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今夜、訃報が届きました。旦那の高校時代の友人で、私の友人でもある人です。彼は、とても優しい人で、怒った顔なぞ想像できないほどで・・・二十歳前後の頃なんぞ、少々激しやすいうちの旦那を酒席でいさめるのが彼の役分担のようになっていておりました。彼は長男で、二人の娘の父で、頼りになる夫で・・・・・・・いろんな想いが交差する今現在、夫と共に息が詰まるような思いをしています。ただ、私はとっても利己的な人間なので、この悲劇がわが身に降りかかったものでないことに安堵している自分も、ちゃんと判っています。そして、そんな自分を嫌悪しながらも、泣いています・・・
2012年05月31日
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「アルテミス・ファウル」シリーズのオーエン・コルファーが【送料無料】エアーマン 故郷アイルランドに実在する孤島を架空の小国「ソルティ・アイランズ」に見立て、19世紀末期から20世紀初頭にかけての飛行機開発競争時代の冒険活劇を描く!挿絵はフランスでも活躍中の日本人漫画家 高橋 光さんのコミック風イラスト!コナー・ブロックハートは飛ぶために生まれてきた。というより、飛びながら生まれてきたといったほうがいいかもしれない。なんせ1878年のパリ万博の際、妊娠八ヶ月の母キャサリンが、襲撃され、墜落しかけている気球の中で産み落としたのだから。空で生まれた奇蹟の子。それがコナーだった。コナーの父デクランは小さいがダイヤモンドで潤う王国ソルティー・アイランズの狙撃隊の隊長で、母キャサリンは科学者。そして二人はグッド・キング・ニックと呼ばれるアメリカ生まれの国王とも非常に親しくしていたため、コナーは生まれてすぐから一歳年上のイザベラ王女と遊ぶようになり・・・そして、それはコナーが9歳のときに起きた。海賊ごっこをして遊んでいたコナーとイザベラが、塔で起きた火災に巻き込まれたのだ。コナーは機転を利かせてイザベラ共々その場を脱出することに成功するが、彼はそのとき始めて空を飛んだのだった・・・王の友人であり科学者でもあるヴィクトルは、王女の教師として島に招かれていたが、脱出劇の際のコナーの機転と才能にほれ込み、彼も教えることに。一方、王女救出の功績からサーの照合を与えられたコナーは、その日の夜、思いがけない人物の訪問を受ける。眠っていたコナーの部屋にやってきたのは近衛師団のボンヴィレン司令官だった。前王が亡くなった後、ニックが現れなかったら首相になるはずだった男だ・・・彼はなにやら不穏な言葉をいくつかつぶやいた後、立ち去っていった。それから5年後。コナーが14歳のとき、ボンヴィレンがついに行動を起こした!それはとんでもない陰謀で、それに巻き込まれてしまったコナーは、散々痛めつけられた上に希望を打ち砕かれた状態で、監獄リトル・ソルティーへと送られることに!子供向けの冒険活劇!てぇ感じで面白かったんだけど、本の帯から受けた印象とはちょっと違ったわ。もっと早いうちからエアーマンになって、いろんなことをするのかなぁと思っちゃったもんだからさぁ・・。それでも、彼が師の教えと、持って生まれた気概と知恵で苦難を乗り越え、策を練り、一旦はあきらめたものの、失ったすべてを取り戻すために悪に立ち向かっていく物語は、多分こうなるだろうなぁと展開が読めていようとも、心躍るものでした。「乾杯しちゃった?飲んじゃった?」が、けっこう好きなのよ、私・・・あのシーンであんなふうに聞くなんて、あぁ、やっぱりまだ少年なんだなぁと思えてさ。ただ、できればイザベラちゃんサイドからのお話も、少しでいいから欲しかったわ。彼女を襲った悲劇についてとか、その後の話や日記の発見、そして彼女の決意とかがさ・・・ ページ数も多く(重い!)、ちっとばかし飛行力学や空気力学等の説明があるため、あんまり学年が低いと読むのは少々しんどいかも・・・なので、小学校高学年ぐらいから大人までにお勧め。ただ、私はアルテミス・ファウルのほうが好きよ!
2012年05月31日
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ケイト・ウォーカーの3月20日発売分のハーレクイン・【送料無料】シチリアの暴君 ロマンスです。すべてにけりをつけようと離婚を決意したピエトロは、別居してもうすぐ二年になる妻に離婚するための書類を送り、彼女がシチリアに来るように手配した。結婚一年足らずで妻の座を放棄し、逃げ出した相手に・・・おそらく、彼女もこれを望んでいるだろう・・・ 夫からの手紙に衝撃を受けたマリナは、眠れない夜を過ごした挙句、再び手紙を読み直していた。それはどう解釈しても<召還>だった・・・ シチリアの名家の出で、実業家のピエトロと、彼の別居中の妻で、イギリスで図書館司書をしているマリナのお話。ロンドンの街角で出会った途端に激しく惹かれあい、マリナの妊娠が判明したのを機に結婚した二人だったが、その結婚生活は流産とともに破綻してしまったのだ。そして、愛されていない惨めさを抱えてイギリスへと逃げ出したマリナは、ひそかに夫が後を追ってくる事を期待していたのに、彼は帰ってくよう命令する手紙を一通送ってきただけだった。そして今、夫は離婚するための話し合いのために、マリナにシチリアへくるよう、命じてきた・・・マリナは反抗心にかられ、「あなたがこちらに来たら?」とメールを送ったものの、結局シチリアへ飛ぶことに・・・基本的に相手の愛情を試すような行動をとる女は嫌いなんです私。だから、夫がおってくるのを期待して逃げ出したマリナちゃんは、その時点で嫌いなの。同情?子供に関してはするけど、後は一切する気なんて起きないわ。一人で陰気くさく自己憐憫に浸ってなさいよ。おまけにふらふらと揺れ動きすぎて、なにがしたいのか皆目わかんないし。ピエトロ君だって、けっこう言うことが変わるもんだから、なんだか意味のない痴話げんかを延々読まされている気がしてさぁ・・・ほんと、くたびれちゃったわ・・・
2012年05月30日
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リンゼイ・アームストロングの3月20日発売分の【送料無料】秘書の二つの顔 ハーレクイン・ロマンスです。今夜のパーティの同伴を約束していた相手が来ないことで不機嫌になっている上司キャムに、臨時の派遣秘書であるリズは、相手が二股をかけていたことを、どう説明しようかと考えていた。とりあえず、<相手の女性は来られない>と、いうことのみを伝えることにしたが、上司からはとんでもない返事が返ってきた。「そうなると、君に彼女の代わりを務めてもらわなければならない」 「それはできません!」馬と漁船で財を成した実業家のキャメロン(キャム)と、派遣秘書で、シングルマザーのリズのお話。一旦は断ったものの、結局はこの仕事に支払われる高級を考えて承諾した彼女は、身支度を整える時間を15分もらい、彼女のことを「氷の女王」と評した上司を見返すことに。職場ということであえて地味にしていた服装を取り払い、めがねをコンタクトに換え、母お手製の個性的なジャケットを身につけてロビーへと向かった。彼女の変身に驚いたキャムの視線が、値踏みするように動くのを見て、リズは思わず背の高いハンサムな上司を男性として意識してしまう・・・。そして向かったパーティ会場で、リズは会いたくない人物を見かけたため、その場から逃げ出してしまった!いやぁ、リズちゃんときたら、しこたまめんどくさいねぇさんだったわ・・。いっくら過去にいやな思いをしたからって、あれほどまでにグダグダとされると、読んでてうんざりしちゃうわ・・・。序盤は、まぁそれなりに楽しかったのに、後半はほんとひどい状態で・・・「あんた、いったい何をっどうしてもらったら、気が済むのよ!この遁走女!」と、叫びたくなるほど。キャム君の辛抱強さには、思わず頭が下がるわ・・。それにしても、結局子供達のパパ達は誰なのさ?!もしや、これでもう一作書く予定なのか?だからあえて隠したまんま??うーん・・・
2012年05月30日
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キャシー・ウィリアムズの3月20日発売分のハーレクイン・【送料無料】かなわぬ恋に揺れ ロマンスで、"古典モチーフ"企画第2弾! オースティンの『高慢と偏見』を下敷きにしています。ゴルフコースを併設する領事館クロスフェルド・ハウスの状態を見にいった親友が、金目当ての女性につかまったことに気づかず、恋に落ちたと思っていることを知ったルイスは、急ぎ領事館へと向かった。しかし、レンタカーが途中で故障、仕方なく歩いていると、オートバイの音が。しかもライダーは少々荒っぽい運転を知るティーンエイジャーのようだ。 車が故障したらしい男性のためにオートバイをとめたリジーは、相手の居丈高な物言いに、ヘルメットをとる手をとめた。オートバイの乗り手は男だと思わせておこう・・・ 失礼な言葉を浴びたリジーが、自分には助ける義務はないと言うが、相手は謝罪するどころか、無謀運転だと説教した挙句に、脅しをかけて送らせようとしてきた!リジーは彼女の声が高いことから、相手が大きな勘違いをしていることに気づき、噴出しそうになりながらも、彼の行き先を聞き、帰ってきた答えに凍りついた・・・クロスフェルド・ハウスですって?財産家の家に生まれ、妹ともども財産狙いの結婚の危険にさらされ続けてきた実業家のルイスと、五人姉妹の次女で、教師をしているエリザベス(リジー)のお話。この傲慢な男性がクロスフェルド・ハウスにどんな用があるのか知りたくなったリジーは、相手に合わせて話を聞きだすことに。そして判ったことは、許しがたい事実だった。男性はリジーの姉ローズが恋に落ちたニコラスの友人であり、仕事の依頼主ルイス・ジャミュだった。しかも許しがたいことにローズのことを金目当ての女だといいきったのだ!会ったこともないくせに! マナーハウスに到着後、ヘルメットを脱ぐことにしたらしいライダーを見て、またしてもいやみを言い始めたルイスだったが、長い黒髪がこぼれ出た途端、完全に言葉を失った・・・原作のエピソードの大半(シャーロットがらみの話は無かった)を、半ば無理やり詰め込んだような感じ(とくにフレディ君とリーちゃん)はあったものの、けっこう楽しく読めました。まぁ、序盤のルイス君の高慢・傲慢っぷりは、笑えるほど(送ってもらおうとする人間が相手を脅すんじゃぁないよ!)だし、その偏見ときたら!!彼の考えが徐々に変わっていく様は楽しかったし、出会いのシーンや、リジーちゃんの仕事が教師だという部分、そして終盤での家族への融資に対して、リジーちゃんの反応が原作とは少し違うのも、女性が自立した現代なら十分考えられるしさ。最近のロマンスにおける黒(茶)髪系ヒーローの脳内キャラは、ルーク・エヴァンス君が一手に引き受けてくれております(ちょっと前まではヒュー・ジャックマンでした)。そう、三銃士のアラミス君です。で、今回も、もちろん彼がルイス君役でした。残念ながらマシュー・マクファデン君の出番はありませんでしたわ・・・いやぁ、彼の映画のダーシー君はよかったんだけどねぇ・・・
2012年05月29日
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梶尾 真治さんのSFというか、ファンタジックな物語で、【送料無料】壱里島奇譚 舞台は熊本在住の作者らしく、天草諸島の孤島!(えぇ、それにつられて読んだのよ!)そして、とってもカジシンさんらしいお話です。「黄泉がえり」がお好きな方は、ぜひ・・・ いちりとらん らんとらんとせ しんがらほけきょ とゆめのくに それは昔から伝わるわらべ歌で、その歌を鼻歌に歌いながら棚田目指していたステ(八十九歳)は、罠にかかった銀色に輝く不思議な生き物を助けた・・・不況の中、早期退職を打診されていた営業企画部開発課の宮口 翔一は、恋人に振られたことをきっかけに退職を決意、退職願いを手に上司の机へと向かったが、なぜか突然常務に呼び出されることに。そして、思いがけない業務をいいつかる。天草下島の西方にある離島「壱里島」に行って、そこで売られている「おもしろたわし」について調べて欲しいというのだ。それはアクリルたわしのようでいて、途方もない可能性と価値を秘めているらしい。ついでに、壱里島に一人で住んでいる常務の老母の様子も見てきて欲しいという私用まで引き受けて、翌朝、翔一は熊本へと飛んだ。熊本には実家があるものの、両親共にすでに逝っており、会いたい旧友もいないので、そのまま天草へ。そこからさらに高速艇で一時間ほどで、「壱里島」に上陸した翔一は、業務命令に従い「おもしろたわし」の事を調べ始めるが、気がつけば島の住民となって島の問題に深くかかわるようになり、その際、とても不思議な経験をすることに・・・読んだ感想は、あぁ、カジシンさんだなぁーー・・と。 <時を越えてでも守りたいという想いを抱えたものの願いを、善なるものがかなえてくれる>お話で、悪人なんぞ一人も出てこず、小さな島ならではの人情と、それゆえに抱えている問題、そして閉鎖された映画館が出てきます。そして、それらのすべてが善なるものの意思と、その渦中に放り込まれる形となった翔一君によって、きれいに結びつき、解消され、新たな希望へと形を変えていきます。これを小さな地方自治体が抱えている問題と、原発に対してのアンチテーゼと取ることも可能ですが、それよりも単に心地よさや懐かしさに浸ってしまたほうが楽しめるかと・・・実際は壱里島も「ちゃんばら映画祭」も実在しませんが、天草諸島は「天草フィルムコミッション」という活動を行っており、天草を舞台とする、映画・テレビ・CMなどのロケーション撮影を支援しております。天草は、有明海と八代海に囲まれ、大小120余りの島々からなり、国立公園にも指定され、特色ある海岸景観やサンゴなど貴重な自然がそのまま残されています。キリシタン殉教の島として、文化的・歴史的遺産も数多く点在し、近年ではイルカウォッチングが人気!そんな天草に興味のある方は、こちらを http://amakusa-fc.net/
2012年05月28日
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スーザン・スティーヴンスの3月5日発売分のハーレクイン・【送料無料】踏みにじられた初恋 ロマンスです。おじのハリーから、ヒーバーズ・ギルを遺されたヒースは、田園風景にうんざりしながらも、相続した土地へと車を走らせた。そこで待っていたのは、雨の中、不法に張られたテントから突き出した足だった。ファスナーを開けると、驚きの悲鳴が雨音を切り裂く。這い出てきたのは赤い髪に迷彩色のトップスと紫のレギンスを身に着けた小柄な女性、ブロンテだった。「あなたを待ていたのよ」 ヒース・スタンプ。かっこよくて、セクシーで、たくましい。私がこの十三年と二ヶ月と六時間、夢に見ていたよりはるかに素敵だわ・・・。しかし、うっとりする彼女に向けられた言葉は、「君は不法侵入をしているのがわかっているのか?」だった。相変わらず、愉快な性格だ・・・コンピューターゲームで財を成した実業家で、元不良少年のヒースと、彼の幼馴染で、不動産管理資格を持つブロンテのお話。両親がヒーバーズ・ギルで働いていたため、屋敷を第二の我が家のように考えているブロンテは、ヒースが相続した屋敷をどうするつもりなのか知りたくて、キャンプを張って彼が来るのを待っていたのだ。噂では取り壊すつもりだとか、売り飛ばすつもりだとかいわれているが・・?広大な土地とグレートホールと呼ばれる屋敷、古ぼけた城からなるヒーバート・ギルの管理人となることを、幼い頃から夢見ていた彼女は、なんとしても彼に屋敷を売らずに修復して欲しいと思っていたが・・・あー・・・作者はいったい何がしたかったんだろう・・・まず名前・・ブロンテとヒースって・・「嵐が丘」のもじりか?一瞬、二月から始まってるイギリスの女流作家達へのオマージュ的作品群のひとつかと思ったけど、どうやらそうではないらしいし・・・。そして、主人公達の人格はころころと変わり、文脈は支離滅裂としか言いようがない状態・・・。おまけに不法侵入を繰り返し、どう考えても馬鹿丸出しの行動を取り続けるブロンテちゃんが、有能な不動産管理人って・・・??へぇー・・ほぅー・・・他人の土地に勝手に入って、そこの池で裸で泳ぎ遊ぶ不動産管理人が有能として認められるのか・・・あぁ、そう・・・で、持ち主に無断でパーティの企画も立てないといけないんだったわねぇ・・・。 いやぁ、もう冗談抜きにこの女無理!ってぇ思いがずーーーっと続いてて・・・ 読んでる間中イライラし、ブロンテちゃんが原因の舌打ちは数知れず、挙句に頭痛までしてきてさぁ・・。本を投げ捨てずに読み終わった自分自身に拍手したほどよ!ふぅー!
2012年05月27日
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サラ・クレイヴンの3月20日発売分のハーレクイン・【送料無料】賭けられた愛 ロマンスで、現代的という言葉からは一線を画す男性をヒーローとしたミニシリーズ<恋という名の奇蹟>最終章!1975年、南フランス。母亡き後、学校をやめ、それまでの安定した生活から、ギャンブラーの父デニスと共に世界中のカジノを放浪する生活を選んだジョアンナだったが、父が自分を若い愛人のように周りに思わせることや、彼女の容姿を利用して相手の気を散らせることでゲームに勝とうとすることが続いたせいで、すでに嫌気が差していた。その日、豪華なクルーザーを見て、新たな獲物をみつけたと喜ぶ父に、未払いのホテル代のことを思い出させようとするが、その努力が徒労に終わったジョアンナは、髪を隠し、控えめなビキニでプールへと向かった。これ以上状況が悪くなったら、マーティン伯父に助力を願おうと考えながら・・・ギリシャ人実業家のバッソスと、彼の従姉妹の息子との賭けで恨みを買ってしまったギャンブラーの娘ジョアンナのお話。ホテルの支配人の口利きでクルーザーの持ち主とのゲームの約束を取り付けた父に、新しい服をブティックに取りに行って、着飾るようにといわれ、ジョアンナは仕方なくその言葉に従ったが、そのドレスはあまりにも身体に張り付いたもので・・・そしてゲームが始まった。最初は調子よく勝ち続けていたデニスだったが・・・あーー・・これって、復讐されるほどのことなの??<甘やかされた若い兄ちゃんが、調子こいた挙句に賭け事で失敗した尻拭いを、金持ちの親戚がすることになった>ってぇだけの話なのに、何でその賭けの相手どころか、その連れまでが復讐されなきゃなんないのか、皆目判んない・・・挙句にバージンだとわかった途端にあの待遇の格差!まぁ、お国柄と時代のせいなのかも知れないけど、どうも納得いかないわ・・・。ジョアンナちゃんが陥った窮地にしたって、父ちゃんに手を貸すことを了承した時点で、ある程度は自分でまいた種でしかないように感じるしさぁ・・・まぁ、確かに18歳という年齢を考えると、同情の余地はたらふくあるけどな・・・シリーズ一覧 それぞれ2011/7月4日、2012/3月10日に書いています。
2012年05月27日
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リン・グレアムの3月5日発売分のハーレクイン・【送料無料】拒めない情熱 ロマンスで、4月5日発売の「愛することが怖くて」との二部作前編です。タリーは、週末に開かれるマナーハウスでのパーティに出席する異母妹コジマのお目付け役として一緒に行くようにと父から依頼された。どうやら父は妹の付き合っている男性が気に入らないらしい。迷ったものの、行くことにしたタリーだったが、甘やかされて育ったコジマはタリーの服装にけちをつけた挙句に、彼女を使用人として友人たちに紹介すると言い出した。その上、タリーの父親似の体型を馬鹿にしたのだ。結局アシスタントとして使用人部屋に泊まることになったタリーは、コジマの部屋へと向かう途中で、腰にタオルを巻いただけの男性に声をかけられた。しかも、使用人に間違われて!自らの手で財を成した投資家ザンダーと、インテリアデザインの勉強をしている学生で、有力な実業家を父に持つものの、非嫡子であるために公には認めてもらえていないタルーラ(タリー)のお話。亡き兄の婚約者エレニーの実家が所有するイギリスのカントリーハウスで休暇を過ごすことになったサンダーは、軽食を頼もうと部屋の外にいた使用人らしい女性に声をかけた。しかし彼女は使用人ではなく、ゲストの世話係だという。濃いハニーブロンドの巻き毛のクローバーのような瞳をした女性の飾らない魅力に心惹かれたサンダーは自己紹介をし、彼女の名前を訊ねた・・・ザンダー君はリンお得意の傲慢ヒーローですが、ひねくれているわりには少々楽観的な感じが・・・おまけに、二部作だけど、なんだかいい感じで終わっています。危機を乗り越え、二人で新しい生活を楽しげに送っているし・・・いっそこれで終わってもいいくらい。さて、この先どんな風になるんだか・・・。気になるのは、やっぱ年齢よねぇ。なんせサンダー君ってば、まだ25歳なのよ。ロマンスのヒーローとしてはちょっと若すぎるくらい若い・・と、なると、待っているのは別離か?でも原因は?それと、今回ただの我侭娘という印象しかなかったコジマちゃんは、この後出てくるのかしらん?ちったぁ分別がついてるといいけどさ・・・。二部作後編はこれ すでに手元に来ていますので、近いうちに読もうかと・・・
2012年05月26日
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エリザベス・パワーの3月5日発売分のハーレクイン・【送料無料】罪までもいとしく ロマンスです。マナーハウスの厩舎だった家の改装という大仕事の全権を任されたリーヴァは、興奮に震えながらドアベルを押した。しかし、そこで待っていたのは依頼人<マダム・デュヴァル>ではなく、オリーブ色の肌を持つ長身の男性だった。ダミアーノ!彼はここで何をしているの?実は、マダム・デュヴァルは彼の祖母の名で、ほかの仕事でインテリアデザイン会社を訪れた際に、そこの社員の中にリーヴァを見かけたダミアーノが策を弄した結果だったのだ・・・・イタリア人実業家のダミアーノと、インテリアデザイナーで、ダミアーノのとった卑劣な手段のせいで、母を失うことになったことを恨みに思っているシングルマザーのリーヴァのお話。ダミアーノにだまされた上に、侮辱されたリーヴァが怒って帰ろうとすると、彼は会社を首になりたいのかと脅してきた!おまけに過去の事を持ち出し、リーヴァの母にまで財産狙いの女だと侮辱と非難を浴びせるダミアーノに、彼女が叫んだ。「母は死んだわ!」しかも、失意の果ての薬物の過剰摂取で!それもこれも、すべてダミアーノが彼の叔父と婚約していたリーヴァの母を金目当ての詐欺師だと決めつけ、二人の間を引き裂いたからだ!そして、彼がそんな卑劣なことをたくらんでいるとも知らずに、私はバージンをささげてしまった・・・もやもやしたものが残ったまんま・・・いや、まぁ、ハッピーエンドが悪いってぇわけじゃぁないけれど、どうもスッキリしない。まず、まともに謝罪しようとしないダミアーノ君が気に入らない。だって、私、こいつがどっかで徹底的に謝罪すると思っていたから、イライラしながらも読んでたのに、なんなのよ、あれ!!ねぇ、ダミアーノ君、後悔や罪悪感を感じるのが苦痛だからって、それを押し隠すようにリーヴァちゃんに暴言はくなんざぁ、男として不甲斐ないにもほどがあるわよ。プライドだぁ?そんなもん、男として最低な行動を取った時点で、語る資格じたいがなくなってると思いなさい!ほんとは彼女を求めているけど素直になれない?いくつだ?お前。徹底的に反省の意を示して、謝罪した上で愛を請うんならともかく、あんなハンパな態度と言葉で、罪を償い終わったかのように扱うのはやめてくれ!そして、何よりあのラストは嫌いだぁ!!自分の仕事を、知らないうちに他人が仕上げてるなんて、私に言わせりゃぁ、侮辱以外の何ものでもないわ!!感動するなよ馬鹿女!リーヴァちゃん、あんた仕事に対するプライドってぇモンがないの?信じらんないわ・・・
2012年05月26日
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森見 登美彦さんのファンタジックなお話で、入浴剤付き【送料無料】ペンギン・ハイウェイ 文庫<ほっと文庫>の「郵便少年」アオヤマ君が主人公!おぉ、四年生だ!ぼくはまだ小学四年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。毎日きちんとノートを取るし、たくさん本を読むからだ。一日一日、ぼくは世界について学んで、昨日の自分よりもえらくなる。ぼくが二十歳になるまで、三千と八百八十八日かかるから、その分えらくなったぼくに結婚して欲しいといってくる女の人もたくさんいるかもしれないけど、ぼくはもう相手を決めてしまったので、結婚してあげるわけにはいかないのである。申し訳ないと思うけれども、こればっかりはしょうがない。 そんなぼくが初めてペンギンを目撃したのは五月のことだった・・・歯医者の近くの広い空き地に突如現れたペンギンの群れ。登校中にそれに遭遇したぼくは、ペンギンについて調べることに。ペンギンはどこから来たのか?なぜ急にこの街にやってきたのだろう?おまけに、大人たちの手でトラックに載せられたペンギンが、途中で消えてしまったという。そして、ペンギンたちは再び出現した!ぼくはペンギンたちが海から陸に上がるときに決まってたどるルートを<ペンギン・ハイウェイ>と呼ぶことから、ペンギンの出現について研究することを「ペンギン・ハイウェイ研究」と名付けた。そして「海辺のカフェ」で、おねえさんにペンギン事件のことを話した。おねえさんはペンギンは宇宙人が連れてきたと言ったが、その翌日、ぼくはウチダ君との探検先で、数え切れないペンギンに遭遇した・・・生真面目で、うぬぼれていて、子供らしからぬ発言をするくせに、確実に子供でしかないアオヤマ君に、また会いたくて読んだ本です。ありとあらゆるものが実験で、探検で、研究だった子供の頃を懐かしく思いながら、アオヤマ君達の行動を追っていました。あぁ、楽しそうだなぁ・・・。そして、淡くではあるけれど、忘れることのできないキモチもまた、郷愁を伴い蘇ってきました。できたら、アオヤマ君の探検地図がついていて欲しかったわ。 しかし、この頃からおっぱい好きとは・・・アオヤマ君の将来を楽しみにしたらいいのか、困ったものだと頭を悩ませたほうがいいのか・・・うーん・・・ あとさぁ、こうゆう展開というか、オチは、昔、半村 良さんを読んだときに結構頻繁に味わった記憶が・・・そう、「いろんな謎がちりばめられていて、いろんな事件がおきるけど、最後の最後でこのオチかい!」と、いうやつです。まぁ嫌いじゃぁないんで、いいんだけどさ・・・。 脳内キャラはアオヤマ君がちょっと前の濱田龍臣君、おねえさんは宮崎葵ちゃんでした。 <ほっと文庫>のアオヤマ君のお話はこれ 5月17日に書いています。
2012年05月25日
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本日、大好きな作家さんのサイン本が届きました!届いたときは、その作家が大好きな二番目の子と二人して、狂喜乱舞の状態!!昨日出版社からメールが来たので、届くのは来週の頭ぐらいかなぁと思っていたら、まさかの今日届いたもんだから、驚きと喜びがごっちゃになってしまって、テンション・ハイハイ状態・・・それにしても、あぁ、うれしい・・・早速ブックカバーをかけて、汚れないようにしないと・・・
2012年05月24日
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アニー・ウエストの3月5日発売分のハーレクイン・【送料無料】愛を知らないプリンス ロマンスで、「王位を捨てた恋人」の関連本です。王位を引き継ぐために課せられた条件を満たすために、ラウルはオーストラリアへと向かった。目的地はルイザ・カタリン・アレクサンドラ・ハードウィックの牧場だ。彼女は胸を躍らせて助力を買って出るだろう・・・ 湿地にはまり込んだ牛を引き起こそうとした際、湿地に突っ込み泥まみれとなってしまったルイザは、シャワーを浴びるために自宅へと戻っていった。乾いた泥を顔にまでこびりつかせていた彼女は、家の裏にヘリコプターが止まっている事に気づいた。上等なスーツに身を包んだ長身の男性の横顔を見た途端に、熱いものが全身を貫く・・・オーストラリアで、両親亡き後、伯父夫婦と共に牧場を共同経営しているルイザと。、マリッツ国皇太子のラウルのお話。何か用かと聞くルイザに、男性は「ミズ・ハードウィックに会う必要があって・・どこに行けば会えるかご存知かな?」 彼女の汚れた服には目もくれない男性に、ルイザは真っ赤になりかけた。「目の前にいますけど」 ショックを受けたらしい男性は、再度彼女の名前を確認するようにくちにすると、自分はマリッツ国の皇太子、ラウルだと名乗った。 母の故郷であるマリッツ国の皇太子がなぜこんなところに? ラウルは彼女の両親の名を確認したあと、マリッツ国とアーデッサ公国について、どれほど知っているかたずねてきた。一通りのことを彼女が知っていることを堪忍した彼は、とんでもない話をしだした。ルイザがアーデッサ公国の相続人だと告げたのだ!そんなはずない!母がオーストラリア人の父と恋に落ちたときに、大公だった祖父から勘当されたのだから! 便宜結婚を余儀なくされ、互いに惹かれあう気持ちを隠したまま結婚した二人のロマンスは、二人して自分の気持ちを隠そうとすることが原因で、すれ違ってばかり。特に脅すように結婚に同意させたラウル君は、罪悪感も絡んで素直になれません。一方、ルイザちゃんは、継母のせいでラウル君が愛を信じなくなったことを知り、自分が愛されるようになる可能性がないと苦しみます。まぁ、最後はお約束のごとく、ラウル君がルイザちゃんに側にいて欲しいと懇願・愛を語ってのハッピーエンドなんですがね・・。ただ、妊娠がらみの展開の場面では、ルイザちゃんには結婚を決意したときのような気概を見せて欲しかったような気も・・あと、アナ継母ちゃんにはもうひと悶着起こしたうえで、国を追い出されて欲しかったわ・・・関連本はこちら 2011/9月18日に書いています。
2012年05月24日
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七尾 与史さんのミステリー(?)です。【送料無料】殺しも芸の肥やし殺戮ガール200年9月29日。清遠女子高校二年一組が、岩大良高原にバス遠足に出かけたまま、帰ってこないという事件が起きた。崖からの転落事故の可能性を考えて付近を捜索したものの、破片ひとつ見つからず、バス運転手と若い担任教師、そして三十人の生徒たちがバスごと跡形もなく消えうせてしまったのだ。マスコミは連日大騒ぎをし、節操なく生徒の父兄の家にまでインタビューが来た。警視庁室町署に勤務する奈良橋の姉・美由紀の一人娘である美咲もそのバスに乗っていたため、姉のマンションも例外ではなかった。三日経ち、一週間が過ぎても、一向に手がかりは見つからず、やがて半年が過ぎた。マスコミの関心はとうに薄れたものの、美由紀はあきらめることなく、寝る間も惜しんで娘の行方を捜していた。人が変わったような姉を心配する奈良橋に美由紀は、「美咲は邪悪なものに殺された」と訴えて、捜索をやめようとせず、結局、春先のまだ冷たい雨の日に、足を滑らせたのか、崖下で遺体で見つかった・・・あれから10年。美咲たちが乗っていたバスが、偶然発見された。それと一緒に大量の白骨も。それは明らかな殺意と悪意をもった計画的な大量殺戮の現場で、奈良橋は怖気を感じたが、それと同時に決意を新たにした「この先何年かかろうと美咲をこんなむごい目に遭わせたヤツを見つけ出してやる」と。それから一ヵ月後、衝撃的な事実がわかる。生徒の遺体が一人分足りないというのだ。足らない一人は誰なのか・・・彼女だけ脱出できた?なら、どうして十年も姿をくらます必要が?・・・彼女がこの事件の首謀者だから・・・?まさか・・・ いったんは振り払ったその考えは、思わぬところで再浮上してくることに。そのきっかけは一人の作家宅でおきた放火殺人事件だった。あーー・・色白お嬢さん、いったいあなたは何がしたいんだい?と、いうのが、読んでる間中思っていたこと。べつに面白くないわけじゃぁないんだけれど、あそこまで理不尽な殺人というのは、どうも感覚的に理解できないというか・・・特に、幼い子供がその被害者になるのは、受け入れることができない・・・。だって、あれだけの理由でクラスメート全員殺しちゃうんだったら、その後も、笑わない客や、やじった客全員殺して回んなきゃいけないでしょうに、そんなことをするわけでもなく、そうかと思えば一部の殺人では、殺したことを後悔するようなことを言ってみたりと矛盾がいっぱい。薔薇男君の方は、ちゃんと独自のルールで生きてるシリアルキラーだから、まだ判るんだけどねぇ・・・。まぁ、続編が出たら・・・きっと、読むんだろうなぁ・・・なんせ、いろんな謎が残りすぎてるもの・・・。
2012年05月23日
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東川 篤哉さんのミステリーで、烏賊川市周辺を舞台として、【送料無料】ここに死体を捨てないでください! 探偵鵜飼と、その助手流平が活躍する<烏賊川市シリーズ>の一冊です。司法試験を目指して勉学に励む大学生の有坂 春佳は、玄関からの物音に不安を覚えた。ひょっとして、お姉ちゃん?そんな希望もむなしく、白い扉が開き、見知らぬ女が飛び込んできた。振り乱したような長髪に、荒々しい息遣い。その瞳は狂気に満ちていて・・・叫ぶことさえできずにいた春佳は、思わず手にした果物ナイフを向かってくる女に突き出し・・・気がつけばキッチンのフローリングで微動だにしない女から流れ出る液体が、床を赤く染めていた・・・ 有坂 香織は、勤務中にかかってきた妹からの電話で、とんでもないことを聞かされた。ナイフで見知らぬ人を刺し殺してしまったという。しかも、四時間も前に!そして今、妹・春佳は仙台にいるという・・・。とりあえず、問題の死体を確かめようと、突如<お腹の痛い人>になって、上司から早退許可をゲットし、妹のアパートへ。建物の傍に止まっている廃品回収業者の車の中で昼寝中の金髪男を起こさないよう、静かに通り過ぎ、四階の三号室へ入る。妹の話では確か、現場はキッチン・・・ !!! 凄惨な光景に、妹の言葉がすべて真実だと認識。勇気を振り絞り、女のポケットを探り、車のキーとクリーニングの受取証を見つける。受領書から女が猪鹿村の山田 慶子だとわかった。さて、この死体をどこかに捨てに行かなきゃ・・・それも、誰にも知られないようにこっそりと・・・それから、死体の入れ物も必要だ・・・ そこで香織が目をつけたのは、先ほどの廃品回収業者の車の荷台に積まれていた物だった・・・よーし!あの金髪兄ちゃんをだまくらかして、あれ貰ってこよっと!仏具店に勤める香織が、可愛い妹の一大事を救うため、廃品回収業者の鉄夫の協力を(半ば無理やり)得て、死体の遺棄を画策するが、そこからなぜか新たな事件に巻き込まれ、それは鵜飼探偵事務所に持ち込まれようとしていた依頼と、絶妙に絡んでいく・・・鵜飼君たちの、思いっきり脱力状態でのお仕事っぷりは相変わらずだし、香織ちゃんたちの死体の扱いなんて、可燃性粗大ごみ程度で、殺人事件なのにあまりにノリが軽すぎるのは少々気になるものの、<二時間ドラマ風の、コメディタッチなミステリー>ってな感じで、楽しく読めました。しかし、香織お姉ちゃんはともかく、弁護士目指している春佳ちゃん、あんたの行動は、なんなんだ?ってか、あんた弁護士に向いてないから!今すぐ将来の進路を考え直しなさい!何より、あんなことを、あのお姉ちゃんに任せること事態が間違ってることに、何で気づかないのよぉ!そして犯人のトリックは・・・笑っちゃうほど大掛かりだったわ! シリーズ一覧 実は読んだのは「早く・・」のみ!1月10日に書いています。
2012年05月22日
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あんびる やすこさんのYAで、つくも神の見える少年風雅が 【送料無料】アンティークFUGA(番外編) 精霊シャナイア(遮那)、精霊ユイマール(唯)と兄弟としてアンティークショップを経営しながら、骨董品に秘められた謎を明らかにします。本編はすでに終了しており、今回は番外編です。冒頭には十々夜さんのショート漫画、巻末には四コマ漫画が載ってます。どちらのネタもカップ麺!真夜中、小さな骨董屋「アンティークFUGA」の近所で火災が起きた。サイレンの音に目が覚めた風雅がリビングへと向かうと、窓辺にはすでに二人の兄、唯と遮那が。そしてシャナの瞳がエメラルドグリーンに光り、ユイは耳をすませていた。 「いま、何かある種の力が消滅しかけました・・・」 「ああ。だが、持ちこたえたようだ・・」 ?この火事に何か関係あるんだろうか?と風雅は考えたが、それから三日後、答えのほうが店にやってきた。祖母と孫娘の二人連れが、アールヌーボーの鏡台を売りに来たのだ。それは煙にいぶされたような香りがしていた・・・ドレッサーを買い取った風雅たちは、ドレッサーの精霊を呼びだすが、火事の際、力を使い果たした精霊は、ミュシャの作品から抜け出たような姿をしていても、その様子は弱々しく、消滅のときを待つばかりだった。それでも精霊は最後の力を振り絞り、「あの方へ、どうか届けて・・・」と懇願するように言い残し、消滅した。その願いの元であろう品を、秘密の空間「隠し」からみつけた風雅は、精霊の願いをかなえるために、その品を届けたいと思うが、わかっているのは場所がマカオだということと、古し写真があるだけで・・・・アンティークが大好きなので、これを読んだ子供たちがアンティークに興味を持ってくれたらうれしいなぁと思いながら読んでいたシリーズの番外編です。今回は澳門(マカオ)が舞台!ユイ兄さんの意外な一面を見せつけられるシーン(くじ引き)や、精霊の癖にカップ麺好きで守銭奴のシャナ兄さんの俺様な発言の数々、もちろん骨董品の紹介や薀蓄など、謎解き以外でもいろいろと楽しめるかと。鍵のシーンは、ちょっと「ダビンチ・コード」のクリプテックスを思い出しちゃったわ・・・ シリーズ一覧 それぞれ2008/2月8日、7月17日、12月22日、2009/6月25日、2010/1月22日、8月14日に書いています。
2012年05月21日
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ジャクリーン・バードの3月5日発売分のハーレクイン・【送料無料】復讐はセクシーに ロマンスです。祖父と叔父夫婦が、イギリスから連れてきた客と共に車から降りるのを、寝室の窓から見ていたマリーは、カーテンを強く握り締めた。否定したかったが、そんな希望は相手の横顔がはっきり見えた時点で砕ける。あれはレイナーだ・・・運命か、偶然か・・・ 葬り去っていた記憶が、彼女を恐怖に陥れようとしていた・・・レイナーに初めて会ったとき、マリーはまだ16歳で、ゴールディーと呼ばれており、両親と一緒に放浪している<トラベラー>だった。そして、レイナーは<トラベラー>たちがキャンプをしていた土地の地主の一人息子だった。彼に恋したマリーは、翌年再会したときにすべてを捧げるが・・・それは屈辱的な結果となった・・・児童書作家のマリーゴールド(マリー)と、彼女が七年前にバージンを捧げた相手で、実業家のレイナーのお話。不快な記憶を追い払い、品の良い服を着て、成熟した今の自分が、あのちっぽけなゴールディーだとは判らないはずと、祖父とその客に挨拶に向かったマリーだったが、レイナーの挨拶の言葉は何かを含んだ感じがあり、そのまなざしは冷たいもので・・・案の定、彼はマリーのことを覚えていた!そして、ヒッピーだった少女がお城に住むようになったいきさつを聞いてきた・・・レイナー君ときたら、笑っちゃうほどの暴言ヒーローです。もう、これでもかってぇほどマリーちゃんを言葉でいたぶりまくってくれます。の、くせに、マリーちゃんが離れようとすると、なだめたり脅したりして、自分の側にいさせようとする矛盾兄さんです。おまけにマリーちゃんに過去の感情に向き合うように言うくせに、自分は己のプライドと感情にのみ目がいっていて、マリーちゃんの感情を平気でないがしろにするしでさぁ。なんせレイナー君ったら、元カノの<毒まみれ+秘密の暴露>な言葉にマリーちゃんが傷ついていることにさえ頓着せず、挙句の果てに事態が好転していると思い込み、一人で浮かれてるんだもの・・・で、マリーちゃんにしこたま非難・拒絶されるのさ・・・ほんと、お馬鹿さんなんだから・・。そんなこまったちゃんなレイナー君なのに、あんまり腹が立たなかった(どころか、逆に切なかったわ!)のは、きっと彼がと--ってもマリーちゃんのことが好きなのがわかるからでしょうねぇ・・・。終盤では反省・謝罪をかねて切々と語ってくれますし・・・。それにしても、悪いタイミングで笑う癖はどうにかしたほうがいいと思うぞ、レイナー君。基本、君はそれで失敗し続けているんだから・・・
2012年05月21日
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スーザン・イーノックのヒストリカル・ロマンスで、【送料無料】くちづけは心のままに 同じ女学校で教育を受けた仲のいい女性三人をヒロインとした<リング・トリロジー>最終章!散歩の途中で大型四輪馬車の事故に遭遇したエマは、心配して様子を見に行くが、馬車の持ち主らしい男性から傲慢な態度をとられた上に、小娘扱いされたため、気分を害していた。もっとも、連れの女性からウィクリフと呼ばれていた彼は、驚くほど長身で、見たことがないほど眉目秀麗ではあったが・・・。おまけに、その名前には、なんとなく聞き覚えがある・・・。その後、学校へと戻ったエマが、上演間近な劇の練習を監督していると、地主であるヘイヴァリー卿からの呼び出しが・・・二年前、亡きおばの跡をついでミス・グレンヴィル女学校の校長となったエマと、女性の頭は空っぽだと信じて疑わないウィクリフ公爵グレイドン(グレイ)のロマンス。グレイは彼を結婚の罠にはめようと画策した女性の手から逃れ、友人たちと共に叔父のヘイヴァリー伯爵の領地ヘイヴァリー・マナーへとやってきた。叔父から招かれたのだが、その理由は到着後すぐに金銭問題だとわかった。叔父がグレイに領地を建て直すための対策を講じて欲しいと頼んできたため、彼は早速借地料の値上げを提案した。特に、憎むべき花嫁斡旋所・夫の捕まえ方教室でしかない女学校は、いっそ借地料が払えなくなり、つぶれたほうがいい!エマちゃんとはじめてあったときから<自分のもの>だと勝手に決め付けているグレイ君。彼女が彼を罠にかけようとした女性を輩出した憎むべき女学校の校長と知った後も、彼女の側に居たいがために、あれやこれやと理由と言い訳を考えまくってくれます。互いの能力と地代を賭けた賭けで、学校への出入りする権利をゲットしたのは、ほんの手始め。その後も、なんやかんやと・・・いやぁ、一般常識オール無視したその行動力には思わず笑ってしまうほどよ!(閣下、普通、夜会への招待は招待状を送るんですよぉ。真夜中の寝室に忍び込むんじゃぁなく!)おまけに、それがうまくいかないことが結構あるもんだから、余計に笑える・・・。ほんと、読んでて楽しかったわ!それはそうと、ジェーンちゃんのキャラが、初っ端と終盤ではえらく変わった印象が・・・。いつ変わったんでしょ?これもグレイ君の功績か?シリーズ一覧 2010/11月12日、2011/8月5日に書いています。でもって、これに出てくるトリスタン君とジョージアナちゃんのロマンスがこれ 2009/7月29日に書いています。
2012年05月20日
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中村 明日美子さんのBL漫画で、「同級生」「卒業生」で 空と原 中村明日美子 報われない想いばかりをしていた原先生(ハラセン)が主役!ついに彼が幸せに!ソラノが可愛い!シールがおまけについていて、これがまた可愛い!読み終わったら、カバーをはずして、サプライズ!おまけに では、さらにその後のオムニバス「O.B.」の連載開始!楽しみだわ!もっとも、私はコミックになるのを待つんですけどね・・・
2012年05月19日
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誉田 哲也さんの警察小説短編集で、練馬署強行犯係りに【送料無料】ドルチェ 所属する魚住 久江を主人公としたシリーズもの! 誰かの死の謎を解き明かすことより、誰かが生きていてくれることに喜びを感じる。一課復帰の打診を断り続け、所轄の強行犯係りを渡り歩く魚住 久江、42歳・独身デカ長!「袋の金魚」・・・久江が前夜の事件の書類を仕上げて、早めだが昼をと思い出かけようとしたところ、警視庁捜査一課の金本と出くわした。10年以上前、池袋署の強行犯係りのときに知り合い、同じ頃に捜査一課に取り立てられたことから<池袋から来た金本と魚住>縮めて<袋の金魚>と呼ばれた懐かしい顔だ。もっとも、久江が捜査一課にいたのはたった二年間で、その後10年間は、昇進に伴う移動をきっかけに、いろんな署の強行犯係りを渡り歩いていた。一方、金本はずっと捜査一課で、今は三係りにいると言う。そして、一課復帰の打診を拒み続けている久江に、一課に戻ってくるように言ってきた・・・それから三日後、妙な事件が起きた。一歳の子供が溺死。母親は行方不明。通報者は父親。事故か、事件か・・・「ドルチェ」・・・定時で勤務を追え、明日は非番だからと、久江が新たなビールに手を伸ばしたとき、携帯が・・・電話してきたのは、恫喝にしか聞こえない濁声。同じ強行犯係りの里谷巡査部長だった。ものすっごく、やな予感・・・案の定、里谷は、わざわざ久江が明日非番であることを確認したうえで、入院中の若い女性被害者の事情聴取に行くよう要請してきた・・・被害者は女子大生で、昨夜アルバイト後に自宅アパートに戻るところを暴漢に襲われ、左わき腹をナイフのようなもので刺されたという・・・「バスストップ」・・・久しぶりに高校時代の友人とランチを楽しんだ久江は、まだ恋愛感情と友情の境界線が曖昧だった頃のことを思い出していた。あの、自由だった感覚を。その翌日の夜、バスを降りて帰宅しようとしていた女子大生が、何者かに抱きつかれるという事件が発生。次の朝、若い女性が被害者だというだけで、事情聴取のお鉢が回ってきた久江が、被害女性と、最寄の交番の峰岸巡査長に話を聴くことに。三十そこそこの峰岸はどうやら刑事希望らしく、現場の確保や、鑑識に足痕を採らせたりしていたし、なんでもするから、この捜査に加えて欲しいと頼んできた。「自分、魚住さんみたいな刑事になりたいんです」 ・・・悪い気はしない・・・「誰かのために」・・・まだ四十二歳。気持ちは三十代。でも、夏がつらい・・・隣にいる峰岸巡査長は30代前半。思わず年かな・・と泣き言を言うと、「何いってるんですか。全然若いですよ・・・可愛いし」 え?可愛い??若い? あの、そこんとこ、もうちょっと詳しく・・・などと思っていたら携帯が・・・金本だった。もうじき久恵の誕生日だから飯でもどうだという誘いだったが、その日は当番ということもあり、適当にあしらうことに。そして誕生日の夜。ほかの係員が席をはずしたデカ部屋に、小さな箱を持った峰岸が入ってきた。久江の大好きなバナナタルトだ。ついこの間、正式に刑事になった峰岸は、どうやら自分に好意を持ってくれているらしい・・・若い男と一緒においしいケーキを堪能していると、天井のスピーカーがやかましく鳴った・・・刑事の現実なんてこんなものだ・・・おきた事件は印刷工場での傷害事件。犯人は、そこの元従業員で・・・「ブルードパラサイト」・・・暇だったため、久江は週刊誌をめくりながら、最近世間をにぎわしている芸能人の薬物依存と己の喫煙癖を比べ、自分に禁煙は無理だろうなどと考えていた。と、電話が鳴った。救急車で病院に運ばれた男が、女房に刺されたと言っているらしい。早速最近コンビ扱いされている峰岸と共に病院に向かうが、どうも被害者の話は要領を得ない。帰宅したら、いきなり妻が殴りかかってきた挙句に、包丁を持ち出してきて刺されたというのだが・・・生後半年の子供がいるらしいから、育児ストレスか?「愛したのが百年目」・・・二日前、横転したトレーラーにトラックと乗用車が衝突、その他にも車七台が接触すると大事故が起きたたため、交通捜査係りは出ずっぱり。そのため、他の部署に皺寄せが。当直勤務についていた久江は、眠気覚ましのフリスクをくれた峰岸に、学生時代の事を聞かれた。十歳も年上の女の学生時代に、なぜ急に興味を?それでも、東洋哲学を専攻していたことを話し、峰岸の学生時代に話をふった。経済を専攻したという彼は、体育会系のサークルに入っていたらしい。それも、総合格闘技!と、そこに入電のアナウンスが。住宅街で乗用車と通行人の接触事故発生。交捜はいない。仕方なく現場へと向かった久江たちは、被害者と加害者は大学時代からの長年の友人だということを知るが・・・玲子ちゃんのシリーズに比べて、軽い感じはするものの、事件の大きい・小さいに関わらず、当事者たちはみなそれぞれにいろんな問題を抱えています。そして、アラフォー刑事の久江ちゃんは、常に真摯に事件に向き合い、当事者たちに手を差し伸べます。その細やかな心配りや、思慮深い対応は、読んでる者さえもほっとさせてくれます。もちろん女性ゆえ、トキメクことも・・・。峰岸君とのことも気になるので、続編が欲しいんですが、誉田さん、そこんとこ、どうなんでしょう?
2012年05月19日
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クレスリー・コールのヒストリカル・ロマンスで、【送料無料】屋根裏に偽りの天使 スコットランド貴族のマッカリック三兄弟をヒーローとした<The MacCarrick Brothers Trilogy>最終章!1846年、イングランド、アイブリー・ホール。居酒屋で既婚夫人に誘われたイーサンは、飲みすぎのせいで視界がぼやける中、夫人から渡された道順を記した香りつきのメモを胸に馬を走らせた。しかし、いざ彼女とベッドに入ろうとしたところで何か違和感を覚え、帰ろうとした。何とか彼を引きとめようとした夫人は、彼を引っかき、わめきたて・・・そのとき扉が開き、激昂した夫が入ってきた。途端に夫人はイーサンを侵入者に仕立て上げ、犯されかけたと夫に訴えた!自分が誘ったくせに!しかし、誰も彼の言葉に耳を貸すことはなく・・・ それから10年。自分に傷を負わせた者たちに復讐を果たした後、<組織>の仕事に就いていたイーサンは、今、ジェーンの命を狙っているグレイの居所を探していた。暢気にいかがわしい場所で遊び歩くジェーンの行動を見張っていた彼は、ジェーンの連れの一人に目を奪われて・・・カバナー伯爵で、<組織>の暗殺者でもあるイーサンと、彼が顔に醜い傷を負う原因となった一家の一人娘マデリン(マディ)のロマンス。母親の決めた婚約者からのがれ、貧窮した生活から開放されるために、パリからロンドンの知人宅を訪ねていたマデリンは、結婚相手として目をつけていたクインから素気無く袖にされたため、残された選択肢について考えていた。それも高級娼婦の舞踏会場で。そして、一人の長身の男に目を惹かれた。彼は二メートル近くあり、筋肉質で美しい身体をしていて、ベールのついた黒い仮面をつけており・・・誰かを探していた。初体験の相手が彼なら、どんなにいいか・・・前作で撃たれたイーサン君がどうなったのか、気になっていただけに、あれはちょっと拍子抜け。しかも最初は結構イライラしたのよ・・・なんせイーサン君の強引・傲慢っぷりはびっくりするほどで、傷フェチを自認する私(傷のある兄ちゃんが少々卑屈でも、それが可愛いと感じる)でも引いちゃうほどだし、マディちゃんも<欲得ずくで、手癖の悪い嬢さん>な、感じだったしさぁ。でもまぁ、マディちゃんが結構苦労人だということや、イーサン君の傷の原因もわかったし、マディちゃんに出会った彼がどんどん変わっていく様も結構面白かったので、まぁ、いいかな・・・と。でも私は<ローア>のほうが好きよぉ!!!!ライキー万歳!シリーズ一覧 4月26日、30日に書いています。
2012年05月18日
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西 加奈子さんの短編で、入浴剤つき文庫<ほっと文庫>シリーズの一冊です。これでコンプリート!テンちゃんが亀になったのは、ママの34歳の誕生日の日だった。テンちゃんはその日テレビで見たロンサムジョーと呼ばれるゾウガメに心奪われて、その亀の友達になると言って、亀になった。ママは可愛い亀だと笑って、携帯をいじり、私はお風呂に入った。お風呂から出ても、ママは携帯をいじっていて、テンちゃんは亀のまんまだった。見えない甲羅に入ってじっとしているし、亀だからしゃべらない。テンちゃんは私の双子の妹だ。 作家のママと、小学三年生の双子のセイとテンの日常物語。次の日、テンちゃんは亀だから学校(ハチの子学級)を休んで、私は(3年2組)席替えがあって、隣の席になった野村君のことは全然好きじゃないけど、ママは担当編集者の野村君(26歳)が好き。テンちゃんは亀だからバナナにはちみつをかけたものしか食べなくて、私はコーヒーが好き。そして、自分のことを美人で才能があるって言きるママは、全然美人じゃないけれど、そう思わないとやっていけないのだ。ここまでざっくばらんと言うか、小学生の娘相手に言いたい放題の母ちゃんは、まぁ珍しいかも。でも、嫌いじゃあないわ。確かに保護者としては、少々問題有りかもしれないけれど、ちゃんと仕事して、ちゃんとご飯食べさせてるし、娘たちのことが大好きだし。なにより子供たちが、とても楽しそうなんだもの。そして少し透明度を欠いたお湯は、べたつかないのが不思議に思えるくらい、蜂蜜な香りが!ほっと文庫ラインナップ一覧
2012年05月17日
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森見 登美彦さんの短編で、入浴剤つき文庫<ほっと文庫>シリーズの一冊です。日本で一番ノートを書く小学生であると自負しているぼくの頭の中には、かつてノートを持っていなかった時期に書いた<頭の中のノート>がずいぶんたまっており、これらは忘れないうちに本物のノートに書き写しておかなくてはいけない。頭の中の倉庫を整理していて「郵便」という赤い箱を見つけたぼくは、それを本物のノートに書いた。これはぼくがまだ小学三年生だった頃の記録である。その年の七月、ぼくは「郵便」を発見した・・・ 日曜日の赤いポストというものは、大変素敵なものだということを発見したぼくは、街中でポストを探し、郵便が回収されるのを観察し、郵便のことを研究して、やがて郵便局を作る。それはヒサコ三という八十歳のおばあさんが関係していた・・・・・小学三年生のアオヤマ君と、ちょっと怒りんぼで、いばりんぼのヒサコおばあちゃんのお話。ペンギンが好きで、自分を宇宙人みたいだと言うヒサコおばあちゃんに、ぼくは同じクラスのハセガワ君の話をした。彼もまた、自分のことを宇宙人だと言っていたのだ・・・。アオヤマ君のまじめで一生懸命なところが可愛くってしょうがない!おまけに、彼の周りの大人たちの優しいこと! 彼の郵便局を<子供の遊び>として片付けるのではなく、きちんとまじめに扱ってくれています。最後は、ちょっと寂しいけれど、待っている未来を楽しみにできるものとなっていて、ちょっといい感じ。たくさんの小さな家と、それらを区切る道路、そしてやわらかく盛り上がる緑の丘からできている街に住むアオヤマ君の物語の香りは、「森の香り」。その澄んだ鮮やかなグリーンのお湯はすがすがしい木の香りで、思わず深呼吸をしたくなります。 アオヤマ君は、どうやら に出てくるようです。この坊ちゃん、ちょっと気に入ったので、読んでみようかと・・・で、ただいま予約中・・・
2012年05月17日
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<マテマテ>シリーズ一覧です 2007/10月24日と2008/4月2日、2009/1月19日、3月26日、6月3日、11月11日、2010/4月9日、6月16日、10月15日、2011/2月24日、7月29日、10月25日に書いています。
2012年05月16日
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藤咲 あゆなさんの児童書で、人気シリーズ<マテマテ>【送料無料】魔天使マテリアル(13) 第13弾!クラッシックな衣装を身に着けたサーヤちゃんとレイヤ君が表紙!本編では大人っぽいワンピースに身を包んだサーヤちゃんが!しかも伊吹君とのデート!?「君の笑顔が見られるのなら」・・・クラスを赤白に分けて球技対決で、ボールを顔面で受けてしまったサーヤを見て、その意外とドジなところが可愛いと騒ぐ男子に、レイヤの殺人光線が突き刺さる!そして、対決終了後、ジュースを分け合う二人に、今度は女子のうらやましげなささやきが・・・「僕は嘘をつき続ける」・・・圭吾先生の発案で、ゴールデンウィークに鳴神の歓迎会をかねた合宿をしようということに。場所は伊吹家所有の軽井沢の別荘。レイヤとのはじめての旅行に喜ぶサーヤを見て、レイヤも微笑む。ホテルかペンションと見まごう瀟洒な洋館に到着した一行は、早速バーベキューの準備に取り掛かり、にぎやかに食事をしていると、そこにバイクの音が・・・「・・・・・・助けて!」・・・GW明けの報告会で、尚紀がOBから聞いた話に出てくるフェレットが悪魔らしいと言うことになり、早速現場である紫星学院大学神舞キャンパスへと向かったサーヤたちだが・・・外伝8「ひび割れた心」・・・最近、関係がギクシャクしている(伊吹)涼と綾香は、今、バスで紫星学院大学・神舞キャンパスへと向かっていた。GW中、大学の裏の森で開かれた散策ツアーで、体調を崩した小学生が続出したと聞いたためだ。その後、ちょっとしたことをきっかけに、諒と仲直りできたのを喜んだ綾香だったが、翌日の圭吾との会話は・・・不思議なことが大好きで、かっこいい男の子も気になるという女の子達にお勧めの、人気シリーズ<マテマテ>。今回は元雷のマテリアルの大学生・神槌 トオル君が登場!金髪でハーレーに乗ってるけど、検事希望の法学部!新たなイケメンの登場で、最近出番のない雪成君の人気が奪われるかも?うーん・・ちょっと心配。しかし、おかげで鳴神君は、ようやく力のコントロールができるようになってきたようです。 レイヤの<姉ラブ>度はいっそうヒートアップしていて、志保ちゃんでさえ心配するほどに?!しかも、彼は過去の記憶に苦しんでいて・・・さて、今度どうなるのか・・・ そして外伝は・・・あぁ、とにかく圭吾君の想いったら切なくて・・・おばちゃんでさえ胸がキュンとしてしまったわ・・・
2012年05月16日
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岩崎書店から発売されている<怪談えほん>シリーズの怪談えほん5ちょうつがいきいきい 一冊で、加門 七海さん作、東 雅夫さん絵。 おへやの とびらを あけると、きい きい。 たかい おとが きっこえます。 なぜだろう。 ちかくに しゃがんで みてみると・・・ くもみたいに まっくろな おばけが はさまって さけんでいます。 とびらを うごかすと、 きい きい きい。 いたい。いたい。 たいへんだ。耳障りな音にまぎれ込む悲鳴は、徐々に大きくなり、たとえあなたが逃げようとも、ちゃんと後を追いかけてきてくれるでしょう。耳にこびりつき、腕に絡みつき、足元にまとわりついて離れない・・・そんな恐怖が欲しい方はぜひ、お読みになればいいかと・・・。お子さんにですか?物音がするたびにおびえるけれど、道路へは飛び出さない子供が欲しいなら、もしくはそんな子供を見て楽しみたいのなら、ぜひ、どうぞ・・。 あぁ、それにしても困った坊やだこと。いくら新参者だとはいえ、幽霊がお化けを怖がってどうするのかしら?ほんと、自覚がないのにもほどがあるわ・・・ねぇ、これ以上<いたい いたい>と騒がれても迷惑だから、さっさと成仏てくれない?ほら、ちょうど嬢ちゃんがお供え代わりのお花を持ってきてくれたから、あんた、それ持って消えなさい。 それにしてもお嬢ちゃん、落ちた椿の花だなんて・・・いい趣味してるわねぇ・・・シリーズ一覧 「悪い本」は2011/11月15日に、「マイマイとナイナイ」は1月17日、「いるの いないの」は4月5日に書いています。
2012年05月15日
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岩崎書店から発売されている<怪談えほん>シリーズの【送料無料】ゆうれいのまち 一冊で、垣川 光太郎さん作、大畑 いくのさん絵。ようやく来ました。たしかに「夜市」に似ています・・・ まよなかに ともだちが まどを ノックした 「ねえ これから あそびにいこう こんばん もりのむこうに ゆうれいのまちが あらわれるんだ みにいこうよ」 そうして いえを ぬけだして なのはな てっとう かぜふいて はるのよるの ゆめみたい・・・どこまで走っても終わることの無い無限のループに閉じ込められたような物語は、迷路の中で落とし穴にに落ちてしまったような心細さと孤独感をともなって、「夜」本来の姿を思い出させてくれます。そう、本来、夜や闇は、うかつに踏み込んではいけない場所に属するんですから・・・。 あぁ、なのに、親がいくら夜に遊びに行ってははいけませんと言っても、子供というものは困ったもので、勝手に抜け出したりするんですから。やっと捕まえたと思っても、元の木阿弥。やっぱり遊びに行ってしまう。ちゃんと戻ってこれると思ってるせいでしょうかねぇ・・?実際は、戻ってこれないときのほうが多いのに・・・。それとも、戻りたくないから、あえて夜に遊ぶのかしら?まぁ、これを読んだ子供たちが、夜のお誘いを受けるかどうかは、その子の判断に任せることにいたしましょう。すべては自己責任ということで。もっとも、ちゃんと戻れたつもりでも、違う場所である可能性は・・・多分にありますので、ご用心を・・・シリーズ一覧 「悪い本」は2011/11月15日に、「マイマイとナイナイ」は1月17日に、「いるの いないの」は4月5日に書いています。
2012年05月15日
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辻村 深月さんの青春小説で、「ぼくのメジャースプーン」【送料無料】光待つ場所へ の、<ぼく>と<ふみちゃん>のその後を追いかけての二冊目です。二人は中学三年生!かわいらしいカップルになってます!「しあわせのこみち」・・・人気講師の「造詣表現」の受講条件として出た課題で、大学の桜並木を描き、履修資格を手にした清水 あやめは、最初の授業で自分の絵が評価されると信じていたし、自信もあった。なので、もっとも秀でていたものとして評価されたものがほかの学生の映像であることに驚くと同時に、彼女と同じ題材を扱ったその短い映像に打ちのめされてしまう。そして、それを撮ったのは法学部の田辺という学生で、彼女の高校時代からの友人鷹野の学友でもあった・・・それ以来あやめは田辺を見るたび、胸が締め付けられるようになる。最も、これは恋とは違う痛み。高校時代の模試で鷹野に負けた時と、同じような息苦しさだったが・・・やがて、あやめはあることをきっかけに田辺も絵を描くことを知る。しかも、彼女と同じコンクールに出すというのだ・・・己のイタサを自覚できる清水さんは素敵でした。そして、自分の才能を傲慢に振りかざすのではなく、持っているものの格差という事実として受け入れている田辺君のイタサもまた、嫌いに慣れません。だって、彼は周太君の想いを察することができたんですもん・・・。「チハラトーコの物語」・・・「嘘つき」と断じられたあの思い出は、私の物語を妨げるほどの力は持たない。私は千原冬子。おっしゃるとおり、嘘つきだ。青山と秋葉原に事務所を持つ会社に所属するモデルのトーコは実年齢29歳のとこを27歳として仕事をしている。幼い頃、ステージママだった母親に、芸能活動に担ぎ出されたものの、そんなことも彼女が小学五年生の時に両親が離婚するまでの話。でも、芸能人という肩書きが気に入ってたため、そのまま事実に嘘を取り混ぜて、その後の人生を生きてきた。もっとも、高校のとき、一度破綻しかけたが・・・嘘つきトーコちゃん、嫌いじゃないです。その絶対的な頭の回転の良さと、ふてぶてしいと言っていいほどのほどの強さと、先の不安を見ようとしないずるささえも可愛い。そして、彼女はさらに大きな嘘を纏い、虚構と現実の狭間をみごとなまでに埋め尽くしてくれることでしょうねぇ。もっとも、その嘘の発信方法は、ちょっとばかし変わるんでしょうけどさ。「樹氷の街」・・・放課後の音楽室。ゴミ箱にぐしゃぐしゃにして捨てられた自分の伴奏用楽譜を拾い上げて倉田が泣いているところに、指揮者に選ばれた天木が入っていった。倉田に頼まれ、自主練習に付き合うためだったが、楽譜を見て顔をしかめる。大げさにしたくないとの倉田の言葉に、彼女が合唱コンクールの伴奏者に立候補した際、顔を見合わせていた女子数人の顔が蘇った。だが、それも翌日までのことだった。一向に上達しない上に、伴奏を途中で投げ出した倉田に我慢の限界に達した天木は、友人の秀人に隣のクラスの椿をつれてくるように頼んだのだ。椿は隣のクラスの女子で、秀人の彼女だ。その後、天木は椿と秀人から、同じクラスの松永が、とんでもなくピアノがうまいことを教えられて・・・松永君だぁ!理帆子ちゃんだぁ!多恵さんだぁ!もちろん<ぼく>と<ふみちゃん>も、秀人と椿の名で登場してるし!もっとも今回は天木君がメインのお話なので、あくまでも脇役としての登場ですが・・・あぁ、それでも彼女が元気なのがうれしい!!そして秀人君が、相変わらず彼女を大好きなのも!!二人は違う高校に行くみたいだけど、そこらは次のお話にあるのかしらん・・?と、まったく関係ないところで盛り上がりはしたものの、このお話も、これはこれで結構好きです。中学生の頃の恋愛感って、男女で温度差が結構あって、それが顕著に出ているというか・・・。それでも、最終的にはひとつのことをみんなで作り上げていくさまは、読んでて懐かしく、楽しいものでした。<ぼく>と<ふみちゃん>を追いかけてきた本読みも、後は「名前探しの放課後」で終わりだわ!しかし、「しあわせ・・」の鷹野君やその彼女、そして清水さんの過去のことも、ちょっと気になるようになっちゃって・・・こうなると「ロードムービー」や、「冷たい校舎の時は止まる」までいくしかないのか・・??いや、いっそトーコちゃんの過去の判る「スロウハイツの神様」までいくか・・?
2012年05月14日
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辻村 深月さんの<少し・不思議>な物語。【送料無料】凍りのくじら 「ぼくのメジャースプーン」の<ぼく>と<ふみちゃん>のその後が気になったので、時系列に沿って追いかけることにした一冊目です。「ぼくの・・」に出てきた<ピアノの上手な松永君>が出てきます。ふみちゃんも、少しだけ・・・そして、章タイトルから判るように、これは「ドラえもん」と藤子・F・不二雄先生へ奉げるオマージュです。 「あなたの描く光はどうしてそんなに強く美しいんでしょう?」 「暗い海の底や、遥か空の彼方の宇宙を照らす必要があるから・・・」 そして、その光を私は浴びたことがある・・・それに照らしてもらったことがあるのだ・・・ 『ぼくにとっての「SF」は、サイエンス・フィクションではなく、「少し不思議な物語」のSF(すこし・ふしぎ)なのです』 尊敬する藤子・F・不二雄先生が残したこの言葉によって、本を読むことが大好きな子供だった私・芦沢 理帆子は、苦手ジャンルをひとつ減らすと共に、物事を整理して考えるために、<スコシ・ナントカ>を使うようになった・・・進学校で有名な高校に通う<少し・不在>な少女・理帆子の、<少し・不思議>な物語。理帆子の父は病を苦に、5年前蒸発し、母は癌を患い入院中だが、理帆子はその事実を友人たちに伝えることは無かった。そして、求められる役割を演じる。それは元彼・若尾とのメールや、夜遊び仲間との会話、そして級友との関係など、すべてにおいて演じ分けられ、それと同時に、それらのすべてを軽蔑し、馬鹿にしている傲慢な自分がいることも、理帆子は自覚していた・・・。そして七月の放課後。理帆子が図書室で本を読んでいると、唐突に声をかけてきた者が・・・なぜか軽い眩暈がして、戸惑う・・・彼は・・誰?知らない顔だ・・・。新聞部の三年で別所 あきらと名乗った彼は、理帆子に写真のモデルをして欲しいと頼み、彼女をS市の病院で見かけたことも話してきた・・・そして、理帆子は気がつけば今まで誰にも話したことが無いようなことまで、別所に話していて・・・190ページ過ぎた時点で、ある仮説が出来上がり、後はそれを踏まえて読んでいたものの、繰り返し現れる<絶対的に優しい想い>を抱えたものが語る言葉には、やはりぐっと来るものが。それと同時に、死を正面に見据え、娘のために遺すものを作り上げる母の強さにもまた、胸が詰まりました。そして、それらと対峙するように壊れていく若尾の姿は、その笑顔ゆえにいっそう恐ろしく、おぞましいもので・・・。 理帆子ちゃん自身は・・・好きなキャラです。白い氷の浮かぶ、底なしに暗い青をたたえる海の中から、世界を見ているような彼女は、自分自身を<少し・不在>と表現します。それは彼女自身が、そう望んだ結果ではありますが・・・。かつて、同じ年頃だった頃の私の中にも、彼女に似た部分が確実にあり、今から考えると、その傲慢さと自惚れとプライドの高さは笑えてしまうほどでさぁ・・・あぁ、思い出すだけで、こっぱずかしい!もっとも、だからこそ彼女がいとおしく感じられるんでしょうけどねぇ。懐中電灯の黄色い光が、明るいと同時に、暖かいと感じることのできる物語でしたわ・・・
2012年05月13日
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カレン・マキナニーのコージー・ミステリーで、【送料無料】海賊の秘宝と波に消えた恋人 <朝食のおいしいB&B>第四弾!読むとお腹がすくので要注意!メイン州クランベリー島で<グレイ・ホエール・イン>を経営しているナタリーは、現在窮地に立たされていた。島の行政委員のトムにクランベリー料理コンテストの審査員になってくれと頼まれ、イエスと答えたせいだ。現在島では彼女が<誰に賞を上げるのか>という話題で持ちきりだ。親友シャーリーンからは、「賞を貰えなかった人たち全員がえこひいきだってあなたを攻める」と予言されている。そんな時、ナタリーの婚約者で、島の保安官補兼工芸家、そしてインの臨時の料理人でもあるジョンがニュースを伝えに来た。ナタリーの姪グウェンと付き合っているロブスター漁師アダムが、沈没船を見つけたというのだ。古い木造の帆船で、二百年前のものらしいことから、海賊デイヴィー・ブルーのブラック・マーガリート号の可能性が・・・早速アダムはメイン大学に連絡をいれ、ついでにインの宣伝までしてくれたと言う。しかし、なぜかトレジャーハンターを生業とする会社<イリアッド>の人達まで現れ・・・対立しあう大学の考古学者と海洋調査会社<イリアッド>のメンバー、そして、島の宝を守ろうとする船大工。互いに相手を威嚇するような事態が起きた後、事件がおきた!<イリアッド>のメンバーが一人、刺し殺されたのだ!そしてアダムの手伝いをしていた男性エヴァンが、その日から姿を消した!うーむ・・だんだんひどくなっていくわねぇ、ナタリーちゃんの詮索癖は。最初はもっとこっそりと罪悪感を持って宿泊客の部屋や持ち物を調べていたように思うんだけど、今回はちょっとやりすぎな気がするわ。Curiosity killed the catということわざを知らないのか?彼女は・・・。まぁ、知っていたら、あれほどまでに事件に巻き込まれることもないか・・・いったい何回死にかけてるんだか。もっとも、そんな彼女もついにゴールインのようです。次回は結婚式でしょうか?それともハネムーン?まぁなんにしろ、読んでると一度クランベリー島には行って見たいと思っちゃうけど、ナタリーちゃんみたいなオーナーのいるインに泊まるのは・・・ちょっと、やだな・・・えっ?ちゃんとメイン州にクランベリー島はありますよぉ!架空の島じゃぁないですよぉ!もっとも、実際は五つの島からなる諸島ですが・・・・ そして、相変わらず、読んでる間中お腹がすいていたせいで、結局読んだ日の晩ご飯はベーコンチャウダー(アサリが嫌いな子がいるので・・)、翌日にはオートミール・クッキーとバターケーキを焼いておりました・・・なんでこんなに読んだものに感化されるんだか・・・薄着になる時期なのに・・腹肉が・・二の腕がぁ!!うぅーー・・・シリーズ一覧 2008/10月7日、2010/4月11日、2010/12月15日に書いています。
2012年05月12日
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有川 浩さんの還暦ヒーロー活劇第二弾!あの三匹が【送料無料】三匹のおっさんふたたび 帰ってきました!おまけに<これまでのあらすじ>が須藤さんの漫画で描かれています!!もう、これだけで嬉しくなってしまう!!!もちろん公式ページhttp://bunshun.jp/pick-up/3ossan/index.html もチェック済み!「第一話」・・・清一が妻・芳江に尻をたたかれ、植木の手入れをしていると、息子の嫁・貴子が声をかけてきた。どうやら去年の暮れからはじめた肉屋のパートの出勤らしい。一度も働かずに主婦の座に収まった嫁は、すぐに音を上げるだろうと思っていただけに、続いているのには感心していたが、どうやらほかのパート仲間とはうまくいっていないようで・・・「第二話」・・・重雄ご用達の本屋「ブックスいわき」は、最近どうやら組織的な万引きの被害にあっているようで、実際シゲもその現場に行き当たった。幸い未然に防げたものの、もうじき春休みで、被害が拡大する可能性が高いと言う。それを聞いた三匹が動く!「第三話」・・・最近早苗の様子がおかしい。定期テストで成績が下がったことを担任に注意されたり、やたらとイライラしたりと・・・彼女を大事に想う祐希は心配するが、それさえも、早苗を怒らせることとなり・・・実はそれはノリの再婚話に原因があったのだが・・・「第四話」・・・清一の嘱託先のエレクトリックパレードでは、最近ごみのポイ捨てに手を焼いていた。特に駐車場に放置されたゴミは季節的に臭うので困りものだという。早速、帰りがけに駐車場でたむろっっているだらしない格好の小僧たちを注意するが、それがとんでもない事態を招くことに!「第五話」・・・両親に娘を預け、久しぶりに妻と外出した康生は、偶然出会った年上の幼馴染健児の言葉から、かつて、父を恥ずかしく思っていたことを思い出した。しかし、そんな思いを覆してくれたのもまた、健児の言葉だった。それは祭りの時の父の格好よさを褒めてくれたもので、康生は、神主が代替わりして以降、祭りが行われていないことに気づき、商店街の組合にある提案をするが・・・「第六話」・・・塾帰りの祐希が、三人連れのおっさんに「何をしている?」だの、「かばんの中を見せろ」だのと、詰め寄られる事態が発生!その高飛車な態度に祐希が腹を立てていると、清一が現れて、事なきを得ることができた。しかし、どうやら相手は清一のことを知っているうえに、ライバル視しているようで・・・?職場の人間関係の難しさに、子供による組織的な万引き騒動、親の再婚問題が来たかと思えば、ごみのポイ捨て問題を取り上げ、その次は現代のお祭り事情と、現代日本の抱えるいろんな問題が列挙!そしてついに偽三匹が登場?!もちろん、<いまどきの若い者>どころか、<いまどきの年寄り問題>も!いやぁ、今回も楽しかったわ!いまどきの問題が満載で、おっさんたちがどうやって解決するんだろうかとハラハラ・ドキドキしながら読んでたけれど、みごとにズバッと解決してくれました!そして今回は祖父母や孫世代に続き、親世代に注目!前作ではどっちかってぇと、ふがいなさが目立った健児とうちゃん&貴子かあちゃんですが、今回はそれぞれが、がんばってくれています。そして、やたらと褒められる康生君にも、あんな時代があったんだと・・・・それにしても、子供が誇りに思える親になるのは結構難しい。若い頃は、きちんと人生を送っていたら、自然にそうなれるもんだと思っていたけど、己の人生を振り返ると、あんまり自信がないのも事実。でも、ここぞってぇときに引かずにがんばれる大人になりたいと思っております。だから子供たち、母を見捨てないでね・・・あぁ、それにしても、マドンナだったのねぇ、芳江ちゃんったら・・・いいなぁ・・・あの歳になっても、あんなふうに言ってもらえるなんてさ・・・あと15年経ったときに、あんなふうに言ってくれる人が現れて欲しいなぁ・・・<偽>だろうが、関係ないわ!女はいくついなっても崇めてもらいたいものなのよ!「好きだよと言えずに初恋は、」・・・転勤族の銀行員を父に持つ潤子は、三学期に入り、小学校卒業と同時に転校が決まったことを知る。担任が転校を知らせ、女子の中には泣き出す子もいたが、潤子は冷めていた。なんせ泣いている女子は、それほど親しい相手でもない。どうせ同級生の転校というイベントに一枚噛んで起きたいだけだろう。そのとき、彼の視線に気づいた。その後も、たびたび目が合い・・・そしてある昼休み、彼に声をかけられた。「外に行かない?」そして彼は潤子を桜の木の下へと連れて行き、足元の淡いピンクの花の前にしゃがみこんだ。「ヒメオドリコソウっていうんだ」 ・・踊り子・・・それは確かに髪を飾った小さな踊り子たちのようだった・・・「植物図鑑」のクロスオーバーです。読んでて、思わず村下さんの「初恋」を歌ってしまったわ。・・・かわいいなぁ・・・こういう幼いときの想いって、大人になって思い出したとき、くすぐったいやら照れくさいやら恥ずかしいやらで・・・うー・・己のことになると、あんまり直視できない・・・恥ずかしさのあまりに、思わず頭かきむしってしまいそうになる!!きゃぁっ!前作はこちら 2011/11月3日に書いています。そして「好きだよと・・」は、これのクロスオーバー。2010/7月11日に書いています。
2012年05月11日
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神永 学さんの人気シリーズ<心霊探偵八雲>の【送料無料】心霊探偵八雲(9) 第九弾!!おぉ、御子柴先生の名が!!(名前だけですが・・・)<未解決事件特別捜査室>の石井刑事は、書類仕事に追われていた。上司であった後藤が免職となり、今は一ヶ月前に降格処分となって配属されてきた元刑事課長・宮川と二人だ。そんな閑職部署にキャリア組の現・刑事課長の誉田がやってきた。二日前に起きた強盗事件の被害者蒼井 優花の兄・秀明が捜査協力を申し出てきたので、その相手をしろというのだ。なぜなら、秀明は<幽霊が見える>と言い、強盗事件の犯人はすでに死んでいると明言していたのだ・・・ 一方、八雲は、彼の前に姿を現した霊を見て、晴香に石井と連絡を取るよう頼んだ。最近事件や事故で死んだ人物の中に、蒼井 優花という名前がないか調べて欲しいと・・・高校時代の同級生が巻き込まれた事件と、元刑事の探偵・後藤が巻き込まれた事件につながりを感じた八雲が、事件の真相に迫ることで、新たな危機に陥ることに!懲戒免職後、心霊専門の探偵を始めていた後藤は、英心に頼まれて幽霊から電話がかかってくると言う少女の元に向かった。それは彼女が友人(♂)と共に探索していた樹海で他殺死体を見つけた後、始まったという・・・そして、かかってきた電話に出た後藤は・・・久しぶりの<心霊探偵>で、今回は八雲君の高校時代の同級生が登場します。しかも自称<見える>人!過去への回想に、現在の事件、そして、大事な人を守ろうとする想いが招く悲劇が描かれていますが、大学卒業を控えた晴香ちゃんと八雲君のその後の進路についても、少しだけ取り上げられています。そしてここで御子柴君の名が! あと、石井君と真琴さんが、今回とっても良い感じに!そして、いっそう強くなった晴香ちゃんと、彼女によって救われた八雲君の絆も、より深いものになってます!しかし、案の定、あのこわーーーいねぇさんの登場によって、とんでもないことになっちゃいます!あぁ、相変わらず、とんでもないねぇさんだわ・・・シリーズ一覧 番外編 (7)は2008/4月20日、(8)は2009/11月10日に、<絆>は2007/9月15日に書いています。
2012年05月10日
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小松 エメルさんの明治人情妖怪譚<一鬼夜行>、【送料無料】花守り鬼 シリーズ第三弾!毎夜、妹が大事にしている山茶花の簪の花びらを手折っていく影に対し、ただ、簪を直すだけしかしてこなかった喜蔵だったが、その影の正体には気づいていた。それはだんだんと禍々しさを強めており、ついに4枚目の花びらが折られたとき、喜蔵は影に話しかけた。「それほど欲しいのか?」 「・・これは私の物よ・・・」 影が消えた後、簪を直しながら喜蔵は母の言葉を思い出していた・・・喜蔵に妹ができるのよ・・・守ってやってね、お兄ちゃん・・・その朝、二ヶ月前に知り合った高市が、西方より戻ってきたからと、挨拶に来た。いっそう(横に)大きくなった彼は、京で手に入れた古道具を見せてくれた。それはどれもが目を見張る品で、特に野点籠は描かれている蝶の細工が凝っていて、素晴らしかった。茶でも入れようと喜蔵が台所へ向かおうとしたとき、新たな客が入って来がてら、茶を二つ追加してきた。ある事件がきっかけで知り合った浅草の女郎屋の番頭・平吉が、喜蔵の幼馴染の彦次を引き連れ入ってきたのだ。二人は喜蔵を待父山の花見に誘いに来たと言い、高市にも声をかける。もちろん妹・深雪はあらかじめ聞いていたらしく、弁当をこさえており、驚いたことに隣家の未亡人・綾子までが話に乗っていて・・・店を閉め、出かけようとする妹に、喜蔵は自分は行かないと頑なに言い張り・・・綾子ちゃにの意外なほど壮絶な過去や、小春君と深雪ちゃんの意外な繋がり、不器用な兄妹の絆など、いろいろと描かれておりましたが、今回も無駄に長い気が・・・もちろん文章が<キャラが暴走、もしくは制御できてないコミックを文章化している>感も健在・・。ってぇか、とにかく文章がくどい!おかげで読み終わるのに馬鹿みたいに時間がかかったわ!各キャラクターを深く掘り下げた上で、良い話にまとめようとしているのは判らないではないけれど、あざとすぎて鼻につくし、結局、多門君にしろ、できぼしちゃんにしろ、何がしたかったたのか、皆目わからんまんま。なんだか花見と妖怪たちを使って、メインキャラ達の過去やら考えを浮き彫りにしようとしたけど、いろいろ盛り込みすぎてしまった結果、詰め込みすぎてあふれかえった挙句にひっくり返っちゃって悲惨な状態になってしまったお弁当のようでした。げーっぷ・・・・シリーズ一覧 2011/7月27日、9月20日、21日に書いています。
2012年05月09日
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東野 圭吾さんの、ちょっと不思議なお話です。【送料無料】ナミヤ雑貨店の奇蹟 9月13日。それは未来と過去が、そして過去と未来が交差する奇蹟の日・・・ 「・・あのときの回答は、あなたの人生にとってどうでしたか?・・・」「回答は牛乳箱に」・・・深夜、こそ泥をはたらいて逃走中の翔太、敦也、幸平の三人組は、足となるべき盗難車が故障したため、夜明けまでの間身を隠す場所として翔太の提案した坂の上にあるあばら家へと向かうことに。それは店舗兼用の民家で、シャッターが閉じられており、そこには郵便物などの投入口がついていた。看板は雑貨店の文字がかろうじて読める。建物の裏手の勝手口の鍵は壊れていて、その扉の横には小さな木の箱が。牛乳箱だ。裏口から中に入った三人は、朝まで寝て過ごそうとするが、その直後に投入口から封書が投げ込まれた。差出人は「月のうさぎ」。最初三人は自分たちが潜んでいるのがばれたのかとあせるが、どうやらそうではなく、その手紙はナヤミ相談で有名なナミヤ雑貨店への相談の手紙だったのだ・・・「夜更けにハーモニカを」・・・去年に引き続き、クリスマスイブに児童養護施設「丸光園」に慰問演奏に来た克郎は、どんな曲を演奏しても反応を示さない一人の少女に気がついた。しかし、それは克郎が最後にオリジナル曲をハーモニカで演奏した時変わった。そしてその夜、事態は起きた!「シビックで朝まで」・・・八十歳になっても元気に相談ごと受けていた貴之の父・雄治が、ついに「ナミヤ雑貨店」を閉店する決心をした。その裏には、ある悲しい事件と,雄治自身の体調にあったが・・・ある日貴之は病床の雄治から、とんでもないことを頼まれるが・・・「黙祷はビートルズで」・・・浩介は、「ナミヤ雑貨店」が一夜限りの復活をすると書かれたサイトを見て、複雑な思いで故郷に戻った。まだ少し早いので「Bar Fab4」という看板をあげている店に入り、そこで手紙を書くことに。かつて雑貨店に相談をしたことのある彼は、回答に書かれていたこととは違う行動をとったのだった。その結果、彼の人生は・・・「空の上から祈りを」・・・「魚屋ミュージシャン」への最後の回答を頭を悩ましながら書いた翔太、敦也、幸平の三人は、最後の相談を受けていた。相手は「迷える子羊」で、彼女は昼間はOLを、夜は水商売のバイトをしていて、どうやらホステスに専念したいと考えているようだった。水商売をしていた母のために苦労した敦也は、そんな相談をしてきた「迷える子羊」に、最初は腹を立てるが・・・推理小説でない東野圭吾さんの本を読むのは、「サンタのおばさん」以来!どの物語に出てくる人々も皆、それぞれに問題と悩みを抱えながら生きていて、それは悩み相談に答えるサイドも同じ。そして不思議な時間枠の中で紡ぎだされる物語は互いに繋がり、交差し、やがてそれらすべてを包み込む大きな慈愛にたどり着きます。あの後、どうなるのかちょっと気になるけど、きっとあそこで終わるからこそ良いんでしょうねぇ・・・ 「再生」・・・聞いてみたいです・・・できればハーモニカバージョンを・・・ 読書サイトで見ると、伊坂幸太郎さん(「死神の精度」 しか読んでおりません・・)っぽいと書かれているのを目にしますが、私的には梶尾真治 さんの世界に近いような気が・・・
2012年05月08日
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青森への旅をテーマとした短編集で、2010年刊行された【送料無料】旅の終わり、始まりの旅 「STORY BOX JAPAN 青森へ」から再編集されたものです。「泣く女」(西 加奈子)・・・小学四年から一緒に野球を続けてきたノリオと堀田は、高校三年の夏、二人で旅行に出かけた。行き先は太宰 治の大ファンである堀田の希望で、青森の竜飛岬。小説「津軽」にそった旅行だった・・・「捨て子たちの午後」(島本 理生)・・・激しい雨の中、昼食を終えて教会に戻ってきた中山神父は、勝手に告解室に入り込んでいた東京から来たという男性の告白を聞くことに・・・彼は複雑な生い立ちを抱えていて・・・「下北みれん」(井上 荒野)・・・最後の旅行として下北半島に向かう28歳のシンゴと49歳の俺は、新幹線で斜め前の座席に座っていた耳の不自由な少女となぜか同行することに。少女の名は慈韻と書いてジーン。十六歳だという。彼女の目的地は恐山。俺たちは、結局彼女を恐山まで連れて行くことに・・・「死霊婚」(獄本 野ばら)・・・死霊婚について、オカルト好きな友人から情報を得た私は、一緒に来たがった友人を適当にあしらい、教えられた場所である金木町・賽の河原地蔵尊へと向かった。そこで出会った女性に、死霊婚の約束事などについて質問し、詳しいところを教えてもらうが・・・「寄り道」(夏川 草介)・・・大学院生の千佳は、9月の弘前に来ていた。白髪交じりで、脚が悪い毒舌家の準教授のお供でだ。高校生の頃に「遠野物語」に感激したことがきっかけとし、口の悪い変人学者・古屋 神寺朗が妙に好きな彼女は、彼にくっついて日本中を旅することを楽しんでいたのだ・・・しかし、今回のたびはいつもと少し違っていて・・・夏川さん目当てで借りた本です。が、どれもがとても楽しめました。まぁ、元腐女子としてはやっぱり「下北みれん」を一押しにすべきなんでしょうが、いかんせん「泣く女」も捨てがたく・・・まぁ、なんにしろ、今まで行ったことのない「青森」に一度行ってみたくなりました。あぁ、できれば夏がいいなぁ・・・それも、晴れ渡った空が見たいわ・・・
2012年05月07日
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海堂 尊さんのメディカル・エンターテイメントで、【送料無料】ブラックペアン1988新装版 先日書いた「極北ラプソディ」で、ようやく幸せになる決心をした世良君の若かりし頃のお話。みんな若い!時系列的には これ(2010/4月23日の日記)と同じ頃!1988年5月。東城大学医学部付属病院への坂道を、世良 雅志は駆け上っていた。息を切らしながら手術部ユニットに駆け込む。「やべ、完全に遅刻だ・・」 慌てて術衣に着替えていると、背後から声が。振り返ると、血まみれの術衣の見知らぬ顔。その男は、ぼやきながらシャワー室へと向かったが、世良は急ぎ自動扉の中へと入っていった。長い廊下の先の手洗い場に数人の外科医の姿をみて、間に合ったと胸をなでおろし、さりげなくその列に紛れ込む。先輩からの小言を受け流し、手洗いをはじめた。丁寧に手を洗い、紙製の術衣とラテックス製手袋をつけると一人前の外科医に見える。もっとも、外科医生活は今日で四日目。そして国家試験の合格発表は四日後の十三日なので、正式には外科研修医ですらなかったが、今日は怪我をした友人に代わって、佐伯教授の手術の第二助手を務めることになっているのだ。佐伯教授の手によって、患部は手早く除去され、吻合へと進み、結ばれた12本の糸をまとめて掴んでいたのは、真っ黒いペアンだった・・・ 手術終了後、世良は珈琲の香りにつられて看護婦控え室に入っていき、術衣姿の男が横たわっているのを見て、驚いた。先ほどの男がソファでぐっすり眠っている。小柄だが、精悍な身体つきをしていて、その顔はギリシャで見かけた彫刻像に似ているようだ。その男の正体はじきに判った。佐伯外科のカンファレンスにまで付いてきた男は、昨日付けで帝華大学から東城大学の講師として着任した高階外科医だった。彼はマサチューセッツ医科大への留学経験もあり、専門は直腸癌の低位前方切除術。そして<スナイプAZ1988>を高く掲げて宣言した「こいつが日本の外科手術を変える」講師の高階君に、研修医の世良君、そしてまだ学生の田口君、速水君、島津君と、みんな若い!!あぁ、もちろんナースの面々もちゃんと登場いたします。藤原さんに猫田さん、そして花房さん!! あぁ、あの二人の馴れ初めがようやくわかったわ・・・ 話自体は手術の場面が多く、この時代にはまだ少なかった癌告知や、渡海君と佐伯教授の確執、外科教室内のパワーゲームなどが盛り込まれ、クライマックスとなった最後の手術では、とんでもない事実が判明します!えぇ、とっても面白かったわ!! あと、田口先生が手術室との決別を決心するきっかけになった事態も書かれています!いやぁ、そのときの速水君のしぐさに、おもわずドキッと・・・そして、彼のレポート(P186)!!この時点ですでにジェネラルだわぁ!!で、この後、これ に続くのね・・・えぇ、えぇ、予約しましたとも・・・これでようやく この話(4月8日に書いています) に繋がる・・・はずよねぇ?
2012年05月06日
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先日から子供たちに「見つけたら、買ってきておくれーー!!」と、お願いしていたザク豆腐 を、昨日、真ん中の子が「平和堂・京田辺店」で見つけて買ってきてくれました!ようやく食べれた!!濃い!とっても濃い枝豆風味でありました。子供達、ありがとう!!残るミッションは、蓬莱のアンマンだけだ!お願いねぇー!!
2012年05月05日
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リサ・マリー・ライスのサスペンス・ロマンスです。【送料無料】閉ざされた夜の向こうに あぁ、心が癒されるぅー!!西アフリカ、マコンゴ共和国首都ラカにあるアメリカ大使館に勤めるクレアは、今現在、海兵隊の大使館警護分遺隊ダニエル・ウェストン一等軍曹と共にポスト・ワンと呼ばれる緊急避難部屋に居た。外ではライフルばかりかロケットランチャーの大音響までしている。感謝祭の夕方、反乱軍レッド・アーミーが大挙して首都に押し寄せたのだ。軍事分析官であるクレアは、武器弾薬能力を欠いた、ただのごろつきの寄せ集めであるレッド・アーミーが内乱を起こす可能性は低いと分析していたため、大量の武器弾薬で武装した反乱軍に違和感を覚えながらも、自分の間違いを悔しく思っていた。ダンと呼んでくれという一等軍曹に、自己紹介したクレアは、事態の沈静化を待つ間、互いのことなどを話していたが・・・やがてあることをきっかけに、二人はキスを交わすことに・・・アメリカ国防情報局の軍事分析官をしていたクレアと、海兵隊一等軍曹だったダニエル(ダン)のロマンス。一年前、任務についていたジャカルタで開かれた会議で見かけたクレアに心奪われたダンは、彼女の勤務先への移動を願い、一週間前にようやく赴任、彼女の側に来ることが。なので、とんでもない状況下であるにもかかわらず、彼女との会話を楽しみ、現在付き合っている相手がいないという話に喜んでいた。しかし、彼女とキスを交わしたあと、クレアを探しに来た大使館職員マリーが彼女を連れ出し、その後、爆発が起きた時にすべてが変わった。何よりも大事に思っていた相手を失ったうえに、大怪我を負ったダンは、結局軍を除隊し、会社を興すことに・・・とってもリサの作品らしく、ヒロインに超ーーメロメロなマッチョヒーローが、独占欲および保護欲バリバリでありながらも、ヒロインの意思を常に徹底的に尊重してくれるという、現実的にはありえない設定です。がっ!、だからこそ、楽しいのよ!!えぇ、もう、おばさんとなって枯渇しかけている乙女心さえも、キュンキュンさせてくれるのよ!だって、亡くなって(実際は生きてた)一年経っても、まだ忘れずにいてくれるどころか、禁欲生活を続けてるのよぉ!だもんで、クレアちゃんが生きてるってわかったあとは、欲望が暴走し、妄想が炸裂してくれます。それも延々と!もう、笑っちゃえるほど!クレアちゃんが、だんだん自分を取り戻していく様も良かったわ・・・どん底と思えるところまで落ちていながらも、光に向かって行動することのできる強さはとっても素敵だし、命を狙われたと知った時点で、逃避に走るのではなく、怒りで立ち向かい、かつての自分を取り戻す様は思わす惚れてしまいそう!!そりゃそうと、今回出てきたほかの兄さん達の話もあるのかしらん?刑事のマーカス君あたり、ちょっと気になるんだけどさぁ・・
2012年05月05日
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高田 崇史さんのミステリーで、<天草>の文字にカンナ 天草の神兵 惹かれて、つい借りてしまい・・・シリーズの第二弾だと読み始めてから判明・・・いったい私はあと何回こんな間違いを繰り返すんだろう・・・あっ、そういえば高田さん読むの、「鬼神伝」以来だわ・・・あれ?「鬼神伝」に<龍の巻き>なんてぇのがある・・??こんなの知らない・・いつ出たのさ!師走を迎え、伊賀にある出賀茂(いずかも)神社も例外なく、行事がぎっしり詰まっている。本来跡を継ぐはずの兄・翔一が家を飛び出してしまったため、神職についた次男の甲斐や、祖父・丹波が神社に勤めているからみで、巫女をしている貴湖(たかこ)も、その準備に追われていた。とんでもない記憶力を持つ貴湖は、七歳も年下であるにもかかわらず、甲斐に対して口うるさい。その日も、もっと知識を取り入れるよう説教されているところに、父・莞爾と、丹波がやってきて、二ヶ月前の事件をきっかけに失踪中の諒司が、熊本で目撃されたことを伝えてきた・・・。鴨志田 甲斐(神社の跡取り・伊賀忍者の血を引く)、中村 貴湖(東大一年生・休学中・巫女)、柏木 竜之介(甲斐の高校時代の同級生で、「月刊歴史探求」に勤務・甲賀忍者の血を引く)の三人が、早乙女 諒司の行方を追い、目撃された熊本・天草へと飛ぶ!犬の散歩時に遭遇した、諒司の幼い娘の予言とも思える言葉を気にかけながらも、甲斐は居酒屋でこれから向かう熊本・天草について、丹波を交えた四人で話していたが、話はしだいに天草四郎とキリシタンの話となって・・・ 12月20日、天草は大騒ぎになっていた。地元で人望の厚い「ロザリオ園」園長であるシスターが、殺されたのだ・・・そして、殺人事件後、行方が判らないの男性が三人!!天草の端っこにある牛深が、私の父の故郷です。なので、タイトルだけ見て、たいして考えもせず借りてしまい・・・でもまぁ、面白かったので良いかと・・・。歴史ミステリーをかねており、天草四郎の名前の謎(彼は四男ではなく長男!)や、なぜ<一揆>のはずが<乱>にされたのかなど、結構興味深く、楽しめました。甲斐君、貴湖ちゃん、竜之介君も、それぞれ特殊な家系の出のせいか、皆ちょっと変わった特技を持っているし・・・起きた事件自体は、少々あっけなく解決してくれるので、ちょっと物足りない気もしましたがね・・とりあえず、そもそもの発端を知らないと、話にならんので、第一弾の を、予約することに・・・さて、それ以降は・・・どうしましょ?シリーズ一覧 どうやら順番に「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」(「臨める兵、闘う者、皆 陳列べて前に在り」現在では最も有名な九字のひとつ)の文字が使われているらいしい。てぇことは、後一冊「前」を使った本で完結?!
2012年05月04日
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リンダ・ハワードのサスペンス・ロマンスです。【送料無料】夜風のベールに包まれて五日で結婚式が六つ・・・。絶対に無理!!ジャクリンは、イベント企画会社<プレミア>の共同経営者で、こんなにたくさんの予約を引き受けた母マデリンに腹を立てながらも、忘れていた交通違反の反則金を払うために市庁舎に来ていた。とんでもない客とのミーティングを控え、急いでいた彼女は、長身で黒髪の男性にぶつかってしまう。とっさに相手の腕につかまって体を支えるが、そのとき見えた拳銃らしきものから、相手が警官だと推測した。 「大丈夫ですか、マム?」 暖かなバリトンだ・・ちょっと待って。彼、マム(奥さん)って呼びかけた?所帯やつれしたおばさんに見えるってこと??いやいや、彼は公僕だから、礼儀正しくしているだけだ・・・ ジャクリンは支えてくれたお礼を言って、相手の素敵な笑顔に見惚れながらも、その場を後にしたが・・・ウエディング・プランナーのジャクリンと、ホープウェル警察の刑事エリックのロマンス。最悪過ぎるブライジーラ(はた迷惑な花嫁を表す造語)であるキャリーとの打ち合わせは、やはり散々なものとなり、くたびれ果てたジャクリンは、帰りに一杯飲むことに・・・たまたま入ったバーで彼女が一人で飲んでいると、男が近づいてきた。追い払ったものの、またしても別の男が・・・どうか声をかけてきませんように!! 「世間は狭い」 ?? そこにいたのは昼間、市庁舎でぶつかった男性だった・・・コメディタッチなサスペンス・ロマンスで、サクサク読めて楽しかったわ!!軽いノリで、とってもリンダらしい感じでさぁ・・。なんせ、ジャクリンちゃんったらクールなふりしてるけど、<癇癪起こして地団太踏む>なんてことをやらかしてくれるし、エリック君ときたら、そんな彼女を怒らしちゃあ、喜んでるし・・・。もっともエリック君だって、コーヒーを買いにいくたんびにトラブルに巻き込まれて、結構哀れな状態に陥ってくれるので、そこらも楽しめるかと・・・。ほんと、ご苦労様だわねぇ・・ただ単に、おいしいコーヒーが飲みたいだけなのに・・・。ただ、できればキャリーちゃんが犯人にどんな言葉を浴びせたのか、知りたかったわ・・・だって、どんなことを言ったらあんな殺され方をするのか、気になるじゃない・・・
2012年05月03日
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マデリン・ハンターのヒストリカル・ロマンスで、【送料無料】誘惑の旅の途中で イースターブルック侯爵家の三兄弟をメインとした<ロスウェル・シリーズ>第二弾!!2008年度RITA賞受賞作の今作は、三男のエリオットがヒーロー!長兄クリスチャンの頼みで舞踏会を抜け出していたエリオットは、義姉となったアレクシアに声をかけた。舞踏会の成功や、叔母と従姉妹の話をした後、興味津々と想われない程度に肝心の話題へと移る。義姉の親友であるミス・ブレアの所在についてだ。どうやら彼女は二週間前からイタリアにいるらしい。あまり望ましくない状況だ・・・。数週間後にナポリを訪れる予定のあるエリオットは、アレクシアからミス・ブレアの滞在先を聞き出し、クリスチャンと計画を練るために兄の私室へと向かった。彼らの目的は、ミス・ブレアの父であるリチャード・ドルーリーの回顧録出版を止める事。なぜなら、彼らの亡き父のとんでもないスキャンダルがそこに含まれていたからだ・・・。しかし、ドルーリー氏亡き後、彼のパートナーとして出版社を経営していた男まで亡くなった今、回顧録と出版社は、一人娘であるミス・ブレアのものとなっていて・・・自由恋愛主義の才女と議員の間に生まれたフェイドラ・ブレアと、イースターブルック侯爵家の三男で、歴史学者のエリオットのロマンス。常に黒い緩やかなドレスを纏い、髪を結うことなくみごとな赤い髪をなびかせ、両親と同じく自由恋愛を主張するフェイドラは、今現在ナポリで窮地に陥っていた。彼女をめぐって起きた決闘騒ぎの責任を問われ、宿に軟禁状態なのだ。なのに宿賃はきっちり請求されるし・・・母の遺品であるカメオを眺めながら、途方にくれていると、英国人らしい男性が守衛と話しているのが目に入った。その顔を見て、フェイドラの顔がぱっと明るくなった。有名な歴史研究家で、親友アレクシアの義弟エリオットだ!早速彼に助けを求めたフェイドラだったが、その結果は、予想以上に不愉快で不本意なものとなり・・・なんだかねぇ・・・もうちょっと回顧録出版を嫌がる御仁の妨害や、奪おうとする輩の登場を期待していたせいか、長い割にはなんだかなぁ・・・な感じでさぁ・・。いやぁ、確かに面白くはあったんだけどさぁ・・・。フェイドラちゃんも、もうちょっとしたたかで、要領のいいねぇさんだと思っていせいで、ちょっと残念だったし・・・。いや、きっとRITA賞受賞作ってぇことで、期待しすぎたんだな・・・うん・・・。もっとも、最初はフェイドラちゃんを支配し、現制度に合うように変えようとしていたエリオット君が、最終的には彼女のすべてをありのまま受け入れようと覚悟を決めたうえで、結婚を請うたあたりは、まぁ良かったかなぁと・・・第一弾はこちら 2011/6月7日に書いています。で、次作は「きらめく・・」のアレクシアちゃんの従姉妹ロザリンちゃんがヒロイン!お相手は一代で財を成した青年らしいけど・・・
2012年05月02日
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深町 秋生さんの警察小説で、真相究明のためなら【送料無料】アウトバーン 手段を選ばないダークなヒロイン八神 瑛子のシリーズ第一弾!!DV男をぶちのめし、不法入国の中国人女性に金をつかませて、欲しい情報を手に入れた瑛子は、10日前に起きた「美人女子大生刺殺事件」でパトロールが強化されている御徒町へと向かい、ベテラン制服警官から貸し金を回収後、本来の<千波組若頭補佐のオフィスを見張る>仕事に戻った。彼女に心酔している部下の井沢に<一人でお留守番>のお駄賃を渡し、留守の間の経過を聞く。実は公にはされていないが、殺された女子大生向谷 香澄は、千波組の組長・有嶋の娘なのだ。大学のミスコンで準グランプリに輝く美貌のせいで、その殺人事件は世間の注目を浴びているが、どうやら真澄は父親が買い与えたマンションを根城に派手に遊び歩いていて、その交友関係は夥しく、男性関係を調べるだけで、かなりの手間と時間がかかっていた。そして、捜査は一向に進展していなかった・・・38歳の若い署長・富永のいる上野署の組対課に属する八神 瑛子が、清濁関係なく呑み干し、悪と呼ばれるものさえ徹底的に利用して、殺人事件の真実を暴く!<整った容姿に、剣道三段の腕前を持ち、多くのエス(協力者)を飼っていて裏社会の情報にも長けている。目覚しい活躍を見せているし、自身の感情をマシーンのようにコントロールできる>というのが富永の八神に対する評価だが、それと同時に彼女の内情は、わからないことが多かった。三年前、夫を自殺とおぼしき状況で亡くし、一ヵ月後に流産した後、人が変わったと聞くが・・・捜査員としては申し分ない結果を出しながら、それにいたるまでのプロセスに、腐敗と不正の臭いが感じられ、警察組織に対する不振と憎悪を感じるのだ・・・「ストロベリーナイト」の玲子ちゃんとガンテツが合わさった?いやぁ、私の印象としては「ドラよけお涼(『薬師寺涼子の怪奇事件簿』田中芳樹)」と「萬田銀次郎(『難波金融伝・ミナミの帝王』天王寺大作・郷力也画)」が合わさって、三段階ほどクールになった印象だったわ。(もっと良い表現が思いつかないあたりが悲しい・・・)。まぁ、とにもかくにも、瑛子ちゃんったらもろ好み!!いいわぁ・・・こう、しれっと嘘をつき、平気でダークサイドに踏み込み、味方の振りして兵器で裏切りる。それでいて、守るべきものをちゃんとわかっている女性は大好きよぉーー!!ただ、もう少し自分自身も大切にしてほしい気が・・・。瑛子ちゃんってば、自分にはそんな価値さえないと思ってのかしらん・・?彼女の旦那の事件の真相と、突き動かされるように進み続ける彼女の行き着く先がとても気になるので、次巻が来るのが待ち遠しい!!続編はこれ 現在予約中・・・・
2012年05月01日
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