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昨日は仕事ですでに15,000歩も歩いていたのだけれど、久々に長女が遊ぼうと言うので、銀座まで出かけた。 でも、気持ちとは裏腹に身体の方がついていかなくて、腰痛が始まった。ずっとストレッチをしていたから鎮まっていたのに、少しサボるとたちまちこんな風に唐突に痛みが押し寄せる。やっぱり寄る年波には勝てないのか? それでも折角来たのにと、痩せ我慢をしたが、どうやら彼女に気付かれてしまった。 大丈夫だから、と言いながらもついつい足を引いてしまう。 わたしに見てもらいたい洋服があるというので、その店まで付き合った。似合うかどうか見て、というのだが、生憎売れてしまったのか、ブルゾンはなかった。 銀座はすでに彼女の庭である。若い時はよく銀ぶらをして、どこに何があるか把握していたのだが、今では全く分からない。ともかくトボトボと後を付いて行った。 「安くて美味しいお店だよ」 と、案内されて行ったのが懐かしい昭和のにおいがするレストランだった。 安くてほんとに美味しかった。 昔々、父とよく通ったレストランに似ていて、久しぶりに父を思い出した。 いつの間にか、わたしはその頃の父の年齢をとっくに越えているのだけれど。 『東急プラザ銀座』がオープン
2016年03月31日
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言葉が足りないのかも知れない。 夫婦が、出会った頃の様に仲良くして欲しいから、吐いた言葉だったのに、真逆に捉えてる。 苛めてるつもりも、嫌味を言ったつもりはないのになぁ。 だけど、自分の生きて来た道って、誰のせいでもないんだ。 それを正面から捉えて、逃げないで欲しい。 どんな形であれ、わたしは自分が選んだ人生なんだと思うけど。
2016年03月25日
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昔はケーキを焼いたり、スコーンを焼いたりしたものだけど、今は全くやってない。 喜んで食べてくれるのは、子供が小学生の頃だものね。
2016年03月04日
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漸く、朝の暖房が要らなくなった。とは言え、寒い日もあるだろうけれど、なんだかホッとする。その上暖かさを感じると希望が湧いてくる。何か良い事がありそうで心が躍る。 長かった冬にさよならだ。 冬は冬で大好きだけど、そろそろ飽きたから。 今年の桜はどこで見よう。 誰と見よう。 そんな事を思うと、やっぱり楽しいな。 春は楽しいな。
2016年03月04日
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離婚した時の、離婚届にサインした時の彼の後姿が目に浮かんだ。大男の彼が背中を丸めて、半ば絶望感を漂わせて、それでいてわざと明るく振舞っていた。 「はい、取り敢えず書いたけど、もう一度チャンスをくれ。頑張って、必ずプロポーズするからな」と言った。 心の中では、「何さ幸せにするって言ったくせに。いっぱい我慢させといて、結果がこれ?冗談じゃないわ」と、悪態をついていた。 それなのに、ずっとどこかで彼のプロポーズを待っていた気がする。彼を信じていた気がする。 だけれども、彼はまた嘘をついた。約束を破ってしまった。 別れてから数ヶ月後、彼は余命宣告を受けたのだ。わたしは灯の落ちた病院の待合室で、彼を詰った。 「嘘つき!もう一度プロポーズするって言ったじゃん!」 「ごめんな、本当にごめん。俺も情けなくて」 彼は泣きじゃくるわたしの背中を撫でながらひたすら謝るのだった。 考えてみたら、死を宣告された彼の方が失意のどん底だったはずである。でも、わたしはただただまた約束を反故にした事が許せなかった。 今思うと、本当は彼の二度目のプロポーズを待っていたのだろう。
2016年03月03日
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新人で配属された先にいた先輩は、年が八歳離れた男性で、偶然にも姉の高校の同級生だった。だからどうだって訳でもないのだけれど、中々他者に厳しい人で、心を開いてはくれなかった。小さな事にもケチを付けては怒られた。新人なので仕方がなかったのかもしれないが、彼以外の諸先輩方は親切に教えてくれたので、彼は特別だったのだと思う。 その先輩との唯一の思い出があって、遥か四十数年も前の事なのに、今でも思い出す事がある。 「通勤電車でも思いようによっては小旅行なんだよ。そう思うと楽しくなるよね」 何の話からこの話が出たのか、今では全く記憶はないが、うんざりするほど電車に乗ったりする時の気持ちを切り替えるのに役にたった。 今日も昨日に続き、通勤以外の仕事の移動で、電車に乗った。 今日は小旅行にしょうと思った途端に、気分は楽しくなった。 全て物事は思いようで、どうにでもなるらしい。
2016年03月02日
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どんな風に生きたかったのかなぁ、わたしって。 そう思った途端、ふいに涙が込み上げて来た。余りに突然で我ながら狼狽えたほどだ。 夫と別れなければ、別れた後に彼が死ななければ、もう少し人生も違っていただろうか。 娘たちに余計な負担をかけずにすんだのではなかろうか。 そんな事がつらつらと頭の中を過って行った。 人生というものは、どんなに足掻こうが喚こうが、既にどこかで決まっている気がしてならない。だからわたしの身の上に起こったことすべてが、起こるべくして起きたのだと、自分を納得させることが出来た。出来たから、わたしは全身で受け止められた。
2016年03月01日
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