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北名古屋市にある旧加藤邸で、名古屋芸術大学の学生さんたちによる展覧会があると新聞で読んだので行ってきました。テーマは『記憶の庭で遊ぶー回想法の美術』です。最終日ぎりぎり、自分の市民展の搬入をすませ、走りました。旧加藤邸というのは、北名古屋市の公式ホームページによると、「加藤家は、この地方では知られた素封家で、「大加藤」と称される地主として栄え、江戸時代末から明治の中頃まで酒蔵業も営んでいました。 その旧加藤家住宅は、主家を中心に、長屋門、離れ、茶室、土蔵、高塀などで構成されており約370坪の敷地となっています。明治期地主層の典型をなす洗練された形式が、よく維持されており、文化的、歴史的価値が高いと評価され、平成11年11月、国の登録有形文化財として登録を受けています。」という建物です。旧加藤邸には、回想法センターというものが併設されています。回想法というのは、お年寄りなどが、懐かしい道具などを見たりして、昔のことを思い出したりすることによって、気持ちを癒し、こころと 頭の元気につながっていくものだそうです。今回の展覧会は、そういった記憶につながるような作品を考えるというのがテーマのようでした。台所で、ご飯を作っているシルエットが窓に映り、包丁を使う音などが流れていたり、蚊帳のようなものが部屋に吊ってあったり、布団のようなものが並んで干してあったり(間を抜けていくと、布団を干した日向の匂いがしました)と、どこか懐かしさを感じさせる作品が、古い民家の中に展示してあることで、さらにしっくりとくるのでした。 今は住む人もいない建物が、人がいた頃の記憶をよみがえらせ、なんだか生き生きとしているようでした。古い建物の保存というと、本当にがらんとした感じで、冷たい印象を受けることが多いのですが、この日の加藤邸は、見に来る人もそれなりにいて、やはり、建物というのは人が使ってこそ生きてくるんだなあと思ったことでした。
December 4, 2009
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久しぶりの日記です。怒涛の11月でした。とりあえず11月初めの出来事から。今年も出しました市民美術展。相変わらずののんびりした風景の水彩画です。忙しい忙しいと言いながらも、ここでさぼってはいけないと、とにかく仕上げました。後で知人たちに、「ああ今年も描いているなと、うれしかった」と言われ、がんばってよかったなと思いました。私は全然意識しなかったのですが、「第1室にあって、よかったね」という言葉も、二人ほどからもらいました。そうなんだと思って、ちょっとうれしかったです。あいかわらず、出すことに意義のある美術展参加ですが、私にとっては1種の年賀状のようなものでしょうか。ガラスがはまっている額なので、写真を撮ったら何やら反射してしまいましたが、載せておきます。
December 4, 2009
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