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東京での目的地は、大丸のICI石井スポーツ。オーバーブーツを求めたがそういうものはオーダーメイドなのだと。普通のスパッツしかなかった。店内をじっくり見たかったが次男がすぐに放浪してしまうので、早々に退散した。早めに実家に到着。駅で出迎えたじいちゃんばあちゃん破顔一笑。風呂に入ってご飯。次男は腹一杯食べてもつまみのチーたらをかじる。
2012/12/31
残すところあと一日となった2012年であるが、何をしてきたであろうか。やまにっきを確認すると、やまやろうは今年22回の山行を実施している。昔と比べて回数は減っているが、家族と折り合いをつけながらこの回数はまあまあではなかろうか。印象に残った山行としては、やはりG会の例会山行であろう。五月の剱岳北方稜線縦走 一日目 二日目 三日目 四日目七月の打谷遡行八月の祖母谷・西ノ谷遡行 一日目 二日目1 二日目2 三日目来年はどこに登ろうかな。個人的には岩登りを充実させたい。スキーツアーもやってみたい。雪洞の中で泊まりたい。渓流釣りと沢遡行をからめたい。夢はでっかく、現実は手堅く。今の実力を見極めできることを確実に実行していきたい。
2012/12/30
馬場島への入山サポートの後、ゲレンデスキーをしようという話になった。宇奈月温泉スキー場(今は宇奈月スノーパークというらしい)に行く。半日券で1000円という安さ。実はやまやろうは長らく当地でのスキーはご無沙汰であった。上部シングルリフトがなくなり、無圧雪のロングコースがなくなったからだ。下部ペアだけってどうよ、という頭だけの判断で足を遠のけていた。久しぶりに来てみると、案外コースが長いことに気付く。あわすのは斜めの斜面(おかしな言い方だが滑りたい方向と斜面の角度がずれている)であるが宇奈月は正対している。ので滑りやすい。高速テレマークターンを決めていくと気持ちがいい。休憩はリフト上で取り一息に滑るという繰り返しの時間配分がちょうどよい、とはホームゲレンデにしているYたさんの弁。確かにそうだ。未圧雪部分があるが、午後のため雪が硬くて板が沈んでいってしまう。降雪後を狙ってみよう。キッズパークもあるので、これはこらどま連れて遊ぶのにちょうどいいのではと思った。Yたさんが帰った後もおサルのように滑りまくり、午後だけで20ラップとなった。リフト一回50円。うーん安いな。これからも足を運ぶことになりそうだなー。
2012/12/29
G会の正月山行は毛勝三山縦走であったが、わけあって大猫山途中のデポ品回収までとなった。参加者はDさんとN島さん。そのサポートとしてぬまつち、Yたさん、山ちゃんとやまやろうが参加した。5時に会館に集合して伊折を目指す。スーパー農道を走った時、月明かりに照らされた富山湾が美しかった。6:30 伊折集落に到着。路肩に数台のクルマ。雪はないがここから歩く。6:57 除雪最終地点。脇の林道で工事をしているから除雪されているようだ。山ちゃんはここで帰り、入山者はツボ足、サポーターはスキー。雪が少なく踏み跡も沢山あるのでラッセルサポートなしでも歩きやすい。7:34 ゲートを通過。8:24 小又川を通過。9:04 Yたさんとやまやろうが先行して馬場島に到着。気温は4℃、でも汗かいた。渇いた喉にコカコーラが旨い。後続を待ちながら撮影。馬場島で積雪は50cmくらいか。まあこれから冬型の気圧配置になって雪が降ってくると思うが。高岡カラコルムクラブ7名が馬場島荘から出てきて出発していった。9:39 後続が到着。警備隊に登山届を提出しルートや日程などを説明する。馬場島荘ではコーヒーをごちそうになった。10:19 DさんとN島さんが出発。M大学の先行トレースがある模様。10:26 サポーター下山する。復路のためにスキーを履いてきたのだ。クロカンスキーよろしく足を前後に動かし続ける。股関節が痛くなった。11:11 ゲート通過。11:31 除雪終了地点で板を脱ぐ。11:38 駐車地点に到着。往路の半分の時間であった。スキーの機動力は素敵だ。時間があるので午後はYたさんと宇奈月温泉スキー場にて遊ぶ。
2012/12/29
今日が仕事納めのやまやろうです。職場では新年を迎えるに当たり、席替えを実施。暖房効率の悪さは変わらないな。昼食は皆で魚津市は経田の三華久の弁当を食べた。やまやろうはそれで退社して、富山市内で所用そして献血。クルマは多いね。魚津に戻ったら帰省のJRチケットを購入。そう、やまやろうはG会の正月山行には参加しないのだ。東京の実家に家族5人で遊びに行きます。しかしながら明日のG会の入山サポートには参加する。伊折から馬場島への道を辿る。入山者よりサポーターの方が多いのではないのかと思うが色々あって仕方がない。スキーを履いた方が帰路楽だと思う。120cmのカットソールで行こう。毎月山行を実施中であるが、今月はこのサポートだけに終わりそうだ。土日に動けることは多かったと思うが、登山にまでは至らず。せめてどこかの山頂には立ちたいがどうだろう。最近のやまやろう家のできごと。一足早いクリスマスで、三人仲良くお歌を唄ってくれました。両腕を前後にぶらんぶらんしながら楽しくお遊戯。
2012/12/28
約2ヶ月、山から遠ざかっていた。昨日は会社の忘年会があって、今日は山に行く予定ではなかったが、日曜は天気が荒れるという予報を聞いて、急遽、車を飛ばす。12:32 480m 登山口には車が3台。冬でも登山者がいるとは人気のある山だ。クマ鈴をチリチリ鳴らしながら、擬木の階段を上る。久しぶりの山だ。心ウキウキ足取りも軽い、かと思いきや、スッキリしない今日の空模様のように、気持ちはどんよりとしている。いろいろあって、悩むこと多し。それを登山で払拭したかったのに。やまやろうの心とは無関係に、山は静かだ。茶枯れた落ち葉を踏んだときの、乾いた音だけが耳に届く。風も無く暖かな午後。13:09 775m 山頂(757m)。ゆっくり登高しても小汗をかいたが、疲れはほとんどない。登山道の傾斜が緩く感じてしまい、充実感が得られない。寂しい登頂である。ベンチに腰掛け、山岳展望。正面に剱。圧倒的な存在感。あの山の頂に、再び立てるのだろうか。随分遠い山になってしまった。13:36 下山開始。5人とすれ違う。そのうちの一人は、以前中山で会ったNさんだ。久しぶりの再会に、2人、白い歯がこぼれる。14:20 500m 登山口に到着。今回を契機に、新たな気持ちで山に登りたい。新婚旅行先のスイスで買った、マムートのザック。日帰りスキー用。1500gは重いなあ。
2012/12/27
当初、嘉例沢から鋲ヶ岳を目指そうとしたが、標高差の少ない新川牧場からの出発に直前になって変更した。牛舎の先の除雪終了点ぎりぎりまで車を入れる。8:10 405m スキーを履いて出発。Kさん一人だけワカンである。新雪がうっすらと積もり、表面はサクサクだ。気持ちの良い天候、先を急いでアンテナ広場まで来る。目指す林道へは、手前で下る必要があった。雑木林を滑って軌道修正。その際、Dさんのスキーシールが剥がれて行方不明となる。m田さんの予備シールで対応する。8:43 420m 林道に立つ。尾根伝いに近道しようという案も出たが、忠実に道を歩くことにした。アップダウンがあったので、道歩きで正解。一列になって行進する。9:18 410m 休憩。朝日に照らされているので暑い。先行する人もいるが、ほとんど固まって行動する。9:42 455m 嘉例沢集落への分岐。左へ折れて、その先の右カーブで正面の尾根に取り付き、林道をショートカットする。ここで道沿いに進む組とに二分する。ショートカット組は、道に出たら休憩。反射板が横に建っている。見上げれば、山頂付近に反射板が見える。この先、雑木林の斜面に入る。山頂が近づくにつれて斜度がきつくなる。モナカ雪でシールが効きにくいところもある。11:35 910m 鋲ヶ岳山頂。登頂者は、7名。僧ヶ岳への長大な稜線が、眼前に続いている。宇奈月側には雪庇が張り出している。あずまやの屋根には、建物の高さの倍ほど雪が乗っている。缶ビールを回し飲みして、登頂を祝う。単独男性が、我々のトレースを使ってワカンで追いついてきた。 12:26 下山開始。滑り出しは急で、表層雪崩が起きている。樹がうるさいが、まあまあ楽しめる斜面である。登頂しなかった3名は、暖かな広場でコーヒーをゆっくり楽しんでいた。スキーは斜面組と林道組に別れるが、往路下山で天気も良いので問題はない。銘々のペースで滑る。アンテナ広場の手前でシールを付けて登り返す。Dさんの落としたシールは、無事に見つかった。14:17 405m 新川牧場到着。ワカンのKさんも少し遅れての到着となる。現地解散。
2012/12/26
島尻神社から大菅沼集落への支道に入り、途中左手に見える林道起点の路肩に駐車する。林道は雪で背丈ほど嵩上げされていて、ステップを切らないと上がれない。9:10 220m スキーを履いて出発。くるぶしラッセルでガンガン飛ばせる。雪がちらちら舞っているが、とても暑いのでTシャツ一枚で行動した。出発時は曇り空であったが、10分もしないうちに青空が見えてきた。一眼レフを車に置いてきたので、取りに帰ろうかとも思ったが、諦めて進む。9:58 430m 支尾根に取り付く。二年前、この場所へ下ってきたことを思い出す。若いスギが生える薄暗い尾根で、粉雪の下にカリカリの雪が隠れている。帰りのスキーは苦労しそうだ。板は潜らずシールが効くので、直登で一気に高度を稼ぐ。10:08 475m 休憩。大汗をぬぐう。雪は降ったり止んだり。ここからは雑木林の通過となり、雨具をつけないと木の枝からの雪をかぶることになる。馬の背のような狭い尾根である。板の切り返しが大変で、ハの字登高も試みる。10:19 510m 道に出る。記憶を頼りに道なりに左手へ進む。10:29 535m 林道が左へ大きくカーブする手前で再びスギ斜面に入る。地形のイメージは頭の中にあるものの、地図を持ってきていないので、とにかく高みを目指すことにする。10:41 610m スギ木立の向こうに、ブドウ原の全貌が明らかとなる。低いスギはほとんど雪の下に隠れ、真っ白な山肌が目にまぶしい。白一色の平地に入ると、上りも下りも分からなくなる。板先端の潜り具合で高低を確かめ、小さな起伏を回避していく。11:00 665m ブドウ原を左に見る、スギ斜面の基部。山頂はここをひと登りすれば届く。根っこの周りの凹凸を避けるのに一苦労する。稜線直下は急角度となり、何度も板を切り返し、じりじりと登っていく。エッジで粉雪を削り落とすと、すぐ下に凍った斜面が顔を出す。雪崩そうだ。11:20 740m 稜線に到達する。2、3人が並ぶのがやっとの幅だ。海側(西側)には植林スギが広がり、反対側は手付かずの雑木林となっている。目指す山頂は南である。山頂までの行程は、いったん下ってから登り返すことが判明した。大変だから、ここで止めそうかなと弱い心に折れそうになるが、初志貫徹、シールを付けたまま下り、登り返す。11:48 795m 大杉山山頂(実際は違った)。視界は50メートル。寒さしのぎに雪を掘り下げ、腰を下ろした。テルモスのホットコーヒーを飲み、菓子を食べる。低い山だが、達成感は高い。山頂まで四時間とみていたが、20分早く着いた。一番高くなったところを背景に、ケータイで記念撮影。12:17 下山開始。シールを付けたまま歩いて、登り返しに備える。枝に積もった雪が輝き出し、風にあおられサラサラと砕け散る。太陽が出てきたようだ。見晴らしのよい地点に来たら、息を呑む。眼下に広がる魚津市街を一望することとなった。この時点で一眼レフを持参しなかったことを再び後悔することになるが仕方がない。ケータイを使って大展望を何枚も記録する。真下にはブドウ原とそこに伸びる一本のトレース。よく歩いてきたものだと我ながら感心する。青空の下でパウダーランができるとは、なんて幸運なんだと嬉しくなったが、雪崩テストはきちんと実施した。滑降開始地点に円柱を掘る。深さ60センチのところに弱層があった。円柱を引っ張ってみたら、手首の力で上部30センチからスッパリ切れた。こりゃダメだ、危険で滑れないと判断。13:03 745m 拓けた白い斜面は諦めて、登ってきたスギ斜面の中に入り込む。木が多くて楽しい滑りではない。下部は右手に逃げて、5ターンほど深雪の浮遊感を楽しんだ。あっという間であった。ブドウ原を後にしてスギ尾根へ入る。トレースを外してしまい、斜面をトラバースすることになった(結果的に奏効することになる)。13:18 515m 林道に出るがトレースはない。頭の中の地形概念から判断して、右に進めば登りのトレースに合流すると分かった。シールを付けて5分も歩かないうちに、トレースを見つける。林道歩きを短縮することに成功したようだ。馬の背の下りは、トレースを見失わないように慎重に、転ばないよう大胆に。下るにつれて滑りにくい雪質となる。粉雪に隠れた硬雪をゴリゴリと削りながらスギ木立の間を安全第一で滑る。13:48 350m 林道に達する。もう安全だ。あとはクロカンスケーティングで軽やかに板を走らせる。14:01 250m 駐車地点に到着。道に除雪が入り、車には10センチくらい新雪が積もっていた。街へ下っていくと吹雪であった。山中での晴天との落差に驚く。家に戻って地形図をもう一度確認したところ、稜線を登り返す手前の、わずかに外れた地点が真の山頂(三角点)であった。山頂だと思っていたのは、南南東に伸びる尾根の高みであった。現地ではその場所が最も高く見えたし、登り返し後の高みといったらそこしか行くところはなかった。ブドウ原を滑る機会がまたあったら、その時こそ真の山頂を踏みたい。
2012/12/25
「大人の事情」で、やまやろう家は一日早くサンタさんに来てもらうことにした。むすこはサンタが来るであろう2階にねぎらいの言葉を書いた置き手紙。アサー! むすことむすめは2階に上がる。そこには3人分のプレゼントが! 手紙はちゃんとなくなっていた。プレゼントを抱いて階下にて開梱。むすこにはウルトラマンが声で起こしてくれる目覚まし時計。やまやろうが時刻合わせをして早速アラームを鳴らす。ねぼすけさんにはてきめんであろう。むすめにはマグネットドールハウス。おうちの台紙に家具や人を並べて遊んでね。次男には服。実用的でありがたい。サンタさんのプレゼントはもうひとつ。むすこ曰く「雪」だって。そうさ今日の魚津はホワイトクリスマス。
2012/12/24
6:50 270m 小川温泉を出発。従業員に声をかけて、邪魔にならない川沿いに車を停めさせてもらう。新雪を巻き上げながら、くるぶしラッセルでがんがん飛ばしていく。Tシャツ1枚でも額に玉の汗。7:24 395m 尾根に朝日が当たり出す。今日は青空の広がる晴天、景色に期待が持てる。雪でかさ上げされた橋を渡り、右岸に変わると、吹き溜りやデブリによって道は埋もれている。7:49 380m デブリ越えに難儀する。新雪の下はカリカリに凍った雪で、シールが効かない。スキーのエッジが頼りだ。滑ったら川まで落ちてしまうので、嫌でも慎重な歩きとなる。ここが本山行の核心部であった。板は危険と判断し、キックステップでトラバースした。ピッケルもしくはアイゼンが心底欲しかった。このルートを少々なめていたようだ。なんとか越えられた。その後もう一度板を脱ぐ厳しいトラバースがあった。8:30 500m 小川にかかる最後の橋。ここからは、山腹の道を快適に上がる。ヘアピンカーブから尾根に取り付く。尾根上はブナがまばらに生えるだけで、スキーに適している。しかし、粉雪の下に隠れたカリカリバーンが、登高を遅らせる。シールが滑るので直登は無理。ジグを何度も切ってじりじり進むしかない。尾根が狭くて板の取り回しが困難なところでは、ツボ足で登高した。意外に沈まない。↑ブナの実と朝日岳10:12 945m 右手から尾根が合流する。朝日岳が白く大きく輝く。絶好の被写体だが、軽量化のため一眼レフは持ってきていない。ケータイのデジカメで手早く撮影する。画像は悪いが手軽さで重宝している。↑ウサギのダンス10:28 1020m 雪の平。キャンプしたら楽しそうな広さがある。一度下ってカモシカやウサギの足跡に導かれるようにして、高みを目指す。尾根取り付きまでに時間がかかってしまい、目的地の朴の木山まで到達できない事は明らかであった。正午で登高を終える予定で、できるだけ登ることにする。11時頃、稜線がスカイラインに見えてきた。しかし登高意欲が湧いてこない。シャリバテの兆候と思い、急いでオニギリを頬張る。復活。↑奥の山並みが剱岳北方稜線11:55 1365m 1276mのピークに着く。行動はここまでとする。360度の展望が広がる。左手には朝日岳から栂海新道が初雪山を経由して伸び、青空を一文字に切るのが見える。右手には宇奈月尾根から僧ヶ岳がせり上がり、駒ヶ岳から北方稜線(滝倉山?)へと至り、毛勝山に続く。最も奥には剱岳がそびえる。風が吹き上げてくるので寒い。手早く食事して、12:17下山開始。↑朝日岳をバックにセルフポートレート12:52 610m 林道に着く。上部は快適な粉雪斜面で、自分の滑りが巧くなったかと錯覚を起こす。最高に気持ちの良い一本であった。下部は表面が腐り始めているものの、硬い斜面が隠れていて難しい。斜滑降で安全に下った。13:03 505m 橋の上を通過。林道スキーは速い。山スキーは、下りの機動性の高さが魅力だ。往路で板を脱いだ地点には、新たなデブリが形成されていて、嫌でも慎重になる。板を担いでトラバース。最後のトラバースはクライムダウンがあり、とても緊張した。武器(アイゼンとピッケル)があれば雑作もなく越えられるが、今は丸腰。ストックを水平に構え、雪に埋めて支点とした。13:34 375m トラバース終了、もう安全だ。板を走らせ、ゴールへ急ぐ。13:55 285m 小川温泉到着。行動7時間で標高差1000mを往復した。時期をもう少し遅らせた方が、雪が締まって行動しやすいと思う。
2012/12/23
6:00 起床。コンビニで朝食を買い、運転しながら食べる。境川から上路集落へ入る。集落手前で、車三台がスキーの準備中。上路集落のどん詰まり、大平峠と橋立ヒスイ峡の案内板が立つ地点まで除雪されている。7:35 スキーを履いて出発。案内板右奥の林道をたどる。古いスキートレースあり。 7:50 徒渉地点。大きな堰堤の手前に導水管があり、渡れるようになっている。川岸から雪がべったりなので、すぐにシール登高ができた。尾根筋は少雪で土が出ているところもあったが、気合いで歩いた。 氷化した斜面に薄く新雪がかぶる。カリカリで登りにくい。雪庇側は柔らかい雪が多く残り、登りやすいので自然と足が向いてしまう。尾根取り付きから時間400mのペースで登る。9:00 881m地点。樹木が減り、雪の尾根が始まる。直下の斜面は湿ったパウダーが残り、滑ったら気持ち良さそうであった。この先、山頂までは北東方面に雪庇が張り出している。あまり近づかないようにし、中心寄りの古いトレースを使う。北西尾根に出るまでは、Tシャツ一枚の行動でちょうど良かったが、南西からの強風が厳しくなってきた。ヤッケで防寒。 尾根上の雪は飛ばされ、氷化した所が多い。ジグザグ登高ではシールが効かずにずり落ちる。かといって直登できない斜度。板を脱ぎ、キックステップに切り替える。テレマークブーツはけり込みが弱くて硬い雪面に難儀する。スリップしたらかなりの距離を滑落するので慎重に足をさばいた(アイゼンの必要性を強く感じたが持ってきていない)。ツボ足でも潜らないので稜線まで歩き、小屋が見えてきたらシール登高に戻す。息苦しいほどの強風。 10:05 山頂避難小屋に到着する。風がとても強く中に入りたかったが、扉が凍り付いている。掘り出すのが面倒なので、入口の影で強風をやり過ごした。景色を楽しむより早く下りたかった。ケータイで周囲をパチパチ撮ったら、すぐに下山準備に入る。 10:20 下りは風に向かって滑ることになる。なかなか進まない。氷の粒が顔に当たって痛い。顔をそむけていたら変な方向に滑ってしまう。稜線はカリカリに凍っていて、斜滑降でないと危なくて滑れない。厳しい下りにとにかく安全に行こうと考えた。山スキーヤー三人組とすれ違う。いいとこを見せようと思い、雪庇上の軟らかい雪でテレターンしたら、速度がつきすぎて雪庇から飛び出してしまった。幸い腐った雪に埋まったため、滑落することはなかったが、単独なのだから慎重に行かないと。10:50 北西尾根から支尾根に着く。メモをとろうとしたら、風で飛ばされてしまった。雪庇の下まで落ち、見えなくなってしまった。同じケースに入れていたサングラスもいつの間にか無くなっている。斜面を下りて探すのは危険なので諦める。モチベーションが下がり、勢いつけて滑ろうという気持ちは失せた。標高が下がり雪も悪くなってきて、キックターンの繰り返しになる。 下部の拓けた斜面で、ようやく満足のいくテレターンを何回かできた。荷重がエッジ全体にきれいにかかっているのが分かった。これが板に乗るということか。この一本だけでも良しとするか。11:30 徒渉地点に着いたら、シャリバテ気味になっていた。菓子をボリボリ食べて回復する。11:50 車デポ地点に到着。車内に残した甘いコーヒーが、疲れた身体に胃に染み渡る旨さであった。
2012/12/23
6:00 起床。微風快晴、強烈に冷え込み、外に出してあった汁物は全て凍りつき、鍋に張ってあった水もドーナツ状に凍っていた。EPIガスの付きも悪い。じっとしていると体の芯まで冷やされる。凍った鍋汁を解凍してラーメンを作る。7時過ぎ ツアー出発。荷物はボッカ役のやまやろうが担ぎ、それ以外の人は空荷である。雪の沢を遡上する。沢を詰めたら小尾根に取り付き、空に向かって1本のトレースを伸ばしていく。日差しと雪の照り返しが激しい。途中で二手に分かれてしまうが、お互いは視認できる距離だ。9:30 1265m 一灘場山へ駆け上がる急斜面の直下に着く。ピークに立つ予定を変更し、白池を目指す。ビール回し飲みと記念撮影を済ませてから、林の中を下り出す。やまやろうは、今登ってきた斜面に未練を断ち切れず、シールを外して滑降してみる。そのまま下っていきたい思いだが、白池に向かうため上り返す。林を抜けると、白池の南東にある小池上部に出る。小池まで本格的なテレマークターンができる広い斜面だが、思ったよりもターンが難しい。小池の脇には林道が通っており、トラバース気味に斜面を下れば、白池に出られると読図する。上り返しはなく、フラットソールでも楽なトラバースだ。10:36 1095m 白池到着。今の季節は真っ白な平原に姿を変えている。「白池」という名前の由来は、冬の姿を見てつけられたものだろうと想像される。池の上に車座で乾杯ビール。乾いた喉に小気味よく流れ、沢山ボッカした甲斐があった。大前山を眺めながら、昔の山話に花が咲く。酔い覚ましに、池の上をクロカンスタイルで滑る。何の痕跡のない平らな雪原を滑るのはとても気持ちが良く、どこまでも進んでみたくなる。↑白池の上で乾杯ビール11:34 出発。林道を下っていくと、昨日遊んだ斜面の最上部に出てきた。↑夢の跡11:56 BC着でスキーツアー終了。手際よく昼食にする。汁物がおいしい。テントを撤収し、木地屋に向けて滑降する。雪質は下に行くほどクチャクチャで、転んでばかりだ。14:26 630m 木地屋集落に到着。ノンアルコールビールで祝杯を上げる。木地屋でF戸さんと別れ、148号線→8号線と下道を走る。16:26 会館に到着、荷物の整理をして解散。
2012/12/23
7:00 会館集合。9人が2台に分乗して、黒部ICから糸魚川ICまで高速を使用する。国道148号線を進む。8:30 JR平岩駅にてF戸さんを待つ。木地屋まで山道をぐんぐん上がる。道の両脇には雪の壁3m、気分はアルペンルート。除雪車転回所に駐車し、各自パッキング。広げられた荷物(食料)の多さを目の当たりにして、大型ザックを持ってくるように、と連絡された理由に納得した。大宴会となりそうだ。9:39 640m 出発。すぐにスキーを履き、白い林道を一列になって歩き出す。薄雲が出ているが、青空と太陽が出ている。Tシャツでも額に汗するアルバイト。林道を45分ほど進んで休憩していたら、後ろからF戸さんの知り合い2人が追いついてきた。蓮華温泉までの日帰りスキーだそうだ。追いかけるが離されるばかりであった。↑920さんを先頭に、木地屋を出発林道が右にカーブしているところで、トレースはまっすぐ伸びている。そちらをたどっていくと、小さな沢を境にして二手に分かれてしまった。左手はスキートレースを選んだが、右手はカモシカの足跡をトレースと混同して来てしまった。間違いの元を作ったカモシカ親子を林境に目撃する。私の進んだ右隊は、左進隊とは林に入って連絡が取れなくなったが、目的地は決まっているので慌てない。休憩後、右進隊は左に巻いてトレースを発見する。↑ゲレンデが目の前に広がる11:48 995m 林を抜けた平地で合流する。眼前には動物の足跡すらない、真っ白つべつべ斜面が我々に手招きしている。それに誘われた邦夫さんが、我慢ならずにジグザグ登り出す。シュプール初刻みの喜びも束の間、悲鳴と共に雪に埋まる。この斜面を登ってさらに上部を目指そうと言い出す人は誰もおらず、周囲でテン場偵察が素早く行われ、水の出た沢沿いの窪地に幕営することになる。スキー板で整地しても堅くならない。靴で縦横に行進し、スコップで斜面を掘り広げてテント2張りとタープを張る広さを確保する。各人てきぱきと仕事を分担していた。タープは2m弱の木の枝で支え、その下には矩形のテーブルをスノーソーで切り出した。 ↑テント設営後の昼食風景昼食後、早速目の前の斜面にわれ先に取り付く。頭の中はどういうシュプールを描くかでいっぱいだ。息を切らせジグザクに登高。皆が自分以外の人に期待しているのは、華麗な滑りではなくダイナミックな転倒である。それにしっかり応える人、期待を裏切る人、自身に課題を作る人と、さまざまな滑りが展開される。1回だけでは当然物足りず、何度も登り返す。自分の板はフラットソールだから、登るたびにシールの付け剥しがあるのだが、その手間は全く気にならない。誰も滑っていない斜面を狙って逆正弦波をグラフ化し、それを見上げて悦に浸る。16時過ぎまで心行くまで楽しみ、遊んだ斜面を最後に写真撮影。空腹と乾きに耐えられず、日の高いうちから宴会が始まる。↑自分の滑りを振り返るM田さん、50さん、のりMさんキャンプファイヤーが赤々と灯り、林を焦がす。ビール、ワイン、熱燗が次々に回される。一通り飲み食いが終わったら、火を囲む。酔いに任せて大木を切り出し、本格的に燃やしてみる。宴はうどんで締める。上空雲間に月。21:00 就寝。テントに川の字になって寝ると、寒さを感じない。
2012/12/23
白鳥山は、昨年の挑戦でヤブに阻まれ敗退したため、今年は是非登頂しようと決めていた。ルートは人が入っていそうな坂田峠経由はやめて、北西尾根から登ることにした。8:50 215m 上路集落。道が雪で埋まる寸前まで車で入り、杉葉が敷き詰められた登山道を歩く。北西尾根の取り付き点を探すため、しな(木へんに品)谷右岸沿いをスキーで進む。目印の小さな橋を渡り、堰堤の横から尾根に取り付く(280m)。登り始めは崖なので板を外して木につかまり、雪の斜面になったらシール登高する。標高400mくらいから快適に歩けるようになる。圧雪にうっすら新雪が積もり、足跡やトレースを全て消し去っている。10:14 600m 斜度が一旦落着く。振り返れば海と空が溶け込んだ青いキャンバスに、能登の山並みが浮かんで見える。日焼け止めローションを顔に塗りたくるが、すぐに汗で流れてしまい効果は期待薄だ。10:20 625m 地図上の621mピーク。白鳥山頂は真っ白だ。行く手には881mのピークまでの急斜面が待っている。雪庇に気をつけながら、樹木の少ない尾根の左端を選んで登る。クライムサポートがあると足への負担が少ない。10:55 820m 881mピーク手前。白鳥小屋がハッキリ見える。この辺りはシールが効かず、ズルズルと後退してしまう。急斜面のせいなのか、堅雪に乗っている腐れ雪が剥がれてしまうせいなのか分からないが、いずれにせよ踏ん張りどころだ。11:08 905m 881mのピークに着く。ここから左に伸びる稜線には雪庇が連なっている。別ルートからのトレースがすでについていて、後をつけると3人ほどの人影を上部斜面に確認する。右・左・右・左と一定のリズムで板を繰り出し、ひたすらに小屋を目指す。伸びやかな稜線上は、樹木がまばらで景色を楽しみながら進める。ゴール間際に突き上げるような斜面があり、そこだけは直登できずにジグザグと登る。何とか越えればあとはなだらかな雪面が小屋へと伸びる。 ↑白鳥山頂までの稜線 ↑山頂直下から日本海を眺める12:14 1330m 山頂小屋。言葉の出ない絶景かな、絶景かな。2階の窓から小屋に入ると、中で宴会(鍋)の準備が始まっていた。自分の昼食はおにぎりと乾杯ビールで簡単に済ませたが、ご好意に甘んじてごちそうになった。そしてお互いの自己紹介などをしていくと、小屋の中は全員富山県内の人と判明する。宴会の主催は、R山岳会5名+柴犬1匹、送れて到着したのは、坂田峠経由のK山岳会3名。鍋を囲んで色んなヤマ屋の情報を得る。小屋内は清潔感漂う板張りで暖かく、酒の酔いも手伝って予想外に長居することとなる。顔を覚えておくために、集合写真を最後に撮らせてもらう。 ↑三山岳会合同の、宴会(犬もいるよ)15:21 下山はR山岳会のルートに決まり、一斉に滑降を始める。日本酒が効いていたため、まともなテレターンができず、スッテンスッテン転んでいた。せっかくの斜面を尻で滑っていた。雪を食べて少し立ち直った頃には、もはや樹林帯に入ろうとしていた。小屋はみるみる小さくなり視界から消えていく。880mピークからは、自分は皆と別れ単独で往路下山する。斜度がきつい上に木があってうまく滑れない。安全第一で、かつ迷子にならないように慎重に下っていく。 ↑雪に埋もれる白鳥小屋の前で16:38 290m 橋を渡る。木の枝が橋の上に張り出していて、注意しないと川に落ちてしまいそうになる。対岸はツボ足で歩けるので、板を履き直すことなく下りていく。16:55 215m 車に到着。山姥の名水で渇きを癒す。上路集落の下の林道にはまだ車があったので、自分が先に降りてきたようだ。たまたま小屋に居合わせたことで、山の知り合いが増えていくことは嬉しいことである。
2012/12/23
午前中は天気がもつので黒部市吉田科学館に行ってみた。1月27日まで佐伯邦夫写真展「田んぼの表情」が開催されているため。向かう途中に920さんのハイゼットとすれ違ったので、もう少し早ければ現地で会えたかもしれない。田んぼと言っても切り取り方でさまざまな作品が生まれる。見ていて面白いのは、雪の造形と斜光の陰影がからんだもの。じっくり拝見した。
2012/12/23
やる気はあったが早起きできなかったやまやろうです。だってリフト運行は11時から。あわすのスキー場は本日オープン。無料開放されるので楽しみにしていた。しかし外は雨だ。標高600mの現地なら雪にならないかと期待して車を走らせたが、無情にも雨は降り続いていた。酔狂なテレマーカーは、岳友Yたさんとやまやろうだけ。何人かはいると思ったのだが。テレビカメラがボーダーにインタビューしていた。何はともあれ滑りましょう。リフトに乗るだけでアウターが染みる。雪が少ないため、ファミリーゲレンデのみの開放。斜度が緩いからわくわくはいまいちだ。歩いて上部を目指すことにした。YたさんはBDのセントイライアスなのでそのままいける。やまやろうは板をダイナフィットのアップヒルウロコバージョンに履き替えた。ひたすら登って25分。汗かいて到着。ノートラックの斜面に飛び出す。やっぱりこの斜面だよねー。120cmの短板なので湿った雪は引っかかりやすい。後傾気味にバランスをとった。ミレットでの昼食後にも再びスノードルフィンコースへ。一本目より素敵に滑ることができた。まっさらな斜面に刻んだ軌跡をリフトに乗って眺めると、かなりの優越感に浸れる。この二本の登高が、雨の中わざわざ滑りにきた行為を納得のいくものに押し上げてくれた。
2012/12/22
6:30 平日の起床時刻に起きる。出勤するかのような気持ちで出かける。今年の山スキーは、それくらい日常化しているようである。高速で魚津から糸魚川までやまやろう号(軽自動車)を走らせる。白馬方面のスキー場へ向かう148号線の車列を離れ、小谷温泉方面へ。一歩手前の大草連地区へ入る。先行車に付いて行ったら地区の外れに来てしまった。引き返して3年前と同じ場所に到着する。板を積んだRV車が道のどん詰まりに置いてあり、路肩は除雪してあって数台駐車可能となっている。 9:25 780m RV車の脇からスキーを履いて出発する。そこいらじゅうにスキーの跡があり、人気コースと知る。下りの跡が主に残っているので、小谷温泉起点の周遊コースになっているのだろうと思った。始めトレースをたどっていたが、滑走したコースを登れるとは限らないので、自分の記憶を頼りに右手にトラバース気味に進んで、大渚山南面の凹状斜面を目指した。斜面全景を見ることで、どこを滑るのが楽しいか判断しようとした。 正面に大渚山頂9:55 985m スタート30分で、目的地の凹状斜面の基部に達す。拓けた大斜面がまぶしい。幾つかのシュプールがあるが、登っている人影は見えない。斜面登高では高さを稼げないので、左手の尾根に取り付く。雪の接着が悪く、表層だけ削れる。板をこすりつけながらジグを切る。主尾根に立てば傾斜も緩んで歩きやすくなる。若ブナがまばらに生える林で、滑るのが楽しそうだ。 若ブナ林 10:24 1215m 数日前の登りトレースを見つけたので、それを使わせてもらう。高度を上げるに従い周囲の景色が気になり出す。金山にはスキーができそうな谷筋がくっきり見える。焼山はカルデラが特徴的でよく目立つ。後立は遠すぎて、興味は薄い。 後立方面 11:11 1575m まだかまだかと思いながら黙々と高度を上げていると、青空の占める割合が急に増えてきた。小さな雪庇を回り込んで長い山頂に飛び出す。2時間を10分切り、意外に早く着いた感じだ。どこが三角点か分からないほど広いので、スキーでうろついてみる。 巨大な雪庇の向こうに雨飾山 雨飾山が近いので良い被写体だ。今回は一眼レフを持ってきたので、思う存分山岳写真を撮る。大渚山北側に巨大な雪庇が発達し迫力満点。これと雨飾をからめてみた。もっと雪庇に寄りたかったが、雪が緩んだササ斜面の下は崖で、全層持っていかれたら終わりなので思いとどめた。 また場所を変えてみると、雪が腐り始めている中で、運良くシュカブラが残されていたので、広角レンズを活かして大胆な構図で雨飾を狙う。小谷温泉から二人組が上がってくるのが見える。山頂で会うのは難しい距離だ。 雨飾を見ながら昼食気温は高いのだが、拭きぬける風に当たっていると寒くて指先が凍えてきた。稜線を外して風除けに穴を掘り、ツェルトを頭からかぶる。そうしてウィンナーをつまみにビールを楽しんだ。アルコールを入れて緊張をほぐさないとうまく滑れない(と思う)。よもぎパンでエネルギーも補給してやる気充分。 12:25 1575m 南面の凹状斜面は3年前に滑っているので、往路の尾根を滑ることにする。尾根の左寄りの斜面に入り、ノートラックの程よい斜度をかっ飛ばす。腐った雪であるが、とても快適にテレマークターンが決まる。自分が上手いと錯覚するくらいだ(だぶん皆上手く滑れるだろう)。 12:55 770m 楽しい斜面を頂いたら、あとはブナ尾根へ。ここも広くて滑りやすい。細いブナをポールに見立ててすり抜ける。シュプールも参考にしながら右方へ進む。下部は細い谷が幾筋も入っていてルートの見極めが重要である。滑走というより移動に近かった。最後は田んぼに出て再び楽しいテレマーク。降りた場所は集落の外れで、少し右方に進み過ぎたようだ。板をデポして駐車地点まで車道を2分ほど登り返した。下は春の陽気である。
2012/12/21
ブログ更新が滞っていたやまやろうです。どうにもやる気が出なくて。穴の開いた日のブログをどう埋めるのか考えた結果、長らく温めていた計画を実行に移すこととした。やまぶろぐはインフォシークに長らく記録を載せていた。昔使っていたプロバイダの個人サイトの容量は5メガだったのだ。圧倒的に足りないので無料で使えるインフォシークに多くの記録をアップしていた。しかしこのサービスも終了してしまい、やまぶろぐの前半(2006年まで)は閲覧ができない状態であった。このままではいかんと思いながらも手付かずのまま時が過ぎる。やまやろうのホームページも長いこと放置状態、一生懸命なのは楽天ブログだけ。ならばいっそのこと全ての記録を楽天ブログに移してしまえばいいのではと思い立った。で、その準備を進めた。フリーページに年ごとの山行表を作成し、楽天ブログからリンクできるものはつなげてみた。あとはインフォシークの山行記録を楽天に移すわけであるが、外付けHDD内にデータが残っていたので、テキストと写真を貼っていくだけで割と簡単に山行記録が復元できる。3件ほど埋めてみた。この手軽さなら面倒くさがりのやまやろうでも、何とか続けられそうだ。2006年から過去にさかのぼることになる。山行回数は200回ほど。全ての記録があるわけではないが、できるだけ復元して県人の登山の参考になるようにしていきたい。
2012/12/20
室堂から日帰りで、二山に登頂しましたが、最後の下りで危ういことをしました。5:40 起床。昨夜のうちにご飯は用意してあるので、スキーを積むだけで出発。7:00 立山駅に到着。平日なのでガラガラかと思っていたら、意外と駐車車両があるし、団体客も来ている。高原バスは三台出た。雪の大谷は19mあるそうだ。バスの車窓から空が見えない!8:46 2450m 室堂ターミナル前で、シールを付けてスキー登高開始。天気は黄砂による薄曇。日焼けしないのでこれは良い。視界も充分にあるので、迷うことなく一の越へ直進する。暑いのでTシャツ一枚となる。9:26 2725m 一の越。御山谷を吹き上がる烈風に、顔が歪む。窪みに逃げるが、風は容赦なく回り込んでくる。軽く行動食を口にし、ヤッケを羽織り、アイゼンを履く。登山道沿いに雄山を目指す。岩と雪がミックスした道であるが、氷化していないので歩きやすい。時折右方から風が吹き付け、雪つぶてが顔に当たり痛い。風に押されるようにして、ぐんぐんと高度を稼ぐ。10:19 3040m(3003m) 峰本社に着く。地面まで露出していた。風によろめきながら記念写真。鳥居は頭を残して雪の下。気温が高いので、風をしのげることができれば標高が高くても辛くはない。雄山神社の裏手から山崎カールに入る。岩の基部で風をやり過ごす。本日の第一の目的、山崎カールの滑降が始まる。その前にスコップで雪柱を切り出し、雪崩テストを実施。二回やって安定していることを確認した。鳥居がわずかに出ている雄山神社方面雪面中央上には、ローソク岩10:40 いよいよ滑降開始。滑り出しはカリカリなので、慎重にキックターンで標高を下げる。斜めに一本走ったら小休憩という速度であったが、それでもロウソク岩まであっという間に来る。斜度と雪質が緩んできたら、テレマークターンも決められる。黄砂と新雪でマーブル模様になった斜面は、締まっているためスピードが出る。11:13 2540m カールから左方へトラバースして、一の越への登山道付近に来たら、板を脱ぐ。今度は浄土山へ向かう。始めはツボ足で頑張ってみたが、疲れるだけなので板を履く。山頂の西側へ回り込むと、スキーヤーを見かける。薬師岳が見えてくると、風が強くなってきた。12:02 2720m 浄土山の基部。ここで再びアイゼンに履き替える。南側に出れば、雪稜上を歩けるので楽である。12:42 2820m 浄土山頂。岩を積み上げた土台が雪原から出ている。さあ後は、ターミナルまで下るだけ。エントリーポイントを歩いて探す。左手は岩が出ているので、一の越方面へ下る。13:01 2800m 滑走開始。決めた方角に下れば良かったのに、ターミナルの見える斜面に行こうと左方にトラバースした。そうしたら潅木と岩が露出している尾根に出てしまった。それを避けつつ下ると、ガリーにしか道がなくなってしまった。試しに入ってみたら、カリカリの急斜面でとても滑れるところではない。実は浄土山で一番危険な斜面であることを、降りてきてから知ることになる。さあどうしよう。何とかピッケルは手にした。それを刺しながらエッジを効かせて下ろうとしたが、ひとつ間違えれば滑落であるので、却下。上を見れば、10m上に脱出路を見出す。ここに登るしかない。慎重にバケツを掘り、尻を置いて板を外す。上からはプチ雪崩が絶えず落ちてくる。とにかくアイゼンを履くことに全神経を集中する。そんな作業をしながら、ターミナルで見ている人は、どう思っているのだろうか、などと自分の境遇を他人事のように感じている。アイゼンが履けた。ステップを切ってじりじりと安全地帯へ。あせらず、ゆっくりと、プチ雪崩にも動じない。そして小尾根に出た。もう安心だが、滑れる場所までトラバースする。もう滑りたくなかったが、安全に下れる斜面があったので板を履く。浄土山の東北東の斜面。誰かのシュプールと合流できたときは、力が抜けた。矢印のガリーに入ってしまった(一番斜度がきつく見える)14:16 2435m 室堂ターミナル到着。立山一帯は青空が広がり出した。精神的にきつかった。ターミナルで椅子に腰掛け放心状態である。食欲はなかったが、無理矢理行動食を口にしたら、元気になった。最後の下りでルート選択に失敗し、後味の悪い山行となってしまった。
2012/12/19
2012/12/18
2012/12/18
2012/12/18
2012/12/18
5:00 起床。おにぎりをかじりながら、片貝上流へ車を走らせる。成谷堰堤まで車は入れる。すでに車は20台ほど。県外のチャーターバスまで停まっている。毛勝が全国区になっているのに驚くとともに、地元の山ヤとしては複雑な気持ちだ。↑県外ナンバーと半々か5:55 520m 出発。川水は水量が多く、泡沫で真っ白だ。6:20 695m 片貝山荘前を通過。6:25 720m 阿部木谷と東又谷の出合いの橋。雪はとぎれとぎれに続いている。久し振りに履いたブーツが当たって痛い。ガムテープをかかとに貼って応急処置。6:51 870m 新堰堤で左岸へ渡る。ここからは雪上歩きとなる。7:13 1050m 最終堰堤。落ち口が割れているだけで、この先谷は雪で埋まっている。デブリがひどくて、スキーは厳しいだろう。7:34 1255m 大明神沢出合い。まぶしい朝日を全身に浴びる。大明神沢は茶色くうす汚れているが、阿部木谷はきれいである。デブリ、落石は少ない。↑阿部木谷は、滑りやすそう8:10 1525m 三ノ又。ここからはアイゼン登高。9:04 2040m 直登ルンゼとの分岐。振り返れば僧ヶ岳は谷筋が真白だ。こちらもスキーコースとしては面白いところ。ボーサマ谷は雪崩で削られ、白い雪面をさらす。南峰の雪庇が崩落して谷全体を走ったようである。↑僧ヶ岳(左)は白く、駒ヶ岳(右)は稜線上がヤブである9:51 2345m ボーサマのコル。釜谷山、猫又山への稜線を見ると、雪を伝って歩けそうである。南峰へ偵察。9:57 2380m 毛勝南峰。ルンゼをのぞいてみれば、エントリーは壁である。二年前ここをよく降りたものだ。きびすを返して本峰へ向かう。10:14 2385m 毛勝山頂(2414m)。一年ぶりに山頂からの絶景を見ることができて、喜びが沸々とわき上がる。中谷は雪たっぷりで、スキーはまだまだ可能。直登ルンゼも山頂直下5メートルまで雪がつながっているようである。↑中谷の状態(ボーサマのコルから撮影)↑正面が2166mピーク。左は西谷、右は中谷へケータイで記念撮影して、お待ちかね雪で冷やしたビールをプシュと開ける。くはーたまらん。時間はたくさんあるので、飲み食いして昼寝する。起きたら山頂には何グループも登頂し、にぎわっていた。↑おっさんぽいな↑つまみは景色さて降りようかと歩き出したら、スキーをメンテしている人がいる。風貌からもしやと思い声を掛けたら、やはり山探さんであった。久し振りに再会し、とても嬉しい。これから中谷を滑るというので、エントリーを見物。きれいなターンでグイグイ下がっていく、すごいな。↑遭遇記念↑山探さんの華麗なターン12:00 下山開始。再び南峰に立って、その先の三ノ又右俣のエントリーポイントを偵察しに行く。滑り出しは全て雪庇で縁取られている。落石の音も響く。これは危険過ぎるので却下し、ボーサマ谷下降に決定。↑危険な香り・・・12:42 2330m 滑降開始。短板なので、意のままに操作できる。アイゼン登山者がうらやましそうに見ている中、どんどん落ちていく。12:59 1470m 三ノ又。この先緩くなるが、表面がきれいなのでとても滑りやすい。ショートターンでガンガン滑る。いやー最高、笑いが止まらない。13:06 1250m 大明神沢出合い。スキーを充分満喫した。ここで板を脱ぎ、デブリ地帯を下降する。13:25 1025m 最終堰堤。14:13 710m 阿部木谷と東又谷の出合いの橋。コゴミを摘みながら、新緑の中をのんびり歩いてきた。川原で板を洗う。14:55 515m ゴール。寄り道を含めて、ちょうど9時間の行動であった。
2012/12/17
4:00に目覚ましをセットしたのに、もう5:00だ。7:00に再セットして布団をかぶる。7:00 起床。山スキーは、行く気が急に失せてしまった。このままうだうだ街で過ごしてもつまらないので、困った時の中山登山。登る山が思いつかないと、いつもここに行く。今回は、東小糸谷コースと通常コースをつなげて、中山を一周してみることにする。9:07 馬場島を越え、左岸に渡ろうとしたが、橋の手前で道はデブリで埋まっている。路肩に車を捨てて歩き出す。9:13 登山道スタート。増水で道の際までえぐられている。崩壊するのは時間の問題か。東小糸谷は、ニリンソウの群生地。白くて可憐な花を見ながら、ゆっくりと登っていく。サンカヨウも今が見頃。オオカメノキやトチノキも咲き競い、谷の中は白い花であふれている。登山道はやがて尾根へと進む。谷の上部はまだ雪渓がたっぷりと残っている。道にもところどころ残雪があり、踏み越えていく。10:14 中山山頂。ゆっくり登ってきたつもりだが、もう着いてしまった。出発が遅くても毛勝山にした方がよかったかな、とも思う。剱尾根マッチ箱ピークが顕著。低くたれ込める雲に、すぐに隠れてしまった。ブナクラ谷の雪渓は、ズダズダである。来年以降に挑戦しよう。昼食には早い。おやつを食べて、山景展望。剱岳周辺のGW合宿に思いを馳せる。10:38 下山開始。続々とグループ登山者が登ってくる。勝手知ったる道なので、考え事をしながら下りていた。11:26 登山口。車道を歩いて、車デポ地に向かう。マラソン大会があって、馬場島がゴールとなっていた。11:40 車に到着。馬場島荘へ下り、山菜そばを注文。ここの山菜そばは、最高にうまいのでお気に入り。山菜は地物を使うので、毎回異なるものが乗っている。今日は山ウド、ヨモギ、コゴミ。野趣あふれる山ウドの香りに感激、汁まで完食。今回のルートを、馬場島荘にあった模型で見てみる。中央左下にある四角形が、馬場島荘。その右にある赤い点が中山山頂である。ルートは黄色い線で、時計回りに巡ってきた。
2012/12/16
こらどまが練習して楽しみにしていた幼稚園2園合同のわくわくステージ。会場には少し早めに着いて良い席を求めた。G12に三脚を据えて、動画モードに備える。O町幼稚園の劇は「まほうのランプ」。むすこはランプの精だ。しかも隊長?らしい。ちゃんと台詞言えていました。むすめはお菓子の精。唯一の台詞の場面恥ずかしかったのか声が聞きとりにくかった。ううむ、着せられ感いっぱいの見た目だし。動画および写真が昨年よりは良いものが撮れたと思う。やはり場所は重要である。一生懸命頑張っている姿が素敵であった。お昼はみんなでカレーの「アラジン」。劇をやったからこの店へという嫁の粋なはからい。むすこは来たかったのだそうだ。しかし店内に魔法のランプがないのを知り御冠。
2012/12/15
起床が遅くなった。窓の外は天気である。ここで山に行かなかったら、一日中うだうだと後悔の言葉をこぼすことになるだろう。10:30に家を出る。遅いので行ける山の高さは限られてくる。涼しさを求めて、沢沿いを歩く大辻山の白岩川ルートを目指す。11:55 855m 登山道スタート。長尾峠には車がずらりと並んでいる。北陸で梅雨が明けた今日、多くの登山者があちこちの山に登っていることであろう。今の時期はアジサイが見頃である。涼しいかと思ったが、湿気が多くて蒸し暑い。あまり山に来ていないので、足下がおぼつかない。岩の上でバランスを取るのに苦労する。 涼その1 涼その2 涼その313:06 1315m 大辻山の山頂に到着。あいにくガスで眺望はまったくない。あまり疲れを感じないまま着いてしまった。もう少し骨のある山にしておけば良かった。それには早起きが必要である。弁当を食べてぼんやりと過ごす初夏の昼下がり。13:37 下山開始。一般ルートをたどる。調子が出てきて、楽しいほど足が前に出てくる。ガンガンと標高を下げる。14:10 875m 林道に到着。30分で降りてきてしまった。こんなものかと自分でも驚く。もっと激しい山行がしたくなってきた。日帰り縦走しようかしら。
2012/12/14
毎年恒例の立山登山。春スキーでは登ったが、夏季にはまだ訪れたことのない別山を目指す。雷鳥沢からの往復ではつまらないので、大走り経由の周回コースとした。6:45 バスが魚津を発つ。立山開山の紙芝居、称名滝での一時停止、鍬崎山の埋蔵金伝説、地名解説(桑谷・七曲がり・鏡石・餓鬼田…)、毎回同じでウンザリである。室堂ターミナルの中は大変混雑している。トイレにも長い列。階段上がればトイレはガラガラ、視点を変えれば得をする。9:30 2310m(2450m) 玉殿ノ湧水を水筒に詰めてから、室堂ターミナル前を出発。快晴のカラッとした青空が気持ち良い(日焼け対策はしっかりと)。同行者がおらず自分のペースで歩けるので、最初から飛ばしていく。本日の周回コースは、頑張らないと集合時刻に帰ってこれない時間配分と計算していた。9:55 2165m 雷鳥沢キャンプ場。称名川の左岸から残雪を踏んで橋を渡る。雷鳥沢の登山道は、すぐに雪渓の下となる。ペナントとトレースに導かれて登高し、道に合流する。熟年団体登山者が多い。ヘルメットとピッケルのいでたちからして、剱岳に向かうのであろうか。日帰りのやまやろうは、そういう人や縦走登山者をどんどん追い抜いていく。スントの高度計は、毎分11~13mの上昇率となり調子が良い。10:44 2615m 剱御前小舎に到着。視界に入った登山は、すべて追い抜いた。ターミナルからここまで1時間15分。予定より15分早い。大休憩して、三脚を据える。眼下に剱沢、正面には剱岳。被写体として申し分ない。10:59 出発。道中、別山までの距離が長く感じられる。早く到着したい一心。11:19 2730m(2874m) 別山山頂。ここからでも剱岳はとても大きく見えるのであるが、より近づこうと北東端へ向かう。硯ヶ池の周りには残雪がいっぱい。11:24 2735m(2880m) 北東端。ガイドブックにあるように、まさに剱の展望台である。源次郎尾根と八ツ峰が眼前に横たわり、地形概念を把握するにはもってこいの場所だ。長次郎谷と武蔵谷には、雪渓が豊富に残る。その上を歩く登山者らしき粒々も見える。昼食を摂りながら撮影に入る。三脚を据えてカメラを固定し、広角レンズで剱全体を取り込む。前景にハイマツや高山植物を織り交ぜることで、変化をつけてみる。12:22 2730m おっと、1時間近く長居してしまった。集合時刻が心配だ。移動開始と思ったが、絵はがきを描くのを忘れていた。時間がないので、立ちながら5分でさらさらと。真砂岳との鞍部へと下る。多くの縦走者とすれ違う。軽装から重装備まで、若者から熟年までと幅広い。雷鳥沢で会った登山者は、ほとんどが重装備の熟年であったのと比べ、バラエティに富む。真砂岳には巻き道がついていたが、当然山頂に向かい登り出す。13:01 2720m(2861m) 真砂岳は人が多い。道中、花は2、3種類と少なく感じた。緑と残雪でまだら模様となった室堂周辺を一瞥したら、大走りへとすぐに下る。登りに使ったことはあるが、下りは今回が初めて。岩礫の段差が続き、急ぐと落成を起こす。大走りとは名ばかりだ。昔はマサの斜面だったのだろうか。右手の雪渓を使えば早く下れると思ったが、ピッケル・アイゼンがないのでパス。傾斜が緩くなったところで雪渓に乗り、ビブラムソールをけり込んでジグザグに下っていった。楽で早い。13:36 2250m 大走り下端。雪渓が広がる。涼しいので小休憩。黒ずんでいないきれいな雪である。少し雪渓を歩いたら登山道が出てきた。正面には色鮮やかなテント村。13:57 2170m 雷鳥沢キャンプ場。日差しと照り返しで暑い。テント内で遊んでいる学生の気が知れない。さすがに疲れてきて歩くペースが落ち気味。地獄谷経由でターミナルを目指す。時間が気になり、観光どころではない。みくりが池までの登り90mはきつかった。池で写真を1枚撮ったらすぐに歩き出す。14:34 2315m(2450m) 室堂ターミナルに到着。トイレで洗顔、着替えてサッパリ。ハガキをポストに投函し、14:50集合のバスに間に合った。終わってみれば、自分で計算したコースタイムとほぼ同じであった。ぎりぎりになることは分かっていたが、もう少しターミナルでのんびりしたかった。
2012/12/13
Hakuba47は15日から全面滑走可能だとさ。うおー行きたいが、週末は幼稚園の行事。後はやる気が残っているかどうかだな。
2012/12/12
週末に買ったポリカスコップを湿雪すかしでものの3分で壊してしまったやまやろうです。やはり使い慣れた山スキー用のアルミスコが軽くて丈夫でいいな。ちょっとした時間があり本が必要になった。欲しいものリストはあるがそれがどこの棚にあるのか分からない(その点アマゾンは便利だ)。一瞥して本を買うということも考えられたが、ビジネス書などを見ていてもなかなか決められなかった。本屋には富山県関係の書籍コーナーがあったりする。そこで物色してみたら気になる一冊を見つけた。橋本廣『有峰周辺山歩きの記録』桂書房。まだ読みかけであるが、今後の山行に大いにためになる内容だと思った。巻末に有峰湖周辺の地図があり、それを眺めているとGWに縦走したら面白そうなルートが見えてくる。スキーにしてもいい。山深いからこそ挑戦しがいがありそう。まあこの考えは、2009年2月に鍬崎山に登った時点で思いついていたのであるが、3年ぶりに思い出したわけだ。有峰周辺は沢登りも面白そうだ。地域研究としてやってみたら充実するのでは。魚津の山岳会が有峰に着目する大義名分は必要だ。剱岳北方稜線や黒部川流域ならすんなり通りそうな計画であるが、魚津から離れた有峰はどうだろう。
2012/12/11
今シーズン最初の雪すかしが、いきなり本格的で、いきなり腕の筋肉痛のやまやろうです。むすこは庭にカマクラができるのを待っているが、まだ早いな。昨日は文庫本を2冊買ったが、夜に勢いに乗ってアマゾンで2冊ポチッといってしまった。それだけ買ってさらに図書館で借りていて、いつ読むのか。最近は心労激しく夜遅くまで起きているのが辛い。そうなると読むのは週末の日中に限られる。読みたいが読めないジレンマは苦しい。本当に好きなら睡眠時間を削ってでもやるのではと思うが、さすがに睡魔には勝てない。もう寝ます。熱心に読書中の次男坊。
2012/12/10
魚津は雪が積もった。我が家の庭も真っ白だ。こういう日は巣ごもりだな。今日はむすめの誕生日。ラルブルのケーキがお昼に登場。家族ではぴばすでつーゆーを歌う。クリームたっぷり、フルーツもたっぷり、甘さ控えめ。これは美味しい。プレゼントの一つ目は、カラフルな引き出し。これは嫁が子供の頃に使っていたものだ。こういう形で思い出がつながっていくのはいいね。むすめは早速宝物を入れていた。二つ目は、ばぁばからのブーツ。履いてみたら自然とポーズをとるのが面白い。照れるなよー。食後のこらどまは全員昼寝して、夜に備える。夕方はお待ちかねのハッピータイム。今日は人数が多いのか、早口だ。家族で待っていたら、キター。本人が何度も録画画像を見返していた。むすこは堅い子であるが、むすめは面白キャラだ。どういう成長をするか予測できない期待感がある。かくいうやまやろうも3X歳であります。プレゼントは自分で買った文庫本。じっくり読むか。
2012/12/09
暴風の吹き荒れる魚津、常緑の庭木が倒れそうだ。12月になってメガネの広告チラシが目に付くようになった。自分のメガネはかなり傷が付いてきたので更新することにした。買い物ついでにアップルヒルの眼鏡市場に寄る。価格帯が3つに決まっているからデザインに集中して選択できるのがよい。昔はレンズのことばかり気になっていた。ベッキーがイメージキャラのフリーフィットFFT-001にした。25分で完成とは速い。その後大阪屋でG会のA木さんにばったり会ったが、メガネが換わったことに気づかれんかったなー。最近次男は、上のむすこを真似してウルトラマンの人形でごっこ遊びをするようになった。バルタン星人と両手に持ってからめて遊んでいる。とっても微笑ましいので、怪獣を追加してやることにした。午後からヤマダ電機へ。密かに別の目的もあったりして。FUJIのX10があったのでいじってきた。特に文句の付ける箇所はない。ただG12を2年で手放すのはどうかというジレンマだけは残る。長続きしない奴だ。まあしばらくはG12でいこう。次男には、ゴモラの人形を買った。帰宅して食いついたのはむすこの方であった(おいおい)。仲良く遊んでね。この時期の週末はお祝いということで恒例のすき焼きが登場。すき焼きを食べるのは一年に一回? 沢山の肉を用意したが、むすこは昼食を食べ過ぎたために全く手を付けない。むすめは肉数枚とうどん少々で終わり。次男はネンネ中。困りながらも嫁と二人でがつがつ。それでも次男は起きてきて、がつがつを追い上げ。どれだけ食べるがよ。立山常温と共に楽しんだのであった。
2012/12/08
今週末は誕生日。むすめのは用意したが、自分のはないよ。かといって欲しいものはない。寂しいことだが。しいてあげればカメラ。Canon G15であろうか。FUJIのX-E1はデザインが素敵。単焦点は山では使いにくいが。でも実際ズームを使うのかというと、そうでもないことが多い。35mm設定が多いな。時々広角28mmが欲しい程度で。シャッターチャンスが胆なので、起動してすぐ撮ることが多い。そこからズームして云々していては機会を逃す。FUJIのX10ならちょうどいいかもね。買わないのに妄想暴走。好日山荘からはハガキが届いた。ポイントもしくは割引となるので、今月店に行きたい。しかし何を買えば? 山道具はたくさん持っているからなあ。しいて挙げればスキーシールか。後部の板に引っ掛けるエラストマーストラップが切れてしまったから(登坂には支障なし)。それかファイントラックをインナーからアウターまでひと揃えにするとか。妄想している時間が楽しいんだよね。
2012/12/07
使い始めたばかりのビニール傘を、強風でいきなり折られたやまやろうです。爆弾低気圧だったようだが勘弁して欲しい。傘が役に立たないから濡れるに任せて歩いた。G会の集会では、個人山行報告として中山登山の話をした。プロジェクターで写真を見せながらの報告であったが、写真を見た人の中から「カメラがいいから」云々というコメントが上がった。次々に出てくる夕照の剱岳は、カメラが優秀だったから息を飲むような作品が撮れたのだという意味に取れたのだが、内心それは違うぞと思った。まずカメラは大したものではない。CanonのG12だからコンパクトデジカメのフラッグシップではあるが、一眼レフではないから本格的に写真を撮る道具ではない。画素数やレンズなどはもっと上位のものはある。そしてもしそういう人がカメラを持っていたら、山の中で撮りますかと聞きたい。山にデジカメを持ち込む人はいるが、実際の山行の中で撮影する人は意外と少ないのだ。もし撮っていたとしてもやまやろうと比べて圧倒的に枚数が少ない。自分はアホみたいに写真を撮りまくっているから、その中の幾つかはこれはと思えるものが出てくるわけだ。会館の中で見るだけだったらやまやろうの写真の中には大したものが少なくて、なんでこんなものを見せられるのかと思うのかもしれない。しかし現地に行った際にコンスタントに一日100枚撮り続けるとかできますかと問いたい。結構大変なのだよ。さらにこれに記録メモが加わる。同行者に遅れないようにしながら撮影してメモをとって歩くのはできる人にしかできないと思う。やまやろうは好きだからやっている。別に記録係でなくてもメモはするし写真は撮る。それが努力なしで機械のお陰であると思われているのだとすると、反論したくなる。
2012/12/06
酒を飲むのが目下最大の楽しみのやまやろうです。今夜は5日なのでG会の集まりがある。家では食後で風呂入れ前であったが、有無を言わせず出てきてしまった。集会では例会山行報告、個人山行報告など。自分は中山に登った話をした。プロジェクターでパソコン内の画像を見せながら説明するのだが、話す内容は大したものではない。むしろ写真を見て欲しかった。しかし一気に150枚近くを見せられたらお腹いっぱいであろう。それから例会山行計画。正月の山行についてはやまやろうは外れてしまっている。中国出張があるものと思っていたから。しかしそれがなくなった今、年末年始は空いているのだ。だからと言って遅れて参戦というのはいかにも虫が良すぎる。今となっては自分の山行計画からは離れてしまった印象があるので、今回はパスしよう。時間があれば入山サポートはしたい。新装備が入荷された。キャメロットとカラビナとハーケンとシュリンゲ。キャメロットなんてなかなか使う機会はないぞ。これは来年岩登りをがしがしやるぞという装備担当ぬまつちの思い入れなのかもしれない。今年は明星山をやっているから、その勢いで来年は錫杖ですかチンネですか剱尾根ですか。今年は岩を触っていないので、来年はやってみたいね。山が好きな連中が集まっている集会、毎月5と20の日に開催(変則あり)しているので、富山県内で個人の登攀技術に限界を感じた人、新しい世界を拓きたい人、ボッカ・ラッセル好きな人、オールラウンドに年間通じて山遊びしたい人、人と違う風景写真を撮りたい人などなど、興味のある方はG会館の扉を叩いて下さい。山岳会とは言うものの、縛りはないようなものです。面倒臭くはありません。ネットで集まって山行するよりかよっぽど技術は上がると思います。連絡先は、yama86 nice-tv.jp (86とniceの間に@を入れてください)。ちょうど一年前の写真。むすめは今と外観と大きさが変わらない。成長していないのか?
2012/12/05
今週末はむすめの誕生日なので、チューリップテレビの「ハッピータイム」用の写真を投函した。毎年分かっていることなのにいつも締め切りぎりぎりだ。というのもなかなか良い写真が直近で見つからないからだ。本当は自分もからめた写真にしたいのだが。実はむすめと同じ誕生日のやまやろう。未だに同時投稿は実現していない(2枚で出したことはある)。受けるネタにしたいと思いながら時間切ればかりだ。貴重なスリーショット。
2012/12/04
精神的には不調のやまやろうです。重大局面が近づいている。こころの慰めは、写真である。今朝出がけに見つけた、クルマのボディあった氷の芸術に写欲がむらむらと湧き上がった。冬の朝天使が滑るスケートリンク
2012/12/03
最近ブログのアクセス数が多くて戸惑っているやまやろうです。何かの間違いかと。午前中はランクスとステップワゴンのタイヤ交換。むすこはナットをタイヤそばに運ぶというプチ手伝い。午後は新川文化ホールでの、クリスマスこどものつどいに行ってみる。チケットが入手できたもので。名前とは裏腹に、目的としてはこども向けの諸事の宣伝プログラムである。入場時にチラシが大量に配られる。一家族に1セットでいいと思うが、うちは3セットもらうことになった。演目は、ダンスクラブの発表、特撮番組、アニメ、アンパンマンショー。ダンスの感想は、長い! の一言に尽きる。ダンスの楽しさを伝えるという目的はあろうが、半分は発表の場のない小さな子の晴れ舞台というものか。当事者の親御さんにとっては貴重な舞台だと思うが、部外者にはそれが延々見せられるのが途中から辛くなってくる。各ダンスが終わった後に、むすこに「どうよ?」と訊いても色よい返事をしない。興味を惹かないようだ。そんなものかな。つまらんからヒザ上に置いている次男の両腕を取って、舞台のダンスに合わせて振り振りしてみた。嫁に大うけ。やまやろうとしても、後方から見ている人に受けるようにやっていたつもり。結構キレのある腕の振りだったと思うが。30分位続いたダンスがようやく終わったら、特撮「環境超人エコガインダー」の放映。ウィキってみると、エコガインダーで14話、エコガインダーIIで10話、そしてエコガインダーOXが放映中とのこと。そんなにやっているの?! 今回はその第一話だけ見た。内容はエアコンの設定は適温に保とうというものであったが、ウチにはエアコンありませんから、残念!アニメは、お茶犬。うちに小さなぬいぐるみがあったから、それに反応したむすめが興味を示したくらいか。そして、おそらくメインイベントであろうアンパンマンショー。むすこにはもう幼い内容かもしれない。次男は飽きて暴れるので外に連れ出した。とことこ歩かせると大人しくなった。「えっえっ」と言って一階に連れていけという。そのままずかずか歩いて外にまで出ようとする。寒いっすよ。二階に戻ったらショーは終わってしまっていた。やまやろうとしてもアンパンを見るより散歩に付き合っていた方が気楽かもしれぬ。ミラージュホールからは山々がよく見えるしね。最後に抽選会。むすこは当たるものだと思っているが、そこは何度も「当たるわけない」と言い聞かせた。百科事典か何かが、3番違いというニアミスが最大の盛り上がりか。やはり何も当たらず。2時間位滞在したが、この拘束時間の長さと演目内容の満足度からしたら、もう、来年はいいかな、と決めた。
2012/12/02
予報通りであったが、冷たい雨は時折雪になった。家から見ていると、山から下りてくる車が白いものを積んで走っている。早くタイヤ交換をしなければ。病院に連れていった次男であるが、吐きもせず一夜を明かす。機嫌は悪い、単に腹が減っただけか。家で大人しくしてもらって、むすこむすめを連れ出す。図書館の読み聞かせの後、本を借りてホンダに行ってみる。N-ONEを見に行った。買う予定は全くないが何となく気になったので。スタンダードモデルで必要十分な装備だ。後部座席を倒せば、スキーは斜めに入りそうだ。まあ昔ライフでも入ったのだから問題なかろう。このスタイルでマニュアルギアであったら、大いに惹きつけられるのだが、どだい無理な希望だ。買うあてもないのにディーラーへやって来て、キッズコーナーでどっぷり楽しむ二人。しかもジュースまでもらってしまった。担当のNさんと立ち話。2013年にはフィットベースのSUVが発売されるとの噂。日産ジュークが競合か。しかしスズキジムニーのフルモデルチェンジも気になるね。あわすのの積雪が気になってきた。22日オープンだそうで。中国出張がないのなら、シーズン券を買ってしまおうかしら。むすこも滑らせなければならないし。11月の立山スキー。やまやろうの姿を捉えた貴重な一枚(Yたさん撮影)。
2012/12/01
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