精神状態を思い浮かべて欲しい。必死になって、少しでも急ごうと思ってる精神状態。もしくは、手に高価なお茶碗を持っていて、それが手を滑り落ちそうになってる。落ちそうになれば、無意識にそれを防ごうとするんだけど、それをあえて落としてしまう。これこそが、コンプレックスを解消する鍵となる。ここ、上手く伝えようとしてもたぶん無理だと思う。”それ、壊しても良いんだよ。”今までミドルセルフに言い聞かされて絶対に落としてはいけないのだと思っていたロウセルフは、ミドルセルフからの意思表示で、それを手放すことができるようになる。こうやって経験してみると、ストレスがかかっていないと思ってるときでさえ、人は常識や社会通念というストレスを常に感じ続けてるのだということが分かる。
2015.03.20
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今、翻訳中の「Growing into light」には瞑想が掲載されている。ミドルセルフとロウセルフが肉体に同時に存在してるのを、どのように感じればよいのか確認するための方法。内容自体は今まで他でも散々聞いてるようなもので。五感をひとつずつつぶさに観察し、記憶から蘇らせたりして、ひとつの感覚について意識を向けてみる。たとえば音。音楽を聞いたり、人の話し声を思い出したり。そうやってから、”意識的に”その音を消す。次に味、そのあとに触覚、におい、そして視覚。このようにして、全身の感覚を意識で消滅させるというのをやります。最後には、”思考”をとめる。こうやっても残るのがミドルセルフなんだけど、これが”感覚”に寄らずに残ってるのが自覚できるようになる。こういうのは、口で説明しても分かるものじゃない。実地で練習しないといけんのですわ。まあ、風の会を主催していたころは良くやっていたんだけど。さて。翻訳を行っていると、その文脈が正しいかどうかを考えつつ行うために、日本語だと読み飛ばしていたような事まで、しっかりと考えつつ文章に起こしている。つまり、今まで見過ごしていたような事をもう一度見つめなおすという作業を行ってるのですがね。先に書いた瞑想、何十年も前にやっていたんだけど、もう一度今になってやり直してる。その理由を説明してみよう。まずは下の図を見て欲しい。これはストレスを図式化したものだけど、こういうのはネットを探すとすぐに見つかる。人間の精神と肉体の不調というのは、意識が発する抑圧を無意識が処理しきれずに反応として表してるもの。さまざまなストレスや抑圧を意識は24時間、寝ても覚めても出し続けていて、それを無意識が常に受け止めている。受け止められなくなると、病気が出てきたり、さまざまな障害が生まれてくる。フナでは、このストレスによって運命や、人の出会いなどにも影響をすると説明している。よーするに、ストレスによって運気が下がり、何もかもが上手くいかなくなるんだよと言ってるわけですな。じゃーストレスを消すにはどーしたらいいんだろうか。正直、ストレスや抑圧ってのは簡単に消せるものじゃないし、そんなことができるなら誰も苦しまない。ただ、”認識”をすることはできる。一時的に、ストレスフリーの精神状態になり、肉体と精神にどれだけのプレッシャーが常にかかってるのかを知ることは可能だ。ストレスの正体を知ることはほぼ無理だが、どれくらいの大きさで、どんな影響を及ぼしてるのかは理解できるようになる。場合によっては、その場で解決することもあるんだけど、それはストレスの種類によるのであまり期待しないほうが良い。どちらにしても、強いストレスを感じてると(無意識でも意識でも)、ハイセルフとの接続はできないので、この方法はぜひ覚えて欲しい。かなり長くなるので、二つに分けて書いていく。まず肉体にかかってるストレスや緊張を取り除いていく。脱力法がもっとも適してるので、寝転がったり、椅子に座って、肩や背中に緊張がかからない体勢になる。どこからやってもよいが、私の場合は首や肩からはじめる。まずその部分に力を入れて呼吸を一瞬止め、強く息を吐き出すと共に力を抜く。これを全身の随意筋(意識で動かせる筋肉)すべてに行っていく。足の指から初めて、徐々に上に上がっていっても良い。意識を向けるだけでも、その部分の緊張が分かると思う。よく忘れるのが、頭の周囲の筋肉で、これが緊張してると頭痛などが発生する。上手く意識でいないなら、手でこめかみから両顎の上を包むようにして押さえて見ると良い。その状態で首や顎を動かしてみると、筋肉の動きが分かるので、そこに意識をかける。こうやって全身の筋肉の緊張をほぐしたら、次は精神の緊張を取っていく。先ほど書いた感覚を消す練習を行ってみる。あえて騒がしいところでやってみると早く上達すると思う。私は電車の中で行うが、その方法はあとで。抑圧やストレスというのは、周囲の環境から加わる刺激に対し、ロウセルフが感じ取って、その信号をミドルセルフに送ることで生じている。つまり、不快なものを見て、それを”不快だ”と感じ、”どこかに消えてしまえ”とか、”なんでそんなものを見なくてはいけないのだ”と考え、怒りや悲しみが生じる。これがストレスとなるわけ。だから、一時的に感覚の遮断を行って、ストレスの発生を止める練習を行う。ミドルセルフが受け取った信号によってストレスが生じると理解していれば、意識的にそれらを避けることでストレスを減らすことも可能になる。まず脱力を行い、それから感覚遮断を行っていく。最後にストレスの原因である、”思考”を停止させる。これがたぶん、一番難しいと思うのだが、ぼうっと何も考えずにいられるようにイメージを作ると良い。すべての刺激が遮断され、何も考えなくても良いのだ、ストレスは一切かからないのだということに喜びを感じるというのでも良いし、くつろいでほっとしてる状態をイメージしても良い。私は少しはなれたところから自分を見て、その自分が全く思考を停止してるイメージを思い浮かべるようにしてる。これが少し出来るようになってくると、自分の肉体と精神がいかに騒がしい状態にあったのかを自覚できるようになる。つまりその、”騒がしい状態”こそがストレスや抑圧の正体なのだ。外からの刺激に対してロウセルフがミドルへと送り込んだ信号により、ミドルセルフは大量の反応を発生させている。その大量の信号こそがストレスや抑圧の根本になっているというわけ。無理やり止めるのではなく(それではさらにストレスを発生させてしまう)、巨大なエンジンやタービンがエネルギーを切られて自然に停止するような感じにすると良い。今まですごい騒音で動いていた機械が止まると、あたりは静寂に包まれると思う。それがストレスフリーの状態だ。意識は受け取った刺激に対し、大量の反応を示し、それでロウセルフにプレッシャーをかけていた。だから急に静かになると、肉体がふわりと浮いたような感じなる。ストレスから開放され、肉体が自然な状態に戻ろうとするからだ。押されていた風船が、圧力がなくなって元に戻ろうとするのに似てる。
2015.03.20
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久々に家族の話題など。うちの子がボストンから戻ってきてる。留学中なんだけど、一年に3回も戻ってくるのはさすがに多いだろ。来年からは一回くらいで良いと思う。今回は春休みなんだけど、あちらでできた友人の家族が日本に遊びに来ている。で、今日は一緒に秋葉原へ行って遊んできたそうだ。友人の家族は恐ろしいほどの金持ちで、アメリカの製薬会社の社長さんらしい(ぱぱ)。それは以前から聞いていた。私は今日も仕事だったので、嫁さんが会いに行った。夜は、嫁さんと嫁さんの友人家族と、子供と、その友人(Z君)と一緒に六本木でご飯を食べたらしい。彼、完全な白人なんだけど、日本の文化が大好きでちょこっと日本語もしゃべる。それよりもうちの子が普通に英語しゃべれるようになっていて、少しは成長してると感じた。さすがに半年以上、日本語の通じないところに放り込んだ甲斐があった。本人もそれを苦としていないからね。しかし、アメリカ人がカナダ人を毛嫌いしてるとはしらなかった。カナディアングースはフンをまき散らすので嫌われてると言うが、”イギリス人のジャンキーとフランス人の薬売りのできそこないがカナダ人だ”と言い放ったらしい。ちょっと引くような内容だが、子供に聞くともっときわどい話も学校では普通にしてると言うし。なんか、日本人が抱いてるアメリカ人と実際の文化には大きな乖離があるようだ。面白いけど、カルチャーショックだね。
2015.03.15
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ちょっと更新をさぼっていました。一ヶ月以上放置でしたねw翻訳作業はほぼ止まっています。時々、翻訳したものを希望される方がいらっしゃいますので、その方たちには今までのものをお渡ししています。今後、翻訳をどうするのかは決めていません。っていうか、やるんでしょうけど、しばらくはお休みです。と言うのはですね。自分が何をしたいのかを翻訳しつつ考えていました。カフナの教えを広めたいのかと言われると、そうでもない。自分が実践したいわけで、他人に教えられるほど極めてもいない。原文を読んでるだけで、決して全部できるようになってるとは思えない。でもせっかくフナの秘密を知ったのだから、それを実際にやってみたいとは思ってる。で、よーく考えてみました。自分が実現させたいことは何か。それを考えた上で、翻訳作業は中止しています。今までの翻訳したもので十分実践はできます。だから本当にやりたいことをやろうと決めました。以前、海外移住したいと書きましたが、それもあります。でも、その先に何をするべきかを考えて、それを実現するためには莫大な資金が必要なのですね。今の仕事だけでは無理な数値なので、別のことを考えています。一番近道は投資。それを実現するために、ここ2ヶ月ほど勉強中です。ずっと昔にいくつか投資を行っていたことがあり、それを復活。必要な知識や技術がどんどん集まってくる。体質と言うか、運命的なものを操作するため、一時的にひどい体調不良に陥りました。それもすっかり解消。あとは結果を出すだけですね。
2015.03.10
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