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2021.03.23
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第25話「皇帝の逆鱗」

茗薇(メイビ)と十三皇子は縁日を楽しんでいた。
すると茗薇が輪投げの商品に灯籠があることに気づき、どうしても欲しいとせがむ。
十三皇子は早速、輪投げに挑戦、しかし仮面を付けているせいでなかなか上手くいかなかった。
そこでお面を外して再び挑戦すると、ちょうど乳母と縁日に来ていた四皇子の息子・弘暦(コウレキ)に見つかってしまう。
弘暦は嬉しそうに十三叔父に駆け寄り、母が寺で参拝している間、乳母と一緒に来たと教えた。
驚いた十三皇子は咄嗟に用事があると誤魔化して弘暦を見送ったが、その時、大きな灯籠台が倒れて来る。
茗薇は咄嗟に弘暦をかばい灯籠台が頭を直撃、そのまま意識を失って倒れた。


十三皇子は慌てて茗薇を抱き上げ、仮面が外れたことも忘れて急いで屋敷へ戻る。
しかし運悪くその様子を十四皇子と茗蕙(メイケイ)が遠目から見ていた。
「あれは…茗薇では?」
「…火葬を見たのであろう?」



その夜、四皇子は帥府園(スイフエン)へ太医を遣わせた。
しかし十三皇子は気持ちだけ受け取り、自分が面倒を見ると追い返してしまう。
四福晋(フジン)は陳(チン)太医が戻って来たと報告し困惑したが、四皇子は息子を助けた侍女が茗薇だと察した。

翌朝、四皇子は朝議の前に十三皇子を引き留め、息子を助けてくれた侍女へ礼を述べた。
「今までの恩返しだと思ってください」
すると十三皇子は足早に行ってしまう。

その日の朝議、八皇子は皇帝に太廟(タイビョウ)の修繕を上奏した。

すると十三皇子が太廟の修繕なら皇太子が担当すべきだと訴えた。
先祖の廟を世継ぎが直すのは当然のこと、父に代わって先祖に感謝を表し、世間にも皇太子としての決意を示せるという。
この進言のせいで皇帝は修繕を皇太子に任せると決定し、八皇子一派はまさに鳶に油揚げをさらわれた気分だった。

八皇子は太廟の修繕に乗じて戸部(コブ)を味方につけようと思っていただけに落胆が大きかった。
しかし九皇子は何をしようと皇太子の劣勢は同じ、むしろ四兄が担当しないだけでも幸いだという。

自暴自棄になったかと思えば、急に生き生きしている。
それに今までなら四兄を推挙したはずなのに、なぜ今日は皇太子を推したのだろうか。
すると黙って聞いていた茗蕙が口を挟んだ。
「十三爺は立ち直ったのではなく、生き返った妻に再会したのです
 この目で見ました、私だけでなく十四爺も見ましたわ」
「私も確かに見ました…そう思ったのですが、よく見たら小薇に似た別人でした
 福晋は妹を思うあまり見間違えたのでしょう」
茗蕙はため息をつき、確かに自分の見間違えだろうと訂正した。
…ふっ、そこまで否定するなんて、逆に確信を持ったわ、あれはやはり小薇なのね…
そこで茗蕙は納蘭(ノーラン)貴妃を利用することにした。

納蘭貴妃は茗蕙から茗薇が生きていると聞いて驚愕した。
皇子たちを対立させた茗薇が今度は皇帝と世間を欺いたとあっては見逃せない。
それ以上に息子たちの活躍で得意満面の徳(トク)妃に嫉妬を隠せなかった。
貴妃はこの件に恐らく四皇子が絡んでいると踏み、自分から皇帝に伝えると決める。
「途方に暮れていたので助かりました~
 姐妹と言っても小薇とは昔から馬が合わず、娘娘のほうが家族のように思えます~」
茗蕙が感謝すると、貴妃は今後も何かあれば遠慮なく自分に相談に来いと言った。

茗薇は傷こそ完治していなかったが、すっかり元気になった。
そんなある日、七秋(シチキョウ)が十四皇子からの届け物だと言って外套を持って来る。
茗薇はかつて冬の狩りで十四皇子に貸してもらった外套だと気づき、自分への警告だと分かった。
「…もう隠し切れないかも」
十三皇子はひとまず荷物をまとめ、茗薇を連れて郊外へ逃げることにした。

十四皇子が涼亭で将棋を解いていると、茗蕙が現れた。
そこで2人は一局、手合わせしながら、互いの腹の中を探る。
「私は負けないから…今からの追撃も遅くないわ…」

十三皇子は茗薇を連れて四皇子の別宅へ避難した。
そこで中庭で茗薇が食べたいというバーベューの準備を始めたが、突然、八皇子たちがやって来る。
八皇子たちは十三皇子がやけに元気だと揶揄し、愛人でも囲っているのかと匂わせた。
すると十皇子が勝手に屋敷に入ろうとしたため、十三皇子は思わず手を出してしまう。
十皇子など十三皇子の敵ではなかったが、八皇子が兄弟喧嘩を咎め、冷静に十三弟を諭した。
「一時は隠せても一生は無理だぞ?」
十三皇子は女子などいないとあしらったが、十皇子は納得しない。
「もし本当にいなければどうします?」
「私の首をお前にやる」
「はお、約束ですよ?」
九皇子と十皇子は屋敷に乗り込んだ。
しかし茗薇どころかネズミ一匹も見つからない。
憤慨した十皇子はすぐ追いかけようとしたが、十三皇子が止めた。
「さっき首をくれると言いましたね?もうお忘れに?」
九皇子と十皇子は思わず十三皇子に襲いかかったが敵わず、八皇子が制止した。
「そこまでだ!十三弟、私が代わりに謝罪する、邪魔したな」

八皇子は茗薇がすでに逃げたと気づいた。
さすが利口な十三皇子、しかし実はこれも想定内だという。
「十三弟はあの者をどこへ逃したと思う?ふっ」
その頃、茗薇は順児(ジュンジ)と一緒に馬車に揺られていた。
実は十三皇子は八皇子一派の裏をかき、順児に茗薇を屋敷へ帰すよう指示したという。
しかし茗薇は不安だった。
「問題は茗蕙だわ…このまま私を見逃したりしない」

一方、十四皇子と茗蕙の対局はなかなか決着がつかなかった。
「奇抜な手で攻め、″車″は危険を冒して勝つ」
「でもよく見て、私にどんでん返しの機会があるやも…あなたはこの局勢をどう評価する?」
「″人に先んじれば勝ちとなり、人に出遅れれば負ける″」
十四皇子は茗蕙の顔色をうかがいながら、茗薇の無事を祈った。

茗薇たちの馬車が崇文門(スウブンモン)に到着した。
すると急に厳しい検問が敷かれている。
今さら引き返しても捕まるだけ、茗薇はなす術なかった。

十四皇子は上の空だった。
茗蕙は思わず次の一手が決まらないのかと尋ねる。
「早くしないと手遅れになるわよ?」
「妻になっても君のことが理解できない」
「ふふ、先は長いわ、私はいつもそばにいますから…」
「君に私の手の内を見せたりはしない…だが手を教えてやろう
 ″焦りは禁物、冷静に攻めて勝て″…小薇はもう入城した頃かな?」
茗蕙は十四皇子が茗薇を助けたと知り、顔色が一変した。



茗薇たちの馬車は無事に検問を突破していた。
実は十四皇子の配下が自分たちの馬車だと言ってくれたため、すんなり入城できたのだ。
順児は勘違いしてくれたおかげだと安堵したが、茗薇は十四皇子が助けてくれたのだと気づく。
一方、茗蕙は十四皇子に裏切られたと恨みを募らせた。
「…分かったわ、妹の顔に似た私は代用品ってわけね!」
「まだそんなことを?」
「爺、今までの芝居、なかなか上手だったわ…でも私にも心があるのよ?あの女を許さない」
「何をする?!」
十四皇子は茗薇たちを放っておけと言ったが、茗蕙は最後の駒を置いた。
「私の勝ちよ」
その頃、茗薇は帥府園の裏口に到着、馬車を降りた。
しかしそこへ李(リ)太監が現れ、結局、皇帝の前に突き出されてしまう。

皇帝は納蘭貴妃の密告で茗薇の生存を知った。
「なぜ戻って来た!」
茗薇の姿を見た皇帝は思わず本音を漏らし、これでまた皇子たちの争いが起きると懸念する。
「紫禁城から私がいなくなれば皇子たちの争いがなくなるとでも?
 …私は胤祥(インショウ)のために戻りました」
皇帝はもはや普通に死ぬだけでは済まされないと脅したが、茗薇は愛する人が自分のせいで絶望の淵に落ちる方が恐ろしいという。
「皇上と同じように私にも守りたい人がいるのです」
「そなたは朕を一度だました、2度目はない」
すると皇帝は茗薇を収監した。

十三皇子は急ぎ屋敷に戻ったが、茗薇が李太監に捕まったと聞いた。
茗薇の生存を皇帝に知られたのなら四兄を訪ねるしかない。
十三皇子は急いで王府に駆けつけると、四皇子もすでに茗薇の収監を知っていた。
「八哥たちは私と皇阿瑪を対立させたいのでしょう
 小薇は私たち父子の間に刺さった棘なのです、抜けば必ず血が出る…」
「安心しろ、小薇を助けたのは私ひとり、お前は知らなかったのだ」
四皇子は事実を明かす覚悟だったが、十三皇子は八兄が見過ごすはずがないと止めた。
そこであえて茗薇を助けず、皇帝にこれが八皇子の策略だと気づかせるという。
四皇子は十三皇子の計画に賛成し、冷静な判断のおかげで早まらずに済んだと感謝した。
「茗薇を陥れた者には代償を払わせる!」
「やられたらやり返さねばな、我らが反撃すべき時が来た」

十三皇子は皇帝に謁見した。
康熙(コウキ)帝は茗薇の命乞いだと思ったが、十三皇子は否定する。
すると十三皇子は皇帝に天秤を見せた。
「天秤の支点が天子の最高権力で、両天秤に乗った分銅は各勢力です
 両方が同じ重さなら均衡を保てますが、重さが偏れば均衡が崩れ、公正さと権威も失われます」
十三皇子はこの均衡を崩そうとしている者がいると訴え、私利のため皇権を利用していると告発した。
「これは小薇のためではなく大清のためです、皇阿瑪が小薇を殺すなら止められません
 でもなぜ小薇ばかり何度も槍玉に挙げられるのか?誰かが小薇を利用しているのです!」
小薇の件で咎めを受けるのは自分と四兄、得をするのは敵対する八兄一派だ。
十三皇子は自分たちが失脚すれば八皇子を抑える者がいなくなり、均衡も崩れるという。
「八哥の台頭は災いとなりましょう」
兄の告発は十三皇子にとっても危険な賭けだった。
皇帝は何より兄弟の争いを嫌う。
そこで十三皇子は誰が己の利のために騒ぎを起こしているのか、自分が調べたいと嘆願した。
「…はお、半月ほど猶予をやる、だが何も出ぬ時は兄への不敬罪と朕を欺いた罪にも問う!」

つづく


(  ̄꒳ ̄)じぇじぇのジョーカーっぷりから目が離せません





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最終更新日  2021.03.23 22:55:09
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