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「えっ?話題じゃないの?流行ってないの?」 同居人の チッチキ夫人 は、いつの間にかチャッカリ見てきたようで、余裕です。
「ブランコにのって歌うたうの?」 そんな、おしゃべりをしながら、結局、気になったのは、原作(?)のあの歌のシーンでした。
「歌うけど、ちょっと違う気もしたわ。」
「やっぱり、イギリスやし、スコットランド民謡?蛍の光とか?」
「あほかいな、そんなんちゃう。知らん歌やったわよ。」
「そうなんだよな。結局、そこのところをどうしていいかわからないんだよな、この年になってみると。」 そこから、すっかり 主人公 に入れ込んで見ることができたのですが、山場に差し掛かって、もう一度、 ハッとするシーン がありました。
いのち短し 恋せよ乙女 この歌が歌っているのは、 今、この時を生きること への励ましでした。思い出の故郷や、そこに重ねられた母の眼差しではありません。
あかき唇 褪せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日は ないものを
故郷?!、母?! という驚きと落胆でした。 エンドロールを眺めながら、別の映画を思い浮かべるというのも変ですが、ボクは、あの、朴訥の権化のような厚い唇の 志村僑 に、ボクが生まれる2年前、 今から70年前 に、あの歌をうたわせた 黒澤明 という監督を思い浮かべて、チョット身震いする気分でした。
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