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こんにちは。 今日は久しぶりに心理学のネタです。 ブログをお読みいただいている方には、お子さんをお持ちの方も大勢いらっしゃると思います。 また将来、お子さんをお持ちになる予定の方も。 私がいつも引用させていただいている、多胡輝氏の心理学シリーズの中に、「子どもの成績がよくなかったとき、反省して発奮させる方法」みたいな部分があるんですよ。 確かに仰るとおりと思われるので、ご紹介しましょうか。 以前書いた「人を発奮させる法」とも大いに関係するところですので。 さて、ここで問題。 もしあなたが、自分の子どもの通信簿が、前の学期よりも悪かったとき、子どもに対してどんな態度をとるでしょうか。 やはり普通の親は、子ども可愛さのあまり叱るでしょうね。「勉強しなさいと言っているのに、いつも遅くまでテレビゲームばっかりやっているからこんなことになるのよ。もうテレビゲームは当分禁止。来学期、成績があがるまで預かっておきます」 こういう叱り方をする親は、結構多いのではないかと思います。 でもねぇ。テレビゲームがなくなったからといって、今の時代、子どもは遊ぶツールには全然困らない。 漫画はあるし、携帯用のゲームもあるし、ネットだってできるし…。 果たして子どもたちは、親の期待通り、発奮してよい成績をとれるかどうかビミョーなところ。無理かもしれないですよ。 だって、親の世代になっている私たちが昔そうだったのだから…。 ここで以前書きました「人を発奮させる法」が生きてくるわけです。 もう一度書きますと…● 人は、予期した結果が満たされると、それまでの行動パターンを変更する必要がないと思い込む。 こんなときは、なるべく無関心を装い、通信簿などどうでもいいのだといった態度をとるといいのだそうです。 つまり、「きっと怒られるに違いない」という、子どもの期待をわざと裏切るわけ。 すると子どもは、予期しない意外な親の反応に、すっかり動揺し、「今度こそ、いい成績をとるぞ」という気持ちにかられるのだとか。 これは、人は期待を満たされると安心感を得て、それまでの行動パターンを変更する必要がないと思い込む習性の裏をかいたトリックと言えますね。 …ということは、これまでいい成績をあげられなかった子どもに対して、子どもが期待するとおりに叱っていたってこと。 子どもは叱られたということで、すっかり安心してしまう。 叱られたという事実で、すべての成績の悪さは償われて、今後も今までどおりの行動パターンを繰り返す。 だから子どもたちの「期待」を裏切り、怒りや興奮をうまくやる気に転化すべきと言うわけですね。 このやり方をうまく使うのは、プロ野球やサッカーなどの強いチームを率いる監督だと言います。 たとえばプロ野球の試合。 ピンチで、なんでもないゴロをトンネルしてやらなくてもいい得点を相手に与えてしまった若手内野手。また絶好のチャンスに、長いスランプで前の回にゲッツーを食らってしまった打者。 我々観客は、「野手を変えろ~」「ビンチヒッターを出せ」と思う。 しかし、監督は腰を上げない。エラーやゲッツーを食らった選手に、よしよしと頷くのみ。 選手から見たら、当然、変えられると思ったのに変えられない。 いわゆる、いい意味で期待を裏切られる。 こんなとき選手は、期待を裏切られた「怒り」から、次の機会にはファインプレーやヒットを打ち、自信を取り戻すことがあるのです。
2014年11月28日
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こんにちは。 かなり前の話ですが、あるデパートで展覧会を堪能して、帰ろうと1階へ降りたのですよ。 すると、入り口のホールにすごい人だかりができている。 なんだろうと思って近くへ行ってみると、これから石原軍団の舘ひろしと徳重聡のトークショーが行われるとか。 舘ひろしは、私たちの世代では「あぶない刑事」で有名な人気俳優。 徳重聡は、21世紀の石原裕次郎のオーディションでグランプリを獲得した新進俳優ですね。 私も興味があったので、大勢の人たちと一緒に彼らが現れるのを待ちました。 約5分遅れで、2人がロビーにたむろするお客さんをかき分けるようにして姿を現します。 わっ、かっこいぃぃぃぃぃ~!!! (一応、言っときますが、変な趣味はありませんよ) お世辞抜きでかっこいいですよ、舘ひろしは。 思っていたよりずっとスリム。脚が細く、そして長い。 ブランド物の細身のスーツが体にぴったりフィットしています。 まわりに視線を走らせながら、ちょっと微笑んで手を振ったりして。 あ~、隣の徳重聡がかすんでしまう。 テレビや映画で見るより、実際見たほうがずっと若く見える。 50歳を越えると、男の見た目は、完全に勝ち組と負け組みに分かれそうですね。 舘ひろしを見ながら、かっこいい男にとって、人生で一番魅力的に見えるのは50歳代かもしれないと思いました。 現在は64歳になったそうですが…。 私が好きな俳優のポール・ニューマンだって、一番男としての色気が感じられたのは「スティング」に出た頃。おそらく軽く50歳は越えていたでしょう。 貫禄というか、すべてにおいて一歩ひいた余裕が感じられます。 若い頃のポール・ニューマンは青臭い感じがしてどうも好きではない。 さて、その勝ち組と負け組みの分岐点は何なのか。 反論は出るかもしれませんが、私はその一番の要因は体型だと思います。 顔は年をとると、良し悪しが関係なくなってくるみたい。誰もが皆、それなりに味がでてくるというか。 こんなことを言うと叱られそうですが、寺尾聡だって若い頃はなんとなく間の抜けたような顔をしていましたよ。 以前NHKの「男は度胸」という徳川吉宗をテーマにした歴史ドラマで、大岡越前守の家来を、若い頃演じていましたが、全然かっこいいとは思わなかった。 ルビーの指輪が大ヒットした頃だって、サングラスをはずしたら、ちょっと間の抜けた印象はぬぐいきれなかった。 少し前の「半落ち」や現在の大河ドラマ「軍師官兵衛」ではいい味出てますよ。 ホント、最近の寺尾聡はお世辞抜きでかっこいいなと思います。 ちなみに寺尾聡もやせてますね~。 かっこいいおじさんは、皆スリム。 舘ひろしは、公式ホームページで確認すると、身長181cm 体重68kgだそうですね。 片岡鶴太郎も、やせてからなんとなくかっこよく見えるようになってきたから不思議です。 好き好きもあると思いますが、個人的におじさんが一番カッコよく見える体重は、 身長 - 112 = 体重 … ではないかと勝手に公式を作ってみました。( ← 勝手にやってろ!!) 私は175センチだから63キロがいいわけか。ちょうど20歳代の頃の体重ですね。 しかしですよ。 健康面から言うと、やせぎみというのはよろしくない。免疫力もそうですが、多少の脂肪がないと病気になったとき、体力が維持できない。 これに対して、適正体重の公式というのがありますね。これは医学的な見地から算出したそうですが。 適正体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22 適正体重を維持することが、病気にかかりにくく、健康で長生きできるといわれています。ちなみにこれに関しては性別は関係無いらしい。 ちょうど今の私が適正体重。 若く、かっこよく見えるほうをとるか、健康で長生きできる方をとるか。 面倒くさい、どっちでもいいや。 どーせ、舘ひろしにはなれないんだから。 …と、お昼に牡蠣フライ定食をたっぷり食べちまった今日この頃。 また胃がもたれ、今日も後悔する羽目に。 食欲はあるんですけどねぇ。
2014年11月26日
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こんにちは。 休日は、以前書いた原稿の中から病気予防のテーマでお送りしています。 今日は、心臓が握りつぶされるような激しい胸痛が突然起こり、それが30分から数時間も続くという心筋こうそく。 まずは病気が起きるメカニズムから。 私たちの心臓は、一日に約7000リットルもの大量の血液を送り出し、が眠っている間も休みなく動き続けます。 その収縮活動にエネルギーや酸素を供給するのは、心臓の周囲を取り巻く二本の冠動脈。 冠動脈は、少しずつ枝分かれしながら心臓全体に血液を送り届けていますが、冠動脈の血流が途絶え、そこから先の心筋が壊死するのが心筋梗塞です。 血流が途絶える原因のほとんどは動脈硬化で、それは動脈の壁の内側が厚くなって弾力を失い、硬くもろくなってしまった状態です。 動脈硬化は、血管を狭くしたり、血管を詰まらせたり、血管の壁にできた血のかたまりがはがれて流れ出し、先の細い血管をふさいでしまうこともあります。 そうなると心臓が握りつぶされるような激しい胸痛が突然起こり、三十分から数時間も痛みが続くのです。 壊死した心筋の範囲が広いと、心不全やショック、不整脈により急死することも珍しくありません。 高血圧や高脂血症、肥満、糖尿病、タバコ、遺伝などが関係すると考えられ、動脈硬化の進んだ高齢者に多い病気です。 心筋梗塞で倒れた場合、CCUと呼ばれる心臓専門の設備を備えた病院に運び、いかに早く血流を回復させるかがカギとなります。 とくに発作から六時間以内に治療に入れれば生存率が高くなると言われています。 心筋梗塞の手術治療には、風船つきのカテーテルを冠動脈に挿入して狭くなった部分を広げ、冠動脈を広げた状態にする心臓カテーテル治療があります。 また、冠動脈に自分の体の中から新しいバイパス血管を移植して血流を回復する冠動脈バイパス手術なども検討されます。<今日のポイント >●メタボリックシンドロームの終着駅のひとつ・ほとんどは動脈硬化が原因・激しい胸痛が突然起こり、三十分から数時間も続く・いち早く心臓専門の設備を備えた病院に運び、血流を回復させるのが救命のカギ永嶋信晴著 よくわかる「病」の基本としくみを一部改訂
2014年11月24日
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こんにちは。 最近は文章ネタをお送りしてきましたが、今日はちょっとコーヒーブレイク。 体組成計を買っちゃいました~♪ といっても、どんなものかピンと来ない人が多いのでは。 私も、売り場へ行ってはじめて聞いた言葉でした。 「体組成計、現在20パーセント、ポイント増量中」と、健康器具売り場にデカデカと表示されていたのです。 体組成計って何?と売り場のおねーたんに聞いたところ、「それはですね。インナースキャンです」という返事。 余計わからなくなったのですが、パンフレットを読んでやっと納得できました。 よーするに、体を構成する脂肪や筋肉、骨、水分ごとに体重との比率をはかることのできる器械みたい。 ホントは、スーパーに体重計を買いに行ったのです。 理由は、最近、ウォーキングをしていて、どうも体が重く感じるので。 体重がもしかして増えているのではないか、と…。 でも、内臓脂肪まで量れるというフレーズに、ビビビと来てしまいました。 今や、内臓脂肪は諸悪の根源みたいな扱われ方をしていますからね~。 ポイント対象商品だったので新しくカードを作り、それを使って「歩数計」も購入。 …ということで家に帰り、さっそく体組成計で量ってみました~♪ がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~ん。 なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~ ( ← 松田優作でお願いします) やば…。 こんなにいつも歩いているのに…。 この世に神はいないのか。 見た目は、それほど太っていないと思っていたのですが、内臓脂肪が「やや過剰」とのこと。 ウエストだって、ぎりぎり70センチ台を維持しているのですよ。 しかし、体重はベストから3キロ以上オーバーでした。 意味のよくわからない基礎代謝の体内年齢だけは34歳でしたが、それも焼け石に水。 今度、「メタボリック・ビジネス便利屋」とニックネームを改名しようかしらん。 寝る前に、チョコやスナック菓子を食べる習慣があるので、それがいけないのでしょうね。 でも、お腹がいっぱいでないと寝られないという動物みたいな習性があり…。 その悪弊を払拭すべく、最近3日間、一日平均26,309歩も歩いています。 とくに昨日の消費カロリーは、999.99カロリー以上。 持っている万歩計では計測不能となるくらい歩いているんですよ。 …なのに、痩せませぬ。 うぬぬ、私の体はいったいどうなっとるんじゃ。 立ち食いそばか、サンドイッチ、カロリーメイトくらいしか食べていないのに…。 この驚くべきエネルギー効率を研究することにより、リッター100キロ走れる車を開発できるのではないか、と考える今日この頃。 でも、体重は変わらないものの体脂肪率が減少しているから、まったく無駄な抵抗をしているわけではないと思うのですが…。
2014年11月21日
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こんにちは。 今日も文章ネタの続きです。 前回は、「、」の読点をタイムリーに入れるだけで、一瞬にして読みやすい文章に変わるということを書きました。 もう一度、例を示しますと…。(使用前) Aさんはベンツに乗って商品を運ぶビジネスの便利屋さんをだまって眺めていた。 ↓(使用後) Aさんはベンツに乗って、商品を運ぶビジネスの便利屋さんをだまって眺めていた。 ただ、句読点を入れても、ネットの文章からしたら、まだ読みづらい。 私だったら、二つのセンテンスに分けたくなる。 たとえば… Aさんは、ベンツを車道に止めた。そして、汗水たらして商品を運ぶビジネスの便利屋さんをだまって眺めていた。 これだと、多少臨場感と悲壮感が演出できるかも。 文章を気持ちよく書いているときって、意外とだらだらしたセンテンスになっていることが多い。 私の場合、こういうときの推敲作業はセンテンスを二つに分けることに費やされます。 長い文章を短いセンテンスに分けると、表現の仕方にもいろいろなバリエーションが加えられますね。 ところで、だらだらした長い文章と、きりっと個性的な長い文章との違い。 文章のリズムの違いも、結構あるのではないか。 長くても、意味がさらりと違和感なく入ってくる文章はリズムがいい。 それは読点の打ち方がうまいのではないか、と…。 先週も書きましたが、読点は文章の中で大きな役割を果たしていると感じます。 でも、文章のなかでどこに読点を打つか、というのはなかなか難しいですよね。 小学校から数えて、もう何十年も文章を書き続けている私でも、どこへ打ったらいいか、いまだによくわからない。 一般的に、読点「、」は次の状況のときに打つそうな。● 意味を正確にするため● 文章の呼吸を整えるため● 同じような言葉が並ぶとき● 文章のまとまりを作る● 二つの文章をつなげるとき それだけじゃ、なかなかわからないですよね。抽象的で…。 わからないときは、声に出して自分の書いた文章を読んでみると、自然にわかることがあるそうです。 このテクニックは、いろんな本や文章の先生が言っていますね。 「声に出して読みたい日本語」という本が、少し前に注目されましたが、名文は声に出して読んでみたいと思うものかもしれません。 すると読点は、音楽でリズムを刻むために重要な、ドラムみたいな働きをするものかと思ったりして…。
2014年11月19日
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こんにちは。 今日はまた前回の続きです。 だらだらした長い文章と、きりっと個性的な長い文章との違いとは何か。 その違いについて、今日は少し文法的な解釈を…。 とかなんとか、えらそーに言ってしまいました。 中学・高校時代の私の国語の先生が聞いたら、脳こうそくを起こしてしまうかも。 本を読むことは大好きでしたが、文法に関してはまったくの落第生でしたから。 主語や動詞、修飾語までは何とかわかるのですが、副詞とか出てくるとまるでわからない。 でも、本を読むときは、文法を考えながら読む人はあまりいないでしょうし…。 と、開き直って、以後書きたいと思います。 文法はわからないですが、経験上、読みやすい文章か、そうでない文章かの違いは多少わかります。 たとえば、何を言いたいのか考えてしまう文章は困りますな。 例をあげると次の文章… Aさんはベンツに乗って商品を運ぶビジネスの便利屋さんをだまって眺めていた。 どう解釈しますか? この場合、ベンツに乗っているのが、Aさんかビジネスの便利屋さんかわからない。 どちらの意味ともとれますから。 こういう文章だと、そのつど考え込んでしまうからすらすら読めませんね。 でも、私がベンツに乗ることはありえないから、日頃の所業から類推することは可能ですが…。 それはともかく、この場合、修飾語がどの述語にかかるのか、あいまいなんですよ。 だから、意味がわからなくなってしまう。 専門的には、「商品を運ぶビジネスの便利屋さん」という連用節をそれがかかる述語のすぐ前にもってくるといいらしい。 つまり… Aさんは、商品を運ぶビジネスの便利屋さんをベンツに乗ってだまって眺めていた。 これなら、誰も誤解しないでしょうね。 しかし、これもちょっと冗長な表現かも。 そんな小難しいことをしなくても、一発でわかりやすい表現に変えることは可能です。(使用前) Aさんはベンツに乗って商品を運ぶビジネスの便利屋さんをだまって眺めていた。 ↓(使用後) Aさんはベンツに乗って、商品を運ぶビジネスの便利屋さんをだまって眺めていた。 つまり、「、」の読点をタイムリーに入れるだけで、一瞬にして読みやすい文章に変わるのですな。 でも、ネットの文章からしたら、これでもまだ読みづらい。 それではどうするか。 次回に続きます。
2014年11月17日
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こんにちは。 休日は、以前書いた原稿の中から病気予防のテーマでお送りしています。 今日は、日本人にはもっともポピュラーな病気のひとつ高血圧。 一口に高血圧と言っても、意外とそのメカニズムは知られていませんね。 私たちの心臓は、収縮して血液を送り出し、拡張して帰ってくる血液を吸い込みながら全身の血液を絶えず循環させています。 血圧は、心臓が収縮したときに一番高くなり、拡張したときに一番低くなります。 一般に最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上の場合を高血圧と言います。 これまで,至適血圧(<120/80mmHg),正常血圧(120~129/80~84mmHg),正常高値血圧(130~139/85~89mmHg)をまとめて「正常血圧」と総称されていました。 しかし、120~129/80~84mmHgを指す正常血圧との混乱があったため「正常域血圧」に改称されました。 最近、血圧の基準値についての新基準が話題を集めていますが、やはり上記の正常域を目指すことが求められます。 高血圧は、日本人の死亡原因第二位の心臓病と三位の脳卒中の発病に大きな影響を与えています。 二位と三位を合計すると第一位のがんに匹敵する死亡者数で、成人病の元凶といっても過言ではありません。 また腎臓にダメージを与え、眼底出血から失明の原因にもなります。 これらの病気は、高血圧が動脈硬化を促進することが大きな要因です。 高血圧は大きく分けて、本態性高血圧と二次性高血圧の二つのタイプがあります。 二次性高血圧は、腎臓や内分泌、脳腫瘍などの病気が原因で起こりますが、ほとんどは原因がわからない本態性高血圧です。 ただ、遺伝や塩分の取り過ぎ、ストレス、肥満、タバコ、アルコール、運動不足などが関係しているのではないかと考えられています。 高血圧の症状には、頭痛や肩こり、めまい、動悸、息切れなどがありますが、ほとんどの場合自覚症状はありません。 治療せず、そのまま放っておいて重大な病気に結びつくケースが多いということで、メタボリックシンドロームの診断基準の一つにもなりました。 高血圧が指摘されたらまず塩分の制限や食事、ストレス、運動など生活習慣の改善を行い、なお改善しない場合には薬による治療が行われます。<今日のポイント >●成人病の元凶である動脈硬化を促進する・最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上の場合を高血圧という・遺伝や塩分の取り過ぎ、ストレス、肥満、タバコ、アルコール、運動不足などが関係・メタボリックシンドロームの診断基準の一つ永嶋信晴著 よくわかる「病」の基本としくみを一部改訂
2014年11月16日
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こんにちは。 前回取り上げたわかりやすい文章を書くコツについて。 今日は、文章のセンテンスを短く切って、テンポをよくするという点について考えてみたいと思いまする。 主語と述語を明確にした短い文章がわかりやすいのは当然ですね。 ただ、わかりやすい文章のセオリーに文句をつけるわけではありませんが、終始それだと子供っぽい文章になってしまう。 小学生の作文を例に取ると…『きのうは、ぼくの学校の運動会でした。ぼくはそれで早起きしました。学校へ行くと、みんなが集まっていました。最初はラジオたいそうをしました。校長先生の話が長いでした。ぼくは徒競走で、ビリから二番目でした。もう少しがんばればよかったと思いました。お昼にはみんなでお弁当を食べました…』 いくらセオリーに適っていると言っても、こういう文章を大人が書くと子供ぶりっ子(←いまや、死語?)してる~と思われるかも。 もちろん、好意的に解釈しての話ですが。 川の流れに棹差すわけじゃありませんが、芥川賞の受賞作なんかは目が飛び出るくらいの長文を使って書かれたものが多いですね~。 たとえば、三田誠広の「僕って、何」。 佳境の部分に差し掛かると、細かい字で書かれた文庫本の1ページ以上、句読点がまったくなし。 ただ言っておきますが、前述の三田氏は、「おいしい文章を書くコツ」として、『なるべくシンプルな、短い文章を書く。意味のとりにくい代名詞は用いない』と言っていますから、芥川賞狙いの確信犯として長いセンテンスを使ったのだと思います。 野坂昭如も、文章のセンテンスが長いという印象がある。 先日ようやく読み終わった奥泉光の「鳥類学者のファンタジア」も。 その中の一節を引用しますと…「相手が誰であれ、内容がなんであれ、何かいわれると、とりあえずうなずいて同意をしてしまう悪い癖がわたしにはあって、そのせいで、これまで、あやうく結婚させられそうになるとか、小豆相場に手を染めさせられそうになるとか、ドーバー海峡を泳いで渡らされそうになるとかの、数々の面倒事(一度などは、やくざ関係の人の結婚披露宴でピアノを弾かされることになり、「傷だらけの人生」や「昭和ブルース」の伴奏をして、ネエちゃんのピアノはカラオケよりずっといいと褒められ、破格のご祝儀をもらった私は、ときどき話題になる芸能人の「黒い交際」というやつにどっぷりと手を染めた女である)に巻き込まれたのであるが、このときもまた、相手の言葉の意味をつかみかねたままに、ええ、とうなづいてみせると、あら、と黒い影がいままでとは色調の違う声をあげた」 プロの作家って、センテンスが長くても、わかりやすく読ませてしまう筆力があるからすごいんですよ。 逆にそれが個性となって、作者の文章の魅力にもなるのですね。 個性的な新しい表現の作家を発掘するという趣旨の芥川賞で、その傾向が顕著なように。 だらだらした長い文章と、きりっと個性的な長い文章との違いはどこにあるのかと思ってしまうのです。 間違っているかもしれませんが、その理由についていろいろ考えてみました。 また長くなりそうなので、それはまた次回。
2014年11月14日
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こんにちは。 う~、疲れますた。 自業自得なのですが…。 最近、いろんな場所へ出かけて行って仕事したり、座談会へ出席したりしています。 そして、そのついでにプチウォーキングを楽しんでいるのです。 そのプチが、最近だんだんハードなものに変わってきているんですね~。 たとえば土曜日、信濃町へ行ったときは、神宮外苑をぐるっとまわったあと、代々木へ出て、明治神宮のなかをぐるぐる歩き回り、次に原宿へ出て、ここまで来たのなら渋谷へ行こうと道玄坂をくだり、ついでに恵比寿へ寄り、なおかつそのあと自宅まで2時間かけて歩いてしまうみたいな。 そしてその翌日の日曜。八王子まで用事があって行き、市内を歩き回ったあと、夜までハイキング。 月曜日は、仕事で東京都心をテクテク、朝から晩まで歩き回る。 さすがに火曜日、朝起きたらめまいが…。 扇風機の羽根みたいに、視界がぐるぐる高速回転しているのです。 気持ち悪くて、吐きそうになりました。 おかげさまで、少し休んだらめまいと吐き気が改善してきたので、また外へ。 この日は、いろいろ約束があったので結構大変でしたね~。 午後からどしゃぶりだったし…。 このままではやばいと思って、ここ数日は、さすがに自重しています。 それなのに、少しも体重が減らない。 もう、勘弁してほしいっす。 それはともかく、ネタを書かねば…。 さて、先日のブログに書いたわかりやすい文章を書くために気をつけたいこと。 確か、● 文章のセンテンスを短く切って、テンポをよくする。● 主語と述語を明確にする。● 見やすくするために、思い切って余白のスペースを設ける。 …でしたね。 今日は、もう少しこれを掘り下げてみようかと…。 というのも、ブログやメルマガの文章は、とくに上記の点が重要だと思うのですよ。 なぜならパソコン画面の文章って、本やカタログ、レジュメに書かれた文章より読みづらい。 重要なことが書かれたメールをもらったとき、パソコンの画面で読むより、いったんプリントアウトしてじっくり読む人は結構多いと聞きました。 私もメールマガジンをたくさん登録していて、日に何通も送られてくるのですが、あまり記憶に残らないような。 内容がどうというより、パソコンの画面だと読解力が鈍るような気がします。 目も疲れますし…。 それなのに、メールやブログ、ホームページなどが、画面中埋め尽くされた文字の大海原。 読んでいて、おぼれそうな感覚になるのは私だけでしょうか。 ネットの文章に関してはとくに、余白は必要かも。 私事で恐縮ですが、私のブログも始めた当初は、わりとぎっしりめに書いていたんですよ。 それがだんだんと、ワンセンテンスごとに余白を入れるスタイルに変わっていったのです。 わかりやすい文章のネタは次回に続きます。
2014年11月12日
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こんにちは。 今日も企画書の話題です。 現在、企画書はほとんどパソコンで作られるようになりました。 ワードやエクセルなどソフトを利用すれば、図やグラフ、写真などを簡単に文書に挿入できます。 ビジュアル面を重視し、カラフルで、読んでもらうより見てもらう形式の企画書も数多くあるでしょう。 ただ、そういう企画書を歓迎する相手が多い反面、ビジュアル面ばかり強調するのを喜ばない相手もいます。 企画を通すという点において、読む相手の特性に合わせて書き方を工夫することは大事ですね。 たとえば相手が論理的な考え方を好む人物なら、企画書の中身はもちろん、論理的な整合性、つまり辻褄がしっかり合っているかどうか気をつける。 また現実的な考え方をする人物なら、実績や成功事例を数値で示す。 この場合、その数字を裏付ける資料を充実させるなどの工夫が必要ですね。 大事なのは、企画書を読むのは誰かということを常に念頭に置いて作ること。 イメージを重視する相手だったら、言葉に頼るよりも、ビジュアルを駆使して相手のイメージが膨らむのを手助けするといったことも考えなければならないでしょう。 また、予算・収支などのコストをもっとも重視する人は多い。 費用対効果を説得力ある数字でしっかりとアピールすべきですね。 それから大事なのは、見た目。 営業マンの場合、第一印象が何より重要だと言われます。 企画書も同じで、最初に手に取ったときの印象を無視することはできません。 魅力的な表紙を作ることは重要で、その中でも最初に目に入るのは、企画書のタイトルです。 内容が一目でわかり、かつ企画書を思わず読んでみたくなるタイトルをひねり出すのは重要。 たとえば売上げアップやコスト削減など、得する企画は誰でも興味をひくでしょうね。 その場合、売上げが何パーセントアップし、何パーセントコストが削減できるのか、あいまいな数字ではなく、端数までピシッとアピールする。 その端数まで出した根拠が、企画の中で説得力ある事実で証明できれば注目度は高いのではないでしょうか。 最後になりますが、経験上、企画書の中に評価が定まっている専門家の言葉や企画に関連する有名企業の名前を記載すると、信頼性が高まっていい結果になりました。 たとえば、メジャーな新聞の記事や大学の先生のご意見、企画書に取り上げた商品やサービスを利用する第三者の成功事例です。 公正な立場で発表された権威ある情報とこちらの企画の方向性が一致している場合、企画の採用を後押しする強力なツールとなります。 この場合も、これらの情報を何の加工もせず、客観的な事実のまま提供するようにすることが、逆に好感を持って迎えられることが多かったです。 歯の浮くようなアピールや宣伝文句には誰も食傷気味ですから。 事実は、小説よりも奇なり、とはよく言ったもので、どんなに人が素晴らしい筋書きを考えても、現実の説得力には及ばないのかもしれませぬ。
2014年11月10日
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こんにちは。 休日は、以前書いた原稿の中から病気予防のテーマでお送りしています。 今日は、ぐるぐる回るような激しいめまいに突然襲われ、その発作を繰り返すメニエール病。 めまいは、三十分から半日くらい続きます。 三十から四十歳代の女性に多いと言われ、めまいと同時に耳鳴りや難聴、吐き気を伴うこともあります。 めまいの原因は、内耳の障害だと考えられています。 内耳は、耳を外耳、中耳、内耳と分けたとき最も内側にある部分で、蝸牛と三半規管、耳石などからできています。 蝸牛はその名の通り「かたつむり」のような形をしていて、音を感じる器官。三半規管は回転運動を感知する器官で、耳石は直線方向の動き・重力・遠心力を感知します。 このそれぞれの器官は、リンパ液の入った袋の構造をしていて内部でつながっています。 通常は、分泌と吸収が絶えず行われて、リンパ液は一定量に保たれています。 しかし、リンパ液の調整がなんらかの原因でうまくいかなくなって過剰になったり吸収量が減ったりすることがあります。 するとリンパ液の量が増えすぎて、内リンパ水腫を作ります。 これが神経を圧迫し、めまい、耳鳴り、難聴などさまざまな症状を引き起こすのです。ただ、どうしてリンパ液の量が増えるのか、その詳しい理由はわかっていません。 治療は、内リンパ水腫の水ぶくれ状態を改善するための薬を使うことが多いですが、重い場合は手術も行われます。 症状が悪化すると治療が困難になることがあり、早期の診断が大切です。 神経質で几帳面、ストレスの多い人に発症することが多いと言われ、過労を避けストレスを溜めないライフスタイルが求められます。<今日のポイント >● 内耳の水ぶくれ状態が原因と考えられますが、その詳しい理由はわかっていない・めまいと同時に耳鳴りや難聴、吐き気を伴う・リンパ液の調整がなんらかの原因でうまくいかなくなる・過労を避けストレスを溜めないライフスタイルを 永嶋信晴著 よくわかる「病」の基本としくみを一部改訂
2014年11月09日
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こんにちは。 さて今日は、企画書シリーズの二回目。 一口に企画書と言いますが、そもそも企画って何なのでしょう。 ある本によると「企画とは、問題解決に向けて具体的な解決策を明らかにしたもの」とあります。 いわば企画書を作る本人の夢や計画を文書にまとめ、多くの賛同者を得るツールであると言えるのかも。 そのためにはまず、しっかりと現状の問題点を分析・把握する。 そして自分はこう提案したいという強い意志を持つことが大切なのですね。 その気持ちがなければ、たんに上から命じられただけのレポート提出になってしまう。 また、社内の現状という狭い視点からだけでなく、世の中の動向や将来の方向性まで含め、広く多角的な視点で問題を浮き彫りにする。 そのためにはいろいろな人の話を聞いたり、関連する文献を読んだりして、多くの情報を集める必要があります。 最近はインターネットの普及で、有益な情報を手軽に集めることができるようになりました。 それらを頭の中に入れて熟成させ、問題点の現状を客観的に分析する。 その作業に労力と時間を惜しまないことがいい企画書を作る秘訣なのかも。 しかし、いくらテーマが明確で素晴らしい解決策が書かれていても、わかりやすくする工夫がないとその意図が相手に伝わりません。 企画が通ってそれを実行し、成果が出てはじめていい企画書と呼べるもの。 企画書は通すために書くのが大前提ですね。 そのためには、こちらの意図をしっかり相手に伝える必要があります。 企画の意図がなかなか相手に伝わらないのは、単純に文章力や読みやすくする工夫が不足しているケースが意外に多い。 たとえば、企画を通したいという熱意のあまり、あれもこれも盛り込んで、細かい字で余白なくぎっしり詰め込まれた企画書。 企画の良し悪しを判断する前に、読む気力が起きなくなったり、内容を理解するのに労力を使い果たしたりするような企画書は論外ですね~。 でも、別に名文を書く必要はないと思いますよ。 肩に力が入り、企画書の格調を高めようと日頃使わない言葉を使おうとすると、かえって逆効果。 不自然な背伸びは、相手から自信がないと取られやすい。 わかりやすい言葉で、読みやすい文章を書くという心構えが大切ですね。 そのためにやることは、さほど難しいことではない。わかりやすい文章を書くためのノウハウと一緒です。 たとえば…● 文章のセンテンスを短く切って、テンポをよくする。● 主語と述語を明確にする。● 見やすくするために、思い切って余白のスペースを設ける。 余白も文章の一部であると考えることが大切です。 以上の条件を満たす企画書の書き方といえば、やはり箇条書きでしょう。 また、実績を強調したい事柄に関しては、抽象的で誇大な表現を避け、実績の数字だけドンとグラフや図で示す。 そのほうが、インパクトがあり、相手の記憶にしっかり残ります。 それから大切なのは、作成者の企画書に対する自信とやる気が文体からにじみ出ていること。 たとえば、「~と思います」というあいまいな表現を避け、「~である」と言い切ったほうが自分の強い意志が相手に伝わります。 また、基本的なことですが、同じ語尾を書き続けていると、子供っぽい文章になってしまうので注意が必要。 このあたりは、いずれまた触れたいと思いますが…。 いずれにしても、内容より、書き方がまずくて企画が通らないというのだけは避けたいところですね。
2014年11月07日
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こんにちは。 今日はビジネスの基本中の基本、文章力にこだわってみたいと思います。 10年以上前、いい文章が書きたい!と切なる希望をいだいて、図書館に半年以上通いました。 そして「読みやすい文章の書き方」について書かれた本のエッセンスを抜書きしたのです。 ところがそのバインダーノートがいまだに見つからない。 そうこうしているうちに、最近私の文章がどうもおかしいと危機感をいだきはじめました。 文章を作るのは、パソコンばかり。 漢字がなかなか思い出せなくて、ボキャブラリーも減っているような。 それにメールやブログをはじめとするネットの文体は、手書きの文章とは少し違いますからね。 いつも読んでいただいている方はおわかりかと思いますが、どんどん崩れている。 そこでもう一度、基本に戻って勉強しようと思ったのです。 ところで文章といっても、いろいろありますね。 作文、レポート、論文など学生時代におもに書く文章。 それから、履歴書や職務経歴書、年賀状や暑中見舞いなどの手紙、祝辞、弔辞などは実生活に密接に結びついています。 そのほか最近では、ブログやメルマガ、メールなどのネットで使われる文章も増えてきました。 ブログやメルマガなどは、手紙や論文などの文体とは全然違いますね。 それぞれTPOをわきまえて使い分けなければならないのですから、現代人は文章の定型が決まっていた昔の人より大変かも。 今回は、その中でも企画書を取り上げたいと思います。 ちょっと文章の中ではインディーズという感もありますが…。 実は知り合いの社長さんたちから、いい企画書を書ける社員が少ないという声をよく耳にするんですよ。 仕事をきちんとこなせる社員であっても、いざ企画書を作らせてみると、どこかで見たような文章を切り貼りしたものしか作れないらしい。 一言でいえば、今話題のコピペ。 実際、ただ命じられたから作ったと感じられるものが多いようなのです。 作った本人に、企画のテーマや目的は何かと聞いても答えられないケースも多々あるとか。 しかし社長さん自身、じゃあ自分で作れるかというとそうでもないみたいなのですね~。 企画書の良し悪しはわかっても、白紙の状態から企画をひねり出すのはなかなか難しいのだと耳打ちされました。 実は私の会社は、企画書や提案書の作成代行サービスもやっています。 それなら、すぐ作れるのでしょうと皮肉の声が聞こえてきそうですが、依頼が入ると少し胃が痛くなる。 肉体労働とも、頭脳労働とも違うちょっと違ったプレッシャーがかかるのです。 仕事ってある意味、問題があって、それにどう応えていけばいいかという部分がある。 でも、企画って、問題自体を自分で作って解答しなければならないことが多い。 通常の仕事とは、脳の使う場所が違うような疲労感があるのですね。 だから逆に、依頼されることが多いのかも。 仕事としての強力なプレッシャーがないと、企画書を書くという面倒な仕事から逃れたいという気持ちも理解できますね。 わかりやすい企画書を作る方法は次回に続きます。
2014年11月05日
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こんにちは。 休日は、以前書いた原稿の中から病気予防のテーマでお送りしています。 今日は、成人の失明原因の第一位となっている怖い病気、糖尿病性網膜症。 この病気は、「腎症」や「神経障害」とともに糖尿病の三大合併症の一つと言われます。 糖尿病になってから十年後ぐらいに症状が現れることが多く、それまで自覚症状はほとんどありません。 原因は、糖尿病患者の糖分を多く含む血液にあります。 その粘度の高い血液が、目の網膜の毛細血管を詰まられたり、血管の壁をもろくさせたりするのです。 この病気は、次の三つの段階を経て悪化します。 初期の段階では、血管壁が次第にもろくなり、毛細血管に小さなコブやしみのような小さな点状の出血が見られたり、たんぱく質・脂肪などが網膜にたまって白いしみができたりします。 この状態を単純性網膜症と言います。 進行すると、白いしみが増え、毛細血管が部分的に塞がれてしまいます。これが前増殖型網膜症の段階です。 これらの段階では自覚症状はほとんどありません。 さらに進んで増殖型網膜症の段階に至ると、塞がった網膜の酸素不足を補うための新しい血管が伸び、網膜上だけでなく硝子体の中にまで伸びて行くのです。 ところがこの血管には大きな欠陥があって、とてももろく破れやすいのです。硝子体出血や網膜剥離を起こして失明に至ることは少なくありません。 初期段階の単純網膜症では、薬で網膜の変化を抑える薬剤療法が中心になります。 その段階を過ぎると、レーザーを網膜に照射して血管の新生を抑える光凝固療法や眼球への出血や網膜剥離に対する手術を行いますが、視力を元通りにするのは難しくなります。<今日のポイント >●糖尿病を発症して十年経過した患者の約半数に、この病気が起きると言われる・「腎症」や「神経障害」とともに糖尿病の三大合併症の一つ・単純性網膜症、前増殖型網膜症、増殖型網膜症と三つの段階を経て悪化する・最終段階の増殖型網膜症は、硝子体出血や網膜剥離を起こして失明に至ることも 永嶋信晴著 よくわかる「病」の基本としくみを一部改訂
2014年11月03日
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