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長野県小布施にある小さなワイナリーからの 手紙にこんなことが書かれてました。 「2013年の秋からワインの製造量を減らします。 空前の日本ワインブームだから売らないと損だよとか、 売れる時に売らないなんてどうかしてる、とか言われます。 覚悟の上です。 今回のチャレンジは売れないから減産するのではなく、 日本ワインブームの今こそ減産する。」 数年前、日本のワインだけで十分だと思わせてくれたワイナリー。 そのスタイルから生まれるワインは心を酔わせてくれる味わいです。
Sep 26, 2013
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「ロープウェイで来た人は登山家と同じ太陽を見ることが出来ない。」 フランスの思想家アランのコトバです。 ロープウェイで楽々と登ってきた人が見る太陽と 試練を重ねて長い時間掛けてようやく山頂に達した人が見る太陽は 全く別の太陽だという意味です。 先日、奈良県にある大峰山という山に登りました。 別に宗教的なコトでも、自分探しでもなく、 小学6年の時、父親に連れて行ってもらったのを思いだし、 息子が同じ年齢になったのをきっかけに登りました。 この大峰山、今から1300年前に役行者が修験道の山として開かれ 今でも女人禁制が守られています。1700mの山を約3時間かけて登り 断崖絶壁から身を乗り出す「西の覗」、300mの断崖絶壁を歩く「平等岩」を体験しました。宿坊の方にこの山のこと、修験道についていろいろとお話を聞かせてもらい、とても納得しました。山岳信仰の基本は、山は厳しいものである。熊や猪、崖や天候不良、悪路や迷子など悪条件があるので安易に入ると怪我をする。それらを防ぐために、準備をし自分の身は自分で守る。だからこの山の麓にある集落の子供たちは12歳になるとこの山に登り、大人になる一歩を踏み出したそうです。命綱のない状態で、断崖絶壁から身を乗り出したり崖の上を歩いたりする状態はおそらく今の世の中では通用しないと思います。宿坊の方はこう言っていました。「厳しい山の悪条件の中、法律や権利では自分を守ることができない。 自分の身は自分で守る。その上で自然に感謝する。」麓の山小屋で作ってもらったおにぎりを山頂で頂いたのですが、この満足感は、高級レストランでも味わえないものでした。 「ロープウェイで来た人は登山家と同じ太陽を見ることが出来ない。」山を人生におきかえ、太陽、おにぎりを幸せと捉えることでアランの意味を深く理解できるのだと思います。
Sep 24, 2013
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昨日9月17日、38回目の誕生日を迎えました。 想像していた38歳になれているのかどうか微妙ですが、 自分のやりたいことを進めてきました。 この一年間、政治や景気が変化する中 自分たちでは決めれない状況がたくさんありました。 その中で急アクセルを踏んだり、急ハンドルを切ったり 今までよりも活発に動きました。 それでも、その中で自分の判断基準にしていたことは 「正しい判断」をすることでした。 簡単にいえば、辻褄があうかどうか。 いま人気の半澤直樹でも、彼が倍返し出来る理由は 正論だからに他なりません。 正論すぎるとついていけない。 そんなコトをいう人もたくさんいます。 でもギリギリの状況で、人がついていけるコト 自分が信頼出来るコトはそれが正論の場合しか成立しないと思います。 20代中盤で酒小売店「酒 高蔵」 20代後半でインターネットショップ「梅酒屋」 30代前半で酒卸売り「梅酒屋卸」 30代後半で飲食ピッツェリア「covo」 40代、50代に自分が目指すものはハッキリとしています。 でも大切なのは、その夢を語ることじゃなく そのステージに立てる現在を頑張れるかどうか。 正論を結果で証明する、そんな1年にしたいと思います。
Sep 18, 2013
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