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起きたら5時22分。集合は5時。ぐわ!寝坊した。G会館へ急ぐ。八方尾根にて山スキー計画するも、天候不順(雨ザーザー)である。中止の声も出たが、ドライブがてら白馬へ行ってみることにする。やまやろうのランクスに3人と荷物を詰めこむ。白馬村でも雨である。これならゲレンデスキーだということで検索し、Hakuba47へ行くことにした。雨待ちのため、車中で語っていたり。9時過ぎに動く。一本滑ったら、ホグのジャケットやモンベルのパンツはずくずくになってしまった。しかし、インナーは平気だ。手袋はウールにオーバーミトンなので防水機能はない。当然濡れてしまったが、手がかじかむことはなかった。さすがウール。ただお尻はリフトに腰掛けたから冷たく濡れた。雨の次は強風で、ゴンドラが低速運転したり、リフトの運休があった。戦意を消失気味にレストランまで下る。その手前にテレマーカー。おお、Wたりさん。こんな雨の中、こんな場所で知り合いに会うとは不思議なもの。風の後は雪である。しかも割としっかり降っている。気温が朝からぐっと下がったのが分かる。本日は耐雨訓練、耐風訓練、耐寒訓練に来たようなものだ。雪になったことで少しはましになった。着ているものが乾くし、寒いといっても大したものではない(氷点下だが)。雪の寒さよりも雨の冷たさの方が身体には堪える。昼前にぬまつち氏は終了。Yたさんとやまやろうが雪の降る中気合いで滑る。五竜のアルプス平ゲレンデまで足を伸ばした。広々していて滑りが楽しかった(視界はない)。14時前にレストランに戻り、遅い昼食。放送で案内されていたが、14時半から振る舞い豚汁。我々3人も列に加わり、熱々をいただく。今シーズン最後だったみたい。これで小一時間また滑る元気が出た。15時半で終了。十郎の湯で冷えた身体を温める。風呂上がりのコーラが旨い。飲み切る前に山の店ラッピーに到着。店内お客さんだらけですれ違うのも一苦労。やまやろうはバックパックを買ったばかりで物欲は刺激されなかった(良かった)。マックスバリューで土産を買って、高速を飛ばして25分で魚津。
2012/03/31
日帰りでテレマークツアーの予定がある。白馬方面と考えているが、悩ましいのは天候である。低気圧の接近に伴い南風が吹くだろう。気温上昇と強風が山という地形で起こすのは、雪崩である。そんな時にわざわざ谷スキーをしに行くとは。危険でエントリーできないよ。G会館に明朝集合となっている。その時点でまず開催か否か、それから現地のどこまで行くかと段階を追って考えるか。最悪ゴンドラで上まで行って、適当に尾根上を歩いて、ゲレンデまで下るという安全策はとれるのだ。そのために時間と金をかけて行くのはどうよ、という問題はあるのだが。行きたいのはやまやまだが、苦労して行って得られる果実は、見合ったものなのかどうかだ。なんのせ、明日相談だー。
2012/03/30
昨夜は末っ子がギャースカ泣くので、深夜2時まで抱っこし続けていたやまやろうです。布団に寝かすと泣くので、持ち続ける必要があるのです。というのも嫁の体調不良による投薬で、いきなり授乳禁止となったため。おっぱい星人だった末っ子は、パイが飲めなくなったからスムーズな入眠ができなくなり機嫌が悪くなった。ウチは3人とも100%母乳育児なので、人工乳の作り方すらおぼつかない。で、昨夜は飲んでくれなかった。今日は流石に喉の渇きもあり、お代わりしたようだ。下ろすと泣くので、やりたいことが出来なかったと嫁が嘆いていた。やまやろうが帰宅した時はまあまあであったが。風呂上がりは素直には寝てくれなかった。こうしてブログを書いている間、末っ子はやまやろうの背中におんぶされて寝息を立てている。泣かなければいい。であるならおんぶして、やまやろうは夜中に起きていよう。一番イヤなのは、でかい声で泣かれることで、嫁が睡眠不足で体調の回復が遅れることなのだ。おんぶしたまま、やまやろうも寝られる方法はないかしら?
2012/03/29
気付いたらもう3月が終わろうとしている。スキーハイシーズンはとっくに終わり、残るは残雪期スキーに向けて、標高を上げながら雪を求めることとなる。例年当然やってくるこのイベントに、計画を練っていないやまやろう。行きたい所はたくさんあるのだが、リストアップしていないから初動に遅れて行かずじまいになることが多々ある。今週末はG会の個人山行が予定されている。それに便乗しよう。準備も心構えも全くできていないので、平日から少しずつ進めよう。初春の片貝川
2012/03/28
一日マスクで過ごす。やりたいことは次々浮かんで、手帳にメモするのであるが、それをこなせるのかどうか。優先順位と熱意とスケジューリングで決まる。
2012/03/27
昨夜寝ている時から熱と悪寒が出て来た。起きて体温を測ると37.7度。もしやと思い大事をとって会社を休み、病院で検査したところ、敢えなくA型インフル判定。むすめ→むすこ→やまやろうの見事な(最悪な)連携プレイ。イナビル(吸入薬)を処方された。処方されたその場で吸入して治療は終了。あとは家で寝ていた。
2012/03/26
末っ子がインフルで外出ができない。上2人は暇しているので、やまやろうが連れておでかけ。以前行った、こどもみらい館。太閤山ランドは3月末まで駐車場が無料なもので。1月にはあった、駐車場からみらい館までの無料シャトルバスがなくなっている。代わりにシーズン中に走るトレーンが巡回していた。雨が降っていたのでやむなく乗ることにしたのだが、大人300円もする(小人100円)。歩こうかとも思ったが、むすこは乗る気満々だったので変更きかず。乗ったらこれが寒い。客車の上半分には防風の塩ビカバーが付いているものの、壁と床の隙間から容赦なく寒気が襲ってくる。思わずむすめをカイロ代わりにヒザに乗せた。むすことも密着した。そんな状態なのに、駐車場でお客を待つのだ。これなら歩いた方が寒さに耐える時間は少なくて済んだ。歩けば10分のところ、バスは35分も乗っていたのだ。むすこもさすがに帰りは歩くと言った。館内は暖か。ちょっと暴れたら、お昼。おにぎりとおやつを食べたら、好き勝手に動く。親はそれを追い、写真に撮る。山に関する?ことだけ載せよう。一部の壁面にはクライミングボードみたいな突起があった。種々の木材を使っているのがミソらしいが、何なのかはよく確認しなかった。5歳児には簡単みたいだが、てっぺんまでは届かなかった。みんなガバホールドだが、角が出ているので指当たりが痛くて登りにくい。人気がない理由はそれだろう。木のドームに登るむすめ。円形窓を足がかりにし、指先のフリクションだけで身体を持ち上げ、最上部の三角錐基部をつかんだ。登ったらこれ見よがしに片手だけで上部を散歩している。こちらはハラハラしながら落下に備えているのに。クライムダウンは登りの逆手順で見事に成功。うーむ、前から思っていたが、山に向いているのはむすめの方だな。その他館内で行けるところは全て踏破し、おやつ等休憩を挟みながらも閉館の17時直前まで遊んでいた。やまやろうは、今日はとことんこらどまに付き合おうと思い、帰宅を促さなかったからだ。余りに遅いので、嫁が心配のメールを入れてきたほどだ。2人は帰路車中で爆睡。やまやろうは帰宅してお疲れーの日本酒。
2012/03/25
末っ子が高熱、病院検査でA型インフル確定。むすめに続いたが、発症までの期間が長い。別の所で感染したのかも。こうなると上の子も感染するのではと思うが、彼はうがい手洗いを律儀に実践しているので、今のところ無事である(むすめは手洗いのみ実施していた)。やまやろうもうがい手洗いは一年中実践しているが、嫁から?の風邪にやられて咳が出る。夕方アップルヒルに行った。お約束のマジョ狩り。新入りが置かれていた。シトロエンC4レッドブルバージョンは、カラーリングが猛烈に格好いい。DS3なら即買いなのだが。シトロエンC2アンドロスは新ホイールであった。フォードフォーカスWRCや三菱パジェロもあった。どれも気になるがレジに持っていくには至らなかった。狙いはスバルインプレッサWRX STIなのである。まあ本当に欲しいのはミニカーではなく実車なのだが。中国で買ってきたステッカーをカローラランクスのリアハッチに貼ってみた。「車間距離を保て!!私をトランスフォームさせないで」という意味になるか。
2012/03/24
本日はホテルにて職場懇談会。一次会ではビールのみに専念。雨中移動の二次会はラウンジへ。こちらではウィスキー水割りに専念。やまやろうにしては珍しく喋りまくっていた。帰宅途中でコンビニにより、氷結8%を購入。ブログを書きつつ撃沈(飲みきれない)。写真は中国・杭州 河坊街
2012/03/23
うべうべ言っていた次男をおひなまきの要領でくるんでみたら、即寝した。本当は胡座をかくように足を曲げるようだが、身体が真っ直ぐな状態は、みのむしみたいで可愛いので許す。一番の問題は、夜中に「アギャー」と大声で泣くことか。
2012/03/22
まだ雪が降るのかと驚いているやまやろうです。山には降って構わないが(スキーのため)、街には勘弁。タイヤ交換はまだ先にしておこう。酒は飲みたいが読書もしたい。いつものように紙パック酒をあおると読書どころではないので、今日から飲みきりサイズの一合ビンや二合ビンを買うことにした。紙パックのようなただ酔うための酒ではなく、じっくり味わうための酒になるだろう。先週末の富山の地酒新酒披露きき酒会は、割引券があったのだが都合により参加できなかった。むすこと二人で行こうかとも考えたが、会場できき酒に夢中になったら彼つまらないでしょ。ましてびびりだから、酔っぱらいのおじさまおねえさまが大勢いたら帰りたくなるだろう。写真は中国・杭州 肅山区の夜市で見たサトウキビ
2012/03/21
休日前夜ということで少々飲み過ぎた。ために登山やスキーには行けない時間に起きた。もうひとつやりたかった、釣りの真似事をしに片貝上流へ行ってみる。道路に雪が積もっている第二発電所前。そこから長靴で歩く。林道の雪は締まっていてほとんどごぼることはない。真似ということで釣れることはない。でも釣れるかもしれないドキドキ感を味わえた。道路に戻ったら、佐伯郁夫・克美ペアとそのご友人がクロカンスキーをしにやってきた。やまやろうもウロコ板を持ってくればよかった。ただ歩くだけでも楽しかろう。午後は子守り。インフル明けのむすめは昼寝から覚めたら理由なく大暴れ。1時間以上抱っこしていた。その間次男は放置するしかなく、長男は2階のパソコンでようつべ三昧。腰が辛い。早めの夕食を済ませて会館へ。今夜はG会の定期総会だ。例年3月10日開催だが、今年は現役代表であるやまやろうが中国に出張していたので、遅らせてくれた。やまやろうの担当は、例会山行計画を立案すること。出席者の承認を得た。今年は山行を完全消化したいものである。今夜、新しい正会員が誕生した。推挙されて然るべき参加率と実績だと思う。No.106のバッジが贈られた。55年以上の歴史を有するG会の正会員は、百人ちょっとというのは多いのか少ないのか。やまやろうがNo.100だから10年間で6人の増加である(内2名は既に退会)。会員数はもっと増えて欲しい。このブログを通じての入会者もいるので、毎日の投稿は重要なのだ。楽しい山行を継続的にアップすることで入会者の獲得に努めたい。おら大した実力はないから、有能でやる気の溢れる人をスカウトしまくって、自分は楽しよう。
2012/03/20
フォルクスワーゲンのCMを見ました。共感します。しかしVWのクルマは買えませんスイマセン。その流れを受け継ぐなら、現在乗っているカローラランクスを大事にします。スキー板は入る、荷物は詰める(植木も入った)、大型ザックとそれを担ぐ人間を乗せられる(4人まで)。燃費はそこそこ(リッター11km)。問題は、乗っていてつまらない(あっさりし過ぎ)。燃費的にも4ATはつらい、せめて5MTだ。やまやろうとしては新車が羨ますぃーが、トヨタ車は壊れないのでまだ乗る。でもクルマチェックは欠かせない。クルマ以外でもいいものを使うことで、無駄な出費を抑えていると思っているやまやろう。山道具なんて最たるものだ。山人生の途中から安いものは買わなくなった。納得のいく品質の高いものを求めるようになった。それは安物買いの銭失いを経験したからだ。そうは言ってもヘビーデューティにより、長期間使えるものは少ない。以前、所有物の物持ちランキングなんてやってみた。それから6年経ったがパーカー万年筆はまだ愛用している。アークのザックは最近売ってしまった。腕時計は一生ものか。SEIKOのアストロンは気になる存在だが、世界中を旅するわけではないわけで(会社関係では中国くらい)。Tシャツは現役だがベルトはもう使っていない。ここにはそろそろスントのアルティマックスも加えるべきか。スキー板(ハーガンツアーライトカーブ)も入れるべきであろう。振り返れば、意外に物持ちがいいな。写真は中国・杭州 河坊街
2012/03/19
むすめ3歳が朝から高熱。嫁が病院に連れて行ったところ、敢えなくA型インフル確定。むすめは取り敢えず寝かせて、5歳と0歳は隔離。いつもの遊び相手がいないから、上の子は騒々しい。とってもつまらなそうだったので、午後から埋没林博物館に連れて行く。彼のたっての希望(もしくは、ほたるいかミュージアム)。幼稚園児は根っこを見て、何が面白いのか分からないのだが。きゃーきゃー言いながら親を引っ張っていく勢い。彼の中では大満足らしい。2000年前の樹の根っこが展示されているが、水中展示と乾燥展示では、むすこは乾燥展示が好きなのだそうだ。やまやろうは水中展示なのだが。自販機のジュースが飲みたいと言うのを我慢させて、海の駅でソフトクリームを分け合って食べ、昔済んでいた場所を見学してから帰宅。写真は中国・杭州 河坊街
2012/03/18
魚津は雨だ。山の雪が融けないかとても心配だ。3人目に離乳食を与えてみる。やまやろうはとっても久しぶり。パンおかゆと湯で溶かすペーストを与える。口をぱくぱくと開けて催促する。テンポよく匙を口に入れていく。お利口さんで完食した。それを見ていて嫁さんは、自分がいなくても子どもらをやまやろうに任せて出かけられると思ったらしく、午後は離乳食を幾つか買ってみたりしている(ルンルン気分で)。たまには育児を忘れてカフェやら買い物やらしてもらうのもいいだろう。
2012/03/17
週末なので酒解禁。土日の山行は、家の都合でパスだ。この時期は、山スキーか山菜採りか渓流釣りかなのだが、思う浮かぶ楽しみはたくさんあれど、身体と時間軸はひとつ。今はどちらも余裕なし。この週末も山の予定はないのだ。鬱憤は写真撮影で晴らそう。
2012/03/16
G会の来年度の年間山行計画を考えた。皆で集まって相談。年間を通じて沢山の意欲的刺激的な山行案が並んだ。これで来年も安泰だー。問題は完遂率だろう。ここ数年は計画通りに終わった山行が少ない。技量のレベルダウンと高望みが原因と考える。自分たちを冷静に見つめ、実力+α程度の内容にすべきであろう。大風呂敷を広げて何もできないと格好悪い。夢を語るのはいいが、決めたことをきちんと実行する方がもっとよい。仕事も家庭も満足にできない人間が何言っとらけー、とお叱りを受けるかもしれない、ごもっとも。
2012/03/15
3月も半ば。春なのだ。山スキーのこととかGWの山行計画とか考える時期。その前にG会の年間計画を立てねばならない。集まりが今夜かと思って会社から飛んで帰ってきたが、明日であった。仕事は片付かないし、家はバタバタだ。山のことを考えている余裕がない。だから、年間計画は他の会員の希望をそのまま押し込んでいこう。やまやろうは山行に参加できるか分からないし。
2012/03/14
会社というのは事業継続するには人材が必要。やまやろうの勤めるところで言うのだが、同じ部署には上司と部下そして先輩と後輩など、年齢別の構成ができており、それぞれで役割がある。何年かしたら人事異動がある。その際の後任としては同部署の部下や後輩が充てられることになる。すなわち今の上司や先輩の業務を自分が担当する可能性があるということ。現在の上の人の仕事ぶりや業務内容を見ていて、やまやろうができることはあるか?ないなー。つまり上がるポジションがないということだ。これを知ったら仕事へのモチベーションはどこに向かう?
2012/03/13
中国出張の写真を家族に見せた。ビデオ端子をテレビにつないでスライドショーの始まり。約500枚の撮影を順に見せていく。しかしただ見せただけでは、何が何やら分からない。こどもに細かく説明するのは大変だし理解してくれないだろう(むすめは中国すら知らない)。という事で途中から流した。特に感想はなかった(そりゃそうだ)。もっと料理を撮ってきたかったが、余裕がなかった。今回は路地写真が多い。街を歩いていて気になる脇道が沢山あったのだ。機会があればやまぶろぐでも紹介したい(説明はしない)。
2012/03/12
昼に魚津に帰宅。満面の笑顔で出迎えてくれた。昼食後にお土産を披露。あめちゃんよりも気に入ったのがキンダージョイであった。卵形のケースを半割りすると、チョコ菓子とプラ製おもちゃが入っている。むすことむすめに2個ずつ与えたが、すぐに全部が開封された。午後は基本的にのんびり。何かしようとしても、こらどまがうるさくて手に付かず。夕食は握り寿司であった(スーパーもの)。そして、庭のフキノトウとカマスの天ぷら。2週間くらい日本を離れていたら、すっかり春になってしまっていた。塩を付けてほろ苦を味わう。お供は高澤酒造場の「曙」。和食三昧で嬉しい。
2012/03/11
中国出張の最終日。そこでようやく、こちらに来て初めて晴れた。空港への送迎は11時半だから時間がある。もうこれは登山しかない。いつものように朝食を摂って、7:18にホテルを出る。前回下山した方角へ。列士陵園へ突き上げる階段を登ってみようと、歩き出した。その手前、北干隧道の脇に登山道を見つけた。これが望江亭(山頂よりも景色の良い高み)への最短ルートと知るや、あっさりルート変更。やる気十分だから一段抜かしでずんずん登り出す。時は7:31。このルートは階段がつづら折り。なかなかに息が切れる。すれ違う人は多い。朝の散歩コースなのだろう。こんな勢いの歩きがどこまで続けられるのか心配になったが、意外にあっけなく稜線であった。7:41 望江亭に到着。鳥のさえずり、おばちゃん達の話し声。みんな雨上がりを待っていて、今朝一斉に動き出したかのようだ。初めて眺める中国の太陽に、しばし言葉を失う。朝の凛とした空気に、身が引き締まる。列士陵園方面へ進もうとしていたが、この山の連なりを見たら縦走したくなった。7:47に東進開始。尾根状の岩盤には、ヒマワリやラッカセイやカシューナッツやらの殻が大量に捨ててある。おそらく眼下の景色を眺めながらポリポリするのだろう(この後実際に目撃)。8:05 龍の骨(鉄橋)。望江亭周辺の人の多さに対し、東側はひっそりしている。下を向くとかなりの高度感。よくもまあこれだけの山体を削って車道を造ったものだ。8:12 龍の骨の東にも山の高みがあり、そこに展望台(太空球)が立っている。らせん階段で上ると、2層構造になっている。窓ガラスに貼られたフィルムが黄変していて見通しが悪い。1箇所破れていた(破りたくなる)。展望台からさらに東に進むと、管理棟がありコンクリートの下り坂がある。こちら側は余り手入れがされていない。管理棟は閉鎖されているし、道にはゴミが多い。斜面もヤブだらけだ。8:27 下山地点は工事中の荒れ地であった。これでは人も登りに来まい。裏道から電気問屋街を経て、駅前通りに出る。駅ロータリーに郵便局を確認してからホテルへ向かう。8:42 ホテルに到着。出張期間中に2回も登山ができるとは思わなかった。しかも今回は晴れたのでそこそこ遠望することもできた。一時期心が荒んだが山に登ったことで復活したみたい。次また来る時は、別の低山に足を運んでみたい。
2012/03/10
無事に日本の地を踏みました。ホテルを出る前に、登山と郵便投函と市場散策をこなす余裕あり。 空港まで送ってもらい後は流れに任せる。出国手続き時にチケットをかざしたらアラームが鳴る。「チョットマテ」と指示された。係員は電話しながら空港の外に行ってしまった。何事かと思っていたら、ほどなく別の係員が「OK」と言う。わけ分からん。 後はスムーズに搭乗ゲートに到着。免税店をうろつくが高くて話にならない。茶店に気配を感じ奥に行くと、茶器がばら売りされていた。ぐい飲みにピッタリな大きさの焼き物を見つけ、60元でお買い上げ。テスコでも市場でも探していたぐい飲みが入手できて嬉しい。 昨夜の時点で中国元を使い切ったので、空港で買い物するつもりはなかった。しかしホテルで思い立ってハガキを書いたので、切手代として少額を両替していたのだ。結果それが自分への土産につながった。残った元はいつかの出張に取っておこう。
2012/03/10
研修も今日で終わりだ。午前中は時間ぎりぎりまで、現場の人を質問攻めにしていた。通訳の女性はとっても嫌そうだったなー。午後は会議など。また来ること(住むこと?)はあるだろうか。夜も一仕事。日本に土産を買っていかねばならない。超市までは遠回りして、地元臭プンプンの路地を歩いた。両側に間口の小さな店が並んでいる。食堂、理髪店、商店、青果店など。写欲がぎゅんぎゅん湧き上がる素晴らしい場所なのだが、夜の暗さでうまく撮れないことと、下手にカメラを出して目をつけられたらどうなるのかというビビリで、ほとんど写真は撮らなかった。こういうところは昼間に撮らないとな。大通りにぶつかったら、その向こうにも路地が続いている。そちらはもっとディープで生鮮品市場があった。タイでもそういうところに行ったなぁ。雰囲気は同じだがこちらは夜だ。わくわく感が高まる。市場周辺にもたくさんの食堂がある。それなりに客が入っているから旨いのだろう。飛び込んで食べてみたいのだが、どうしても入る気にならなかった。タイの時よりビビリになっているのは何故だろう。市場の横を更に奥に進んだが、道がクランクになったところで不安になって引き返してしまった。タイだったらずかずか歩き続けたと思うが。何を恐れているのだろうか。奥に進んだらちゃんと大通りに出るのだ。分かっていても安心できる道(往路)に戻りたかった。わくわく感ゼロの明るい大通りを歩いて超市へ。先ほどの路地でも超市があって、少し買い物はしていた。そこで買えなかったものを次のテスコで求めた。隔日ペースで来店している。もうどこに何があるか大体把握した。相変わらずいらいらするレジだ。こちらの人は黙って待っている。車道では有り得ない割り込みや追い越しをしているのに、レジでは大人しい(一部例外あり)。車に乗ると性格が変わるのか? 合計金額が、予想以上に高額で焦った。札は全てなくなり小銭を一枚一枚数えて何とか支払いを済ませた。財布には1.8元(24円)が残された。きれいに使ったものだ。あー、晩飯分の金がない! 10元のめしを食べるのに、ホテルで両替するのも馬鹿らしい。ハウスキーピングサービスの小パパイヤで空腹を満たした。後は?酒だ。土産一式。左からこらどま向けに、ディズニーのシールと塗り絵カード、飴詰め合わせ、玩具入りチョコ。中上は嫁実家向けに、龍井茶。ここらでは有名。右は嫁さんに、クコの実、花椒、甜麺醤、貝柱。中下はG会向けに、紹興酒5年もの。最下の白酒(56%)と車のステッカーはやまやろうのものだ。もっと色々気になるものはあるが、カバン容量の関係でかさばらず軽いものを選んでみた(酒除く)。
2012/03/09
今日は世界婦人デーとかで、中国の会社では女性は半ドンである。ガランとしたオフィス内。やまやろうの中国出張ももうすぐ終わり。なので現地日本人スタッフが、食事会を開いてくれた。スタッフ3名とともに火鍋屋へ。店内に入ると香辛料の香りに包まれる。ここのはそれほど辛くないそうだが、見るからにどうよ。やまやろう側が紅組になった。具材は好みで選べる。しゃぶしゃぶみたいな肉の他には小包、肉団子、ウズラ卵、キクラゲ、カリフラワー、センマイ、ジャガイモ、レンコン、春雨など好きなものを注文した。紅組の方がすぐにグラグラ沸くのに対し、白組は最後まで湯気だけであった。油分の量の違いではとか話し合っていたが、単にIHの当たり具合なのかも。辛い、でも旨い。汗は出るが舌がやられることはなかったので、食べ続けることができた。上澄みの真っ赤な層をうまく除けたら、辛さは大丈夫なのではと自分なりの法則を見つけた。お供は青島?酒。アルコール3.2%以上は、中国にしては高い方だろう。皆さん一本で済ませていたのが信じられない(やまやろうだけ二本)。ここの超お勧めと、若いスタッフが言う蘭三炒飯。これだけを食べに来てもいいくらいだと。確かに旨い。後を引く。4人分だからどばっとあるが、これはほとんど平らげてしまったのだ。腹一杯です。やまやろうは紅組ばかり食べていた(優勝です)。これで会計は一人100元行かなかったようだ。クリーニング上がりのシャツが、早ん間に香辛料臭くなってしまったなー。
2012/03/08
歩道に敷き詰めてあるブロックの隙間から水が飛び出して来て、スラックスの裾が濡れたやまやろうです。あちこちのブロックがぐらぐらで、踏むと雨水が押し出されることになるもので。夜はたくさん食べるつもりはない。買い物をしてから、超市併設の神田川という店に入る。日本に留学していた創業者が、和食をベースに折衷の料理を創作した、チェーン店である。日本から見たら疑問符の付く料理があるが(トンカツラーメンとか)、まあそれは置いておこう。おでんと三得利?酒(サントリービール)を注文。一缶飲み終わってしまうかも、と心配になった時におでん登場。赤い油分が浮いた、見るからに辛そうな牛スープに、魚肉団子や糸コンニャク、牛モツ、白菜などが入っている。なかなかの具沢山(250グラム)。熱いスープを一口すすると、カーッっと汗が出てくる。団子をかじりぬるいビールで流し込む。味は異なれど食べ方は同じである。辛いのでもう一缶追加。スープはよく攪拌すれば辛さが和らぐことを知った。ほぼ飲みつくす。おでんだけでお腹は膨れた。しめて31元(約400円)。中国の食事としては高い方だな。現地の食堂へ行けば、10元で腹が膨れるのだから。神田川には、おでんラーメンもある。これはいつかの機会に取っておこう。
2012/03/07
工場の送迎車のギアが入らなくなり、ノロノロ運転で出勤したやまやろうです。ローからセカンドくらいまでは入るのですが、その後はニュートラルになって空ぶかし。転がり走行、減速、再加速の繰り返しで何とか間に合いました。午前中は、春節(1月末)依頼降り続いていた雨が止んでいた。現地スタッフによれば今年は異常気象だそうだ。崩れた天気が続いていると杭州に対するイメージもまた違ったものになる。考えも好転するかと思いきや、夕方前からまた降ってきた。夜は昨日と同じ蘭三拉面へ。今度は炒飯にしようと注文したら、掛け飯が出てきた。具は牛肉と玉ねぎと唐辛子の炒めたもの。辛さはほとんどなく、ガツガツ食べることができた。カレー味のスープも良かった。これで10元。食後は買い物でまたしてもテスコへ。水と酒くらいしか買うものはない。レジ待ちは苦痛だ。皆大量に買っているから時間がかかる。そして商品ひとつひとつのバーコードを読むからだらだら長い。同じ商品が続くなら掛け算してもいいのに。会計では高額紙幣はいちいち透かしを確認する作業が追加される。そういうレジが前の客であった。そこにやまやろうようやくといったところに、後ろから男が来て人の商品の前にモノを置いて先にレジ打ちをさせた。一点だったからか?すぐに終わるからか?それを普通にレジ打ちする方もする方だ。中国では当たり前なのか。中国では図太く生きねばならない。13億もいるのだからガツガツした行動で人より先んじていないと、生存競争に勝てないのだろう。おしとやかな中国人もかつてはいたのだろうが、おそらく絶滅したのだろう。こういう人達と渡り合っていかねばならない時代になっている。もっと世界に目を向けなければならない。今回の杭州では国内外での考え方の違いが少し分かっただけでも良かった。
2012/03/06
昨日の登山で使った筋肉をほぐすために、その夕方にマッサージを受けたのですが、大したことがなかったやまやろうです。痛かゆいだけでちっとも気持ちよくならなかった。早く終わらないかしらとずっと考えていた。60分で128元。足浴と悩んで全身にしてしまったが、これなら足マッサーも止めておこう。連日の油っぽい食事にちょっと胃もたれ気味。朝食では生野菜を中心に食べた(いつもは野菜炒め)。昼食は食堂だから選べない。炒めたキャベツとレンコンそして蒸し鶏肉。大盛りの飯。そこにまかないのおばちゃんが揚げたてのパン(味はピザトースト)を寄越すものだから、お腹はパンパンだ。そんなんでも夜になれば小腹が空く不思議さ。でもがっつり食べる気にはならない。ホテル近くの?州拉面(蘭州ラーメン)に行った。牛肉面7元を注文。牛のスープに手打ち(店内で延ばしている)麺。細麺だと思うが、見た目食感ともにマルタイの棒ラーメンだ。しかしスープはあっさりなのでぞるぞるいける。トッピングは僅かな牛肉と香菜・ネギ。そのシンプルさが連日の鯨飲馬食の胃に優しい。唐辛子を入れないとこちらの料理を食べている気がしなくなってきた。食後は近くのテスコ(超市)へ。こらどまの土産も考えてみるが、あまりぐっとくるものはない。皆中国製(当たり前だ)。水を買いに来た。こちらは水道水が飲めないので、PETボトルを買う。1本1元前後で買えるから気にせずバンバンかごに入れる(といっても重たいので3本)。食料品売り場で気になるのは、やはり生鮮食品だろう。特に肉と魚。あーやっぱり見た目に素敵なものばかり。全身の毛をむかれた薄目のアヒル、鶏の足先、ブタのつま先、心臓、胃、その他内臓。生きているスッポン、カニ、ウシガエル、フナ、田ウナギ、草魚。草魚は1/3に叩き切られても口をぱくぱくしていた。皆どんな料理になるのだろう、そして美味しいのだろうか。氷の上に並んでいる魚は、イシモチ、エイ、ホウボウ(海の魚)。総じて目が乾燥するくらい鮮度が落ちているので、やはり水槽の川魚を買いたいな。
2012/03/05
ホテルの目の前には緑の連なりが見える。やまやろうがこれに興味を示さないわけがない。聞くと遊歩道がついているとのことで、今日はその登山を実行に移す。ずっと雨が降っていたが、ホテル出発時には止んだ。まず近くのキオスクで肅山の地図を買う。5元(67円)。9:27 通惠中路が山の連なりを縦断するところに、登山口(通観入口)がある。竜のように横たわる山並みを道路が縦断したことで、街に不吉なことが起こったそうだ。それで背骨のような鉄橋を付けたらしい。登山道は背骨に付いている。車道を東(写真右方)へ横断してから再度渡って西に戻る。9:41 碧云亭。近くの展望台からは、北側のアパート群が見下ろせる。整然と並ぶ2種類のアパートとその向こうには街道沿いに林立するビル。これらが霧にむせびその向こうは灰色に溶け込む。中国の混沌さを景色から感じてしまう。碧云亭の先は緩く上ってから下り始める。標識など何もないが山のピークに感じられた。一応最高点で足踏んづけ(袁家山という小ピークらしい)。濡れた石畳をすたすた歩く。竜骨では人に会わなかったが、尾根上では向こう側から来る人、後続の人などぼつぼつ現れてきた。尾根上は細かなアップダウンが続く。ゆっくり歩くが、暑くなってコートを脱いだ。岩盤は赤く、土も赤い。ところどころに石畳を外れる横道がある。とっても気になるが行ったところでどうなる?李真軒を経て、前方に大きな建物が見えてきた。10:00 望江亭。ここが山並みのピークか? 早速2階に登る。2階から越し方を望む。おお、まさに竜の背の如し。眺望がきかないのは残念だが、中国で登山、しかも尾根を縦走していることに幸せを感じる。望江亭の下には岩塊を固めた場所がある。これが中国の測量点らしい。日本のような明確な三角点はない。一応恒例の踏んづけはやってみた。10:10 尾根を更に西に進むと、なーんだもっと大きな建物があるではないか。ここが北干山(山頂)であった。玉頂閣の周りには遊具と売店があり、売り子がバドミントンに興じていた。測量点はない。日本でも三角点と最高地点が異なる山は幾らでもあったな。とにかく登頂だ、やった。眺望としては先ほどの望江亭の方が優れる。こちらは閣周辺の人工物が視界に入ってしまうし、尾根の連なりを感じられない。登頂の余韻に浸りながら更に西に進む。石畳はとても滑りやすい。何度もヒヤッとした。10:23 列士陵園。肅山における革命の英雄を称える広場らしい。巨大な白塔が天を突く。軍事関係ではないかもしれないが、こういうところでの写真撮影は慎重にしなければならない。被写体によっては、公安に拘束される可能性がある。人影がなくなってから素早く撮影した。広場の端から玉頂閣を撮影。霞む山襞が墨絵のようだ。南斜面に麓から一直線に階段が設けられている。ここを下るのはつまらないので、さらに尾根筋の石畳をずんずん下る。10:34 問梅亭。ここが西端の建物だ。その名の通り梅が何本か植えられている。その中に2輪だけ、花開いているのを見つけた。春は近からず遠からず。滑りやすい道を慎重な足さばきで下る。10:41 車道に出て縦走が終わる。雨に降られず歩き通せて何よりだ。山裾を歩けば、ホテルにたどり着く。やまやろうの荒んだ心は、山歩きと写真撮影で幾ばくか立ち直ったようだ。
2012/03/04
今朝は起きるのが辛かったやまやろうです。二日酔いではなく、やる気のなさで。森田療法しようかとも思ったが、そういうわけにもいかないので、平日より遅めに朝食をとる。そのまま地球の歩き方を出して、本日の観光予定地をチェックする。ここ杭州市肅山区は連日雨が続いていて、観光的には不利である。でも行くとしたら今日しかなかったので候補を選択した。行ったのは世界遺産の西湖(シーフー)である。これについては、後日報告するとしよう。このブログは観光案内が目的ではない。やまやろうの日常と心情を記録するものである。日本人スタッフの案内で、やまやろうの満足のいく観光ができたと思う。一緒に夕食をとってホテルで解散。さてフリーだ。酒を買いたい。帰路の途中で大きな超市(スーパー)を見た。そこを勧められたので、目的地とした。滞在ホテルから歩いて10分くらいのところに、そのテスコがあった。中国での買い物の仕方は日本とちょっと異なる。売り場に入る前に、手荷物を預けなければならない。フリーロッカーがあってボタンを押すと空いている箱の番号が書かれた紙片が出てくる。しかるべき箱に荷物を入れ、開ける時は紙片のバーコードをピッと読ませてパカリとやる仕組み。これは滞在2日目に教えてもらった。今回はその通りにやってみた。生鮮食品は1階、日用品、加工食品、酒などは2階である。この店に来たら生活に必要なものは大概揃うだろう。買い物の仕方を教えてもらった超市である天虹(レインボー)がしょぼく思えてしまうほど、店が広くて品揃えが豊富である。目的のブツである紹興酒、?酒(ピージウ、ビールのこと)、水をゲット。おまけにつまみとしてスイカの種。1階に下りて会計。最初に中国語で何か言われる。「ポイントカードありますか」とのこと。ここは「ブシダ(いいえ)」で問題なし。さあ帰ろうとフリーロッカーへ行き、ピッとやる。フタが開かない。何度やってもだめだ。困ってカウンターの人に訊くと、景品引き換え?をしている女性に訊けという。見たところ普通の服を着ていて店のスタッフに見えない。なんでバイトみたいな人にそんなことを訊かねばならぬのだと思い、掃除のおばちゃんにロッカーが開かないことを訴えたら、そこでも件の女性に訊けと言う。だから訊いた。鍵の束を持っていた。ああここの管理者なのね。同じような問題を抱える青年とその女性についていく。青年はあっさり解決。次はやまやろうの番。ピッとやってもやはり開かない。色々中国語で尋ねてくるが全く理解できない。やむなく筆談。「里面有什?」と書く。おそらく中身を訊いていると思われた(正解:中に何がありますか)。ので、「backpack」と書いたらあきれていた。そうだよね多分そんなもの入れないよね。カッターナイフを扉の隙間に入れてこじあけようとするもだめ。しまいには「本当にこの箱なのか」と聞いてきた。紙片に書かれた番号はここだ。諦めてはいけない。周りの扉も試しに開けてもらったが、やはりここなのだ。その女性も頭を抱えていたが、コートを脱いで腕まくりして、再度扉の下の隙間にカッターナイフを差し込んでみた。今度は細刃だ。するとパカリ。隙間にバックパックのストラップがはまり、扉が動かなくなっていたようだ。いやー助かった。何かいろいろ言われたがおそらく「そんな大きなものを突っ込むな」と注意しているに違いない。とにかく「??」を連発してその場から離れた。たかがスーパーでの買い物でとんだトラブルに遭ってしまった。まあそんなザックを入れなければ良かっただけの話。歩いて10分ならば重たい荷物でもレジ袋で耐えられるだろう。次回は手ぶらで買い物に行こう。トラブルありつつも購入した?酒を早速開ける。雪花?酒。酒精度は2.5%以上(上限はどこだ)。これはジャケ買いならぬラベル買い。アルピニズムを大いにくすぐられる。登山靴でオーバーハングをロープなしで登攀していることには目をつぶろう。とにかく格好いい。それだけ。無理やり山ネタで締めくくったのであります。
2012/03/03
ようやく週末である。本音は一日でも早く帰国したい。海外出張は楽しいと思う人もいるかもしれない。しかし、右も左も分からない仕事に、理解できない中国語、自由時間のない夜、満足にパソコンすら叩けない日中。杭州に到着してから続くぐずついた天気がいらいらを増幅させる。春分に雨が降ったら、清明まで雨が降り続くというこちらの言い伝えがあるそうだ。今年はその春分に降雨があったとのこと。こんなに天候がいまいちなことが続くのだろうか、不思議だ。明日は、日本人スタッフにお願いして西湖(シーフー)に観光しに行くことになっている。一応世界遺産。是非に行きたいとは思っていない。短い滞在期間中に杭州観光に行くとしたらここくらいしかないので、消去法的に決まった次第。興味が薄いから下調べもほとんどしていない。何しよう。ホテルの部屋にいてもいいよ。やまやろうがここにいること自体が間違いなのだ。来る必要がなかったし来ても何もできない。海外にいるだけでわくわくするかと思ったら、全然そんなことがない。タイに海外出張した時とは大違いだ。あの時はずかずか自分で歩いて買い物したり観光したり好きなところに行っていた。街の雰囲気はチェンマイと肅山(ホテルのある地区)とあまり変わらない。変わったのは自分の心かもしれない。冒険心や好奇心や、やる気が枯渇したか。何かしようという気にならない。今は流されている。仕事があるから、予定があるから動いている。何もなければベッドで一日寝ているだろう。貴重な経験ができる海外出張であることは分かっているが、中国人とコミュニケーションを取るのも億劫だ。タイではメモを沢山して早く言葉を覚えようとしていたが、今日になっても「手洗いどこ」すら満足に言えない(覚えてない)。むしろ頭の中ではタイ語が出てきてしまう。来週も杭州滞在。一週間耐えられるだろうか。帰国のことばかり考えている。帰ったところで楽しいことは少ないが、言葉に困ることはない。今夜は紹興酒をちびちびやりながら、適当なところでベッドにもぐることになるだろう。
2012/03/02
今日は食事の話。朝はホテルのビュッフェである。大した食事内容ではないので割愛。昼は工場の食堂。A、B、Cランチがあるが、今日は遅く行ったのでBランチしかなかった。しかしご当地料理のトンポーローなので良し。勧められるままにご飯を大盛りにしてしまった。濃い味のトンポーローがご飯に良く合う。汁をタップリ付けた肉をご飯にからめて食べる。付け合せはもやし炒めとじゃがいも。肉は硬い。むしろ脂身が旨い。そんなに食べなくてもいいのに完食してしまった。夜は職場の歓迎会。27人中、日本人は4人。円卓2つに揃う。こちらでは眼が合ったらグラスを空ける(文字通り乾杯)習慣があるようだ。日本人は的なので何度も飲まされる。だからグラスに少なく入れておくのがコツなのだとか。ビールはアルコール2.5%と薄めであるが、たくさん飲めば当然酔っ払う。乾杯のために薄いのか日本のビールが濃いだけなのか、そこは分からない。料理の食材が1階に置かれていて、それを選んで作ってもらえるシステム。生きた魚やカニは当たり前で、アヒルなんて普通に置かれている。電卓を叩いてもらったが結構な値段がしたので、一皿数十元の料理を写真で選んだ。食材が何かは不明。並んだ料理を回しながら銘銘取っていく。やまやろうとしてはご当地料理を選んで食べた。腐豆腐は揚げてあったから臭いは大したものではなかった。炒め物に乗っていた香菜は率先してつまんでいた。蒸し鶏は頭部を食べた(主賓に食べる権利がある)。見た目はアレだが肉がほろほろして美味であった。やまやろうが頼んだ料理は、田ウナギであった。ヘビみたいな外観の肉が乗っていた。旨いと感じるものではなかったが、濃い味の料理の中ではあっさりしていて、箸休め代わりになった。普通の料理では飽き足らず、辛いものが食べたくなってきた。多くの日本人が敬遠するであろう料理を、やまやろうがパクパク食べているのを見て、現地日本人スタッフが、海外駐在大丈夫の太鼓判を押してくれた。率先して行きたいわけではないのだが、バトンを託す人を常にチェックしているみたい。困ったなー。さんざん食べてガブガブ飲んでもしらっとしているやまやろうは、かなり変わった人に見えたであろう。毎日飲んでいるからアルコールには耐性がありますよ。しかしながら、おととい昨日とパソコンに向かいながら意識がなくなっていたので、今夜は早めに寝よう。
2012/03/01
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