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昨日までのシトシト雨降り、冬の寒さがウソのように晴天の春の日差しの上海。そういえば、今日で上海生活6周年。6年前のまさに今日、浦東空港に大量の荷物とともに先に来ていた家族を追って、一人で降り立った。あれから6年。6年と一口に言っても、ピカピカの1年生(→古い?)が小学校卒業にかかる年月だ。でも長いようでいて、本当にアッという間だった。良いことも悪いことも、嬉しいことも哀しいことも苦しいことも腹立たしいことも全てひっくるめてこれほどこの国にはまるとは、6年前の自分は微塵も想像だにしていなかった。
2010年03月25日
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今日の上海は、今までのあの寒さとどんよりと曇った薄暗い日々がうそのような、いわゆる【ピーカン晴れ】だった。気温もどんどん上がり、おそらく20度を超えていたと思う。この時期、シトシト長雨か、あるいは、雨が降らなくてもど~んよりとした濃霧に覆われて薄暗い日々が多い上海。本当にめったにない好天気だった。早くも半袖姿になった欧米人や中国人にも街中で遭遇した。そして今日は、H氏が6年にわたる赴任期間を終えて日本に帰国する日だった。まるで、彼の今までの上海での苦労と業績を称え、これからの前途を祝福しているかのような天気だった。よかったね、きっと、日本でいいことあるよ!
2010年03月19日
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毎日、朝から夕方まで大学にこもっているハードな今週。年寄りの私はもちろんのこと、さすがに、若いクラスメートたちも疲れているようだ。今日の午後の授業、私はなんとかやっとこさ持ちこたえたけど、居眠りしている人も結構いたらしい。そりゃ、午後いちから3時間近く、法律のお勉強なんて苦行の極み。法律の世界って、日本語で聞いていても、私にとっては念仏にしか聞こえないのに、ましてや中国語。そりゃ、諦めて居眠りする人の気持ちもよくわかる。ところで、相変わらずの偏頭痛ついでに、気になることをひとつ。あまり言いたくないのだけど、上海の日系企業というか日本人担当者の中には、当たり前というか常識の基準が一般の方と異なる人が結構いる。会社宛の問い合わせメール。もちろん苦情等ではない。その会社の業務内容を考えれば、正当というか当たり前の問い合わせメールだと思う。ただ、こういったメールに返信を返さない、スルーする日本人担当者が結構多いのだ。先日、同業他社に同様の問い合わせメールを送ったところ、名前からして恐らく中国人担当者と思われる方から、即座に丁寧な返信が来た。また、随分前に、本ブログでアポの時間に大幅に(1時間近く)遅れてきても平然としていて謝罪ひとつしない日本人担当者(管理職のおじさん)のことを書いたことがあった。しかも、こちらがクライアントの立場だった。遅れるなら携帯電話で事前に連絡することなど1分あればできること。果たしてこの人は、日本でも同じことをするのだろうか?こちらに居ると、日本ではなかなか知り合えないようなすごい方にお会いできることがある一方で、こういう自分が常識はずれていることさえ全く気づいていない寒い人に遭遇してイヤな思いをすることも多い。
2010年03月18日
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私にとって、年をとるにつれて年々苦手になっていくことは、それはズバリ、団体行動のように思う。特に、女性同士の団体行動。まあ、これは大学、大学院、会社と男性の数が極端に多かったという長年の環境が作りあげたものともいえるけど。現在、大学でのお昼休み。皆様、連れ立って大学の食堂や近所の食堂に行くのが一般的。さすが、食にうるさい中国だけあって、大学の食堂は安くて結構旨い。ただ、大きな大学なので、お昼時の混雑は半端ではないらしく当たり前のように割り込みもあるという。それを聞くと、お昼から授業がある日(最近はほとんど毎日だけど)は到底行く気にはならない。なによりも食べるのが遅い上に、食べた後の身支度の時間も必要なので、お昼からの授業に間に合わない恐れがある。事実、お昼からの授業に遅れてバタバタと教室に入ってくるクラスメートも多い。でも、せっかちで時間に正確な私にとって、これはどうしてもやりたくないこと。なので、またしても会社員時代と同じように弁当を作っていっている。まあ、自分用なので、時に到底人には見せられないような代物でもありますが(苦笑)。何よりも、ずっと外国語を聞き、考え、答えを繰り返していると頭がカンカンにヒートアップしてくる。もちろん年齢のせいもあるだろう。しかも今期からは前期よりも難易度の高いクラスを選んでしまったのでなおさら頭がオーバーヒート状態。時に、偏頭痛に悩まされることも多い。お昼休みは午後からの授業に備えて、静かに一人で頭を休めたいのだ。周りからはかなり変わった人に見えているだろうけど、そんなこといっちゃいられない。ただ、この一人になって頭を休ませたい、と思うところからして、やはり年の影響かもと思ってしまう。
2010年03月17日
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前期から大学の留学生クラス(中国語専攻)に参加し始めてひとつ驚いたことがある。私がいる上級クラスには、華僑・華人の留学生がとても多い。クラスの一大勢力といってもいいくらい。彼らの国籍は、一応、日本、欧米諸国、アメリカなどとなっているけど、両親は中国人で親あるいは祖父母の国外移住に伴って、小さい時から海外で暮らして来た人たちだ。当然ながら、彼らの中国語力はとても高い。特に、口語(Speaking)力は、我々外国人にはとてもかなわない。そりゃそうでしょう。当たり前だ。子供の時から、学校ではその国の言葉を話してただろうけど家の中で両親とは中国語でしゃべっていたのだから。また、全世界に広がる華僑コミュニティーのおかげで、コミニュティーの中では中国語オンリーの生活をしていたはずだから。正直言って、こういう環境は我々【外国人】にとっては、精神的にかなりの圧力がかかる。いやでも彼らよりはるかに低い自分の口語力を直視せざるを得ないのだから。ま、自分よりレベルの高い人と勉強することによってこちらが得るものは大きいので、それはそれでいいか、と思っていた。とはいっても、やはり、若干のくやしさはあるけど(苦笑)。ただ、中には、「クラスのレベルが低すぎる。」と文句をいい始める人もいる。最近、本クラスに参加し始めた日本人華僑の女性しかり。そりゃそうでしょう。いくら上級クラスといってもあくまで【外国人】向けのクラスなのだから。大体、華僑の人たちが外国人向けのクラスに参加すること自体に無理があると思う。「じゃ、本科留学すれば??」と返したら、なんだかんだと理由をつけてごね始める。要するに、外国人向けのクラスでは、自分がしゃべれるのでいばって大きな顔してられるけど、中国人の中に交じる本科では小さくならざるを得ないのでそれがイヤなのだと思う。特に、私が今通っている大学は、上海、いえ中国全土でも屈指の名門校。留学生は別として、本科生のレベルはそれはそれは高い。なんといっても、中国全土から選りすぐられたエリートが集まっているのだから。だからこそ、華僑の人たちにとっては、今とは全く逆の立場に置かれることがイヤなのだと思う。だからといって、大学の留学生クラスを「レベルが低い。」などと大声で他の生徒たちがいる前で、いくら日本語だからみんなにはわからないだろうとばかりに言いたい放題言っていいはずがない。こういう自分の価値観を押し付けて、周りが全く見えていないところがまさに、おばさん(オバタリアン→死語?)の発想だと思う。彼女には失礼だけど。ちなみに彼女は大阪人(苦笑)。ただ、外国人とは言い難いし、生粋の中国人とも言い難い華僑の学生たちってこちらの大学では中途半端な立場におかれているのだな、というのはわかる。
2010年03月12日
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新学期が始まって1週間。本当に長い1週間だった。今期は、今までのクラスよりもかなりレベルアップしたクラスを選択してしまった上に、朝から夕方まで大学に缶詰になっていることが多いので、さらに負担が増すことは必須。でも自分の選択だから仕方ありません。でも、クラスの雰囲気は、日本人が一大勢力であった前クラスよりも今クラスの雰囲気の方が圧倒的に良い(苦笑)。今クラスの一大勢力はなんといっても韓国人留学生。彼らは、朝からとても元気よくクラスの皆に挨拶し、自分たちだけで固まることなく、色々な国の人とも積極的に交流しようとする。また、遅刻なんてもってのほかとばかりに早く学校にやって来て、前の座席を確保しようとする熱心さも持ち合わせている。服装も地味で女子学生はほとんどノーメイク。今の日本にはほとんど絶滅してしまった古き良き時代の女子学生たちだ。なんだか本当に微笑ましい。またしても辛らつなこと書きますが、対する日本人女子学生。遅刻、欠席当たり前(交換留学生の立場の学生でも結構あり)宿題は当然のように提出しない。お化けかと思うような厚化粧に極端な茶髪。休憩時間はたばこスパスパ。なんだか対照的です。彼女たちに限らず、いつのまにか日本は、あらゆることに対して外側ばかり飾ることに一生懸命になって肝心の中身の部分を置き去りにしてきたように思えて仕方ないのです。この差が国力の差となって将来に恐らく反映されるだろうと考えると空恐ろしくもあります。
2010年03月05日
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