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帰ろふと泣かずに笑へ時鳥(ほととぎす) という句がみられます。今日まで残る漱石の俳句の中で最も古いものです。
聞かふとて誰も待たぬに時鳥
卯の花をめがけてきたか時鳥
「小生近頃俳門に入らんと存候。御閑暇の節は御高示を仰ぎたく候」 の手紙が、確認された中の一通です。
叩かれて昼の蚊を吐く木魚かな漱石の滑稽趣味の代表句といわれます。
衣更えて京より嫁を貰ひけり 漱石の結婚報告
蓁蓁(しんしん)たる桃の青葉や君娶る 子規
「小生出発の当時より生きて面会致す事は到底叶ひ申間敷と候」漱石は子規の死を覚悟していたようです。お互いの才能を認め合い、温かな
●○砧の音○●百人一首の歌から October 3, 2024
○●櫻ひらひら●○若山牧水の詩から April 2, 2024
***冬牡丹(ぼたん)*** January 4, 2024