ビジネス便利屋兼ライター 永嶋信晴のブログ
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
こんにちは。 また、間が空いてしまいましたが、拙著「おもしろ歴史ウォーキング 東京編」の中から、内容の一部をご紹介させていただきます。 それは、こちら。 今回は、第5章の「徳川家康の生母の菩提寺・伝通院と水戸光圀ゆかりの名園・小石川後楽園を歩く」です。 JRの駅で言うと、水道橋周辺ですが、ここは東京ドームや東京ドームシティなどがあって都内屈指のエンタメスポットと言われておりまする。 ただ、江戸時代は、水戸徳川家の上屋敷のあった場所。お屋敷の庭園であった後楽園が有名ですが、ほかにも歴史ファン必見の観光スポットがいくつもあるのですよ。 それを今回は、ご紹介しようか、と…。 全部ご紹介できればいいのですが、諸事情がございまして、さわりの部分だけでご容赦願います。 1.文京シビックセンターの下に広がる礫川公園と東京都戦没者霊園 今回も東京都文京区を歩きます。 文京シビックセンターの展望ラウンジを下りると、目の前に公園がありました。ここが、礫川公園。読み方が難しいですが、「れきせんこうえん」と読むらしい。 公園は、高低差を生かした三段構造で、広い花壇が印象的でした。行った日は、花の季節ではありませんでしたが、花が咲いたら文京シビックセンターとのコラボの景観が素晴らしいでしょうね。 礫川公園の隣にあるのが東京都戦没者霊園。 ホームページよると、第二次世界大戦中の16万余にのぼる東京都の戦没者の慰霊のために作られた霊苑だとありました。昭和35年6月に建立されたそうで、ここはもと、陸軍砲兵工廠、小石川陸軍工科学校などがあった場所ですか。 石畳の広場の横には池があり、静かな落ち着いた雰囲気。近くの幼稚園児が遊ぶ姿に、平和を実感するのでした。 2.徳川家康生母の菩提寺・伝通院 東京都戦没者霊園を出て、春日通りを大塚方面に歩き、交差点を右に入ると広い寺院が現れます。ここが、伝通院。山門がピカピカと思ったら、平成24年に再建されたのですね。 伝通院は浄土宗のお寺で、正式には、無量山傳通院寿経寺と言うらしい。徳川将軍家の菩提寺のひとつで、将軍家ゆかりの女性や子供のお墓が多いのですか。 確かに、徳川家で一二を争う有名な女性のお墓がありました。 その一人は、徳川家康の生母、お大の方。お墓だけあって、遺骨は別の場所にあるケースも多いですが、実際も、こちらのお墓に葬られているのですか。 ちなみに、伝通院の名前は、お大の方の法名からつけられたそうです。徳川家創業者の母の菩提寺ということで、歴代将軍からの帰依が厚かったのも頷けます。芝の増上寺や上野の寛永寺と並んで江戸の三霊山と称されたらしい。 もう一人の有名人は、千姫。二代将軍徳川秀忠の娘にして、豊臣秀頼の正妻だった人ですね。激動の人生を歩んだ人も、今は安らかに眠っているのでした。ほかにも、三代将軍徳川家光の正妻や夭逝した次男のお墓などもあります。 昭和まで、江戸時代からの山門や本堂が残っていたそうですが、昭和20年5月の空襲で、この辺り一帯はすべて焼け野原になってしまったそうです。この点も、芝の増上寺や上野の寛永寺と同じですか。江戸の三霊山はすべて戦災の被害にあったのですね。 3.徳川光圀ゆかりの小石川後楽園 伝通院を出て、飯田橋方面に向けて歩きます。外堀通りに近くに入口があるのが、小石川後楽園。 ここは、江戸時代初期に、水戸徳川家の上屋敷内に作られた日本庭園。水戸家初代の頼房が築き、子の水戸光圀が「後楽園」と命名して完成させたのですか。と言うことは、かつての後楽園球場も光圀が命名したのかも。 もっとも、岡山市にも日本三名園の後楽園があり、同じく、中国の故事「天下の憂いに先じて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から命名されたのでした。 現在は都立庭園になっており、国の特別史跡、特別名勝にもコラボで指定されているのですな。その二重指定を受けているのは、関東地方では小石川後楽園のほうには浜離宮だけですか。 もらったパンフによると、開園面積は約7万平方メートルだとか。先ほど、文京シビックセンターから見下ろしたときは、それほど広さを感じなかったのですが、実際、目の前にある池はやっぱり広いですね。 さすが、御三家の庭園だと、葵の御紋にひれ伏したくなりました。 庭園は、大名庭園の定番といえる池を中心にした回遊式築山泉水庭園。特徴は、明の遺臣朱舜水の意見が反映されており、随所に中国の名所の名前をつけた景観がありました。 4.東京の中心地に残る深山幽谷の風景 小石川後楽園に入ったのは、実は人生2回目。 大学生になって、初めて仲良くなった友人たちと訪れたのです。みんな若かったから話すのに夢中で、あまり景色は覚えておりませぬ。今回はじっくり脳裏に焼き付けようと思いました。 …ということで、広い園内に足を踏み入れます。入口からまっすぐ歩くと、まず目にするのは大泉水と呼ばれるこの景観。これは、蓬莱島や竹生島を配し、琵琶湖を表現した景色なのですか。中国の景勝地を配していますが、やはりメインは日本の景観なのですな。 昔はこの池で舟遊びをしたと言われているそうで、この広さなら誰でも同じことを考えるだろうと納得するのでした。 池を中心に時計回りで見学していくことにします。まず、右手に小廬山と呼ばれる築山が目に入りました。 一面オカメザサで覆われ、その姿が中国の景勝地・廬山に似ていることから名づけられたらしい。名付けたのは、なんと儒学者・林羅山ですか。知る人ぞ知る江戸時代の有名人。現在の東大も、強引にルーツをたどると、彼の私塾から始まったと言われておりまする。 少し歩くと、左手に西湖の堤があります。 このあと、見どころ満載の小石川後楽園の魅力を詳細にレポートさせていただきました。 ご興味のある方は、是非、こちらをご覧ください。 「おもしろ歴史ウォーキング 東京編」 目次より 第1章 オシャレな街・南青山にある根津美術館と岡本太郎記念館 東京都港区 1.オシャレな街・南青山にある二つの美術館 2.岡本太郎のアトリエ兼住居のあとに作られた岡本太郎記念館 3.リビングや庭に、個性的な作品がいっぱい 4.2020年東京オリンピックの新国立競技場と同じ設計者の根津美術館本館 5.根津美術館八景が楽しめる庭園 第2章 高尾山麓に広がる東京屈指の観梅スポット・高尾梅郷 東京都八王子市 1.都内屈指1万本の梅の花が咲く高尾梅郷 2.武田と北条の戦いの舞台になった廿里砦 3.高尾山を借景にした庭が素晴らしい駒木野庭園 4.のどかな川辺の景観と梅の花がコラボで楽しめる遊歩道梅林 5.関所梅林には、江戸時代の関所の吟味の様子を伝えるアイテムがある 6.天神梅林からは、天空の中央フリーウェイが見える? 7.梅と鉄道、高速道路のコラボの景観が楽しめる荒木梅林 8.高尾梅郷一押しの絶景スポット木下沢梅林 第3章 駅からのアクセス抜群の戦国の城跡と日本のシルクロードを歩く 東京都八王子市 1.東京の城跡のメッカ・八王子市 2.戦国時代の城跡の防御施設を体感できる 3.癒しのアイテムがいっぱいの片倉城址公園 4.東京にもシルクロードがある 5.心霊スポットとしても有名な道了堂跡 6.石垣に囲まれたお屋敷跡にある絹の道資料館 第4章 野球ファン必見の野球殿堂博物館と無料で大都会を一望できる文京シビックセンター 東京都文京区 1.社会人女性のワンダーランド・ラクーア 2.野球ファン必見の野球殿堂博物館 3.過去や現役の有名選手たちのユニホームがいっぱい 4.日本野球の発展に貢献した人たちを称える野球殿堂 5.現役の一流投手と対戦できる 6.無料で、東京の大パノラマが楽しめる文京シビックセンター展望ラウンジ 第5章 徳川家康の生母の菩提寺・伝通院と水戸光圀ゆかりの名園・小石川後楽園を歩く 東京都文京区 1.文京シビックセンターの下に広がる礫川公園と東京都戦没者霊園 2.徳川家康生母の菩提寺・伝通院 3.徳川光圀ゆかりの小石川後楽園 4.東京の中心地に残る深山幽谷の風景 5.後楽園を代表する景観・円月橋と水戸家ゆかりの梅林 第6章 八王子城の巨大さを実感できる小田野城と野趣あふれる戦国の山城を体感できる浄福寺城 東京都八王子市 1.曲輪の広さに驚く小田野城 2.戦国の山城の難攻不落さを体感できる浄福寺城 3.山登りというより、スポーツクライミング 4.何本も別れた尾根に曲輪や堀切、土橋、土塁などの遺構が残る 5.八王子のラビリンス・浄福寺城 第7章 ノスタルジックな気分に浸れる小平・ガスミュージアムと松並木が美しい小平霊園 東京都小平市 1.ネーミングが気になる東京街道 2.ガスミュージアムで、街の灯りのありがたさを実感 3.昔の懐かしいガス機器に出会える 4.緑豊かな公園の雰囲気の小平霊園 5.都立霊園では唯一の樹木葬・樹林墓地がある 第8章 江戸から明治時代の暮らしを体感できる小平ふるさと村と緑道沿いの公園めぐり 東京都小平市 1.様々な季節の景観が楽しめる狭山・境緑道 2.小平ふるさと村は、個性的な古建築がいっぱい 3.現存する郵便庁舎のなかでももっとも古い建物のひとつがある 4.江戸時代の農民の暮らしを実感できるアイテムがいっぱい 5.玄関部分だけでも、今の住宅より広い? 6.開拓民の過酷な暮らしを実感できる復元住宅 第9章 東京23区は、緑が増殖中!神田川近くの魅力的な公園めぐり 杉並区・世田谷区 1.意外と緑が多い東京23区 2.芸術家と文化人の街だった永福町 3.将軍手植えの松と駅と町名の由来になったお寺 4.新品感が半端ない下高井戸おおぞら公園 5.いきなり登場する縄文人に驚く塚山公園 6.手つかずの自然なのにセレブな雰囲気が漂う三井の森公園 7.2代将軍のガチョウ?に出会える将軍池公園
2019年02月19日
コメント(0)