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2022.03.17
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第56話「憎悪と流言」

新帝・馬子澹(バシタン)が倒れた。
知らせを聞いた大臣たちが急ぎ駆けつけたところ、ちょうど申(シン)太医が寝殿から出てくる。
太医の見立てでは古傷が何らかの刺激によりぶり返したとのこと、しかし今回は問題ないという。
「ただ今後は刺激を与えてはなりませぬ」
そこで丞相・温宗慎(オンシュウシン)は衛兵に何があったのか聞いた。
衛兵は皇帝がずっと豫章(ヨショウ)王妃と蘇錦児(ソキンギ)を探していたが、錦児が訪ねて来て間も無く倒れたと説明する。
「王妃は夫のあとを追ったとか…」


まさかあの阿嫵(アーウォ)が自死するとは、豫章王を本気で慕っていたというのか。
子澹は阿嫵と共に過ごした10数年が豫章王とのたった数年に負けたのかと思うとやるせなかった。
阿嫵を取り戻そうと忌み嫌っていた政権争いに身を投じたが、今となっては皇帝の座に何の意味もなくなってしまう。
「死んでそなたのあとを追うか…ふっ…わはははは!」

一方、蕭綦(ショウキ)は阿嫵を探して楝羽(レンウ)山にやって来た。
ひとまず情報集めに山間の茶屋に入ると、店主と客が噂話をしている。
「″皇帝が二度変わり大成の世は傾く″、そこらの子供でも唱えているさ~」
「確かに豫章王がこの世を去ってから皆の心にぽっかり穴が空いちまった
 まるで守護神を失ったようだ、皇家は右往左往するばかり、この先、どうなる?」
その時、運悪く店に禁衛軍がやって来た。
蕭綦は咄嗟に裏から脱出、兵士たちの様子をうかがう。

豫章王妃は身を投げたという噂だが、子澹は阿嫵の亡骸を見つけるまで信じられないらしい。
すると兵士たちは確かにこんな美人がそばにいれば天下など必要ないと笑った。

その頃、ついに徐(ジョ)女官と阿越(アエツ)が江南に到着、江夏王と再会を果たした。
王夙(オウシュク)は阿嫵が馬静(バセイ)を連れて逃げたと聞いて驚愕したが、先帝と先皇后の最期の望みだったという。
あれから王妃の消息は分からず、王夙の元にも何の知らせもなかった。

王夙はともかく2人を休ませることにしたが、念のため身分を隠すよう命じた。
「小皇子はここではない所で育てよう…心当たりがある」

賀蘭箴(ガランシン)は王儇(オウケン)を連れ出し、高台から美しい花畑を見せた。
大成から戻ったあと王儇のために作った花畑で、心を込めた贈り物だという。
「…私が受け取ると思う?」
「阿嫵、現実を受け入れろ、豫章王はこの世を去った
 前を向け、目の前にはそなたを大切にし、生涯そなたを守る男がいる」
しかし王儇は蕭綦の最期を見たのかと迫った。
賀蘭箴は大成の人間がこぞって話していたとごまかしたが、それがかえって王儇に希望を持たせてしまう。
「流言を聞いたのね?」
「流言ではない」
「自分の目で見たの?」
「それは…いいや」
「私を欺いたのね?確信はないのに…」
賀蘭箴はともかく血生臭い朝廷から離れて草原で身体を休ませるようなだめたが、王儇は頑なだった。
「花畑は気に入ったわ、山や木々も好き…でも受け取れない」



その夜、王夙は顧(コ)府を訪ね、采薇(サイビ)に赤子を預かって欲しいと頼んだ。
しかし子供の身分を明かせず、かつて酔った勢いで一夜を共にした舞姫が産んだと嘘をつく。
采微は衝撃を受けながらも引き受けることにしたが、王夙はどうやら采微の切ない気持ちが分かっていないらしい。
安堵した王夙は顧府を後にすると、その様子を密かに皇太后の配下・金全(キンゼン)が見ていた。

翌朝、青雲(セイウン)は王藺(オウリン)に朝食を届けがてら、軍営で徐女官と阿越を見たと報告した。
その後、江夏王が独りで顧氏の屋敷を訪ねたが、出て来た時には背負っていたはずの竹籠がなかったという。

忽蘭に嫁ぎ拓妃となった王倩(オウセン)は思いがけず草原にいる王儇を見かけた。
術士からサソリの毒には解毒薬がないと聞いた王倩は王儇を訪ね、旧情を深めに来たと装う。
「ここの寝具は毛皮で熟睡できないかと…綿の布団を持って来ました」
王儇は王倩の姿に驚きを隠せなかったが、その大きなお腹に気づいた。
「懐妊して何ヶ月?」
「5ヶ月です…ここには家族がいないから会えて嬉しい」
殊勝な王倩に戸惑う王儇、すると王倩の侍女が王儇の寝台に布団を敷き終わり、帰って行った。

金全はついに小皇子を発見、その夜、刺客と共に顧家に潜入した。
采微の横ですやすや眠っている馬静、金全は采微を起こさないようそっと抱き上げたが、采微がふと目を覚ましてしまう。
「誰かっ!」
すると突然、王氏の護衛が現れ、金全たちを殺して馬静を救った。

一方、賀蘭箴はアリマから知らせを聞いて王儇の天幕に駆けつけた。
王儇は眠っていたが、サソリがその首元を歩いている。
危ない所でサソリをつかんだ賀蘭箴、すると王儇が目を覚ました。
「俺が来ていなければ毒に冒されていたな」
すると賀蘭箴は飛び出して行った。

アリマは拓妃の侍女の様子がおかしいと気づき、賀蘭箴に報告していた。
「ありがとう、アリマ」
するとアリマはひざまずき、かつて王妃と会ったことがあると伝える。
あれは遊牧民族の祭りに豫章王と王妃が飛び入りした時のことだった。
アリマはその時に豫章王を踊りに誘った女子だという。
豫章王が亡くなったと噂が広まり忽蘭に侵略され、アリマは奴隷に身をやつしていた。
「豫章王の最期は知っているかしら?」
「聞いた話では豫章王は罠にはめられ、楝羽山で殺されたと…」
しかし誰の仕業なのかまでは分からなかった。

一方、賀蘭箴は賀蘭拓(ガランタク)の天幕を訪ね、報復として方術士の首を届けた。
寝耳に水だった賀蘭拓は無関係だと釈明し、むしろ愛する女子ができたことを喜んでいたと訴える。
「それが事実なら感謝する、疑って悪かったな…
 王倩に伝えてくれ、王儇を害するものは誰でも同じ目に遭うとな」

賀蘭拓は身重の王倩を引っ叩いた。
王倩は夫のためにしたことだと反発、成功すれば夫の功績になったはずだという。
しかし賀蘭拓は王儇に手を出すなと叱った。

つづく


( ๑≧ꇴ≦)アウォの衣装が可愛い!





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最終更新日  2022.03.17 23:05:25
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