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TLM50のスイングアームにアスクルシャフトを通しリアホールを装着する。今回は1.85×18の純正メッキホイールにフルサイズ(4.00-18)のタイヤを入れるためにチェーンも余裕を持った420の130リンクを購入した。50ccクラスなのでカシメタイプでなくクリップタイプとなる。クリップなのでチェーンをカシメる特殊な工具も必要無く、切断はリンクのカシメをグラインダーで削るだけで簡単に切断できる。スイングアームの股の部分が窮屈となるのでホイールをなるべく後方にセットしたい。チェーンをスプロケットに掛けて切断位置の駒を特定する。次ぎにそのコマに目印の針金を通してチェーンを外す。結局切断して余ったのは外リンク4、内リンク4の計8リンクであった。120リンクの純正チェーンでは足らないところであった。リアにフルサイズタイヤを入れると122リンク必要という事である。結局、チェーンのコマの長さの関係でスイングアームの一番後ろにホイールを設置する訳には行かず、アジャスターでは28段で収まった。チェーンが伸びても少しは調整できるだろう。切断して余ったコマチェーンをセットしたリア回り
2014.03.31
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再生中のTLM50のフロントブレーキワイヤーは購入時錆で固着し、動かないのに加え、アジャスターも錆でネジ溝が無くなっており使用不能であった。応急処置として他車のブレーキワイヤーを流用し、長さを合わせってハンドルレバー側でカット。真鍮のタイコの径の丸棒をカットして穴を開けワイヤーをハンダ付けにして使用していた。従って、ワイヤーの保護チューブも途中でカットされているため、ハンドルホルダーに嵌るカシメ金具もない状態である。使用はできるのだが、ホルダーへの収まりが悪いので、HONDAに新品を注文したら廃番となっていた。それなら他車流用はできないものかとTLR200のブレーキワイヤーと比べてみたら形状と長さも同じようである。早速ヤフオクで探してみたら、あった。競合することなく1,100円で落札できた。TLM50に取り付けるべく比べてみたら長さがやや長い以外は全く同じであった。使用可能である。TLR200用ワイヤー(左)と作製したワイヤー(右)
2014.03.30
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TLM50のスイングアームを固定させるためにリアサスを組んだ。サスのスプリングはよく錆びていたので、サンドブラスト処理後、プラサフを吹いて、フレームと同じウレタンシルバーを吹いて更にウレタンクリヤーを吹いている。ロッドは錆取りを行い、グリススプレーを吹いている。後のパーツは汚れを落としブラック塗装だ。 分解時と同様ターンバックルとスプリングにPPロープを結んでスプリングを縮めて行く。50cc用のスプリングなのでPPロープでも十分である。PPロープだと折角塗った塗料を傷つけないのでよろしい。減衰力の調整は良く分からないので左右共に中間にしておいた。全て組み上がって、ロッドガードのプラ製の筒を入れるのを忘れているのに気が付いた。TY50の時にも忘れてそのままにしている。ロッドの状態が良く見えて、注油もできるので、このバイクもそのままにしよう。塗装を終えたリアサスのパーツターンバックルとPPロープを使ってスプリングを縮める
2014.03.28
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TLM50の車体を安定させるためにフロントフォークを取り付ける。ステムと、トップブリッジはアルミ製なので錆こそ無いが塗装が剥がれていたので、ブラックとクリヤーを吹いておいた。フレームの上下のレースは干からびていたがグリスに埋まっていたので、幸い錆は無かった。段付きも無さそうなので、再使用する事にしてスチールボールを磨く。このバイクは上下ともそれぞれ21個のボールを使用する。レースにタップリとグリスを塗って、ボールを置いて行く。全部置き終わったところで、上から更にグリスを塗る。ステムとトップブリッジをフレームにセットできたら、フロントフォークを取り付ける事ができる。こうなると、フロントの支えができて車体が安定する。上下のレースにグリスを塗ってスチールボールを置いた状態フロントフォークを取り付けてやっと車体が安定した
2014.03.27
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TLM50にエンジンを載せたら次はリアブレーキアームを取り付ける。TLM220を組み立てた経験からスイングアームを取り付ける前にやった方が楽だと覚えていた。リアブレーキアームやロッドはブラック塗装の上から余ったクリヤーを吹いているので、艶々のピカピカだ。取り付けボルト類の油汚れを落とし、グリスをタップリと塗って組み付ける。ロッドを留めるピンの割ピンは外す時に錆が酷く折れてしまっていたので、新品の割ピンを使用する。次はスイングアームである。チェーンテンショナーを組み込んだ後に、センターカラーと左右のダストシールキャップにグリスをタップリと塗ってピボットボルトを通す。上下に動かせてみて動作状態を確認するも異常はない。後で分かったが、リアブレーキアームを取り付けるボルトが反対だった。フレームに取り付けられたリアブレーキアームフレームに取り付けられたスイングアーム
2014.03.26
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TLM50のチェーンテンショナーとチェーンスライダーは廃番となっており、HONDAからは入手不可能になっている。TLM50とTLR200のテンショナーは同じ物のようなので、流用は効くのだがTLR用も廃番だ。そこで、オーナーの皆さんはいろいろと考える。一番多く採用されているのが、キャスターのローラーを使用する方法である。ホームセンターに百数十円〜五百円位でいろんな種類を販売している。今回はサイズが良く分からないので、ローラーにやや弾力のある38∅×18を買って来て、ピンのカシメをグラインダーで削って分解。テンショナーのカラーが7.5ミリ径なので、ローラーの軸穴をドリルで8ミリに拡げた。テンショナーに取り付けてみると、ローラーの幅が狭いために左右に動いてしまう。仕方がないので、ローラーの左右にワッシャーを2枚づつ嚙まして隙間を調節。もう少し幅の広いローラーの方が良いようである。スライダーはTLR200のものを加工して付けているようだが、それほど重要性はないので、エプソンプリンタの紙送りのゴム部品を嵌め込んだ。そう長くはもたないだろうが、気にするところではない。38×18のキャスタードリルで軸穴を拡げカラーを通すスイングアームに装着したところ
2014.03.25
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TLM50をやっと組み立てる時期が来た。組み立ての順番は今までいろいろとやって来たが、先ず重いエンジンを乗せるのがフレームを傷つけなくて済むようである。TLMは4箇所のフランジボルトでフレームに固定されているが、最上部はシリンダーヘッドに取り付け穴が付いているので、シリンダーヘッドを外して取り付けるとフレームを傷つける事無く行けそうである。そうそうその前にフランジボルトを磨いておかなければ....2本程酷く錆びていて抜けにくかったのだ。封筒から出して見るとやはりよく錆びている。予備のボルトを探してみたがこちらの方はもっと酷いので、ナイロンディスクで磨いて再使用する事にした。エンジンを横にゴロンと寝かせフレームのサイドから被せてフランジボルトの穴を合わせる。1箇所一番長いボルトには右側にアルミのカラーを通すようになっている。フランジボルトにタップリとグリスを塗って通して行く。シリンダーヘッドを外しているので、エンジンが乗せやすく、フレームにも殆ど傷を付けることなく装着する事ができた。最後に、シリンダーヘッドの取り付けステーを組み立てフランジボルトを通してエンジン搭載完了である。フレームとエンジン錆だらけのフランジボルトエンジンが載ったフレーム
2014.03.24
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TLM50のリアタイヤをどうするか迷った挙げ句、フルサイズを入れてみる事にした。TLM50のリア純正メッキホイールサイズは1.85×18であるのに対し、TLM220及びTLR200は2.15×18となっている。径こそ同じものの幅がTLM50の方が細いのである。お目当てのタイヤはIRCのTR-011ツーリストである。これまではセローにダンロップのD803を入れてきたが、このタイヤは競技用となっておりお値段も高い。IRCにはTR-011というタイヤが2種類あり1つはTR-011で競技用、もう一つはTR-011ツーリストでお値段もリーズナブルな上、市販のトライアルタイヤでは唯一公道走行可能タイヤとなっているである。因みに現在のフルサイズタイヤは全てチューブレスになっており、チューブ用はない。調べてみると、ホイール幅1.85は適用外となっている。しかし、純正ホイールにこのタイヤを入れている強者もいるようなので、やってみる事にして注文しておいたら昨日届いた。タイヤ IRC TR-011ツーリスト 4.00-18 チューブレス リア用 7,760円チューブ ダンロップ4.00、110/100、120/100、120/90-18用 バルブ形状TR4 1,860円リムバンド ダンロップ25-18 200円チェーン 江沼チェーン 420-130L クリップタイプ ノンシール 1,816円TLM50のリアホイールはビードストッパーが2箇所に付いているし、ホイールが適用外で細いのと、チューブレスタイプにチューブを入れるので、組み付けに苦労する事は覚悟していた。場合によってはバイク屋にお願いする事も視野にいれて作業にかかる。せめてもの救いは、タイヤが新品なので、弾力があるという事である。ホイールにビードストッパーを2箇所セットしてリムバンドを掛ける。ビードワックスは持っていなので、代わりにビードにシリコンスプレーをタップリと吹いてタイヤの中にチューブを押し込む。口金をホイールに仮留めしてホイールを嵌め込んで行く。意外とすんなり入って行く。次はタイヤレバーでチューブを破らないようにチューブにエアーを少し入れておく。片方のビードはタイヤレバー1本でホイールに装着できた。反対側はチューブに細心の注意を払いながら2本を使って嵌め込む。最後が少し固かったが意外にもあっさりと装着できた。やはりタイヤが新しいとゴムが柔らかいので簡単に装着できたのだろう。リムの幅が狭いのでかなり引っ張りぎみになるのではと思っていたが、違和感が無い程度に収まっている。無理に装着したという感じは全くない。後はスイングアームに上手くセットできるかが問題である。送料サービスは良いのだがタイヤにその他をグルグル巻きにして来たのにはビックリその他の中にはチューブ、リムバンド2本、チェーンがちゃんとあったTLM50の純正メッキホイールにフルサイズのTR-011ツーリストが嵌った
2014.03.23
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TLM50のヘッドライトカウルにウレタンクリヤーを吹いたので、組立に掛かるのだが、このメーターもTLR200同様プラスチックのステーが折れている。メーターはボルト1箇所とステー1箇所で留められているので、転倒などでカウルに力が掛かった時に、ステー1箇所に力が集中するので折れてしまうのだろう。ステーを両側2箇所にすれば折損は軽減できると思うのだが.....。こちらは予備のメーターがあるので、TLRのように修理はせず、部品交換を行う事にした。両方の部品を取り外してみると、予備パーツはライトが黄ばみヒビが入って、ホーンは真っ赤に錆びており、ハーネスも汚い。従ってメーターのみ使用する事にした。ヘッドライト調整スプリングは予備パーツ共に錆びて折れてしまっていたので、新品をHONDAに注文しておいた。全て組み立ててヘッドライトカウルは完成である。ステーが折れたメーター(手前)と予備のメーター(奥)ヘッドライトと新品の調整スプリングライトカウルへのメーター取り付け箇所
2014.03.22
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TLM50のシリンダーとシリンダーヘッドを取り付けたので、インサートラバーの取り付けに掛かる。このインサートラバーであるが、2サイクルエンジンにはよく付けられている。始めはエンジンのフィンを保護するものかと思っていたが、どうやらエンジンの振動によるビビリ音を消すための物のようだ。汚れがあるので1つ1つアーマオールを付けてウエスで磨いて行く。シリンダーには四隅に連なったラバーが4箇所だが、形状が違うし取り付ける場所にはフィンに切り欠きがあるので間違える事はない。シリンダーヘッド側は単体ラバーが多く形状もまちまちなので、予備のエンジンを見ながら取り付けて行く。最後に形状が全く異なるラバーが1つ余った。何処に取り付けるのだろうか。バラした時の記憶がない。シンダーを何度見回しても付けるような所はない。どこだろう。諦めてPLで確認してみると、EXの上辺りのようだ。シリンダーヘッドを外してみると、ラバーの丸い部分が入る凹があった。シリンダーとヘッドでサンドイッチするのね。後はインサートラバーをゴムハンマーで叩いてシッカリとフィンの間に埋め込めば完成である。シリンダーフィンから外したインサートラバーシリンダーの四隅は切り欠きがあり位置が分かり易い何処に付けるのか分からなかったラバー
2014.03.20
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TLM50のキャブレターを開けてみた。分解する前にエンジンが掛かっていたので、中はそれ程酷い状態ではない事が予想されたが、分解清掃は欠かせないところだろう。外観の汚れとは裏腹に中はゴミ1つ無く、ジェット類も新品のように輝いている。外してみたがメインもスローも綺麗なものだ。最初のオーバーホール時に中の部品を全て新品にしたのだろうか。もう記憶にない。しかし、この状態は助かった。キャブクリーナーとエアーでざっと掃除するだけで済みそうである。その代わり外側の油汚れはパーツクリーナーとブラシでシコシコと時間が掛かってしまった。これでキャブも大丈夫だ。分解前のキャブレターキャブレターの内部/ジェット類が輝いている
2014.03.19
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低温や雨や強風が続きTLM50のクリヤー塗装が延び延びになっていたが、やっと好天に恵まれたので、一気に行った。今回のクリヤーはミッチャクロンとシルバーとホワイトと一緒に買ったマルチクリヤー1Kgセット2,500円を使用した。タンクに使用するので耐ガソリンのウレタンクリヤーである。シンナーの希釈は5:1で硬化剤は20%混入である。クリヤー塗装はフレーム、スイングアーム、タンク、フェンダー、ライトカウル、サイドカバー、リアスプリング、フロントフォークアウターチューブ、アンダーガード、スタンド、エンジンハンガーなどである。すこし少ないと思いながらもクリヤー250ccで作ったが丁度良い量であった。クリヤーを吹くとテカリが出て塗膜が一層綺麗に見える。しかし、いくら綺麗に塗装しても山を走ったら直ぐに汚れてしまうのが悲しい。難関の塗装が終わったので、やっと組立に掛かれるのだが、もう随分忘れてしまっている。いざとなったら2号機があるので気は楽ではあるが....。クリヤーを吹き終わったパーツ
2014.03.18
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昨日、ボンゴフレンディーで近所の家に仕事に出掛け、用事を済ませ帰ろうとしたら、知らない人が庭に入ってきてフレンディーの助手席の窓を触っている。「何か?」と尋ねると、「近所の者ですが、私もボンゴフレンディーを所有していたのですが、廃車にしてもうありませんが、当時のオプションパーツの網戸をまだ持っているので貰って下さい。」と自分の車の中から持って来た。見てみると、マツダのショップオプションのフロントドア用網戸2枚とバックドア用虫除けネットであった。しかも新品未使用品でまだビニールが掛かっている。新品なのでタダで貰うのは悪いと言うと、倉庫の中で邪魔になっていたので、貰ってくれれば有り難いと言うのでタダで貰って来た。持ち帰って中を調べてみたら、取り付け説明書も入っており、保管状態も良く全くの新品であった。手持ちのショップオプションカタログを見てみると、フロントドア用網戸2枚が25,700円となっており、バックドア用虫除けネットは記載が無かった。後で追加されたのかも知れない。いずれにせよ世の中には奇特な人がいるものだと感心した。ありがたや。ありがたや。網戸と虫除けネットが手に入ったので今年の夏は久し振りにキャンプにでも出掛けてみようか。そうなればいっその事バイクが積めるキャンピングカーに改造してしまおうか。いろいろ考えてしまう。フロントドア用網戸2枚とバックドア用虫除けネット
2014.03.17
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TLM50のハンドルスイッチホルダーのプラスチックケースが色褪せていたので塗装してやろうと分解したら、キャップナットが錆でキャップの部分に穴が開いていた。これはステンレスのキャップナットにでも交換しよう。中のハンドルに接する部分の座金がこれでもかと言うくらいに表裏とも錆びている。この部分がこれほど錆びているバイクは初めてだ。しかし、サンドブラストで除去可能程度であったので助かった。念入りに錆を落としてアクリルスプレーで塗装した。分解したハンドルスイッチホルダーブラストが終わった座金塗装を終えた座金
2014.03.12
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TLM50のプラパーツを集めてみた。フライホイールカバー、エアークリーナーケース、バッテリーケースである。どれも泥と油で汚れていたので、塊になっている部分を精密ドライバーで削ぎ落とし、ブラシで擦りながら水洗い。エアーを吹いて乾かせたらパーツクリナーで油分を落としながらウエスで拭いて行く。綺麗になったところで、アーマオールを振り掛けウエスで磨くと、ボケた黒色がシャンとした黒色になる。時間を置いて見てみたら、バッテリーケースカバーだけ白けた色に戻っていた。太陽光線に長い間晒されていたのであろう。これはバーナーで軽く炙ってみよう。
2014.03.10
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TLM50のチェーンを灯油に漬けてワイヤブラシで洗ってみた。リンクの固着は無いものの表裏ともビッシリ錆びている。使ってつかえない事はないが50cc用は安いので新品を買っても良いかと思い調べてみた。TLM50の純正チェーンは420サイズで120リンクとなっているようである。丁度リアタイヤ、チューブ、リムバンドを新品にしようと思っていたので一緒に送って貰えば送料も助かると思い、タイヤを調べてみた。TLM50のリアタイヤは3.50-18、兄貴分のTLR200は4.00-18だ。幅こそ違え径は同じである。このリムに適合する純正タイヤは既に廃番となっているようで、ダンロップのK950に3.50-18のサイズがあった。でも、このタイヤ、オフロードの中のトレールのカテゴリーに掲載されており、トライアルのカテゴリーではなかった。よく調べてみると、このタイヤはトライアルタイヤと同じキャラメルパターンだが、トライアルタイヤとは異なり道路を走る目的のタイヤのようである。TY50に付いているタイヤのような物であろう。こうなると、K950の購入熱が冷めてしまった。更に調べると、3.50-18の純正鉄リムに4.00-18のタイヤを履かせてヤフオクに出品していた。少し引っ張りぎみになるが装着できるようである。4.00-18のフルサイズであればトライアルタイヤは豊富にあるし、リアが太くなって見た目がきっと格好良くなるだろう事は想像できる。問題はスイングアームの又の部分とバッテリーケースの裏側がギリギリになると言う事である。チェーンも124リンクほど必要なようなので、チェーンを新品にするなら140リンクを買えば済む話しだ。本当に装着できるのか今一つ確信はないが、人柱になってやってみるのも一興である。もしダメならタイヤはTLR200とTLM220とセローの予備で置いておけば良い。
2014.03.09
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TLM50のクラッチレバー。ハンドルの左に付いているレバーでは無くて、クラッチに付いているレバーの事である。このレバーは酷く錆びているので、新品と交換しようと思いガスケット共にHONDAに注文していたら廃番となっており、ガスケットだけ届いた。レバーが無いならガスケットはいらなかったのに....。まあ、クラッチを開ける時に必要になるのであってもよいか。でも、開ける時は来るのだろうか....。この部品は他の車種という訳には行かないので、再利用する事にする。ワイヤーブラシとサンドペーパーで赤サビを落として行く。鉄の地肌が見える程度になったら、赤サビ転換防錆剤を塗って黒い防錆塗膜を作る。後は、塗装をするかどうか様子見である。大まかにサビを落としたレバー赤サビ転換防錆剤を塗ったレバー
2014.03.08
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TLM50のピストンとシリンダー内部の点検を兼ねてシリンダーヘッドとシリンダーを外したので、油汚れを落としてブラストを行う。シリンダーもヘッドもアルミ製なので、耐熱塗料の下から腐食して所々白い粉が吹いているし、塗料が腐食により盛り上がっている所もある。アルミは鉄と比べて塗料を剥離してサビを除去するのも早い。プラグホールを傷めないために、プラグはねじ込んだままでブラストを行った。ほぼ綺麗になった所で耐熱塗料を吹くのだが、純正のような艶がある耐熱塗料が見つからない。販売はしているようであるが、近所の店には置いていない。仕方がないので、車用のつや消し耐熱スプレーを吹く。耐熱塗料は吹いた後にオーブンなどで焼くと、塗料の密着性が良いようであるが、家のオーブンは流石に使えないので、気休めにヒートガンで炙っておいたがあまり効果はなさそうである。塗装が終わったので組立にかかる。シリンダーを4本のスタッドボルトに挿し込み、2本のピストンリングを押さえながらピストンを挿入するのだがこれが何度やっても入らない。挿入角度が悪いのか、ピストンリングの位置が悪いのか、全く入る気配がない。業を煮やしてコンロッドからピストンを外す事にした。精密ドライバーで左右のピンリングを外してピストンピンを抜くのだが途中で止まって抜けない。かなりキツキツである。コンロッドを痛めないように細心の注意を払いながら鉄棒で叩くと何とか抜けた。外したピストンをよく見てみると、2本のピストンピンの溝にそれぞれ1箇所広がっている箇所があった。この場所にピストンリングの開いている所を合わせて入れてみると上手く入った。このマークを合わさないとダメなのね。ピストンピンを苦労して嵌め込み、何とか組み立てた。腐食して白い粉を吹いたシリンダーとヘッドブラストを終えたシリンダーとヘッドエンジンに取り付けたシリンダーとヘッド
2014.03.07
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タンクの塗装が完全硬化したので、磨いてイラストレーターで作製したデカールを貼ってみた。デカールの角度はタンクと平行ではなく、後方上がりになっている。写真ではよく分からないので、予備の内部がサビサビタンクを持ってきてお手本にして貼った。このデカールは透明シートにカラー印刷しているので、塗装の白が上手く浮き出るかが心配であったが問題無いようである。次回に貼るときには、白地のシートの方が良いかも知れない。デカールの表面にもシートを貼っているので印刷面が直に触れることはない。その上からウレタンクリヤーを吹く予定なので完璧であろう。
2014.03.06
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TLM50のリアブレーキスイッチはTLR200同様バッテリーケースに付けられている。完成後はバッテリーレスにする予定なので、バッテリーケースを廃止して、フレーム辺りにリアブレーキスイッチを移設しようかとも思ったが、バッテリーレスキットのコンデンサを格納する場所もいるので、取り敢えずはケースを使用する事にした。ケースの下側にブレーキスイッチを留める金具が付いているのだが、これがまた真っ赤に錆びて今にも折れそうである。ここまで来ると錆取りをしたら、強度が無くなってしまうのはおろか、形そのものが無くなってしまいそうである。予備のパーツに交換しようと、探してみたら。こちらも同じ状態であった。ここはよく錆びるのね....。ガックリである。この金具はケースにアルミのリベットで留められているので、ドリルで揉んで取り外してみた。L字型の金具にブレーキスイッチを通す14ミリ程の穴が開けられている。適当な厚さの鉄板があれば、ハンドベンダーで90°に折り曲げて穴を開ければ作れそうなので、探してみたが適当なものがない。あれこれ考えていると、年末に壊れたEPSONのプリンタMJ8000Cを思い出した。捨てるつもりで廊下の端に置いてある。早速引っ張り出して分解にかかる。1時間ほど掛けてやっと分解でき、お目当ての鉄板や太細の丸鉄棒などを大量に取り出す事ができた。その中から直径12ミリ程の穴が開いた鉄板を見つけた。厚さも丁度良い。穴を14ミリに拡大しようとドリルを探してみたが、こんな大径の鉄工ドリルは手持ちに無かったのでホームセンターに行ってみて驚いた。14ミリの鉄工ドリルは1本3千円を超えている。ステンレス用だと4千円を超える。鉄板の穴を2ミリ程拡げるだけなのに費用対効果が大きすぎである。ヤスリでシコシコ削ろうかと思いながら棚の下に目をやると何やらモグラの先のようなドリルを見つけた。ステップドリルなる物である。ティーパー状のドリルの歯が段になっていて、これ1本で4ミリから22ミリまで2ミリずつ段階的(10段)に穴を拡げる事が出来る優れものである。しかもステンレス対応である。このステップドリルが2千円とちょっと。思わず買ってしまった。早速プリンタの鉄板をグラインダーで切り取り、ステップドリルで14ミリに穴を拡げて亜鉛塗料を塗っておいた。真っ赤に錆びたリアブレーキスイッチ取り付け金具プリンタの部品とステップドリル
2014.03.05
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アストロプロダクツが100店舗達成記念としてメンテナンスキャンペーンを実施するようで、広告が送られてきた。何かめぼしい物はないかと探してみたら、モーターサイクルジャッキに目が止まった。オフロード用の足踏み式のスタンドは貰い物があるが、大型バイクを持ち上げるのは無理なので、フロントフォークを抜く時などは四輪用のジャッキを使用していた。特にゼファーなどは、センタースタンドが付いていないので、オイル交換ですら、ジャッキが必要である。常々1台欲しいと思っていたバイク用ジャッキ。高さ調整範囲18cm〜46cm、耐荷重500kgで昇降ハンドルはラチェットも使えるようである。このジャッキが28%OFFで5.700円だった。作りは少し雑ではあるが使用には問題無いであろう。持ち帰る時小さな箱なのでヒョイと持ったら落としそうになった。小さくても重量は12.5kgもあるので、安心感はあるだろう。これで、フレームのあるバイクは全て持ち上げる事ができるようになった。APモーターサイクルジャッキMZJ01
2014.03.04
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TLM50のシリンダーヘッドに続いてシリンダーを取り外す。シリンダーヘッドのガスケットは欠品となっているが鉄製なので再利用できるが、シリンダーのガスケットは紙製なので再利用できない。こちらはHONDAにパーツがあったので、予備を含めて2枚注文していおいた。ゴムハンマーでヘッドに衝撃を加えた時、既にシリンダーもガスケットから外れていた。ヘッドの状態から期待は持てるが、「どうか綺麗でありますように。」と祈る気持ちで、ゆっくりとピストンを抜く。ピストン、ピストンリング、シリンダーに傷は見あたらない。綺麗なものだ。このエンジンはなかなか状態は良さそうである。ピストンとピストンリングシリンダー内部
2014.03.03
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TLM50のシリンダーヘッドとシリンダーのフィンの塗装が剥げてアルミの腐食が出ているので、ブラストして耐熱塗装を行う予定である。今回はシリンダーまで外す予定なので、シリンダーガスケットを注文しておいた。ピストンとシリンダーの状態を見ることができるので、一石二鳥である。先ず、シリンダーヘッド上部にあるナット4本を外し、ゴムハンマーでヘッドを優しく叩く。フィンは意外とモロいのでなるべくフィンを避け慎重に行う。それ程大きな衝撃を掛けなくてもヘッドは外れた。さあ、内部はどうなっているだろうか。楽しみと不安が交錯する。見てみると、ヘッド部が異様に綺麗で、光っている。今までのバイクでは、カーボンが堆積して真っ黒になっているのが通例であったが、このエンジンはカーボンの付着が殆ど見あたらない。ピストンの上部に目を移すと、こちらはカーボンで黒くなってはいるものの、その量は少ない。いずれにせよ、今まで見たエンジンの中では一番綺麗である。オーバーホールしてからあまり走っていないのかも知れない。シリンダーヘッドの内部
2014.03.01
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