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〇最近よく見る番組の1つにやましたひでこさんの「断捨離」があり、父の時代の雑誌類、宝塚歌劇も対象にすることになりました。写真はミルフオード姫に扮した藤花ひさみ、次ページはルンバの男女、神代錦・月野花子の両名。初音麗子、汐見洋子、草笛美子、宇知川朝子など多くはこの時代のおっとりとした風情、三日月眉の所為?連作小説「青空への合唱」は三浦時子、轟夕起子、初音麗子、園井恵子、水乃也清美、葵八重子と続いてきて、第7回完結編は、千村克子作、挿絵小春凉子、カットが何と葦原邦子さん。宝塚の水辺山影と題して10名のお嬢さんたち、清く、正しく、美しく、小林一三翁の教訓通りです。
2022.01.31
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〇多趣味だった父の夢の跡をもう21年以上時間を費やしつつ、断捨離をしていますが、ひょっこり掲題の冊子風な俳句とエッセイ集が出てきました。桃色の下地に青、白、赤、桃色の鈴模様の千代紙で装った、いかにも富久子さんらしい設え。父と同じ桂の句会仲間だったので、見事な揮毫と押印が表紙裏にあります。春夏秋冬の句が25ページ 結ひ初めし髷のおもさよ福寿草 あめつちに母子ふたりの眠る蚊帳 七夕や笛習うはむと思ひ初む 心地よく目にしむ朝の葱を切るエッセイが「おいちのめだま」「菊」など21編あり、まるで樋口一葉の世界にはまったような心持。
2022.01.30
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〇勤王派と佐幕派が凌ぎを削っていた幕末、背中に封じ文の彫り物をした春代という稀有な女スリがいました。三条と四条の間に仮橋があって、その脇の掘っ立て小屋には、世を忍ぶ桂小五郎が身を潜めていました。その小屋の主・野村三千三から新選組の様子を探って欲しいと頼まれ、新選組、夢想流の達人・佐竹観柳斎を色仕掛けで懐柔し新選組の動向を逐一三千三坊主に報告していました。 新選組副組長・土方歳三は敵方に動きが漏れていることに気づき、佐竹を疑い、鳥羽街道で彼を斬り捨てました。これを悟った春代は身の危険を察知、船から飛び込んだり、泳いだり、ほうほうの態で山科近くの藩谷にある実父の小屋に逃げ込みましたが、娘がまだ盗みを止めず悪いことをしていると誤解して、槍で突き殺してしまいました。彼女を不憫に思った人々が小屋の近くに地蔵堂を建て、供養しました。地蔵の背中には、彼女と同じ封じ文が彫られていたとか。(参考文献・李風聞書おんなこよみ)
2022.01.29
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〇ヨーロッパでは中世まで書物は写本することで複製されていましたが、木版を経てやがて金属活版術が興り、銅版画による貼込み挿絵、ドイツのデューラー、鉛を主成分とした金属合金鋳造活版のグーテンベルクらの活躍がありました。わが国では江戸時代、銅板法で刷られた解剖図、地球・天球図、地図、名所絵という図譜ができ、十九世紀半ばから本という形で出版されるようになってきました。銅板技法で印刷された単行本が数十年にわたって出版され続けたのは、わが国だけだったようです。
2022.01.28
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〇2021年度平均寿命長寿国ランキングでは1歳の差で2位のスイスを抑えて日本が1位ですが、医療・衛生・食料事情など然りながら、乳幼児の死亡率が戦後から急進的に良くなった所為だと思っています。大切に母胎で育ててきた赤児が生後間もなく短い一生を終えるという戦前戦後の時代では、赤児の産着の背中に「背守り」という祈りのお守りを縫い付けていたのでした。夜泣きする赤児を寝かせた後、母親は無言の子守歌を歌いながら夜なべでこの背守りを作っていました。或る意味魔除けでもあったので、疱瘡や麻疹には赤い色を使っていたようです。
2022.01.27
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〇私事ながら私ども夫婦は見合い結婚だから、当時の私の考えでは、新居は双方の実家の中間点辺りにしようと思い、吹田は豊津の古家を賃借しました。 掲題の「婿」について元早大名誉教授の興津要氏の著「おもしろ雑学日本語」を参考に綴りますと、 恋婿が来て薄紙を引きへがし (柳2)一人娘が恋い焦がれた男性を婿に迎えたと途端に、まるで薄紙を剥がすかの様に恋患いが全快したという一句。 婿の語源は、<向子mukako>の略、つまり<迎ふ子>の意かなどをはじめとする諸説がありますが、夫としてよそから迎える男性のことに違いありません。江戸時代の入り婿は、家つき娘である女房や、その父母の支配、命令のもとに置かれ、<家>の重圧にあえいだものと思われます。 藤田まことさんが好演された「必殺仕置き人>の中村主税が嫁・姑に苛められていたことで良く理解できますね。実は私も某都銀の外回り・営業担当者だった独身の折に新築の家付きで娘を貰って呉れないかと某取引先の重役に言われたことがあります。長男だったので、既に許嫁がいるようなニュアンスで婉曲にお断りした記憶があります。
2022.01.26
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〇小生が老齢化しますと、従来の知人・友人も老齢化され、亡くなったり、年賀辞退する方も増えるので、年賀状の枚数は低減化傾向にあります。そんな中、本年度の当たり具合についてまとめました。 当選番号1等は770102で、これは無理ながら、下1ケタ2は14枚、うち02という配列は3枚ありました。2等の下4ケタ1208について触れますと、0208が1枚、6208が1枚でかすっていました。下2ケタ、54,50、02では、下1ケタ4は14枚されど54は零。下1ケタ0は18枚うち50が4枚当たり、同様02は14枚中3枚。切手シートは今回7枚当たりました。下1~0の全体数との比率は、順に、13%、11,9、10、8、12,8,11、5、13%という次第でした。
2022.01.25
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〇京の人気スポットの一つ、清水寺を詠んだ与謝野晶子の 清水へ祇園をよぎる桜月夜 こよひ逢ふ人みなうつくしき夜は野生に戻るような雰囲気、そこへ夜桜のかがり火に照らされた人々は絵画のモデルのようで美しい。また、西国三十三所観音霊場、第十六番札所の御詠歌には まつかぜやおとはのたきのきよみづを むすぶこころはすずしかるらん桜に浮かれた短い春がゆくと、葉桜の美しい季節。楓が幾重にも重なる新緑の美しさ、これは高潔な世界。もう一つの人気スポット、高台寺。昔はセメント造りの大きな観音さんなどなく、禅寺らしい佇まい。萩の季節は良かったと大村しげさんは嘆いて居はった。
2022.01.24
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〇椿は万葉時代から日本人のこころを慰めて来ました。晩秋から冬にかけて、寒風に抗いながら逞しく命の呱呱を上げるかに、紅、白、淡桃、絞りなど多様の花を咲かせます。織田信長の弟、茶匠織田有楽斎がこよなく愛した「有楽」は一重のやや筒咲き、ほのかな芳香があって、茶花として人気があり、関東では太郎冠者の名で親しまれ、京では高台寺月真院が有名。白豪寺や地蔵院の五色椿、霊には紅卜伴の唐子咲きの日光(じっこう)、光格天皇勅銘の紅筆は、淡桃の地に紅の縦絞りの八重咲き。小式部、熊谷、菱唐糸、松笠、月光、茶花に相応しいのは小ぶりの侘助、大き目の袖隠しなど、どれも優雅。
2022.01.23
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〇家内が図書館から借りた『ラク家事BOOK』はいろんな現場に出向いて掃除、洗濯、片づけを手際よく、しかもきちんとこなしておられる家政婦のステラさんとサニー春さんの書かれた実践本で、本のサブ見出しには<予約の取れない家政婦タスカジさんの経験と工夫の宝庫なのです。掃除の部では、時間も労力も最低値でOK、でも家じゅうピカピカ!そんな憧れの掃除ライフも「段取り」と「ポイントを押さえたテク」がわかれば、決して夢ではありません。ストレスもホコリもためないラクチン掃除の極意をご紹介します。>洗濯、片づけの部も、何かしら勇気の湧いてくる内容で、随所に手順と写真が配してあるので心強い。
2022.01.22
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〇京都新聞、頭をきたえる「Rodin」第6号の漢字クイズから、1)十+立+兄+舌+ネ= ?2)月+月+ヒ+日+方= ? 3)竹+木+ウ+合+女= ?4)言+糸+田+羊= ?5)(覚ー見)+虫= ?6)木+(竜ー立)+雨+主= ?7)京+明÷2+北= ?8)イ+式+口×3+共+言= ?9)止+ヒ+糸+(都ー者)+易+(草ー早)+イ +ヒ= ? ヒント集<エネルギーを供給するとき、雨がお似合い? 晴れの席で、もっと細かいヒントを、試験シー ズン、若い女性は気にします、梅雨期の風物
2022.01.21
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〇1976年発刊の「奉懸古絵馬と新絵馬」は天理大学出版部の手になります。ブルー地に桃山時代と思しき豪華船の絵馬の表紙、裏側は開運・龍の絵馬。5頁には、唐獅子とぼたん、御者と唐獅子と鳥、或いは唐獅子と御者。花見踊り、馬上の英雄。7頁、南宗寺の寺院風景の絵馬、お多福と熊手、逸る馬、繋ぎ馬。10~13頁は、天保年間、享保、弘化時代の古い絵馬。次頁は、中国の二十四孝の図20枚。 16,17頁はカラー写真で、筆力のある作品が多々あります。
2022.01.20
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〇先月と先々月の作句の手控えを失念していました。 坂道を夕陽ころがるまで小春 ゴシゴシと大根洗ふ縄束子 空也忌や嬰ぽぽぽっと笑み放つ 村人の背負ひ籠よぎる村時雨 茶の花や宇治丸十の茶舗の庭 深染めに火照る身一つ照紅葉 櫨もみぢこれほどの恋してみたい 走り根の聞き耳たてる冬の川 年用意先づは断捨離より始む でこぼこの人生愉し柚子たわわ一句は「坂道の」が良いのか、「坂道を」が良いのか、未だに迷っています。この二か月間も多く詠みましたが、別途応募する予定もあり、取り敢えずこの辺で。
2022.01.19
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〇秋から真冬にかけて、よく目にするのは垣根に咲く山茶花の花。赤みのあるものや桃色、そして清楚な白い花。 垣根のかきねの曲がり角 焚火だ焚火だ落葉焚き 当たろうかあたろうよ 北風ぴいぷう吹いている 山茶花さざんか咲いた道 焚火だ焚火だ落葉焚き 当たろうかあたろうよ 霜焼けお手手がもう痒い落葉焚きという文字が出てくると、さつま芋が反射的に浮かんできます。早く食べたい気持ちを辛抱して、真っ黒焦げになった芋を新聞紙に包み、湯気の上がる黄色い芋に齧り付いていました。大阪帝塚山の住友社宅から、こちらに引っ越した折、仕事と俳句繋がりのOLさん達から大きな山茶花をプレゼントして貰いました。それを七小町と名付けて愛でていました。
2022.01.18
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〇数日前からのオーバーな気象予報に、あの陸橋を渡り国際会議場へと続く第4区間の選手を気遣っていましたが、幸いなことに良好なマラソン日和でったので、歓びも一入でした。開催される年は事前に報道する京都新聞の記事を全部切り抜いて、誰と誰が活躍しそうなのか、どの府県が予想通りのリレーのタスキをつないで上位に食い込むのか、実況中継が終わるまで、色鉛筆を手元に置いて、一覧表に順位を書き込みながら愉しんでいます。1区石川の五島さんのダントツの走り、2区福岡・柳楽、宮城・清水両名の頑張り、3区福岡・岡本、福島・湯田、兵庫・吉川という3名の中学生の活躍、4区前評判以上の不破さんの新記録、5区は道清、西沢、小坂井さんら、6区石松、村松、清水さん達、7区京都・細谷、埼玉・木下、大阪・明貝さんら、8区福岡・川西、京都・山田、大阪・木村の中学生、最終区は笑顔の福士、安定した実力の京都・安藤、やはり凄い長崎・広中、福岡及び宮城・木村、愛知や群馬の選手たちの懸命な走りに感動しました。
2022.01.17
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〇きっと私が残したのあろう、2011年8月22日の京都新聞夕刊。3頁は如意ヶ嶽辺りにあった如意寺跡に関する記事で、うらの頁の記事を拾ってみると、ゴルフ米ツァー最終ランド、昨年覇者の宮里藍が日本人トップの8位、美香13位と報じています。インデアンスの福留がタイガース戦2安打、アスレチックスの松井が4打席無安打、連続試合安打は6試合止め。シドニー、アテネ五輪2大会連続金のヤワラちゃんは国際柔道連盟から史上最優秀な女子選手として表彰された記事など。時はどんどん遠ざかって行きますが、時々こうして振り返ってみるのも一興ですね。
2022.01.16
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〇京都地学教育研究会、洛東高教諭、理学博士の西村昌能の玉章をまとめると、京都市伏見区南部の地図に、奇妙な行政区画があって、木津川の淀地区に八幡市八幡長町という飛び地があり、調査すると、京都府南部・巨椋池周辺は永年、洪水に明け暮れていました。幕末1868年(慶応4)、大洪水の為、木津川が破堤したので、明治政府は流路を変更を検討。1870年(明治3)完成し、新しい木津川を「木津川の川違え」と称しました。この後、1910年(明治43)には、宇治川を淀の南に付け替え、桂川を含めた三川合流点を淀付近から引き下げ、桜で有名な背割堤が、今や人気を博しています。
2022.01.15
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〇「京鹿子」通巻1168号の野風呂俳諧日誌に再々登場される(例えば昭和21年11月1日や同3日)奥村富久子さんは既に何度か私のブログ(2016,5,18)にも登場していただいた方ですが、父すばるや新関一杜氏らが右京区桂で行っていた句会のメンバーでもあったので、父そして私とも無縁ではありませんでした。谷崎潤一郎氏の媒酌の下、南条秀雄の夫人となられましたが、元来、日本最初の女性能楽師でもありました。平成21年11月8日(日)法然院にて第24回洗心会の席に招いていただきました。 神歌、楊貴妃、隅田川、卒都婆小町、遊行柳そして道成寺が演目でした。
2022.01.14
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〇’15年9月、信楽へ行き陶器など見て回り一泊。翌日やや遠距離を走るバスに乗り掲題の美術・博物館へ。「MIHO MUSEUM」は信楽町田代桃谷の広大な土地に、I.M.ペイによって建てられた建物でその地は正しく桃源郷そのものの別世界です。 小山美秀子さんのコレクションは茶道具、仏教美術、陶磁器、漆器などの日本美術から、東西文化を併せた凡そ2千点からなり、常設展示の他、古代オリエントやエジプトなど多種多様です。南館・・エジプト、西アジア、ギリシア、ローマ、南アジア、中国、ペルシャ、中央アジアなどの古代美術品。北館・・主に日本美術品。1日ではこの桃源郷を満喫できないほどのスケールの広さと美術工芸品の宝の山です。
2022.01.13
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〇社)びわこビジターズビューロー編集のA5サイズ、36ページのカラー冊子には、北陸本線・東海道沿線の歳時記・イベント、例えば1月は長浜盆梅展などの案内。2月雪合戦奥伊吹、3月小谷城春祭り、4月長浜曳山まつり、6月山東ほたるまつり、7月中山道柏原宿やいと祭、8月観音の里(渡岸寺他)ふるさとまつり、9月神照寺の萩まつり、10月あおざいお市マラソン、11月余呉湖のわかさぎ釣りなど。一方、湖西線沿線の歳時記・イベントでは、1月近江神宮かるた祭、3月比叡山大護摩供大法要、4月山王祭や海津まつり、5月日吉神社大溝祭、いろんな竹馬祭、6月時の記念日近江神宮の漏刻祭、7月唐崎神社のみたらし祭、9月白髭まつり、11月近江神宮流鏑馬、日吉もみじまつり、12月熱気球琵琶湖横断、延暦寺の鬼追式など。
2022.01.12
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〇新玉の年があけて最初に来たのが鶏、二日目には狗(犬)、三日目は猪、それから羊、牛、馬、七日目にやっと人間。平日ともなれば、何かと忙しくって、ついつい忘れて来たのが家内の誕生日祝い。 昨年の暮れから、新年の誕生日にはケーキをプレゼントすることを約束し、九日の例会の帰りには髙島屋にて薔薇を三本購入。店員さんは丁寧に包装して下さいました。成人の日、長女から電話あり、スーパーいずみやにて、レーブ ドゥ シェフ ミュージックというクラリネット四種の演奏するから行かないかと誘いを受けました。孫も一緒に来るので二つ返事で、すぐ用意して、一番前列の真ん中の席にて聴きました。兵庫県垂水区名町など八ヵ店を有する菓子店のPR部門の楽器演奏部門の活動でした。生後八か月目の孫はおとなしく聴いていました。娘たちと別れ、「シャトラーゼ」のケーキなどを買いました。
2022.01.11
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〇何処から出来来たのか、掲題の冊子は父母亡きあと故、私か家内が手に入れたものらしい。オールカラーで奈良公園に始まり、平城京、奈良西部北生駒、柳生、当尾、信貴・斑鳩・大和郡山、山の辺の道、長谷・室生・宇陀、当麻、葛城、飛鳥・橿原、吉野など。 40番目に「大和展望スポット」を細かく紹介、大和路のお薦めコース、奈良の都の変遷をたどるコース、修学旅行を夫婦せ回顧、大和の名塔、石仏の道、大和13仏めぐり等70数ページながらいろいろ詰め込まれたガイド・ブックですから、暖かくなったら利用しよう。
2022.01.10
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〇確か昭和36年の夏、父は職場の同僚と時を同じくして、憧れの持ち家を手にしました。最初は桜や数本の樹木だけの庭でしたが、芝生、薔薇数本、隣家との垣根に橘もどき、高野槇などを植え、スライド写真に残していました。間もなく薔薇よりも椿に魅せられ、園芸店や通信販売にて、どんどん椿を増やしていきました。俳句、観劇、切手収集、こけし収集、新聞記事切り抜き、トランプその他あらゆるジャンルに於いて収集する多忙の隙に庭仕事を楽しんでいました。父母を看取ってから屋台骨を補強して、新たに改築。以降、家内は大好きな土いじり、庭仕事に精を出しました。枝切りや草抜きその他、庭仕事はどんだけ頑張っても尽きることはなく、どっさり溜まったゴミを捨てる役目のみ、私の仕事なのです。
2022.01.09
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〇民法テレビでは視聴率が最優先されるようで、ディレクター、プロデューサーには人気を狙いの地獄の日々。その為、品位に欠ける番組や嗜み・謙虚さを忘れてしまった番組が毎日のように放映されています。例は山ほどあって、大食もの、悪戯もの、殊にマグロの解体ショーは観ないようにしています。彼ら生き物は私達の生命維持の生け贄となっているのだから、憐憫の情と感謝の念で合掌すべきことです。 エジプトの王墓など興味深いものがありますが、ミイラへの尊厳、敬意を忘れてはならないと思います。科学・学問的分析は必要だろうけれど、遺体を生々しく映すのではなく、学者の研究結果を報じるだけでも良いのでは?更に興味ある人やこの仕事に携わりたいと思う人は、そういう科学雑誌ないし専門書を見るに違いないのだから。
2022.01.08
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〇1977年発刊の「昭和流行歌史」絶賛の下、翌年の昭和53年5月に発刊されたA4サイズんお掲題の誌は314頁に及ぶ。昭和歌謡界の歌手の総集編であり、わが家のキャビネットに重なって保存されている古いレコードの歌手に画像逸話にて触れることができます。索引中、最初の3名、佐藤千夜子、四家文子、徳山れんは顔を思い浮かべることが出来ませんが、他は大丈夫。ラジオで聴いたり、大晦日のNHK「紅白歌合戦」のテレビ放映(この時間帯は小芋、頭芋などを新聞紙の上で皮剥き)で画像として残っています。特集の艶と粋の競演・お座敷歌手やヒットメロディー集やフォークソングも捨てがたい。作詞家の写真付きを見て、「憧れのハワイ航路」「悲しい酒」「港町十三番地」の石本美由起氏が男性だったとは驚き。最後に、うたい出し付き曲名索引も便利良さそう。
2022.01.07
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〇後年天下を獲り、封建制ながらも平和な時代を作った徳川家康公の恐妻・築山殿の出自は、駿河の太守・今川義元公の甥にあたる関口義広の娘であり、一方、八歳で父を亡くし、領地の岡崎は今川家の属領化し、かつ幼くして人質になっていた竹千代殿。従ってお嬢様育ちで我儘な性格の築山殿の目は著しく変化する乱世の構図が理解できていませんでした。天才的な信長公の戦術に今川家は敗戦、今川の束縛から逃れた家康公は、今川家とは断絶、破竹の勢いで乱世を掌握しそうな信長公との協調路線を貫き通す過程に於いて、長子信康の切腹やこの築山殿の追放などの不幸をもたらせる結果となりました。(参考図書・『日本史にみる 女の愛と生き方』)
2022.01.06
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〇某年某日、手動蓄音機でSP盤のレコードをかけてみました。少々雑音のあること、ボリュームを落とせない難点がありますが、なかなか古風で芳しい。 泪の乾杯:竹山逸郎、 港の見える丘:平野愛子、 すずらんの咲く頃:奈良光枝、 東京の夜:藤山一郎・渡邉はま子昔の流行歌手は音楽学校でみっちり勉強し、基本を積んできた人がなるべくして歌手になったのだから一定のレベルがあります。こんにちのカラオケはエコーという魔法を使いますので、アラが目立たないだけで、これらの歌手とは比較できません。次に”唄の旅”と題したレコード盤は お江戸日本橋:勝太郎、 箱根八里:福村貴美子、 伊勢音頭:筆香、 安木節:市丸 関の五本松:筆香、 福知山音頭:小二三 金毘羅船々:筆香、 ぶらぶら節:福村貴美子 串本節:市丸私が小学生で家にテレビが初めて置かれた年の紅白歌合戦では勝太郎姐さんも、市丸姐さんもお元気でした。このレコードは戦前か戦後すぐに録音されたものだから、お二人とも迫力満点の歌いっぷりです。小二三姐さんは小唄では日本を代表する名人だったのでしょう。さらにパワーのある歌でした。このように考えますと、録音状態が充分とは言えないけれど、昔の人々の生き様や息吹が、そっくり伝わってきます。
2022.01.05
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〇凡そ半世紀前に刊行されたカラーブックス『柳生の里』に柳生新陰流について触れてあります。「兵法は・・・人をきるにはあらず。悪をころす也。一人の悪をころして万人をいかすはかりこと也」柳生新陰流の『兵法家伝書上』は、こう説いているようです。もともと、新陰流の創始者は、剣聖上泉伊勢守信綱で、更に工夫こらし柳生の名をつけたのが、石舟斎宗厳。禅を応用し、流派の精神面を力説したのが、五男宗矩で、俗に「剣禅一致」。しかし、柳生家が栄えたのは、凡そ百年と言われています。
2022.01.04
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〇現代言語セミナー編による掲題の本は11センチ90ミリ弱の、127頁の角川文庫の小冊子。200円。序文に<人生観or人生感、玉の輿or玉の腰、引導を渡すor印籠を渡す、青息吐息or青色吐息アナタが正しいと確信して使っている言葉が実はまちがっていたら・・・。それを陰で笑っているとしたら>と唱え、書き間違い、意味間違い、読み間違い、使い間違いに分別しています。 人事異動or人事移動、和気藹々or和気合々、 包容力or抱擁力、泥試合or泥仕合、餞別or銭別 最好調or最高潮、責任を追求するor責任を追及する 回顧趣味or懐古趣味、否応なしにor嫌応なしに意味の間違いでは、 一姫二太郎 一番目女次に男or女一人に男二人 酒池肉林 贅を極めた宴or美女を侍らせ飲む酒宴等々、結構役に立ちますよ。
2022.01.03
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〇生家の部屋や物置を整理していますと、懐かしい雑誌を見つける場合があります。アサヒグラフの1980年6月27日版はA3ぐらいの大きさで、「大平首相死す」と「大正昭和流行歌史」が特集でした。以下は次の通り。1988.9.30 ソウルオリンピック開催 元宝塚スター6人の異色の現在 尼僧、書道家、童話作家、デザイナーなど1988.10.14 王、巨人を去る1988.10.21 星野中日炎の優勝、四万十川をゆく1989.6.16 どこまでやれる宇野”棚ボタ”新総理1989.6.30 世界を震撼させた北京の2カ月1989.9.22 川嶋紀子さんに決定 お二人のさわや かロマンス全報告1989.9.29 いま小樽の町がトレンデイ 万延元年のヨコハマ・ベイブリッジこうして並べてみますと、歴史の移りと繰り返しを感じますね。
2022.01.02
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〇新年明けましておめでとう御座います。旧年中は何かとお世話になり、ありがとう御座いました。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。豪雪に見舞われ苦心なさっておられる方々には申し訳ありませんが、近畿地区は久々の雪の元日の景、一入の思いが致します。年賀状はこんなものを送らせていただきました。新春の句は、いつも緊張のあまり佳句にめぐまれません。雪景色を見ての一句 吉兆は雪の御降り庭まろし 星 子
2022.01.01
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