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2024.02.07
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​ジェシー・アイゼンバーグ「僕らの世界が交わるまで」シネリーブル神戸​
​​​​​  2024年 、2回目の SSC、シマクマシネマクラブ でしたが、見たのは ジェシー・アイゼンバーグ という、どんなお仕事なさっていた方なのかボクは知りませんが アメリカの期待の新人監督 のデビュー作 「僕らの世界が交わるまで」 でした。​​​​​
​​​​ 英語の題が 「When You Finish Saving the World」 ですから、まあ、 「世界を救い終えたとき」 くらいなのかなと思いますが、実に安上がりな 「世界」 というか、幼稚な 「救済」 というか、見ていてガッカリしました。​​​​
​​​​​​​ 時々お出会いして、一緒にお勉強している二十歳前後の大学生の方たちが 「世界観」 、英語にすれば 「view of the world」 とか 「world view」 とかになりそうですが、その 「世界観」 という言葉を、例えば、 「私の世界観では・・・」 という感じで、かなり安直にお使いになって、チョットのけぞることが多いのですが、この作品を見終えたときに思い出したのは、彼女たちが口にする 「世界観」 という言葉で、若い、優秀な監督の
​​​ 「私の世界観では…」 ​​
​ ​

​​​​ ​​​​​​​ 主人公の一人、 高校生のジギー君 は、まあ、多分ですが、 ユーチューブ のような メディア で自作のフォークソング(?)をうたって小遣いを稼いでいる 少年 で、もう一人の主人公、 母親 エヴリンさん DVの被害者を匿うシェルター を運営している活動家の女性という設定でした。​​​​​​​
​​​​​​ その ノーテンキな息子 と、 しっかり者の母親 蚊帳の外の父親 との、まあ、ありがちな 「母子」 、あるいは 「親子」 すれ違いの物語 だったと思うのですが、背景に現代的な社会的現実が描かれているというのがミソなわけです。​​​​​​
​​​​​​​​​  息子 の活躍する ネット・メディ にしろ、 DVシェルター にしろ、 同級生たち が話題にする マーシャル諸島の歴史 にしろ、ああ、それから、フォークソングを歌っている 息子 父親 が口にする ブルースを白人が歌うことへの批判 にしろ、現代社会が直面している、あるいは、 2020年 という、今だからこその問題として、新しい認識が求められているリアルな話題なのですが見ていて、今一、引き込まれないのですね。​​​​​​​​​
​​​​​​ 理由を考えると思い当たるのは、まあ、多分ですが、この 監督 とか、 映画製作者 にとっての、映画の中で語られている 「社会問題」 のとらえ方が、 女子大生 たちが口にする 「世界観」 という言葉のとらえ方に似ていると感じたからでしょうね。
 いってしまえば、人間や世界のとらえ方が「図式」的だと感じさせてしまう展開だったわけなのですね。​​​​​​

「おもしろかったですか?」
「なんか、うすかったですね。」

 ​何だか、 老人二人 の気はあったようですが、作品に乗り切れなかったの残念でしたね。なんでこうなるのでしょうね(笑)。​
監督・脚本 ジェシー・アイゼンバーグ
撮影 ベンジャミン・ローブ
美術 メレディス・リッピンコット
衣装 ジョシュア・J・マーシュ
編集 サラ・ショウ
音楽 エミール・モッセリ
キャスト
ジュリアン・ムーア(エヴリン・カッツ 母)
フィン・ウルフハード(ジギー・カッツ 息子)
アリーシャ・ボー(ライラ)
ジェイ・O・サンダース(ロジャー)
ビリー・ブリック(カイル)
エレオノール・ヘンドリックス(アンジー)
2022年・88分・G・アメリカ
原題「When You Finish Saving the World」
2024・02・05・no016・シネリーブル神戸no220・SCCno17​

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最終更新日  2024.02.07 22:21:11
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