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フレドリック・ブラウンの短編から小森収が編集した、ミステリーのフルコース短編集が『死の10パーセント』です。
オードブルは『5セントのお月さま』口当たりの良い1品です。


「5セントでお月さまを」ー真夏の夜のミシガン湖のほとりで、月に向けた望遠鏡をのぞかせる商売をしている小男がいました。
黒いソフト帽の男が1ドルを出し「木のあたりでも散歩してきたらいいよ」と言います。男が覗いたのは月ではなく…。
小男は好奇心から、怪しい男の見た物を知ってしまい、事件に巻き込まれることに。なかなかスリリングな展開です。オードブルらしい、重すぎず、しゃれた味わいの作品です。ラストはほっこり。
参照元:フレドリック・ブラウン 小森収・編 越前敏弥ほか・訳『死の10パーセント』
創元推理文庫
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