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ダーティファイター 燃えよ鉄拳【ストーリー】“賭けケンカ”に明け暮れる無敵のファイロ・ベドー(C・イーストウッド)にニューヨークの賭け屋ビークマンが一儲けしようと目を付けた。拳闘チャンピオン、ジャック・ウィルソンとの大試合を1万ドルの前金で持ちかけるが相棒のオービルや彼女に心配をかけていたファイロは、彼らに「引退する」と約束した為大金が動く試合の申し出をアッサリと断ってしまう。怒ったビークマンは、ファイロの彼女リン(S・ロック)を誘拐し彼女の命と引き換えに試合をさせようと、彼を誘い出す。実はこれ、昔から私が大好きなシリーズで、今までに何度見たか分からないくらい日本ではあまり知名度の高くない、イーストウッドによる“おバカコメディ第2弾”。缶ビール片手に、寝転がって酔っ払いながら楽しめる、そんなドが付くような娯楽作。1作目を見てなくても、普通~に理解出来てしまう(見ておいたほうが、経緯は分かるかも)内容云々はさておき・・・なコメディ。参加している俳優陣も、肩肘張らずに和気藹々の雰囲気を楽しむようなワイワイガヤガヤの、息抜き同窓会のノリの2作目なんでしょうな。多分^^;昔のケンカ相手から、金の代わりにブン取ったオランウータンのクライドと人間の相棒のオービルを連れて、相変わらず、賭けケンカに明け暮れるファイロ。しかし、そのケンカ稼業も年齢的にもややキツくなり始め、自他共に潮時だと思い始めた。オービルにも心配をかけ、前作で知り合ったカントリーシンガーのリンという彼女もいる。ママはいつもギャーギャーと口うるさいけど、それはそれでいつも通りのこと。何が面白いって、この映画に出て来るおポンチなキャラ達がとにかく面白い^^;とにかく、画面に出て来るほぼ全員が、ヘッポコキャラだったりする。ファイロもケンカはめっぽう強いけど、女性にはめっぽう弱くててんでダメ。そんなファイロに、いつも連れられて歩くクライドはモテないことが悩みの、スマトラ出身の独身?のオスのオランウータン。昔のケンカ相手が、金の代わりに差し出したのがクライド。それ以来、ファイロのマネージャー代わり(?)として、彼の絶大な信頼の元用心棒兼ファイロのマネージャーとして活躍する、頭の良いおサルさん。怪力の持ち主だから、車だって難なく1人で解体しちゃうし、ちゃ~んと笑える芸だってするし車に乗れば方向指示器の役割も果たすし、誰かが落ち込んでると隣で慰めるし、人助けもする。ビールとクッキーが大好きで、腕時計だって付けている。オランウータンのクライドに、いつも振り回されるママ(一応、オスカー女優)も面白い。色々な策を立てて挑むものの、毎回毎回その年齢が響いて運転免許試験に落ち続けるバアちゃんなママなのに1作目では、家に押しかけて来た、地元の中年暴走族“ブラック・ウィドー団”に向かってメチャクチャにライフルをぶっ放し、バイクを何台も爆破して暴走族を撃退。2作目では、オービルのレッカートラックを走らせ年甲斐も無く積極的に、モーテルの管理人のジイちゃんを誘惑する。ファイロの相棒オービルも、ヨソの自動車修理の仕事を横取りしながらゼニ稼ぎする困ったちゃん顔の、へなちょこのコバンザメキャラ。そして、何かに付けて束になってファイロ達を追い回すものの、その度にしてやられて悔しがるブラック・ウィドー団は団長以下全員、揃いも揃って、頭も顔も悪くて大マヌケ。情けなさ具合が、まんまボヤッキーかトンズラーのレベル。あ、そうそう・・・この暴走族の団長ってのが、顔が中村獅童ソックリなんだよね^^;もはや内容なんてどうでも良い、この「ダーティファイター」シリーズ。見ているほうも、ストーリーなんかいちいち追わないで済むしダラ~ンと肩の力を抜いて、家族みんなで楽しめちゃう。最近こういう、底抜けに明るい・罪の無い大味なコメディって減ったよな~って思います。2作目では、ダドリー・ムーア、ボー・デレク主演の「10(テン)」(掴みの内容は面白そうなのに、実際はツマらんのさ)からパクったボー・デレクの体にママの顔を貼り付けた、ベッタベタのコラまで披露するしね。何だかんだ言っても2作目も作られたんだから、本国アメリカではヒットしたわけで日本ではあまり知名度の無い、完全にテレビ放映向きのおバカ映画ですが・・・大きな声じゃ言えないけど、私はイーストウッド映画では、このシリーズが一番好きだったりするストーリーに直接関係無くとも、コメディリリーフのオランウータンのクライドがいるからこそのどかなおポンチ風味に拍車がかかり、出て来る俳優達の楽しさも引き出してるからこのシリーズの最大の功労者は、やっぱりクライドだろうな~。確か、クライドを演じた(?)のは、マニスという名前の動物タレントのオランウータン。確実な情報では無いんだけど、1作目と2作目のクライドはそれぞれ違うらしい。1作目のクライドは、1作目の撮影終了後に急死しちゃったとかで1作目と2作目のクライドは違うって話をだいぶ前に聞いたんだけど、事実はどうなんだろ?人間のほうでも、ファイロの相棒オービル役のジェフリー・ルイスがイイ味出しまくり。彼は、女優ジュリエット・ルイスの父上で(父娘で目がソックリ)他の作品では、時には悪役を演じたりもするけど、イーストウッド映画の常連俳優でもある。やっぱり、雰囲気を生かした3枚目の間抜けキャラが上手い俳優さん。15年位前の、「ウィッシュマン」という映画でも街の片隅のダストボックスの中から現れた、ヘンテコリンな魔法使いの役(ハクション大魔王みたいな格好してた)演じてたなぁ。・・・今年の3月頃だったかな?確か、“イーストウッドの光と影”と題して夜中の民放で、2夜連続のイーストウッド作品特集があり(たった2作で特集かい)その時に“光”として放映したのが、1作目の「ダーティファイター」。ちなみにその時、“影”として放映されたのはあの、ネットリと気持ち悪いスリラーサスペンスの「タイトロープ」だったっけ。同じイーストウッド出演作とは言えよくもまあ、ここまで対極の作品同士をぶつけたもんだ・・・と、ある意味感心したっけね。「昨日と今日で、落差が凄まじ過ぎるだろ~」と思ったもんです。勿論、2夜ともシッカリ見ちゃったけど、何とも言えない食い合わせだったなぁ・・・だから今回は、数ヶ月前の1作目の放映を受けて、2作目を放映したのかと思ってるんだけども。ダーティファイター タイトロープ
May 31, 2007
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ガントレット【ストーリー】ラスベガスからアリゾナ州のフェニックスまで組織がらみの重要事件の証人を護送する任務を命じられた、刑事ベン・ショックリー。軽い気持ちでラスベガスに向かうが、留置所で彼を待っていた証人は、若く美しい娼婦マリー。組織に狙われているから、フェニックスに辿り着けやしないと怯えるマリーの訴えにショックリーは、全く耳を傾けようとはしないが2人の行く先々で、不可解な事件が連続して勃発する・・・。タイトルの「ガントレット」とは、両側にムチを持った人間を並べてその間を走り抜けさせる拷問のことらしい。つまりそれって、クライマックスシーンの道の両側に並んだ警官隊による、一斉射撃を浴びるバスの図ってことだよね。あのクライマックスの様相とピッタリのタイトルだわ。劇中で、合計45000発の銃弾を浴びているって設定らしいけど(0が1個多い気がしちゃうけど、確かに、合計すれば4500発じゃ足りんか。銃弾の雨あられで、家一軒潰れちゃったくらいなんだし)でも、あそこまで蜂の巣だと、いや~やり過ぎだろ・・・という萎え感が否めない^^;警官隊によるあれだけの一斉射撃を浴びたのに、足に1発食らっただけで(それだって、一斉射撃で撃たれたものじゃないし)マリーとショックリーが見事に無事なのも、不思議っちゃ~不思議だよね。バスから降り立った2人は、警官隊に取り囲まれている輪の中で、本当の黒幕を消す。マリーに証言されたら自らの立場が危うくなることで、護送中に彼らの命を狙いあの手この手で、彼らの行く先々に刺客を送り続けていた人物。彼らを取り囲む警官隊も、声も無く手も出ずに立ち尽くし、唖然として道を開けてやっている始末。あれ、取り押さえられたりしないんかな?って、いつも見る度に思ったりする。(いわばこれが、黒幕の人物が言ってた「仲間内が、仲間内に向かって撃つのをためらったりする」と同等の計算外の事態か)そこを突っつくのはヤボなんだろうけど、どうしてもスッキリしないんだわ^^;ああ言えばこう言うで、ショックリーに対して矢継ぎ早に言いたい放題バンバン言い返す、口が減らず気の強いマリーが、見ていて気持ち良い。小柄で小奇麗で清潔感があるから、彼女は今ひとつスレた娼婦に見えないんだよね。立ち回りも気風が良く、ショックリーよりも頭も口も回ると来てるから、頭が良くて知的な感じ。こんな感じだから、別に好きな映画じゃないんだけど(映画は大好きだし、食わず嫌いはツマランから、見る機会があれば何でも見るモモさん)でも必ず、2~3年に1回程度の割合で、何らかの形で見る機会がある「ガントレット」。その度につい、クライマックスの蜂の巣見とくか・・・って思って、毎度見ちゃうんだけどこの頃のイーストウッド作品って、ソンドラ・ロック共演が多いけど彼女の姿って、イーストウッド云々に関係無く、もうこの10数年見ていない気がする。まさに、“(実生活でもカップルだった2人の)縁の切れ目が仕事の切れ目”ってことか?^^;80年代の終わりか90年代の初め頃に、彼らが付き合っている中で中絶させられたとか、暴力振るわれたとかで裁判起こして、大泥仕合を繰り広げてたっけね。個人的には、ロックが89年辺りに監督をした「インパルス」という、テレサ・ラッセル主演の女性刑事アクション映画が好き。さて・・・今週のテレ東午後のロードショーは、4日連続のイーストウッド特集なんだけど最終日の本日は、「シティヒート」かぁ。昨日までどういうわけか最終日放映分は、「ファイヤーフォックス」だと思い込んでたんだよね。大勘違い^^;何で「ファイヤー~」だと思い込んでたんだろ?これも、別に好きな映画じゃないのになぁ。シティヒート ファイヤーフォックス 特別版
May 30, 2007
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映画・・・結構見てることは見てるんだけど、UPする体力が無い最近、妙にお疲れモードですわ。トシ食ったな~と痛感する一瞬・・・ミッドナイト・ラン【ストーリー】元シカゴ市警のジャックは、今は金次第でどんな危険もいとわない“バウンティ・ハンター”に。ある日、ギャングの金を横領し、慈善事業に寄付した奇特な男マデューカスをロサンゼルスに連れ戻す仕事を依頼され、早速ニューヨークへ。難無くマデューカスを見つけ出し、とっととロスへ引き返そうとするジャック。ところが、マデューカスの命を狙うギャング一味とやはり、彼の行方を捜すFBIの双方に追われるハメになる。かくして男2人、5日間に渡るアメリカ大陸横断の大逃走劇が始まった。かつてデ・ニーロ自身が、「自分の出演作の中で一番好き」だと明言したことのある本作。テンポの良い、上質なコメディですね。公開当時、結構大々的に映画雑誌で取り上げられてたのを思い出します。おフザけ感タップリの、イラスト仕立てバージョンのポスターもありそのイラストの、ジャックとマデューカスの表情が楽しさをそそるものだったし。この珍道中は、映画館で見たらもっと楽しかっただろうけど公開当時はまだワタクシ、自由に使えるお金も殆ど無い義務教育のお子ちゃまだった為映画館では見られずじまいだったね。中年男2人の大陸横断珍道中。さっさと該当者を連れてロスに戻り、とっとと報酬を頂いてのんびりと休みたい独り者のジャック。飛行機に乗れていれば、あっという間にNY⇒LAで一件落着だったもののそうは問屋が卸さない^^;それじゃ映画が成り立たない。「飛行機は嫌いだああああああ!!下ろせ~!!」と、マデューカスが大騒ぎし2人共、飛行機から下ろされてしまったのが始まり。手に入れたFBI捜査官のバッジをフル活用し、ギャング一味とFBIの追跡を交わしつつオマケに、手柄を横取りしたいハンター(タガートだな)にも追い回されついでに、LAで手薬煉引いて待ちわびるジャックの雇い主に電話でドヤされながら車、徒歩、列車を含めた陸路、そして水路!(という表現が正しいかどうか)何故かまた空路(ここは笑ったな)をフルに使いまさに珍道中の名の通り、ドロドロヨレヨレになってロスを目指す。どこに行っても、「モーズリっていうFBI捜査官が来て・・・」と聞かされる度ジャックにバッジを盗まれた、本物のモーズリ捜査官がキレる様子がしてやられたり感を強めて、ますますおかしい^^;最後は何となくカッコイイ。砂埃まみれで走り回り転げ回り、逃げ回って捕まり、化かし合い、寄り道しまくりでスマートさの欠片も無い、大陸大横断ドタバタ珍道中だったけどケチな真似もし、金が全てのジャックでも、もはや金だけじゃない。妙にスマートに決めてくれたな~と思える、ちょっとカッコいいじゃん?な一作。でも、貰えるものはちゃんと貰う^^;そこが、ちょっとコメディチックな落としどころ?それが、この珍道中に見合った対価かどうかは微妙だけどねぇ。マーティン・ブレスト監督作品ってこういう罪の無い、嫌な気分にならないような、軽快・軽妙な作品が多いね。(でも、「ジョー・ブラックをよろしく」はホントに要らんレンタル代返せ~)やっぱり有名どころでは、「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズなんだろうけど私が好きなのは、「お達者コメディ/シルバーギャング」という年金暮らしで、日がな一日、公園に座っているしかすることが無く日々退屈し切りの、70代シロウト爺様3人組による銀行強盗コメディが一番好き。友達同士で古いアパートに同居し、贅沢とは無縁のつつましい生活を送るジョー、アル、ウィリーの年金暮らしの老人3人組。お金に困っているわけでもなく、お金が欲しいわけでもない。毎日毎日公園のベンチに座り続け、時間をかけて新聞を読み、鳩にエサをやる日々・・・。ただただ時間が過ぎるのを待つだけの毎日なんて、もうたくさんだ!という爺様3人が立ち上がる。「毎日公園で、バカなガキを見てたら俺は気が狂う。なあ、3人で銀行強盗をしないか?上手く行きゃ大金ガッポリ。その金で、大きなビル内に3人で売店を開こう。なあに、失敗しても刑務所で暮らすだけさ。毎日退屈して公園で座ってるよりずっといい。それに刑務所から出る時には、その期間の3人分の年金が、手付かずで溜まってるんだ。俺達、今更失うものは何も無い。どうだ?悪い話じゃないだろ?」・・・主演=ジョージ・バーンズ、リー・ストラスバーグ、そしてアート・カーニーという爺様3人を演じる俳優陣のそうそうたる顔ぶれを聞いただけで、ワクワク感が止まら無かった作品。ジョージ・バーンズやアート・カーニーは、コメディ畑の俳優だから分かるんだけどあの、高名な演劇指導者のリー・ストラスバーグ(昔から彼のこと、耳の無いヨーダにしか見えない私はバチ当たりか?^^;)が生き甲斐を見付けて、浮き足立ってウキャウキャとハシャぐ姿は、なかなか見ものだったりします。・・・日本未公開で、大昔に1回ビデオリリースされただけの「お達者~」を扱うレンタル店ってこの約20年で、たった1店(!)しか見たことないんだけど、とても上質のユーモラスな作品。それでいて、ただただ年寄り3人組による銀行強盗コメディに終始することも無く国から老齢年金だけを与えていればそれで良い、というわけでは無いという社会から取り残されがちになる高齢者を取り巻く様々な問題にも、キチンと焦点を当てている作品。そこには、過去に残して来た想いや触れたく無かった古傷、老いから来る切実な健康問題予期しなかった突然の別れ・・・色々な切り口から老人を描く上質コメディです。超が付くマイナー作品で、国内だとなかなか見られる機会が無いけど、もし見られる機会があればこちらもぜひ、併せてオススメしたいですね^^字幕は無いけど、海外版ならビデオもDVDも簡単にすぐ手に入るんだけどな。 ジョー・ブラックをよろしくビバリーヒルズ・コップ ビバリーヒルズ・コップ2
May 29, 2007
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密かに(別にナイショにする理由は無いが)レスポが大好きな私ですがついついまた買ってしまった昨夜始まった、こちら↓の共同購入の誘惑に負けましたで・・・。レスポートサック 共同購入『7520』クラシックホーボー前から欲しかった「スクエアダンス」柄と迷ったけど夏らしくてスッキリとした柄に一目惚れした「ペップラリー」(上の写真の柄)を購入。時間ピッタリに飛び込んで購入した後、様子を見ていたら、一番最初に売り切れたよ。既に、デラエブの「マリブ」と「ケニア」それに、クラシックホーボーの「スイッチボードチョコレート」(↑で「スクエアダンス」柄の購入をやめたのは、これと同系の柄のため)ダイアンの「ポップコーンリトル」を持っているというのに・・・^^;結局、大きさ的にクラシックホーボーが一番使いやすいから、一番ヘビロテになってるね。気に入った柄が目に入ると、もうダメですな~。「スクエアダンス」は、いずれ別の型のバッグで購入したいなぁ。
May 26, 2007
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蒸し暑くてたまらない日の、そんな不快な気分を更に助長する作品かな?^^;バートン・フィンク【ストーリー】1941年、ブロードウェイで成功を収めた社会派劇作家のバートン・フィンク。NYを離れたくない彼だったが、ハリウッドに招かれ、映画のシナリオを書くことになる。庶民を称えることを目的とし、上流・特権階級的なものを嫌う彼はハリウッドのイメージとは程遠い、みすぼらしく不気味な雰囲気を持つ“ホテル・アール”にチェック・インする。彼は、キャピトル映画の社長リプニックに会い、B級レスリング映画の脚本を依頼されるものの社会派作品を手がけたい彼は、その依頼に全く乗り気になれずに筆が進まず、スランプに陥る。壁の薄いホテルの隣の部屋から笑い声が聞こえ、その笑い声が気になって仕方がない。声の主は、大柄な保険セールスマンのチャーリー。彼とは妙に気が合い、すぐに打ち解けたバートンだが・・・。コーエン作品の中でも、「陰」の雰囲気を強調したちょっとヨーロッパテイストを感じさせる不思議な作品かな。蒸し暑く、居るだけで汗がジットリと流れて来る部屋。壁の薄い隣の部屋から聞こえて来る、男の笑い声。部屋の中を飛び回る1匹の蚊。熱気を放つ、机の上の白熱電球のスタンド。あまりの蒸し暑さで接着剤が溶け出し、部屋の所々で剥がれて来る壁紙。脚本の完成を急かすように、机の上に鎮座するタイプライターと案が浮かばず、一向に筆が進まない白紙の山。後方で申し訳程度に回り続ける、小さな卓上扇風機。室内どこに目をやっても、不快さと焦りと息苦しさを助長するものばかり。依頼された脚本のアイディアが全く浮かばず、出だしで行き詰まり、途方に暮れるフィンク。友人が一人もいないハリウッドで、自分の得意分野とは全く反する分野の依頼。知り合った人物らに、レスリング映画のアイディアを求めるもののその、素性の分からない薄い繋がりこそが、フィンクに不幸と恐怖をもたらす。アイディアを求めに立ち寄った、有名作家のオフィスで知り合った女性秘書オードリー。その時は取り込み中で、バートンはすぐに帰る。しかし、キャピトル映画の社長と会う約束が出来てしまい彼に脚本のアウトラインの説明をすることになったフィンクは、追い詰められてしまう。親しくもないのに申し訳ない・・・と思いつつ、電話でワケを話し社長と会う約束の前夜(当日の夜中か?)、オードリーにホテル・アールまで出向いて貰う。しかし翌朝、オードリーはフィンクの部屋のベッドの上で血だらけで死んでいた。フィンクには、何が現実かどこまでが妄想か、区別が付かなくなって行く。脚本のアイディアが一向に浮かばない自分。昨夜、部屋に尋ねて来たオードリーが、自分のベッドの上で血だらけで死んでいる。蒸し暑く不快な息詰まる部屋で、回らない頭を巡らせ考える・・・。そして、彼の部屋をノックする音。出て見ると、そこには刑事が2人いた。そこでフィンクは、にわかに信じ難い不穏な噂を耳にする。象徴的・観念的とも取れる描写も多く、解釈は見た人次第の作品だと捉えてるけど(う~ん・・・「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のラストみたいだ~。あのラストって、何種類かの解釈が出来るから、何度見ても気になってしょうがないっ)混乱したフィンクを嘲笑うように、画面の中も混乱の様相を帯びて来る。現実にはあり得ない、妄想と現実の混在した描写。脚本から解放され、場違いな格好をして浜辺を歩くフィンク。数日間出張するチャーリーから預かった、中身の分からない箱を携えて・・・。あの箱の中身は・・・誰かの○か?はたまた、現実を取り戻すヒントか?蒸し暑く不快で、生理的・感覚的嫌悪感がひしひしと伝わって来る謎が謎を呼ぶ、不思議なテイストの「バートン・フィンク」。好き嫌いはかなり別れるだろうな~、と思う作品ですね。・・・キーパーソンになりそうな雰囲気だった、ホテル従業員のチェットが特に何もやらかしてはくれず、それがちょっと肩透かしか^^;これは製作側の計算ずくで、敢えてキーパーソンっぽく見せかけるもののいや、別に~?みたいなパターンかな。ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
May 25, 2007
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初めて見たのは17~8年前だけど、TV放映したから、何年ぶりかで久々に見られたな~。ルトガー・ハウアー・・・かつては、あのクールな冷血漢が大好きで大好きで彼の出演作は、オランダ時代の出演作品から漁って見ていたっけ。ファンタジーは、元々好きじゃないジャンルなんだけど出演者の持つミステリアスな雰囲気で味わうファンタジーも、たまには良いもんだ。レディホーク【ストーリー】13世紀のヨーロッパ。邪悪な呪いのため、それぞれ狼と鷹にされてしまった男と女。男は、元近衛隊長のナバール。女はイザボー。互いに求め合うことも出来ない2人が、人間として出会えるのは日の出と日没の僅かな瞬間だけだった・・・。主演の、ルトガー・ハウアーとミシェル・ファイファーの2人が持つミステリアスでクールな雰囲気で楽しむファンタジー。内容があるというよりも、設定だけで成り立ってしまうストーリーかな。鷹を連れ、黒いマントを纏い、漆黒の馬に乗った言葉少なな謎の騎士。長身でクールなルトガー・ハウアーがたまらん・・・「孤高の戦士」(つまらん)や、「バイオレント・サタデー」(左に同じ)「ウォンテッド」(パッケージ写真が死ぬほどカッコ良くてホレる~けど、つまらん)「ヒッチャー」(心臓急停止だね)、「グレート・ウォリアーズ/欲望の剣」(ザ・テレ東な映画。バーホーベン節炸裂、ジェニファー・ジェイソン・リーがエロ過ぎ)と同時期・・・。思えば、彼が最高潮にカッコ良かった頃の作品ですね。チョコマカと小回りの利くコソ泥、フィリップに扮するのはマシュー・ブロデリック。あの童顔と小回りの良さ、悪には徹せない人の良いコソ泥の小僧という役回りは彼のキャラにとても合っていると思う。口が達者で、イタズラっ子の憎めない人気者の高校生を演じた「フェリスはある朝突然に」のキャラと通ずるものがあるね。ミシェル・ファイファーが、珍しくショートヘアでミステリアスな美女に扮してるけどショートへアだったから余計に、彼女のあの神秘的な猫目が生きていた感じ。絶妙なキャストを揃えたと思う。ただ、内容は?と言われると、緩慢で冗長かな。ほの暗い森の中で、息を潜めるようにしていた前半は謎の部分もあり、ミステリアスな雰囲気も相まって、この先の展開は?と楽しめるんだけど後半に差し掛かると、謎めいた雰囲気が薄れ、何となくダレ始める。道中、兵士達に襲われ、鷹が射落とされて瀕死の重傷を負う。ナバールの必死の願いで、同行していたフィリップが鷹を連れ、山の上の古城を訪れる。山上の朽ちた古城に住む僧侶は、ナバールとイザボーの全ての事情を知る人物。ナバールと鷹の関係、狼とイザボーの関係にただならぬものを感じていたフィリップもここで、彼らの本当の正体と、こうなるに至った経緯を知る。多分、ここがポイントな気がするんだよね・・・^^;2人の正体と経緯が完全に割れ、彼らの事情を知る人物が増える。登場人物が多くないこの作品で、ここで謎めいた隠し事が無くなってしまうわけよね。この辺りから、面白味がガクッと減るあれ、経緯や狼と鷹の正体や習性(昼=鷹、夜=狼)が完全に分かっちゃうと冷めるのかな。ついでに、クライマックスに関しても劇中で、代々伝わる宝石のはめこまれた剣を手に、ナバールが「自分達に呪いをかけた司祭を殺しに行く」と、しきりに繰り返している為“やっぱり、最後は自らの手で司祭を葬りに行くんだ?”ってことで先が完全に読めて(その映像も何となく想像出来てしまう)しまうのが難点。話の途中から、クライマックスの予告をされると萎えるだろ~ってね。だからそのクライマックスも、前フリの一騎打ちが長めで、意外と盛り上がらんこと請け合い。無敵の騎士ナバールなのに、相手を仕留めるのに意外と手こずってるし・・・。漆黒の馬で聖堂に乗り込んで、馬が嘶く辺りまでは絵になったけどね。本当にこれ、主演2人のミステリアスな雰囲気と設定で楽しむような捻りの無い、古典ファンタジーの類だと思う。騎士とお姫様が、邪悪な魔法使いによって動物に姿を変えられてしまったものの愛の力が奇跡を起こし(もしくは、呪いが解けるアイテムを手に入れ)、呪いが解ける。そして、人間に戻れた2人は、結婚して末永く幸せに暮らしましたとさ・・・みたいなおとぎ話。おおかた、そんな感じのおとぎ話か、“ドラクエ”とかと変わらないって^^;でも、たまにはこんな純粋なファンタジーも悪くないか♪この数年後から、R・ハウアーも寄る年波には勝てず、老け込んで体型が崩れ始め「ミッドナイト25時/殺しの訪問者」などでは、完全におじちゃんのビヤ樽体型に・・・恐らく、「サルート・オブ・ザ・ジャガー」(これは結構面白い)までが彼の本領だったと・・・。(体型には目を瞑る前提で、イメージ的には「スプリット・セカンド」まで許そっか)ええ、「ミッドナイト~」のベッドシーンを見た時には泣けましたよ。あの、長身のクールな冷血漢な彼はどこじゃ~!?ってね。肩や背中にムックリと肉が付き、ブヨンブヨンに太って弛み最高に太った頃のダン・エイクロイドのような体型になってたよ・・・最近の彼は、顔に刻み込まれたシワと白髪が、とても重厚な雰囲気を増し故 リチャード・ハリスか、アンソニー・ホプキンスのような雰囲気を醸し出してるね。最近は、どこまでもB級作品の出演が多くなっている彼だけど例えば、コスチュームプレイの大作でどこかの国王や、国務大臣みたいな位置の役を演じて欲しいな~・・・なんて思ってます。ちなみに、個人的に好きな彼の出演作は「聖なる酔っぱらいの伝説」と、「ムーンリット・ナイト」かな。バイオレント・サタデー ウォンテッドミッドナイト25時/殺しの訪問者 サルート・オブ・ザ・ジャガーフェリスはある朝突然に スペシャル・コレクターズエディション
May 24, 2007
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本日は、虫歯治療の為に歯医者へ。その後、ワカメのように増え切った髪に我慢ならなくなり衝動的に美容院へカットに行く。あ~、スッキリしかし、知らず知らずに疲れたのか?ロデオボーイ2に乗りながら(あり得ない肉の付き方をし始めた下半身をどうにかしてぇぇぇ・・・)「ミスティック・リバー」のケビン・ベーコン&ティム・ロビンスによる音声解説バージョンで本編を一通り見直した後コーエン兄弟の「バートン・フィンク」を見始めて暫くしたら、知らぬ間に爆睡してた^^;ジョン・グッドマン扮する、セールスマンの高笑いを子守唄に爆睡です。コーエン兄弟と言えば無性に、「赤ちゃん泥棒」と「未来は今」が見たくなったな・・・近いうちに見るか。「未来は~」では、「ミスティック~」とは違って結局は利用されているんだけど、生き生きした感じのティム・ロビンスが何か可愛い。しかし、彼は昔から、やや足りない感じというか利用されてハメられたり、損な役回りを押し付けられる男の役が多いね^^;(「さよならゲーム」や「テープヘッズ」などでは、能天気なバカ野郎風味だったけど)体は大きいけどイジめられっ子っぽい、いじけ顔の気の弱そうな顔立ちのせいかな?随分前から思ってたんだけど、この「未来は今」ってタイトル、変だよね^^;未来なのに今?って何?みたいな・・・。これって、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のタイトルでも同じような感覚に陥ったんだけど。直訳して、“未来へ戻る”??って、未来なのに戻るって何よ???ってね^^;同じようなことを思った方って、他にいますかね?いそうな感じがするんだけどな~ミスティック・リバー バートン・フィンク赤ちゃん泥棒 未来は今 さよならゲーム バック・トゥ・ザ・フューチャー 20thアニバーサリーBOX
May 23, 2007
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最近はUPしてないだけで、ペース的には普通に、初見・既見問わずで5~6本の映画は見てるんだけど、気が向いたら追々UPしますです^^今日の分は、見ると鬱々で、どうにも後味が悪過ぎてたまらないのにでも、最後まで緊張感を持って見てしまう「ミスティック・リバー」。ミスティック・リバー【ストーリー】ジミー、デイブ、ショーンがいつものように路上で遊んでいると刑事と思われる男が近付き、デイブだけを車に乗せて走り去った。数日後、デイブは解放されるが周囲には、デイブの身に何が起きたかを語ろうとする者はいなかった。その25年後、ジミーの最愛の娘が殺される。今は刑事となったショーンが捜査に当たり、デイブが容疑者として浮上する。警察の捜査が続く中、ジミーは自らの手で娘の復讐を果たすべくデイブを、運命の場“ミスティック・リバー”へと呼び出した。何とも救いの無い話・・・良く出来ているとは思うけど、イヤな話です。貧乏くじを引いた人間は、一生ずっと貧乏くじのまま。遠い過去の苦しみを抱えながら、嘘をつくことで現実逃避し何とか正気を保っている人間のことを、薄々とでも気付いているのか?幸い、火の粉が掛からなかった者達は内心、「あれがもし自分だったら・・・自分じゃなくて良かった」と胸を撫で下ろす。自分の事でなくとも、少年時代の暗い影は消えること無く彼らを覆う。「もしあの時、連れ去られていたのが自分だったら・・・?」同じ場に居合わせたのに、選ばれてしまった人間と選ばれなかった人間の明暗。全ての真相が明らかになった時、ある者は、罪を重ね続けた結果名実共に、永遠に下ろす事の出来ない重い十字架を背負う。そして、「愛する者を守る為には何をしても許される」みたいな身勝手な理屈で捻じ伏せ罪深い行為を、何とか正当化しようとする。とにかくこの事は考えずに口をつぐめ、こうするほか無かった、と。そう思って割り切らないと、この先、生きて行けないのが分かっているから。結局、自分達が可愛いゆえに口をつぐむ。表面上、自分達が平和に安穏に暮らして行く為には追求もせず追求もされずに、事なかれの傍観者を決め込むのが一番だと。そうしないと自分達も、蓋をしてやり過ごして来た暗い過去と向き合わなければならなくなる。その行為は耐え難く、自分達も破滅することを意味する。知らずに済んでいたものに一度向き合ったら、元には戻れないのも分かっている。それが分かっているから、蓋をして、敢えて見ないフリをしてかなぐり捨てて行く。そこに、不幸にも犠牲になった人間がいたとしても・・・。残された人間達が生きて行く上での、暗黙の了解、協定、一種の知恵か。結局、「人間は自分が一番可愛い、自分達さえ良ければいい」ということなんだろうね。現実にある縮図の中でも、一番嫌な部分を切り取って見せ付けられたけどそれを、1つの不条理な問題提起として伝えたかったんだろうなぁ・・・。最後のパレードのシーンはたまらない。大勢の観客に紛れ、表面上は幸せに見える家族連れ。そこに彼らの姿がある。真実は分かってるし、本来はどうすべきなのかも彼らは分かっている。しかし、今ある穏やかな平和を壊したくない。乱されたくない。あのアイコンタクトとジェスチャーは、その意思確認なんだろうな。そして、確認し目を逸らす。彼らにとってこの件はこれきりだろう。永遠に蓋が閉じられる。パレードの喧騒の中で、息子の名前を懸命に呼びながら息子が乗ったパレードカーを必死に追いかける母親。その上から、やや冷めた目で見返す息子。傍観者に徹する側とそうでない者の、対照的な静と動の姿。自分でなくて良かったと胸を撫で下ろし、自らを守る為に黙る事を選び、葬った記憶。運悪く選ばれ、もがき苦しみ続けた挙句、運悪くも再び選ばれて葬られた者。運だけでは計り切れない、何が明暗を分けたのか分からない強者と弱者の立場。澱んだ川のような街で、真実や嘘に関係なく、折り重なって行く悪夢のような出来事。そこから抜け出すことも出来ずに、淡々と受け止め、やり過ごす術を身に付けて行く。勧善懲悪もあったものじゃないけど、腐り切り過ぎ・・・。幾つもの罪を重ね、力と数で脅し捻じ伏せる術で生き抜いて来た前科者と平穏な生活を取り戻し、そのささやかな幸せを乱されたくないが為に口をつぐんだ刑事。自己を守る為に虚言を重ね、辛い過去に苛まれながら暮らして来た男。あまり豊かではないこの街で生まれ育ち、家庭環境も立場もほぼ同等だったはずの3人に何の差があったんだろうか?一人損、理不尽、不条理・・・状況はそれぞれ違えど、現実によくある話。ある一例として、切り取られたのがこの作品なんだろうな・・・。だから、そもそもの発端となったジミーの娘が殺された理由も、ある意味で合点が行く。少年時代の事件、ジミーやショーンで無く、デイブが車で連れ去られた理由もさして変わらない。これもまた、“たまたま、不運にも、偶然”という名の、理不尽と不条理のスパイラル。同じ不条理を描くにも、例えば、ジョン・アーヴィング作品とは全く違う趣きだよね。例えば、「ガープの世界」や「ホテル・ニューハンプシャー」はあれだけ不幸に次ぐ不幸や、特異な出来事が積み重なってるにも関わらず何故か、空を見上げて微笑んでしまうような未来への希望や展望のようなものを感じる不思議なテイストで、突き抜けた感がある。(あれはあれで、そう思わされてしまう、奇妙な御伽話の作風なんだけど^^;)でも、この「ミスティック~」は、救いや未来なんて全く感じない。行き止まりのような街で、蓋をし切れない呵責心が風化して行くのを待つばかり。これで、傍観者側にいる人間達に裁きが下らないなんて・・・と分かってはいるけど善が勝つ・正しきが救われるという、勧善懲悪が通用するとは限らない不条理にどうしても拭えない、イヤな気分が残ってしまう(それこそが狙いだろうね)。凄まじい作品を作ってくれたな~、イーストウッドは。「ミスティック~」のキャッチフレーズが“もうひとつの「スタンド・バイ・ミー」を見るために、あなたは大人になった”なんだけどこれ、かなりおかしいって全然違うじゃん・・・。個人的にはあまり好きではない「スタンド・バイ・ミー」だけど「スタンド~」とこれを同列に並べて、引き合いに出すのはどう考えてもおかしいって。ま、日本の配給会社側で勝手に付けたコピーだろうけど、もうちょっと他に無かったのかえ?ガープの世界 ホテル・ニューハンプシャースタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション
May 22, 2007
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一昨日の夜のこと。ポストの中に、郵便局から1枚の不在票あり・・・。誰宛てかと思いきや、宛て先名には私のフルネームが。差出人は・・・「春のながいきくん」と書かれている。誰じゃそりゃ?って、春のながいきくん???いかにも、「何かのキャンペーンくさいな~、懸賞?」と思い、早速ネットで検索。・・・あ~♪あった、あった日本郵政公社のHPで、全国各地の名産品が当たるキャンペーンをたまたま見付け欲しい品を選んで応募したのを思い出しました。並んでいる写真を見て、確か「富山のほたるいか」に応募したことも思い出す。各賞品80名の当選だったようで、それに当選したんだね。本日、指定の時間帯に「富山のほたるいか」が届きました~。小袋が6袋。いやぁ、とっても美味しそ~♪おつまみっぽい感じだけど、こういう酒の肴系って大好き。早速、夜にでも食べようと思います。日本郵政公社サマ、どうもありがとうございました~郵政公社で思い出したけど・・・旧郵政省時代には、公務員試験でお世話になったっけね。1次試験だけ何度か合格させて頂いちゃって、その節はどうもでした~。(郵政は本命じゃなかったから、2次試験は毎回棄権)公社になった最初の年も、自分の学力がどこまで残ってるかを試しに採用試験を受けに行っちゃったけど、あの時も1次合格→2次棄権してスイマセン^^;・・・何でもいいけど、先日購入した「ロデオボーイ2」で擦りむいたお尻がヒリヒリで痛いよ~情けない・・・。どうやら、姿勢を含めた乗り方が悪かったようですな・・・。内腿は、良い感じに筋肉痛になってるんだけどね~。進化型乗馬フィットネスマシーン【ロデオボーイ2】
May 21, 2007
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これも、2代目の前ブログにUPしてた分です^^;【ストーリー】マット(ポール・マーキュリオ)は、資産家フランソワ・デュボワ(マルコム・マクダウェル)の資産運用を任され、彼の豪邸に滞在することになった。そこで下半身不随で動けないデュボワに尽くす、美しき妻エミリーと出会う。ある夜、使用人同士の行為をみてしまったマットは、その場にエミリーがいたことにも気付く。そしてエミリーに誘われ、ふたりは激しく愛し合うが、やがてそれはデュボワにばれてしまう・・・。設定云々はまぁいいとして、主演:ポール・マーキュリオ・・・ん?え?(-_-;)あの「ダンシング・ヒーロー」(1992)の???当時、映画雑誌の巻頭カラー特集を飾ったりした、かなりヒットしたダンス映画の主演だった彼が(とは言っても、一発屋の類だが)「ナインハーフ」の3作目ねぇ・・・哀しげな都落ちってヤツでしょうか。とはいえ、やや訛った英語(OZだから)でセクシーなビジネスマンを演じそれはそれで、眺める分にはなかなか素敵な色男を演じてます。それ以外の出演陣=マルコム・マクダウェル。言わずと知れた、「時計じかけのオレンジ」の怪演で世界的に有名になった、現在は名バイプレーヤーの彼ですが基本的に、名作・珍作・クソ映画に関係なく何にでも出てる出てる^^;だから、この「ナイン~3」にも出たんだよね?本作でも、我侭放題の車椅子に乗った初老の資産家を演じてます。私の中で、彼は「出演作の質には、全く拘ってないでそ?」という俳優の一人です。あとは、マットの上司役でフレデリック・フォレスト(「ワン・フロム・ザ・ハート」、「ファミリー」)が出てたのにビックリ。おいおいおい・・・物凄く久しぶりに見かけたよ~。劇中でも、嫁に馬鹿にされて愛想を尽かされ、仕事面も・・・なダメオヤジっぽさが漂ってる相当する年齢の俳優なら誰が演じても一緒だね?的な、株屋のボス役でした。相変わらず、ハマり役だなぁと感じるような役回り^^;地味~ながらも、70~80年代には、コッポラ作品でチョコチョコと見かけた彼ですが70~80年代の名バイプレーヤーが、今もこうやって頑張っている姿が見られたのは嬉しいです。お年を召されて、だいぶ肉付きが良くなってしまった彼ですが彼は、私の中では、「80年代の、ダメ男を演じさせたらピカイチな俳優」の西の正横綱です^^;ちなみに、「ダメ男を演じ~」の東横綱はハリー・ディーン・スタントン(「パリ・テキサス」、「ストレイト・ストーリー」)だと思ってます。「ナインハーフ3」、何気に初老のバイプレーヤーが2人も出てます。感想ですが、結論から言えばあの手のエロ系シリーズの3作目にしては、割と健闘しちゃったほうじゃないか?と思います。むしろ、もっと酷い出来を想像してたくらいだからね。但し、想像してたようなエロさは全く無いです(←ここ重要)。所詮、誰もがそういうシーンしか期待していない、出がらし同然の3作目なんだからいっそのこと、もっとエロに走っちゃえば良いのに・・・と思ったくらい^^;一応、1作目のハイライトだった、オマージュ的な官能シーンは僅かながらにあったものの通り一辺倒に、ただ思い出す程度に模倣したな?くらいなもので期待出来るようなものではないことは特筆しときます。が、個人的には驚愕しました!ハッキリ言って、最後はすっごいオチです。この手のC級映画だからこそ出来たオチかもしれませんが、とんでもない大ドンデン返し。後味の悪さ満載の、凄まじいオチです。あの名作と比べちゃ絶対ダメ!なのは、百も承知で申し上げますが個人的には、大ドンデン返しの王道作「スティング」(1973)の初見時よりビックリしたかもしれない・・・^^;時計じかけのオレンジ ワン・フロム・ザ・ハートパリ・テキサス ストレイト・ストーリースティング
May 20, 2007
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全てを呑み込むように燃え盛るような激しい炎ではなくいつまでも、ジリジリと焦がされるような痛みと傷を感じる「21グラム」【2003】登場人物の誰もが、当たり前の日常と安穏、ささやかな幸せを突然奪われるという決して幸せな気分になれる作品じゃないのに、何故だか惹き付けられるそんな作品。21グラム【ストーリー】心臓に重病を抱え、心臓移植を待ちわびる大学教授のポール(ショーン・ペン)。彼は、医師から余命1ヶ月の宣告を受ける。それを知った妻は、人工授精してでも子供が欲しいと切望し、その為の準備を始める。しかし、別居状態から戻りはしたものの実質は破綻した夫婦であるのを自覚しているポールは、妻の提案に困惑する。16歳から刑務所を出たり入ったりの人生を送る前科者のジャック(ベニチオ・デル・トロ)。今は、神への信仰に没頭することにより心身の平静を保ち貧しい暮らしながらも、妻と2人の子供達と共に暮らしている。かつてはドラッグに溺れていたクリスティーナ(ナオミ・ワッツ)。今は薬物依存から立ち直り、主婦として、建築家の夫と2人の幼い娘と共に幸せに暮らしていた。そんな、共通項も無い見ず知らずの男女3人の運命が、ある痛ましい事故を機に突然重なる。事故の被害者と加害者、そして心臓の提供を受ける患者という三様の立場で・・・。何となく見ていてすぐに思ったのは、「パリ・テキサス」などと雰囲気が近いような・・・。重くカラカラに乾いた、出口の見えない闇と苦しみに満ちた空間。目の前で起こっていることが、画面越しやガラス越しの出来事のよう。カーテンの隙間から入る光、夕暮れ時の街灯や看板の照明の使い方などもそんな感じがした。過去と未来の時間と空間が行き来するような、順序通りでない時間の流れ方や捉え方は「レザボア・ドッグス」などと似たような感じかな。(こういう手法が苦手、と言う人は結構いるかもしれない)三者三様、どの立場から取っても、幸せや笑顔の要素など微塵も無い。彼らは自分達を襲った運命を呪い、何故こんな思いをするのか?ともがき苦しみ心の中ではそんな人生を拒絶し、時に現実逃避を図りながらも、朝を迎え夜を迎える。起きた事実や過去は消せない。その上で無情に積み重なって行く、淡々とした日々の生活と運命。探偵を雇って事実を知るくだりなど、やや力技な部分や不自然かな?と思うところも無くは無いけど、でも、流れを損なうほどでは無いかな。オマケの部分ではあるけど、それまで漠然と思うだけだった臓器提供ルールの存在意義は、この作品でよく分かった気がする。映像にされて示されると、その葛藤や混乱ぶりが分かりやすい。やっぱり、ドナーと患者は互いを知るべきじゃないのだろうね。亡くなった人がいたからこそ、患者は助かる機会を得た。どこかの誰かの死が現実にあった上で、生きるチャンスに恵まれた命。純粋な興味と感謝の気持ちから、目の前に現れた人間と愛する人の一部が、誰かの体の中で今も生き続けていることに救われ、縋りたい人間。特異で奇妙な関係を生み出す土壌になってしまった。形は様々なれど、どこかで誰かが命を落とし、またどこかで新たな命が宿る。それは、根底に何らかのエゴがあるのかもしれないし予想だにしなかった、人生の出来事の一つかもしれない。でも、人間のそんな思惑や疑問、物事に対応し切れない困惑などお構い無しに人生は、色や形を変えながら強制的に進み続け、そしてどこかに繋がり続ける。人が亡くなる時に失う21グラムという重さ。それは何の重さなんだろう?魂の重さか、その人間が生前に味わった経験値みたいなものか・・・う~ん、分からない。前者のほうがロマンはあるかな、とは思うけど。パリ・テキサス レザボア・ドッグス デラックス版
May 17, 2007
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浮かれポンチなハワイアンインテリア(でも、中古洋画ビデオが詰まったダンボール乱立)の部屋で何となくけだるいような、ホロ酔いのような気分でこれ↓聴いてます。パーフェクト・アイランド・ナイツ発売されてすぐの頃買ったんだけど、改めてトロけちゃうね~ビターなアロマオイルの香りを楽しみながら聴けたら、もっと最高だねっ。やっぱり大好きだ~、ボビー・コールドウェルそういや、最近ピーター・セテラはアルバム出してないよね?2人とも大好きだから、彼らのアルバムは1枚残らず持ってるんだけども。う~ん・・・趣味が古いなぁ、私^^;愛ある別れ~ピーター・セテラ・ベスト・コレクションあっ、今日は昼間のテレ東で、「ホットスポット」が放映する~!15年くらい前・・・確か、レンタルビデオがリリースされた当日に見たっけ。(当時の私は、見たい映画のレンタル開始日は全部頭に入れていてそのスケジュールで、即日借りて見るパターンだった。連日レンタル屋に入り浸ってた頃ですな)内容としては、・・・(-_-;)だったけどね。汗ばむようなけだるさと、オトナの雰囲気のエロ風味漂う映画だった。(例えば、「テキーラ・サンライズ」や「ハバナ」などもそうだけど、この手のセクシーな雰囲気を前面に出す映画は、総じて面白くない。けど個人的には嫌いじゃない^^;)当時の映画雑誌も、もはや「ホット~」の売りがそれしか無かったのか劇中のジェニファー・コネリーのトップレス写真を掲載し、そればかりを強調してたしね。私の大好きなヴァージニア・マドセンも脱いでた覚えが・・・。脱ぎっぷりの良いグラマー美女2人に囲まれて(当時はもう)落ち目のドン・ジョンソン、美味しい役回りだな~と思った記憶しかない^^;久々に見てみよっと♪それと、テレ東さん年に1回くらい、「探偵マイク・ハマー/俺が掟だ!」を放映して下さいね<(_ _)>あの手の映画は、まさに、テレ東午後映画の御用達みたいな映画なんだから~。テキーラ・サンライズ ハバナ
May 15, 2007
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3月まで稼動させていた、2代目楽天ブログ(現ブログは3代目)にUPしていた映画レビューがたまたま私のメールボックスに、数作品分だけ保存されているのを偶然発見^^なので、当時UPしたレビューを、ほとんどそのままUPしちゃいますね~。いつも通りの、自前の中古ビデオの山の中からのレビューでござい<(_ _)>毎日毎日、しょうもないレベルの映画話が続きますが、書いてる私もこんなレベルなので好む映画も、部屋に山ほど貯蔵しているソフトも殆どそんなレベル^^;ってか、世間でクソ映画って呼ばれてしまうようなそんな類の映画が、たまらなく大好きなんだよう(`Д´) というわけで、今日は「セントヘレンズ」(1981)。日記タイトルの後ろの()は、ソフトが再発売された時のタイトルなだけで内容はどちらも一緒なのであしからず。簡単な話、火山大噴火の実話を基にしたドラマです。一応パニック映画のカテゴリーに入るはずなんでしょうが実際には、当時の本物のドキュメンタリー映像をふんだんに使用しまくったせいか?全くもってパニック映画にはなれなかった平坦なドラマです。1980年5月18日 午前8時32分セントヘレンズが、123年ぶりに歴史的な大噴火を起こした。噴火の約2ヶ月程前から、頻繁な地震や崩落突然の倒木、動物や魚の異常行動が確認されていた。調査の為、現地に派遣された若き地質学者のジャクソン博士(デヴィッド・ホフマン)を中心に地元に暮らす、ヤモメの1人暮らしガンコ爺さんハリー(アート・カーニー)を始めとした住民達との軋轢や交流を描いた作品、と言えば良いかな?実際に起こった大噴火を元としているだけにあまり物語を広げようもないのは仕方ないか、と思いつつ見事なまでに、マニュアル通りなストーリー展開になっています。ジャクソン博士と、地元の子持ちシングルマザーとの恋愛やヨソ者嫌いなガンコ爺さんと打ち解けて行く友情らしきシーン。危険を顧みず、火山の危険性と避難を必死に訴える、絵に描いたような熱血漢のジャクソン博士と火山見物の観光客を当て込んだ地元観光業者や仕事にあぶれたくない労働者や、山から離れたくない住人達との対立。ケンカ、ダンス、音楽(ドが付くほどのC&Wなのが個人的に嬉しいね)などもそれなりに盛り込んだ、でも、至って普通オブ普通のドラマです。クライマックスとなる大噴火の瞬間も、ほぼ全部が、当時の本物のドキュメンタリー映像使用だし(CGが無い時代だから仕方ない)街に残る多くの人達が、蜂の子を散らすように逃げ惑う唯一のパニックシーンも見事に全然、緊迫感が伝わらず。火砕流や爆風が、いつも通りの生活をしていた住民達や、キャンプ客らを飲み込む様子はあれど本物のドキュメンタリー映像と、映画で撮影した映像を繋ぎ合わせているせいか噛み合い切らないチグハグ感がどうにも否めない。最後に、走馬灯のような、短い間の美しい思い出を振り返させるようなシーンが取って付けられメロドラマ感を一層強くさせて終了1人1人の役や、ストーリー自体は作り込み過ぎておらず(作り込みようもないか)自然な感じは決して嫌いじゃないけどこれ、全然パニック映画じゃないんだよなぁ^^;山々の風景が美しいところは、チョッピリ見所かもしれない。・・・まぁ、コレを言っちゃお終いかもしれないけど特段、映画化する必要は無かったろ?的な映画^^;映像自体は、本物のドキュメンタリー映像使用なので、爆発の瞬間や噴火の映像そのものは画としては迫力もあり、噴火の規模や爆発の凄まじさは、おお~って感じだけどね。そもそも、何故こんな映画(のビデオ)を持っているのかというと個人的に、昔からアート・カーニーが大好きだから持ってた。ただそれだけ^^;「セント~」での口の減らないヤモメのガンコ爺さんぶりは「ハリーとトント」などの時のイメージとも被るねぇ。オスカー受賞俳優が、受賞後に出た作品(これ)としては“オスカーの呪い”ゆえ、妥当な線だった・・・のかな?以前、この映画や出演者らについて、海外の映画関係サイトを色々と掘り返して調べてたらしんみり・・・(´・ω・`)としてしまう事実も見つけちゃったりしてね。主演の、若き地質学者ジャクソン博士を演じたデヴィッド・ハフマン(写真右)はこの「セント~」出演の僅か4年後、1985年にLAでの舞台の仕事を終えた後に、強盗によって殺害されたとのこと。調べたところ、強盗がカナダ人カップルのキャンピングカーを襲った現場を目撃し、犯人を追跡。LAの公園内に犯人を追って入って行ったところ、返り討ちに遭いネジ回しで2回刺されて刺殺された。まだ39歳の若さだった。逮捕された犯人は、懲役26年の刑を言い渡された・・・という記述。(海外サイトから拾って来た情報なので、訳が間違ってたらスマンです。大体あってると思うけど)亡くなるまでの出演作を見る限り、目だった華は無いけど脇役として、それなりに期待されていた俳優だったのでは?と思われます。マシュー・ブロデリック風味で、D・B・スウィーニー(最近見ないなぁ)も混ぜたような穏やかで優しい感じの風貌の俳優さん。で、ついでにもう少し掘り返して色々調べたら、残された彼の奥様フィリス・ハフマンは有名なキャスティングディレクターとして(主に、イーストウッド作品ばかり)「センチメンタル・アドベンチャー」(カイルくんが出演するも、言っちゃ悪いがツマラン・・・)や後に、「許されざる者」、「ミスティック・リバー」や「ミリオンダラー・ベイビー」等を手がけた人でした。(しかし、その奥様も昨年他界。夫婦揃って短命だったんだね)他の出演者にも、不幸な亡くなり方をした人がいたりする。・・・こんな映画だけど、最近見てなかったんで久々に見たくなっちゃったな^^;こういうベタな作りのツマらん映画も、なかなか味があって好きだからクソ映画好きはやめられない♪ダメな子ほど可愛いもんです。センチメンタル・アドベンチャー許されざる者ミスティック・リバー ミリオンダラー・ベイビー
May 13, 2007
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【robita】メッシュレザーのムーントート(スモール)だいぶ前に、たまたま楽天懸賞で見かけて以来だったかな?凄く憧れていたこのムーントートバッグ、遂に買っちゃった~届いた実物も、重厚な感じで想像通りでメチャメチャ素敵です。革の色ムラにも味があって、メッシュ部分の質感もそれぞれ違うので角度や明るさによっての色ムラの違いや質感が、いかにも本革という感じで眺めてニヤニヤしてる始末^^; ん~、買って良かったな~。シンプルなデザインで、年齢も季節も問わずに使えるから、かなり重宝しそう。荷物は最低限しか持ち歩かない私は、スモールサイズを購入したんだけど実は、本気で吟味し始めるまで、通常サイズ1サイズしかないと思い込んでた・・・。HP写真で見る形は、通常サイズのほうが素敵に見えるんだけど大きさ(特に横幅のcm)を見たら、思ったよりも横幅がかなり大きくて重そうなのでやっぱり利便性を第一に考えて、一番使いやすそうな大きさのスモールに。それでも、横幅が36センチもあるから、スモールと言う程スモールサイズでもないと思う。思ったよりも結構容量があるから、物は多く入りますです。バッグの中側には、バッグの外側と同じように、編まれた革のメッシュのポケットが付いていてこれが、本当にシャレててお気に入り。小さなビーズと鈴の付いた、いぶした色のチェーンのキーホルダーも付いていて、これも可愛い。持ち手が大きいから、手に持つだけでなく、肩掛けに出来るのが一番助かる私が買った種類のは、全部で3サイズ(通常、スモール、ミニ)あってデザイン違いのカシュクールタイプ(こっちは、肩掛けにはキツめらしい)もあります。カシュクールタイプの基本的な形と大きさは、普通のムーントートと同じでも外側のデザインも内部のデザインも全然違うから、あとは使う方の好みになっちゃうかな。外側のデザインは、お値段が1000円高いカシュクールのほうが凝ってるけど口を閉じるマグネットが付いておらず、肩掛けが難しい(キツい)らしい。中側は、普通ムーンのほうが素敵で、口を閉じるマグネットも付いていて肩掛けも可能。・・・まさに両方とも「帯に短し襷に長し」の部分ありで、こりゃ迷っちゃいますね^^;こっちは通常サイズ↓【robita】メッシュレザーのムーントートこっちはミニ↓【Robita】メッシュレザーのムーントート(ミニ)デザイン違いのラージ↓【robita】メッシュレザーのムーントート(カシュクールタイプ)デザイン違いスモール↓【robita】メッシュレザーのムーントート(カシュクールタイプ)スモール
May 11, 2007
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昨日分の日記の続き、レンタルビデオ店バトン。今日は、第2弾の【濁音・半濁音編】行ってみよ~【ルール】基本は、↓のと一緒。但し、面倒な部分は昨日分同様に適当かもしれない^^;【が】 ガープの世界【ぎ】 ギャビー/愛はすべてを超えて【ぐ】 グレン・ミラー物語【げ】 ゲッタウェイ【ご】 ゴーン・フィッシン【ざ】 ザナドゥ【じ】 ジャッカルの日【ず】 ズーランダー【ぜ】 ゼイリブ【ぞ】 ゾンビ【だ】 ダンス・ウィズ・ア・ストレンジャー【ぢ】 なし【づ】 なし【で】 デリカテッセン【ど】 ドッグ・ソルジャー【ば】 バッジ373【び】 ビートルジュース【ぶ】 ブルベイカー【べ】 ベイ・ボーイ【ぼ】 僕の美しい人だから【ぱ】 パリ・テキサス【ぴ】 ピックアップ・アーチスト【ぷ】 プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角【ぺ】 ペイルライダー【ぽ】 ポーキーズ「1監督1作品」というルールを何も考えず書き出したところ2箇所ほど、同じ監督が被ったことにすぐ気付いて訂正したけど、もしかしたらまだあるかもね^^;でも、監督のダブりまで照らし合わせるのが面倒だから、このままUPしちゃいます。もしダブりがあっても、そこはご愛嬌で突っ込まないでやって下さい<(_ _)>ペコリ、ガープの世界 グレン・ミラー物語 ゲッタウェイザナドゥ ジャッカルの日 ゼイリブDVD ゾンビ 米国劇場公開版 ダンス・ウィズ・ア・ストレンジャービートルジュース ブルベイカー パリ・テキサス
May 10, 2007
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現在のこの楽天ブログ、3代目だったりします。初代も、それなりにディープ映画話と学校日記ばかりだったけど閉鎖。3月まで稼動の2代目ブログは、かなりマニアックな未公開映画の感想とお仕事日記が中心。例えば、アート・カーニー主演の未公開映画(「セント・ヘレンズ/恐怖の大噴火」とか、「お達者コメディ/シルバー・ギャング」など)について延々と感想書いたり他の出演者達(これまた無名ばっか)のその後を追ったりなどなど・・・。しかし、その2代目ブログも衝動的に閉鎖。数々のマニアックな内容の映画バトンや、数種類の「映画好きへの100の質問」、大好きな数人の俳優達に焦点を当てたフィルモグラフィ&バイオグラフィなどフリーページにいっぱい、映画関係のそういうページを設けていたんだけど衝動的に閉鎖したので、それらもぜ~~~~~~~~~~~んぶ、消してしまいました^^;今となっては、あれらを消したのは勿体無かったな・・・と、チョットだけ後悔だけどま、しょうがないか♪ってことで、今また新たにチマチマと増やしてる最中。当時のブログにもアップした、「レンタルビデオ店バトン」(2種類あった)を見付けたので再挑戦したいと思いますです^^全く同じものは出来ないと思うけど、真っ先に思い付いた作品名で挙げちゃおう。(で、とんでもない品揃えの変な作品名ばかりになると)まず1種類目、ほんじゃ行ってみよ~『あなたはレンタルビデオ店をオープンすることになった。とりあえず50音1本ずつ作品をそろえなければならない。さて何を選びますか?』 【ルール】・自分の好きな映画から選ぶ・1監督につき1作品とする・自力で思い出す・外国映画、日本映画は問わず【あ】 アニマルハウス【い】 イシュタール【う】 WANTED【え】 エメラルド・フォレスト【お】 オルカ【か】 カメレオンマン【き】 奇跡の歌【く】 クワイヤボーイズ【け】 ケレル【こ】 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ【さ】 サイレント・ボイス/愛を虹にのせて【し】 シャーキーズ・マシーン【す】 すてきな片想い【せ】 セックス調査団【そ】 ソイレント・グリーン【た】 タッカー【ち】 チャイナタウン【つ】 月を追いかけて【て】 テリー・フォックス物語【と】 トッツィー【な】 ナイト・ホークス【に】 ニュールンベルグ裁判【ぬ】 ヌーキー【ね】 ネットワーク【の】 ノース・ダラス40【は】 ハイランダー/悪魔の戦士【ひ】 ひとりぼっちの青春【ふ】 フットルース【へ】 ヘアー【ほ】 ホーム・フォー・ザ・ホリデイ/家に帰ろう【ま】 マリアの恋人【み】 ミーティング・ヴィーナス【む】 ムーンリット・ナイト【め】 メイフィールドの怪人たち【も】 モーリス【や】 ヤング・ゼネレーション【ゆ】 ユーズド・カー【よ】 夜霧のマンハッタン【ら】 ラグタイム【り】 リトル・ドラマー・ガール【る】 ルームメイト【れ】 レネゲイズ【ろ】 ロードハウス/孤独の街【わ】 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ【を】 なし【ん】 なし・・・え~と、ただただ50音順に、真っ先に思い付いた作品名を挙げただけなんで自力で思い出すのも難しくなく、特に詰まりもしなかったけど我ながら、思いもかけない変な作品名も挙がってると思う・・・^^;「1監督1作品」のルールにまで気を回さないといけないのは、チョイ面倒だね。多分、ダブりは無いと思うんだけども・・・自信無し。(監督ダブりを探すのが面倒だから、そこはパスで^^;)ちなみに、この中に好きな作品はそれ程多くありません。あしからずこれだけが、チョットだけルール破りかな。しかし・・・あまり魅力的な品揃えとは言い難いレンタル店になっちゃったなぁやってみたい方は、持ち帰ってやってみてねアニマル・ハウス 奇跡の歌 恋のゆくえシャーキーズ・マシーン すてきな片想い セックス調査団
May 9, 2007
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何だか最近、バート・レイノルズが出てる作品を見る機会が多い・・・^^;単に、自前(手持ち)のソフトが、彼の出演作が偶然多いっぽい。普段はマッチョな役柄が多い彼の、全然違うイメージが楽しめる「結婚しない男」。【ストーリー】理想的な独身男と呼ばれる、会社重役のバディ(B・レイノルズ)は女好きだが結婚だけはどうしてもしたくない。なので、44歳までずっと優雅に独身貴族を通して来た。そんな彼が、自分が生きた証拠を残したい、築いて来たものを継がせたいという気持ちからある日突然、「どうしても息子が欲しい!!」と言い出した。元々子供はとても大好きなバディ。しかし、結婚はしたくない。ならば、自分の息子を産んでくれるだけの女性を探そう!あとは、その条件を受け入れてくれる女性を探せばいいということになりさっそくオーディションを開くのだが・・・。何とな~く、微かにタイムリーな題材な感じ。日本でもつい最近、代理出産の是非等を巡ってニュースが飛び交っていましたがコメディと言えど、アメリカでは四半世紀以上も前に、こういう題材の作品があったわけで。例えば、事故による脊髄損傷で首から下が全て麻痺し、回復の見込みが無い患者が「回復の可能性も皆無で、自分では何一つ身の回りのことも出来ず残りの一生を、ずっと病院のベッドの上で介護を受けながら生きるのは耐えられない。首から下を一切動かせない自分は、自殺を図ることすら出来ない。自分の命を終わらせる権利を」と尊厳死問題を巡って争う問題を扱った、「この生命誰のもの」【1981 出演:リチャード・ドレイファス、ジョン・カサベテス】もそうだけど1980年頃の日本では、「代理出産」や「尊厳死」などという言葉が無かったもしくは、全く一般的では無かった時代のはずなのにアメリカは、映画でも扱う題材が進んでるなぁ・・・と思った作品の1本だったりします。「結婚しない男」は、コメディゆえに、その辺を明るく扱った作品で実際の作品自体、見ていても真剣さはあまり感じなかったりする。子供が欲しいあまりに、事前に双方で弁護士を立て、権利関係など色々な契約は交わすものの見切り発車の面(併せて、予測の付かないこと)が多いのは否めないのが見て取れる。何と言ったら良いか・・・双方の温度差の問題もあると思うけど適当に軽く考えていたり、あるいは、全く考えていなかった問題が突然浮上する。でも実は、それは、人間の根本とも言える非常に大事なこと。しかし、その問題に直面しても、片方は真剣に考えて心配しているのにもう片方は、薄ら笑いで「言われてみりゃそうだが、どうにでもなるさ」のスタンスが時に、見ていてやや腹が立ったり、この立場だとそうかもな・・・と納得出来る部分もあったり法や契約書面上では線引きがし切れない、双方の感情面などの問題が次から次へ湧いて来る。四角四面の契約だけでは、おいそれと割り切れない。人間同士の感情が挟まれば、こういうグダグダだったり、シタバタする姿こそが現実なんだろうと。1人の人間をこの世に産み出すのに、法や書類上の契約事だけで全てが丸く簡単に収まるのは、いつの世でも、どの国でも物凄く難しい事柄だってこと。代理出産問題然り、尊厳死問題然り、まだまだ議論し合ってもし切れないほど議論の余地があり過ぎる問題であることは間違い無いしこれらの問題を、何年・何十年と議論し合ったところでそもそも、「正しい答え or 理に適った答え」というものが存在するのか?という思いが先に立ちコメディ映画を見ていたはずなのに、何となく色々と考えさせられたりして素直に、無邪気には楽しめなかったなぁ・・・^^;映画を見ながら、こんな風に色々と思ったり考えたりすることも、時には悪くない。そういう、今は現実味が無くとも、身近になり得る可能性がある問題やフト思う「テーマ」を投げかけてくれるのも、映画の大きな役割かな。映画の最後は、多分こうなるんじゃないかな~?と予想してた通りのオチがありその僅かな1シーンで、「ほら、ヤッパリ」と1人ほくそえんでしまった。そうそう思惑通りには行かん、ってね
May 8, 2007
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まさか、3つに分けることになるとは思わなんだ^^;↓からの映画バトンの続きで~す。14.何回でも見れる映画は? 好きな映画なら、基本的には何回でも見られるよ~。1ヵ月半、毎日見続けた記録があるのは「ヘアー」。あとは、「ブルース・ブラザーズ」シリーズや、「セント・エルモス・ファイヤー」「ラ・バンバ」なんかも、ハマった時期には何日も連続で見続けたっけ。ブルース・ブラザース ブルース・ブラザース2000セント・エルモス・ファイアー ラ・バンバ15.絶対に薦めない映画は? これはね、好きも嫌いも人それぞれだから個別作品名を挙げるのは難しいよね。よって挙げ難いけどもただ、見ると凄く鬱な気分になるという意味で、今この場で思い付く範囲だと「愛の断層」や、「栄光の季節」。作品の出来が云々ではなく、ドヨ~ン・・・と憂鬱な気分が押し被さって来る。両作品共、ポール・ソルビノが出てなかったら、見る機会があったか無かったかも微妙。でも、中古ビデオで買っちゃって持っているという、この矛盾さ^^;16.今まで観た映画で一番怖かったのは?せっかくだから一番だけとは言わず、何作品か挙げますで^^;怖いといっても、視覚で怖さを感じるより、薄気味悪くて心理的に背筋が凍る意味で怖い映画。栄えある1位は、やっぱり「イナゴの日」だね。あとは、「サンセット大通り」、「将軍たちの夜」とかか。興味深い内容なので、敢えてここでの説明は割愛しますが、「イナゴ~」は心底ゾッとする。“背筋が凍る”という言葉の意味を、本気で体感した1本です。怖いというか、“歪んでて、ネットリした気持ち悪さ”って意味ではC・イーストウッドの「タイトロープ」も加えたい1本かな。イナゴの日 サンセット大通り将軍たちの夜 タイトロープ17.人生の勉強になる映画は? 私にとっては、これは「マンボ・キングス/わが心のマリア」。特に、主人公のカスティーヨ兄弟の兄セサールの生き方が凄い。とことん前向きで享楽的。どんな逆境に陥っても、打たれても打たれてもへこたれずさながら、ゴキブリのように図太く生き抜く生命力に“失敗したらまたやり直せば良い、気にするな。たった1度の人生、何でもかんでもやらなきゃ損だ!とにかく飛び込め”という気にさせられるキャラ。そういう意味で、豪快で図太いキャラを見せてくれたこの作品は、人生の勉強になる1本。マンボ・キングス/わが心のマリア18.好きな映画のジャンルは? SF、ホラー、アドベンチャー、ファンタジー(作品による)以外なら、どのジャンルも好き。19.次にバトンを回す人は?? どなたでもドゾ~。持ってけドロボー!
May 4, 2007
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↓の映画バトンの続き~。11.泣きたい時に見る映画は? 泣きたいというか、ドップリと落ちたい時に見るのは混沌としたけだるさ満載のアラン・ルドルフ作品や(「モダーンズ」、「トラブル・イン・マインド」、「チューズ・ミー」など)あとは、「マリアの恋人」だったりします。安缶チューハイあおりながら見ますよん^^;マリアの恋人12.途中で止めた映画は?自分の意思で途中で見るのを止めた映画は、今まで1本も無いですね。けど、一緒に見に行った友達が怖がって、「あまり面白くないし、まぁいっか」で途中で映画館を出たのは「ペット・セメタリー」^^;但し、何度チャレンジしても、未だに最後まで見終われずに途中で爆睡してしまうのがC・イーストウッドの、「ホワイトハンター・ブラックハート」。この10数年間、何度チャレンジしたか覚えてないけど毎回、開始30分以内に寝てしまう、私の中でのいわく付き作品・・・。同じくこの10数年、何度チャレンジしても見終われずに爆睡してた「インディアン・ランナー」はやっと、一昨年だか去年だかに見終えることが出来て、永の悲願達成~!ペット・セメタリー ホワイトハンター ブラックハートインディアン・ランナー13.元気が出る映画は? 元気が出る映画=基本的には、バカコメディの部類ですね。「アニマルハウス」、「ポリスアカデミー」シリーズそして、「ポーキーズ」シリーズなど。皆さんにはぜひ、「リトルトウキョー殺人課」をオススメします。真面目なクライムムービー・刑事アクションのはずなのに、日本人から見ると抱腹絶倒です。アニマル・ハウス ポリスアカデミーポーキーズ ポーキーズ2 リトルトウキョー殺人課うわー、VOL,2でも文字数の関係で全然足りない^^;なのでVOL,3に続きます。お暇な方は付き合ってやって下さいませ。
May 4, 2007
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何の映画について書こうか?と迷ってたら新たな映画バトンを見付けちゃったので、映画の感想は後回し!【映画バトン 19問バージョン】、行ってみよ~1.生まれて初めて劇場で見た映画は? どう考えても、親に連れられて行った「東映まんが祭り」。今はもう無くなっちゃったけど、昔で言う“遊郭街”の中にあった映画館だった。ちなみに後年、1人でこの映画館に行って「ニュー・ジャック・シティ」と、「恋のためなら」を見たっけ。ニュー・ジャック・シティ2.一番最近劇場で見た映画は? 一番最近は・・・1年半以上前になるけどLAに短期留学した際、現地の映画館で「40years old virgin」(邦題:40歳の童貞男)を鑑賞。基本的に映画館には行かないから、それが最後に劇場で見た映画かな。日本だと入場料金高いから行く気にならん。40歳の童貞男 無修正完全版3.最近DVD(ビデオ)で見た映画は? 色々と見たけど、直近では、自前コレクションの中から「メル・ブルックスの大脱走」と、「フレッチ/殺人方程式」を鑑賞。メル・ブルックスの大脱走 フレッチ/殺人方程式4.一番良かった白黒映画は? 個人的に大好きなのは「マーティ」。自分の容姿に悩み、積極的に異性との交流を持てずに悩んでいた肉屋の店員マーティ。ある日、ダンスパーティに行った彼はそこで、同じく容姿に自信が持てずに悩む女性教師のクララに出会う・・・。今では絶対に作られないような、素直な描写とほのぼのとした優しさが際立つ作品。マーティ5.一番良かったアクション映画は? 一番好きなアクションって・・・選ぶのが凄く難しいなぁ。やっぱり「リーサルウェポン」シリーズが好きだけどあれって、正統派アクションなのは1作目だけだね^^;2作目からは、もはやコメディ。異色作では、「ローラーボール」(勿論オリジナルのほう)が好き。リーサル・ウェポン ローラーボール 特別編6.一番良かったロマンティック映画は? ロマンティックって、どういうのをロマンティックって言うんだろ?漠然とし過ぎてて幅広くて難しいぞ(-_-;)私が思う範囲のロマンティックなら、例えば「マネキン」とか。7.一番良かったアニメ映画は?これは、「あらしのよるに」かな。アニメは全く見ない私だけど、たまたまのきっかけで見て、最後まで真剣に見入ってしまった。本来なら、狩る側と狩られる側で友情が成立するなんてあり得ないのに互いに仲間や家族を捨て、まだ見ぬ希望の地へ逃避行するプロセスが良かったなぁ。 あらしのよるに スペシャル・エディション8.一番良かったミュージカルは? これは絶対に「ヘアー」。軍への入隊を控えた、オクラホマ出身のクロードが入隊審査がてら観光に訪れたニューヨークで、自由を謳歌して生きるヒッピー達と出会いそれまでに味わった事の無い数日間を過ごす。偶然に知り合った彼らが、共に奇妙な運命に巻き込まれて行く結末に初めて見た時には、本当にビックリした。映画も奇想天外で楽しいけど、サントラも最高!な1本。9.旅をしたくなる映画は?これは日本未公開で、ビデオしか出てないんだけど「フォーエバー・ロード」という、女2人のロードムービー。横暴な暴力旦那に耐えかね、着の身着のままで家を飛び出した専業主婦といつもモラルを踏み外しながら、1人で各地を転々として生きて来たウェイトレス。それぞれ過去と傷を抱え、性格もそれまでの生き方も全く相反する女2人が夢と希望を求めて心機一転、広大なアラスカの大地を目指して旅立つ。破滅に向かって一直線に突き進む「テルマ&ルイーズ」とは違う趣きの清涼で爽やかな空気が伝わって来るロードムービー。「フォーエバー~」を見ると、アラスカに行ってみたくなる。この10数年、私の中でのアラスカのイメージ=この映画です。10.見るとお腹がすく映画は? これはね~、絶対「ミスティック・ピザ」。この映画を見ると、ピザが食べたくなって仕方なくなる^^;公開当時に映画館で見たんだけど、映画が終わった後母親と2人してピザが食べたくてたまらなくなり、ピザが食べられる店を探して歩いた逸話付き。もしこの映画を見る時には、最低でも宅配ピザを用意して見ることをオススメします長くなり過ぎちゃうから、残りはVOL,2に続きま~す
May 4, 2007
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昨日の午後から、ある「歌」が頭の中を延々と巡っていて離れない・・・。しかもその歌、歌詞まで思い出せて口ずさめるのに肝心のタイトルが全然思い出せない!何の歌だっけ???ここ(喉)まで出掛かってる気がするのにぃ~!!ウガー!!皆さんも、必ずやこういう経験はおありでしょうが、消えては現れてを繰り返すフレーズ。振り払いたくとも振り払えず、まるで、喉に引っかかった魚の小骨のようにしつこくしつこく頭の中に留まり続ける。もぉ~気になってしょうがないわけです。一夜明けて今日になっても、延々とそのフレーズが頭の中を巡り続ける。タイトルが思い出せないから、余計に頭から離れてくれない。そのくせ、合間に、全然関係無いロバート・パーマーの歌が何曲も浮かんだりして(いずれも、スーツ姿の本人+厚化粧・無表情・ボディコンお姉さん達の、お決まりPV映像付き)少ない脳ミソを叩き起こし、何とか思い出そうとしている私の思考の邪魔をする^^;で、つい先程、何の前触れも無く突如として思い出した。何の歌だったか?を思い出すまでに要した時間=1日半。それは、DVDソフトが目一杯詰まっている衣装ケースを漁っていた時でした。一体何の歌だったかって?結局、映画絡み。これ↓のテーマ曲でした。古くてスマンね・・・分かる人いる?^^;渚にてあ~・・・スッキリしたでもそれと引き換えに、今度は、ロバート・パーマーが頭から離れなくなっちゃった。頭の中で、彼がヨーデル歌ってます・・・つまり、「Change his ways」だな。あうう~Heavy Nova リップタイドMillennium CollectionUNIVERSAL MASTERS COLLECTION
May 3, 2007
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昨日の日記もメル・ブルックス物だったけど今日のは、更に環をかけて抱腹絶倒のショートギャグ満載コメディ作。日本人でも、コレなら笑い倒せること間違いなしのスラップスティックコメディ「メル・ブルックスのサイレント・ムービー」!メル・ブルックスのサイレント・ムービー不況でジリ貧のハリウッド。老舗映画会社ビッグ・ピクチャーズに、往年の名監督メル・ファンがやって来た。アル中を克服し、相棒のエッグスとベルと共に新作映画の企画を持って来たのだ。撮影所長に提案したその新作映画のアイディアとは・・・何と“無声映画”!「今時、音の無い映画なんて誰が見るか」と撮影所長は呆れ返って却下したがメルは、「だったら、大スター達を総動員させるから」と食い下がる。そのメルの言葉に、ジリ貧で後が無く、何とか起死回生を図りたいと願っている撮影所長も「それならイケる!」と大乗り気。かくして、メル達3人組による、大スターへの出演交渉が始まった・・・。チビ・デブ・ギョロ目の、メル達凸凹3人組が黄色いオープンカーを駆って、出演交渉の為に大スターの元を訪ね歩くくだりがかなり面白い。何としても、撮影所長と約束した通り、大スター達の出演OKを取り付けたい。3バカトリオはあの手この手で駆けずり回り、彼らへの接触を図り、出演快諾を得る。どんな基準で選んだ大スター達なのかは謎だけどバート・レイノルズ、ジェームズ・カーン、ライザ・ミネリアン・バンクロフト(メル・ブルックス夫人)、ポール・ニューマンら当時の、そうそうたる正真正銘の大スター達が、本人自身の役で登場。どう見てもコメディ畑には馴染み薄そうな顔ぶれが、徹底的にズッコけて揉みくちゃにされ体を張ってスラップスティックに徹するのが、映画ファンとしてはたまらなかったりする。こういう、絶え間無いショートギャグの応酬と炸裂っぷりは後年の、バル・キルマー主演の「トップ・シークレット」にも似たものを感じるね。この作品の売りは、1976年の作品なのにタイトルが示す通り、本当~に正真正銘の“無声映画”であること。30年以上前の作品とはいえ、サイレントはとっくに終わった時代に敢えてサイレント映画を撮る!というこの発想。但し、無声ではあるけど、音楽と効果音は入ります。声だけが無い。ジャケットの、メル・ブルックス自身が「シーッ!」と口に指を当てているイラストが秀逸よね。無声映画だからこそ、トーキー以上に説明がてらの小道具や、表情・動きと効果音がわざとらしいくらいオーバー。ベタだけど、コレがどうにも面白過ぎる!これぞ、まさにチャップリン映画の感覚。サイレント映画の王道よろしく、事ある毎に字幕画面が入るし次々に繰り出されるコミカルな動きと小道具だけでも、筋がハッキリ分かるほど簡単。今見ても、この発想と内容には全く古さを感じず、むしろコメディの原点を感じる作品。誰もが思い付かないであろう、素直に凄い発想だよね。こういう作品こそ、後世に絶対に残って欲しいと思える1本。この映画を見始めると、無意識に取ってしまう行動というのが情けないことに、TVのボリューム調節を確認してしまうこと^^;当たり前の話、トーキーの時代に慣れているゆえ画面の中から声が聞こえて来ないので、思わずTVのボリュームを上げたり音声がミュートになっていないか?を、つい確認してしまう自分がいたりする。その度に、「あっ・・・これ、サイレント・ムービーだっけ」と気付き無意識にそういう行動を取ってしまう自分が、何となく気恥ずかしいやら・・・^^;こんな行動を取ってしまう時点で、まさに製作サイドの思う壺でせう。・・・1つだけネタバレをするならば本編中、“ある人”が、たった一言だけセリフを喋ります。唐突で秀逸。不意打ちで吹き出すこと請け合い(私は吹いた)。ぜひぜひお楽しみに♪トップ・シークレット
May 2, 2007
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だいぶ前、某資格試験を受験していた私に、コッテコテのユタ英語を操る映画マニアの友人から「(世界史は)これを見て勉強したら?」(無論ギャグ前提)と勧められた一本。とことんバカげてるけど、小気味良くピリッと楽しめる1本。嫌いじゃないな~、「メル・ブルックス/珍説世界史 PART1」メル・ブルックス/珍説世界史PARTIタイトルの通り、メル・ブルックスが世界に広く伝わる歴史的出来事をオムニバス形式でチャカし倒して描く、古典寄りナンセンスコメディ作品。どのエピソードも、ギャグのパターンや落とし方は、吉本かドリフのようなベッタベタさ。それでいて、ナレーション=往年の名優オーソン・ウェルズとという無駄にスケールのデカさを感じさせる作品。類人猿から人間に進化する過程から始まるストーリー。かの有名な「モーゼの十戒」、神から啓示が下された時には、全部で「十五戒」だったはずが世に出た時には「五戒」が削られ、「十戒」になったのは何故か?・・・その全貌が、この作品で明らかになどなどローマ帝国時代や、結構大掛かりでミュージカル仕立てのスペインの宗教裁判フランス革命までの様子をギャグ満載で描いているものの・・・そんな人はまずいないと思うけど、絶対に鵜呑みにするなよ?な異色コメディ。ところで・・・“即興哲学者”って何なのさ?パートタイム詐欺師みたいなもん?アメリカ発のコメディなので、日本人にはどうも面白く感じないエピソードもあるけどあまりのベッタベタぶりに、それはそれで楽しめるし、妙に懐かしかったりもする。類人猿が2本足で立った時の某行動と、原始時代の豪快な死者埋葬方法でまずは一笑い。日本では馴染みの薄いメル・ブルックスだけどもアメリカにもこういう趣きのギャグがある(SNLにも通ずるものも)ってことで。出演陣は、監督・製作・脚本・音楽・主演をこなすメル・ブルックス、故 グレゴリー・ハインズら。そして、前述のナレーションはオーソン・ウェルズ。ギャグ映画なのに、彼の重厚なお声のナレーション。ある意味でとっても贅沢気分です。チョッくら開いた時間を利用して見るには、それなりに楽しめる作品かと。先でも言いましたが、この映画での事実は鵜呑みにせぬよう・・・。・・・それと、映画タイトルが「珍説世界史 PART1」と銘打ってあるからには、PART2以降はあるのか??という疑問もありましょうがそれは、本作を見れば分かるのであしからず^^;それと、ずっと思ってた疑問なんだけどメル・ブルックスの映画って、タイトルの前に大抵、「MEL BROOKS'~」と入るけど何で?これについて、どなたか知ってる方いらっしゃいます?^^;もう1つ、気高くてとても厳格なイメージを持つオスカー女優故 アン・バンクロフト(大好きでした)が彼の妻というのも、昔からピンと来なかったりします。ずんぐりむっくりの好々爺な喜劇監督・俳優&彼女という組み合わせが、どうにも繋がらんです。その他のメル・ブルックス作品↓ブレージングサドル ヤング・フランケンシュタインサイレント・ムービー 大脱走逆転人生 新サイコ
May 1, 2007
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