チリ鉱山の救出劇は、リーダーシップやチームワーク、メンバー間の信頼など多くのことを考えさせられました。
本当に素晴らしかたっと思います。

F先生の作品の題材にも似たような作品があったんですネ。
流石だと思いました。
(2010.10.15 19:18:51)

スコシフシギな世界-藤子・F・不二雄ブログ

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2010.10.14
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無事、全員が救出されましたね。
助かったのが「全員」というのがよかったです。

誰もが真っ先に地上へ出たいはずなのに
救援カプセルが地下に到着したときには
「私は最後でいい」と
譲り合いがあったそうですね。

息苦しく真っ暗な密室に、長期にわたり
閉じ込められていながらも、人間というのは
やさしさを持てるものなんですね。
私は、こうした人間の姿に
感動したり、学んだりします。


もしも宇宙で、外界と連絡が取れなくなり
宇宙船も壊れ、何もない惑星に取り残されたら
どのような集団行動を取り
どのような生活を送っていくのか・・・

大いなる絶望とかすかな希望の物語
藤子・F・不二雄先生のスコシフシギな
SF短編『宇宙船製造法』を読んでみましょう。


■ 宇宙船の故障
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 宇宙

少年たちの乗っていた宇宙船は
大きなダメージを受け、壊滅状態となってしまった。


■ どうにか着陸
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 地球型の星

せめてもの救いが、水と空気のある
地球型惑星に着陸できたことだった。


■ 地球に帰れない
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 二度と帰れない

メンバーの一人、堂毛がカッとなる。


■ いいがかりをつける
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 胸倉をつかむ

宇宙船を運転していた小山に
怒りをぶつける。


■ 小山に責任はない
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 ワープ 次元震

宇宙船は、どうやらワープをした際に
事故に遭ってしまったらしい。


■ 銀河の果てに来てしまった・・・
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 二十万光年

現在位置を調べてみたところ、銀河の端におり
連絡を送っても20万光年もかかるという・・・


■ 地球に帰れる望みは絶たれた・・・
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 二度と地球へは帰れない

メンバーの中の2人の女性は泣き出してしまう・・・


■ 度々いいがかりをつける堂毛
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 銀河系横断

気の荒い堂毛は、またしても他人に責任を押し付けた。
少年たちは、春休みの旅に宇宙へ出ていた。


■ 気が休まらない
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 眠れそうもない

ユカという少女は、とても寝られる状態ではなかった。
それでも、小山は寝るようにいう。


■ 希望を捨てるな
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 希望 おやすみ

いかに絶望的な状況でも、何があるか分からない。
小山は希望を捨てていなかった。


■ 小山は語る
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 エンジンは働く

宇宙船そのものは動く。パワーも残っている。
表面的な故障さえ直せれば、希望は持てると小山は説明する。


■ 志貴杜(しきもり)には現実を見ていないといわれる
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 合金版 ドック バーナー

リーダーの志貴杜は、小山の考えに否定的だった。
まったく現実的でないという結論を出されてしまう。


■ 宇宙船の話は聞いてもらえなかった
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 余分のエネルギー

食料も尽きるので森で食物を収穫、農畜も検討など
まずは生き延びることを考えるべきとの意見が出る。


■ 事件が起きる・・・
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 堂毛の逆上


■ リーダーの志貴杜に逆らう
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 音頭をとる

自分勝手な不満で、短気な堂毛は
志貴杜に反抗する。


■ 堂毛が暴力を振るう
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 堂毛の暴力


■ 手当てを受ける志貴杜
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 手当て

メンバーは8人いたが、皆が
乱暴者の堂毛に怖気づいてしまった。


■ 翌日メンバーたちは団結する
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 立ち向かう

銃も持っていたが、銃は使わないと決め
全員、素手で堂毛に立ち向かった。


■ 皆が堂毛と戦う
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 甲森


■ 暴力を犯したら刑罰を実行
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 禁固刑

この星では、ここが自分たちの国であり、全員で
規律、法律、約束事を決めていた。そして実行した。


■ 突然動き出す宇宙船!!
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 飛び上がる宇宙船

後半、物語は大きく動き出します。
宇宙船は、サイレンを鳴らし、全員が乗り込むと・・・


■ 宇宙船を直す方法を発見!!
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 宇宙船の材料

いつも宇宙船修復のことを考え、地球に帰る希望を
持ち続けた小山は、あるヒラメキが生まれた!!


■ しかし勝手な行動は規則違反だった
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 止めないとうつ

思いつきだけの、危険な賭けは許されないと
志貴杜は、小山の勝手な行動を止めようとした。


■ ユカが止めに入る
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 ユカが止めに入る

いつも、小山のそばにいて、彼の思いを知るユカは
志貴杜の持っていた銃を奪い、止めに入った。


■ 小山に賛成するメンバー
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 小山に賛成


■ そして皆が賛成をする
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 皆が小山に賛成

宇宙船を勝手に動かし、誰にも話すことなく
独断行動を取った小山だったが、皆から賛同された。


■ 小山を応援し握手を交わす堂毛
藤子・F・不二雄 大全集 少年SF短編 宇宙船製造法 小山と堂毛の握手

小山の考えた方法は、可能性が低いものだった。
確実な安全も保障されていなかった。しかしメンバーは応援してくれた。

宇宙の果てに取り残された少年たちは
無事、地球に帰ることはできるのか・・・!?


NASAでは、スペースシャトルの搭乗メンバーの選出は
技術、体力、知識などの他に、性格も重視しているそうです。
自由の利かない、孤独で密室の宇宙空間&シャトルでは
メンバーの協調が保たれないと、任務が遂行できないからです。
「宇宙船製造法」の堂毛のように和を乱す者がいたら大問題です。

チリ鉱山の事件と違い、「宇宙船製造法」の少年たちは
地球型の惑星の着陸で、自然との触れ合いもありますが
地球に帰ることができない、という事実は
地下に閉じ込められることよりも、途方もない絶望といえるでしょう。

ラストに分かる宇宙船復活の必殺技も
スゴイのですが、絶望に直面した人間たちの
ドラマがあります。集団行動、団結や協調の難しさ
希望を持つことの大切さなど、数々のことが見えてきます。

人との付き合いが薄れ、コミュニケーションが
上手く取れなくなった現代人には
学ぶことが多いかもしれませんね


少年SF短編集 [未来ドロボウ] 【宇宙船製造法】収録





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Last updated  2010.10.16 01:03:04
コメント(22) | コメントを書く


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Re:SF短編『宇宙船製造法』 by藤子・F・不二雄(10/14)  
闇 天  さん
うむ、これも考えさせられる話だったね。ニンゲンは極限の状態になったらどうなるか・・・戦争や飢饉の時、餓えで人肉を食べた人は実は沢山いただろうけど、倫理的な問題で誰もそれについては触れようともしない話になってるし、本能だけで動く動物的に野獣になってしまう輩ばかり。。とは やっぱり自分は思えなかった。いつでも希望を持って生きる事が大切なんだよね。

本当にチリの事故や、身障者になってしまうような絶望にまで追い込まれた現代人は少ないと思うけど、やっぱりどんな時でもニンゲンは絶望してはいけない。それを乗り越えて、なくなってしまったもの以上の知恵を発揮するように神は「人」を作られたんだと思う。

無事帰還した33人の皆さん、本当におめでとう!!
手塚先生の「火の鳥・古代編」を一人で思い浮かべた。 (2010.10.15 10:45:49)

ウ~ム・・・  
mama3ba  さん
このような極限状態になったらどうなるんだろう・・・
一緒にいるメンバーにもよるんでしょうが。
家族だったら「子供を守らなくちゃ」と考えますが、友達だったら??ツアーの最中他人とだったら??
いずれにしても自分が平常心でいられるが不安です。
絶対取り乱して「ギョエ~」って叫んじゃう(笑)
ネオ様は冷静そうですね。
こういう状況にはなりたくありませんが、どうせなるならネオ様と一緒がいいかも♪
余談ですが・・・楽天の記事読ませていただきました!
恥ずかしながら球場も見てこなかったmama3baです(笑)
(2010.10.15 11:19:42)

Re:SF短編『宇宙船製造法』 by藤子・F・不二雄  
らむ さん
全員無事で本当に良かったです。また、まわりの住民の方々は毎日、救助隊やご家族、更にはその場に居るリポーターの分までもご飯を作っていたそうです。そうした地域の方の協力にも、感動させられました。

やっぱり、思いやりって大事です。人、動物、自然、物などに思いやりを持って生きれば、毎日が豊かになると思います。
毎日が豊かになれば、世界も豊かになると思います。

人を思いやるためには、まず自分に余裕を作らなければいけないよなぁと昔思いました。

ふと今思いました。デザインは思いやりなんじゃないかなぁと。ターゲットに対し、どこまでもどこまでも思いやる。こうすると見やすいだろう、こうすると楽しめるだろう。それを追求するのがデザインなんじゃないかって。

そこにデザインの魅力があると、深く思いました。

なんだか、自分の中の問題が綺麗に崩れ去ったような気がします。そして、目標ができたような気がします。

ネオさんありがとう!自分の殻を抜け出せた気分です。

わけわかんないことをつらつらとすみません。でも私今、ものすごく燃えてます!!!! (2010.10.15 12:24:42)

『宇宙船製造法』のベースは  
ai*kero  さん
ヴェルヌの『15少年漂流記』ですね。去年再読したばかりです。
堂毛、志貴杜に相当する人物も出てきますので…
単純に乱暴な堂毛より…規則を重んじるあまり、余裕がなくなって
仲間に銃を向けてしまう志貴杜のほうが怖い、という印象を受けました。(ヴェルヌの原作でも)
統率者の暴走…でもF先生は、志貴杜の心情も
ちゃんと描写しておられますね(^-^) 優しいです。
遠い宇宙からの帰還方法はF先生のオリジナルでしょうか?
「帰れませんでした」では、お話が終わりませんものね…(笑)
すっきりして後味のいいSF短編でした。

チリ鉱山のニュースは「ビデオ撮影係」をされた方のエピソードを
頼もしく見ました。あの状況で気持ちを平静に保つのは
難しいことだと思いますね。やっぱり神様が、必要かもしれません…
(2010.10.15 15:22:11)

Re:SF短編『宇宙船製造法』 by藤子・F・不二雄(10/14)  
happy-gai  さん
このような状態では話し合いや一つの事に向けた集中力が必要でしょうね。勿論、ルイス・ウルスアさんのようなリーダーが絶対必要条件でしょうけど。 (2010.10.15 17:39:09)

こういう時は・・・  
チリの事故の33名の人たちは、本当に素晴らしい方々でしたね。お互いを思いやり、譲り合う。人としてのプライドを失わない、強さに感動しました。

こういう時、私は阪神の大震災を思い出します。
神戸の壊滅的な状態の中でも略奪もなく、動けるものはみんなお互いを助け合っていました。
みんなにただでラーメンを振舞ってくれたラーメン屋さん。
無償で自転車を貸し出してくれた自転車屋さんなど、
なかなか日本も捨てたもんじゃないなと思いました。

普段はともかく、大変なことが起こった時にこそ、その人の真価が問われているということでしょうね。 (2010.10.15 18:16:39)

Re:SF短編『宇宙船製造法』 by藤子・F・不二雄(10/14)  
nekochan_59  さん

こんばんは♪  
風とケーナ  さん
この究極の状況の中にもかかわらず、希望を捨てず、果断な行動を実行し、そんな小山と力を合わせようとする仲間たちの姿に心打たれました。
チリの鉱山で救出された人たちの姿に私も思わず目頭が熱くなりましたが、極限状況の中だからこそ浮き彫りになる、人間の精神性の強靭さや美しさのようなものが伝わってくる、
とても印象的な作品と感じます。
銀河の果てという、このスケールの大きさにも惹き込まれます!
(2010.10.15 19:23:00)

Re:SF短編『宇宙船製造法』 by藤子・F・不二雄(10/14)  
sala4649  さん
全員助かってよかったです。
こういう時にはやっぱり皆で協力しなければいけません。協調性があるようでない私は、どうなるんだろう、どんな役目をするんだろうと考えながら読みました。 (2010.10.15 19:33:23)

Re:SF短編『宇宙船製造法』   
極限状態に陥ったとき 絶望で何も考えられなくなる人がいる反面
極限状態でこそ覚醒する人もいる この違いは何なのか
人類の最大の謎だと思うんですyone^^♪
  月ウサギは後者であって欲しいとひたすら祈ります(笑)

突発的な出来事のときはどうなるかわからないけど 
死ぬ最後の瞬間まであきらめず何らかの努力は続けたいですne^^♪
  同時に志貴杜君の行動もちょっぴり理解できるなぁ
もしかしたらその星での人類創世となるかもしれないのにne^^♪

まぁハッピーエンドが一番いいne^^♪



(2010.10.15 20:15:34)

闇 天さんへ   
>ニンゲンは極限の状態になったらどうなるか・・・

やはり弱さが出て、心も折れてしまうでしょうね。
団結も困難になることがあるでしょう・・・
そこから頑張れるのも人間ですけどね。

>いつでも希望を持って生きる事が大切なんだよね。

希望というのは、言葉が大きすぎるようにとらえられますが
日常にも、手に届くところに希望は散らばってますよね。
落ち込むよりかは、上を向いていたいですね。

>絶望にまで追い込まれた現代人は少ないと思う

同じ地球上では、食べるものがなく飢餓で苦しむ人々を思えば
絶望になんてなれないと思いますね。

>手塚先生の「火の鳥・古代編」を一人で思い浮かべた。

ここで「火の鳥」を思い浮かべることができる
天さんは、やはり只者ではないですね(笑)
ちょっと感動してしまいました 
   (2010.10.16 01:23:39)

mama3baさんへ   
>一緒にいるメンバーにもよるんでしょうが。
>家族だったら「子供を守らなくちゃ」と考えますが、友達だったら??ツアーの最中他人とだったら??

ママサンバさんは、様々な状況を想定していますね。
物事を応用的に考えられることは素晴らしいですね~
団結がもっとも必要になるのは、他人同士でしょうね・・・
問題も多くなり、これは苦しいでしょうね。

>ネオ様は冷静そうですね。

そうですね。地下だと、どらえもんのモグラ手袋が活躍しそう。
でも、一番はパーマンセットかな~とか
冷静に物事を考えそうです(笑)

>余談ですが・・・楽天の記事読ませていただきました!

仙台のKスタの日記読んでくださいましたか~
ありがとうございます。人生初の仙台(宮城)です 
   (2010.10.16 01:36:09)

らむさんへ   
>まわりの住民の方々は毎日、救助隊やご家族、更にはその場に居るリポーターの分までもご飯を作っていたそうです。

それは知りませんでした。いいお話を聞きました。
チリの人々は温かいのですね~
日本では、そういう人はいなさそうです・・・

>人を思いやるためには、まず自分に余裕を作らなければいけないよなぁと昔思いました。

「心の余裕」は大事であり、必要とされますね。
らむさんは、素晴らしいことに気づいてますね。
余裕がないと、雑念が出て、そこから弱さや悩みなど
生まれてしまうのではないかと、考えています。

>なんだか、自分の中の問題が綺麗に崩れ去ったような気がします。そして、目標ができたような気がします。

若さって、素晴らしいですね(笑)
らむさんは、本当に力がありますよ。
若さというエネルギーが溢れているんでしょうね~

>私今、ものすごく燃えてます!!!!

ぜひ、今の気持ちをブログで書いてほしいなと思います。
更新がなくて残念です。自分自身のために
書き記してみてはいかがでしょうか 
   (2010.10.16 02:05:12)

アイケロさんへ   
>ヴェルヌの『15少年漂流記』ですね。

見事なタイミングで読まれていますね。
F先生も、その小説を「宇宙を舞台にして描けないか」と考えたそうです。
(大全集には、F先生の過去のエッセーが収録されてます)

>統率者の暴走…でもF先生は、志貴杜の心情も
>ちゃんと描写しておられますね(^-^) 優しいです。

志貴杜のリーダーシップは、強すぎでもありますが
むしろ、そうした精神も尊重したいとも思えるんですよね。
話の流れでは、おそらく読者からは好かれないタイプでしょうが
私は、初めて読んだときも、強いリーダーシップも必要だと考えてました。

>遠い宇宙からの帰還方法はF先生のオリジナルでしょうか?

これを検証するには世界中のSF小説を読まないといけませんが
おそらく、F先生のオリジナルではないかと思ってます。

>「帰れませんでした」では、お話が終わりませんものね…(笑)

一瞬、ギャグになりそうですが、別エンディングで
「そこで新たな世界を築きました」という設定も作れますね。
大家族を作り、町に発展し、やがては文明も・・・
そこまでいくと、長編になりますね(笑)
でも、切れ味の鋭い短編には及ばないかなあ 
   (2010.10.16 02:17:48)

happy-gaiさんへ   
>このような状態では話し合いや一つの事に向けた集中力が必要でしょうね。勿論、ルイス・ウルスアさんのようなリーダーが絶対必要条件でしょうけど。

ウルスアさんは、作業員のリーダーで
一番最後に救出された方でしたっけ?
本当に責任感が強く、自ら最後を望んだという
精神力は、誰にでも真似できるものではありませんね。
リーダーのいない日本に、今求められる人材ですね 
   (2010.10.16 02:20:59)

しんたさんへ   
>神戸の壊滅的な状態の中でも略奪もなく、動けるものはみんなお互いを助け合っていました。
>みんなにただでラーメンを振舞ってくれたラーメン屋さん。
>無償で自転車を貸し出してくれた自転車屋さんなど、
>なかなか日本も捨てたもんじゃないなと思いました。

そうした温かく感動的な話が、阪神大震災ではあったのですね。
海外の被災地では、略奪、強奪がひどくて
救助隊の物資支援も、きちんと行き届いているのか
心配になったものですが、確かに日本では
そうした話は聞きませんでしたね。
しんたさんから、いい話がお聞きできてよかったです。感動しました 
   (2010.10.16 02:26:03)

nekochanさんへ   
>チリ鉱山の救出劇は、リーダーシップやチームワーク、メンバー間の信頼など多くのことを考えさせられました。

私は、救出のときは、順番を巡ってもめるのではと
思ってしまったのですが、謝らないといけませんね。
作業員の方々の協調性は素晴らしいものでした。

>F先生の作品の題材にも似たような作品があったんですネ。
>流石だと思いました。

ありがとうございます。「流石」のF先生です。
常に新しいジャンルを求めて描き続けていましたね 
   (2010.10.16 02:29:55)

ケーナさんへ   
>小山と力を合わせようとする仲間たちの姿に心打たれました。

少ない可能性に、皆が希望を託し
1つの目標に向かって団結することは素晴らしいことですね。

>極限状況の中だからこそ浮き彫りになる、人間の精神性の強靭さや美しさ

人間の本性は、最も苦しいときに出るものですよね。
弱さが出ることもあれば、時に強さも出るかもしれません。
チリの作業員の方々は、強さがありましたね。
あのような姿を忘れずに、見習いたいですね 
   (2010.10.16 02:36:34)

salaさんへ   
>全員助かってよかったです。
>こういう時にはやっぱり皆で協力しなければいけません。協調性があるようでない私は、どうなるんだろう、どんな役目をするんだろうと考えながら読みました。

自分ならば、どうするか、どうなるか・・・
そんな風に自分を重ねながら読むのも
1つの楽しみ方ですね。考えることも多いと思います 
   (2010.10.16 02:38:43)

月ウサギさんへ   
>極限状態に陥ったとき 絶望で何も考えられなくなる人がいる反面
>極限状態でこそ覚醒する人もいる この違いは何なのか

その人の人間性ですよね。学力も知識も技術も関係なく
それを通り越して出てくる哲学的な部分でもありますね。
自分自身を支えてくれるのは、自分の今までの生き方ですよね。
ですから、マンガでも何でも、真剣に考えられる姿勢を持ちたいですね。

>  同時に志貴杜君の行動もちょっぴり理解できるなぁ
>もしかしたらその星での人類創世となるかもしれないのにne^^♪

月ウサギさんは、幅広い見方をされていますね。
志貴杜の行動も見習うところは多いんですよね。
そして、もし地球に帰れなくなったら、まさに
人類の創生主となる存在ですよね。
銀河の果てで国ができ、文明が栄えるかもしれませんね 
   (2010.10.16 02:49:08)

違反者を鞭打つ志貴杜に  
ai*kero  さん
「まるっきり独裁者よ」という表現も使われますね。
それでも、志貴杜に良い印象が残されているとしたら、それは
F先生の手腕によるところが、大きいでしょうね。
ラストは、ヴェルヌにはない工夫かと思います。

>一瞬、ギャグになりそうですが、別エンディングで
いえ…最近、手塚エンド&藤子エンドという話をしていて
これが手塚先生の短編だったら、もしかして…帰れずに終わるかもなぁ…と
ちょっと思ってしまったんです(笑) ハッピーエンドは、F先生らしく。
(2010.10.16 03:27:58)

アイケロさんへ   
>それでも、志貴杜に良い印象が残されているとしたら、それは
>F先生の手腕によるところが、大きいでしょうね。

小山にかける言葉は、厳しいようで丁寧ですからね。
ロボット的な命令でもなく、きちんと理由も添えていますしね。
個人的には、独裁者というのは、自分の私利私欲を優先という
イメージがあります。志貴杜は、厳しすぎる言動もありますが
第一にメンバー全員のこと、というモットーが守られています。
見習う点がない、とは思えないんですよね。
以上は、個人的な意見です。
話の流れでは、読者に好感は持たれにくい
リーダーのように映るかもしれませんね。

>これが手塚先生の短編だったら、もしかして…帰れずに終わるかもなぁ…と
>ちょっと思ってしまったんです(笑)

そうですね~(笑)
手塚先生では、「帰れるエンディング」はなさそうですね。
そこで文明開化をもたらした!
みたいな話も書いてくれるかもしれませんね。
名づけて手塚的ハッピーエンド!? 
   (2010.10.17 01:25:04)

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