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『去るスター、来るスター』 引き続き、先月行われたドラフト会議の結果を12球団別に見ていき、それぞれの選手の特徴を広島『新人選手紹介』程ではないものの、個人的な主観に基づく短評のようなものを書いていきたいと思います。 1巡目 「清宮幸太郎」 右投左打 一塁手 早稲田実業 言わずと知れた今年のスター選手、高校通算新記録を打ち立てた屈指のスラッガーです。長打力は勿論ですが、打撃内容も非常に高いレベルに位置付けており、打撃内容は安田の方に分がありますが、IsoPといったパワーの面では間違いなく今年の高校生NO.1スラッガーと言えるのではないでしょうか。更に日本ハムというチームカラーを考えると早い段階での一軍起用があり得そうです。 2巡目 「西村天裕」 右投右打 投手 NTT東日本 評価:D 最速154キロを計測する剛腕、本来は大学の時点で指名されているはずの選手でしたが、トミー・ジョン手術を受けてプロ入りが2年遅れた形となったそうです。スライダーやスプリットを武器とするところなどはタイプ的には阪神の一巡目指名馬場と似ている感があります。三振を奪える能力はありますが、日によって投球結果が両極端なものとなっており、圧巻の投球をしたかと思えば大量の被安打を浴びて炎上する試合なども見受けられます。 3巡目 「田中瑛斗」 右投左打 投手 柳ヶ浦 最速149キロの直球に多彩な球種を操る高校生右腕、ただ山口程ノーコンというわけではありませんが、こちらも制球に不安を残しているタイプです。ただ既に変化球はしっかりしたものを持っているとのことで、体を作って制球面を改善できれば主戦投手としての期待が持てそうです。 4巡目 「難波侑平」 右投左打 二遊間予定 創志学園 投手ですが内野手としての指名で、二遊間にコンバートする予定とのことです。触れ込みでは広角に打ち分ける3番打者とのことですが、確かに一発長打といったタイプではなく、二塁打や三塁打などを打っていくタイプで、現にコメントでは田中賢介や中島卓也といった選手の名前が挙がっています。ただ近年別のポジションから内野手へコンバートして成功した事例はほぼなく(日本ハムの中田が内野手として大成しましたが一塁手)、鈴木誠也ですら三塁や遊撃は無理だっただけに厳しいのではないかと見ています。 5巡目 「北浦竜次」 左投左打 投手 白鴎大足利 最速147キロの大型左腕でスライダーとカーブを操るとのことです。この手のタイプは制球に課題がありそうですが、この投手の場合は与四死球率がまずまずで破綻はないところは非常に魅力的です。ある程度の制球力がある球の速い左投手というのはそれだけでお買い得で、この順位で取れたのはラッキーだったのではないでしょうか。 6巡目 「鈴木遼太郎」 右投右打 投手 東北学院大 評価:D 最速150キロの直球とスライダー、チェンジアップが売りの投手です。今年に入って与四死球率が2.355と一気に良化しており、制球力を引き上げてきました。即戦力というわけではなく、伸びしろランプも点灯はしていない素材型投手ですが、まだまだ伸びそうで非常に楽しまなタイプではないでしょうか。 7巡目 「宮台康平」 左投左打 投手 東京大学 評価:D 最速150キロの直球とスライダーが武器の東大左腕、ただ制球がノーコンの領域となっている程の制球難で、しかも今年に入ってからより投球内容も大幅に悪化するなど迷走気味の状態です。話題性で獲得した感があり、千葉ロッテを戦力外となった田中の二の舞とならないかが心配です。 日本ハムのドラフトで象徴的なのは何と言っても清宮、何故だか分かりませんが目玉選手を引き当てている割合が高いのが特徴です。日本ハムのスター選手である大谷がMLB挑戦してチームを去る中で、図ったかのように新しいスターがチームに加わりました。指名した投手を見てみますと、西村がパワータイプ、田中はレベルの高い総合力タイプ、鈴木はスリークォーター気味のフォーム、北浦と宮台は左と様々なタイプを揃えました。ただ即戦力として期待できそうな投手は個人的な見立てではおらず、大谷や増井といった投手陣の柱が抜けており、若手投手にも期待できそうな投手は見当たらず、あくまでもチームを立て直す為の将来性重視の指名を展開しています。ドラフト採点:85点※驚異の再注文率”80%”[生麺 らーめん ご当地ラーメン ] 河京の喜多方ラーメン『お得用』喜多方ラーメン12食入【ギフト対応承ります】価格:2000円(税込、送料別) (2017/11/30時点)
2017.11.30
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『独自路線』 引き続き、先月行われたドラフト会議の結果を12球団別に見ていき、それぞれの選手の特徴を広島『新人選手紹介』程ではないものの、個人的な主観に基づく短評のようなものを書いていきたいと思います。 1巡目 「村上宗隆」 右投左打 捕手(三塁転向予定) 九州学院 中村が台頭する前までは広島のスカウトが「清宮、安田、村上の三人が抜けている」と評した程の逸材で、高校通算52本塁打のスラッガーです。ただこれは本人も公言していますがライナー性の打球を売りとしており、スラッガーというタイプではなく、他の選手に比べるとミート力が低いところも気になるところでしょうか。 2巡目 「大下佑馬」 右投左打 投手 三菱重工広島 評価:D 最速150キロの直球とスライダーやカーブなど五種類の球種を操る社会人右腕で、ドラフトで指名されるまで知りませんでした。ただ四死球をそれなりに出すタイプで、三振を奪うわけではなく、あくまでも打たせて取るタイプの投手ですがゴロを多く打たせるわけでもなく、もうワンランクアップが必要ではないかと思います。 3巡目 「蔵本治孝」 右投右打 投手 岡山商科大学 評価:D 最速151キロの直球とフォークやチェンジアップを操る投手とのことですが、制球に課題を残しているとのことです。 4巡目 「塩見泰隆」 右投右打 外野手 JX-ENEOS 評価:C パンチ力を秘めた右の1番打者とのことですが、ミート力がかなり低く(昨季4.00、今季4.81)、選球眼もこれまで一年目から活躍した大学社会人打者と比べると低い(昨季.500、.686)など打撃に課題を残している選手ですが、長打力は触れ込み通りパンチ力はあり、大学時代はかなり盗塁を決めることや積極的な走塁を売りにしているなど起用したくなるポテンシャルはありそうです。 5巡目 「金久保優斗」 右投左打 投手 東海大市原望洋 最速147キロの直球とスライダーを操る高校生投手です。ただ春の甲子園で14回を投げて9四死球、夏の予選でも26.1回を投げて22四死球と制球に課題を残しているタイプで、特に秋に比べてより悪化してしまっているところは気がかりです。 6巡目 「宮本丈」 右投左打 内野手 奈良学園大 評価:A 大学通算100安打、40盗塁越えを果たした俊足巧打の昔気質の遊撃手です。ミート力や選球眼などは抜群で、全国大会や国際大会でも高い数字を記録しているなど確かな打撃内容を持った選手です。ただパワー不足なところが気になりますが、京田や源田らに続く存在となりそうで、遊撃手が固定されていない上に有力な選手も不在なところも追い風ではないでしょうか。 7巡目 「松本直樹」 右投右打 捕手 西濃運輸 評価:B 社会人で頭角を現した捕手、スカウトは守備はアマでNO.1とのことです。個人的には打力に魅力がありそうで、今年の予選ではミート力が8.00、選球眼は6/2を記録して一発も放ち、都市対抗では.357を記録しています。ただサンプル数が少ないのでそこまで太鼓判は押せませんが、面白い存在となりそうです。 8巡目 「沼田拓巳」 右投右打 投手 石川MS 評価;D 石川ミリオンスターズでプレーしていた剛腕投手で、実はMLBでマイナー契約をした経緯を持つ投手で、除名処分となるなどといった騒動を起こした選手でもあります。最速155キロの直球が売りですが、独立リーグでも防御率4.26で被安打数は2年連続で投球回数を上回り、制球にも課題を残すなど即戦力ではなく、素材型投手です。 全体的に実戦で出し切れていないもののポテンシャルは秘めているといったタイプを指名してきた感が残り、こういう指名を下位の球団がするべきなのかなという疑問符が残ります。現実に低迷していた頃の広島も逆指名や自由獲得枠といった弊害があったとはいえそういったタイプの投手を指名して悉く大成せずに失敗続きに喘いでいた頃とダブります。特に近年は投手の指名が上手くいっていない印象を受け、あまり名前(私の勉強不足ですが)の聞かなかった大下、蔵本の二人を上位指名してきましたが果たして戦力になるかどうかでしょうか。一番期待したいのは6巡目ですが宮本内野手、絶対的なレギュラーが不在で、同じようなタイプの宮本氏がコーチに就任したこともあり、1番遊撃手の座を掴む期待が高まります。ドラフト採点:60点 『余談話』 ちなみに採点方式は減点方式で、中身は辛辣なので明かさないでおこうと思います。個人的な主観ですので話半分にこの記事を見ていただければ幸いです。新米!【平成29年産】新潟県産こしひかり10kg★5kg×2袋でお届けいたします♪*北海道・沖縄一部離島は別途送料650円が掛かります。 コシヒカリ/こしひかり/鬼平/新潟/お米
2017.11.29
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『今更ながら』 今オフは広島の情報が殆どなく、せいぜいジャクソンに契約延長オファーを出し、新外国時左腕投手の獲得を視野に入れているといった情報を目にしたぐらいです。ネタも尽きてきましたので、せっかくですから先月行われたドラフト会議の結果を12球団別に見ていき、それぞれの選手の特徴を広島『新人選手紹介』程ではないものの、個人的な主観に基づく短評のようなものを書いていきたいと思います。 1巡目 「安田尚憲」 右投左打 三塁手 履正社 説明不要の清宮と並ぶ高校生スラッガー、その名の通り予選では本塁打を数多く放ってIsoPも凄まじいものを誇ります(今夏.684)。三振もそこまで多いタイプではない上に四球も選べており、非常にレベルの高い打者で、国際大会でもただ一人.324を記録するなど非凡な打撃を見せており、個人的に清宮、中村、安田のBIG3の中で打撃内容ならば一番の打者なのではないかなと感じ、大成する可能性も高そうです。 2巡目 「藤岡裕太」 右投左打 三・遊・外 トヨタ自動車 評価:A 俊足強肩の遊撃手、打撃でも社会人で長打力を見せているなど強豪トヨタ自動車の1番を務めています。社会人時代の成績の掲載が少ないので、大学時代の成績を見ていきますと、最終学年秋に圧倒的な打撃内容を見せて、そのまま社会人で花開いた格好かなと感じます。都対抗や昨年の予選でもそれぞれ本塁打を打つなどパンチ力もあり、オリックス3巡目指名の福田と並んで新人王候補として期待できるのではないでしょうか。 3巡目 「山本大貴」 左投左打 投手 三菱自動車岡崎 評価:D 最速148キロの直球が売りの左腕、ただ都対抗や予選でも四球(27.2回20四死球)を数多く出すなどかなりの制球難で、かつて広島に在籍していた金丸や岩見を連想させる投手で、個人的な評価は低い選手です。しかも本拠地は非常に風も強く、そういった意味ではここまでの制球の悪さは非常に向かい風ともなりそうです。 4巡目 「菅野剛士」 右投左打 外野手 日立製作所 評価:D 広角打法でライナー性の打球を放つ打者で、日立製作所の5番を務めていたそうで、大学時代に六大学最多二塁打を記録した選手です。ただミート力にやや課題を残しており、長打もそこまであるタイプではなさそうで、足も俊足という程アマチュア時代に盗塁を決めてきたタイプでもなさそうで、三拍子まとまったタイプで特徴がない印象を持ちます。 5巡目 「渡辺啓太」 右投右打 投手 NTT東日本 評価:C 最速147キロの直球と多彩な球種を操る投手とのことです。少ないデータからですが、三振を奪えていて四球も少ないタイプで面白いそうですが、被安打が投球回数とほぼ同じとなっており、球威にやや課題を残している印象です。ただプロに入って直球の球威を増せば一気に先発として面白い存在となってくるかもしれませんが、現在広島に在籍している飯田にも同じ期待をかけたものの、現状上手くいっていませんが。 6巡目 「永野将司」 左投左打 投手 ホンダ 評価:D 最速153キロの直球を誇る剛腕左腕、ただトミー・ジョン手術を受けた影響か、今年も登板機会や投球回数が非常に少なく、まずは体作りから始めなければいけないタイプかもしれません。ただそれでもトヨタ自動車戦以外はしっかりと抑えて三振も奪えていて四球を出すこともなく、大化けの期待もなくはないかもしれません。即戦力というよりは広島の薮田のような素材型投手ではないでしょうか。 千葉ロッテの課題となっている長打力という分野では安田、三塁もしくは遊撃のレギュラー候補として藤岡を獲得できたのは非常に大きいのではないでしょうか。特に藤岡はパンチ力や俊足強肩を兼ね備えているなど非常に楽しみの持てる選手で、大学時代に指名を受けなかったのが不思議な選手です。安田は高校生の打撃内容ではありますが抜群で、国際大会でも清宮や中村よりも打つなど早く頭角を現す可能性が高く、ひょっとすると一年目の後半辺りから起用されるかもしれませんね。ただそれ以降の選手は全て社会人選手で、チームとしては即戦力が欲しいという意向が働いたのかもしれませんが、個人的には力量が少々微妙な印象を受け、2014年の中日のような失敗になり得る可能性も内容を見る限りではあるかもしれないと感じます。 「追記」ドラフト採点:75点ピザ 送料無料 初めての方へ お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト 秋限定★お試しピザ3枚セットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]価格:2818円(税込、送料無料) (2017/11/28時点)
2017.11.28
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『GB投手多し』 今回は集計が終わったので広島先発陣のbatted ballを見ていきたいと思います。早速ですが、結果を書いてみたいと思います。 「ジョンソン」144GB: 63FB:12LD:15IFFB: 4HR 「野村祐輔」266GB:138FB:33LD:34IFFB:12HR 「岡田明丈」234GB:112FB:37LD:21IFFB: 9HR 「薮田和樹」193GB: 94FB:30LD:29IFFB:10HR 「大瀬良大地」192GB:145FB:41LD:64IFFB:12HR 「中村祐太」 81GB: 95FB:17LD:24IFFB: 7HR ジョンソン、野村、岡田、薮田らはGB%が50%を越えており、GB投手であることが分かります。それに対して大瀬良はFB%が49%、中村祐太が56.3%となっており、FB投手となっています。ちなみにそれ以外で先発を務めていた九里はGBが56.8%となっており、GB投手です。新米!【平成29年産】宮城県産つや姫10kg★5kg×2袋でお届けいたします♪*北海道・沖縄一部離島は別途送料650円が掛かります。 鬼平/宮城/お米価格:4299円(税込、送料無料) (2017/11/27時点)
2017.11.27
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『床田寛樹』 引き続き来季に期待したい選手を一人一人挙げていきたいと思います。4回目となる今回は新人の床田、開幕ローテを掴んでプロ初勝利を飾るも左肘を故障して途中降板してしまい、手術を受けてノースローとなってしまいましたが、能力の高さを見せることはできていたので取り上げようと思います。ただ本日偶然にも床田の記事が掲載されており、記事の内容によりますと本来ならば復帰まで8~10カ月を要する見込みという診断を受けていたそうですが予想外に回復は早いらしく、順調に回復すれば12月中旬にもキャッチボールを再開できるところまできたとのことです。更に下半身強化に取り組み、細身だった体は現在86キロにまで達したとのことで、その成果は出ているようです。本人は少しだけ絞るそうですが、かつて活躍した左腕の体重を見る限りではそのままでも良いような気はしますが^^;。 何より良い点は高橋樹也同様に制球力が高い点、特に床田の場合は一軍やオープン戦での登板の与四死球率はそれぞれ1.56、1.93と非常に高いレベルとなっており、制球力に特長のある投手だと思います。そしてもう一つ優れているのは三振も奪える投手ではないかという点にあります。オープン戦では14回投げて11奪三振(少ない投球回数なので仮に1回2奪三振したとすれば平気で変わってきます)でしたが、一軍では17.1回を投げて16奪三振と三振を奪えています(内訳を見てみますと、中日戦では6.1回6奪三振、巨人戦は7回8奪三振、横浜戦は途中交代してしまった影響もあって4回2奪三振となっています)。球種を見ていきますと、フォークとチェンジアップを使い分けているのか定かではありませんが、空振り率は20%を越えており、データのサンプル数は少ないですがこのボールを決め球として使える目途はあるのではないかなと思います。ちなみにbatted ballはGB%が56.9%とゴロが多いタイプとなっていますが、これは相手の打者がまだ床田のボールに慣れていなかった可能性もあるので、まだGB投手と断定することはできず、現にオープン戦ではFBの割合が非常に高かったことが挙げられます。 まとめると、制球力が高い上に奪三振率も見込める可能性があり、しかも最速148キロで145キロ前後を計測できる左腕ということで、現在広島に在籍している若手左腕投手の中で一番ポテンシャルや実力を兼ね備えた投手であると言えるのではないでしょうか。大手術をしたので来季バリバリに活躍するというのは難しいかもしれませんが、将来広島の投手陣を背負う存在となってくれる可能性が高いのではないでしょうか。新人王予想の候補に挙げたものの、残念ながら故障してしまいましたが、その期待に応え得る投球内容を短い期間でしたが十分見せてくれたのではないでしょうか。ブラックフライデー限定ポイント20倍!ラーメン 送料無料&1000円ポッキリ【メール便】林泉堂の中華そば6食(生麺&スープ)価格:1000円(税込、送料無料) (2017/11/26時点)
2017.11.26
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『高橋樹也』 引き続き来季に期待したい選手を一人一人挙げていきたいと思います。三番目に取り上げるのは高橋樹也、今季は開幕二軍の先発ローテ入りを果たし、途中から一軍に昇格して初登板を果たし、プロ初先発を飾るなど順調にステップを踏んでいます。ただ個人的に今年一年間はまず基本的に二軍でしっかりと体作りなどの鍛錬を積みつつ二軍で先発登板させ、後半戦辺りに一軍に昇格させて経験を積むというプランの方が良かったように感じ、早い段階で昇格させてしまい、しかも登板があったならばまだしもしばらく登板がない状態などが続いてしまい、結果的に中途半端な感になってしまったのは残念でした。それでも一二軍併せて25試合に登板するなど経験を積むことができた一年間で、二軍での投球成績は15試合に登板して4勝をマークし、60.1回を投げて54被安打41奪三振8四死球2被本塁打、防御率は3.28を記録しています。また、フェニックスリーグにも参加して20回を投げて16被安打19奪三振4四球、防御率は0.90と好成績をマークしています。 まずこの選手の特徴は何と言っても制球力、二軍でのシーズンで与四死球率は1.19と見事な数字を記録しており、フェニックスリーグでも与四死球率は1.80を記録しており、制球難でどうにもならないといったタイプの投手ではないところは魅力の一つで、どちらかと言えばこういったタイプの投手の方が育てやすく、私自身もどちらかと言えばこういったタイプの投手の方が好みです。また、奪三振率はシーズンでは6.12と低い数字に終わりましたが、フェニックスリーグでは8.55を記録しており、噂によればフォークを投げるようになって空振りを奪う決め球を身に付けたとのことです。ちなみに一軍でのbatted ballは22GB:17FB:6LD:4IFFB:1HRとなっており、現状はGB投手でもFB投手というわけではないようです。 制球力には破綻がなく、フォークを習得して奪三振率もフェニックスリーグでは引き上げることができているなど結果だけでなく、内容にも成長の兆しがしっかりと見える投手です。公式HPのファームレポートでは「後はスピードだけが課題」と書かれていますが、一軍での球速は140キロ前半だけでなく145キロや147キロも計測しており、スピード向上の土壌はありそうなのでこのオフにしっかりと鍛えれば来季非常に楽しみな投手です。ファンの間では藤井や辻、高橋昂也らの期待を寄せる声が多いですが、個人的に順調に成長しているのはこの高橋樹也ではないかと思い、一軍戦力として最も期待できるのはこの投手ではないかと思います。かつて広島のエースだった前田健太も高卒1、2年目程はそこまで球速がでていたわけではなく、ポスト前田健太を目指して頑張って欲しいですね。ピザ 送料無料 福袋 初めての方へ お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト 9種から選べる3枚セットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]価格:2547円(税込、送料無料) (2017/11/25時点)
2017.11.25
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『不遇の名手』 前回、セ・リーグの遊撃手守備成績を記事にしましたが、今回はパ・リーグの遊撃守備成績を発表してみたいと思います。ちなみに対象となるのは500イニング以上出場した選手に限らせていただきます。1位 安達了一 オリックス 105試合 830.2回 CBRF27.66%2位 源田壮亮 埼玉西武 143試合1269.2回 CBRF25.90%3位 中島卓也 日本ハム 91試合 764.0回 CBRF24.55%4位 三木亮 千葉ロッテ 78試合 554.2回 CBRF24.47%5位 今宮健太 ソフトバンク 140試合1223.1回 CBRF24.29%6位 茂木栄五郎 東北楽天 87試合 736.0回 CBRF23.99% 以上の結果となりました。1位に輝いたのはオリックスの安達、実はこの選手は昨年も1、2位を争う数字を記録しており、UZRでも常に上位に位置するなど数字マニアの間では言わずと知れた守備に優れた選手です。CBRFでは昨年の菊池のように一人だけ飛び抜けたCBRFを記録しています。2位は新人の源田、元々俊足と守備力が売りとの触れ込みで入団しましたが、その期待通りに3位以下を引き離しての2位にランクインしました。ゴールデングラブ賞に輝いた今宮5位となっていますが、今年の遊撃手のCBRFはレベルが高くなっており、昨年ならば1位となる数字です。ただUZRでもさほど高い数字を記録しているわけではなく、守備範囲の項目でも僅かなプラスという範囲に収まっており、CBRFでも飛び抜けた数字ではありません。どうも例年UZRはさほどでもないらしく、これはイメージとは違う結果となっており、まだまだ見えないところで課題を残しているのかもしれませんね。また、最下位の茂木は一番低い数字ながら約24%を記録していて3位とさほど大きな差とはなっておらず、それでいて打撃はOPS.867と非常に高い数字を記録しているなど打撃両面で考えれば恐らく一番貢献度が高い選手なのではないでしょうか。遊撃手に本格的に挑戦したのはプロ入り後と経験もまだ浅い選手、逆に言えばまだ伸びる可能性もあると言うことでもあり、ポスト坂本の一番手候補と言えるのではないでしょうか。新米!【平成29年産】福島県産ミルキ−クイ−ン10kg*北海道・沖縄・一部離島等は別途送料650円が掛かります。5kg×2袋でお届けいたします♪価格:4699円(税込、送料無料) (2017/11/24時点)
2017.11.24
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『中村恭平』 引き続き来季に期待したい選手を一人一人挙げていきたいと思います。二番目に取り上げるのは中村恭平、この名前を挙げると意外に思われるかもしれません。というのも中村恭平といえば2010年にドラフト2巡目で指名された速球派左腕で、一時期先発ローテ入りしていたこともありましたが、課題の制球難を克服できずに来季は8年目を迎えることとなり、今年はフェニックスリーグにも胎動せず、秋季キャンプでは残留メンバーとされるなどかなり厳しい立場となっています。また、近年二軍の投手陣が劇的に若返りしており、言葉は悪いですがいわゆる若手投手に負担を掛けるのを避ける為の「使い倒し」要員となっていた今井、小野、江草らがそれぞれ戦力外通告、引退してチームを去っており、立場上は中村恭平や福井、故障から復帰の永川、引き続き佐藤らがその役割を果たすこととなりそうです(飯田やオスカルはワンポイントとして起用されることが濃厚か)。つまり、立場上は来季駄目ならば構想外となってしまう非常に危険な立場です。 それでは今季の成績を見ていきますと、先発として13試合、リリーフとして13試合の計26試合に登板しており、既に後半はリリーフとしての登板が増えています。成績は79回を投げて85被安打7被本塁打51奪三振24四球4死球、防御率は4.44とあまり冴えない成績となっています。ただその中で注目したいのは与四死球率、昨年もそうでしたが二軍では制球力に改善の兆しが見られ始めており、昨季は3.20、今季は3.19と3.00を維持しています。今回取り上げたのは実のところその1点のみで、球威面は2年連続で物足りないものとなっており、総合的に被安打率、被本塁打率を見てみると恐らく過去最低だと思います。それでもリリーフでは最速147キロで140キロ前半を出しているなど一時のスピードに比べると寂しいですが、とりあえず左で140キロ前半出る制球力もまずまずになっているということなので、そこに期待してみたいところです。 実は中村恭平は1試合毎の出来が非常に激しく、失点する時は1イニングで大崩れして大量失点してしまう傾向にあり、2009年にクローザーを務めていたものの不調だった永川を思い起こさせます。また、その1イニング大量失点もリリーフではあまりなく、先発で登板した場合が殆どだっただけに、リリーフならば何とかなるのかも?しれません。個人的には来季リリーフに専念して1イニングを全力で行かせればもしかしたら…、という淡い期待を持っています。現在飯田やオスカルといった面々が秋季キャンプで注目を集めていますが、案外中村恭平が左のリリーフとして台頭するかも?しれないという希望を持っておこうかと思います^^;。課題としては岡田が秋季キャンプで少ない球数でゴロを打たせる為に縦スライダーを習得中とのことでしたが、中村恭平も三振を取るタイプではないので同様の工夫をしていきたいところです。新米!【平成29年産】千葉県産ふさこがね玄米30kg*北海道・沖縄・一部離島等は別途送料650円が掛かります。価格:9599円(税込、送料無料) (2017/11/23時点)
2017.11.23
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『美間優規』 今回は来季に期待したい選手を一人一人挙げていきたいと思います。以前、坂倉を取り上げたので坂倉以外の選手に注目していくことになりますが、NO.1と記しましたが一人で終わってしまう可能性もありますのでご了承ください^^;。 まず最初に取り上げるのは美間、昨季はまさかの大不振に陥りましたが、今季は持ち直して打率.300、10本塁打でOPS.824を記録するなど充実したシーズンを送り、来季一軍での活躍が期待されています。ただし、IsoPは.184と持ち味の長打力は高い数字を記録している者の、ミート力は5.31、BB/Kは.333と打撃内容は芳しいと言えるものではなく、日本ハムを戦力外になった宇佐美よりもミート力が良い程度なので本来ならば特別取り上げる存在ではなかったでしょう。 しかし、今回取り上げたのは後半から明らかに打撃内容が変わった点にあります。9月に5本塁打と一気に打棒を爆発させ、私が観戦したオリックス戦でも鋭い打球を飛ばすなど一気に覚醒した感があり、現に9月のみに焦点を絞ると、ミート力は8.17、BB/Kは.500と大きく跳ね上がっています。ただこれだけだとたまたまで確変じゃないの?と思ってしまうところですが、注目したいのはフェニックスリーグでもこの打撃内容を継続できた点にあります。フェニックスリーグでは.488、1本塁打を記録するなど大爆発したのはフェニックスリーグ野手編投手編やってませんね^^;でも取り上げましたが、打撃内容も41打数4三振、3四球/4三振と9月と同じく傑出した打撃内容を見せており、更に打撃内容を引き上げているのです(ちなみにしっかりと二塁打など長打も打っています)。だからこそ今回注目の選手として取り上げてみました。 9月に入って何かコツを掴んだのか、明らかに打撃内容が飛躍的に向上した美間、現在三塁は安部と西川が争っていますが、右打ちで長打が持ち味の美間が加われば戦力にも厚みが出てきますし、二軍では二塁を守っています。二塁のレギュラーである菊池が満身創痍の状態でもあり、三塁だけではなく二塁手としての期待もかかりそうです。これまで衣笠氏を筆頭に江藤氏、新井、栗原氏、堂林らと強打の三塁手の伝統が脈々と受け継がれてきましたが、現在はその伝統を受け継ぐ選手が出てきていません。美間がその選手となるか、来季に注目したいところです。【送料無料】宮崎の味「しいたけラーメン」2食セットラーメンWalkerグランプリ2012都道府県ランキング新人賞金賞の元フレンチシェフによる新発想の豚骨ラーメン登場!【タマチャンオリジナル限定商品】価格:1000円(税込、送料無料) (2017/11/22時点)
2017.11.22
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『安部友裕』 それでは今回は広島の打者のbatted ballや打撃内容を見ていきたいと思います。2回目はプロ入り初の規定打席に到達と同時に3割を達成した安部を見ていきたいと思います。今季は三塁のレギュラーを掴み、徐々に左投手相手にもスタメン起用の機会が増え、特に首位攻防戦の阪神戦でその打棒を爆発させてドリスから逆転サヨナラ本塁打、タイムリーヒットなど大暴れを見せて優勝を大きく手繰りよせる大仕事をやってのけました。今季の打撃成績は打率.310、4本塁打49打点、OPSは.754を記録していますが、盗塁数も多く記録しており、22回中17盗塁を決めて成功率は77.3%とまずまず高い成功率を保持しています。 まずIsoPですが.090と.100を切っており、昨季の.147と比べると長打の割合は減らしてしまっており、中距離打者の範疇ではなくなりました。単純計算の長打%は昨季31%に対して今季は19.5%となっており、一発のみ減ったというわけではなさそうです。続いてミート力ですが、413打数/94三振で4.39と昨季(4.05)に比べると引き上がってはいますが、依然としてやや低いという数字となっています。また、選球眼(BB/K)は.290と昨季(.300)と比べると更に下がっており、打率3割を記録しましたが打撃内容は正直あまり良いとは言えない数字が並んでいます。 それではbatted ballですが、163GB:104FB:33LD:16IFFB:4HRとなっており、今季はGB%が増えて飛球が減少しており、GBが全体の50%以上を占める結果となっています。打球別打率はGB打率が.374、FB打率(HRなし)が.300、LD打率が.788といずれの打球も高めの打率がとなっています。その中でも異常なのがGB打率の.374、この数字は明らかに異常過ぎる程高く(内野安打/GB数は23%と内野安打以外の抜けた打球が77%は明らかに高い)、来季はさすがにこのような高い数字を残せるかと言われると、少々疑問符が付くところです。現に菊池も昨季のGB打率(.322)が高めの数字が出ていて運が良かった傾向があり、今季(.266)は同じような数字が出なかっただけに、安部にも同じ懸念が生まれそうです。しかしながら内野安打率が11%と昨季(6.8%)と同様に高くなっており、内野安打はある程度稼げる打者ではないでしょうか。BABIPは.378と昨季(.345)よりも更に高い数字となっています。 最後に打球方向別打率ですが、レフト方向へは.190で0本塁打、センター方向へは.270、0本塁打、ライト方向へは.655、4本塁打とかなり高い数字となっており、昨季と変わらずにプルヒッターの傾向が強いです。ただ今年のような打撃ならばもう少し逆方向へも打てるようになりたいところで、せめて田中のように最低でも2割には乗せて欲しいところです。通常左打者ならば当然ライト方向への打率は高くなり、流し打ちとなる分レフト方向への打率は低くなるのは当然ですが、それを差し引いてもパワーのある打者ならばともかく、安部のようなタイプはこの数字だと少し寂しいきらいがあります。 打率3割を記録して順風満帆のシーズンを送りましたが、打撃内容を見る限りでは大きく改善されたという部分はあまり見受けられず、改善箇所も多く残っているだけに、同じままだと来季は大きく打率を下げてしまう危険性がありそうです。守備面では飛躍的な向上が見られただけに、来季は打撃でも内容も向上させて確固たるものにしたいところですね。新米!【平成29年産】新潟県産こしひかり10kg★5kg×2袋でお届けいたします♪*北海道・沖縄一部離島は別途送料650円が掛かります。 コシヒカリ/こしひかり/鬼平/新潟/お米価格:4899円(税込、送料無料) (2017/11/21時点)
2017.11.21
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『文句なしのMVP』 広島の丸外野手がMVPを受賞しました(ちなみにパ・リーグは元広島のソフトバンク在籍のサファテが受賞しています)。丸は4年連続でセンターとしてフル出場を果たし、打率.309、23本塁打92打点を記録し、持ち味である選球眼を生かして出塁率は4割に迫る.398を記録し、OPSは自身キャリア2位となる.903を記録(キャリアハイは2014年)するなど見事な成績を見せました。投手ならば先発に中継ぎにとフル回転した薮田が候補となるかなと思いましたが、野手ならばショートで2年連続フルイニング出場の田中か丸かなと考えていたので個人的には文句なしの受賞となりました。今季は最多安打、ベストナイン、ゴールデングラブ賞など様々な賞を手に入れ、充実したシーズンとなったのではないでしょうか。やはり気になるのはFAの動向、何とか残留してくれることを願っています^^;。 『岡田は縦スラ、大瀬良はフォーク』 秋季キャンプに参加している先発投手の岡田と大瀬良が新球習得に取り組んでいます。岡田は縦のスライダー、大瀬良はフォークの改良を目指しており、目的は岡田が球数を少なくしてゴロを打たせる為、大瀬良は空振りを奪うことを主眼としているようです。個人的には岡田の取り組みには大賛成で、岡田は乱調癖があるので球数が嵩んでしまうと必然的にその乱調癖を発症するリスクが高くなります。ならば早いカウントからゴロで打たせて取るのは理に適っており、事実岡田はGB投手(56.7%)なのでゴロ打たせる球種を覚えればより磨きがかかることは間違いないのではないでしょうか。反対に心配なのは大瀬良、これまで何度もフォークの練習をしていますが、2014年の秋以降にフォークの練習をして既に3年が経ちましたが、未だに上手くいっておらず、正直なところフォークと相性が悪いのでは?と感じてしまうところです。ならば大学時代や一年目に使用していたチェンジアップを改良した方が良いのでは?とも思います。また、二人とも速球派投手なので=三振を奪うパワーピッチャーを思わせる投球スタイルかと思われますが、二人とも奪三振率はそれぞれ6.92、6.73と三振を奪うスタイルどころかそもそも7.00すらも切っており、三振を奪うスタイルとはかなりかけ離れています。個人的には大瀬良こそフォークよりもチェンジアップやツーシームといったボールを覚えていった方が良いような気はしますが果たして…。 『オスカル試行錯誤、塹江好投』 サイド転向中のオスカルがシート打撃に登板するも左打者に四球を与えて集中打を浴びるなどピリッとしない内容で、対照的に塹江はスライダー、カーブ、チェンジアップをしっかりと操れるようになったとのことです。塹江はオリックス戦の二軍の試合で投球を見ることができましたが、制球難とは思えない投球を見せ、フェニックスリーグでもしっかりと持続できており、何か掴んだのかもしれません。オスカルはまだ試行錯誤の最中なので何とも言えませんが、集中打よりも左打者に四球を与えたことが反省点、ワンポイントで期待される投手が左打者に四球を出すことは一番してはいけないことであり、まずは制球をしっかりとしていきたいところです。【送料無料】5種から選べる 札幌熟成.ラーメン5食セット. (味噌 みそ 塩 醤油 つけ麺 スープカレー味)生麺 詰め合わせ ご当地グルメ お取り寄せ 生ラーメン ラー麺 ポイント消化 有名店 お試し B級グルメ 札幌ラーメン 北海道【G】価格:1080円(税込、送料無料) (2017/11/20時点)
2017.11.20
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『西川躍動』 たった3か国のみで行われているUー24のアジアプロ野球チャンピオンシップですが、日本が7-0で韓国に快勝を収めて3戦全勝を果たして優勝を決めました。広島から出場していた西川は打率.636、1本塁打を記録してMVPこそ西武の外崎に譲りましたが、見事な活躍を収めました。シュアな打撃は勿論ですが、思い切り引っ張った時には二塁打や特大の一発を放つなど今季の西川の進化の一つともいえる長打の部分も決勝の韓国戦で見せるなど来季の更なる飛躍が楽しみな選手ですね。 打の西川、守の安部、後半やフェニックスリーグで何か掴みつつある美間も台頭するなど課題と言われてきた三塁は今や激戦区となりつつあり、レベルの高い争いが期待できそうです。また、西川や安部には満身創痍の菊池やフルイニング出場を続けていますが激務の遊撃を務めている田中のバックアップとしても計算できるだけに、頼もしい布陣となっていますね。課題となるのは内野守備、守備範囲の狭さがデータで出ているだけに、そこをキャンプでしっかりと解消できれば文句なしのレギュラーへと突き進めると思うだけに、レギュラー奪取へ頑張って欲しいですね。勿論安部にもレギュラー死守の為に頑張って欲しいところです。PIZZA★贅沢な豪華ピザ『金』セット 【送料無料】 【ピザ】【RCP】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】価格:2570円(税込、送料無料) (2017/11/19時点)
2017.11.19
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『広島には無縁だが』 今回はFA宣言した選手、または自由契約(いわゆるFAですが)中の有力な選手を見ていきたいと思います。今回は有力な選手として阪神の大和、巨人を自由契約となった村田、西武の野上、日本ハムの増井、NYMからFAとなった青木らを候補として挙げてみました。広島のチーム事情と照らし合わせながら見ていきたいと思います。 まず大和ですが、守備範囲は非常に広いのが特徴ですが、生憎二遊間は田中と菊池と不動のレギュラーが君臨し、更に安部や西川らが二塁や遊撃を守れ、上本もバックアップ要因として控えています。更に大和はBランクな上に年齢も田中や菊池よりも年上ですからどう考えても広島とはミスマッチかなと思います。 次に村田ですが、打撃指標を見ていきますと、IsoPは.161と中距離打者としての範疇を残しており、ミート力は6.05でBB/Kも.540とどちらも安定しています。今季は当初控え選手としての起用でしたが、レギュラーとして起用すれば昨季のような3割20本塁打といった好成績をも残すことが可能な打撃指標なだけに、何故中日やヤクルト、千葉ロッテといった打力が乏しい球団が獲得に乗り出さないのか本当に不思議でなりません。ただ三塁守備はCBRFが12%と鳥谷よりマシな数字となっており、守備固めは必須ですが打撃面での貢献は間違いない選手で、十二分に獲得の検討の余地はあるのではないでしょうか。現在所属なしの危機となっていますが、レギュラーを張れる選手なのに勿体ないとしか言いようがありません。 続いて野上ですが、batted ballはGB%が40%、FBが52.5%とFB投手ですが、奪三振率は7.06と低くめになっていて今一つ信頼感に欠けるかなという投手で、タイプ的には大瀬良に似ている投手でしょうか。ただ大瀬良と同じく決め手に欠けるタイプなので球数を要して結局長いイニングを投げられないタイプです。力量的には辛うじて3番手が務めるかなといったラインであり、できれば4番手辺りで考えたい投手です。ただリスクのないCランクなだけに、獲得もありではないでしょうか(Bなら見送りでしたが)。 次は増井ですが、batted ballはGB%が52.5%、FB%は36.4%とGB投手で且つ奪三振率も14.01と非常に高く、制球力も安定しているレベルの高い投手です。昨季は先発でも同様の傾向があり、エース不在の広島にとっては是非とも欲しい投手ですが、年齢が来季で34歳とそろそろ力も落ちてくる年齢なだけに、その辺りをどう考えるかでしょうか。ただ純粋に力量そのものを考えるならば、増井が今季のFA選手ナンバー1ではないでしょうか。 最後にFAとなった青木ですが、まず現状飽和状態の外野手なので広島とはミスマッチでしょうか。ただ気になるのはBB/Kが年々緩やかに下降してきており、逆にIsoPが若干ですが緩やかに上昇傾向にあり、三振率も年々上昇傾向にあります。現に持ち味だった出塁率は悪化してきており、正直なところ巧打が売りの青木が年々アプローチが悪くなってきているのは気になるところです。データが日本よりも遥かに進んでいるMLBならばその傾向を見逃さないでしょうから個人的にメジャー契約に乗り出す球団があるかどうか怪しいように思います。来季は日本球界復帰も現実味を帯びてきているのかなとも感じます。 広島で獲得を考えたいのは村田、野上、増井の三人でしょうか。とはいえ、FAでは獲得しない球団なので野上と増井の二人の獲得はないでしょう。野上は現在横浜が獲得に乗り出していますが、正直横浜スタジアムは一発の怖さがある球場で、FB投手の野上とは完全にミスマッチで、成瀬みたいになりはしないかが気になりますが…。増井は恐らく争奪戦になりそうで、セ・リーグに来られたらかなり厄介な存在となりそうで、何とかパ・リーグ球団に移籍して欲しいところです。村田は現時点で獲得を表明する球団がなく、是非とも獲得に乗り出して欲しいですが、果たしてどうでしょうか。ピザ 送料無料 福袋 初めての方へ お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト 9種から選べる3枚セットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]価格:2547円(税込、送料無料) (2017/11/18時点)
2017.11.18
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『広島から5名選出』 本日、ベストナインが発表され、セ・リーグからは会沢、菊池、田中、丸、鈴木の5名が選出されました。また、ゴールデングラブ賞では菊池、丸、鈴木の3名が選出されました。 まず丸と鈴木は文句なし、それぞれOPS.903、.936とセ・リーグの1、3位につけており、リーグを代表する強打者です。鈴木は本来ならば現在行われているアジアチャンピオンシップの4番を打つはずだった選手(そういえば大谷と藤浪もいませんね^^;)、来季は怪我なくフルでの活躍を期待したいところです。丸は来季順調にいけばFA権を取得予定、昨年生涯広島宣言をしてくれましたが、まあ前例があるだけに、参考程度に聞いておこうかと思います^^;。本音では当然残って欲しい選手です。田中は巨人の坂本と意見が割れるのではとも思いましたが、結果を見ると随分と大差をつけての受賞となりました。ちなみに意外にも?出塁率だけでなく、OPSでも.805を記録しており、坂本の.802を僅かに上回っており、十二分な成績ではないでしょうか。一番意見が割れそうなのは菊池、昨季よりも成績を落としてOPSも.716と上位を打つ打者としては正直物足りない成績となってしまい、本人も納得していないかもしれません。これは恐らくヤクルトの山田が「打撃不振」という悪印象が大きく影響し、阪神の上本も少々地味な感が否めないことで菊池にお鉢が回ったのかなという印象です。ただ山田は不振とはいえOPS.799と強打者の基準となる.800に肉薄しており、個人的には普通に山田が選出でも良かったような気はします(実は上本のOPSも.769を記録するなど高い)。ただ来季は順番的には活躍するシーズンのはず、まずは満身創痍の体をしっかりと休めて万全の状態で来季のシーズンに臨んで欲しいところです。捕手は会沢、捕手の中では打撃が突出していて選出されましたが、昨季の選出を考えると小林辺りを選出するのかなと思いましたが、今回は打撃を優先したのでしょうかね。それならば昨季何故圧倒的な打力を残した阪神の原口ではなく、石原だったのか疑問ですが(それに守備得点もさほどではなかったのですが)。ただ来季は坂倉が台頭の兆しを見せており、首脳陣の期待の高さも窺い知れます。かつて石原を2年目で一番手捕手に抜擢して3年目に規定打席に到達させた育成のように、坂倉を積極的に起用してくる可能性があります。巨人の坂本も強いチームのうちに我慢してスタメン出場させて育成しただけに、坂倉を大抜擢する可能性もなくはないだけに、会沢も奮起して欲しいところです。ちなみに守備度外視のOPSを基準にした場合、ベストナインは以下のようになります。かなり無理やりなポジションに見えるかもしれませんが、ご了承ください(400イニング以上守ったポジション限定となります)^^;。捕手:会沢 (OPS.729、近年捕手の打力が寂しいですね)一塁:ロペス(ベストナインと同じく。文句なしの受賞、OPS.863で7位)二塁:マギー(三塁と二塁でほぼ半々出場、OPS.897で丸に次ぐ4位)三塁:宮崎(今季の首位打者、OPS.856で6位)遊撃:田中(OPS.805で11位、盗塁王も受賞)左翼:筒香(OPS.909で2位、4月にもう少し打っていれば1位だったか)中堅:丸(OPS.903で3位、広島の頼れる3番打者)右翼:鈴木(OPS.936で1位、名実共に広島の主砲に)DH:ゲレーロ(OPS.896で5位、指名打者枠採用ならばこの選手か)銀座千疋屋<銀座ゼリーB>送料無料 あす楽[PGS-062] ポイント10倍(ギフト ジュレ ジェリー スイーツ 洋菓子 お菓子 手土産 贈り物 プレゼント お礼 贈答 内祝い 父 母 新築祝い お祝い お返し)価格:3240円(税込、送料無料) (2017/11/17時点)
2017.11.17
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『最後のあがき、サイド転向』 昨日、トライアウトが行われて元広島の中村捕手が2安打(単打、二塁打)と四球を選び、盗塁を刺すなど持ち味を出してアピールに成功しました。広島では磯村や船越、新人の坂倉、ベテランの白濱らが控えていることもあって中々出場機会も得られずにきましたが、入団当初は強肩強打の捕手との触れ込みでテストに受けて合格した経緯を持つだけに、何とかもう一度他球団で花を咲かせて欲しいところですね。逆に多田は2三振で無安打、守備では落球するなど精彩を欠くなど残念ながら中々出場機会がなかったのも頷ける結果となりました。トライアウトで目立ったのは前回記事でも取り上げた宇佐美や元ソフトバンクの大隣、元巨人の乾辺りでしょうか。大隣は二軍で先発として投げて98.2回を投げて113安打55奪三振32四死球10被本塁打を記録、球威面に不安が残り、それほどパワーのない山崎に逆方向に二塁打を浴びるなどやはり球威面での不安さは残りますが、リリーフならば140キロ前後出せることが判明、与四死球率は2.92と制球は健在なだけに、ショートリリーフとしてならばまだ可能性はあるかもしれません。乾は147キロの直球にツーシームが良かったと評されており、同じく山崎にヒットを浴びましたがそれ以外の打者を空振り三振に打ち取りました。二軍では34.2回を投げて19安打37奪三振29四死球2被本塁打という内容になっており、与四死球率が7.53とかなりのノーコンとなっています。ただ球速はあって奪三振率は9.61と魅力的な部分は残り、素材型投手といったところでしょうか。ツーシームは新球らしくこのボールで制球難を打破できるかがカギとなりそうで、獲得を検討する球団は大隣よりこちらの方があるかもしれません。 そして秋季キャンプに参加しているオスカルに続き、残留メンバーの飯田もサイドに転向することが判明し、昔大島や金丸、相澤、岩見らが青木高広の二匹目のドジョウを狙った第二次サイド転向ブームが到来しました。オスカルは一年目よりも球速がガタ落ちしてしまい、飯田も昨年見せた145キロ前後の直球とチェンジアップという投球がどこかに行ってしまいました。個人的にサイドで成功するならばまず制球力がどうなのかが一つカギとなるのではないかなと思います。そこで二軍成績を見てみますと、オスカルは38.1回39安打23奪三振17四死球3被本塁打となっており、与四死球率は3.99と悪い数字となっており、かつての金丸や岩見らのような制球難になってしまわないかが心配です。そして飯田ですが、31回27安打21奪三振7四球2被本塁打となっており、与四死球率は2.03で良好な数字となっており、こちらはサイド転向が楽しみなタイプではないでしょうか。ピザ 送料無料 クリスマス 初めての方へ お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト ピザカッター付 本格ピッツァ3枚お試しセットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]価格:2959円(税込、送料無料) (2017/11/16時点)
2017.11.16
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『松山竜平』 それでは今回は広島の打者のbatted ballや打撃内容を見ていきたいと思います。シーズン途中で田中や鈴木、丸辺りを公開し、菊池は既に終わりましたので、今回は松山から見ていきたいと思います。今季は開幕直後に故障で出遅れましたが、徐々に調子を上げていき、鈴木離脱後は4番に座り、規定打席には到達しなかったものの、打率.326、14本塁打、OPS.909を記録するなど自身キャリアハイの成績を残してチームを引っ張りました。ちなみに順調に行けば来季はFA権を取得する見込みです。 まずIsoPですが、今季は.209と自身初の2割を越えとなり、スラッガーの数字を残しました。これまでは中距離打者の範疇の数字でしたが、じわじわと数字を伸ばして今季は一気に伸びました。続いてミート力ですが7.77と非常に高く、これは元からの松山の一つの特徴で、毎年高い数字を記録しており、例年打率が高めの数字を残すことができている一つの要素ではないでしょうか。次に選球眼ですが、IsoDは.050とあまり高くはない数字を記録しており、これも松山の一つの特徴で基本的に四球を選ぶタイプではありません。ただし、BB/Kは.690と高く、これも松山の一つの特徴で四球を選ぶタイプではありませんが、イチローやかつての前田智徳氏らのタイプと同じで、アプローチには長けている選手です(このブログではこちらを選球眼と呼んでいます)。松山の打撃内容は例年と変わっておらず、IsoPだけが急上昇した結果となっています。ということは従来の打撃指標では変化が見られなかったということになり、違うところで変化が見られたのかもしれません。 それでは打球方向の打率を見ていきますと、ライト方向には打率.630、13本塁打と無類の強さを見せている者の、逆方向の打率は.180、1本塁打とさっぱりな成績となっており、これも従来の松山の一つの特徴で、意外に思われるかもしれませんが、基本的に松山はプルヒッターです。この部分でも特に大きな変化は見られず、残るはbatted ballとなります。そんな松山のbatted ballですが、今季は111GB:125FB:33LD:28IFFB:14HRとなっています。一際目立つのがFB%の急激な上昇、昨年は100GB/106FBだったのに対し、今季は111GB/167FBとなっており、GB/FBは昨季0.943だったのに対して今季0.665と大幅にFB数が増えていることが分かります。 一通り見てみたところ、FB数の急増が松山の長打力を高めた可能性が高いと思われます。これは現在MLBで流行しているフライボールレボリューションと酷似しており、実は随分前の記事でも取り上げましたが丸も同じ傾向で長打力を高めています。これまで松山は中距離打者だと思っていましたが、それは打球が上がっていなかっただけで、元来パワーは持っていたのかもしれません。MLBでも昨季までそれほど本塁打数を記録していなかった選手が目覚めたかのように一発を打ちまくり、話題となっていましたが、日本人打者でも秘めたるパワーを持った選手が眠っているのかもしれません。広島にも意外なあの選手が実は一発長打スタイルだったりするかも?しれませんね。例えば上本とか…はさすがにないですね^^;。新米!【平成29年産】福島県産ミルキ−クイ−ン10kg*北海道・沖縄・一部離島等は別途送料650円が掛かります。5kg×2袋でお届けいたします♪価格:4299円(税込、送料無料) (2017/11/15時点)
2017.11.15
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『CBRFでは如何に?』 丁度、セ・リーグの内野全選手の守備イニングの集計が終わったので、今回はセ・リーグ遊撃手の守備成績を先行公開してみたいと思います。ランキング対象選手は500イニング以上を守った選手を対象としています。このデータは後にホームページで紹介したいと思います。 『遊撃手』1位 京田陽太 中日 140試合 1214.1回 CBRF26.37%2位 坂本勇人 巨人 141試合 1242.0回 CBRF25.85%3位 田中広輔 広島 143試合 1290.2回 CBRF24.76%4位 北條史也 阪神 71試合 531.0回 CBRF24.51%5位 倉本寿彦 横浜 143試合 1286.0回 CBRF22.71%6位 大引啓次 ヤクルト 78試合 652.1回 CBRF21.23% 以上の結果となりました。新人の京田が何とトップを記録、CBRFでは昨年そこまで突出していなかった坂本が今季は25.85%と高い数字を記録して2位にランクイン、田中と倉本は昨季の数字と比べてもほぼ横ばいといったところではないでしょうか。ただ倉本は低い数字で横ばいとなり、日本シリーズでも普通の遊撃手ならば普通に追いつける打球を飛び込まなければ捕れないところや拙い守備を連発していただけに、依然として守備範囲の狭さが深刻な課題となっています。また、大引が昨季に比べて一段とCBRFを落とし、そろそろ年齢による衰えが出てくる頃合いかもしれません。ちなみにランク対象外ですが、阪神の大和は431.1回を25.98%と坂本をも上回るCBRFを記録して、二塁では144.1回と少ないですが29.05%とこちらも非常に高い数字です。現在FA宣言中ですが、二塁と遊撃に大きな課題を持っている横浜に入団すれば百人力となりそうです。横浜は大和獲得に乗り出しており、広島にとっては脅威となりそうです。新米!【平成29年産】福島県産ミルキ−クイ−ン10kg*北海道・沖縄・一部離島等は別途送料650円が掛かります。5kg×2袋でお届けいたします♪価格:4299円(税込、送料無料) (2017/11/14時点)
2017.11.14
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『まとめ』 それでは一通り見終わったので、とりあえずこの記事で全ての紹介シリーズを見られるようにしておきたいと思います。それだけでは味気ないので、放念?(対義語で出てきました^^;)材料と懸念材料の二つを書いてみたいと思います。1巡目 中村奨成 身体能力に優れた強肩強打の大型捕手、地元のスター選手を遂に一巡目指名しました。放念材料は身体能力が優れている且つ長打力や強肩など様々な特殊能力を持っている選手、プロでレギュラーになるにはやはり特筆したものを持っていたなければ難しく、レギュラーを目指すうえでは大きな強みとなりそうで、しかもその強みを三つ持っており(俊足強肩強打)、十二分にスターになれる要素を持った選手です。懸念材料は技術面や状況判断力の欠如、肝心の捕手で欲しい才能の要素の一つキャッチングに難がある点、守備面でのポカが多い点などが挙げられます(ちなみに上のリンクでは書きませんでしたが、アメリカ戦では6回途中で懲罰交代のような措置を取られており、それ以降捕手としての出場なし)。つまり身体能力には長けていますが技術面がかなり荒く、状況判断力にも不安を覗かせており、一歩間違えば大田、白崎、堂林、江越といったネタでもしばしば挙げられている「身体能力はあるのに…」な選手になってしまいかねない懸念があります。2巡目 山口翔 152キロの剛腕投手、久々となるチーム有数の眼力を持った田村スカウトが推薦した投手の一人です。荒々しい素材ですがモノになればかつての黒田投手のようなMLBをも狙える投手になれるのではないでしょうか。ただあくまでもなれればの話であり、現状は正直申し上げて大成する確率は指名された中で1、2番を争う低さかなと感じてしまうところです。ただこういったタイプは大学や社会人では勝利を求められる為、あまり登板機会に恵まれないままとなってしまいかねないので、早期プロ入りは本人にとっては案外良かったかもしれません。3巡目 ケムナ・ブラッド・誠 151キロの直球とカットボール、チェンジアップ、カーブなどを操る長身右腕、山口と同じく田村スカウトが担当した選手の一人です。コメントする人の評価が全くバラバラでどんな投手なのか想像がつかない投手なだけに、何とも言いようがありません。4巡目 永井敦士 俊足強打が売りの鈴木誠也の後輩となる外野手、鈴木誠也を見出した尾形スカウトが担当した一人です。この選手の一番の売りは個人的には俊足、中村以上のベースランニングを見せており、打撃は強打というよりもシュアな打撃が売りで、鋭いライナー性の打球を飛ばしています。懸念材料となる点はライバルが多くなりそうな点、記事上では中距離打者と書きましたが、現状の打球の弾道だと一発はあまり期待できなさそうで、このままならば俊足巧打の外野手となり、一発長打を増やすならばスイングの軌道を修正する必要があるでしょうか。そういった意味では三塁に挑戦するそうですが、それはありかもしれません(ただ外野手が内野に挑戦して成功した例が全くないのが気がかりですが)。5巡目 遠藤淳志 まだ細身ながらも綺麗なフォームから制球良く投げる142キロの右腕投手です。制球力に長けている投手で比較的育てやすく、前田健太や今村、中崎、戸田、高橋樹といった順調に育ってきている投手らの系譜に続くタイプです。懸念材料は体作りをして本当に伸びるかどうかという点、野手では上本のようにトレーニングしても本人の肉体の資質なのか、あまり筋肉が付きにくいタイプである懸念は少なからずあります。過去にこの手のタイプで伸びなかった投手としては山中や松田といった左腕投手、他球団では横浜に在籍していた秦などが挙がります。6巡目 平岡敬人 最速152キロの速球派投手で、床田の後輩に当たります。まだまだ伸びしろがあるとのことで、ここからの更なる成長に期待したいところです。懸念材料としては下り坂を辿っている点、こういうタイプの選手が活躍するケースはほぼなく、西武の大石もこのタイプで何度か復調の兆しは見せましたが、やはり苦しんでいます。大石レベルで苦しんでいるだけに、平岡が大成する確率は正直なところ低いかもしれません。ただオーソドックスなフォームで肩自体も大石と違ってそれほど酷使してきたというタイプでもなさそうなだけに、高校生と同じように体作りから始めていけばという期待を持ちたいところです。育成1巡目 岡林飛翔 最速151キロを誇り、打撃でも長打力を誇るパワーが魅力の選手です。育成にしては非常にポテンシャル溢れる選手で、本指名で指名されてもおかしくない選手だったと思います。懸念材料としては投手で行く点、芽が出なかったというわけではなく151キロを計測するなど芽が出ていたにもかかわらず、高校3年間でエースになれずに控え投手だということは本当に投手の適性があるのか疑問符が付きます。逆に打者としては高校2年秋から5番レフトを任されるようになってここまでの急成長を見せているだけに、個人的には絶対打者としての方が良いと思いますが果たして。育成2巡目 藤井黎來 145キロの直球と空振りを奪えるフォークが魅力の投手です。制球力にも破綻はない上に奪三振率が非常に高いというエース系統の投手で、非常に楽しみな一人です。懸念材料としてはあまり眼力が良いとは言えない近藤スカウトの担当した投手だという点と、これだけの投球内容を残していながら育成指名だったという点にあり、何か裏でもあるのかと勘繰りたくなりますが。それでも個人的には一番育ちやすそうで、楽しみな選手です。育成3巡目 佐々木健 これからの伸びしろに期待したい大型右腕投手です。身体能力に長けているなど全身バネと評される投手で、育成指名らしい選手だなと思います。懸念としてはプロ入りが時期尚早なのでは?という点、明らかに旬ではなさそうな印象で、本来ならば大学や社会人で経験値を積んでからというところをプロで育成するだけに、その辺りがどうなるかでしょうか。 以上が今年広島がドラフト指名した選手一覧表です。結構、辛辣なコメントが多い選手もありますが、多くの選手がプロで大成して一軍の舞台で花開くことを楽しみに待ちたいと思います。そして広島カープを引っ張る選手になってくれることを期待してやみません。早くプロでの姿を見てみたいですね^^。【ポイント10倍(〜15日9:59)】お試しに【送料込】ワッフルケーキ10個入り【送料無料】【お歳暮ギフト クリスマススイーツ 内祝い お祝い返し 出産 結婚 お菓子 ギフト】価格:1782円(税込、送料無料) (2017/11/13時点)
2017.11.13
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『中村奨成』 それでは引き続き広島がドラフトで指名した新人選手を詳細に見ていきたいと思います。最後となる第九回目は広陵高の中村捕手、触れ込みでは通算44本塁打を記録した身体能力の高い強肩強打の大型捕手で、夏の甲子園大会では6本塁打を記録するなど清原氏の記録を越えるなど話題を呼びました。更に驚きなのが広島県廿日市市出身で地元出身選手であるという点にあります。これまで広島は石橋事件と呼ばれる事件以降、地元出身の高卒選手の獲得がありませんでしたが、今回遂にその不文律が破られることとなり、そういった意味では中村の一巡目指名は今後のチームにとっては非常に大きな出来事だと言って良いでしょう。実はこの選手については暇があれば元々高校野球観戦を見ている派なので、甲子園大会のプレーやU-18などを見ていたので実は知っていました^^;(正直に言いますと、高校生のドラフト候補として挙げられた選手の試合のみビデオなどで録画して流し見するタイプです)。これまでの選手よりもより詳細に見ていきたいと思います。※ ドラフトレポート様や大学リーグのサイト、動画などから引用、参考にしています。 それでは高校3年生の打撃成績を見ていきたいと思います。最後の夏はご存知の通り打棒を爆発させて打線を牽引し、決勝で花咲徳栄に敗れたものの準優勝を果たし、国体では優勝を果たすなど充実した一年を送ったのではないでしょうか。それではまず注目したいのはやはり長打力、夏の大会では6本塁打を記録しており、不振と評された夏の予選でも2本塁打を記録、昨年の夏の予選でも2本塁打を記録するなど長打力には確かなものがあると言えそうで、個人的には清宮や安田のようなスラッガーとは言わないまでも丸のような中長距離打者になれそうで、本人の努力次第ではスラッガーへとなれるのかもしれません。打撃フォームを見ても永井とは違ってバットが上に引き上がっており、アーチを描くのも頷ける印象です。ただプロ側や野球太郎のネットスカウトら評価だと「金属打ち」や「手打ち」と言われている為、打撃フォームはまだまだ修正が必要なのではないでしょうか。素人目だと巨人の坂本に似ているような気がしますが、グリップが高く掲げ過ぎでバットも投手側に傾けすぎな感があり、手打ちと言われているように確かにあまり下半身が使えていなさそうな打撃フォームなので、低めのボールや速いボールに弱そうな気はします。その要因なのか、もう一つ気になるのは三振が多いタイプなのかなという点、甲子園では28打数で三振僅か2つでしたが、予選では17打数で3三振、u-18では25打数7三振とミート力自体はそこまで高い方ではないのかもしれません。それでもu-18大会で四球はしっかりと選べており(6四球/7三振)、将来的には荒いながらも長打力や四球を選んでいく強打者となっていくのではないでしょうか。現に白武スカウト部長のコメントでも「打撃は荒削り」と評されており、打撃については修正が必要なタイプかもしれません。 続いて足ですが、二塁到達タイムは8.00秒、一塁到達タイムは4.4秒台とのことで、永井には及びませんが俊足と言われるだけの足の速さで、プロでは盗塁をバシバシ決めるというタイプではなさそうですが隙あらば盗塁を決めることができるタイプで、意識次第では10盗塁前後決められる選手になれるのではないかと思い、間違いなく俊足の選手です。守備では肩が非常に強く、計測タイムはほぼ常に1.85前後秒で送球できているそうで、地肩もスカウトから絶賛されているだけに間違いなく魅力の一つではないでしょうか。ただ気になるのはキャッチングや実戦的な守備面、甲子園でも後逸が目立ち、U-18大会でもパスボールや投手陣がイライラしていた感がありました。実は野村克也氏もキャッチングに対して指摘しており、「投手が投げやすいような構えができていない」、「ストライクゾーンが小さく見えるような構えをしている」、「ミットを下げる」などと評しています。これらは確かに捕手ならばしっかりしておきたい良く言われる部分であり、個人的に見てもキャッチングに相当な難がありそうです。また、アメリカ戦では無理にする必要のない二塁牽制送球をして悪送球、パスボールの際に一塁送球した際に本塁をがら空きとしてしまい、二塁走者の生還を許すなどいただけない場面が多々ありました。この試合以降、どうも監督に見切られてしまったのか以降は捕手としての出場はなく、指名打者や代打としての出場になってしまうなど一気に信頼を失墜してしまいました。身体的には優れていても実践的な技術面や判断能力に欠如が見られるタイプなのかなという印象です。 一通りとりあえず見てきましたが、正直なところ捕手として一番重要な要素であるキャッチングに難があり、捕手としては正直微妙な印象があるかなというのが率直な感想です。キャッチングは練習である程度マシにはなるかもしれませんが、過去の広島の捕手を見ても瀬戸氏は「パスボール男」と呼ばれていたり、野村克也氏に捕手失格の烙印を押された秦氏も同様(MLB傘下のマイナーコーチにも一目見てパスボールが多いんじゃないか?と指摘されたぐらい)で、基本的には資質によるものが大きいように思います。捕手になって数年ならばともかく、捕手一筋で来て尚もキャッチングに難があるのならば今後良くなるかどうかは正直厳しいように感じます(苑田スカウト部長もそれを見抜いていたからこそ三塁として面白いのではないかと再三言っていたのかなと)。個人的には「捕手中村」よりも「野手中村」の方が面白いのではないかなと思います。身体能力が高い選手であることは間違いないだけに、三塁や遊撃、あるいは二塁など守備範囲の広い内野手か、センターを守るといった活躍を期待したいところですが、球団はまずは捕手としての育成を明言しています。打撃面では長打力や四球を選べる選球眼を持っているだけに、球団待望の鈴木誠也に続く右の強打者としての期待を感じさせる選手です。以前書きましたが、今年の球団のドラフト戦略は「素材重視」とのコンセプトでしたが、中村も山口同じく「まだまだ荒削りな部分は多いながらも非常に楽しみな素材型」選手ではないでしょうか。地元出身のスター選手だけに、チームを引っ張る存在へと成長を期待したいところです。新米!【平成29年産】福島県産ミルキ−クイ−ン10kg*北海道・沖縄・一部離島等は別途送料650円が掛かります。5kg×2袋でお届けいたします♪価格:4299円(税込、送料無料) (2017/11/12時点)
2017.11.12
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『佐々木健』 それでは引き続き広島がドラフトで指名した新人選手を詳細に見ていきたいと思います。第八回目は小笠高の佐々木投手、触れ込みによると189センチの長身から143キロの直球を投げる投手とのことで、育成ドラフト3巡目で指名されました。※ ドラフトレポート様や大学リーグのサイト、動画などから引用、参考にしています。 それでは高校3年生の投球成績を見ていきたいと思います。最後の夏の成績は3回戦にて敗退し、残念ながら甲子園出場はなりませんでした。こちらも目につくのは奪三振数の多さで、1回戦では15奪三振を奪い、2回戦では4.2回で6奪三振を奪うなど三振を奪うことができています。ただ16.2回を投げて16安打13失点と打ち込まれており(15奪三振の試合でも3失点)、まだまだなところを感じさせます。体も他の指名選手と比べても特にまだまだひ弱で華奢な印象を持ち、体作りに大きな時間を注ぐ必要がありそうかなと思います。投球フォームは左手の使い方に問題がありそうで、開きが早いフォームをしており、これが打ち込まれてしまう一つの要因かもしれませんね。 同じく育成ドラフトで指名された二人は本指名されてもおかしくない選手かなと感じましたが、佐々木の場合は現状だと確かに本指名するレベルにはないかなと感じ、完全に素材が魅力で獲得した選手なのかなと感じさせます。実際松本スカウトのコメントは「体ができれば」と評しており、これからじっくりと育成したいタイプでしょう。しかしながら身体能力には長けているそうで、他球団のスカウトのコメントを見ても「全身バネ」、「身体能力が高い」といった言葉が出てきており、実際50メートル走5.9秒を誇ります(ただこれだけの高身長で5.9秒なら陸上競技に転向して真剣にトレーニングを積めばオリンピックをも目指せそうで面白そうな気が^^;)。更にカットボールやフォークなどを操るなど決して何もかもが手つかずの選手というわけではなさそうです。また、野球太郎にて某方がこの投手の事を大変買っており、千賀以上の素材かもしれないと大絶賛されていました。【送料込】【お歳暮 ギフト】極プリン4個とロールケーキ華まるJrセット(北海道、沖縄別途送料500円)価格:3300円(税込、送料無料) (2017/11/11時点)
2017.11.11
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『藤井黎來』 それでは引き続き広島がドラフトで指名した新人選手を詳細に見ていきたいと思います。第七回目は大曲工の藤井投手、最速145キロの直球とフォークボールで三振の山を築く投手との触れ込みで、育成ドラフト2巡目で指名されました。ちなみに久々の東北から指名されており、秋田県からの指名は佐藤剛士以来でしょうか?※ ドラフトレポート様や大学リーグのサイト、動画などから引用、参考にしています。 それでは高校3年生の投球成績を見ていきたいと思います。まず最後の夏の戦績ですが、準決勝で敗れたものの3回戦でノーヒットノーランを達成するなどその名前を全国に轟かせることに成功したと言っても良いのではないでしょうか。ちなみに甲子園には2016年の夏に一度出場しており、広島の高橋昂也擁する花咲徳栄高校を相手に投げる経験を持っています。まず一番最初に目につくのが奪三振数の多さ、37回を投げて44奪三振と投球回数以上の奪三振数を奪っており、話によりますと決め球のフォークで空振りを奪えているそうで、2年夏の甲子園では花咲徳栄から7三振を奪い、16年秋では51回47奪三振、16年夏の予選では23.2回19奪三振とほぼ投球回数に近い三振数を奪えることができており、決め球となるフォークの威力が相当高いのかもしれません。また、更に好感が持てるのは制球力も良さそうだという点、37回を投げて9四死球で与四死球率は2.19と良好な数字となっており、過去の登板内容を見ても四死球の数は1~2個程と制球力にも問題がなさそうです。ただ時折4四死球を出してしまっている登板もあるだけに、乱調持ちなのかなという感も見受けられますが、基本的には制球力に大きな破綻はないどころか良い方だと言えそうです。 奪三振率と与四死球率共に非常に高い数字を記録しており、データを見る限りでは「この投手がよく育成2巡目で残っていたな」と思います。投球フォームも動画を見ている限りでは下半身がまだ弱いのか、上体に力が入りすぎているように見えるところが気になりますが、それ以外は特別気になるような部分もなく、下半身を強化していけば順調に育っていけそうな気はします。現時点で既に決め球も制球力といった部分がしっかりしている点は非常に魅力的で、もしかするとこの投手が一番早く出てくるのではないでしょうか。これまでの「選手紹介」シリーズの中で一番良いなと思っていたのはドラフト5巡目の遠藤でしたが、今回で藤井が一番良いなと感じました。後は遠藤もそうですが、ここからしっかりと体を鍛えてスピードアップを果たせるかどうかが焦点となりそうです。ただ球速はしっかりとしたトレーニングを積めばしっかりと伸ばしていける部分なだけに、大いに期待したいところです。それにしても来季一軍での活躍が期待されている藤井皓哉も140キロ後半の直球とフォークを武器としており、名前も投球スタイルも似ていますね^^;。【送料無料】喜多方ラーメン10食入 醤油味価格:2900円(税込、送料無料) (2017/11/10時点)
2017.11.10
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『広島は動くか?』 いよいよ、16日にマツダスタジアムにて行われるトライアウトに参加する選手たちが発表され、広島からは多田、中村両捕手らが参加することが発表されました。広島の現在の支配下登録人数は61名、ドラフト会議にて本指名した人数が6名なので全員入団すると想定すると67名、更に新外国人選手の獲得が1人か2人の獲得が予想され、枠が68、69名となることが予想されます。上限は70名ですが、枠一杯にしてしまうことは過去や他球団を見渡してもほぼなく何枠か空けておくことが多いだけに、トレードで放出するといった余程のことがない限りは獲得に動く可能性は低そうです。しかしながら育成枠で獲得する可能性もあるだけに、とりあえず一芸に秀でた選手を取り上げてみたいと思います。 個人的に育成枠で獲得するならば面白そうなのがヤクルトを戦力外となった原泉外野手と、日本ハムを戦力外となった宇佐美塁大外野手の二人です。原泉は今季二軍で109試合に出場するなどレギュラーとして出場していましたが戦力外、成績は.215、11本塁打で長打力に魅力があり、IsoPは.168を記録しています。次に宇佐美は65試合に出場して.238、10本塁打を記録してIsoPは.256とかなり高い数字を記録しており、スラッガーとして面白い存在です。また、守備は失策が多いなどかなり問題のある選手のようですが、外野だけでなく一塁や二塁、三塁といった内野経験もあるようです(ただ三塁で33失策…)。この数字よりも上回っている広島の二軍野手はおらず、特に宇佐美は広島出身で広島工業卒業とあって獲得があり得そうなのはこの選手かなと思います。 他には左投手に目が行くところですが、目ぼしい選手はいませんでした。また、かつて広島が上位指名を検討していた元中日の野村、元横浜の柿田、元楽天の片山らもいますが獲得はなさそうです。獲得の予想は育成枠ならば宇佐美が一番可能性が高そうで、他だとFA宣言してチームを去った木村も参加しており、将来のコーチ候補として育成枠で獲得する可能性もあり得るかもしれませんね。新米!【平成29年産】新潟県産こしひかり10kg★5kg×2袋でお届けいたします♪*北海道・沖縄一部離島は別途送料650円が掛かります。 コシヒカリ/こしひかり/鬼平/新潟/お米価格:4899円(税込、送料無料) (2017/11/10時点)
2017.11.10
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『岡林飛翔』 それでは引き続き広島がドラフトで指名した新人選手を詳細に見ていきたいと思います。第六回目は菰野高の岡林投手、最速151キロを計測する速球派投手ですが、チームではエースではなく控え投手の位置づけだったとのことで、基本的には5番レフトとして出場していた選手のようです。今回本指名は叶いませんでしたが、育成ドラフト1巡目で指名を受け、社会人企業から内定を貰っていましたがプロ入りを決断してくれました。※ ドラフトレポート様や大学リーグのサイト、動画などから引用、参考にしています。 それでは高校3年生の投球成績を見ていきたいと思います。残念ながら最後の夏は予選の準決勝で敗退してしまい、甲子園の出場はなりませんでした。今年の夏の大会では2試合に登板してそれぞれ1回3奪三振無失点、3回戦では4.1回を投げて5安打5奪三振2四死球1失点といった成績を残しています。入学当時は制球難に苦しんでいたらしいですが、アーム式の投球フォームを修正して徐々にその成果が出て制球が安定してきたようです。データが少ないので鵜吞みにできるかどうかは分かりませんが、とりあえず2試合での与四死球率は3.38とまあ良くも悪くもないといったところでしょうか。動画を見てみますと、投球フォームは外国人のような上体の強さが目立ち、右肩が下がっている点など故障の心配がありそうな部分もあり、こちらも課題は多く、修正が必要なタイプではないでしょうか。個人的に面白いのが打者としての魅力もある点、主に控え投手だったのでレギュラーになったのは2年秋からだったこともあり、まだ練習などが不足している部分があるはずですが、夏の大会では打率.368、4本塁打10打点と大爆発、安打7本中6本が長打で、特にレフトへ場外本塁打を放っただけでなく、逆方向にも2本の本塁打を打っているところも魅力的です(右中間とライト方向へ)。投手としても野手としてもパワーがある選手なのかなと感じます。 まずは151キロの直球が魅力的なので投手として始めるのでしょうが、個人的には打者としての方が面白いのではないかなと思います。上記の通り、本格的に野手としてレギュラーを掴んだのは2年秋からで、僅か1年の短期間でこれだけ急成長を遂げて強打者へと進化を果たしたところは単純に凄いと感じました。どちらかと言えば個人的には投手よりも打者としての魅力を感じますが、果たしてどういう選手になるのか興味深い選手の一人です。ピザ 送料無料 初めての方へ お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト 秋限定★お試しピザ3枚セットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]価格:2818円(税込、送料無料) (2017/11/9時点)
2017.11.09
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『山口翔』 それでは引き続き広島がドラフトで指名した新人選手を詳細に見ていきたいと思います。第五回目は熊本工業の山口投手、スリークォーター気味のフォームから152キロの直球とスライダー、チェンジアップが武器の速球派右腕との触れ込みです(スライダーとチェンジアップは野球太郎情報)。ちなみに152キロは今年の夏に出しており、春の148キロから4キロのアップに成功しています。既に仮契約を済ませており、今年の新人選手で一番乗りを果たしています。※ ドラフトレポート様や大学リーグのサイト、動画などから引用、参考にしています。 それでは高校3年生の投球成績を見ていきたいと思います。まず甲子園経験ですが、今年の春にセンバツ高校野球大会に出場しましたが9回11安打5失点と炎上して初戦敗退、夏は3回戦で敗退となっており、夏の甲子園ではその雄姿を見せることはできませんでした。続いて投球内容に目を移してしますと、まず最初に気になるのは「四死球の多さ」にあります。センバツ高校野球大会では9回で8四死球を出し、その後に行われた九州大会では9回5四死球、夏の予選でも1回戦は9回5四死球、2回戦は何と9回9四死球と大荒れ、そして3回戦は詳細な投球内容こそ不明ですが、7回裏二死満塁のピンチで登板するもストレートの四球(2ボールまでは先発投手)で押し出し、更に死球を出して点差を広げられるなど制球面に大きな課題を残していることが分かります。制球の悪さは昨年からずっと続いていることで、11四死球や10四死球を記録した登板もあるなど制球難という領域では片づけられない程のノーコン投手です。アマチュアのストライクゾーンはプロ野球も広く、特に高校野球は大学野球や社会人野球と比べてもかなり広く、その環境で二桁四死球を出してしまうところには大きな懸念材料を持ってしまうところです。 最後に動画でセンバツ時の投球フォームを見てみますと、上半身と下半身の連動があまり上手くいっているように見えず、阪神の藤浪のように右上に大きく抜けてしまうことが多々あります。直球は確かに球速こそ出ていますが、昨日動画で確認したケムナと比べるとスピード感がなく、球速程あまり速いと感じることがありませんでした。また、一番大きな問題は直球で投げる時の投球フォームとスライダーを投げる時の投球フォーム、チェンジアップを投げる時の投球フォームがそれぞれ違っている点、これだと相手打者には次何を投げてくるかが丸わかりとなってしまっており、これもプロに入ってから修正が必要でしょう。個人的にはチェンジアップを投げる時の投球フォームの方が素人目にはスムーズに見えます。ちなみにこの時の投球フォームはスリークォーターではなくオーバースローになっていますが、こちらの方が自然な投げ方で良いように見えますが。 今年の広島は素材重視というコンセプトを持ったドラフト戦略を展開しましたが、山口は正真正銘の「荒削りな素材型右腕」という印象を抱かせ、個人的には元ヤクルトの平本や元横浜の北方辺りの投手を連想させます。修正する箇所が非常に多い上に超ノーコンという要素を持ち、どんなに育成能力が優れているチームでもこの投手を大成させるのは至難の業かもしれません(だからソフトバンクは九州出身の目玉投手でありながらスルーしたのかなとも感じますが)。ただモノになれば凄い投手になるかもしれないだけに、正にイチかバチかの投手ではないでしょうか。メール便送料無料/全国15の有名店から選べる銘店ラーメン食べ比べ/ご当地銘店ラーメンお取り寄せお試しセット価格:1000円(税込、送料無料) (2017/11/8時点)
2017.11.08
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『ケムナ・ブラッド・誠』 それでは引き続き広島がドラフトで指名した新人選手を詳細に見ていきたいと思います。第四回目はドラフト3巡目で指名された日本文理大学のケムナ投手、192センチの長身から投げ下ろす151キロの直球が売りとの触れ込みです。如何にも素材型で荒々しいタイプなのかと思いきや、フォームは比較的綺麗なフォームをしていて特別大きな欠点はなさそうなところは好材料ではないでしょうか(少しだけ上体が浮き気味なところぐらいでしょうか)。ただ右ひじの疲労骨折をして1シーズン投げなかった経験を持ちますが、神宮大会では最速148キロ、145キロ前後を計測しているなど特別大きな問題はなさそうなのは一安心です。※ データはドラフトレポート様や大学リーグのサイトなどから引用しています。 残念ながら個人成績のデータは一切なく、分かるのは全国大会での登板1試合のみとなっており、そこの試合では2回1安打2奪三振4四球3失点という成績のみとなっています。一応日本文理大学野球部のホームページにてスコアボードは掲載されているのですが、こちらも残念ながら詳細な成績は掲載されておらず、どこら辺で投げたのかなと予測することぐらいしかできませんでした。ただ全国大会では先発やリリーフなどフル回転、秋季大会では主にリリーフとして登板しており、九州大学野球選手権大会にリリーフ登板するも9回に2失点してしまい、明治神宮野球大会への出場はなりませんでした。全くデータがないのでどんな投手なのかは評判で想像するしかありませんが、野球太郎では「制球力の高さ」と「間の取り方」などが評価されているのに対し、一方でノーコンや制球面に課題を残すなどまるで真逆の評価をされています。変化球も「カットボール(149キロ)が武器」と野球太郎や本人はコメントしています(本人はチェンジアップも武器と言っています)が、田村スカウトは「縦カーブが良い」と評するなどこちらも随分食い違いが見られ、全国大会ではほぼ直球しか投げていないのでこちらも何とも言えず、実際オープン戦や練習試合などの動画が出てこない限り分からず、個人的には全くの謎の投手としか言えません。 ただ投球フォームを見る限りではそこまで変なフォームをしているという感じでもない印象です。ただ全国大会での動画を見る限りでは高めに浮いている球や何球か逆球など目立ち、個人的には制球面に課題を残しているのかなという印象です。末端の野球経験者の素人考えですが着地が早いのでもう少し下半身に粘りが出てくればそれも解決できそうで、まずは下半身強化から始めていくことになるのではないでしょうか。変化球がどの程度の精度なのか分かりませんが、上記の変化球がプロでも使える球種なのだとすれば下半身強化さえできれば案外早く出てくるかもしれません。何やら紹介と偉そうなことを言っておきながら全く持っていつも以上にふわふわとした内容となってしまいましたが、とりあえずオープン戦や練習試合での登板を楽しみに待ちたいと思います^^;。それにしても紹介した3投手はいずれも振り下ろすフォームで比較的似ていますね。ピザ 送料無料 クリスマス お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト 今だけ!半額!『新』本格ピッツァ!プレミアム3枚セットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]価格:2386円(税込、送料無料) (2017/11/7時点)
2017.11.07
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『永井敦士』 それでは引き続き広島がドラフトで指名した新人選手を詳細に見ていきたいと思います。第三回目はドラフト4巡目で指名された二松学舎大付高の永井外野手、178センチ88キロとガッチリした体型から高校通算47本塁打を記録するなど右方向に強い打撃を放てる打撃と、5.8秒を記録する俊足強打の外野手との触れ込みです。※ ドラフトレポート様や大学リーグのサイト、動画などから引用、参考にしています。 それでは最後の夏ですが、永井は夏の甲子園大会に出場して3回戦まで進んでいます。そこで行われた明桜戦で5打数5安打の大暴れを見せており、そのうち2本は内野安打を放つなど俊足ぶりも披露しています。また、俊足も確かなものを持っており、二塁到達が7.65秒と非常に速い選手のようです。予選でも三塁打や盗塁を2つ、上記の通り内野安打を稼ぐなど足の速さは記録を見ても窺い知れます。打撃の方を見ていきますと公式戦ではそれほど一発を打っているわけではなさそうで、動画を見ても鋭いライナー性の打球が多く打球が上がってはおらず、スラッガーというよりは中距離打者ではないかなと思います。現に打撃フォームもスイングスピードは物凄く速いですが、バットが上に引き上がっておらず水平になっている点などを見ると、将来的には巧打者タイプの選手ではないかなと思います。公式戦では本塁打を多く打っているわけではなく、甲子園大会で5打数5安打を記録した試合でもどちらかと言えばシュアな打撃で、その打球が強烈とあってあくまでも強烈な打球を打つ強打者かなと思います。 タイプ的には中日の森野や元横浜の佐伯、広島OBならば浅井のような巧打を売りとしつつも二桁本塁打をも期待できる打者という選手に育つのではないかなと思います。ただまだまだ高校生なので中距離打者とは言わず、丸のような中長距離打者へと育つ可能性も十分秘めているのではないでしょうか。広島の4巡目は中々の出世枠なので永井もその波に乗ってプロで輝いて欲しいところです。ところで広島には既に長井が在籍していますが、登録名は字が違うので恐らくそのままでしょうが、アナウンスは緒方監督と尾形スカウトの現役時代のように「ながいりょうた」、「ながいあつし」でいくのでしょうか。【祝★リアルタイムランキング総合9位】【乾麺】とろ〜り鶏そば6人前セット【送料無料】長期保存可能な絶品ラーメンここにアリ♪価格:1150円(税込、送料無料) (2017/11/6時点)
2017.11.06
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『遠藤淳志』 それでは久々に広島がドラフトで指名した新人選手を詳細に見ていきたいと思います。第二回目はドラフト5巡目で指名された霞ヶ浦高校の遠藤投手、最速142キロの直球とスライダー、カーブが売りの大型右腕投手です。フォームは見た感じだとゆったりした感じから振り下ろすような投球フォームをしています。※ データはドラフトレポート様や大学リーグのサイトなどから引用しています。 それでは高校3年生の投球成績を見ていきたいと思います。最後の夏は決勝まで進出するも後一歩で土浦日大高校に敗れて涙を呑む残念な結果となりました。続いて投球内容を見ていて感じる点は「制球力に破綻がない」ところで、夏の予選では分かりうる範囲で9回3四球、決勝戦では12.1回を投げて4四球と良好な数字を記録しています。次に春の投球内容を見ていきますと、分かりうる範囲では1回無四球、9回2四球、4.2回1四球、8回2四球、5.2回1四球で与四死球率は1.905と抜群の数字を残しています。 大型右腕で下位指名という投手だったので、てっきり「制球難の荒削りな大型右腕」というイメージを持っていましたが、意外にも制球力が売りのようです。また、他球団スカウトやメジャースカウトのコメントでは「直球でも変化球でも同じようなフォーム」、「将来のメジャー候補の一人」、「楽天の岸のようになりそう」、「マウンドでも落ち着いている」、「投手としてのセンスを感じる」とのコメントが出ており、担当の尾形スカウトは「球持ちが良く、投げ方、バランスが良い、楽天岸のよう」とコメントしており、実際想像していた投手とは随分と違うタイプの投手のようで、薮田や岡田といったタイプの投手ではなく、野村や前田健太のような「制球力が高いまとまった実戦派タイプ」のようです。現に尾形スカウトだけでなく、複数のスカウトが楽天の岸を出すところなどは正にそれを実感させます。こういったタイプの投手の方が特別修正しなければいけない点も少なく、すんなりと出てきやすいと思うので体作りが終われば案外すぐに出てくるタイプの投手ではないでしょうか。現に広島を見ても前田健太や今村、中崎、今年は故障で躓きましたが戸田、そして今年多くの出場機会を得た高橋樹などが入団当初はこのタイプで、個人的にはこの投手を5巡目で指名できたのは非常に大きいかもしれません。本人は黒田博樹氏を憧れとしているようですが、タイプとして将来的には元横浜の三浦大輔氏や楽天の岸、できれば前田健太のように総合力の高い投手へとなってもらえればと思います。新米!【平成29年産】宮城県産ひとめぼれ10kg★5kg×2袋でお届けいたします♪*北海道・沖縄一部離島は別途送料650円が掛かります。 鬼平/宮城/お米価格:4299円(税込、送料無料) (2017/11/5時点)
2017.11.05
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『大拙戦の末に』 昨日、日本シリーズの決着がつき、ソフトバンクが横浜を下して日本一となりました。初戦や4戦目こそ大差がつきましたが、それ以外は1点差の接戦となるなどパッと見の展開は熱いものがありましたが、その中身はお世辞にも良い試合とは言えなかったように思います。 昨年もそうでしたが、ミス合戦でMLBで行われたリーグ優勝決定戦やワールドシリーズと比べるとかなり見劣りする寂しいものとなりました。まず敗れた横浜ですが、やはりミスが多すぎるように感じました。シリーズ全体で守備範囲の狭さを露呈した倉本や第3戦目先頭柳田の打球を捕れなかった柴田の守備(阪神戦のサヨナラ時の打球も捕れませんでした)など二遊間の守備に大きな課題を残す形となりました。そして梶谷の第2戦、第6戦の拙い本塁返球、2戦は一塁側に逸れ、6戦目はあれだけ前にいながらツーバウンド送球ちうお粗末な送球が肝心なところで二つも出ました。そして昨日の宮崎の悪送球、砂田が本塁送球せずに一塁送球など一体どれだけあるのかと思う程拙い守備が散見されました。 勝った方のソフトバンクにしても今永相手に10三振、11三振と手も足も出ず、こちらも併殺が奪えたはずのところを明石が失策、その後のコメントもかなり苦しい言い分など到底94勝したようなチームには見えず、相手のミスで助けられて何とか勝利を拾ったような王者に相応しくないような勝ち方でした。打者のレベルも正直あまり高くなく、投手のレベルはパ・リーグが数段上だと感じましたが、打者のレベルに関してはセ・リーグの方が一段上かなと感じました。柳田は完全に横浜バッテリーに封じられてしまい、打率は良かったものの内容はゴロヒットばかりで長打は完全に封じられるなど本来の力を発揮できず、今宮やデスパイネも1、2戦以降はほぼ沈黙、松田もあまり爆発せずと非常に寂しい打撃内容となりました。こちらも甲斐が第2戦の宮崎への拙い配球、二死で歩かせても単打でも良いから一発だけは避けたい場面でわざわざ内角直球を投げて最悪の結果を呼び、第6戦も外角低めのスライダーを拾われたにもかかわらず、次の打席でスライダーでカウントを獲りにいくなどこちらも酷いものでした。鉄砲肩と呼ばれている選手ですが何となく阪神の梅野と同じような匂いのする選手で、あれじゃレギュラーとしてはかなり厳しいかなというのが正直な感想です。ただこの二つの拙い配球は今季の広島にも見受けられた点、勝負しなくてよいところをわざわざ勝負して手痛い一発や長打を浴びるなど今季何回も見させられただけに、他山の石としてはいけないでしょう。また、監督の采配の拙さとコーチの判断の悪さの二つも目につき、特に工藤監督の采配の酷さはどうも噂通りのようです。5戦目などバンデンハークが明らかにアップアップの状態にもかかわらず6回も続投するなどまるで短期決戦の采配をしなかった緒方監督が采配しているような起用、三塁コーチも結果的には今宮の「神の手」とサヨナラでクローズアップされませんでしたが、どちらもタイミング的には「余裕で」がつくほどのアウト、三塁コーチの判断能力にもかなり疑問符が付く形と言えるでしょう。 以前から感じていることですが、日本のプロ野球とMLBのレベルの差が年々開いているように思えてなりません。MLBではデータを使った極端な守備シフトに加え、それに対抗するかのような「フライを打て」というフライボールレボリューション、回転数などを測定して投手を見出すなど次から次へと新しいものが続々と出ているのに対して日本は何も変わっていないどころか、二年連続でミスだらけの日本シリーズとなりました。ちなみに韓国プロ野球では中継ですがAIを取り入れて配球予測システムなどの登場や日本よりも早くビデオ判定の導入、ボールの回転数などを取り入れるなどしています。これからの日本は少子高齢化でしかも野球人口が年々減り、今年の甲子園大会は投手のレベルの低さを指摘されるなど個人的には将来お先真っ暗なのかなと感じていましたが、今年の日本シリーズがそれを暗示するかのような試合展開となってしまったことが非常に残念な次第です。ピザ 送料無料 クリスマス お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト 今だけ!半額!『新』本格ピッツァ!プレミアム3枚セットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]価格:2386円(税込、送料無料) (2017/11/5時点)
2017.11.05
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『かつての丸との共通点』 クライマックスシリーズ、日本シリーズの陰に隠れて行われていたフェニックスリーグ、ただ今年は台風の影響などもあって数多くの試合が中止となってしまい、高橋昂也が1試合も投げられないという憂き目に遭ってしまいました(当初故障かなと思いましたが、秋季キャンプでは元気投げていました)。育成の広島にとってこのフェニックスリーグは重要で、このフェニックスリーグで優秀な打撃内容を残した選手は翌年必ずブレイクするという神話のようなものが存在しているのです。かつては丸、堂林、菊池、バティスタ(メヒアの方をより推していましたが)らが活躍しており、今年それに続く選手はいるでしょうか。 まず一番に見事な打撃成績、内容を見せたのが今年で3年目となる遊撃手の桑原、二軍では遊撃手のレギュラーに座るも今一つ殻を破り切れていない選手でしたが、このフェニックスリーグでは.295、2本塁打、3盗塁といった成績を残しました。元々入団当初には長打力と俊足を兼ね備えた選手との触れ込みで入団しましたが、入団して以降長打力にあまり磨きがかかっていませんでしたが、フェニックスリーグで2本塁打を記録しました(ちなみに分かりうる範囲ではそれ以外にも三塁打を打っています)。また、何より素晴らしいのが打撃内容、ミート力は三振が僅か1個で44.00、選球眼は4四球/1三振で4.00と破格の数字となっており、それでいてしっかりと長打も放つなど明らかに打撃が急激な進化を遂げています。元々ポテンシャル自体は高そうな選手だっただけに、小さくまとまらずに今回のフェニックスリーグの打撃を貫いて欲しいところです。 次に楽しみなのが5年目の美間、昨季は打撃不振で徐々に成長していた曲線が大きく傾いてしまいましたが、今季は終盤に入ってから大きく成長し、フェニックスリーグでもその好調を維持しているようです。成績は.488、1本塁打と好成績を残し、二塁打1本、三塁打1本を打っているようです。ミート力は41打数/4三振、選球眼は3四球/4三振とこちらも良好な数字となっており、来季は対左の三塁スタメンの座が見えてくるかもしれません。 来季楽しみな選手として挙がるのはこの二人、桑原は遊撃だけでなく二塁も守れており、今季は特に菊池不在の時に苦しみ、田中も二年連続フルイニング出場ですがさすがに遊撃手で二年連続フルイニング出場はかなりの激務で相当疲れが溜まっているはず、二軍で遊撃手を務めている桑原の存在は大きなものとなりそうで、まずはそのポジションを奪取したいところです。美間は安部の対左の打撃成績が芳しくなく、来季は間違いなく候補の一人として注目されるのは確実ではないでしょうか。期待の若手二人が丁度チームのウィークポイントを埋めてくれるかもしれないという非常に美味しい結果となったのではないでしょうか。特に桑原は長打力がついてきており、足も速いので一気に楽しみな存在へと躍り出ました。【送料無料】5種から選べる 札幌熟成.ラーメン5食セット. (味噌 みそ 塩 醤油 つけ麺 スープカレー味)生麺 詰め合わせ ご当地グルメ お取り寄せ 生ラーメン ラー麺 ポイント消化 有名店 お試し B級グルメ 札幌ラーメン 北海道【G】価格:1000円(税込、送料無料) (2017/11/4時点)
2017.11.04
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『後半へ続く』 それでは引き続き上位指名で指名された気になる選手たちを紹介していきたいと思います。後半は岩見外野手、高橋礼投手らとなります。 「岩見雅紀」 この選手はスカウトの間では「和製エルドレッド」や「山崎武司二世」など言われており、その名の通りパワーが売りの外野手です。長打力を測る指標となるIsoPは.200でスラッガーと言われていますが、何と4季連続で.300越えと今日鉄な数字を叩き出しており、これだけで上位指名の価値が十分ある選手と言えるでしょう。ただプロで活躍するにはどちらかと言えばミート力や選球眼(BB/Kの方を採用)の高い選手の方が活躍しており、その面ではどうなのかを見たいところです。早速見ていきますと、レギュラーになってからの通算だとそれぞれ3.70、.535とアマチュア基準にすると低く、これだといくらIsoPが.300越えとはいえ厳しいかなと思うところでしょう。ところが最後のシーズンになってからはそれぞれ7.40、2.00と格段の進歩を見せており、最後の最後で成長を見せてのプロ入りとなり、伸びしろランプが点灯しています。選手評価:C◎(一気に花開くか) 「高橋礼」 アンダースローながらも最速141キロを計測するなど速球派アンダーハンドという新しいタイプの投手です。K/BBを見ていきますと、通算は一部成績で1.13と非常に低い数字となっています。特に制球力に大きな課題を残しており、今年の春では19回12四死球とワーストの数字です。奪三振率も通算5.46と非常に低い数字となっており、数字上は即戦力云々言える投手ではないでしょう。ただ面白いのが一部昇格以降して迎えた2015年は見慣れない球筋なのか、一年間防御率もそれぞれ2.70、2.28と好成績となっており、最初のうちは通用するのかも?しれません。その間に技術を身に付ければあるいは?と思わなくもないですが、強力投手陣のソフトバンクに入ったのでまずは下からということになるかなと思います。選手評価:D(他球団なら一軍入りもあったか?ただそれでも慣れられると厳しそう) 以上の結果となりました。何故この4人だったのかと言いますと、実は今回取り上げた選手たちは広島のスカウトが指名候補、もしくは高評価していた選手達で、実際どういった成績を残していたのか気になって調べてみました。次回からはいつものように活躍予想をしてみたいと思います。選べる九州有名店豪華とんこつラーメン福袋10食セット【送料無料1499円】博多とんこつ、熊本ラーメンなど10種類の九州厳選らーめんをご用意!〇選べる九州有名店豪華★豚骨ラーメン福袋10食セット価格:1499円(税込、送料無料) (2017/11/3時点)
2017.11.03
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『4選手一挙紹介』 それでは最後に上位指名で指名された気になる選手たちを紹介していきたいと思います。今回取り上げる選手はオリックス2、3巡目指名の鈴木康平投手、福田周平内野手、楽天2巡目指名の岩見雅紀外野手、ソフトバンク2巡目指名のアンダーハンド高橋礼投手らです。今回は鈴木康平と福田周平について見ていきたいと思います。 「鈴木康平」 この投手は広島が一巡名指名候補に挙げていた投手で、恐らくですがもう一人の鈴木博志と共に外れ一巡目で指名する可能性があったのではないでしょうか。触れ込みでは151キロの直球とスライダー、フォーク、ワンシームなどの球種を操るそうです。まずK/BBですが今年の分かり得る投球内容は僅か3試合しかないのですがK/BB3.00とまずまずですが新基準として4.50よりも下回っていますが、昨季は都対抗2試合のみの登板ですが6.00と高い数字を記録していたのですが、今年は対策された可能性が高そうです。ただ気になるのは今年に入って20.1回21安打と被安打数が投球回数とほぼ同数の数字となっており、奪三振も奪えていない登板も見受けられ、現に最近行われたかずさマジック戦では6回10安打3奪三振(3失点)と芳しくない数字となっており、ここまでの球威のなさを考えると即戦力として太鼓判を押せるかどうかは微妙なところです。少ない登板数からの判断ですが、昨季に比べて明らかに投球内容が悪くなっているところは無視できず、少し即戦力としては厳しいかなという判断で、制球力は良いので全体的にもう一回りのレベルアップが欲しいところです。選手評価:D(球威面のなさ、奪三振率の低下が気になる) 「福田周平」 実はこの選手、友人の知り合いで今年見事に指名されて本当にほっとしました。おめでとうございます。俊足巧打の遊撃手で、成績を見てみますと長打力はあまりないタイプですが、昨季の都対抗では一発を放つなど非力というわけではなさそうです。また、今年行われた国際大会でも3安打の内2本が二塁打を放つなど決してひ弱ではなさそうです。ミート力も少ない打数ですが分かりうる範囲では僅か1つしか三振を記録しておらず、アジア大会では三振0で四球を2つ選び、昨季と今季の都対抗や日本選手権大会では必ず四球を1つ選ぶなど選球眼にも長けたところがありそうです。大学時代も1三振/10四球などを記録したシーズンもあり、盗塁も6盗塁を何度も記録したシーズンもあり、非常に面白い存在ではないでしょうか。ちなみに今年の都対抗では20打数/1三振と物凄いミート力を誇り、大学時代も本格化し始めた13年秋からだと15.33と高い数字を記録し、BB/Kは2.667と高いなど打撃の根幹となる部分は間違いのない選手です。打数が少なすぎるところはありますが、十分にレギュラーを奪える存在ではないでしょうか。特に二遊間に絶対的なレギュラーが不在のオリックスに入ったのも大きく、更に足が速いというところもスタメン野手が大砲揃いで機動力不足な面のあるチームなだけに、是非ともレギュラーを掴んで欲しいところですね。選手評価:A(源田に続け) 『余談話』 本日、HOUがLADを下して世界一になりました。同じア・リーグ西地区の優勝チームとして応援していたので非常に嬉しい限りです。ただ来季こそはTEXがその座に辿り着けるように願いたいところです。それにしてもダルビッシュは相変わらず駄目な時はとことん駄目で安定感が全くなくなりました。故障して以降はこの傾向がより顕著になり、制球力も悪化して最早エース級の投手ではなくなったように思います。もう一度見つめ直す時に来ているのではないでしょうか。ピザ 送料無料 福袋 初めての方へ お取り寄せ 福岡 九州 宅配より美味い グルメ大賞2016受賞店 ギフト 9種から選べる3枚セットレビュー数ダントツ&高得点 [2セット購入以上でおまけ付き(1配送)]価格:2547円(税込、送料無料) (2017/11/2時点)
2017.11.02
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『鈴木博志』 それでは引き続き、他球団の大学社会人ドラフト1巡目指名選手を見ていきたいと思います。今回は中日が指名した鈴木博志投手、中村奨成の競合で籤を外して外れ一巡目で指名されました。触れ込みでは最速157キロの直球の快速右腕とのことで、高卒社会人なのでまだ若く将来性にも期待できるとのことですが、制球力に課題が残ると書かれています。※ データはドラフトレポート様や大学リーグのサイトなどから引用しています。 それでは早速K/BBを見ていきますと、公式戦と都対抗大会での成績でのK/BBは2.15とこれまで見た投手の中で最も低い数字となっており、ドラ1候補ながら「将来性」や「伸びしろ」といった言葉が出てきた理由も何となく頷ける数字です。ただ先発に転向したのはつい最近でそれまではリリーフでの登板が多く、慣れない先発登板での数字を省くと2.50と若干数字はマシにはなりますが、それでも低い数字となっています。それでも昨年のK/BBと比べると成長は見られるだけに(1.31、リリーフのみ1.86)、そこは希望が持てるところでしょうか。内訳を見ますと、奪三振率は7.36、与四死球率は3.51といずれもさほど高くはないですが、思った程制球力はノーコンというわけではなさそうです。ちなみにリリーフだと4.08と逆に悪化してしまう結果となり、プロとの練習試合(千葉ロッテ二軍戦)でも2暴投を記録するなどしましたが、奪三振率は10.18とこちらは大きく跳ね上がります。ただ先発の時はあまり三振を獲れていないなど基本的には直球で押し込んでいるタイプなのかなという印象で、プロで粘られた時にどうするのかが一つ焦点となってきそうです。 現状ではK/BBが低く、奪三振率も確固としたものもなく、与四死球率も悪いので即戦力としては厳しいのではないかなと思います。リリーフとしても先発時以上に制球力が悪化してしまう点などがあり、そのまま通用するかと言われると微妙な印象を受けます。ただリリーフでの奪三振率は直球に依存していると思われるとはいえ、高い数字を記録しているだけに、変化球に磨きをかければ多少制球は荒くとも押し切れる可能性も出てくるのではないでしょうか。ただ現時点ではあくまでも将来性に期待というタイプの投手で、即戦力とは言い難いかなと思います。ただ左ですが濱口の活躍などもあり、決め球となる変化球を身に付ければリリーフとしてならば面白い存在となりそうで、本人も抑えを希望していてカットボールは140キロ中盤、フォークは145キロとのことなので磨きをかければそのポジションに辿り着ける日も近いかもしれません。選手評価:C(決め球を身に付けたい)新米!【平成29年産】魚沼産こしひかり10kg★5kg×2袋でお届けいたします♪*北海道・沖縄一部離島は別途送料650円が掛かります。 コシヒカリ/こしひかり/鬼平/魚沼/お米価格:5999円(税込、送料無料) (2017/11/1時点)
2017.11.01
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