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江戸後期、脇坂義堂の「カネモウカルの伝授」を見てなるほどと感じました。「カネモウカル薬」と「カネノウナル薬」がある。どちらを選ぶか。もちろん「カネモウカル薬」と思うはずですが、実際「カネモウカル薬」は、はじめスゴイ人気なのにリピーターがすごく少ないのだそうです。逆に「カネノウナル薬」は飲めば難儀する毒薬なので誰も服用するはずないはずなのに、日に日に客が増え行列ができるそう。「カネモウカル薬」とは倹約、忍耐、勤勉、正直、知足、誠実の六味を調合しさらに柔和、謙虚、勇気、決断の四味を加えて煎じ、香りづけに慈悲の一滴を加えてある。飲むと口が曲がるほど苦いらしい。しかし飲み続けると気にならなくなり、万病を治す妙薬で特に金欠病には効能がある。「カネノウナル薬」は美食、奢侈、賭事、虚栄、威張り、嘘、諂い、怠けの九味に無気力、無分別、無節操、無精の四味を加えてある。ゆえに、飲むほどにクセになる麻薬である。自分がどんな薬を服用しているかを知りたければゴミ箱を見ればいいらしい。「カネノウナル薬」を服用している人は、書き損じた伝票、メモがわりに使った名刺などが入っている。「カネモウカル薬」を服用している人のゴミ箱には金を出して買ったものは入っていない。
Nov 30, 2011
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「デザインに逃げない」「デザインに挑戦する」今、自分たちが取り組もうとしているテーマです。酒屋さんらしくない取り組みをしようと、センス、デザインというコトには人一倍チカラを注いできました。その中で気づいたことが冒頭のテーマです。商品を企画、イメージするときは徹底的に右脳を働かせクリエイティブな感性を発揮する。一方で、数値化する部分、生産性を上げる部分に関しては左脳を動かし、感性やセンスに逃げない。一見相反するように思える言葉ですが、スポーツで例えるならオフェンスとディフェンス。常にモードを切り替え、より効率的に動いていく。デザインとは、単に絵を描いたりすることではなく、最適化を創造することなんだと思います。オフェンス、ディフェンス、チーム運営、将来のビジョン、それぞれの部門で右脳と左脳で考えていく。本来のデザインとは、そんな本質的な部分なのかもしれません。それらを実現するための手段がグラフィックであり、ウェブのデザイン。そう考えると、全てのつじつまが合っていく気がします。
Nov 25, 2011
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9月末で約2年、一緒に働いたインターン大学生が期間終了になりました。可愛らしい雰囲気で誰からも好かれる女の子でした。一生懸命でセンスがあり、愛嬌のある人柄でお客さんにもスタッフにも印象がよく、ほとんど怒ったこともない学生でした。でも彼女の魅力はその可愛らし雰囲気ではなく、内面にもった負けず嫌いな気持ちです。2年に渡るインターン中、おそらくモチベーションが上がったり下がったりしながら自問自答した時もあったと思います。それでも自分自身に逃げ道をつくらず、この不況の中で就職戦線も見事勝ち残り、来春より晴れて東京、六本木デビューする予定になっています。自分に逃げ道をつくらない。自分に言い訳をしない。彼女の内面にある強い気持ちは彼女の一番の魅力です。これからの成長に期待し、自分たちも彼女に負けないように成長したいと思います。そして来週からは、また新たなインターン大学生が入社します。D大学の経営学部、1年の就職浪人をしている中でのインターンシップ。採用した理由は、就職浪人したコンプレックスを自分でキチンと受け止め、自分を変えたいと強く思っているから。課題の提出では、約30軒の酒売り場をまわり自分のコトバでレポートを提出してきました。インターネットに情報が溢れる中、売場を周ってキチンと自分の時間を使った姿勢、インターンシップの大学生が与えてくれる刺激が自分の成長にも繋がります。
Nov 24, 2011
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毎朝礼の恒例行事として「ちょっとイイ話し」というのを数年間続けています。司会とイイ話し当番表というのがあって、だいたい10日に一度くらいの周期で回ってきます。社員はもちろんのこと、パートの方からインターンまでそれぞれに自分の中で感じた「ちょっとイイ話し」を皆に披露します。普段からあまり会議などをしないので、この時間がとても重要な時間になります。アウトプットする時間を設けることで、普段の生活の中でもインプットすることを意識する。「ちょっとイイ話し」をテーマにすることで、ある程度のフレームが決まる。それらが集積することで、スタッフの価値観が共有できる。会社が掲げる理想をどうやって現場に落としこんでいくか。リッツカールトンホテルには自分たちの理想とする行動指針「クレド」があります。しかし、大切なのは「クレド」を作ることではなく、その行動指針をどうやって通常の中に落としこんでいくか。そんな気がします。毎朝の「ちょっとイイ話し」の取り組みにはそんな考えがあります。さらにその話をする時間は、約1分。これはエレベータピッチと言われるプレゼン手法を参考にしています。ITの本拠地である米シリコンバレーで起業家はエレベーターの中で投資家に会ったら、自分のビジネスプランを30秒で的確に伝えられなければ未来はない」と言われてきました。私達も自分たちの伝えたいことをどれだけ的確に伝えることが出来るか。毎日の朝礼、一番脳が活性化する時間に一番大切な恒例行事です。
Nov 21, 2011
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先週、ベトナムの商社取締役の方が来社してくれました。ほぼ同じ年代、日本の大学を卒業し、日本とベトナムの架け橋になる会社を設立。打ち合わせを兼ねて、ランチを一緒にしたんですが仕事への取り組み方、ビジネス意識、とても刺激になりました。母国でない日本で学び、日本を知り、ビジネスを立ち上げる。旺盛なチャレンジ精神と、素直に吸収しようとする気持ち、彼の話す一言一言から伝わってきました。近いうちに、僕自身もベトナムへ行くことを約束して将来一緒にビジネスが出来ることを期待したいと思います。
Nov 15, 2011
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昨日は早朝から新潟県の酒蔵さんに来て頂き、勉強会を開催しました。約1時間30分、酒づくりのことを中心にスタッフ全員で講義を受けました。デザイナー、受注スタッフ、それぞれにもう一度お酒の基本勉強をしようということで開催れた勉強会、とても身のある内容でした。質疑応答では、思わず自分自身も質問してしまいました。今まで常識と思っていたことが、実はそうじゃないかも・・基本の勉強会だからこそ、気づけた疑問点。学ぶという姿勢は、どんな立場、ポジションでも常に持っておくべきだと改めて感じました。
Nov 11, 2011
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先日、宮城気仙沼にある酒蔵さんが来てくださいました。震災当日のこと、避難所でのこと、これからのこと、色々とお聞きすることができました。中でも印象に残ったのは、気仙沼港の目の前にある事務所周辺の地域で被害者が出なかったというお話です。地震から津波が来るまでわずか30分。津波の被害が大きい港湾周辺の人達も多くの被害に合われているんだろうと思っていました。「最も危険なエリアにいるからこそ、その危険さを理解できていた」酒蔵の社長の言葉です。大阪市内に住む自分たちにとって、地震→津波という関係性は相当希薄です。その根底には自分たちの場所は大丈夫、そんな意識があるからだと思います。気仙沼港に住む人達にとっては地震=津波の意識が働いており、だからこそ、即座に対応できたんだと思います。全てのコトにおいての「危機意識」はどれだけ自分ごとに置き換えることが出来るかどうかにかかっているんだと思います。
Nov 10, 2011
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「信用は使ってはならない」 黒田しょう之助さん(コクヨ会長)がある本で語っていた言葉です。人の信を得るということ、つまり信用を築き上げるということは一朝一夕にできないことは皆さんよくご存じです。創業して間もない企業や中小企業は、何とかして信用のある企業といわれるようになりたいと、トップから一般社員まで大変な努力を続けておられると思います。こうして真剣な努力を続けているとその成果が上がってきて信用のある会社だといわれるようになります。間題はその後です。ある程度信用ができてくると、それを使い始める。会社や社員の姿勢がだんだん高くなってくるわけです。つまり「君、それくらいのことは何とかできんのか」ということで、無理を言うことが起こってくる。こちらが無理を言わなくても、先方から「支払いはそんなに早くしてもらわなくても」と言ってくれるようになる。納期が多少無理でも、徹夜してでも間に合わせてくれるようになる。しかしそれに甘えて信用を使い出すと、長い年月をかけ、血のにじむような努力によって蓄積してきた信用が取り崩されてしまう。先代はこのことを戒めて、次のように言いました。「信用は世間からもらった切符や。 十枚あっても、一枚使えば九枚になり、 また一枚使えば八枚、といった具合に減ってしまう。 気を許すと、あっという間に信用がなくなってしまう。 特に、“上が行えば下これを習う”で、 上に立つ者ほど注意しなければいけない」と。 金は使ったら減るのはわかるが、信用というのは目に見えないだけに減ることがわからない。「信用は使ってはならない、 使わなければどんどん増えていく」すごく当たり前の言葉ですが、すごく新鮮な言葉です。永く続けるには、この当たり前の実践が大切なんだと思います。
Nov 8, 2011
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東京池袋でのイベントも終わり、税務調査も無事終了、怒涛のような10月下旬を乗り越えました。日々の業務に加え、様々なコトが一気に振りかかりましたが何かがおきたとき、どう捉えるかがとても大切なんだと思います。予期せぬことを予期するチカラが大切なことは学校で教えてもらいましたがもっと大切なことは、予期せぬことが起きた時の適応力だと思います。遠くの目標を設定し、そのために日々努力し、その中で考えられるリスクを想定し回避するための手段を考え、さらに予期せぬことが起きた時に対応する。その時どんな判断が出来るか、人間として、経営者としての器が問われるような気がします。
Nov 7, 2011
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