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先日、久しぶりに大学時代の同級生や後輩たちと食事をしました。 1年に1度、他愛もない話をするために集まります。 現役野球選手、元プロ野球選手、教師、会社員、 同じグランドで汗を流したメンバーが、今はそれぞれの道で活躍しています。 今から20年近く前のコトなのに、一瞬で18歳の頃に戻るのは それだけ濃い時間を過ごしたからだと思います。 朝から晩までの練習、上下関係、試合の勝敗、メンバー選考、 毎日の生活は理不尽の連続で、こんなこと意味あるんか? こんなにしんどいのやってられへん、なんでオレだけ・・など 当時は理不尽に思えるコトの連続でした。 それでも、いま考えるとそのほとんどにキチンと意味がありました。 元有馬中学吹奏楽部 の岡本先生は著書の中で 我慢から学ぶことの大切さを語っておられます。 駄目、やり直し。一人のミスで全員がやり直し 30度を超える校庭を吹奏楽部の生徒たちが何度も走らされる。 理不尽極まりないように映る。 それでも理不尽なことを繰り返す度に、「揃わないのは私が合わさないからかもしれない」 生徒がそう考えられるまで何度も繰り返す。 練習では100%の完璧を求めます。 10回に1回のミスを練習で許すと必ずその1回が本番で出てしまう。 岡本先生の持論は「最後は無意識」 練習で怒られて、注意されて、本番前、頭のなかで何度も巡らせて、 それでも本番は緊張で全てを忘れてしまう。 その忘れた中で体に残っているモノがその子の実力。 以前、尊敬する方に教えれたコトがあります。もし何かに悩んだら、一番厳しいコトを言ってくれる人に相談に行け。人はだれでも悩んだ時、へこんだときに優しい言葉をかけてくれる人に相談したくなるもの。でも、その時こそ一番厳しい意見を言ってくれる人に相談に行け。その段階で、悩み事はほとんど解決している。あれだけ苦しくて悩んだ学生時代の野球が自分の生き方の骨格になっています。一見、理不尽に思える事柄は人生においてとてつもなく役に立つことばかりでした。現在、神戸市教育委員会に勤める岡本先生は理不尽に耐え続けることで違った景色が見えてくる。成長の秘訣は、自らこの環境におけるかどうかだと思います。
Nov 21, 2013
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ウシオ電機、牛尾会長が経営について語っておられます。 「経営は単に大学で経営学を学んだり、ITに詳しいから出来るのではなく、 様々な苦労を重ね、複雑な人間関係に処する中で培われていく職人芸である」 褒められたい、認められたい、そう思い始めたら 職人の仕事はどこか嘘になります。 厳しく聞こえるこの言葉が、一流の生き方なんだと思います。
Nov 21, 2013
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