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2020.06.13
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​「 100days100bookcovers no3 」三日目​

​​​​​ ​『九龍城探訪 魔窟で暮らす人々』グレッグ・ジラード、イアン・ランボット(イースト・プレス)​  3 人で 100 日、本のカバーを繋いでゆく企画を始めました。私はほかのおふたりと比べると格段に本を読んでいないので、どこまでついて行けるかわかりませんが、とりあえず行ってみたいと思います。
Simada さん ご紹介の ​『結ばれたロープ』​ からの連想です。
​『九龍城探訪 魔窟で暮らす人々』グレッグ・ジラード、イアン・ランボット(イースト・プレス)​
九龍城 は、 1993 年に取り壊されるまで香港に実在した大スラム街です。もともと城砦だった場所に、 1940 年代初頭の国共内戦から逃れてきた難民がなだれ込み、城砦が取り壊されたあとにペンシルビルを無計画に次々と建設して、その内部では 200 以上にのぼる通路が迷路化していました。​
 狭い地域に 3 万人以上が住み、取り壊しの直前は、世界で最も人口密度の高い場所だったそうです。
​​当時香港に住んでいたふたりのカメラマン、 ジラード ランボット が、取り壊し前の九龍城に潜入・取材し、写真と住民へのインタビューで構成されたのが本書です。
 裏社会の人間たちや麻薬中毒者たちが巣食う無法地帯というイメージが強いのですが、実際はふつうの人々もたくさん住んでいました。中には、医院や保育園、理髪店や教会などもあり、菓子や麺、文房具やゴルフボールなど、いろいろな商品をつくる製造所も多数存在しました。
 「きれいな水」の調達には苦労していたようで、水を部屋まで運び上げる職業もあったそうです。住む世界が違う人々が雑多に暮らす、すさまじい「共生」の場だったのです。​​
 ​
ですが、実際そこで生活している人々のインタビューを読んでみると、それぞれの暮らしは特別なものではなく、危ない人たちが住む領域には寄りつかず、安全な場所を行き来して生活が成り立っています。そこに入れば、どんな風にでも生きてゆく「人間」の計り知れないたくましさの集積は、不思議を感じるほどです。
​​​久しぶりにページを開いて見ていると、ふと 軍艦島 を思い出しました。 九龍城 のカオスに比べたら、 軍艦島の廃墟 ははるかに整然としていますが、迷路好き、廃墟好きの心を鷲掴みにする風景という意味では、似ているかもしれません。​​​
​​​  九龍城 から 軍艦島 へ、 PC をサーフィンするうち、増築に次ぐ増築で 「日本の九龍城」「軍艦島マンション」 と呼ばれるマンションの情報にたどり着きました。​​​
​​​  高知 にある 「沢田マンション」 です。セルフビルドの素人建築で違法スレスレなのだそうですが、プロの建築家にはない発想があちらこちらに見られるのだとか。 九龍城 にははるかに及びませんが、現在も多くの住人が住む現役マンションで、コロナが収束したらちょっと高知へ見に行ってみようか、と思わせるに十分の異容です。​​​
と話が逸れたところで、次は  T KOBAYASI さんよろしくお願いします。
(K SODEOKA2020 05 13)

追記2024・01・17
​  ​100days100bookcoversChallenge の投稿記事を ​​​100days 100bookcovers Challenge備忘録 ​ (1日目~10日目) ​​  (11日目~20日目)  ​​​ (21日目~30日目) ​という形でまとめました。日付にリンク先を貼りましたのでクリックしていただくと 備忘録 が開きます。​


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最終更新日  2024.01.17 00:30:08
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