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先日の貨物便に関するブログのコメントの中で、消え行く機体のクラッシックジャンボのお話がでていました。半年ほど前にカリフォルニアのモハビ砂漠にセスナで行ったのですが、「飛行機の墓場」と呼ばれる場所だけのことはあって、大量の飛行機が駐機させられていました。その墓場には世界各国の飛行機があるのですが、やはり一番多かったのは倒産したアメリカの航空会社の機体や、現存する航空会社の所有機ながらフライト削減のために不必要になった機体でした。その中で一番目に付いた機種がDC10、その次がB747(クラッシック)で次いでB727、MD80この4機種が駐機されている機体の90%くらいを占めているように見えました。私の派遣先の会社では、そのDC10とクラシックジャンボの2機種を運用しているのですが、来年度内にそのうちのひとつDC10が退役してしまいます。機体は恐らく第3国もしくはアメリカの貨物便の会社に売却されていくのでしょうが、機体が無くなる ↓パイロットが不必要 ↓派遣契約終了 ↓ 無職ということになり、相当数のパイロット及びフライトエンジニアが職にあぶれるという事態になります。同じパイロットでも普通の航空会社の正社員のパイロットの場合、「DC10が無くなるので、それじゃーB747に移行してください」と言う話になるのでしょうが、これが派遣社員と正社員の待遇の違いですね。我々の場合、「あなたこうなる事を最初から理解して、契約書にサインしたんでしょっ」って言われたらそれまでですから。ということで、DC10のクルーはみんな就職活動が大変なようです。で、それを横で見ている私は、モハビ砂漠のB747を思い出し「クラシックジャンボもあと10年もすれば退役だろうなー、早くちゃんとした就職先を探さないと。」と思う次第であります。
2004.11.30
朝から暇だったのでマノアのファーマーズマーケットに出かけ、大量に野菜を買い込んできました。マーケットには、なぜかいつも見ないくらいの大勢の人、人、人、、、、行列に並ぶのが嫌いな私は、じっと我慢をして並びましたよ、、、、俺って人間的に成長したなーとか考えながら、、、その後、車のバッテリー交換をしようと思いアラモアナショッピングセンターへ、、、、、あの広い駐車場が満車、、、、ショッピングセンター内も人、人、人、、、、、はい、ちゃんと並びましたよ、、、、、、45分くらい。その後、気分転換にボーリングへ、、、、人、人、人、人、、、、、、はい、待ちましたよ1時間。さすがに疲れました、、、そういえば今週末はサンクスギビングウィークエンド、これがクリスマスセールにつながり、しばらくの間どこに行っても人であふれてるんだろうなー来月はホノルルマラソン、クリスマス、年末年始の休暇でたくさんの旅行客もくることだし。。。。休みの日には外に出かけず、のんびりとしようかな。
2004.11.29
エアラインのパイロットでない人と話していて「以前は貨物便の会社でパイロットとして働いていました。」っていう話をすると、「それは大変でしたねー」とか、「お気の毒でしたね」とか、はたまたパイロット希望の人からは「私も貨物便のパイロットでいいからパイロットになりたいです。」なんて言われることがあります。こういう反応を聞いていると、どうも一般の方の認識として貨物便のパイロットは給料が安くて仕事が大変で待遇も悪く、就職希望する人も少なくて旅客機より簡単にパイロットになれるって考えているのかな?という感じです。けど、実情はそれほどというか、全然悪くはありません。特に大きな会社になるほど、かえってお客様を運ぶエアラインよりはるかに恵まれています。FedExやUPS、そしてDHLのような世界的に有名な貨物会社なんかになりますと給料、待遇、スケジュール、全ての面において旅客便の航空会社とは比べ物にならないくらい恵まれていますし旅客便に比べて景気の変動を受けにくいですから、各貨物会社ともテロ以降も安定した経営状態でパイロットをリストラしていません。あと、パイロットによっては貨物は不満を言わないから好きっ!ていう意見もあります。ですから、もし空港で貨物便の飛行機なんかをみかけたら、「あの飛行機を操縦している人は相当恵まれた人なんだなー」という目で見てあげてください。
2004.11.28
ホノルルに戻ってきました。6時間10分!帰りはやっぱり、追い風を受け速かったです。私たちは名古屋を出発したのですが途中のポイントで偶然、成田から出発したユナイテッドのB777と中華航空のB747と合流し、ユナイテッドが高度39000ft我々が高度38000ft中華航空が高度37000ftで、重なりながら全く同じ経路を同じ速度でホノルルまでランデブーでした。旅客機で1000ftの高度さというのは、結構近く見えます。ホノルルに近づいた時には、上下に飛行機を見ながら更に美しい朝焼けが見え、最高のフライトでした。こんな条件が揃うことって、ひょっとしたら10年に一度くらいかも知れません。ちなみに、我々の5分後ろには日本航空のB747が36000ftで追従していましたが、彼らのほうが3機並んだ飛行機と朝焼けでもっと綺麗な風景が見れたでしょう。ちょっとうらやましい。。。
2004.11.27
昨日ホノルルを出発する前に12月のスケジュールを受け取りました。うちの会社の場合、スケジューラーは各個人のフライトリクエストと訓練や身体検査を考慮しながら、人力でスケジュールを作成し毎月25日に翌月分のスケジュールをリリースします。私も以前いた会社でスケジューラーをした経験があるのですが、自己主張の強いアメリカ人を相手にスケジュールを組むのは並大抵のことではありません。たまにオフィスでスケジューラーの近くを通りかかったりするのですが、いつも忙しそうにスケジュールを作っている様子を見て、仕事とはいえ「毎月自分たちの為に効率的なスケジュールを作ってくれてありがとう」という気持ちでいっぱいになります。本当に感謝しております。 m(._.)mアリガト12月、1月は年末年始でみなさんが飛行機を使って、実家や海外旅行に行かれるシーズンなので、我々は逆に忙しくなります。私はこのサンクスギビングに始まり、クリスマス、年末年始はフライトの予定で、来月もかなり飛びそうです。
2004.11.26
今日はキャプテンの年一度のチェックのお付き合いでホノルル→名古屋へのフライトでした。自分のチェックはもちろん嫌ですが、チェックのお付き合いもなんとなく自分がチェックされているようで、また自分がミスしたら隣の席で座っているキャプテンに多大な迷惑をかけるので、へんなプレッシャーがありちょっと嫌です。フライトは珍しくホノルルから名古屋までず~っと天気がよく、飛行機の整備も完璧でごくごく普通の運航ができたので、比較的楽でした。ただ日本に近づくにつれ風が強くなってきて、飛行時間9時間の大台を突破しました。これから半年くらいこれが続くかと思うと、ちょっと憂鬱。。。でもって、夜7時頃名古屋市内のホテルにチェックインしたあと、キャプテンが「せっかくのサンクスギビングだから、みんなで食事に行こうっ!」って張り切っていました。そういえば、、、、ホノルル時間の24日昼に出発したということは日本は25日で、まさにHAPPY THANKSGIVING DAYです。全然気にしていませんでした。。。まーもともと日本人ですから、あまり馴染みは無いのですが。けど、はたしてこの名古屋でサンクスギビングディナーをだしているレストランはあるのか?という疑問を抱いていると、すかさずキャプテンが「アメリカンレストランのOUTBACKに行けばターキーとかパンプキンパイとかあるだろ?」って安直な意見、、、、ここは名古屋だし(名古屋の人、すみません)それにOUTBACKってオーストラリア料理でしょ?などと頭の中でつっこみながら、「じゃとりあえずいってみようっか」と答える私、、、、でフライトエンジニアを交えたアメリカ人2と日本人1の合計3人でサンクスギビングディナーを食べにホテルの近くにあるOUTBACKに行ったのですが案の定サンクスギビングディナーは無く、ごく普通のステーキを食べて帰ってきました。まー合格祝いということでビールを2杯おごってくれたからよしとするか。
2004.11.25
ブログを始めて、はや2ヶ月、みなさまのおかげで昨日10000ヒット達成しました。バンザーイ \( ̄▽ ̄)/ バンザーイって、、、、言いたいのですが、、、、以前お話したように相変わらず、個人情報及び航空安全の保全(=セキュリティー)の為に、より詳しい内容、皆さんに伝えたい内容を、こういった不特定多数の方が読まれるネット上には思うように記事が書けず、毎日もどかしさを感じております。最近では一日平均200以上、多い日は300近くのアクセスをしていただいているのですが、アクセス数が多くなるにつれ書く内容がより一般的で希薄なものになっていくことは仕方の無いことなのかもしれません。ただ何か解決法はないのかな~? ( ̄~ ̄;)ウーン・・・と毎日考える日々であります。。。。よりよいブログにするために、皆様の知恵をお貸し下さい。m(_ _)m よろしくお願いします。
2004.11.24

昨日に引き続き、Commercial Pilot Certificate取得に向けた訓練の時の回顧です。単発は昨日もお話したとおり、内容的にプライベートと変わりないので、双発の話を中心にお話します。エンジンを一つ停止しての離着陸や計器進入の訓練が進み、ある程度双発機の操縦に慣れてくると、クロスカントリー(=野外飛行)の訓練が始まります。プライベートのライセンスを取得するにあたっては、それほど遠いところまでクロスカントリーで飛行することは要求されていないのですが、コマーシャルのライセンスを取得するにあたっては、試験までに直線距離で250マイル(=450Km)以上のクロスカントリーが要求されています。参考までに日本で250マイルを測ると、ちょうど東京国際空港(羽田)から大阪国際空港(伊丹)までの直線距離が250マイルとなります。ある日、教官から「250マイル以上あれば、好きなところを目的地にしていいよ」と言われ、とりあえず行ったことのないところを探し、候補地としてアリゾナのフェニックスとカリフォルニアのサクラメントを選びました。その後、吟味した結果フェニックスに行くにはず~っと砂漠の上を飛んでいくのであまりにも、見るものがないという理由で最終的にサクラメント空港を選択しました。途中の経由地は サンタバーバラ空港 、 サンタマリア空港 に決定し、西海岸の美しい空港に立ち寄りながら西海岸の海岸に沿ってサンフランシスコ手前まで北上しそこから内陸部に入り、サクラメントに着陸するという経路です。↓青線:サクラメントまでの往路 黒線:レッドランズまでの帰路当日は快晴で典型的な西海岸の陽気の中、昼過ぎにレッドランズ空港を出発し、予定通りの経路をたどりサクラメントに到着しました。途中、寄り道したので飛行時間にして4時間少々だったと思います。サクラメント空港のロビーで少しゆっくりし、日が沈むのを待ってからサクラメントを離陸、帰りは月明かりに映るシエラ山脈を左手に見ながら、高速道路の5号線に沿って南下し、ロサンゼルス国際空港の邪魔にならないように、ロサンゼルス平野上空を飛びながら美しい夜景を眺め、無事レッドランズに帰ってきました。ロサンゼルス平野の夜景の中には、ロサンゼルス空港、ダウンタウン、ハリウッドやドジャーススタジアムなどがあり、「あ~アメリカで飛んでいるんだな~、日本から遥か遠いところまで来たな~」 と考えながら飛んでいると、なんだか感慨深いものがこみ上げてきました。この時の美しい夜景は一生忘れないでしょう。
2004.11.23
久々の訓練の回顧です。Instrument Rating(=計器飛行証明)を取得すると、続いてCommercial Pilot Certificate(=事業用操縦士)の免許取得のための訓練が始まります。基本的にはPrivateの訓練とそれほど変わりはありません、ただ試験の際、Privateよりシビアに高度や速度を守ることを求められます。私の場合、時間短縮のためここで単発機と同時に双発機の訓練も開始しました。使用した飛行機はPiper社のSeminoleという機体で、4人乗りで双発の入門機のような機体です。なぜわざわざ単発機と双発機の訓練を同時にするのか?詳しく話すと長くなるのですが、結局は事業用の試験の際に、単発と双発を同時に受験することにより、訓練日数を大幅に短縮できるからです。(同時受験することにより、FAA Commercial Pilot Certificate with Single and Multi Engine と FAA Instrument Rating Multi Engine の3つのライセンスを同時に取得することができます。)確かに午前中セスナの単発機を飛んで、午後から双発機を飛ぶのは精神的にも体力的にも大変なようですが、今思い出せば、単発機は今まで自家用や計器飛行の訓練で十分に飛んでいるのである程度慣れているのでそれほど苦労はしませんし、双発機は今までの単発機とは違いコックピットも本格的な飛行機という感じがして、少しエアラインちっくで訓練の大変さも忘れるくらい操縦に熱中していました。双発機での訓練は、離陸の際にエンジンを一つ停止し(といっても本当に停止するのではなく、アイドリングの状態ですが)、そのまま一つのエンジンで着陸したり、上空で一つエンジンを停止しそのまま計器進入をしたりという訓練の繰り返しで毎回緊張したのを覚えています。
2004.11.22
今日は朝から暇だったので、ここのところ不安定で調子のおかしいデスクトップのOSの再インストールをしました。余分なハードディスクが無いので、地道にCD-Rにファイルや写真のバックアップに始まり、その後ハードディスクのフォーマット、OSのインストールと、、、、OSのインストールがまた手間のかかることにWINDOWS 98 ↓WINDOWS XP UPGRADE ↓WINDOWS XP SP2と、2回もアップグレードしなければならず、すべてのデータを復元して終わったころには夕方でした。唯一の救いは、ADSLになったおかげでSP2へのアップグレードを含めWINDOWSのアップデートにそれほど時間がかからないことでした。以前は56Kのモデムしかなかったので、アップデートだけで半日作業でしたから。なんだか、無駄な一日だった。
2004.11.21
たまに、「毎回機内食が食べれていいね~。」 なんて言われることがありますが、、、、考えてみてください。2~3ヶ月に一度くらいのペースで海外出張に行ったり、お盆と正月くらいに海外旅行に行ったりする際に、機内食を食べるとある程度間隔が開いているので新鮮な感じがして、また海外旅行してるんだっていう感じがして、美味しく食べることができると思うのですが、1週間のフライトにでて、毎日昼食と夕食があんなもの(失礼!)だったら、誰でも飽きると思いませんか?私の乗務している飛行機のコックピットにはパイロット×2とフライトエンジニア×1で合計3人乗務しているのですが、メニューは毎回決まっていて牛肉 / 鶏肉 / 魚です、私が入社して2年間ずっとです。。。。3人でこれを選ぶのですが、普通3人ともすでにこのメニューに飽きているので、「どうぞお好きなのを選んで、僕はあまり物でいいから」っていう感じです。私は、既に飽きるのを通り越して食欲が沸かないのと、機内食はカロリーが高すぎるので健康のため、滅多にそれらを食べることはなく、メニューが出てきた時点で「キャンセルっ!」って言っています。肉とかいらないので、フライトでも炊き立てのご飯と漬物とお味噌汁が食べたいです、贅沢なのかな?
2004.11.20
今朝電話で明後日からのフライトのチェックイン(自分が乗務する便の出発48時間~24時間前までにオフィスに電話をかけて出頭時間の確認をします)をした時に、オフィスの方が「あれっ?shipさんの明後日からの成田往復のフライトってキャンセルになったんじゃ。。。。???」私 「え?」 (T△T) そんなぁ… オフィス 「でも変わりに来週に名古屋往復が入ってますよ。」私 「あっ、そうですか。分かりました、またその前になったらチェックインの電話します。」 ヽ(*⌒∇⌒*)ノ::・'°☆。.::・'°★。.::・'°☆。というのは、今働いている会社では給料は単純に飛行時間×時給で支払われるので、(バイトみたいなんですが)成田往復するよりも名古屋往復するとその分、往復で2時間くらい余分に飛べるので給料が増えるというわけなのです。ちょっとラッキーでしょ。今月は飛行時間が100時間を越えるかもっていうくらい飛んでいるので、私にとってはちょっと忙しいって感じです。その昔、飛行訓練+趣味のフライトで合わせて月間140時間ということがありましたが、そのときはさすがに疲れました。。。。いくら空を飛ぶのが好きでも、限界と言うものがあるんだなーって感じでしたから。日本のパイロットからしたらこの飛行時間って信じられないでしょうね。。。
2004.11.19
やっとホノルルに戻ってこれました、やっぱり1週間の旅は長い。。。この仕事をしていると、ホテルで生活をする機会が多くなります。フライトの合間のステイは当然ホテルですし、入社後の訓練なんかも平均して2ヶ月~3ヶ月、今の会社は長くて6ヶ月もホテルで暮らしていました。その話を友人なんかとすると、決まって「ホテル生活できていいなー」とか言われますが、答えは「全く良くないっ!」 ( ̄へ ̄)です。今まで働いた会社では、どの航空会社も一応名前の知れた豪華なホテルに住まわせてくれましたので、部屋も広く、繁華街に近く、交通の便が良く、毎日掃除をしてくれてて、シーツも交換してくれたけど、自分のベッドや枕も無く、自分の電化製品も無いので、まったく落ち着きません。さらに、食費は支給されるのですが、自炊ができないので毎日外食で、栄養が偏りまくり。同期の中には炊飯器とホットプレートを買ってきて、部屋で米を炊いて、目玉焼きを作ってるツワモノがいましたが、、、、、で、極めつけは、、、、洗濯機が無い!ホテルのクリーニングサービスは馬鹿高いので、使えません。ホテルにコインランドリーがあればラッキーなのですが、無いホテルだと毎回、近所のコインランドリーまで30分くらい歩いて洗濯物を持っていかなければならない、なんてこともありました。当然、車とか自転車なんてないし、、、、、夏場一番の苦労でした。同期の中には、毎日地味に洗面所で石鹸を使って手で洗濯しているツワモノもいましたが。とにかく、ホテル生活はプラスの面よりも、はるかにマイナス面の方が大きいです。だからできればホテルには滞在したくないのですが、仕事上仕方ないですよね。。。。(T_T)
2004.11.18
世界の主要空港があるような都市では、必ずと言っていいほどエアラインのクルーが集まるバーやレストランがあります。そこに行けば、その空港に乗り入れているエアラインのパイロットやキャビンクルー達が会社の愚痴や仲間の噂話なんかをしているのをよく見かけるのですが、ホテルステイが多いパイロットは「より安くてより美味しい」ところを探して、食事や飲みに行くのでどうしても同じようなお店にエアラインのクルーが集まってくるのです。そこで他社のクルーと仲良くなり、他の美味しいお店を教えてもらったりすると口コミでそれが広がり、さらに同じお店にクルーが集まるという感じで、その輪が広がっていきます。で、今ステイしている成田には有名な「THE BARGE INN」 TEL 0476-23-2546というところがあります。名前から想像がつくように、イギリスの有名な航空会社と何か関係があるようです。ここには毎日のようにヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアのエアラインのクルーがたくさん集まってきます。で、ここでのお勧めは「カレーセット」!ナン、ライス、サラダ、タンドリーチキン、カレー2種類で1500円くらいだったと思いますが、一人で食べきれないくらいの量です。うちのクルーなんかは、平気でぺロッと食べてしまいますが、、、、ビール好きな方にはギネスビールもお勧めです。成田に行く機会があれば、一度挑戦してみてください。今日はデッドヘッドでホノルルに帰ります。
2004.11.17
昨日の夕方バンコクに到着しました。夜は一緒に乗務していた会社のマネージャーのおごりで、クルー全員でダウンタウンにあるイタリアン・タイ料理のお店に行ってきました。辛い料理が好きなので、タイ料理はちょくちょく食べるのですがイタリアン・タイって??という疑問を抱きながら、「とにかく何でもおいしいから」というマネージャーの言葉を信じて、楽しみについていきました。で、タイ風のサラダやパスタ、そしてリゾット等をいただいたのですが、感想は「なんでもおいしい!」 (;° ロ°) ナンジャコリャでした。本当に出てくるもの出てくるものなんでもおいしく、イタリア料理にタイ風味付けがあんなにも合うなんて正直驚きです。これってイタリアン・タイ料理なのかタイ・イタリアン料理なのかっていう小さな疑問を抱きながら、話す暇も無いくらい忙しく食べました。もしバンコクに行かれる機会があれば、是非とも立ち寄ってみてください。「Saladaeng cafe」 Tel 02-266-9167です。今日は朝にバンコクを出発して成田に向かいます。最後になりましたが、マネージャー、ごちそうさまでした。また次回ご一緒したときは、よろしくお願いします。
2004.11.16
エアラインパイロットは一般的に6ヶ月毎に「航空身体検査」と呼ばれるものを受けます。検査内容は、近視力、遠視力、色覚、視野、血液、レントゲン、握力、心電図といろいろな項目があり、その中で最近よく我々の話題になるのが体重です。具体的な数値は忘れましたが身長に応じた体重というのがあるらしく、あまりにも身長に比べて体重が重い(軽い)と不合格になってしまいます。一緒に働いているアメリカ人パイロットには太った人が何人かいて、その中の一人が先日体重オーバーのため「航空身体検査」に不合格になってしまいました。具体的に何キロオーバーかは分かりませんが、とりあえず1ヵ月後の再検査まで乗務停止のようです、、、、もしこの再検査で再び体重オーバーで回復の見込みがないとなると最悪の場合、クビ?かも、、、、、けどそれにしても、誰が見てもかなり太っているので明らかに以前から「あなた体重オーバーでしょっ?」っていう感じだったのですが、本人はあまり気にしていなかったようです。頑張ってダイエットしてもらいたいものです。成田は朝から雨が降っていてどんよりとしています、朝からもう一回バンコクに行ってきます。
2004.11.15
今朝、早く成田に到着しました。このバンコクからの便はいつも成田に朝一番で到着するので、成田空港の開港?時間の朝6時に合わせてバンコクの出発時間や飛行速度を微妙に調整しながら運航しています。私の知る限りアメリカの空港はどの空港も24時間運用されていて、昼でも夜でも普通に飛行機が離着陸しているのですが、日本では騒音問題や交通機関の関係でそういうわけにはいかず夜間はクローズになっている空港が多いです。成田空港もそのうちの一つで、夜11時から朝6時までは緊急時を除いて空港は閉鎖されています。で、今日はバンコクを予定通り出発した後、計算してみると成田空港への到着予定時刻が朝6時ジャスト!途中の経路上には雲も無く、まったく揺れず、まさに快適なフライトで、「このままいけば一番に着陸できるねー」とのん気に機長と話しながら飛んできました。ところが、成田に着陸のため降下を開始しアプローチの管制官とコンタクトしたところ、○○で待機していなさいとの指示が、、、、無線を聞いていると、前で4機ほど同じように待機している模様結局着陸したのは予定より30分後の6時30分でした。ジェット燃料が高騰しているので、この30分の無駄な燃料がすっごくもったいない気がして、着陸後ちょっとヘコみました。一日も早く、成田も24時間空港になってもらいたいものです、無理でしょうが、、、
2004.11.14
昨晩、バンコクに到着しました。今回一緒にフライトした機長は、機長に昇格して1ヶ月のホヤホヤ機長(アメリカ人)でした。新しい機長と飛ぶときはな~んとなく、緊張感が伝わってきて新鮮な気分でフライトができるので私は個人的に新米機長とのフライトが大好きです。あと訓練を終えたばかりなので、知識もとっても豊富ですし標準的な操作をしてくれるので、いいことずくめです。(古い機長が知識が無く、癖のあるフライトをすると言っているのではありません、念のため)この機長、今の会社に入社する前はアメリカ空軍のF15のパイロット ↓F15の教官 ↓ボンバルディエ社でリアジェットのテストパイロット ↓レジェンド航空(倒産) ↓今の会社と輝かしい経歴の持ち主だけあり、私が今まで見たパイロットの中でも5本の指に入るくらい操縦がソフトでスムーズでした。特に離陸時の操作なんか、多分この会社で一番なのでは?って感じです。今日はとりあえず日中のんびりとして、夜またこの新米機長と一緒に成田に向け出発します。
2004.11.13
昨日の夕方、成田に到着しました。だんだんジェット気流が南に下がってきて、上空の風が強くなってきたのと、成田空港が到着機で混雑していたためにホノルル→成田に9時間もかかってしまいました。到着後、すぐにホテルに移動してホテルチェックイン夕方5時30分=ホノルル時間夜10時30分それから軽い食事をして、軽くシャワーを浴びたら眠くなり就寝夜7時=ホノルル時間深夜12時こんな早くに寝れば起きるのは当然、深夜2時=ホノルル時間朝7時と、まさに時差ぼけの真っ只中です。よく「海外を行ったり来たりして、時差ぼけにならないんですか?」って聞かれますが、v(ー_ー)チッチッチッ 「なります」っていうか、たぶん一年のうち半分くらいは時差ぼけです。なおかつ、今月のようにフライトが忙しいと、、、ず~っと時差ぼけです。たま~に、人から「shipさんって、地上ではなんかボケてますね」って言われますが、それは時差ぼけの影響ですっ。 キッパリ多分、きっと、、、、、、で、パイロットはそれぞれ独自の時差ぼけ解消法を持っていて、現地に着いたらその場所の時間に強引に合わせて無理やり寝たり、無理やり起きてたりする人がいたり、到着したらすぐに酒を飲んで寝る人がいたりするんですが、私の場合それをすると逆にストレスになるので、無理をせず眠い時に寝て、眠くなければ夜でもず~っと起きてます。そのほうが楽なので。けど年をとるにつれ、時差ぼけは体にきついらしく最近うちのクルーの間では睡眠薬が流行っています。睡眠薬?(°_°;)ハラハラ(; °_°)睡眠薬と言っても航空安全の見地から、パイロットの薬(=ドラッグ)の使用は法律により禁止されているので、一般的な「薬」ではなくてアロマやハーブので作られた石鹸やお香などのいわゆる「大人の癒し」薬です。ご安心ください。(^-^ )けど結構年取ったおじさんたちが、コックピットの中で「最近のお勧めのハーブはこれだよ~」とか「このアロマでリラックスして眠れるよ~」ってフライトバッグからいろいろ取り出して話をしているのを聞いてるとちょっと引いてしまいませんか?自分も何年か経ったらコックピットでそんな話してるんだろうな~
2004.11.12
今年の8月19日にLAX(ロサンゼルス国際空港)で起こったアメリカの航空会社と韓国の航空会社の飛行機の地上での衝突未遂に関する調査結果が昨日公表されました。 かなり前からFAAでは「Runway Incursion」(=地上衝突)防止に対して積極的に取り組んでいますが、それでもやはりこういう事故は起こってしまうようです。 実際に飛行機を運航しているときに、到着機と出発機の間隔が広いのに滑走路端で待たされたりすると「この管制官なに言ってるんだ?十分に離陸できるだろっ!」と頭の中で(コックピットの中で?)不満を言いながら待っていたりしますし、逆にごく稀に十分な間隔が無いのに出発のクリアランスを出されると「これって無茶じゃない?」って頭の中で考えながら滑走路に入ったりすることもあります。パイロットってすごいわがままですよね。 (俺だけかな?)この間隔って非常に微妙なんですが、ベテランの管制官はベストなタイミングでいつも出発のクリアランスを出してくれるような気がします。パイロットも管制官もお互い無理はしないようにしましょうね。それにしてもこの韓国の航空会社のパイロットは、ロサンゼルスまで太平洋を越える長旅をしてきたのに、よく直前で冷静に着陸のやり直しを決断したものです、えらいえらい。
2004.11.11
今日のホノルルは風もなく蒸し暑いです。。。。朝からジムに行って一汗流したにもかかわらず、なんとなくすっきりせず(゜_、゜;)どよどよどよ~んって感じです。そういえば、昨日の会社でのグランドスクールの時に最近入社した人たちがアメリカ本土にある新興の航空会社に採用されたり以前いた会社にリコールされたり系列の会社で少し小さな旅客機の機長として新たなポジションをオファーされたりして大量に辞め始めているという、噂をしていました。倒産する会社もありますが、徐々に成長している会社もあるようで、解雇されたパイロットがリコールされたり新規に採用されたという話は少し嬉しいニュースです。景気が良くなっているのか、強い会社とそうでない会社の差が大きくなっているのか、微妙なところですが、、、、けど今私が働いている会社にとっては、突然大量にパイロットがいなくなる訳で、予期せぬ事態というか大迷惑でしょうね。。。
2004.11.10
来月に半年に一回のシミュレーター訓練等を控え、今日はホノルルのオフィスでGround Schoolを受けました。内容は主にCRM(Cockpit/Crew Resourse Management)関連、悪天候下での計器進入及び危険物(貨物)の搭載等といった感じで、細かな内容は毎年変わるのですが大筋は毎年変わりません。今回、一緒に授業を受けたのは副操縦士ばかり4名、当然といえば当然なんですが副操縦士同士は滅多に(ほとんど?)顔を合わせることが無いのでお互い顔の知らないもの同士、自己紹介から始まりました。同じ会社にいて、同じ部署にいるのにお互い顔も名前も知らないなんて、なんか変な感じ、、、と思いながらも挨拶したのち授業が始まりました。余談になりますが、うちのパイロットのうち恐らく半分程度は自分の上司(チーフパイロット)の顔も名前も知りません、ごくたま~に(年1回くらい?)ホテルなんかのカンファレンスルームを借りて全体ミーティングのようなものがあるのですが、そこで上司が挨拶してるのに、隣からこそっと「あれ誰?」って聞かれたりしますから。。。。まーパイロットって基本的にフライトしかしませんから、直属の上司なんて関係ないと言えば関係ないのですが、なんとなく寂しいですよね。で、授業は淡々と進み、、、、昼食を挟んで、約9時間、やっと終わったという感じです。同じ9時間ならフライトのほうが楽かな??やっぱり自分は机に座って何かをするというのには向いていないような気がします。
2004.11.09
今のシーズンはホノルルは閑散としていて日本人観光客も少なくオフシーズンって感じです。多分、一年中で今が一番暇な時期なのではないでしょうか?日本-ホノルル間のフライトでも満席御礼というのはめっきりと見なくなりましたし。一般客が少ないせいか、それとも今が暇なのか、ここ最近ワイキキ周辺で芸能人の方を見かける機会が多いです。秋の番組再編が終わって一段落というところなんでしょうか?そういえば、この間のデッドヘッドでも隣が芸能人の方でしたし。それにしても、彼(彼女)らは普通の人と雰囲気が違いますよね、あれってなんなんだろ?あれがオーラってやつなのかな?
2004.11.08
一昨日の日本航空の子会社の話の続きになるのですが、この会社は業界でもパイロットの給料が安いことで有名です。基本的に親会社が飛行機を運航しても子会社が飛行機を運航しても、それらに関わる機体リース費用、空港使用料、燃料費、チケット販売費、税金、保険などなどの費用は同じなわけで、、、、「じゃーどこを削って安く運航するか?」となると人件費ということになるのです。その中でも高給と言われるパイロットの給料は最初に削減する対象となるでしょう。あと乗務員の訓練費用とか、、、、(今回の内定後の訓練費用が会社負担ではなく自己負担というのはこれに含まれると思います)この会社の設立当初からのグループ内での位置づけがローコストキャリアなので、低賃金は当然と言えば当然の話なんですが、、、、親会社の半分の給料で安く切り詰めた訓練費用、、、座席数の違いはあれ、親会社と同じ仕事をしているのに、これで職場のモラルが保たれているのかどうか不思議なんですが、、、、どうなんでしょ?
2004.11.07
今朝、ホノルルにやっと戻ってきました。いや~1週間ホノルルを離れると、戻ってきたときになんとなく懐かしく感じます。で、今日帰ってくる時の話なんですが、、、、巡航高度からホノルルに向けて降下開始する前に、無線でホノルル空港のATIS(=Automatic Terminal Information Service/飛行場の気象状態等の情報サービス)を聞いたのですが、その時点では「北東の弱い風、晴れ、気温24度」と報告されていました。「ホノルルにしては寒いなー、やっとこっちも夏が終わったかな?」とか考えながら、着陸のための進入方法等をキャプテンとフライトエンジニアに説明し、いつもどおりの要領で操縦していました。普段のホノルルなら日本から来た旅客機は使用滑走路は8Lで、最終進入に入る頃には、天気も良く滑走路が見えているので計器進入から目視進入に切り替えます。ところが今日に限っては最初8L→その後4R→それからまた8L→4R?と管制官からアサインされる着陸のための滑走路が、ころころと変わります。。。。「ATISでは何にも言ってなかったし、またどこかの飛行機が滑走路上でトラブルでもあったのかなー?」なんて考えていると、再度8Lに変更。結構空港に近づいているのに、あちらこちらに積乱雲が存在し、いつまで経っても外は見えず雲の中、、、、あれ?と思いながらもう一度ATISを聞いても「晴れ」、、、、( ̄~ ̄;)??気分は目視進入だったのに、最終進入に入っても雲の中、、、、機長 「One thousand (地上から1000ft)」 雲の中、、、機長 「Five hundreds! (地上から500ft)」 まだ雲の中、、、、機長 「Approaching Minimum! (地上から400ft)」 まだ雲の中、、、、、、、、、私 ちょっとあせる、、、機長 「MINIMUM! (地上から300ft)」私 機長のコールと同時に、雲の切れ間に僅かに進入灯を見つける。。。「LANDING!」 まー無事着陸しましたが、頭の中ではホノルルは「晴れ」で目視進入だったのが、現実には「雨」で最後まで計器進入、、、、流石にちょっと戸惑いました、いい経験にはなりました。一緒に乗務していたフライトアテンダントの中に、たまたま3日前の霧の成田のときも一緒に乗務していた人がいて、飛行機から降りてから一言、「○○さんが操縦すると、いつも天気が悪いですね」いや、それはたまたまですって。それにしてもホノルル空港職員の方、ATISはこまめにアップデートしてください。
2004.11.06
先月末に、以前からパイロットライセンス保持者を積極的に採用していた日本航空の子会社が今後、自家用操縦士の採用も行うというニュースが流れました。これまでは事業用操縦士と計器飛行証明のパイロットライセンス保持者を採用していたのをそれに加えて、自家用操縦士のライセンス保持者を採用して、内定後会社指定の飛行学校で事業用操縦士と計器飛行証明のライセンスを取得するということだそうです。これってエアラインパイロットを目指す若者にとっては、かなり大きなニュースだと思います。自家用操縦士の免許はアメリカで取得して日本で書き換えをすることができるので、金銭的負担がかなり少なく済むからです。これまではアメリカでとりあえず自家用操縦士を取得して日本に戻って書き換えを行い、その後1000万円近くの費用を使って日本の事業用操縦士と計器飛行証明を取得してそれから就職活動していたのですが、これだけお金をかけても就職できるかどうかは分かりませんので、まさにギャンブルでした。この新しい採用方式ならお金をかける前に、内定がもらえますからこれからギャンブルしなくて済むわけです。逆に考えればここまでしないと、来るべき大量定年によるパイロット不足は補えないのでしょうね。
2004.11.05
今日は朝早くにバンコクを出発して夕方成田に到着しました。朝バンコクで目が覚めたときはまだ外が真っ暗で、時差ぼけと眠さで、起きた瞬間自分が何処にいるのか(ホノルル?成田だっけ?いやオーストラリアだったかな?って感じです)分かりませんでした。成田に着いて、同じ会社のホノルルから来たクルーやサイパンから来たクルーと一緒に合計7人くらいで成田市内のバーに行ってきました。(私以外は全てアメリカ人です)バーと言ってもブリティッシュパブなんですが、成田ステイの外資系のエアラインのクルーが好んで集まるお店で、毎日外国人が溢れていて、ここは何処の国?っていう感じのところです。で、そこで最初のうちは楽しく職場の愚痴をこぼしながら和気藹々と飲んでいたのですが、、、、話題は昨日の選挙の結果に、、、、、、、時事ネタで当然といえば当然なんですが、政治の話はやっぱり個人の価値観とか育った環境とかでいろんな考えがあるので、酒の席では極力避けるべきなんでしょうが、1時間くらいして案の定、、、、、議論は白熱し、一人が怒って「お前らとは話が合わない、馬鹿らしくてやってられない!」と叫んで帰っちゃいました。。。残された6人は気まずいというか、なんというか、雰囲気が悪くなったというか、、、飲みなおしにカラオケに行くというので、私はそこでさよならして一足先にホテルに戻りました。彼らにずるずると付き合うと、明日の朝までカラオケにつき合わされるので。やっぱりお酒の席では話題を選ばないといけませんね。
2004.11.04
ハワイを離れて5日目、、、未だにハワイ時間で体が働いているため、日本で朝5時(=ハワイ朝10時)に目が覚めてしまいました。\(~O~)/今日は朝から出発してもう一度バンコクに行ってきます。バンコクは冬を除いて、うだるような湿気と暑さなので外に出るのがおっくうで、滞在中はホテルのジムで汗を流してその後、ホテル内のレストランで食事というのが多いです。それでもたま~に、時間をもてあまして電気街にタクシーで買い物に出かけるのですが、そこはもう海賊版のお店で溢れかえっています。電気街なのに電化製品に限らずコンピューターソフト、音楽CD、映画のDVD、Tシャツ、財布、カバン、靴、時計、その他なんでも、こんなものまで??というようなものまでコピー商品が激安で売られています。この国では、著作権という考えが無いのか?という感じです。もちろんコピー商品の日本国内持ち込みは違法ですので、買い物はせず、ぶらぶらと1~2時間くらい冷やかしながら歩いてからホテルに再び戻ります。それにしても不思議なのは、そのコピー商品を売っているコンピューターソフト屋さんの隣で、まったく同じものなのに正規のものを売っているコンピューターソフト屋さんがあることです。もちろん海賊版のお店は人だかりができていて、正規版のお店には客が一人もいません、、、、
2004.11.03
昨夜バンコクを出発し今朝早く成田に到着しました。この季節によくあることなのか、成田は朝から放射冷却により霧がでていました。私たちが到着する前には一時的に視程が300mまで落ちて、たいてい日照と共にこの霧は消えていくのですが、日の出が6時過ぎだし(到着予定6時)、万が一この状況が変わらないと羽田に行かないと行けないねーなんてコックピットで機長と話をしていました。視程300mって数字で表現してもあまりイメージがわかないと思いますが、300m先が見えないのってすっごい怖いです。成田に到着する1時間前くらいから徐々に良くなり、着陸進入するころには我々が使う滑走路の視程は1800mまで回復したので、問題なく着陸することが出来たのですが着陸後ターミナルに行くまで視程が600mくらいしかなかったので地上を移動しながら結構不安でした。ホテルに到着する頃には太陽も出てきて、清々しい秋晴れの空が広がっていました。散歩に行くと気持ちいいんでしょうけど、、、、とりあえず寝ます。。。
2004.11.02
今、日本時間で夜中の2時30分です。。。ただいまバンコクに到着しました。普通ならチェックインしたら速攻で寝てしまうのですが、今日はなんとなく眠くなくブログでも書こうかと思った次第です。今日から来年の4月まで冬スケジュールということで、西に向かうフライトは夏のスケジュールよりも余分に時間がとられています。ショーアップ(=フライトのために会社に出頭すること)の時間も夏スケジュールと微妙に違うので、間違えないように3回くらい時間を確認してから成田のショーアップデスクにショーアップしました。(ちょっと神経質?)バンコクは相変わらず暑く、夜中だというのに気温31度で湿気ムンムンです、元気なキャプテンとフライトエンジニアはこれからダウンタウンに飲みに行くらしく張り切っていました、あらためて外国人のパワーには関心してしまいます。明日は夜、成田に向けて出発なので日中一日することがありません、、、、近くのスーパーマーケットでも覗いてくるとするかな。
2004.11.01
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