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医学的に見ると、うつ病の原因は「偏桃体が刺激されて過剰に分泌されるストレスホルモンの影響」というのが最近の常識らしい。で、なぜ”過剰に分泌される”のかというと、それは環境によるところが大きいらしい。人間が進化した過程で獲得した能力が、却ってストレスホルモンの分泌に貢献してしまっていることもわかってきたらしいが、そうは言っても、同じような環境にいてもうつ病になる人とならない人がいるのはなぜか?それは、うつ病を発症する前に、どれだけのストレスを蓄積してきたかに差があるのではと思う。その”差”とは、親の育て方子供をうつ病予備軍にする親というのは、自分の問題と向き合うことなく、無意識に子供をサンドバッグにして(たちの悪いことに、そういう親に自覚はない)、自分の不全感を解消して、その挙句「自分ほど子育てに熱心な親はいない」と思っている。詳しいことは、『モラルハラスメントの心理構造』(加藤諦三・著)に書いてある。生きづらさを抱えている人の多くは、親にいじめられて育った人だ。でも、その多くの人が、自分の親は、自分によくしてくれたと思っている。よくしてくれた・・・と、”思わされた”とも知らずに。
2013年10月29日
彼女の言う”やせたいなら食べろ”は、結局どういうことだったんだ?そのあとに出版された『カロリーなんか忘れなさい』という本を買って読んでみたところ、ポイントは次のようなことだ。◆減食や絶食をしても、体重は一時的に減るが、リバウンドの危険が高い◆空腹の時間を長くすると、体が省エネモードになり、代謝の悪い体になる◆ご飯は高カロリーだが、燃焼率が高いので太りにくい◆砂糖のカロリーはそれほど高くなく、しかもすぐにブドウ糖になってしまうので、短時間にエネルギーとして使われてしまうその本に書かれている「鈴木式メニュー」を私なりに要約すると以下のような感じ。朝食:おにぎり2個間食:大福1個・紅茶(必ず砂糖を入れる)昼食:おにぎり3個・野菜のおかず間食:大福1個夜食:おにぎり1個・肉(または魚)100g・野菜のおかず夜食:羊羹1切れこんなに食べてやせるのか!?・・・いえ、鈴木その子さんも言っているように「健康になれば、自然にあなたのベスト体重になります」と考えれば、やはり体重なんかより、体調が良いことが優先だということだ。
2013年10月23日
結局、「肉食ダイエット」は数日でギブアップ。毎日お肉では飽きたからですそこで、原点に戻ります。ダイエットをやめた最大の目的。体重より体調誰が何と言おうと、自分自身が「最近、調子いいな~」と思えない食生活では、それは自分には合ってないということ。でも、”健康オタク”を自負する私には、もうネタ切れ・・・と思っていたところに、ふと彼女の顔が浮かびました。「やせたい人は食べなさい」鈴木その子さんでした。(まだつづく)
2013年10月22日
”向き合う努力が大切”と言われますが、誰と向き合うのか。それは、自分なのです。相手に問題があると思ったとき、相手の非を責めていても解決にならないことがよくあります。でも、第三者から見ても悪いのは相手・・・という場合、自分とどう向き合うべきなのか?それは、「この先も、この人と一緒にやっていくのか」これを決めるのは自分しかできません。また、反対の立場から見ると、一方的に離婚したいと迫られるケースもあります。相手が今まで不満を口にしなかった(多くの場合”できなかった”)場合には、裏切られたような気持ちにさえなりますが、そこで向き合うのも、自分に離婚を迫っている相手ではありません。なぜ、相手がそこまでして離婚したいのか、原因は自分のどこにあるのか向き合うことでしか、解決の糸口は見つかりません。でも、どう考えても自分に非はないな~と思ったら、やはり「この先も、この人と一緒にやっていくのか」を決めるのは自分しかいません。
2013年10月11日
大好きな高橋留美子さんのマンガに、こんな一コマがあります。(うろ覚えです)大事な一人娘と結婚したいと青年が訪ねてきた際、娘の父親が「娘を不幸にしたら、わしが撃ち殺すからな、わっはっはっはっ」と言い、母親が「まあ、パパったら本気ね、おほほほ・・・・」という会話。これこそ、子供を慈しんで育てた親の言葉ではないか。そして、いつも味方になってくれる親の存在があればこそ、子供は必要な我慢ができるようになるのではと思うのです。注)我が家の娘たちは、まだ誰も結婚の予定はありません(笑)
2013年10月11日
それは、 「嫌になったらいつでも戻ってきなさい」 ”女三界に家なし”と言われた時代の価値観を、そろそろ疑ってかかったほうがいい気がします。 そもそも自分の娘が嫌だと言っているのに、世間体などを気にして元の生活になんとか押し戻そうとする親って、何のための親なんでしょう。 ”自分で選んだ人と結婚したのに、今さら戻りたいなんて・・・” ですか?ちょっと待ってください。結婚する前に、娘の夫の性格すべてを把握したのでしょうか? 一緒に生活を始めてみたら、夢にも思わなかった性癖や人格障害が発覚したとしたら、それは娘の責任としてしまっていいのでしょうか?”じゃあ、どうしたらいいの!?”と考えているうちに、 「私だってずっと我慢したんだから、娘も我慢して当然!」 と、母親が娘に復讐している事実に直面する場合もあります。父親に関しては、”妻は夫に従うのが当然”と思っていたのに、自分の娘が夫を捨てて出てくることに激しく動揺することもあります。 もし反対に、娘のわがままで結婚生活が破綻したとしたら、その責任の一端もその娘を育てた親にもあるはずです。娘に責任を取らせる前に、自分は責任を転嫁しているところはないかを検証しない限り、問題の本質は見えてきません。
2013年10月11日
なぜ依存症になるのかというと、「痩せていないと自分には魅力がないんじゃないか」という思い込み。その原因は、”自己肯定感がうまく育っていないから”と、専門家である『ダイエット依存症』の著者、水島広子医師は分析します。自己肯定感が低い人は、そのままの自分を好きになれない。だから、努力して人から褒められることに執着するのだと。あ~、なるほど・・・です。ダイエット依存に限らず、この世は様々な精神疾患に苦しんでいる人がいて、その原因が”自分の親だった”という衝撃の事実と向き合えずにいます。子供は”褒めて育てる”という発想は、長男(平成元年生まれ)の子育て中に知ったとき、ちょっと驚きだったことから考えても、自分たちの世代以前の日本では、”子供は未熟な生き物だから、とにかく悪い所を矯正していかないといけない”もしくは、”親の意向に素直に従ったときだけ褒める”という保育観で子供を育てることに、疑問すら持っていない人が多かったのではないかと感じます。しかし、正しい自己肯定感が身についていない親に、自己肯定感の高い子供を育てることはできません。
2013年10月11日
ここ数年、『ためしてガッテン!!』の「計るだけダイエット」に没頭していました。根が「強迫神経症」ですから、朝晩の計測を怠ることなく折れ線グラフに書き込み、それによって火を見るより明らかな体重の増減に一喜一憂の数年でした。ダイエットを始めた当初は、見る見るうちに体重が落ち、会う人にも「あれ?痩せたよね!!」という驚愕交じりの賞賛(と自分で勝手に思っていました)に、ほくそ笑む毎日でした。しかし、そうこうしているうちに、体重の増減が人生の最重要案件になってしまい、ちょっとでも食べ過ぎようものなら罪悪感に駆られ、自分の純粋な食欲より、体重が増えないような物を、体重が増えない時間に食べ、ついには自分が何を食べたいかがわからなくなるうえ、最悪なことに体重も減らないという事態に陥って・・・いえ、まだそこまでは行っていませんが、そうなるのが時間の問題ということがわかってきました。そのきっかけは、”たいして食べてないのに、なぜか体重が減らない”という現象。たまたま思いついたワードで本を探したら、そっくりそのまま『ダイエット依存症』という本に遭遇しました。そう、あまりにも低カロリーを続けたせいで、体が”省エネモード”になってしまったのです。(つづく)・・・かな
2013年10月08日
この夏休み、アメリカから帰省した妹と姪(小3)&甥(年長)。伊香保温泉の旅館の布団の上で、私はかねてから気になっていた英単語の発音を、姪から教わることに。私「ねぇ、”Heart”と”Hurt”って、どう違うの?」姪「”Heart”は”ハート”で、”Hurt”は”ハート”」(←実際には明らかに違う)私「・・・うっ、難しい」そんなやりとりをしたあと、妹にもかねてから気になっていた英語について聞いてみた。私「ねぇ、今でも”Oh,my God!”って普通に使う?」妹「”God”は宗教的なニュアンスがあるから、最近は”Gosh”とか、”Goodness”とか、”Oh,my・・・”で止めちゃう人もいるよ」私「ふ~ん・・・案外めんどくさいんだね。じゃあ、私は日本人だから”Oh!my Buddha!”って言うことにしよう」妹「・・・(苦笑)」
2013年10月04日
作家の家庭は、かなり大変らしい・・・というのを、先日、北杜夫さんの躁うつ病を再現したドラマで知った。驚いたことに、自分がめちゃくちゃなことをやっているという自覚がある上、家族にはこう告げる。 「遠藤(周作)くんや、阿川(弘之)さんのところよりマシだ!!」 で、阿川さんの娘さん(佐和子)が証人として登場。 「毎日、機嫌の悪い父の顔色をうかがう生活で、黙っていれば”なんで黙ってるんだ!”と怒鳴られ、恐る恐る学校の話を話してみると”お前の話はつまらん!!”と怒鳴られて、母も私も泣くしかない。それでも”うちは、遠藤や北のうちよりマシだ!!”というんです・・・」 ちょっ・・・これ、立派な「機能不全家族」ですね。片方の親が子供を理不尽に攻撃しても、他方の親がその子を守れない。でも、大作家が離婚したという話はあまり聞いたことがないので、作家である夫から「俺に恥をかかせるつもりか!!」などと脅されて、離婚できないんでしょうか?ドラマの途中、北杜夫の友人で、作家でもある(精神科医でもある)、なだいなだ氏が出て、 「家族以外で、北くんのことを悪く言う人は、ほとんどいない。でも家族は大変です。」 北杜夫の妻は、たまりかねて姑に相談したら 「看護婦になったつもりで面倒を診てあげて」 と言われたそうな。そういう親もちょっと無責任だなと感じるのは私だけだろうか。
2013年10月02日
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