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2024.04.04
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​​ リュック・ベッソン「DOGMANドッグマン」キノシネマ神戸国際 ​​​​ 「レオン」 リュック・ベッソン監督 の新作 「ドッグマン」 キノシネマ神戸国際 という映画館で見ました。​​​​
​ 犬と暮らす女装した男、DOGとGODのアナグラム、展開のいたるところで露出する神の言葉、主人公の死と教会のラストシーンの重ね方、暗示とヒントに満ちているのですが、キリスト教とか全くわからないボクには、単なるこけおどしというか、意味の分からない看板のようなもので、ただ、ひたすら、問答無用の父親の虐待で犬小屋に放りこまれて、その結果、なんと、
​犬として生きることを見つけた男が、さて、どうするのか?​​
 ​ という興味で見ましたが、納得でしたね(笑)。​
​​​​​​​​​​  主人公 が女装している意味も、わかったような、わからなかったような、ですし、何がよかったのかと聞かれても困りますが、多分、気に入ったのは、出てくる 犬たち と、犬小屋に閉じこめられることで始まった、 イヌになった主人公 の関係のゆるがない絶対性ですね。
彼ら 、だから犬たちと主人公を同類として、ほぼ、理屈なしで描いたのが、まあ、マンガ的といえばマンガ的なのですが、卓抜だったんじゃないでしょうか。
 上下関係とか、支配と被支配とか、見ているこっちは、 人間社会のアナロジー で捉えたくなるのですが、映画が
​犬の論旨で貫かれている​​
​  のでしょうね。その結果、
犬として生きた男が、犬として死を迎える 、​
​ それで、一匹の犬の一生であり、且つ、一人の人間の一生が、見事に終えられるわけで、文句ありません(笑)。 まあ、文学にせよ、映画にせよ、結局は、人間の姿を描くほかないわけですが、この作品の、そういう突き放し方は面白かったですね。
 もっとも、最後のシーンで鐘楼のそびえる教会の庭に犬たちが集まってくるところを映し出した結果、
​​​まあ、そう描くよなぁ!​​​
 ​ と納得はしながらも、映画を寓話化してしまうというか、チラシにもありますが
​「愛は獰猛で純粋!」 ​​
​​ ​  という感じの方へというか、下手をすると人間社会での、 飼い犬 というか、 ペットの犬の論旨 の方へ引き戻してしまうというよなという気もしましたが、それにしても、犬たちの活躍ぶりは面白かったですね。 ​拍手!​ ​​​​​​​​​​​​
監督・脚本 リュック・ベッソン
撮影 コリン・ワンダースマン
美術 ユーグ・ティサンディエ
衣装 コリーヌ・ブリュアン

音楽 エリック・セラ
キャスト
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(ダグラス)
ジョージョー・T・ギッブス(エヴリン・デッカー)
クリストファー・デナム(アッカーマン)
クレーメンス・シック(マイク)
ジョン・チャールズ・アギュラー(エル・ヴェルドゥゴ)
グレース・パルマ(サル)
イリス・ブリー(ダグラスの母)
マリサ・ベレンソン(貴婦人)
リンカーン・パウエル(青年期のダグラス)
アレクサンダー・セッティネリ(リッチー)
2023年・114分・PG12・フランス
原題「Dogman」
2024・03・15・no044・キノシネマ神戸国際no07


追記
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最終更新日  2024.04.09 11:52:12
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