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※煮込みうどんに思う 先日久々に味噌煮込みうどんを食べたのだが、周囲の様子を見てギョッとした。かなり多くの人がうどんを土鍋の蓋に取ってから食べている。「バカ野郎」と叫びたくなった。そんな食べ方して美味いわけがない。煮込みうどんは火傷する寸前くらいを食べるのが美味いのである。それに、そんな食べ方したら隣の人に熱い汁が飛ぶ危険もある。鍋を持ち上げるのは不可能なので、鍋に顔を突っ込んで激熱のまま、そして熱い汁が周囲に飛び散らないように自分の顔でガードしつつ食べるべきなのである。 蓋にうどんを取るのはどうもテレビの影響らしい。火傷の危険を犯して食べてこそ美味しいし、さらにギリギリの線を見極める技術と強靭な精神力が身に着くのである。 ※囲碁上達法のウソ プロ棋士がアマに勧める囲碁の上達法を疑問に思う事がある。「詰碁とプロの棋譜並べ」をプロが勧めるのは、おそらく多くのプロがそう言っているから無難であること、それより基本的で大事なことが自分たちにとってあまりに当然すぎて盲点になっていること、プロの棋譜を買ってもらわないと商売にならないから、の3つの理由からだろう。(補足:特に大人のアマが棋士に囲碁の上達法を聞くとき、実は「楽して強くなる方法。」を期待しているので、多くの場合これを聞いた時の反応は「ああやっぱり、それやらないといけないですか・・」である。それを知っていて、楽して強くなれないですよ、と伝えているプロもいるかもしれない。) 私は以前からこの上達法に疑いを持っていた。実際、詰碁や棋譜並べをかなりやっていても全然強くならない人をたくさん見た。私のことで言うと、田舎の県代表になる直前まで、日本棋院の基本死活辞典以外の詰碁はほとんどやった事もなかったし、プロの棋譜などあまり手に入らなかったから棋譜並べもほとんどしていない。詰碁と棋譜並べを一生懸命やり始めたのは県代表になってからである。 これが確信に変わったのは、将棋の真剣師である大田学さんの言葉を知ったからである。大田先生は将棋で強くなる方法を聞かれると「上手と熟考して指し、それを自分で研究すること」と答えたとのこと。30歳を過ぎて将棋を覚え、日本一の真剣師になった師の言葉はプロ棋士とは全然違うが、間違いないと思う。 参考 ※囲碁3大上達法 私が考える囲碁の一番重要な上達法は以下の3つ。1真剣に熟考して打つこと。2打った碁をしっかり検討すること 上手と打ったら手直ししてもらうこと3上手の打つ碁を生で見て学ぶこと まず1 詰碁や手筋の問題はできても実戦は別。実戦の読みの力は実戦でしか身につかない。ただ、初段くらいになったら日本棋院の基本死活辞典の丸暗記は必要と思う。次に2 手直ししてもらえない場合は、敗因を自分なりに分析する。どんなに研究しても答えは出ないかも知れない。しかし研究しておけば、上手に教えてもらったり人の碁を見て開眼する機会が必ず来る。(補足:プロではあり得ないが、アマの場合、局後の検討をしなかったり、相手が上手でも手直しを求めないことが多い。)3 生の碁を見るのが大事。どの手をノータイムで打ったか、どこで長考して手をひねり出したか、それが貴重な情報になる。それが出来ないのに、雲の上の棋士のしかも数字しかない棋譜から学ぶなんて出来っこない。(補足:プロの碁はお互いに読みに読んで狙い筋を消してしまうので、丁寧な解説がないと非常に難しい。形だけマネしても似て非なる場合もある。) 1~3をしていれば、自分の弱点が見えてくるはず。そうしたらその勉強をすれば効果が高いだろう。「どんな本を読んだら強くなる?」かも自然に見つかるものだと思う。
Mar 25, 2012
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今週の囲碁ボケ囲碁3段を目指す男 第233回新囲碁ボケ結果碁会所日報 お題 碁打ちのあの日MVP(スーパー囲碁ボケ君)滝川クリステルの斜め姿勢はシチョウを確認していたことが判明。(あっじょさん) urayasu_drinker_fuyuさんの3部作 優秀作品(囲碁ボケ君)イーミンがご飯を残した(郷禄介さん) 石田秀芳新理事長が誕生した... プロ・アマ共に、碁会の頂点が「コンピュータ」となった瞬間である。(urayasu_drinker_fuyuさん) あの日 日本棋院が投了した。(nipparat)NHK杯でプロ棋士が石を動かしてアタリから逃げたあの日(DAGさん) タイゼム賞urayasu_drinker_fuyuさん
Mar 22, 2012
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元々「碁は子供の習い事じゃないんだよ!」と思っているのだが、熱心な人達に引っ張られて10年くらい前から子供に教える機会が多くなった。いろいろな子を見るのは楽しい。 ところで最近子供の大会がずいぶん多くなった。一昔前までは少年少女囲碁大会の一つしかなく、それ以前は全く子供の大会はなかった。腕ためしの機会が多くて今の子は幸せと思う反面、非常に気になることがある。 大会は目標になるけれど、経験の長い大人でも大会のために碁がおかしくなることがある。私自身も大会で負けたくない気持ちが強すぎる時は、碁の楽しさを忘れていることがある。 残念ながら、碁の楽しさを分かりつつあったのに、大会ですっかり楽しさを忘れてしまったり、さらには碁を止めてしまった子を何人も見た。勝敗も楽しさの一つだけれど、碁の一番の楽しさは作戦や構想をアレコレ考える事にあるはずである。 ところが、大会が多くなって子供も親も先生も勝敗に執着する傾向が強まったんじゃないだろうか。かつては年に一回の大会だったから、その間は碁そのものにじっくり向き合えたと思う。 さらにいけないのは、時計を使うことだ。初級者なら考えずにどんどん打つのも良いが、上級になったらいろいろと考える事ができるようになる。それなのに、持ち時間30分とかネットで見ると20分の持ち時間の大会もあるらしい。 大きな声で言いたい。子供の早碁の大会なんてやめろ!!と。百害あって・・・二利くらいだ。
Mar 9, 2012
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kyonchnさんのお題「あの日」、たくさんあるけれど中学1年の時に最初に碁の本を読んだ時のインパクトは強かった。 自宅の書庫にいくつかあった本の中でひと際色合いが綺麗で、解説図も大きくて読み易かったのが「別冊囲碁クラブ」。その美しさに魅かれて手に取った。 その中で衝撃的だったのはシチョウの解説(以下の図)。途中で方向が変わる不思議な展開に引き込まれた。この本がなかったら、はたして碁に夢中になったかどうか。これは奇跡の一冊だったのか、悪魔の一冊だったのか。 図1黒先でどうなる?図2黒1から追ってまずは右側に。図3その後左側に反転してシチョウ完成。
Mar 7, 2012
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今週の新囲碁ボケ碁会所日報 第232回新囲碁ボケ結果Go!Rock!!Skate!!! お題 更新に滞った囲碁ブログに表示されたものMVP(スーパー囲碁ボケ君)【urayasu_drinker_fuyuさん】囲碁BOY邪心館【nipparat】知らない間にアダルトショップサイトになっていた。【あっじょさん】高倉梢さんの笑顔が消えていた 優秀作品(囲碁ボケ君)【urayasu_drinker_fuyuさん】全く関係のない2人がコメント欄で喧嘩を始めてて、秘かにアクセス数急増の有名ブログに変身してた。 【あっじょさん】青木8段が棋聖戦をゲットした後から、この画像の上に、「ゲッツ!」という言葉が飛んでいた。【GO!さん】○仁成著「右辺」○○香織著「左辺」タイゼム賞 あっじょさん
Mar 7, 2012
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