全52件 (52件中 1-50件目)
ビルトッテンさん記事から、No.819 略奪的貸付の金権主義2008年04月28日 去る2月、米ワシントンポスト紙に興味深い論説が掲載された。数年前、住宅ブームに沸く米国で返済能力のない人々に対して銀行が住宅を担保に行っている"略奪的貸付"(Predatory lending)によって、返済できない人々が家を取られる事態が起きることを州の司法長官らが警告した、というのである。 (中略) この略奪的貸付こそ、いま米国で起きているサブプライム問題の根源である。破綻を危惧した幾つかの州は、消費者を保護するために略奪的貸付行為に対するより厳しい法律を制定したが、これに対して2003年、ブッシュ政権は中央政府の権力を使い、州の法律よりも優先して銀行が略奪的貸付をできるようにする規定を米国通貨監査局(OCC)から成立させたのだった。州の規制によって消費者が銀行からお金を借りることができなくなるのを防ぐためという、もっともらしい理由だったが、実際はその法律が消費者保護ではなくハゲタカのような銀行のためだった。結局ブッシュ政権は一般国民を守るのではなく利益を狙う銀行と共犯を働いたにも等しい。いやそれどころか国家権力を使って州の立法府を攻撃した、というのがその記事の趣旨だった。この論説の筆者が、FBIの盗聴で買春が発覚し辞任したニューヨーク知事のスピッツアーである。 (中略) しかし私が強調したいことは、スピッツアーが米紙で述べた内容である。米国中央政府は、国民の保護のために州がとろうとした施策を邪魔して、大銀行の利益のために権力を使った。これこそ米国が金権主義であることを如実に示している現実だということだ。そして平成から始まっている日本政府の一連の「改革」も、まさに金権主義にむかっているということは、また別の機会に述べたい。 彼の失脚は3/11に、誰が石を投げるのかでFTのニュースで知った、この後、4/3のOCC 通貨監査局で、一条さんから下記コメント頂き、内情を知る、「各州の知事が一致して、詐欺的・収奪的サブプライムローンから州民を守るために法律を作ったとき、ブッシュ政権はOCCを利用してその邪魔をした。」と、前NY知事 Eliot Spitzerが、ワシントンポスト書いている。彼は、それを発表後1ヶ月もしないうちに、買春をブッシュ政権に暴露されて退陣した。(Global Research, March 31,2008 「April Fool:The Fox TO Guard The Banking Henhouse」より)トッテンさん、一条さんが紹介くださった、問題のWPの記事は、Eliot Spitzer - Predatory Lenders' Partner in Crime ... ”How the Bush Administration Stopped the States From Stepping In to Help Consumers” By Eliot Spitzer Thursday, February 14, 2008; Washington Post Several years ago, state attorneys general and others involved in consumer protection began to notice a marked increase in a range of predatory lending practices by mortgage lenders. Some were misrepresenting the terms of loans, making loans without regard to consumers' ability to repay, making loans with deceptive "teaser" rates that later ballooned astronomically, packing loans with undisclosed charges and fees, or even paying illegal kickbacks. These and other practices, we noticed, were having a devastating effect on home buyers. In addition, the widespread nature of these practices, if left unchecked, threatened our financial markets. (以下略)トッテンさんの要約通りなのだが、知事はこの記事掲載の25日後、3/10に失脚することになる、で、いまさらコメントも何もないのだが、このままでは終わらないだろうな、と言う気がますます強まっている、 Ronald WeinlandがUSAに悔い改めを迫る預言を発しているのもナルホドと思えてくる、(Second Witness、TalkSportラジオ局から)このままUSAが突っ走るなら第2、第3のラッパへと進むことになる、 既に第一のラッパは鳴っているようだし、
2008年04月30日
コメント(3)
今日のイディオムをさっきメルマガでもらった、eigoTown Idiom 4/30 差出人: M0001029@m.mini.mag2.com 送信日時: 2008年4月30日 7:42:16 イディオム: a domino effect 直訳:ドミノ効果、 1つの事件や行動がきっかけになって、さらに多くの事件や行動が次々と起こる状況を言う。(例文)"Reform in one area will set up a domino effect in other areas." ナカナカのタイミングだ、覚えておこう、役に立つかもしれない、
2008年04月30日
コメント(0)
住宅関連ネタをグラフで、(update)2月の米住宅価格は下落、20都市中17で過去最大の低下率[ニューヨーク 29日 ロイター] スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラーが29日発表したデータによると、2月の米一戸建て中古住宅価格は、主要20都市中17都市で前年比の下落が過去最大となった。 S&Pのブリッツアー指数委員長は「底入れの兆候はない」と述べた。 Case-Shiller: Home Prices Fall Sharply in February... S&P(pdf)April 29, 2008Can't .. keep .. home .. prices .. from .. fa..April 29, 2008 以下はFinancial Ninjaさんとこから、特に解説なし、想像で見てチョ、米国のリセッションがどれくらい続いて、住宅価格はどこら辺まで落ちるのか、(真ん中の日本の事例が意味深だね、)Stimulus Package: Does It Even Work? April 29, 2008http://bp0.blogger.com/_FiNhXIv5StE/SBcbxmO9IsI/AAAAAAAABZ4/ARhYTLbmqdQ/s1600-h/NIKKSPX.png http://bp2.blogger.com/_FiNhXIv5StE/SBcbqGO9IqI/AAAAAAAABZo/gVzqP08VRo8/s1600-h/Japan_Land%2520price%2520Chart.jpg http://bp3.blogger.com/_FiNhXIv5StE/SBcbVWO9IpI/AAAAAAAABZg/WhHEd30lAq8/s1600-h/housing_projection.jpg
2008年04月29日
コメント(0)
CME‐NK225売り越し数にコメントありがとうございました、下記に疑問を含め、まとめを、テーマは「CMEのHF3万売り越しは影響あるか?」で、まず、4/22時点のCME取引状況($ベース)を、簡略化して、http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmelf.htm CME-NK225には$建て、円建て、がある、(上記は$)使い分けは不明(1)?Open Interestは建玉残高だが、$建ては78133枚、(RとNRのShortの合計になっている?)円建ては54363枚、そしてゼロサムは各々で成立、と言うことで(3)?ポジションにはレポータブルとノンレポータブルがある、表のくくり方から判断すると、レポータブルは法人、ノンレポータブルは個人、かな(4)ゼロサムはレポとノンレポひっくるめてで成立、(5)又、CMEのNK225の影響はマイナーとのコメント頂いたが、影響度を見ると、4/26日経記事では大証自体は12万強の平均取引高とあり、下記の推移となる、 http://www.ose.or.jp/futures/ind_fu.html CMEの取引量自体はこれに及ばないだろうが、CME建玉残高は(円建て+$建て)で計13万強なので、使われ方によっては結構影響ありそうな雰囲気(後記に記載)(6) さてココで問題なのは、日経記事(ヘッジファンドの動向)が指摘していたCMEのHFの売り越しが、実は今なお高水準だと言うこと、売買高の5割をHFに占められると、さすがに無視できない、実際、大証3月の月間データ、を見ると、国内でも外国人と証券自己で9割近く占める、これではHFが暗躍しそうだ、3月末残高は下記の通り、このVol数を見る限り、おそらくVol数ではCMEは問題にならないだろうが、気になるのは大証もSGXも閉じた時間帯にCMEが動き出すことだ、NKもSGXも前日CME値にさや寄せするので、CMEは影のプライスリーダーではと思っている、(Volが少ない分、価格操作がしやすいのではないだろうか、)そうなると、やはり仕掛け人CMEのNonComercial(HF)の売り越しは気になる、特にHF自体の担保不足によるクローズで持分(売りポジ)処分が今後続出しないと言えなくもない、但し、今後、どのような展開になるかは環境しだい、金融機関の破綻や、国債相場の乱丁など、単に株式先物市場だけで相場が動くとは限らない、まして利下げ打ち止めという打出の小槌がまもなくなくなろうとしているのだから、何よりも、今までHFの買戻しが進んだのは、(FRBの支援で)株式市場の上昇が3/17以降、40日以上続いていることも見逃せない、ある意味、あり得ない上昇だったわけであり、この傾向が終止符を打てば、別の展開となるのは十分考えられる、
2008年04月29日
コメント(7)
30%下落はダテではない、Mishの記事(April 27, )から、C.A.R. Median Home Prices Down 29% In MarchCalifornia Association of Realtors® The above chart is from "TC" who has been monitoring C.A.R. data. DQNews data contains resale single family residences and new homes. C.A.R. data contains resale single family residences and new homes.Median price analysis has its flaws, and by tracking each county in terms of declines from peak, further bias was introduced. Nonetheless the table gives one measure of what is happening.Case-Shiller data comes out next week, and it is based on repeat sales, arguably a much better way of looking at things vs median prices. We will take another look when the data comes out.(住宅価格の中央値(少し癖はあるが)をCARから算出、ピークからほぼ30%ダウンしている、まもなくケースシラー発表もあるので注目しよう、と、)以前から20-30%の調整があると言われていた住宅価格だが、既に30%ダウンまできていそうな雰囲気、(まだ下げ止まっていない、)明日のケースシラーは注目だ、(但し上記は3月速報値、明日のシラーは2月の統計値なので注意)
2008年04月28日
コメント(0)
昨日、CME‐NK225の売り越し枚数のサイトを紹介頂いた、 COTレポートの読み方はすげーデータ数だ、以下、4月22日時点CME日経平均先物ポジション動向より、 コマーシャルズ、4月22日時点では28,823枚の買い越しノン・コマーシャルズ、4月22日時点で30,946枚の売り越し、これで見ると、中期スタンスのコマーシャル(実需)と短期スタンスのノンコマーシャル(HFなど)を合わせると、差し引き2000枚位の売り越しと見れる、これをバランスいいと見れるかは微妙なのだが、ほぼニュートラルと見ると、NK225はさほど、売り残に左右はされないと見れなくもない、(いいかな?)アトは、マクロの状況しだいか、
2008年04月28日
コメント(6)
今週の指標、決算予定(日米欧)など、28(月) 米減税前倒し実施、 シスコ、ハートフォード・ファイナンシャル、 住金5405、住金鉱山5713、松下電6752、三菱重工7011、29(祝)東京市場休場(「昭和の日」) 2月S&P・ケースシラー住宅価格指数(22:00) 米4月コンファレンスボード消費者信頼感指数(23:00) 米FOMC(~30日) カントリーワイド、USスチール 、ドイツ銀行、 30(水) 米4月ADP雇用統計(21:15) 米1-3月GDP(21:30) 米1-3月雇用コスト指数(21:30) 米4月シカゴ購買部協会景気指数(22:45) タイムワーナー、P&G、ケロッグ、スターバックス、 双日2768、コマツ6301、伊藤忠8001、丸紅8002、 住商8053、三菱商8058、三井不8801、三菱地8802、 全日空9202、東電9501、1(木) 香港市場休場 米4月自動車販売(総計1511万) 米4月ISM製造業景気指数(23:00) 米3月個人所得(21:30) コダック、エクソン、コムキャスト、GM、 JT2914、 2(金) 米4月雇用統計(21:30) シェブロン、 三井物産8031 注目はもちろんFOMCなのだが、もうひとつ、台風の目がドイツ銀行、ドイツ銀行:1-3月は5年ぶり赤字か、4月25日(ブルームバーグ):独銀最大手、ドイツ銀行が29日発表する 2008年1-3月(第1四半期)決算は、5年ぶりの赤字となる見込みだ。レバレッジド・バイアウト(LBO)向け融資債権や資産担保証券(ABS)の評価額引き下げが響くとみられる。 FOMCの結果次第では、負の相乗効果となりうる、アト、国債の行方を要注意、 先週、JGBが暴落しているが、米国債も似たような動きをしている、US 10 & 30 Year Treasury Bonds 30年債の価格が急落してきている、こちらは週明けを注意、さて、住宅販売指標も最悪を更新しつつある中、恐怖指数のVIX指数が株式の上昇を受けて低下し、まるで経済が安定して来ているかのような動きをしている、Bulltards Grow Complacent: VIX Drops以下、The Financial Ninjaさん(4/25)のコメント、 Yesterday's New Home Sales data should have DESTROYED the argument that there won't be a recession or that it will be short and shallow. I know, I know, equities didn't seem to mind. Wait for it. Looks like the Bulltards really want to tag 1400 on the S&P 500. Volatility (VIX) has fallen to COMPLACENCY levels (in this credit crisis environment).要は、このS&Pの株高とVIX指数低下が示す景気回復が正しいのか、住宅販売が示すリセッション入りが正しいのか、まもなくわかるだろうと、Ninjaさんをサポートする意味で、こちらは先週も紹介したTEDスプレッド、 TED Spread from BloombergVIX指数と並んで、不安定さを表すが、こちらは1.55と高止まりで神経質な状態が続いている、(0.5前後が標準、)さてさて、どれが正しいのだろうか、今週は住宅価格のケースシラー指数発表と合わせて、4/29に注目だな、
2008年04月27日
コメント(2)
まずこちらから、商品投資顧問(CTA)とは 2008/04/27(日) 商品投資顧問会社(CTA:Commodity Trading Advisor)とは、CFTC(米国商品先物取引委員会)の登録業者で開示書類の提出が義務づけられており、直接又は間接に運用に関しての指示を出します。彼らの運用手法は様々ですが、基本は投資対象の多様化による分散投資です。そして独自の投資プログラムを持ち、徹底したリスク管理を行い、いかにリスクを少なくリターンを上げるかを追求しています。商品ファンドの先物運用部分は彼らが運用を行っています。また、我が国では1994年に農林水産省、通商産業省の許可のもと、日本で最初のCTAが誕生し、商品ファンド資金の運用を行っています。 と確認して、ヘッジファンドの動向を見る、以下記事を2つ、日経平均先物と債券先物に見るファンド勢力の変化2008/04/25(金) 株式市況と黒岩の眼 日経平均先物と債券先物の連動性が高まっている。株式、債券の両市場でこんな声が増えてきた。両市場はそれぞれの変動要因を持つが、最近は同時に価格が大きく動く場面が目立っている。背景にあるのはヘッジファンド。 ヘッジファンドは運用戦略の違いで勝者と敗者が明確に分かれており、それが先物市場の参加者分布に変化を起こしているという。 24日の先物価格にもその動きは見て取れた。例えば、午前10時50分過ぎ。日経平均先物に100枚超の大口の買いが立て続けに入ると、ほぼ同時に債券先物に大口の売りが出た。 こうした値動きを主導しているのはグローバル・マクロやCTA(商品投資顧問)と呼ばれるヘッジファンドだ。グローバル・マクロはマクロ経済分析を基に持ち高を傾ける戦略。一方、CTAは過去の値動きなどを分析し、主に相場の流れに追随する形でプログラムに基づいて短期売買をする。ともに、株式や債券、通貨、商品など、世界中の金融商品を売買する。 昨年夏以降の信用収縮で多くのヘッジファンドは苦戦を強いられたが、マクロ系ファンドは株安・債券高のシナリオを基に機動的に動き、運用成績を高めてきた。CTAもその流れに追随して好成績を上げた。「CDO(債務担保証券)など流動性の低い商品に手を染めなかったことも、マクロ系やCTAの勝因の1つ」(ABNアムロ証券の市川達夫金融戦略部長)といわれる。 資産規模はマクロ系が20兆円程度、CTAが8~10兆円程度とみられている。運用成績向上で「ほかの戦略のファンドから資金が流れている」(米系証券)といった指摘もあり、資産はさらに膨らんだ可能性がある。加えて、CTAは取引を先物に特化して、元手の10~30倍程度に売買代金を膨らませた短期売買をする。結果として、国内外の先物市場での存在感は格段に強まっている。両者の日経平均先物や債券先物の売買シェアは5割に達するとの見方もあり、日本の相場はこうしたファンドの動きを無視して語れない状況だ。 対照的に、株式市場で苦しい運用を迫られた戦略の1つがロングショートだ。株式などの買い持ち(ロング)と売り持ち(ショート)を組み合わせた戦略で、130単位の買いに対して30単位を売るなど、買い持ち高の方が多い「ロングバイアス」を取るのが一般的だった。昨年初めまでは「株高→運用成績拡大→資金流入→さらなる株高」という好循環を生み、規模を拡大していった。信用膨張は、M&A(合併・買収)の活況など実体経済にも波及。「ファンド資本主義」「ニューキャピタリズム」という言葉も生まれた。 だが、米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題をきっかけに事態は反転する。信用収縮で資金難に陥るファンドが増え、構築していた持ち高の巻き戻しが強まった。「ロングバイアス」であるだけに、持ち高解消は株価を大きく押し下げる。昨夏以降、資源や商社など好業績株が大きく下落したのも、この切り口でほぼ説明可能だ。 足元の状況に話を戻そう。ヘッジファンドの中で存在感を高めているCTAやマクロ系ファンドは、「ロングバイアス」ではない。相場の流れやマクロ環境次第で、買いにも売りにも動く。つまり、CTAやマクロ系ファンドの好調は、株高や二次的な信用膨張にはつながりにくい。次、昨日の日経夕刊から、先物系ヘッジファンド、相場主導--買い戻しの持続力には弱さも2008/04/26, 日本経済新聞 夕刊 日経平均株価は三月十七日の年初来安値を底に、このところ上昇相場が続いている。現物株の低調な売買が続くなか、相場を主導しているのは先物。陰の主役として市場関係者が指摘するのが、「先物系ヘッジファンド」の買い戻しだ。 先物系ヘッジファンドは通称CTA(商品投資顧問)と呼ばれる。短期の相場トレンドを読んで株式、商品、債券、通貨の先物に特化した売買を手掛ける。昨夏以降は株とドルを売り、債券と商品を買うポジションを積み上げてきた。 株とドルの下落や、原油など商品価格の上昇で運用は好調。英大手ヘッジファンド、マン・インベストメンツが運用する世界最大級のCTAファンドは、二〇〇八年三月までの一年間に三五%の収益を上げた。年金基金などの資金が流入しているとされる。 CTAの売買は、シカゴ・マーカンタイル取引所の日経平均先物の売買から一端をうかがえる。投機筋の建玉の売越枚数は〇七年七月は九百五十枚だったが、日経平均が年初来安値を付けた〇八年三月半ばに三万枚を突破。〇四年以降では最大の売り越しとなった。四月十五日時点では三万枚をわずかに割り込んだ水準だが、最新の統計では買い戻しで一段と減少している可能性がある。 現物株の売買が薄くなり、相場が先物に振られる傾向が強まっている。東京証券取引所第一部の売買代金は、年初から四月二十五日までの平均で二兆四千五百億円と昨年前半に比べ一五%減少した。一方、大証に上場する日経平均先物の売買高は十二万三千枚と同二五%増えた。米国の金融不安の後退などで大証でも先物の買い戻しが加速し、現物相場を押し上げた。 もっとも、買い戻しはいずれは一巡するため持続力は弱い。「実需の買いが盛り上がらない限り相場は支えを失い、再び下げに転じる可能性が高い」(三菱UFJ証券の藤戸則弘投資情報部長)との指摘もある。(証券部 松本清一郎) ざっくりだが、黒岩さん記事では、HFにはマクロ系(ファンダ分析)とCTA系(システム)がある、投資規模は各々20兆円、10兆円、これの10-30倍で短期トレードが最近の主流、最近のNK225先物のHFシェアは5割、昨夏来の株式暴落の要因が実はHFの株式ロング戦略の失敗による、そして現在、HFはロングバイアスをやめ、短期トレードに徹している、よって、長期トレンドは形成されにくい状況となっている、さらに日経記事では、CTAは昨夏以降、株/ドルを売り、債券/商品を買う戦略、有名CTAのマンは2008/3までにこの戦略で年間35%の収益、シカゴNK225の売りこし枚数は2007/7で950枚だったが、2008/3中で30000枚以上、現在は結構買い戻された模様、この買い戻しはいずれ一巡する、と言うところで、現在の上昇相場はHFのNK225先物売りの買戻し相場であることがわかる、 少し下げながら大きく上昇していったわけだ、シェア5割の短期トレード主体だから、インパクトはでかい、(新日鉄の金曜の上げなどに惑わされてはいかんのよ、)アトはこの買戻しが一巡するタイミングの問題だけだ、USAの経済事情よりこっちのほうが影響大きそう、誰か、最新のCMEのNK先物売りこし枚数知ってたら教えてください、
2008年04月27日
コメント(2)
案の定、昨日のウォークレッスン、ばっちりだった、先生をして、「そう、それよ、それでいいのよ、」と言わしめた昨日のウォーク、個人的には、根幹バランスウォークとでも呼ぼうか、但し、一切説明はしなかった、”説得しないこと”がしっかり頭にあったんでね、でさっき、先生には、ウォークの改善の背景を紹介がてらにメールを送る、以下に、「ポジティブ・スイッチの英語訳はスゴイですね、今後の展開が楽しみです、さて、昨日のレッスンは個人的にチョッと期待していました、 実は今月、チョッとしたきっかけで、根幹バランス療法を受けました、整体やマッサージとは異なり、深層筋肉(骨の周囲の筋肉)をほぐすものですが、効果はてき面で、一回目にいきなり私の手が前屈で床についてしまったのにはチョッとショックでした、(一年間ジムに通ってストレッチをして手がつかなかったのが、わずか一時間の施療で手がついたので、)以降、苦楽園の本店に行き、全身をほぐしてもらっています、(もう3回目です、)オーナーいわく、普通のストレッチ、マッサージでは骨回りの深層筋肉はほぐせないとか、又、筋トレは筋肉を硬化させ、逆効果になることが間々あるとのこと、これはあのイチローの柔軟さを開発した考え方と一緒だそうで、初動負荷理論(鳥取のワールドウィング)が基となっています、普通は特殊な器械を使うのですが、これを手技に転換して適用させたのが根幹バランス療法、一で構え、二で押す、そして三で(筋肉の奥に)入っていく、この三の段階が根幹バランス療法を根幹バランス療法たらしめている基でしょうか、(神業の世界です)ただ、この療法、みなが出来るわけでなく、トレーナー(施療師)の養成は弟子つくりの域になり、それゆえ、フランチャイズ式の展開は不可とのこと、マッ、理屈はさておき、この考え方、ウォークにも大切かとーー、(苦楽園のオーナーはすべての活動の基本です、と言い切っていましたが)おかげで昨日頂いたコメント「足は外向きに、」も体が反応できました、結果、横ぶれも解消です、今までも同じコメントをもらっていましたが股関節が固まっていて、内向きが治りませんでした、(それと、腰、背中、肩回りの深層筋肉をほぐしてもらい、猫背が解消しつつあります、ワオッーの世界です、)ここ3年間、ウォークに来られる方の栄枯盛衰を見てきたわけですが、残られる方、インストラクターになるような方は得てして柔軟性がある方が多いように見受けられます、柔軟性のない方にも、ウォークの醍醐味を知っていただく一助になれば幸いです、」柔軟性が日常の生活に及ぼす影響は計り知れない、体が柔らかくなるのもうれしいが、発想も柔らかくなるのを感じている、一押し、二押しの根幹バランス、初動負荷理論である、
2008年04月27日
コメント(3)
国債先物の下落が止まらない、ロイターから、国債急落で初の一時取引停止、「VaRショック」再来...2008年 04月 25日 17:19 抜粋で[東京 25日 ロイター] 日米欧の中央銀行による協調利下げ観測が消え去るなか、国債相場の下落に歯止めがかからない不安定な状況が続いている。 http://kabu.himawari-group.co.jp/price/chartView.do?chartType=2&brandCode=10003 国債先物日足 04/25 15:00 不測の事態に陥る前にリスク量を減らす管理手法「バリュー・アット・リスク(VaR)」に抵触した保有債券の売却が相次いだためとみられ、国債先物を上場している東京証券取引所は25日、一時取引を中断する措置に初めて踏み切った。中短期債利回りの急騰につられ、長期金利の代表的な指標となる10年利付国債利回りは07年11月以来となる1.620%まで売られる場面があった。http://www.dreamvisor.com/paratto_chart.cgi?bcode=0551&t=D3M&mkt=I1&ind=&startidx=0 長期金利 04/25 1.615 (+7.74%) 米連邦準備理事会(FRB)が29-30日に開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めた後の「利下げ打ち止め」の可能性が高まっているうえ、一部で観測されていた欧州中央銀行(ECB)による利下げの可能性が低下。将来の政策金利を見通すオーバーナイト・インデックス・スワップ金利は、利下げ確率の織り込みから一転、日銀の利上げ確率を織り込んでいる。(中略)日興シティグループ証券・チーフ債券ストラテジストの佐野一彦氏は「米金融危機の後退やインフレ懸念、日銀利下げ観測の修正を背景にした調整相場の過程で、セリングクライマックスの様相だ」と漏らす。(以下略)米銀が今もっとも嫌うこと、それは調達金利の上昇だろう、 そしてFRBが今まで継続してきた利下げがイヨイヨ終末を迎えそうだ、月末のFOMCをにらみ、その先読みを始めた銘柄のひとつがJGB、US国債金利も現在上昇傾向を示している、米10年国債 (3ヶ月)FF金利はこれまで、打ち止めの観測は何回かあったが、景気回復の大合唱で2.25%まで下げられてきた、しかしドーモあまり景気回復に寄与しない、それどころか商品先物価格、住宅金利がUpするに及んで、みなの懐疑心はピークに、 そして例の低金利はもういいよ、バーナンキ君の記事などで実態がばれた感がある、そう、短期取引の資金になっていただけなんじゃねーのと、本来、利下げの終了は景気の回復に目処が立ったことを示唆するのだが、今回は異なる、これ以上利下げすると経済がおかしくなるのでやめるのだ、ネガティブな打ち止めとなる、(FRBはそんなことは言わずにインフレのせいにするだろうけど、) よって今回のFOMCは本当のクライマックス(米銀のキャッシュ不足拍車による信用収縮)に近づく一歩となるのではないか、過ぎ越しの祭りも今週で終わる、
2008年04月25日
コメント(13)
米国新築販売のトレンドを、記事とグラフで、3月米新築住宅販売:8.5%減の52.6万戸、91年10月以来の低水準 2008/04/25 00:35 米商務省が24日に発表した3月の米新築一戸建て住宅販売(季節調整済み、年率)は前月比8.5%減少の52万6000 戸と、1991年10月以来の低水準となった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想平均(58万戸)も下回った。2月は57万5000戸と、速報値の59万戸から下方修正された。 新築住宅の中間価格は22万7600ドルと、前年同月の26万2600ドルから 13.3%下落。1970年7月以来の大幅な下落率となった。 JPモルガン・チェースのエコノミスト、マイケル・フェロリ氏は「今回の統計は住宅市場が安定しつつあるとの期待を吹き飛ばした。経済成長にはマイナス要因で、下半期まで続くだろう」と述べた。 住宅在庫は46万8000戸(季節調整ベース)と、2005年7月以来の低水準となった。ただ、需要も弱まっているため、販売に対する在庫比率は11カ月分と1981年9月以来で最高だった。販売件数は前年同月比では37%減。 地域別の新築販売件数は北東部(19%減)を筆頭に全4地域で減少した。 以下CR4さんMarch New Home Salesから、(クリック拡大可)This graph shows New Home Sales vs. recessions for the last 45 years. New Home sales were falling prior to every recession, with the exception of the business investment led recession of 2001.(過去45年データ、エンロン不況の2001年を除き、リセッション前に新築販売数は落ち込んでいるのが見える、)The second graph shows monthly new home sales (NSA - Not Seasonally Adjusted). Notice the Red columns for 2008. This is the lowest sales for March since the recession of '91. As the graph indicates, the spring selling season has never really started. (過去5年の各月の新築販売のトレンド、今年3月は91年以降最低販売数、春の販売セールモードがいまだに始まっていない、)"Months of supply" is at 11 months; the highest level since 1981. Note that this doesn't include cancellations, but that was true for the earlier periods too. The all time high for Months of Supply was 11.6 months in April 1980.(新築販売在庫は1981年以降最大の11ヶ月分、これまでのレコードは80年4月の11.6ヶ月分、)と言ったような、住宅販売事情に関係なくNYは今夜も爆上げ、FRBのレポは今夜295億ドルでまさに終末モードだ、彼らに残された道は株価上昇のみ、下げた時がTHE ENDなのだ、(追記)WSJ、The Brighter Side of Housing(4/24付)では、全米のハウジング状況一覧を景気動向とあわせ紹介している、Month’s Supply(在庫月数、標準は4~5月と言われてる)に着目、(クリック拡大)
2008年04月24日
コメント(16)
前回、CDS、62兆ドルへでCDSの急成長を紹介した、しかしCDSも大切だが、もう一度、原点に戻ろう、CDS市場を煽る背景は何か、何が本当のリスクなのか、The Moral Hazard Clubより、In the table below, you can see that banks and brokers have been forced to write down over $231 billion since last summer. (下記は昨夏からの貸倒れのサマリーで、計2310億ドル、ただしココにはRBSの12bilが未計上なのでアシカラズ,)Further, banks and brokers are told to value their levered balance sheet in three distinct types: (そしてさらに、まだ次の不良資産が控えている、)Level I: Mark to Market - readily observable market prices.Level II: Assets that aren't actively traded, but have quoted market prices for similar instruments - otherwise known as ‘mark to model’.Level III: Assets that have model derived valuations in which one or more significant inputs or significant value drivers are unobservable-otherwise known as ‘mark to myth' or ‘mark to management's best guess,' ‘mark to a hope & a prayer,' etc...(レベル1:売買可、 レベル2:売買できるかも、 レベル3:神話的、または希望と祈りの資産と呼ばれる、)When you add up all the Level II assets by just the eight largest holders in the U.S: JP Morgan (JPM), Citibank (C), Bank of America (BAC), Merrill Lynch (MER), Goldman Sachs (GS), Bear, Morgan Stanley (MS) and Lehman Brothers (LEH), it comes to a staggering $5 trillion - nearly half the size of the economy. Level III assets are nearly $600 billion.(主要8行のレベル2合計は5兆ドル、レベル3合計は0.6兆ドルだ)Is the Fed big enough to bail out all these assets? My best guess is probably not, and more firms will fail. If the loans and economy both don't start performing, these failures will happen more quickly, which is why my firm continues to avoid credit risk. It's not hard to envision an acceleration of this process if the market starts to believe the special loan facilities and other funding processes artificially created to deal with this mess cease to work.(FRBがこれを救済するのは不可だろう、現在抱えているローンや債券の価値が低下していることがさらに拍車をかける、そしてその価値の低下は急激な破綻リスクをもたらす、銀行がそしてFRBが各種TAFやTSLFなどの手段でこれを食い止めようとする理由がここにある、一触即発なのだ、しかしこのような延命手段ではリスクの低下は図れそうもない、)(中略)The Fed is slowly becoming the dumping ground for dealers and banks - members of the ‘Moral Hazard Club.' It's is running out of capital, and quickly.(FRBのバランスシートを見ればわかるが、急ピッチでFRBの資産が崩されており、もはやFRBはモラルハザードクラブ会員である金融機関の廃棄物集積場と化している、)The problem assets (at least the ones we know about) are way too large for the Fed to completely absorb. It's waiting and hoping the economy and credit markets stabilize before it runs out of ammunition.(金融機関の不良資産はFRBが立ち向かえる相手ではない、不良資産達(レベル2&3)は期待を持って待っている、自分達が(世界中を破壊する)弾頭となる前に経済/信用市場(のモラル)が回復してくれることを、)*この記事を見て、ウェインランド氏が言っていた”核攻撃”って、ひょっとしてこの不良資産のことかしら、なんて思ってしまったよ、
2008年04月24日
コメント(2)
先週、紹介したTalkSportラジオ局のインタビュー、当のウェインランド氏は、先週、イスラエルで、2人目の終末の預言者を紹介した、SECOND WITNESS April 18, 2008Having said that, more will be said in the months to come, but now is the time to publicly reveal the name of the second end-time witness. It is my wife Laura. We are a family through whom God will be working to bring an end to this age and setting the stage (and much more) for the age to follow.それは彼の奥様、ローラさんだった、さて、マーケットの話題だったワーニングの4/17だが、同じく、この日、第7の封印が解かれ、第一のラッパは鳴ったのだろうか、彼の解説によれば、このラッパ、聞こえる人には聞こえるとか、 そして、目に見える形では、自然災害、テロなどが始まるとーー、それは次第に増大していき、(4/17から)45日後から90日後の間に第二のラッパが鳴り、港湾都市(USA、Canada)が攻撃を受けると、で、4/17近辺の状況はこうだった、Earthquake hits Illinois Today Apr 18, 2008 The U.S. state of Illinois was rocked by a 5.2-magnitude earthquake early Friday morning, and there have been no reports of major casualties or significant damages.The epicenter of the earthquake that took place around 4:37 a.m. (0937 GMT) was about three miles (4.83 kilometers) below ground, six miles (9.6 kilometers) northwest of Mount Carmel, Illinois, and 38 miles (60.8 kilometers) north-northwest of Evansville, Indiana, according to the U.S. Geological Survey (USGS).The quake occurred in the Illinois basin-Ozark dome region covering parts of Indiana, Kentucky, Illinois, Missouri, and Arkansas, stretching from Indianapolis and St. Louis to Memphis, the USGS said.According to the USGS, the largest earthquake that happened in the region in 1968 was a magnitude 5.4.シカゴの南側、イリノイ州で、4/18、4:37AM、M5.2の地震発生、普段は地震がないところで、前回は1968年のM5.4だとか、シカゴトリビューンの記事も下記に貼っておく、http://www.chicagotribune.com/news/local/chi-earthquake-web-apr19,0,7240235.storyA massive rock formation 7 miles below West Salem, Ill., moved just an inch or so at 4:36 a.m. Friday, but that was enough to cause the 5.2 magnitude earthquake that broke windows and cracked walls near the epicenter, shook Chicagoans in their beds and sent shock waves that people felt as far away as Kansas and West Virginia.Neither the main quake nor the half-dozen aftershocks caused any major injuries or property damage. But the rattling was the worst to hit Illinois since 1968, when a 5.3 quake caused more damage to buildings but no injuries.次、 ニューヨーク5番街でタクシー炎上、鎮火<4/18 5:50> 日テレNEWS24 アメリカ・ニューヨークの5番街で、日本時間18日朝、タクシーが爆発・炎上し、その後、鎮火したが、今も現場は騒然としている。 タクシーが燃えたのは、日本テレビのニューヨーク支局の向かいの5番街。突然、タクシーから煙が上がり、爆発音とともに燃え始めた。ここは観光客も多く、現場は今も騒然となっている。 目の前にあるセントパトリック教会は、アメリカを訪問しているローマ法王が19日に訪れる予定となっている。今のところ、事件か、事故かはわかっていない。 これ、その後の続報がなくて、このままスルーされているみたい、と言うことで、規模は小さいながら、自然災害とテロっぽい事件がチャンとあった、地震は4/18の朝だが、ハワイタイムなども考慮すればマッ、USタイムの4/17内ということでいいのではと思う、で、CNNだが、米中西部でM3─M5クラスの地震、計18回に 2008.04.21 20:40 - CNN米中西部イリノイ州南部で21日早朝、マグニチュード(M)4.5の地震が発生した。今月18日朝にM5.2の地震が起こって以来、計18回目の地震となる。 米地質調査所(USGS)によると、18日に発生した地震の震源は、インディアナ州エバンズビルの北北西60キロで、震源の深さは約9.6キロ。M5.2の地震は、1968年のM5.4以来、約40年ぶりに発生した大きな地震といえる。 これまでに、大きな被害や負傷者などは報告されていないが、建物のれんがが崩れ落ちた場所もあった模様。 USGSは、18日の地震でシカゴやセントルイスの住民も、揺れを感じたとしている。 その後、イリノイは地震が頻発しているらしい、マーケットとあわせて、こちらも注目、なんせ、終末の預言だからね、あんまりあたってほしくないんだけど、それにしてもシカゴのそばで地震ってーー、 シカゴNKが最近大きく揺れているのは、このせいか?CME Nikkei225(追記)チョっと気になる記事があった、参考まで、Illinois Earthquake and Nuclear Plants (4/18/2008) This morning at 4:37 central time a 5.2 magnitude earthquake shook southeastern Illinois. Illinois is home to six nuclear plants operated by Exelon and are located in the central and northern parts of the state. Here is a statement from Exelon on the earthquake and its nuclear plants:地震の起こったそばには6つの原子力プラントがあると言う、拡大図がうまく出ないが、ロケーションの画像Mapだけ貼っておく、
2008年04月23日
コメント(17)
「住宅販売数と証券化商品損失から見えるもの」の続きで、 CR4さんのRoubini: "The worst is ahead of us"では、[M]y most recent estimates have been that credit losses on mortgages could be as high as $1 trillion and total credit losses for the financial system could be as high as $1.7 including all the other losses (commercial real estate loans, credit cards, auto loans, student loans, leveraged loans, industrial and commercial loans, corporate bonds, muni bonds, losses on credit default swaps). How many of these losses are borne by banks (I meant both commercial and investment banks in my use of the term "banks") depends on the allocation of these impaired assets among banks and non-banks.(ルビー二教授、前回1兆ドルと言ったが、金融機関はトータル1.7兆ドルの損失処理が見込まれるとーー、)そしてこのアト、記事は損失根拠として、「住宅価格の20-30%ダウン」、「差押さえの増加で保有負担コストが上昇していること」、そしてさらに、「今後住宅価格が下がるとWalkaway(放棄)が増えること」を掲げているのだが、この中で着目したいのは、損失項目の”その他のカテゴリー”の区分け、これは証券化商品(CDO、ABS、Alt-aナド)以外となる、commercial real estate loans, credit cards, auto loans, student loans, leveraged loans, industrial and commercial loans, corporate bonds, muni bonds, losses on credit default swaps、これらは蓄積的に増えていく損失なのだが、一つ、この中で性格が異なり損失額が計りにくいものがある、一昨日の記事から、 信用デリバティブ市場、62兆ドルに拡大 2008/04/19, 日本経済新聞 【ロンドン=田村篤士】企業が破綻して社債などが償還されない信用リスクを取引する信用デリバティブ(金融派生商品)市場の拡大が続いている。業界団体の国際スワップ・デリバティブズ協会によると、みなし元本である想定元本は二〇〇七年末に六十二兆ドル(約六千四百兆円)となり、一年前に比べて八割増えた。世界的な信用収縮で信用リスクへの警戒度が高まるなか、金融機関がリスク回避に向けて活発に取引している。 信用デリバティブとは経営破綻などで債務が返済されない可能性に備え、別の金融機関に保証料を払ってリスクを引き受けてもらう取引。米国の住宅ローン問題を発端にした今回の信用収縮では金融機関経営の不透明感が強まり、それに合わせて信用リスクを活発に取引する流れが強まっている。 取引の中心であるロンドン市場では保証料率が跳ね上がり、企業の資金調達コストも押し上げた。 そう、CDSだ、前回のブログ記事では、想定元本は45兆ドルだった、 チョッと復習を、Credit Default Swaps and Financial WMDs Arcane Market Is Next to Face Big Credit Test貸付債権の信用リスクを保証をしてもらう”オプション取引”と言ったらいいだろうか、(金融大学参照) 過去logからクレジットデフォルトスワップとはも参照、「債権を持つ金融機関がプレミアムを支払う(受け取る)ことによって、債務不履行が起こった時に損害額を保証してもらう(保証する)取引。リスクを商品価格に転嫁するデリバティブ(金融派生商品)取引の一種です。この保証をプロテクションと呼び、プレミアムを払う方がプロテクションの買い手、プレミアムを受け取る方がプロテクションの売り手となります。プロテクションの売り手は、対象企業に債務不履行などのデフォルト(クレジットイベントと呼んでいます)が発生した場合、プロテクションの買い手に対して、約定された損害額を保証しなければなりません。 」4/19の日経の記事だけを見ると、CDSはリスクの回避策で、問題ないように見えるのだが、 以下、naked capitalismから引用、 The Economist's Cheery View of Credit Default Swaps April 19, 2008 (抜粋で)And then we have the big question that is only indirectly triggered by the article:5. Why are CDS outstanding growing so quickly? The Financial Times reported they grew from $34.8 trillion to $62 trillion outstanding in a single year.Structured credit and CDO issues, which can use CDS for credit enhancement, slowed down considerably in the second half of 2007 and is close to moribund this year. There hasn't been much in the way of corporate bond issues. One motivation for more CDS activity would be the expectation that more corporations, particularly the ones that already have junk ratings, might default or at least become distressed. That would lead to much more CDS issuance on existing reference entities.But the increase is still attention-grabbing. Is the main reason simply that firms are adjusting their risk exposures in light of the new nervous environment, and it's easier to do that via entering into new CDS contracts than by trying to trade your way out of your position(s)? If so, the amount CDS written will inevitably mushroom, even though the underlying credits expand no where near as rapidly. Although I can't prove it, a market like that seems destined to fall over. 大意で、(誤訳はコメント下さいね)*この記事はEconomistのCDSに対する楽観記事Clearing the fogへの反論、(なぜCDS市場はこうも短期に上昇するのか、 わずか1年で34.8兆ドルから62兆ドルである、 市場ではCDOはもはや話題にもならなくなり、他のコーポレートボンドも然りだ、その代わり台頭してきたのがCDSだ、破綻リスクを減らす目的で保証を売買する、(規制もなく)資金を使ってトレードするよりはるかに楽だ、ナルホド急激に増えるわけである、が私は証明は出来ないが確信する、この手の市場は早晩崩壊する運命にあると、)CDS市場急拡大もこわいのだが、ココでの問題は、(Credit Default Swaps and Bank Leverageから)、CDSの積極売買をしているのは企業、銀行だけではないと言うこと、 プロテクションの売りを仕掛けている先の先鋒が実はHFである、彼らは保証の元本が不足しているにも関わらず、相手の破綻リスクをオプション料稼ぎに引き受ける、(この構図はモノラインと一緒、右肩上がりでは問題なかった、)加えて、契約があいまいで、ひとつの保証を複数に売ったり、且つ誰に売買しているかも不明なものが多いとか、表向きは”リスクが減らせる”が看板だが、リスクの引き受け手がリスクなのがタマニキズなCDSであり、連鎖の指数的影響の大きさが、他の蓄積損失(ローンや証券化商品など)と性格を異にしている、さて、G7で粉飾決算が確認(容認)され、銀行は一息ついているが、既にMSアナリストは、昨日、この一時的上げ相場の終焉を宣言し始めている、いわく、「モルガン・スタンレーのストラテジストチームによれば、ここ1カ月で欧州株指標のダウ欧州株価指数を10%押し上げた「ベアマーケット・ラリー(弱気相場の中での一時的な反発)」は終わったもようだ。(2008/04/22 09:39) 」と、増加するCDS市場の環境下で、トリガー(保証契約不履行)をひくのは、いつ、誰なのか、
2008年04月22日
コメント(2)
とにかく、体が柔らかくなっているのがわかる、しかもその場だけではない、チャンとその後も柔軟性が続いている、すると、今日午前中、TELがあり、「今日12:30からキャンセル出ましたんで、よかったらドーぞ」さっそく、お邪魔、今日で3回目だ、今日も、90分コース、まだまだ、腰まわりは固い、で、ほぐしてもらいながら、ペチャペチャしゃべる、その方とは、妙に話しが合う、もともとサッカーをやっていて、今でも試合に参加するとか、「アレは、試合に出れなくても楽しむ気持ちを持っていないと続かんです、 若い連中は試合に出れんとチームを去ってしまうんですわ、」ナルホド、で私もこう言った、「トレードも似たようなモンです、よく言うんですが、生協のレジに並んでイライラするようなら、トレードに向かんですと、待つこと自体を楽しめるようにならんとって、」彼、「アッ、それわかりますわ」ってな感じで、あっという間に90分が過ぎる、そして今日は、「骨盤がようやく立ちましたね、肩周りも張りが取れてきましたよ、」と言われる、 (ナント、今まで私の骨盤は後ろに傾斜していたそうな!)確かに、立ってみると全身が一段と軽くなっていた、実際歩くと、ウォークの軽いこと軽いこと、さっき、ジムで泳いできたのだが、クロール、バック、バタフライ、ブレスト、それぞれの腕、腰、キックの動きがスムーズなのがわかる、ウウーーン、イロイロな意味で"春"である、
2008年04月21日
コメント(0)
今週の決算、指標は、21(月) バンク・オブ・アメリカ, ハリバートン、TXインスツルメンツ、22(火) カントリーワイド、AT&T、ヤフー、アマゾン、アメックス、 米2月住宅価格指数(23:00) 米3月中古住宅販売(23:00) 4月リッチモンド連銀製造業指数(23:00)23(水) ムーディーズ、アムバック、ボーイング、アフラック、アップル MBA住宅ローン申請指数(20:00)24(木) コカ・コーラ、ダウ・ケミカル、フィデリティ、トラベラーズ クレディ・スイス(スイス)、 米3月耐久財受注(21:30) 米3月新築住宅販売(23:00)25(金) グッドイヤー、フォード、MBIA、HSBC(英) 米4月ミシガン大学消費者信頼感指数(23:00)先週は金曜の午後から一気にNKは上げて来た、ってことはNYの上げを知っていたわけだ、もろインサイダーじゃん、ヤダネー、ホント、こういうのをSECやら金融庁は調べてほしいよな、さて、NYの株高とは裏腹に、入ってくるニュースは南向きが多い、Bob Hoyeはユーロ/ドルが反転する兆しを見せていると、"The US Dollar, Euro & Gold" US国債格付けダウン、 GSEが米国債の格付けに及ぼすリスクかなり大きい 金融機関貸倒はこれから本格化、IMF's Global Financial Stability Report FRB金利下げ打ち止めか、(NBERのフェルドスタイン所長)FRBはFF金利2%を切るまで利下げを続けるべきではない春の住宅売買シーズン低調、価格下げ止まらず、Housing: March was a Bust CDOなど4月から一斉に格下げ開始、S&Pなど、続く格下げ、損失の押し付け合い (04/16) そして、こちら、Liborの話題、ロンドン銀行間取引金利、虚偽報告疑惑で銀行協会実態調査へ 2008 04 19【ロンドン=吉田ありさ】国際的な短期金利の指標であるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の信頼が揺らいでいる。世界的な信用収縮を背景に、調達難が表面化することを恐れる銀行が実際より低めの取引金利を報告しているとの疑惑が浮上。LIBORを公表している英銀行協会(BBA)は実態調査に乗り出すと表明した。 LIBORは無担保取引なので担保がある取引に比べ金利が高くなるのが一般的。ところが昨秋以降、米連邦準備理事会(FRB)からの有担保借入金利を下回るなど、理論上説明のつかない低水準になることが急増した。このため「資金繰りの悪化を隠したい銀行が実際の取引金利より低金利で調達したとBBAに虚偽報告している」との観測が広がっている。グラフでは、確かに低くなっている、(ユーロドル金利とほぼ同じに着目)これの理由が、実際はカナリ高金利で借りているにもかかわらず、自分の所の財務状況をカムフラージュするため、わざと低金利で借りたと報告して、余裕があることにしているためだとか、もうひとつ、関連指標に"TEDスプレッド"がある、TED Spread from BloombergThe TED spread has increased to 1.62%.Note: the TED spread is the difference between the three month T-bill and the LIBOR interest rate. Usually the TED spread is less than 0.5%. The higher the spread, the greater the perceived credit risks (compared to "risk free" treasuries).(TEDとは3ヶ月米国債、とLibor(ユーロドル)の金利スプレッドで通常0.5%以下、 これが今1.62%まで上昇、高くなればなるほど高リスクとなる、 これはリスクフリーと言われる米国債との金利比較指標、)アト、Demystifying the TED Spreadによれば、TEDとは(ユーロドル金利 - 米国債金利)、通常は一定なのだが、ユーロドルは海外に預けたドルの金利とみなせることから、現在は海外に預けた方が高金利になっていることを表す、即ち、ドルの価値の低下であり、米国株式は弱くなると見れる、又、急激な上昇は$からの一斉逃避を表し危機の兆候である、もし高止まりを続けるなら、状況は予断を許さなくなる、まだあるんだが、要は南向きな話ししかないということで、(追記)TEDのコメントの続きでVolatility Index (VIX)もリスク指標に使えると、但し、TEDスプレッドのほうが危険度の度合い指標としてはGoodだろうと、
2008年04月20日
コメント(4)
GSE(Government Sponsered Enteprise)は、USA政府のSIVと言われる、理由はオフバランスが可能で、簿外の投資会社と同じ性格を有するからだ、サンザン非難されてきたSIVだが、国が率先して手がけているのが民間のようで民間でないGSE、彼らは金融機関から担保証券を買い、それらを切り刻み、束ねなおして投資家に売る、(邦銀も相当持っているはず)、長短金利の裁定で利ざやを稼いでいる会社だ、さてUSA政府は(金融機関救済で)イヨイヨ奥の手を出し始めた、米フレディマック、米金融大手4社から、高額住宅ローン(ジャンボローン)を買い取る方針を明らかにした 2008年04月18日米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック、株価)は17日、住宅ローン事業を手掛ける米大手金融機関4社から、不動産価格の高い地域における高額住宅ローン(ジャンボローン)を買い取る方針を明らかにした。 発表資料によると、フレディマックは、ウェルズ・ファーゴ(株価)、JPモルガン・チェース(株価)、シティグループ(株価)、ワシントン・ミューチュアル(株価)の4社からコンフォーミングジャンボローンを買い取る見通し。 今年に入って米議会を通過した景気対策のもと、米政府系住宅金融機関(GSE)のフレディマックと米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ株価)は、2008年末までに最大72万9750ドルのローンの買い取りが可能。 GSEの従来のローン買い取り限度額は41万7000ドルで、この限度額と景気対策で盛り込まれた新たな限度額の間に相当するローンは一部で、コンフォーミングジャンボローン(GSEによる買い取り・保証の対象となる優良高額住宅ローン)と呼ばれている。 フレディマックは声明で「きょうの発表は、低迷するジャンボローン市場の活性化に向けた、景気対策のもとでの初の大規模な取り組みを示している」と表明した。これを可能にしたのは、〔焦点〕米GSE2社に対する自己資本規制の緩和 2008年03月24日 抜粋連邦住宅公社監督局(OFHEO)は19日、GSE2社に対する自己資本規制を緩和し、両社に課していた自己資本の上乗せ分を従来の30%から20%に引き下げた。最大2000億ドルが住宅ローン市場に追加投資されれば、銀行は保有住宅ローン関連資産処理を進めやすくなる。しかし、低迷する住宅市場支援に必要とされる貸し出しの活性化には即座につながらないとの見方が多い。誰も実効果を期待しない、 ソモソモ金持ちが対象のジャンボローンを買取すると言うのが問題で、金融機関救済がミエミエなのだが、案の定、更なるリスクが出て来ている、GSEが米国債の格付けに及ぼすリスク、証券会社支援によるリスクよりもかなり大きい 2008年 04月 15日 08:53 スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は14日、米政府系住宅金融機関(GSE)が米国債のトリプルA格付けに及ぼすリスクは、証券会社支援によるリスクよりもかなり大きいとの見方を示した。 S&Pは声明を発表し「景気後退が長引き深刻化するなか、政府系機関によって拡大された融資および保証を含む、GSEの支援にともなうコストで、政府は国内総生産(GDP)の最大10%の財政コストを負担しなければならない可能性がある」と指摘した。 S&Pによると、最近のベアー・スターンズ(株価)救済は、証券部門支援による、国内金融システムに対する潜在的リスクを浮き彫りにしたものの、GSEによる米国債の格付けへのリスクはさらに大きくなる。 証券部門への支援コストは最大でも対GDP比で3%を下回り、小規模にとどまるとしている。 S&Pでソブリン格付け委員会の委員長を務めるジョン・チャンバース氏は、深刻な信用ひっ迫下でも、証券会社による偶発的な財政リスクは、米国債の最高格付けに対する脅威とはならないと指摘した。 財務省報道官は、S&Pのリポートについてコメントを控えている。結局、しわ寄せは増税となり、US国債の格付けダウンを招く、又、破局へ向けて一歩踏み出した、
2008年04月20日
コメント(0)
ハウジングダウンとローン及び証券化商品の損失から見えるもの、CR4さんとこから、(訳は端折っていますんでアシカラズ)Comments on Roubini Interview Saturday, April 19, 2008Professor Roubini on new homes sales vs. starts: "The production of new homes - housing starts - has already fallen by 50%, but the problem is the demand for new homes has fallen by more, 60%."(新築建設は既に50%ダウンしてるが、問題は新規需要が60%落ちていることだ、とロウビー二教授は指摘、)This graph shows New Homes sales (seasonally adjusted annual rate) vs single family housing starts (SAAR). These two series can't be compared directly because single family housing starts includes homes built by owners - but the graph does show that starts have fallen as much or more than sales.(新築販売と戸建建築数の推移、下落は明白、建築数は販売数を下回っているところに注目、クリック拡大可)Roubini on the write down process: "Major banks in the United States have already done something like $230 billion of write downs, but my estimate is when you are going to add it up those losses are going to be more like the order of $1 trillion. We are only at the beginning of the process of recognizing those losses. We might have a systemic banking crisis."(さらに教授は、主要銀行は現在、2300億ドルの貸し倒れをしたが今後1兆ドルまで膨らむ可能性がある、と)It's hard to compare the investment bank write downs directly to the potential total losses, since many of the losses will be taken by hedge funds, regional banks, insurance companies, and wealthy individuals and others. The following table shows the IMF's estimate of losses by institutional category.(教授の指摘は一概に言えないかも知れないが、下記IMFのデータはそれを示唆する、)IMF's Global Financial Stability Report Notice the IMF's estimate of losses at the banks is on the order of $440 to $510 billion. This includes all banks, and my guess is the investment banks are further along in the process than many of the regional banks. I think we are well past halfway in write downs for residential mortgages at the investment banks, although there are many other credit losses still coming (like for consumer credit cards and auto loans, construction & development and commercial real estate loans, and corporate bonds). (銀行の損失が4100-5100億ドル、しかし(投資規制の緩い)投資銀行の実態が不明である、これらの貸し倒れはまだ始まったばかりだ、これからさらにクレジットカード、自動車ローン、商業不動産ローン、社債関連の損失が明るみに出てくる、)”We are only at the beginning of the process.”(プロセスは始まったばかりである、)(参考):IMFレポートの日本語pdf版あり、(表がないのだが)
2008年04月20日
コメント(0)
来週はウォークレッスン、で、最近の自分のよかったことをシェアする時間で根幹バランス療法を紹介するべく、今日の昼間、散歩しながら構想を練っていた、どれだけ今月、自分が変わったか、イチローの柔軟の話、初動負荷理論、根幹バランス療法のオーナーの話、などなどが浮かんでくる、イロイロ順番などを考えてみたりした、すると、いつの間にか疲れてきてしまった、そして、以前に言われたことを思い出した、「レクチャーにならないように、」(感動調とレクチャー調 )人に伝えるとは決して説得ではない、感動を、事実を坦々と述べればいいのだ、いつの間にか、自己主張をしている未熟な自分に気付く、そして、フト、Greg Mankiw's Blogのシンプルさが思い出された、ほとんど解説なし、リンク先と若干のコメントのみ、記事を見て、どう感じるかは十人十色だ、聞く者、見る者に判断を委ねる謙虚さが垣間見える、早速見習うとしよう、感動、事実、コアに徹するのだ、変な誇張や、力みはやめよう、伝えようとしない、 それが伝わる伝わらないは相手に決めてもらうのだ、自分は素材の提供だけ、ヨシッ、これでいこう、
2008年04月19日
コメント(0)
Martin Feldstein教授を紹介、Martin Feldstein is the George F. Baker Professor of Economics at Harvard University and President and CEO of the National Bureau of Economic Research. ハーバードの教授で、歴代大統領の顧問とか、さらに米国NBER(全米経済研究所)のCEOを務める、最近の記事では、ロイターで、米経済は深刻なリセッションに陥る恐れ、NBER所長がある、ちなみに、FRBバーナンキ議長の大先輩です、彼の最新の記事(WSJ)から、(機械訳の改良なんで、誤訳はコメントくださいね、)Enough With the Interest Rate Cuts 金利の下げはもう充分だろう、April 15, 2008 By MARTIN FELDSTEINIt's time for the Federal Reserve to stop reducing the federal funds rate, because the likely benefit is small compared to the potential damage.ダメージばかり大きくてメリットが少ないので、FRBは金利を下げるのを止めるべきだろう、Lower interest rates could raise the already high prices of energy and food, which are already triggering riots in developing countries. In order to offset the inflationary impact of higher imported commodity prices, central banks in those countries may raise interest rates. Such contractionary policies would reduce real incomes and exacerbate political instability.低金利はエネルギーと食物の価格を上げた。そして、それは発展途上国で暴動を誘発している。 高い輸入物価のインフレを相殺するために、それらの国の中央銀行は、金利を上げる。そのような緊縮方針は実収入を減らして、政治的不安定を悪化させる。The impact of low interest rates on commodity-price inflation is different from the traditional inflationary effect of easy money. The usual concern is that lowering interest rates stimulates economic activity to a point at which labor and product markets cause wages and prices to rise. That is unlikely to happen in the U.S. in the coming year. The general weakness of the economy will keep most wages and prices from rising more rapidly.商品/物価インフレーション時の低金利施策の影響は、お金があふれているときのインフレとは異なる。 普通は、金利を下げることで、労働と製品市場で賃金と価格が上がる要因になる様に経済活動を刺激することなのだが、 それは、今のアメリカで起こりそうにない。弱い経済は賃金と価格が上がらないようにしている。But high unemployment and low capacity utilization would not prevent lower interest rates from driving up commodity prices. Many factors have contributed to the recent rise in the prices of oil and food, especially the increased demand from China, India and other rapidly growing countries. Lower interest rates also add to the upward pressure on these commodity prices - by making it less costly for commodity investors and commodity speculators to hold larger inventories of oil and food grains.高い失業率と低い設備稼働率は、低金利が物価を抑えるのに何の役にも立たない。 オイルと食物の価格の上昇には多くの要因がある、特に中国、インドなどからの要因が大きい。 そして低金利施策も、これらの物価高の圧力を増す - それは特に商品投資家及び投機家がオイルと穀物を低コスト(低金利)で取得することを可能にすることによってだ。Lower interest rates induce investors to add commodities to their portfolios. When rates are low, portfolio investors will bid up the prices of oil and other commodities to levels at which the expected future returns are in line with the lower rates.低金利は、投資家に商品を彼らのポートフォリオに加えるよう誘惑する。 金利が低いとき、ポートフォリオ投資家はオイルと商品価格をドンドン競り上げる、その価格は将来見込みリターンがその低金利でも見合うレベルまでだ。An interest rate-induced rise in the price of oil also contributes indirectly to higher prices of food grains. It does so by making it profitable for farmers to devote more farm land to growing corn for ethanol. The resulting reduction in acreage devoted to producing food crops causes the supply of those commodities to decline and their prices to rise.低金利によって誘発されたオイル価格の上昇も、穀物の価格を上げる。それは、エタノールのためにより多くの農地をコーン畑にすることによってだ。結果、コーン以外の穀物の作付け面積(供給)が減り、価格が上がる。Rising food and energy prices can contribute significantly to the inflation rate and the cost of living in the U.S. The 25% weight of food and energy in the U.S. consumer price index means that a 10% rise in the prices of food and energy adds 2.5% to the overall price level. Commodity price inflation is of particular concern now that the CPI has increased 4% in the past 12 months. Surveys indicate that households are expecting a 4.8% rise in the coming year.食物とエネルギー価格はインフレ率に影響する。 実際、米国の消費者物価指数CPIの25%を占める食物とエネルギーの価格は、食物とエネルギーの価格の10%の上昇が全体的な物価水準を2.5%あげることを意味する。 CPIが過去12ヵ月で4%上昇した今、穀物価格インフレーションは懸念事項だ。 調査では、一般家庭で4.8%の上昇を予想している。In lower-income, emerging-market countries, food and energy are generally a larger part of consumer spending. A rise in these commodity prices can therefore add proportionally more to the cost of living in those countries, and therefore depress real incomes to a greater extent than in the U.S.低収入の新興国で、食物とエネルギーは、個人支出で大きなウェイトを占める。これらの価格の上昇は、より生活を厳しくし、アメリカより大きなダメージとなり、彼らの実収入を下げてしまう。Government actions to dilute these effects by increased subsidies on the prices of energy and food add to the government deficits, reducing the national saving available for investment in plant and equipment that would otherwise contribute to faster economic growth.エネルギーと食物に対する政府の助成金は、政府赤字を増大させる。そして、本来もっと、経済成長が見込めたはずのプラントと器材への投資用国家予算を減少させる。The rise in the U.S. inflation rate, and the adverse effects in emerging market countries, might be defensible if lower interest rates could significantly stimulate demand and reduce the risk of a deep recession. But under current conditions, reducing the federal funds interest rate from the current 2.25% by 50 or 75 basis points is not likely to do much to stimulate demand.もし低金利が市中の需要をうまく刺激し、リセッションのリスクを減らすことができるならば、米国のインフレ率の上昇と新興成長市場国への副作用は抑制できるかもしれない。 しかし、現在の状況下で、FF金利2.25%をさらに0.5-0.75%減らすことは、市中需要を刺激するのには役立ちそうもない。The current conditions in the housing industry and in credit markets mean that a further lowering of interest rates will have a smaller impact on demand than in previous recessions. In previous recessions, lower rates stimulated aggregate demand by inducing increased home building. But with the massive inventory of unsold homes - up 50% from a few years ago - a further cut in the fed funds rate would have little effect on housing construction.現在の住宅産業及びクレジット市場では、金利を低下させることは前回のリセッションと比べても小さなインパクトしかない。 前回のリセッションでは、低金利は、住宅建設を誘導した。しかし現在、2-3年前から比べても50%以上増えた大量住宅在庫で、FF金利の更なる低下は、住宅建設にほとんど影響を及ぼさない。Moreover, lowering the fed funds rate has not brought down mortgage interest rates. While the fed funds rate is down three percentage points from this time last year, mortgage interest rates are down by less than 0.5 percentage points.さらに、FF低金利は、住宅貸付金利低下に貢献しない。FF金利が3%下げて、住宅金利は0.5未満しか下がっていない。(最近は逆に上がっている!)The dysfunctional state of the credit market means that many individuals and businesses are unable to get credit. Lowering interest rates will not stimulate demand for those who cannot get credit.機能不全のクレジット市場では、多くの個人と企業はクレジットを得ることができないことを意味する。クレジットを得ることができなければ、金利を下げても、需要を刺激することは不可だろう。Economic recovery will require resolving the difficult problems of the credit markets, dealing with the millions of homeowners who may now be tempted to default on mortgages that exceed the value of their homes, and reducing the risk that the ongoing decline in house prices will push millions of additional homeowners into a vulnerable, negative equity condition. A lower fed funds rate will not solve any of those problems.景気回復は、このクレジット市場の難題解決にかかっている。 現在、自宅の価値を上回る借金を抱えた何百万もの住宅所有者が破綻に直面している、又 住宅価格下落がさらにボディーブローで効いてきている、そのようなリスクを減らすことこそ本来必要なことなのだ。しかしFRBの低金利施策は、それらの問題に何の解決も与えない。 金利を下げるとは、本来、お金を使いやすくすることなのだが、昨今、使いやすくなったはずのお金が市民、企業に回らない、 それどころか商品先物、株式短期トレードの資金となっている、 これでは低金利にしても意味がない、FRB議長はこれ、 読んでくれたかな、アッ、もう知っているか、
2008年04月18日
コメント(2)
これは以前にも紹介した、(FRBとSECの権限拡大) Updated今日の夕刊に、それの詳細が紹介されている、SECからの手紙2008/04/17, 日本経済新聞 夕刊 米国の全上場企業の最高財務責任者(CFO)に米証券取引委員会(SEC)から手紙が届いた。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題が深刻になるなか、盛られていたのは実質的な時価評価の後退だった。 手紙が取り上げているのは米財務会計基準審議会(FASB)が二〇〇七年十一月に導入した新会計基準「FAS157」。企業がこれに基づくSEC提出書類(フォーム10-K)を作る際の考え方を示している。(opinion letter) FAS157は有価証券を性質に応じて三つに分類。 流動性が高く時価が測れるレベル1、 参照できる指標があるレベル2、 取引が薄く時価がないレベル3だ。 手紙は広範な有価証券をレベル3に分類できるとしている。本来レベル2に入るものでも今は市場がゆがんでいるとの解釈だ。そのうえでレベル3について、どういう方法で評価したかのモデルを開示するように求めている。 例えばサブプライムローンを組み込んだ証券化商品などレベル2の参照価格はトリプルA格でもとの価格の五〇%程度。それをレベル3と見なし、開示モデルによる評価を公正価格(フェアバリュー)として構わないというわけだ。開示モデルさえしっかりしていれば七〇%と評価することも可能になる。 これによって金融機関のサブプライム関連損失の抑制効果が見込める。レベル2には債務担保証券(CDO)やLBO(借り入れで資金量を増やした買収)融資などかなりの資産が入る。 一部の会計士はレベル2を市場の参照価格を使って厳格評価する姿勢だった。その場合、債務超過に陥る金融機関が出て、連鎖破綻が起きかねなかった。SECは会計士へのけん制も狙ったもようだ。 (以下下段へ)問題はこの手の考え方(基準緩和)、が広がってきていること、And The Fraud Rolls Onの情報では、バゼールが新基準を出しそうだと、その内容は、Basel Committee Releases New Banking Regulations 4/16/2008 9:51AM"The Basel Committee on Banking Supervision released new regulations Wednesday as part of the global fallout from the market-crippling credit crunch. The world's top bank regulator said it will patch up tears in the regulatory cloth, and will institute tougher consequences to stave off risky practices which led to the current financial turmoil."銀行基準を定めるバゼールだが、どうやら例のtier1株主資本率をいじるらしい、現状の8%以上が下げられそうな雰囲気がある、「問題が出てきたので、判断基準を低下させます、」SECと言い、Baselと言い、これって、どこかおかしくない?なんか、どこかで、しっぺ返しを食らいそうな予感がするが、で日経記事の最後の段落だが、市場原理主義者から見れば時価会計の後退は許せない。しかし、会計士ショックによる金融メルトダウンは防がねばならない。いまは理想論を振りかざせるような生やさしい局面ではない。だそうで、SECに全面賛成のようだ、最後の一行がなければ、いい記事なのに、(追記)日経ヴェリタスから、(無料部分だけね)ウォール街の会計マジック(上)(08/4/14) 米国の金融機関が苦境に立たされる中、負債評価額の下落で利益が生じるという会計上のマジックが浮かび上がってきた。この仕組みはほとんど知られていない。しかし、モルガン・スタンレー(MS)やゴールドマン・サックス(GS)、リーマン・ブラザーズ(LEH)の2008年2月期決算はこれにより最終利益が押し上げられ、市場予測をいずれも上回った。信用収縮の悪化に伴い、3社は10~12月期を中心に昨年にも同様の利益を計上している。 しかし、投資家は安易に胸をなでおろすべきではない。理由は2つある。まず第1に、このような利益はキャッシュを伴わない幻の利益だ。さらに重要なのは、このような利益が企業の財務基盤に対する投資家の懸念増大から生じているという点だ。ウォール街の会計マジック(下)(08/4/16) サンフォード・バーンスタインのアナリスト、ブラッド・ハインツ氏はモルガン・スタンレーの投資判断を「アウトパフォーム」としている。だが、最近の投資家向けメモで、長期債務の評価減で生じた利益は質が高くないと注意を呼びかけた。 時価会計による評価益はいずれ反転解消し、事実上すべての長期債務が額面価格で満期を迎えると同氏は指摘。そうした質の低い帳簿上の利益を組み入れて金融会社のPER(株価収益率)を算出すべきではないとしている。 リーマン・ブラザーズの直近四半期(2007年12月~08年2月)の1株利益は市場予想の70セントを上回る81セントだった。しかし、負債の評価減で生じた6億ドルの利益が税引き後利益を約4億ドル、1株当たりで約70セントも押し上げて・・・1-3月の決算はドーやら、SEC公認の粉飾決算のオンパレードのようだ、しかし、投資家は既に気付いている、さて、これのしっぺ返しはいつ現れるのだろうか、時間の問題と見るが、(参考)金融機関首脳:信用収縮ほぼ終息と相次ぎ発言-投資家はほぼ信用せず 2008/04/17 11:59 ブルームバーグ
2008年04月17日
コメント(10)
FRBも決して一枚岩ではない、Volcker vs Bernanke Monday, April 14, 2008 by Greg MankiwThis looks like it is turning into a real grudge match.報復合戦の様相を呈してきた、First, "Paul Volcker, the imposing former Fed chief who felled the runaway inflation of the 1980s, chided the current chairman, Ben Bernanke, for toeing 'the very edge' of the bank's legal authority in orchestrating last month's bailout of the beleaguered investment bank Bear Stearns."Next, according to rumor, Volcker is quoted as calling Ben "a one-termer."Finally, in his ersatz blog, Bernanke announces retaliation:I hereby declare Paul Volcker an enemy combatant to the economy of the United States of America and issue a warrant for his arrest. We're in the process of building our first Federal Reserve Prison(大意で)まず、FRB前議長、1980年代の天井知らずのインフレに陥ったボルカー氏がバーナンキ議長をたしなめた、いわく、先月のベア救済をまとめるにあたり現在の地位を利用してあまりしゃしゃり出るなよと、さらに、噂では、ボルカー氏はバーナンキ議長は今期限りだろうと言っているとか、対するバーナンキ議長、彼の(影武者の)ブログで報復に出る、ボルカー氏はアメリカ経済の敵だ、逮捕状を出す、今我々はFRB専用の最初の刑務所を造っている所だと、皆さん、結構辛らつです、FRB専用の刑務所建設はぜひ、実現させてほしいものだな、ところで、このブロガー、Greg Mankiw氏は、こんな人だ、 I am a professor of economics at Harvard University, where I teach introductory economics (ec 10) among other courses. Greg Mankiw's BlogI use this blog to keep in touch with my current and former students. Teachers and students at other schools, as well as others interested in economic issues, are welcome to use this resource.ハーバード大学の経済学科の教授なんですね、学生用に書いているらしくて、短刀直入、ウィットに富んでいて、他の記事も面白い、よろしければ、おすすめで、、
2008年04月17日
コメント(7)
黒岩さんコラムから、「米国における蜜月関係」 黒岩泰(2008年 4月16日発行) 【Daily E*TRADE EXPRESS】 野球の基本はキャッチボールである。キャッチボールが出来なければ、野球は成立しない。もし、「ボールを投げる」「ボールを受け取る」という基本動作が出来なかったら悲惨な状況となる。審判が「プレイボール」と言ったあとに、ピッチャーがボールを投げられない。そして仮に投げられたとしてもキャッチャーがボールを受け取れない。グダグダなプレーとなってしまう。毎球毎球バックネット付近までキャッチャーがボールを拾いに行く風景なぞ、見たくはないのだ。 また、別の例で言えば、「相手のいないシーソー」なんてどうだろう。これはかなり辛い作業である。相手がいないものだから体重によるバランスがとれない。繰り返し「ギッタンバッタン」しようと思ったら、足の関節、筋肉を酷使しなければならないのだ。あたかも「ヒンズースクワット」をやっているかの如くだ。実は米政府とFRBは上記のような関係にある。野球ならピッチャーとキャッチャー、シーソーならばそれぞれの相手方という意味だ。お互いが存在しているからこそ成立するのであって、片一方が居ないと今の金融危機には対処できないのだ。 ウォールストリートジャーナル紙が伝えたところによると、FRBの資金繰りを援助するために、米財務省が必要以上に財務省証券(TB)を発行し、FRBに預金するという案を検討中だという。我々はFRBには通貨発行権があり、無尽蔵に資金を供給できると思っていた。しかし、実際にはFRBにもバランスシートがあり、建前では「無尽蔵にお金を発行できない」ということになっている。国が借金することでFRBに資金を提供。何だか「ニワトリが先なのかそれともタマゴが先なのか」という問答と似てきたが、今回の金融危機における米政府とFRBはそのような蜜月関係にある。何か悪巧みを考えていなければ良いが・・・。このニュースはソースをアトで探してみよう、なんだかとっても怪しい雰囲気があふれている、銀行に注入しなければならない金額は、少なくとも、FRBの財布の中味(実質555Bil$)ではまかないきれないことだけは確かだ、
2008年04月16日
コメント(0)
草野さん情報で、ヘッジファンドの先物売りで、日経平均は1万0500円付近 ...2008年 04月 14日 10:05 [東京 14日 ロイター] 草野グローバルフロンティア代表の草野豊己氏は、12日に都内で行われたセミナーで、ヘッジファンドなど海外勢による先物売りの次のターゲットは、日経平均.N225で1万0500円付近になりそうだと語った。 草野氏は、現物株を扱うヘッジファンドの運用成績が悪化していることから、最終投資家の資金は先物を扱うファンドに流れており、これが現物市場を枯渇させる一方で先物の動きをパワーアップさせていると指摘。「先物を手掛けるヘッジファンドの動きは、これまで日経平均を3000円程度下げさせては2000円程度戻すという動きを繰り返しており、今回の戻り局面は1万3500円付近まで戻したことで、ほぼ終了した。次のターゲットはざっくり1万0500円程度になるだろう」(草野氏)という。 また、最終投資家のスタンスが慎重になっており、ヘッジファンドの解約は今も続いているという。このため6月末解約分の売りが出てくる5月中旬は、需給が悪化しやすいと予想している。「日経平均は5月中旬にかけて下げるだろう。その後もさらにオーバーシュートがある。日本株が戻すのは早くて来年夏になるだろう」(草野氏)という。このサイクルはチョっと頭に入れておこうか、0417 日経先物 夕有ざっくりだが、2000円上げて、3000円下げる相場だと、よって次は10500円位じゃねーのと、 そして、下げは来夏までだと、この見通しは人それぞれだが、さっき見た4/15付EURO2020では2013年までとあったので、 少なくとも今年いっぱいは戻らないだろう、個人的には、今週末の状況を見てみたいところだ、上のチャートでも昨年末からは4000円くらいの下げがあるし、今回は決算もあることから、ひょっとするとひょっとするかもなんで、(追記)EURO2020の4大要点だけ、(まだ仏語しか出てないんで、)http://209.85.135.104/translate_c?hl=en&langpair=fr%7Cen&u=http://www.leap2020.eu/GEAB-N-24-est-disponible-!-Crise-systemique-globale-Quatre-grandes-tendances-pour-la-periode-2008-2013_a1549.html まもなく訳がでると思うんで、チョっと待っていよう、(上の2つだけ見ると、投資家はUSが持つ10兆ドルの借金でスッタモンダする、 それと今年2008年でFRB及び主要銀行群は終わりを迎えるかもですと、3番目はパスで、 アト最後はUSの不況で続出する2500万人の未就業者が社会に及ぼす影響が増大する、ーーかな、)*USの借金はこちらを参照、Federal Budget Spending and the National Debt
2008年04月15日
コメント(11)
Jerusalem Postから、Warning urges Israelis to leave SinaiApr 14, 2008 20:30 Israel issued on Monday a severe travel advisory warning of an "imminent" attack against Israelis vacationing in the Sinai. According to the advisory, recent intelligence has revealed plans by terrorists to target Israelis on the beaches of the Egyptian peninsula during the Pesach holiday. Travelers who have yet to cross the border for vacation are encouraged to cancel their plans, while those currently in Egypt are in "imminent mortal danger" and should make the greatest effort to return to Israel, the advisory warned. Despite the advisory, thousands of Israelis are expected to travel to the Sinai in the coming week. 大意で、(月曜日、イスラエル政府はパスオーバー休暇でシナイ半島を訪れるイスラエル観光客に対し、テロアタックの緊急警告を出した、休暇をキャンセルし早急にイスラエルに戻るようにと、しかし、警告にも拘らず、数千人が週末をシナイで過ごす予定だ、)Passover、過ぎ越しの祭り、(Wikipediaより)”旧約聖書の出エジプト記12章によれば、イスラエル人は、エジプトに避難したヨセフの時代以降の長い期間の間に、奴隷として虐げられるようになっていた。神は、当時80歳になっていたモーセを民の指導者に任命して約束の地へと向かわせようとするが、ファラオがこれを妨害しようとする。そこで神は、エジプトに対して十の災いを臨ませる。その十番目の災いは、人間から家畜に至るまで、エジプトの「すべての初子を撃つ」というものであった。神は、戸口に印のない家にその災いを臨ませることをモーセに伝える。つまり、この名称は、戸口に印のあった家にはその災厄が臨まなかった(過ぎ越された)ことに由来する。”過ぎ越しのために使われたのが、羊の血を塗ったかもい(木片)で、これをイスラエル人は戸口の前にかけた、羊の血は清めを意味し、災いはその羊の血の故にその家を過ぎ越すとされる、後のキリストの十字架上の血潮はこれが予形となっており、キリスト自身がかもい(十字架)に血を注ぎ、これを受け入れるものはあらゆる災いから守られると、(余談だが、ドラキュラが十字架に弱いのはこのせいね、又、羊の血の洗浄力は抜群で今でもマシン油で汚れた手を洗うのに使われている、そして日本の神社にある朱塗りの鳥居は出エジプト記が起源だとも、) 実際、この災いが臨んだ時、エジプトの町の多くの家から悲痛な叫びが響いた、今週は、(例の4/17の最初のラッパだけでなく、)パスオーバーがある週だった、 ユダヤ暦5768年(西暦2008年)のパスオーバーは 4月19日から4月27日までとなる、既に、イスラエル政府からの警告が昨日出た、US、NYマーケット、そしてイスラエル、忙しくなってきた、無事、過ぎ越しとなるかな、PCのモニターに赤紙でも貼っておくか、
2008年04月15日
コメント(4)
マッ、聴いたことない人が多いと思うんで、紹介がてら、:: TALKSPORT ::UK Londonのスポーツラジオ放送局だ、ココの4/10の放送分を、貼っておくので聞いてチョ、talkSPORT Radio in London, U.K., the James Whale Show このアトは、聞くのが億劫な人向きに(なるべく生を聞いてほしいけど、)サマリーをまとめておこう、インタビュー形式で、司会はJames Whale(JM)、相手はRonald Weinland(RW)、(訳はカナリ適当なのでアシカラズ、前回記事4/17に注目も参考に、)JM:4/17に何かが起こるのか、RW:その通り、JM:何が起こるのか、RW:第七の封印の最初のラッパが鳴る、これはスタートの合図だ、JM:それはみなに聞こえるのか、RW:みんなには聞こえないだろう、特定の人にだけ聞こえる、JM:目に見える形ではドーか、RW:おそらくUS,CanadaのInland(内陸)で何かのアタック、または自然災害が発生するだろう、JM:それからドーなるのか、RW:45-90日以内に第二のラッパが鳴る、これは具体的にはオフショア(港湾都市、NY、サンフランシスコなど)への核攻撃が想定される、但し、これはUS PeopleのRepentance(悔い改め)の程度による、JM:あなたは終末に現れる2人の預言者の内の一人だと言うが、根拠は?RW:私のハートに来たRevelation(啓示)だ、 JM:アトの一人は誰か、RW:次週のエルサレム、安息日に公表する、JM:4/17に何も起こらなかったドーするつもりだ、RW:私は笑いものになるだろう、 JM:何か書いたものは、RW:私のHPでDLできる、JM:あなたはお金をどうやって稼いでいるのか、RW:私のサポート者からの献金によっている、JM:あなたをサポートする団体に所属すれば救われるのか、RW:救いは所属団体とは何の関係もない、神との個人的関係だけだ、JM:OK、Thanks、Weinland、 NEXT THURSDAY、彼、ウェインランド氏の声を聞くのは始めてだが、印象は悪くない、怪しげな預言者というのはどことなく宗教くさいのだが、少なくとも彼の声からはそれは感じられなかった、 それと普通、預言/説教ナドはキリスト教関係の局を使うものなのに、よりによってスポーツラジオ局とはお見事、なんと言ってもアト2日後だからね、 彼は何もなかったら、今の職を辞めるとまで断言している、マッ、その前に非難ゴーゴー、で偽預言者のレッテルを貼られ、街を歩けなくなるだろうけど、ちなみに旧約の世界では預言者が預言を外すと即刻死罪だった、Download Free Book (pdf format)
2008年04月14日
コメント(11)
1-3月の決算発表、(Update1)今週からいっせいに始まるわけだが、主要予定を下記に、14日(月) ワコビア、(当初の18日から14日へ急遽変更)15日(火) ベア、インテル、ジョンソン・エンド・ジョンソン、 生産者物価指数-3月、 NY連銀製造業景気指数-4月 NAHB住宅市場指数-4月 16日(水) JPモルガン、IBM、コカ・コーラ、イーベイ 消費者物価指数-3月、 住宅着工件数-3月、 建設許可件数-3月、 地区連銀経済報告(ベージュ・ブック)17日(木) メリルリンチ、ファイザー、サンディスク、ノキア 新規失業保険申請件数、 景気先行指標総合指数-3月18日(金) シティグループ、キャタピラー、ハネウエル 21日(月) バンクオブアメリカ、テキサス・インスツルメンツ、 22日(火) AT&T、ヤフー、デュポン、マクドナルド 23日(水) アップル、アマゾン、 24日(木) マイクロソフト、スリーエム、 ナドナド、既に、先週金曜日GEが減益を発表してNYは256$の下げ、で、注目はもちろん金融機関なのだが、ナカナカ秀逸な一文発見、An Accounting View of the Financial Credit Crisis 11 April 2008 から、There are two sides to a bank's balance sheet - the left side and the right side.The problem is that, on the left side, there is nothing right, and on the right side, there is nothing left!マーね、これは出来れば訳さず、英語のままにしておきたい、小さく、訳をいれておくね、(銀行のバランスシートには2つのサイドがある、right side(右側)とleft side(左側)である、 で問題はleft(左側)にはright(正しいもの)がなく、 right(右側)には何も left(残って)いないと言う事だ、) *注)バランスシートの左は資産、右は株主資本と借金だったよね、ウウーーン、これ書いた人、センスあるね、こういう人に財務長官なり、金融の舵取りをやってもらいたいものだ、で現状の舵取りを見ると、下記のように形を変え、お金ばかりばら撒いて、抜本的解決に決断迫られるサブプライム問題 一向に効果が上がらない、(使っているマネーはUS税金なんだけどね、)実際、第3回米TSLF入札:応札額が予定額に届かず ...と言うニュースも出てきて、「信用市場の逼迫(ひっぱく)が緩和されつつある兆しが示された。」なんて言ってるけど、もうとっくに見透かされてんのに気付かないのかね、流動性は流動性では解決できない、心臓病をわずらい且つ体力のない人に血液を送ってもダメ、相手がことわり始めたんよ、しかも最近は、融資の基準まで大あまになってきている、リーマン:LBO融資の現金化に成功、証券化しFRBの担保に ... だって、あいた口がふさがらない、まるでFRBは、売れなくなったCDO紙切れのごみダメだ、結果、FRBの財布は、真水のお金の部分(国債)が53%まで急減だ、これはDiscountWindow(緊急融資)の規模から見ても、Discount Window Borrowings of Depository Institutions from the Fed (2008-04-11) いかに多額の金が昨今貸し出されているかがわかる、しかもかなり怪しげな担保でね、さてさて、これだけの援助を受けての決算だ、乞う、ご期待だな、
2008年04月13日
コメント(10)
昨日は根幹バランス療法の2回目、(キャンセル待ちをゲット)でそこでオーナーから出てきたのが、初動負荷理論、根幹バランス療法はこれの手技版だったのだ、(理論提唱者の小山氏はマシンを使用するとのこと、)個人的に初動負荷理論と言う言葉は数年前に聞いたことがあったが難しそうなのでスルーしてた、まさか、こんなとこで出会うとは思いもしなかった、以下、ネット検索、教えて!gooの羅列で、+ 「初動負荷理論(しょどうふかりろん)」ですよね。昨晩、ニュースステーションで見ました!!「ゆっくりと身体に負荷をかけることにより、しなやかな筋肉をつける」とかっていう理論で、鳥取のワールドウィングというトレーニングジムで実践がなされているみたいです。+ その理論を簡単に述べますと、動作の最初に最も力を必要とすることから、動作の最初に携わる筋肉を鍛えれば、動作の妨げにならずに運動能力を向上できるとする、理論です。動作の初動に負荷をかける負荷のことを初動負荷と呼ぶことから、初動負荷理論と呼びます。+ 大きな筋肉は疲れづらい。この大きな筋肉を上手に使うためには・・。という観点で構築された理論と解釈しています。文字通り最初の段階で大きな力を出し、終盤はリラックスするくらいの力で動作を終わる。といったイメージではないでしょうか。ですから、ゴムチューブ(古くはエキスパンダなど)を使った運動とはまったく逆の考え方です。ゴムなどは始め軽い負荷ですが、伸びるにしたがって(=運動の後半=終動負荷)負荷が大きくなります。これでは筋肉は疲れやすいといった考えの理論のようです。確かに、動作と言うのは、小手先の筋肉を使うより、コア(体幹、腰、背骨など)と連動したほうが楽だし、パワーが出る、しかしこれを結び付けている筋肉が硬くて連動しなかったら何をやってもダメだろう、何でこれに気付かなかったのか、いや、気付いてはいたが体験がなかった、今回、2回受けて、ウォーク、スイム、立ち姿勢など、すっかり動作が変わってしまった自分に驚いている、特に立ち姿勢は革命的だ、腰上の背中のS字ラインが無理なく出来るなんて夢のようだ、プロの選手が多く訪れるのも合点である、初動負荷理論の提唱者のHPはこちら、但し、理論の説明はわかりにくいので読まないほうがいいかも、B.M.L.T.(Beginning Movement Load Training)=初動負荷トレーニングの解説の方がまだいい、実際、奇跡のトレーニングにも解説があるが、いわく、『「初動負荷理論」の何たるかがつかみにくいな、という印象が私にはあったからだ。本書の中では、「初動負荷トレーニング」とか「初動負荷マシーン・トレーニング」とか「初動負荷走法」「初動負荷ポジション」など、「初動負荷」という言葉がいろいろな使われかたをしている。ところが、これらの「初動負荷」という言葉が必ずしも同じ意味範囲を表現しているようには思えない。』と、わかりにくそう、これは体験してしまったほうが理解が早い、で、根幹バランス療法は、マシン効果を手技にて実現させているわけだが、ココロの領域(相手を思いやる)が技を左右すると言うから深い、これが根幹バランス療法を根幹バランス療法たらしめている由縁だろう、 弟子つくりが難しいと言うのもうなずける、しばらくはまりそう、いや、はまりたい、
2008年04月13日
コメント(0)
これはチョっと考えてしまった、「億万長者がマックに戻ってきた、」の記事より、Millionaire lottery winner goes back to job at McDonald's... because he misses his workmatesLast updated at 15:37 on 25.03.08 It's not the natural habitat of the millionaire. But if you visit a particular McDonald's store in Cardiff, you've every chance of being served by one. Luke Pittard, 25, won £1.3million on the National Lottery 18 months ago. He celebrated in the usual way, buying a new home and splashing out on a lavish wedding and holiday in the Canary Islands. Then he realised that he really missed his job. So he asked to go back and couldn't be happier, getting up at the crack of dawn to flip burgers for £5.85 an hour. "They all think I'm a bit mad but I tell them there's more to life than money," he said. "I loved working at McDonald's before I became a millionaire and I'm really enjoying being back there again." (意訳で失礼、)そこは決して億万長者がいる場所ではないだろう、でも、あなたが(英国)カーディーフ市のマック店に行くと、あなたにサービスしてくれる一人の店員に会える、ルカ.ピタード、25才、18ヶ月前に130万ポンド(2.6億円)の宝くじに当選した人物だ、そして当然のように、(マックを辞め)贅沢三昧の生活を送り始めた、ニューホームを買い、派手な結婚式を挙げ、カナリーアイランドで休日を過ごす、しかしそこで、彼は気付いた、自分の仕事を失って寂しく感じていることを、それで彼は職場復帰を頼んだ、彼の仕事とは、夜明け前に起きて店の調理場に行き、時給5.85ポンド(1200円)でハンバーガーをひっくり返す作業であり、さほど幸福とは思えない仕事だったのだが、しかし彼はこう言った、「みんな、僕のことをチョっとおかしいんじゃないか、って言うんだ、 でも僕は彼らに『人生にはお金よりも大切なものがあるんだよ』と言っている、」「億万長者になる前から僕はマックで働くことが好きだった、 そして今こうして戻ってきて本当にエンジョイしているんだ」と、ウウーン、そうか、『人生にはお金よりも大切なものがあるんだよ』ナルホド、 25才なのに、しっかりしてるじゃん、 フツー、 宝くじや、相続等で高額を受け取ると、その後あまりいい話を聞かないんだけどね、この週末は彼を見習って、少し自分の人生などを考えてみようか、 (決して高額なお金はないんだけどね、)
2008年04月11日
コメント(4)
マーチンゲールとは、マーチンゲール、これはギャンブル用語で倍々法で勝つまでやり続ける賭けだ、そして大抵、鮮血の結果となるのだがーー、このシステムは1700年代後半のロンドンのゲームハウスにさかのぼる、もしあなたが損失の2倍をズット賭け続けるなら、これまでの損失は穴埋めされると、 これは悪魔のシステムである、確かに一回は勝てるかも知れない、しかし続けるなら、全てを失うだろう、しかも瞬時に、 このシステム、あなたの賭けが不利になる機会を増やすように作られている、(マーチンゲール法で勝てる確率の方が高い気がするのですが参照) *JPMのベア買収劇を評して(3大Bank、最近ドーよ?)、出てきた言葉マーチンゲールだが、もう一つ当てはまりそうな事例がある、Nakedcapitalismさんより、(意訳で失礼、誤訳はコメントくださいね)Goldman Had More Loss-Making Trading Days Than Rivals Wednesday, April 9, 2008As Bloomberg reports. Goldman lost money on more trading days in the first quarter than Lehman or Morgan Stanley, although its winning days outnumbered its losers by more than four times. Thus, the fact that Goldman outdid its rivals on this peculiar metric is a sign of undue caution on the part of its competitors, consistent with a preoccupation with minimizing losses.From Bloomberg:Goldman Sachs Group Inc., the biggest U.S. securities firm by market value, lost money on more trading days during the first quarter than rivals Morgan Stanley or Lehman Brothers Holdings Inc., according to regulatory filings.In the three months through Feb. 29, Goldman lost money on 17 days, compared with eight days at Morgan Stanley and seven at Lehman Brothers, the filings show. Goldman's trading department also had more big wins, raking in $100 million or more on 28 occasions, compared with 20 days at Morgan Stanley. Lehman reported it made more than $90 million on 13 days.``Goldman Sachs takes a more aggressive posture on trading and feels confident doing so because they have some of the most talented people,'' said David Killian, a portfolio manager at Stoneridge Investment Partners....``They're in the business of trading and taking on risk, and they've shown that they're better than peers over the cycle.''Goldman, under Chief Executive Officer Lloyd Blankfein, depends on trading for 68 percent of the New York-based firm's revenue, more than either Morgan Stanley or Lehman. While Goldman's first-quarter trading revenue slumped 27 percent to $5.66 billion from a year ago, it remained higher than Morgan Stanley's $5.13 billion or Lehman's $1.67 billion.The filings also show that Goldman lost $100 million or more on five trading days during the quarter. Morgan Stanley lost more than $100 million on one day, while Lehman reported that it lost more than $60 million on three separate occasions.「SECに提出された報告書によれば、GSは2008/1Qの3ヶ月間でモルスタ(MS)、リーマン(LB)より多くの損失額を被った、 期間的に17日間負けトレードがあり、MS,LBはそれぞれ8日、7日だった、ところが、GSのトレーディング部門に限っては、28日間の勝利で1億ドル以上の利益を上げていた、 この間、MSは20日間、 LBは13日で0.9億ドルの利益だった、ストーンリッジ投資パートナーのマネージャーいわく、 「GSは現在、リスクのある短期トレードに力を傾けつつある、 トレード部門の花形スタートレーダーの出来が今や彼らの収益源である」と、 GSのCEO、ロイドブランクフェインの指揮のもと、会社の収益の68%は(デイ)トレードに依存している、 この率はMS、LBいずれをも上回る、 GSは2008/1Qで前年比27%減の56億ドルのトレーディング収益に留まったが、 MSの51億ドル、 LBの16億ドルよりは高かった、しかしSECの資料では、GSは日額で1億ドル以上損失があったのが5日間、 又LBが日額0.6億ドルの損失が3日間、 MSも日額1億ドル以上の損失が一日あった」と、NakedCapitalismさん冒頭のコメントで、「これまでの損失を回復すべく、リスクトレードに走っている、危険な兆候だ、」この記事の印象は、追い詰められて、なりふり構わないトレードに走っている姿だ、およそ銀行とは縁遠い業態、デイ(短期)トレードは、お金があるところが相場を動かせるので大手からすると手がけやすいのかも知れない、(様々な風説も有効だしーー)なんかかつての自分を思い出す、負けが込んでくると、残された道は一発勝負だ、オオーー、思い出しただけでも寒気がする、投資銀行の残された道が高リスクの短期トレードって、 イヨイヨじゃないのかね、 マーチンゲールの結末を彼らに教えてあげたい、
2008年04月10日
コメント(2)
先ほど読んで、ナルホドと、忍び寄る死、堀文子さんに聞く--生きる実感、呼び覚ます、幼児期の感動が再び。 2008/04/10, 日本経済新聞 夕刊 九十年近く生きてくると、「死」というものがいくつかの段階をへて自分の中にいつの間にかおだやかに同居しているのが分かります 「昨秋、大病をして生死の境をさまよい、死というものになじんだ気がします。死は怖いものではないと思えるようになった。まだ私の体内に死にさからう力があったのでよみがえりましたが、あれは『死のリハーサル』だったと思います」ココまで読んで、私の中にあった死の恐怖がスーーッとッ引いていくのを感じた、死と格闘するから怖くなるーー、格闘してきた今まではリハーサルだったと、アトは成り行きで読んでしまった、(堀さん、現在90歳とはーー、すばらしい!) 「だから今は、人間の幼児期の満一歳から二歳ぐらいの感じを生き直しているように思え、何もかもが新鮮で、感動するものが違ってきたのが不思議です。三十年も住んでいる大磯の家は小高いところにあるので、これからの自分には危険に思え、一間だけの家を庭の隅に造った。すると全く別の風景が現れたのです」 「山を背負って立っていた前の家からは湘南の海が見えた。その家と向き合うように建てた『方丈の家』から見えるのは背後の山。今まで三十年間、この山を見てこなかったことに気づいた。さまざまな鳥が来るし森もあり、自然がいっぱいだった。生きることをあきらめなくてよかったとつくづく思います」 「子供のころに関東大震災を体験した。たくさんの建物が焼け落ち、多くの人が亡くなった。人は死ぬのだ、ある物はなくなるのだ、と思い知った。永久に変わらぬものはないという無常観を幼い心に打ちこまれたのです。それで私は世間一般の無邪気な幼児期が過ごせなかったのです」 「これまでの人生で一番死が怖かったのは、五十歳ぐらいの人生の『返り点』に達したころ。もう半分まで来てしまった、どんなに騒いでもあと半分は生きられないのだと思うと夜も寝られなくなった。そんな状態が二年も続いたでしょうか。今思うとそれは観念の『死』の恐怖でした」 私は映像人間なんです。何でも画像になって見えるのです 「今まで、自分の進む道にさえぎるものはなかったのに、突然水平線の手前に壁ができたのが見えた。道をはばむもの、それは死の壁でした。しかし私は、そのころの苦悩を作品にはしなかった。絵には理想を描くように努めた。私には韜晦(とうかい)の癖があるのです。自分を隠したい一種の秘密主義」 「母親の老後の世話をしていましたし、周囲の人の死をたくさんみとってきましたので、死というものは突然訪れるものではないと知っておりました。上げ潮のように死は満ちてきて、全部満ちた時に死ぬという感じがしていた」 「私自身は健康に恵まれていたせいで病気もせず、体の不自由もなく働いていました。足腰の丈夫なうちにと、やりたいことをいつも五つ、六つ持っていて、片端から実行しようと心がけていた。それで、七十歳の時に一大決心をしてイタリアに住んだ。ヨーロッパの田舎で暮らすことにあこがれたし、西洋というものを肌で知りたいと思ったのです」 「イタリアに五年住んで、その地になじんでしまった。ハラハラ、ドキドキの最初のころの感動が薄れてきたので、これはいけないと思い、未知の世界目指してイタリアと別れ、その後はアマゾン、ペルー、ネパールを旅し、ヒマラヤに登った。ヒマラヤでは青いポピーが見たくて出かけ大感激した」 「そんなハードな生活が体をむしばんでいたらしい。足がむくんだりしているうちに、動脈瘤(どうみゃくりゅう)の発病で大変な痛さに苦しみましたが、一晩すると痛みがなくなった。自然治癒(ちゆ)したらしいという。主治医の先生は『奇跡に近い』とおっしゃった」 死はいくら努力しても避けられるものではない。死は常にこの体の中にあり、生もまたこの体の中にあるのだ、とその時思った 「思い煩って騒ぎ立てても仕方がないのです。私の中の兵隊たち(細胞)がいつも敵と戦っていることを実感した。死と共存している自分を見たのです。これは実感としての『私の死』でしょうか」 「それから五年ほどたった昨年の秋、また病気にかかった。もう、自己治癒するほどの体力もなく老いていたのだと思います。二カ月間、病室に閉じこもって点滴治療を受けた。この時も映像で、ベッドで寝ているはずの自分がいない。私の不在のベッドを私が見ているのです。恐ろしい瞬間でした。目まいと吐き気がひどくなり、味覚をも失ってしまった。何とかして食べ物をと、果物を食べようとするが、酸っぱくてその味の激しさに耐えられなかった」 「病気の方は、治療のおかげで治り始めていたらしいが、病室にこもりっきりの拘束状態で、私の精神が病んでしまった。この世に戻りたくない心境になってきた。そのころでした。私に死神(しにがみ)がとりついているのが見えたのです。目をぎらぎらさせたテナガザルのようなものが、ひものような黒い手をまわし背中にへばりついている。一種の幻覚なんだと思いますが」 「それでも自分の中にまだ逆らう力があったらしく、必死になって主治医に外へ出たいと訴え、ついに許された。『好きなものを飲んだり食べたり自由にしなさい』。あらゆる食物を受けつけなかった中で、そばだけは食べることができた。湯でうすめたそばつゆは大丈夫だった。面白いことにワサビは口にすることができた。純粋天然のものだけがのどを通ったのです。家へ帰って一週間ほどで死神はいなくなっていました」 「私は今、大自然に囲まれて再び仕事を始めた。今、私は『老子』の『無為』や『自然(じねん)』という言葉にひかれる。老子はまた一番優れたものは『柔弱』だという。美はやわらかく弱いものではないかと、今の私は確信しています」 (編集委員 竹田博志) ほり・ふみこ 日本画家。1918年東京生まれ。40年女子美術専門学校卒。74年多摩美大教授。88年イタリアへ。5年間、トスカーナでスケッチに明け暮れる。95年のアマゾン、マヤ遺跡をはじめ、インカ文明、ヒマラヤに幻の高山植物、ブルーポピーを求めて取材旅行。著書に「命といふもの」など。 一番優れたものは「柔弱」だとーー、柔らかさと弱さか、(追記)で早速、柔らかさの方を増すべく、さっき、根幹バランス療法にキャンセル待ちを入れた、(案の定、5/10過ぎまで予約でいっぱいだった、)
2008年04月10日
コメント(2)
Bloombergより、Goldman Level 3 Assets Jump in First Quarter, Exceeding Rivals ... - 2008-04-09 10:30Goldman Level 3 Assets Jump in First Quarter, Exceeding Rivals April 9 (Bloomberg) --Goldman Sachs Group Inc., the most profitable securities firm, reported an increasein so-called Level 3 assets during the first quarter, exceeding those ... もっとも利益率が高いと言われていたゴールドマンが並みいるライバルを尻目に、トップに躍り出た、 何かといえばレベル3の資産保有率でだ、こちらに今回の表を、2008/1Q末現在、前回のがこれ、2007/4Q、(対株主資本比率で比較)世界の銀行状況 その前がこれ、2007/3Q、「レベル3」資産保有高今回のを比較すると、 レベル3資産額(Bil$) 、( )内は対総資産比率、会社 2007/3Q 2007/4Q 2008/1QGS 72.05(6.9%) 72 96.39(8.1%)MS 88.2(7.4%) 74 78.16(7.2%) LB 34.68(5.3%) 35 42.51(5.4%) と言うことで、GSの成長性(?)が高いのがわかる、で、問題は、GSはこれまで一切、損失計上していないこと、いつになったらするのだろう、レベル3資産未処分もそうだが、面白いのは先日の電話インタビューで、レバレッジ縮小に対するGSの財務CFOのコメントだ、レバレッジ高いのはゴールドマンだけ-ベアーS救済受けた米証券業界 2008/04/07 13:35より抜粋一方で、ゴールドマンの同業他社の多くは、前例のない巨額損失への対応で、資産を売却し、資本を増強し、現金保有に走っている。借入金で多くを購入した住宅ローン関連証券の価値が大幅に減少し、金融業界はこれまでに2300億ドル(約23兆5640億円)余りの評価損や損失を出している。 レバレッジ解消に動いていないのはゴールドマンだけだ。自己資本に対する資産の調整後レバレッジは2月末に18.6倍と、昨年11月末の17.5倍から上昇。ビニアーCFOは3月18日の電話会議でアナリストに対し、「バランスシートを縮小する必要性はわれわれのところでは現在ない」と述べた。 GSの資産はレベル3も含め、すべて健全であり、又、高レバレッジ取引をやめるなどとんでもないことのようだ、GSのバランスシートには、”損失”と言う項目がないのだろう、(追記)日本語版で、ゴールドマンのレベル3資産、12-2月に増加-同業他社を上回る伸びゴールドマンが9日に米証券取引委員会(SEC)に届け出た文書によると、2月末時点のゴールドマンの資産で、価格評価が最も困難なレベル3部分は07年11月に比べ39%増え964億ドル(約9兆6300億円)となっていた。資産に占めるレベル3の割合は8.1%と、6.2%から上昇した。 レベル3の資産には、その価値をほぼ完全に失った米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連資産が含まれるほか、プライベートエクイティ(未公開株)や不動産、取引の少ない企業債務なども、市場価格が付きにくいためこれに分類される。過去3カ月にはより多種の証券類の取引が途絶え、価格評価が難しくなった。 各社の届け出によれば、モルガン・スタンレーの2月末時点のレベル3資産は6.1%増え782億ドル、リーマンは1.3%増え425億ドルだった。保有資産に占めるレベル3の割合はそれぞれ7.2%(昨年11月は7%)と5.4%(同6.1%)。 07年9-11月(第4四半期)末には、4社のなかでベアー・スターンズのレベル3資産の割合が最も多く7.1%だった。
2008年04月09日
コメント(0)
前回、ベア買収の裏側を下記で紹介したが、ベアスターンズドタバタの主役は誰 (04月05日) 歴史的救済劇?(04月06日) 堀古さんとこから、詳細が出てきたベアスターンズ危機の背景、以下抜粋で、しかしこのベアスターンズ危機の経緯を振り返れば、実は極めて可能性の低い偶然が重なった不運である事が明らかになってきます。意図的に危機の噂を広めると共に株式を売るベア・レイドの形跡があるとして、SEC(証券取引委員会)委員長は調査に乗り出したと議会で証言しています。昨年7月のアップティック・ルール(株価上昇時にのみ空売りできる)の廃止によってベア・レイドが容易になっていたのも事実です。 しかし危機が訪れる3月13日の朝まで、ベアスターンズにとってそれは全く馬鹿げた噂に過ぎませんでした。それもそのはず、当日の朝時点で手元現金残高は1兆2000億円以上もあったからです。しかしその日の夜までに、何と1兆円が引き出されるという異常事態が起こってしまったのです。 ここまでの時点で既に異常事態が重なっていた事が分かります。住宅ローン関連以外の証券の混乱、特に政府系住宅金融債の利回り急上昇、ファンドの破綻、風説の流布、そして一日で1兆円も引き出されるという異常事態です。(中略) ベアスターンズ危機をきっかけに翌日、大手証券会社を含むプライムディーラーに連銀が直接貸出を実施するという、大胆な策が発表されました。ベアスターンズのCEOも議会で「直接貸出が利用できていれば危機は逃れられた」と証言しています。(BSCだけ翌日返済が適用された!?)堀古さんは偶然が重なって起きたとしているが、偶然は重なると、偶然とは言わない、必然だろう、これをまとめると、1.敵対的(レイド)空売りの規制であるアップティック・ルールの撤廃、2.1.2兆円の内、一日で1兆円引き出し(事前に大量空売りの事実あり)、3.連銀の翌日返済強要、(他の証券、投資銀行には長期で)FRB、JPM、SECの見事なチームプレイだ、(ベアには気の毒だったが)4/16のJPMの決算が無事通過するなら、 FRB/連銀/財務省/SEC、そして当のJPMに対し、天の裁きが下るんじゃねーの、ナンテ真剣に考えちゃうよ、
2008年04月09日
コメント(2)
先ほどのどんぐりころころさんの質問の続きで、(ゴールドと株式は違うの?と言うヤツね、)BobのレポートからGoldカーブを下記に、Retracement of preceding rallyMajor price corrections in gold have a tendency to retrace 55% of the previous rally. We can define the rally as having occurred from the most recent pullback in November 2007 ($773), June 2007 ($641) or the low of $542 in June 2006. This provides targeted support at $890, $818 and $763.Bobによると、ゴールドは前回ラレー(上昇)の55%分を戻る傾向があるらしい、 で問題はラレーがどこから始まったかだが、Bobはグラフ上に示した、773$、641$、542$を取っている、これによるなら、サポートポイントは、55%戻ったところのそれぞれ、$890, $818 and $763. これが各々反発ラインになる、 これがゴールドの動き方らしい、しかし、先ほどの、GSRが示すサポートは 反発ラインではなく、株式(含む、鉱山株)の更なる下げの開始点になると言うことを過去のトレンドは示している、と言うところかな、で、チョっと思ったね、さっきのBobのGSRチャート、又今日の松藤さんが示したロス・グリエス氏の下記チャート、S&P500の1930年代からの1年毎のリーターンをグラフ化したチャート(M字が示す、向こう18ヶ月間の下げ継続)又、以前紹介した、長期PE(株価収益率)のトレンド、PEから見た長期株式トレンド このようなチャートの見方、 即ち、長期にわたり、且つ、(単に価格の動きではなく)収益や比率で見る見方と言うのは、あまり日本にはないのでは、と、(私が知らないだけかもしれないが、)向こうの国の分析の奥の深さを感じた次第、それにしても、これらのチャートがことごとく、更なる下落を示唆しているのはすごいね、
2008年04月08日
コメント(0)
まず予習、RSI(Relative Strength Index)とは、1978年、Welles Wilder氏は、市場価格の乖離を示すモーメンタム・ラインを0から100の領域内で表示するオシレーター分析を発表しました。 それまでのオシレーター分析では、価格の急激な変動に対しモーメンタムがゆがんでしまう欠点をRSIでは解決されました。 オシレーター・ラインの基本的な見方は、70以上は買われ過ぎ、30以下は売られ過ぎと判断し、逆張りの目安として利用されています。70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎと覚えて、先ほど、コメント欄にBob Hoyeのチャートが来ていたので、紹介を、(読み方が違ったらコメントくださいね) Time Windows Apr 7, 2008Gold/Silver RatioOnce again, the GSR produced a warning signal leading up to an important downside reversal in the mining stocks. The RSI(14) reading of 89 was followed by high in the mining indexes within seven trading days. This RSI reading has now been accurate in 8 of 8 instances over the past four decades. Subsequent selloffs in the stocks generally result in an important low twenty-three days following the high close. This produces a targeted time window of April 17th.(GSRは鉱山株インデックスの下落のサインを示している、RSI=89はその前の7日間の鉱山インデックスの高値取引の結果だ、このRSIの精度は大変優れていて、過去40年間で起きた8回のうち8回とも当たっている、これに伴う売りは高値から23日目で重要な下落開始値に到達する、データが示すところによればこれのターゲットデイは4/17だ、)*他にもチャートあるんだけど、これでいいね、上の訳もおかしかったらコメント下さい、GSR(ゴールドシルバーレシオ)、普段あまり見ないし、使わないんだけど、このRSIの精度がすごいらしい、但しレンジは長い、40年のデータからチェックしている、それの示すところによれば、GSRのRSI高値から23日目に重要日を迎えると、 チョッと拡大してみよう、GSRは直近で2つピークがある、前者が3/3くらい、後者は3/13くらい、RSIのピークで言うと前者だが、4/17から逆算して23日前だと後者になる、(Bobは補正したのかな、マッ、この辺の細かな見方はよくわからないので、知っている人いたら教えてください、)松藤さんはてっきり、米銀の決算か何かで4/17を言っていたと思ってたんだが、GSRのRSI分析からきているとは知らなかった、イヤー、イロイロつながっていますなー、マスマス、期待のかかる4/17になってきた、
2008年04月08日
コメント(4)
マッ、重なるときは重なるものだ、今朝、松藤さんとこ見たら、ワーニング、4月17日、全ての市場が大きな転換点になります。そして、タマタマ見たブログで、この記事なども見る、ISRAEL VISIT:Written on April 3, 2008 by Ronald Weinland My wife and I, as well as Johnny and Myrtle Harrell, will be visiting Israel from April 14th through April 21st. We will be in Jerusalem on April 17th which is the day the First Trumpet of the Seventh Seal sounds. The process of all that will occur, with the sounding of the First Trumpet, will begin on April 17th and continue to increase in destructive power (consequences) for the following seven weeks. The Second Trumpet will not sound until after the Day of Pentecost. This does not mean it is near that date, but it means it cannot happen until after that day.The actual beginning of the specific job God has for His two end-time witnesses (two end-time prophets) begins to unfold on April 17th. As I have already stated, I am one of those witnesses and the spokesman of both. While in Israel, I plan to reveal publicly the identity of the second witness in the sermon to be given on the Sabbath of April 19th from Jerusalem.(マッ、この手の話しが嫌いな方はスルーください、預言の話しですので、)大意で、「私ウェインランドは妻と共に4/14から21までイスラエルに行く、 4/17はエルサレムである、 この日は第7の封印の最初のラッパが鳴り渡る日である、 そしてこのラッパの音に続いて起こるプロセスは4月17日に始まる、その後の7週間、破壊的パワーは増大していく、 第2のラッパはペンテコステ(5/11)が過ぎるまでは鳴らない、 終末における二人の預言者を用いた神のわざは4月17日にスタートする、 私、ウェインランドは二人のうちの一人である、 イスラエル滞在中に、私はもう一人の預言者を4/19(安息日)の説教でエルサレムにて知らせるつもりだ、」HP拝見すると、いい表情の落ち着いた方の様に見える、個人的に預言は、過去USAで様々な集会に出て体験してきたので、あまり抵抗はない、 見分け方もそれなりに学習してきた、 そして預言は間違いの多いのも事実、 (予言ではなく預言ね、アシカラズ、)それでも今回紹介するのは、今日というタイミングだ、 今朝4/17が印象に残っているところに、このような記事が来ると私的には無視できない、(読者は無視してくださって結構ですよ)で、さっそくだが、第七の封印とは、黙示録8章にでてくる、子羊が第七の封印を解いた時、半時間ばかり天に静けさがあった。それからわたしは、神のみまえに立っている七人のみ使いを見た。そして七つのラッパが彼らに与えられた。(黙示 8:1~2)海外では第七の封印と言う映画もあるくらいに有名だが、日本ではそれほどでもない、最終審判がテーマなのだが、(参考:黙示録の警告) ココのラッパの解釈は、ウェインランドによれば、(抜粋で)第一のラッパ: 地上破壊第二のラッパ: 海岸破壊第三のラッパ: 核で川、湖破壊第四のラッパ: 核のチリで太陽がさえぎられ、世界の1/3の地域に核の冬が来る(1/3は、US&カナダの1/3) 以下略、ドーも、911級を超える破壊がちらつく、いつの時代にも終末論というのがでてくるのだが、今まで世の中が存在しているので、 ことごとく外れてきていることになる、で、今回はドーよ、と言うことで、ウェインランドさんは4/17が第7の封印の最初のトランペットが鳴り響く日だと、その後すさまじい破壊が7週間に渡って続くと、(何故かUSAらしいのだが)具体的にナニが起こるかはわからないが、これは注目だ、もし、何か起これば、 彼は終末の預言者ということになる、じきにわかるだろう、アト9日だし、で、マーケットの注目は、こちら、 いずれにせよ、4/17は要注目で、 (昨日の田中宇さんの記事も気にはなっていたんで、あわせてだな、)
2008年04月07日
コメント(4)
今週の予定など、7(月) 2月米消費者信用残高8(火) 2月米中古住宅販売保留 米週間消費者信頼感指数 米週間チェーンストア売上高 米週間レッドブック大規模小売店売上高 米FOMC議事録公表(3月18日分)9(水) 2月米卸売在庫 米住宅ローン・借り換え申請指数10(木) 2月米貿易収支 3月米チェーンストア売上高 米新規失業保険申請指数 ECB(欧州中銀)金利発表 英中銀、金利発表11(金) 4月米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) 7カ国財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)あまり目玉がないね、ひまソーな週になりそうな雰囲気、暇つぶしと言ってはなんだが、これでも眺めて次週に備えよう、MishのTwo Wrongs Make A Wrongから、Paulson's Economic Plan(マッ、あれです、FRBのポジションをもっと高めようとーー)Bernanke's Economic Plan(とにかく風船(TAF、TSLF)で高度だけは維持したいーー、)これ見てると、2人の策は来るべきクラッシュの程度をますます大きくするためにしか見えないんだが、(追記)田中宇さんのメルマガ来たんで、「中東大戦争は今週始まる?」 2008年4月6日http://tanakanews.com/080406mideast.htm
2008年04月06日
コメント(0)
FASBってご存知?Financial Accounting Standards Board の略、FASBについて (米国FASB及びIASB)1973年以降、財務会計基準審議会は、財務会計及び報告の基準を制定するための、米国のプライベートセクターにて指定された組織である。当該基準は、財務報告の作成に適用され、証券取引委員会及び米国公認会計士協会により権威あるものとして正式に認識されている。投資家、債権者、監査人及びその他が、信頼性でき、透明性で、比較可能な財務情報に依存しているため、これら基準は、経済の効率的な機能にとって必要不可欠なものである。FASBについてのさらなる情報は、http://www.fasb.org/のウェブサイトで入手できる。FAS157(米国会計基準157)と言えばピンと来るかもしれない、そう例のレベル3資産の基準を定めている機関、米国財務会計基準審議会だ、こちら(メールでわかる最新金融事情 Vol.23)に、その157の解説があったので、チョッと貼っておこう、●公正価値の3段階Level 1(マッタク問題なく売買できる) 同一資産・負債の売り買いが直接観察できる場合に得られる市場価格を意味します。Level 2(売買にやや問題あり) 同一資産・負債の売買が直接観察できるのはまれであることを認識した上で、FASBは以下の3つの状況において計算できる市場価格をLevel2と判断しました:(1) 同一資産・負債の実際の取引がまれに観察できる場合(2) 実際に観察できる市場取引が同一資産・負債の取引ではないが、十分類似している取引であるため、ある一定の前提を置くことにより、保有資産・負債の時価が推定できる場合(3) 類似資産の活発な市場は存在しないものの、観察可能な市場取引より保有資産・負債の公正価値が計算可能である場合Level 3(売買に問題あり、と言うか売買できない) Level 1および2における情報が得られない場合に計算される公正価値がLevel 3になります。と言うことで157を定めるFASBは偉いのよと、予習したところで、 以下、SIVs Appear To Be DEAD! April 4, 2008から、It appears that the FASB has removed the concept of QSPEs(qualifying special purpose entities), which is the enabling "piece" to make off-balance-sheet securitizations possible, from the FASB set of regulations, specifically, FAS 140.This appears to have happened TODAY.As such it appears that all financial institutions will have to reclaim all SIVs back onto their balance sheets no later than the start of 2009.This is a watershed event, in that these vehicles, when they are reclaimed onto bank balance sheets, is likely to lead to the P/Es of these firms skyrocketing north, and consequently, a far more realistic view of both share price AND capitalization.In short Investment Banks have ~6 months to get their act together and their capital up, and then they are going to have to start integrating these vehicles back onto their consolidated financial statements.ドーモ、例のSIVはFASBによってオフバランスシートの資産項目から外されたみたいだ、(今まで可能だったのは知らなかったな)ってことは、BS上に記載がなければ、これをオンバランスして、評価損があればこれに見合う分を増資しなければいかんてことだ、開始は来年初とあるから、今年中にアクションが必要、もっともSIVを採用しているところって大手ぐらいなんだけど、それが又今話題の銀行やら、投資銀行だったりするんで、ニュースになっちゃうんだなー、確かSIVはシティーが最大手で9兆円ほどもっていて、業界全体では数十兆円規模だと記憶している、そして簿外扱いを昨年末までに半分位を簿内に切り替えたはず、金融機関には泣きっ面にハチのニュースだが、マッ、元々価値がなくなっていたんでふんぎりをつけるにはちょうどよかったかもしれない、(参考)欧州で進むSIV処理 (2007年12月12日)「レベル3」資産保有高(2007年11月13日)
2008年04月06日
コメント(0)
豊島さんの4/4の「ドル200年、金2000年」のおすすめで、"迷心寂乱、悟無好悪"を見て、オッ、これだ! と、いわく、「 と、ここまで偉そうに書いてきたけど、筆者とて未だに迷心寂乱から脱却できずに、相国寺の敷地を出た途端に、さて何か美味しい京都料理をなどと考え始めている。 まぁ、筆者は少なくも己の愚かさを認識しているから、自分で金を買うときはいまだに純金積立と決めている。毎月定額を支払い続けるだけ。あとは余計なことは考えない。これが凡人に出来るせめてもの悟無好悪である。 次回のWGC単独主催セミナー第二弾は相国寺の講堂で、第一部、老師さまの講話、第二部、迷える子羊たちとの対話、第三部、写経とでもしようかね...。政府は"貯蓄から投資へ"を提唱するが、一番の問題は投資家の心の中にあるのだよ。」マッ、投資家の心構えを説いているわけだが、最後のくだり、『一番の問題は投資家の心の中にあるのだよ、』これは古くて新しい問題でもある、私自身、とても人に言えた義理ではないのだが、ココ一年やってきて痛切に感じる、各種システム、理論、ファンダメンタル情報、マネー及び損失管理などはある意味、中学の義務教育の世界だ、これだけで社会(相場)に出たら、一体どうなるのだろう、(実際、やっている人がすごく多いのだが、)あのベア買収よろしく、管理する側と管理される側が一体になっている昨今のNYの実情を知れば、違う世界が見えるだろう、相手は老獪な大詐欺師軍団だ、チャート、トレンド、売買高、ファンダメンタル、成長性、一切関係なし、インサイダーこそ取引の極意と心得ている相手である、NK225をやりながら思ったね、 投資、トレード、あるいはお金に関すること全般でもいい、これらはその人の性格の延長上に存在してる、と、少なくとも短気な人にはとても向かない世界だ、で、以前から思っているのは、投資教室の世界にココロの科目を入れることだ、但し、最初に断っておくが決して心理学を適用しろ、と言っているのではない、心理学は表層の部分でしかなく、ほとんど役には立たないだろう、又積極思考の類も然りだ、表層的な思考の部分に向けるのではなく、モット深い魂の世界に目を向けなければ、 彼らに立ち向かうことは難しいのではないか、誰か、これをセミナー、投資教室で教えてくれる人は現れないものだろうか、 それにしても豊島さんのこのくだりは好きだな、「まぁ、筆者は少なくも己の愚かさを認識しているから、自分で金を買うときはいまだに純金積立と決めている。」"己の愚かさを認識"、ナルホド、これは最強じゃないか、逆はドーか、"オレは才能がある"、よってガンガン勉強、ガンガン検証、損したら損きりルールでしっかり管理ーー、
2008年04月06日
コメント(0)
昨日の続きで、JPMが主役だとすると、こちらのブルームバーグの記事なども、別の見方が出来る、ダイモン氏の最初の答えは「ノー」-証言で分かったベアー救済劇の内幕 2008/04/04 16:06 JST 4月4日(ブルームバーグ):米ベアー・スターンズの資金繰り逼迫(ひっぱく)危機のさなか、当局から同社救済への協力を求められた米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)の答えは「ノー」だった。 同CEOは、ベアー・スターンズがバランスシートに抱える負債がもたらすリスクが大き過ぎると判断したのだと、関係者らは3日の議会証言で語った。ダイモン氏の拒絶を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)は16日の日曜日、アジア市場で週明けの取引が始まる直前にベアー・スターンズ向け融資を発表した。 議会証言は、史上最大規模の証券会社救済までの事態の展開を明らかにした。ガイトナー・ニューヨーク連銀総裁とバーナンキFRB議長は決定を擁護したが、一部議員は危険な賭けへのただ乗りを許したと批判した。金融当局者らはその週末、1907年のパニックや大恐慌時代の取り付け騒ぎにも劣らない混乱に発展することを恐れたと説明した。 社会主義 ガイトナー総裁は、強力な政策対応がなければ、勤労者の所得減、住宅取得や教育、日々の生活資金の借り入れコスト上昇、退職資金の目減り、失業増につながっただろうと強調した。一方、議会は政府が国民の税金を危険にさらしたことを問題視。さらに、差し押さえに直面する住宅保有者よりもウォール街の救済を優先するのかと、今回の措置に厳しい目を向ける。ジム・バニング上院議員(共和、ケンタッキー州)は「なぜ市場の見えざる手による裁きの邪魔をしたのか。これでは社会主義だ」と述べた。 結局、FRBはベアー・スターンズの資産300億ドル(約3兆750億円)のリスクを負うことになり、JPモルガンは昨年末の価値の8分の1未満の価格でベアー・スターンズを買収することになった。救済の詳しい仕組みは今や明らかになっているが、ダイモンCEOの証言は自身のためらいと当局が抱いた恐れの大きさを浮き彫りにした。 3月13日、ガイトナー総裁は米証券取引委員会(SEC)との電話会議でベアー・スターンズが破産申請の瀬戸際にあることを知る。ベアー・スターンズは決済銀行であるJPモルガンに緊急融資を求め、ダイモンCEOはニューヨーク連銀に電話をかけた。バーナンキFRB議長とポールソン米財務長官は翌14日早朝、JPモルガンを通じてベアー・スターンズに緊急融資することを決めたという。 手練手管ではない ベアー・スターンズのアラン・シュワルツCEOによれば、ベアー・スターンズ側は身売り先など選択肢を模索するため28日間の猶予があると考えていた。しかし金融当局は週末中に事態を収拾することを主張し、同CEOを驚かせたという。アジア市場でパニック売りが始まることを恐れたのだと、ガイトナー総裁は説明した。 シュワルツCEOは週末に、複数の相手に身売りを打診したが、リスクの大きさや時間的制限の厳しさから、真剣に検討したのはJPモルガンのみだった。そのJPモルガンも問題の16日の朝には恐れをなした。ダイモンCEOはガイトナー総裁とポールソン長官に、リスクが大き過ぎると伝えた。「誓って、交渉のための手練手管ではなかった」とダイモンCEOは話す。 ガイトナー総裁は、ベアー・スターンズの資産を当局が保証することは望ましくなく、JPモルガンを通じてベアー・スターンズにさらに融資して時間を稼いでも損失に歯止めはかからず、ベアー・スターンズやJPモルガンに当局が出資することは違法だと説明。ベアー・スターンズの資産を担保に融資することはできると提案した。結局、この方法が選択された。 リスクはあるが、ベアー・スターンズを破たんさせた場合の経済への悪影響に比べれば害悪は小さいとガイトナー総裁は当局の判断を擁護する。少なくとも、14日の金曜日に貸し付けた緊急融資の130億ドルは、17日の月曜日に400 万ドルの利息を付けて返済されたという。 上記記事はベア救済、経済危機回避で通しているが、劇の中のきまりセリフを言っているような感じ、現実はベアの救済ではなく、JPMの救済、これの対象、手段は選ばない、JPM、NY連銀/FRB、財務省による創作救済劇だ、(英文記事ではRapeと言う表現が盛んに出てくる)買収日近辺を時系列で見ると、(勝手推測でアシカラズ) 3/12-13: ベアーから大量資金流出(空売り開始)3/14(金): 連銀、DiscountWindowsで融資、(これが曲者、通常28日返済がなぜか翌日17日返済の条件、ベアはあせる、これではJPMの条件を飲まざるを得ない)3/17(月): 未明JPM買収合意、(この直後、FRBはGSとリーマンに期限付きDW融資を実施、ベアCEOが憤りを示す)アトはつじつまあわせの世界、ベアの株主対策、議会への説明、ナド、よく言われるのが、ベアの保有するMBSに絡むCDS市場の影響、これを避けるために買収した、と、これも脅しでしかない、最初に破綻ありきだからね、そしてJPMのBSは大変なことになっているのだが、これが話題にはなぜかなっていない、詳細はBear/JP Morgan: The Outrage Continuesで(機械訳だが)だいたいわかる、ポイントは、ココ、To understand the grim outlook for JPM, start the analysis with derivatives. Because of its huge market share in all manner of OTC derivatives, JPM represents a "super sample" of overall OTC market risk. In terms of total size vs the bank's balance sheet, JPM's derivatives book is more than 7 standard deviations above the large bank peer group. At the end of 2007, JPM's Tier One Risk Based Capital held by its subsidiary banks was just $88.1 billion, a tiny foundation for the bank's vast trading operations. The Economic Capital ("EC") simulation in The IRA Bank Monitor generates an EC benchmark of $422 billion for JPM or a ratio of EC to Tier One RBC of 4.79:1, suggesting that JPM needs almost five times current capital levels to fully support its economic risks . 「今回の童話を読み解くキーは、JPMのデリバティブ額である、JPMはまさにリスクの”スーパーサンプル”となっている、バランスシートに占めるリスクマネーの割合が、同業大手他社と比較して7σ(標準偏差)以上である、IRA(Institutional Risk Analytics)が求めるJPMの銀行規模に対する純資産(Tier One Risk Based Capital)は422Bil$だが、JPMは88.1Bil$で1/5しかない、」と、ココが今回の出発点だ、そして、The Board has authority to provide exemptions from its risk-based and leverage capital guidelines for bank holding companies.「FRBはレバレッジ資産ガイドライン適用免除の権限をもつ、」これを引き出すことが、今回のゴール、週明けは又、そぞろ”歴史的救済”の言葉が紙面を賑わすのだろうか、
2008年04月06日
コメント(2)
ベアスターンズ買収の巷のニュースをまとめておこう、ドタバタ続くベアー救済劇2008/04/05, 日本経済新聞 夕刊 JPモルガン・チェースは三月十六日夜、資金繰り難に陥ったベアー・スターンズを買収すると発表した。だが、その後は買収価格を変更したり、契約の書面にミスが見つかったりでドタバタが続いている。買収条件などに不満を持つベアー株主が訴訟に乗り出しており、六月末がメドの買収完了に向けてベアー救済劇は波乱含みである。 「本来ならば一カ月かかるのに、我々には文字通り四十八時間しかなかった」「(普通の)家を買うのと燃えている家を買うのは違う」 四月三日の米上院銀行委員会。証言したJPモルガンのダイモン会長はこう強調した。ベアーが「このままなら二十四時間以内に破綻する」とJPモルガンにSOSを送ったのが三月十三日。投資ファンドのTPGやJCフラワーズも買い手候補に挙がったが、日々の資金調達力は銀行に劣る。「ベアーの負債全額を引き取ってほしい」というファンド側の条件がニューヨーク連銀にはねつけられ買い手はJPモルガン一社に絞られた。 JPモルガンは三月十五日、弁護士など三百人を投入し資産査定を開始。ポールソン米財務省長官は「混乱を避けるため週明けのアジア市場開場までに決めて」と要請した。突貫工事だったため、買収価格はゼロに近い二ドルとなり、大株主やベアー社員が買収価格に不満を表明。一方、当初の契約書面では「株主の反対で買収が不成立でも(決済など)ベアーの市場取引をJPモルガンが保証する」と解釈できる法文が入っていたという。 そこで契約書き直しと反対株主のガス抜きを目的として、三月二十四日に急きょ一株当たりの買収価格を十ドルに引き上げ、買収に先立ち三九・五%相当のベアーの新規株式をJPモルガンが引き受けると発表した。それでも株主からの訴訟が日増しに増えており、集団訴訟に発展する可能性も出てきた。(ニューヨーク=松浦肇) この記事を見ると、JPMはFRBに頼まれてBSCを仕方なく引き受けた、と読める、次、WRAPUP1: 米金融監督当局者ら、議会公聴会でベアー救済の正当性を強調 2008年 04月 4日 09:03 [ワシントン 3日 ロイター] 米金融監督当局者らは3日、上院銀行委員会の公聴会で、ベアー・スターンズ(BSC.N: 株価, 企業情報, レポート)が破たんすることは、金融市場のコンフィデンスを損ない、経済に長期的な打撃を与える恐れがあったため容認できなかったとし、ベアー買収を支援したことに対する正当性を強調した。 バーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長をはじめとする米金融監督当局者らは、当局が前月ベアー・スターンズを事実上救済したとの見方を否定した。FRB傘下のニューヨーク連銀は、JPモルガンによるベアー・スターンズ買収支援で、290億ドルの資金供給を決めた。 JPモルガンのダイモン(CEO)は、公聴会で「ベアー・スターンズは、この買収への努力がなければ、破たんしていただろう。そうなっていたら、悲惨な結果をもたらしていただろう」と指摘。JPモルガンは、FRBの支援がなければ、ベアー・スターンズ買収に合意していなかっただろうと語った。 米財務省と緊密な協議の上、FRBが行ったベアー・スターンズ救済劇をめぐっては、高いリスクをとった銀行救済に公的資金を使うことで、規制当局は危険な先例を示したことにならないか、との疑念の声が米議員らから上がっている。 上院銀行委員会のドッド委員長は「これは、金融市場のシステミックな崩壊を防ぐための理にかなった救済か、それとも一部の人が指摘する、米国民が住宅ローンの返済に苦しむなかで行われた300億ドルの公的資金を用いた1金融機関の救済だったのか」と疑問を投げかけた。 これに対し、バーナンキ議長は「われわれが念頭に置いたのは、米国の金融システムと経済を守ることだ。守ろうとしたのは経済であり金融業界の誰かではないことを理解してもらえれば、なぜこうした措置を取ったのか国民はより正当に評価してくれると信じる」と説明した。 議長は、ベアー・スターンズ問題に関してFRBは直ちに行動する必要があり、そうしなければ、世界の金融市場だけでなく広く経済にも深刻な打撃を与える恐れがあると判断したと語った。 3月14日、FRBとJPモルガンは、ベアー・スターンズへの緊急資金供給を発表した。その2日後、JPモルガンはベアー・スターンズ買収で合意した。 スティール米財務次官は、バーナンキ議長の発言内容を繰り返し、米政府が重点を置いたのは「特定の金融機関ではなく、破たんがもつ意味合いへのより戦略的な懸念」だったとし、「われわれの市場の隅々にまでつながりを持った1金融機関の破たんは、ウォールストリートを超えた金融危機を招いていただろう」と指摘した。 また、コックス(SEC)委員長は、SECはベアー・スターンズが強力な担保資産を持っているにもかかわらず、資金繰り難に陥るという状況を想定していなかったと語った。この記事も、音頭を取ったのはFRBであると読める、もうひとつ、確認用の記事を、 UPDATE6: ベアー・スターンズ買収めぐる米上院公聴会での発言要旨 2008年 04月 4日 04:14 ロイター 抜粋 ◎コックス米証券取引委員会(SEC)委員長 <カラ売りに対する調査>=質疑応答 SECとして、インサイダー取引や市場操縦、不正なカラ売りなど問題視されている行為について、非常に積極的に調査している。これは詳細がないが、巷で言われているのは、ある投機筋が、BSC株の大量の空売りを仕掛けた後、一気に資金をBSCから引き上げた、と言うもの、 破綻を誘発させるようなDealをしていたのでは、と言うこと、(空売りを仕掛けたのは調べればすぐにわかるのにSECはノラリクラリだ)と、事前材料をそろえて、この買収劇の主役を推測する、以下、Nakedcapitalismさんから、(抜粋、意訳でアシカラズ!)Bear/JP Morgan: The Outrage Continues Apr 5, 2008 What makes me even more keen for disclosure is that the de facto subsidies to JPM were even greater than previously disclosed. From "Fed Loosens Capital Rules for JPM." in Alea (boldface his):(私の興味を引いたのは、JPMへのFRBからの助成が思った以上に大きかったということです。 )Up to $220 billion of Bear Stearns assets can be excluded from J.P.Morgan's risk-weighted assets. (2200億ドルまでのベアスターンズ資産は、J.P.Morganの高リスク資産から除外されます。 )Up to $400 billion of Bear Stearns assets can be excluded from the denominator of the tier 1 leverage capital ratio.(4000億ドルまでのベアスターンズ資産は、tier1資本比率の分母から除外されます。)JPMC also has requested that the Board provide JPMC with relief from the Board's risk-based and leverage capital guidelines for bank holding companies.(JPMは又、FRB、監査局にJPMに銀行のリスクとレバレッジ資産ガイドラインの適用を免除するよう要求した。) マッ、英文の本文はモットモット長いのだが、大体の雰囲気はつかめるのではないだろうか、要は、今回の主役はJPMである、思い出していただきたい、JPMのレバレッジ取引量を、88.1Bil$の純資産に対し、84.8Tri$のデリバティブ額である、(2007年末、OCC 通貨監査局参照) ダントツの額だ、そしてまもなく4/16(水)、彼らは運命の決算発表を迎える、そのためのカムフラージュ作戦とも読める、表面は、FRBに頼まれて、仕方なく買収に応じたようにして、様々な特典(特にBS上の負債記載免除、)を当局から得るーー、しかし、空売りの餌食になったBSCはたまらん、(本文ではRapeと表現しているが) 又、FRB、財務長官も大変な役者揃いだ、(本文の情報によれば、財務長官は議会証言回避のため中国出張を作ったとかーー、)しかしこれが果たして、どこまでもつのだろうか、 単に先延ばしに過ぎないのだが、 又株主の訴訟に耐えられるだろうか、 しかもこの実態がもしばれたらドーすんだろうか、ナドナド興味は尽きない、尚、この本文(英文)に、コメントされた方が今回のドタバタの状況をYoutubeで表してくれた、タイトルはWhirling Dervishes(踊り、法悦に浸るイスラム僧たち) ナルホド、言い得て妙ですな、
2008年04月05日
コメント(0)
先日、紹介した根幹バランス療法、 一昨日だが、苦楽園の本店輔にチャリで行ってきた、当初、予約は一ヶ月先までいっぱいと言われたのだが、たまたま翌日のキャンセルが出たので入れてもらった、その結果、2日後の今日も全身に痛みが残っている、決していやな痛みではない、心地よい痛みだ、あらためて自分の過去の不摂生を知る、そしてウォークに行って、今までのウォークは何だったんだろうと、すごいカルチャーショック! 泳いでも然りだ、体がよく伸びる、 ストレッチも、ねじれがよく効く様になった、以下、施術を受けながらの当日のやり取りを、私:いつからですか、彼:7年前に自分で考えて始めました、私:整体と何が違うんですか、彼:整体は力の部分が大きいです、これは伝えることを主眼にしています、私の表情を見てください、力を入れていません、力と言うのは入れると反発を招くのです、結果、筋肉の奥には届かないのです、(彼の顔の表情は確かに余裕である、)一日、8-9人位診ますが、ほとんど疲れません、私:伝えるってよく意味がわからんのですが、彼:そうですね、まずココロでしょうか、治ってもらいたい、これが根幹ですね、次に力のかけ方、これは方向です、自分が一緒に入っていくのです、(私はココでユルの高岡さんの技を思い出した、アト合気道は愛の武道も、)私:野球の選手なんかにはやらないんですか?彼:私自身はプロ選手にはやっていません、しかし、イチローなどが取り組んでいる可動域を広げる考え方と一緒です、私:すると筋トレは効果的ではないですか、彼:筋トレ云々ではなく、元々筋トレの対象の筋肉が深いところで動かなくなってしまっているので、いくら筋トレしても先に進まないんです、 イチローが柔軟を毎日やっている理由はここです、私:姿勢の矯正も含め、ウォークやっているんですが、彼:ウォークは難しいですよ、歩き方もそうですが、足で歩く人がほとんどです、(これを聞いて、この人はウォークを心得ている人だと思った、)腰で股関節を抜く要領で歩くんです、(オー、まさにその通り、)その時、上半身の背骨はS字状になってないとダメです、これは腰、背中の筋肉が固まっているとどんなに意識して伸ばしてもすぐ元に戻ります、(一気にひらめきが来た、なぜある人はウォークの上達が早く、ある人は長年やってもダメなのか、後者は私のことだが、)彼:横になってください、私:こうですか、と言って横向きに寝そべる、彼:ああ、もう筋肉が悲鳴を上げていますね、背中にアーチが出来ています、 これは本来まっすぐなんですが、固まってしまっているんですね、 彼:腕をまっすぐ上げてみてください、私:腕はまっすぐはチョっときついですね、彼:腕で上げようとするからです、腰から上げようとすればいいんです、但し、腰、背中、肩の筋肉が固まっているとこれは出来ません、(少しほぐしてもらって)だいぶ今、ほぐれてきましたんで、一度両手を挙げて背伸びしてください、(両手首を組んで上に上げると、まっすぐに伸びた、これは感動ものだ、)そのまま、上半身の姿勢を保ったまま、両手を下ろしてください、(オッ、体が軽い、)今、背中はきれいにS字状になっています、これで歩いて見てください、(なんとこの軽いウォーク、今までなかったゾ、何だったんだこれまでの3年間は、)と、ココらへんまでで、体もほぐれたのだが、ココロまでほぐしてもらい、充実すぎるほどの90分コース(11025円)、つくづく、普段のストレッチ、マシン、ウォーク、スイムは、表面的な運動でしかないことがわかった、それにしても、これ、何で西宮にしかないんだろう、(マッ、個人でホソボソとやってたらこんなモンか、)ある意味、今回はホント、ラッキーだった、療院を出ると苦楽園、夙川沿いの桜が咲き始めだった、チャリで帰る途中は少し夢心地で、何か、新しいことが始まる予感を感じてしまった、
2008年04月05日
コメント(0)
さて、4月も第一週が過ぎた、 NYは話題にはことかかないのだが、週末はユックリして、来週に備えることとしよう、チョッと前に、Bigpictureさんとこで見つけた曲を、http://www.shelbylynne.com/ 個人的には、Just A Little Lovin'I Only Want To Be With You なんかが好きなんだけど、では、Have a nice weekend !
2008年04月04日
コメント(0)
ちょっとこちら見て、Moody's とS&Pが大量に格下げしてるっぽい ...2008年04月04日(Fri) 抜粋Moody'sとS&PがCDO/ABSを大量に格下げしています。2-3ノッチは当たり前、AAAからの格下げも当たり前です。今まで格下げ出来なかったものを市場が少し落ち着いていた今、「それーっ」と発表したようです。非常に分かりやすい。株価は落ち着いていますが、この影響今後数週間で出てきます。「格下げ→値下げ」ですので、CDOをもってしこっていたファンドは評価の切り下げを求められ、また大量に評価損がでます。ニュースソースを探しているんだが、見つからない、これから出かけちゃうんで、又アトで探してみよう、
2008年04月04日
コメント(0)
昨日は、松藤さんのDVDをつらつらと見ていた、為替のトピックで、世界でもっとも流動性の高いのが日本の市場、幸いなことに、欧米ほどサブプラの影響を受けずに済んだ、(今後最も成長が見込めると、)そして、ドルは安くなると言われているが、日本のバブル後の円高を見るがいい、これの背景はバブル後遺症で邦銀はいっせいに貸し渋り、貸し剥がしに走った結果である、(暗にドルも同じになると、)*参考に為替チャートを貼っておこう、今日のNakedcapitalismさんでは、Some Japanese Banks Reluctant to Lend to Foreign Banks - Apr 3, 2008 で、As the Financial Times points out today, we are witnessing a replay of the pattern seen during Japan's credit bust, except in reverse. Western banks were leery of extending credit to the Japanese and charged a premium over normal interbank rates. Now that the Japanese credit markets are more liquid than many others, foreign bank borrowers now find that some Japanese banks require a higher rate. FT誌が指摘するように、日本のバブル期、西側の銀行は邦銀へプレミアムをつけて貸し渋りをした、今その再現を見ているようだと、但し今回は役者が逆だが、いまや他のどこよりも日本は流動性が高い、結果、邦銀はリスクの高い外銀に円を貸さなくなってきた(あるいはプレミアムを求める)と、為替は詳しくないんだけど、無理やり考えてみた、まずドル、米国の弱体化からドル安、(経済論、これわかりやすい、)米銀がいっせいに貸し渋り貸し剥がしでドル高、(経験論)さて、どちらだろう、そして、円、米国弱体のドル安につれて、円高、米銀貸し渋りでドル高の円安、ウウーーン、ココは一般論の米国弱体化ドル安は、わかりやすいので省略、米銀貸し渋りでドル高になった時、円は安くなるか、を考えると、流動性がない市場の通貨のドル、ココがポイントでは、日本市場はどこよりも、流動性(換金性)がある、すると円の需要が増える、よって米国事情にさほど影響受けず、今後引く手あまたで円高傾向、(例の購買平価も85円/ドルだし)よって、バランス効果で、さほど円安は進まないと勝手に推測してみた、マッタクあてにならんけどね、ただ、気掛かりなのは邦銀の期末決算、大丈夫なんだろうな、その内容によっては上記ストーリーが変わっちゃうんだが、しかし、FTが言っているように、邦銀がプレミアつけて、外銀に円を貸しているのって、カッコいいなーー、 時代を感じてしまうよ、もう一件、温暖化、松藤さん、600人を前に、「地球温暖化なんか本当に信じてんの? あれはビジネスでしかないよ、」とあっさり、なんか、環境団体からクレーム大丈夫かな、と思いつつ、ふと浮かんだ、多分、環境団体もわかってやっているんだろうなと、(ッてことはアホなのは、真剣に対策に取り組む人と、真剣に批判する人か、ナルホド、) お互い大人だねーー、あのゴア氏よろしく、人の領分とは”演じ切り”だろう、もともと空っぽなんだから、真剣になんか取り組もうとしちゃいかんのよ、キット、
2008年04月04日
コメント(2)
昨日の公聴会にも盛んに出てきたこの言葉、OCC: Office of the Comptroller of the Currency(通貨監査局、参考: アメリカ政府組織一覧)チェックすると、チョッと古いがよくまとまっているのは、住友信託銀行 調査月報 2002 年 10 月号(米国におけるレバレッジド・ファイナンスに関する信用リスク管理指針)金融機関のレバレッジド・ファイナンスの管理レベルの改善を促進するため、通貨監査局(Office of the Comptroller of the Currency)、連邦預金保険公社(Federal Deposit Insurance )、連邦準備制度理事会(Board of Governors of the Federal Reserve System) および 金融監督局(Office of Thrift Supervision)は、金融機関と金融検査官の指針として、レバレッジド・ファイナンスの健全な管理手法について監督当局としての期待水準を明示するものである。そう、OCCとは国の民間銀行の監督機関のひとつだ、その最近のNews Releaseを見ると、 The report shows that the notional amount of derivatives held by insured U.S. commercial banks decreased $8.0 trillion in the fourth quarter to $164 trillion. The fourth quarter derivatives total is 25 percent higher than a year ago.(最新のレポートではデリバティブ総額が2007/4Qは、3Qより8兆ドル減って164兆ドル、前年比では25%増えている、)そのレポート、「Quarterly Report on Bank Trading and Derivatives Activities(http://www.occ.treas.gov/ftp/release/2008-36a.pdf.)」から主な表&グラフをピックアップしてみると、まずこちら、4Qのデリバティブ総額と解説、The report noted that:Derivatives contracts are concentrated in a small number of institutions. The largest five banks hold 97 percent of the total notional amount of derivatives, while the largest 25 banks hold nearly 100 percent. (デリバティブは上位5社に集中しており97%を占める)Credit default swaps are the dominant product in the credit derivatives market, representing 98 percent of total credit derivatives. (デリバティブの98%はCDSである)The number of commercial banks holding derivatives increased by 18 in the quarter to 955.(デリバティブを持つ商業銀行は18増えて、955となった、)次に、総額のトレンド、一気に駆け上がっていった、そして、その収支は、一気に減収となる、特に信用貸出しの落ち込みが著しい、(多分にレバレッジ取引、HFへの分が大きいのではと推測、)そして昨日の公聴会で話題になったのが、ベアスターンズのデリバティブ取引に絡み、投資銀行、証券会社、HFの規制が抜けていること、(銀行は規制を設けていてもこの有様、いわんやである、)実際、不満は周りでもくすぶっている、(機関投資家ヘッジファンドへの規制の甘さに不満 by ヘッジファンドKlug)HFの規制は古くて新しい問題だが、実際の損失が拡大しつつある現況から、レバレッジ率などへの規制がかかりやすくなってきており、処分売りが加速される可能性がある、 例のGSが出した120兆円損失の可能性は発表のタイミングから見て偶然ではないと思う、
2008年04月03日
コメント(6)
これはメモで、(Sovereign Wealth Fund のMap2題)Follow the Moneyから、最近のマネーの流れをマップにしている、http://graphics8.nytimes.com/images/2008/04/01/business/02graphic-full.jpg こちらもよくできている、http://online.wsj.com/public/resources/documents/info-foreignSWF08.html、(首都にカーソルを当てると詳細がでる、英語だけどネ)やはりこういうセンスは持ちたいな、
2008年04月02日
コメント(0)
先ほどまで、(ヒアリング向上を目指し、)下記でバーナンキ議会証言を聞いていた、http://www.c-span.org/watch/cs_cspan2_rm.asp?Cat=TV&Code=CS2 半分もわからなかったが、雰囲気はつかめた、彼の基調報告、(UPDATE6: バーナンキFRB議長の議会証言での発言要旨 Thu, 03 Apr 2008 01:58:24 )に続いて、質疑があるわけだが、へたな質問すると、いなされるだけだと言うのがよくわかった、 結構、質問と言うのは難しい、まして、ペーパー見ながら質問なんて迫力がないの何の、で、一人光っていた人がいた、ロンポールだ、まさか彼が出てくるとは思わなかった、(以下、聞き取りで、間違っているのを承知で!)RP:「リセッションは歴史的に必ずある、 ところで議長、この原因はどこにあるか、 私が思うに、政府の介入によるウェートが大きいと思うが、 あるいは、資本主義におけるビジネスサイクルの必然か、」B議長:(半分、うつむきながら)「後者だ、」この質問は実によくできていた、全国放送されていたわけで、 リセッションの本質を突いている質問だった、ロンポールは議長が答えられないのを知って、わざと2番目の答えを準備したのだろう、多分、 そしてさらに、RP:「それではその対策は?」 (これもよく出来た質問だ)B議長:「金利の調整によって適切に対応してきた」と、RP:「有効だったか」B議長: 小さくうなずく、RP:「Thank you」非常に短いやり取りだったが、実にスマートだった、ロンポールは暗に過去のリセッションが政府の不当介入に起因することをほのめかしたわけで、 これは自分にも新しい視点だった、 しかも、リセッション対策(金利調整)が、暗に効果がないことまで引き出して見せた、 サスガである、 (明日もあるが、今日と内容は同じのはず、ロンポールがでるかドーかは不明だけど、)
2008年04月02日
コメント(0)
昨日のフォローで、NYの上げのきっかけとなった、NewsLetterが公開された、Time to Buy the BullBy Doug Kass, The Edge April 1, 2008http://www.seabreezepartners.net/newsArticle.asp?id=213 I have become so bullish that I have decided to convert my dedicated short funds into long-only partnerships.This morning, I have decided to move both my short and intermediate-term market ratings to an all-out buy -- my new market rating is now 10-10! -- based on the following considerations: · While I initially expected a 5% to 10% decline in the S&P 500 this year, my new year-end S&P target is 1,666, for a gain of 26% from current levels. I might be low. · The writedown of toxic paper throughout the world's financial system has dramatically overstated the severity of the credit issue. In fact, I fully expect, in the fullness of time, that a write-up of balance sheet assets in 2009 at the major money center banks and brokers will be a contributing factor to a surprising 25%+ rise in corporate profits. · Shares of financials, which have been unfairly targeted by the short community over the last year (monoline insurers, banks, brokerages, etc.), could double in price by year-end. · I have come to the conclusion that the Bureau of Labor Statistics' inflationary readings actually understate the true level of inflation. · The 10-year U.S. note, with its 3.40% yield, is cheap and is likely to provide an overall return of close to 10% in the next 12 months. · Oil prices, stimulated almost entirely by managed commodity trading funds and hedge funds are destined to drop below $50/barrel by year end. · The Federal Reserve, Treasury Department and the Administration are now on the paths of thoughtful policy and regulatory reform, which will lead to the Long Boom of 2008-2015. · It is now clear that the U.S. economy will not enter a recession as housing has definitely bottomed and the consumer (who is pent-up, not spent up) appears capable of leading a domestic growth surge in 2008-2009. · Speaking of housing, the weakened U.S. dollar has begun to result in a dramatic increase in foreign purchases of high-end homes on the East and West Coasts. The record inventory of unsold homes should be cleaned up by the fall, and, by spring 2009, a large increase in Wall Street hiring suggests that a housing shortage is possible within 12 months. · The enormous buying power of sovereign wealth funds will be released over the next three months -- after Dubai bids for the entire capitalization of the SPDRs (SPY) and PowerShares QQQ (QQQQ). · A reversal in psychology in the credit markets and an improvement in consumer confidence will result in a quantum increase in business spending plans, leading toward a vigorous rally in technology shares that could even overshadow the upside move in financials. · I now believe that Senator McCain will win in a landslide in November 2008. The Democratic Tsunami will be abruptly derailed and so will the politics of trade protectionism and the notion of higher tax rates for individuals and corporations. · Effective next Monday, I have been hired as a CNBC contributor. As such, I plan to expand (with gusto and dogma) upon my bullish market view from my CNBC perch in Englewood Cliffs, N.J., over the next six months. (I am hopeful that my old Wall Street Journal moniker, The Bear of Boca, will soon be changed to The Bull of Brooklyn, which is where I was born. · I am now in total agreement with CNBC's Dennis Kneale, who thinks that stocks have never been cheaper, and I am even moving close to Ben Stein's bullish mantra, as it is now clear that the market correction was really caused by short sellers, traders and the economist at Goldman Sachs (GS) -- all of whom were seeking to capitalize on silly and fictional headlines. · I am pleased to announce that I will be hosting a new CNBC show (at 4:30 p.m. EDT daily and after "The Closing Bell") called "The Mad Bull." The show will be entirely dedicated to the new bull market I envision. · I am also pleased to announce that I am writing a new book in collaboration with The Wharton School's Dr. Jeremy Siegel. It will be entitled Dow 56,000: The New Strategy for Profiting from the Coming Rise in the Stock Market and The Long Economic Boom of 2008-2015. I believe so strongly in the above considerations that I have decided to convert my dedicated short funds into long-only partnerships. April Fool's Day! 最後の一言、April Fool's Day! 、これを、紹介したブルームバーグは書かなかった、本日、売り推奨、
2008年04月02日
コメント(0)
NYは派手に上げている、Bigpictureさんから、Internet Hoax Gooses Stock Market April 01, 2008 10:00 AMTraders woke up to a pleasant surprise on Tuesday morning, with equity Futures strongly higher. CNBC anchors were exuberant as previous earnings and credit fears melted away. The cause? An internet April Fool's hoax that backfired. Dedicated short fund manager Doug Kass, of Seabreeze Partners Short LP, put out an early morning, tongue-in-cheek commentary, titled Time to Buy the Bull? The long time Bearish market pundit and writer for The Street.com and Real Money announced that he was raising his year end price targets for the S&P500 to 1,666, which would reflect a yearly gain of 26%. The Financial press read the commentary literally. The WSJ announced "Bear Flips Bullish!," causing equity futures to rally. CNN Money covered the joke as if it were a real news item, and Marketwatch declared "U.S. stocks extend financial-led cheer" 、Barron's headline read "Longtime Bear Tosses in the Towel; Says New Bull Market is Upon Us." Bloomberg data service ran a full news alert, specifying the details of the longtime Bear's hoax, without recognizing it wasn't real:- The writedown of toxic paper throughout the world's financial system has dramatically overstated the severity of the credit issue. - The major money center banks and brokers will be a contributing factor to a surprising 25%+ rise in corporate profits. - Shares of financials, which have been unfairly targeted by the short community over the last year (monoline insurers, banks, brokerages, etc.), could double in price by year-end. - Oil prices, stimulated almost entirely by managed commodity trading funds and hedge funds are destined to drop below $50/barrel by year end. - The U.S. economy will avoid recession, as housing has definitely bottomed;Bloomberg failed to note these comments were all in jest, adding to the upwards market pressure.The veteran fund manger had assumed that readers would get the April Fool's joke -- but never imagined it would go over the heads of veteran financial writers. Shortly after the open, US equities were in a strong rally mode. The Dow was up over 230 points, and Nasdaq had gained almost 2%, up 50 points.(以下略)上げの要因は、インターネット上の煽り記事だと、いくつかあるが、 典型がブルームバーグの上記斜字の5項目、(これ書いた人がジェスチャーに過ぎないと、断りを入れるのを忘れていたとかーー)アト、 興味あればWebページ翻訳で、
2008年04月01日
コメント(0)
全52件 (52件中 1-50件目)