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俳句1万句の旅ハロウィンや街に繰り出す老いもいて
2015年10月30日
俳句1万句の旅秋の日や獣すべては森の中
2015年10月28日
俳句1万句の旅血圧の声なき声や秋の声
2015年10月28日
俳句1万句の旅渓流の険しき道や初紅葉
2015年10月27日
よかったよかったの女 二人姉妹が住んでいる2階建ての民家がある 二人が住むことになったのは高齢になった田舎に住む 妹を心配して一緒に住もうと姉の方が提案したからだ 田舎で一人暮らしている56歳の妹がとても心配であった 姉妹はなぜかしら二人とも結婚はしなかった 妹は都会より田舎がいいと言ってかなり抵抗したが 姉の説得により最後は二人で住むことを了解した 一緒に住んでから二年という歳月が流れたが今年4月から 姉と妹が一日交代で毎日「よかった!!よかった!!」 と寝る前に言おうということになった 姉が今日のご飯は美味しかったですか?というと 妹がとても美味しかったです”” すると姉が「それはよかった!!よかった!!」 毎日よく眠れますか? 毎日ぐっすり眠れます”” 「それはよかった!!よかった!!」 今日の生活には満足しましたか? とっても満足しています”” 「満足満足!!よかった!!よかった!!」 今日も幸せでしたか? はい””今日も本当に幸せでした”” 「それはよかった!!よかった!!」 姉と妹の問答は二人の絆をたしかめる コミニュケーションとなっている 交互の問いかけが思いやりとなって 和やかなムードをうんでいる お互いが元気で今日も過ごしましたよ 幸せですよという確認にもなっているのだ よかった!!それは前向きな言葉である 61歳と56歳の姉妹が今日も寝る前に 「よかった!!よかった!!」いいながら 日々を大切に仲良く暮らしている 明日もよかったと言えるようにしょうね ああ~「今日もよかった!!よかった!!」 姉妹の言葉が部屋中にあふれている
2015年10月25日
俳句1万句の旅山腹の柿を眺めてバスの旅
2015年10月25日
転 職 し な か っ た 男 明日はいい日だろうか 人生に七つの仕事を変えるのが正しいと書いた 人がいる 一つの仕事も二年目に大方覚え三年目に手に入り 四年目にいくらかの創意をいれてその仕事を ほんの少しだけ向上させ五年目の爛熟期 六年目に続いて七年目に飽きが来るというのだ どうだろう私の人生にも飽きがきたことは あっただろうかと考えてみると辞めて新しい 仕事をやりたいと思うことは四回程あった 苦しくてどうにもならない泣きたいことが あったときにはもうこの仕事をやめよう そう思い求人情報を読んだこともあった だが自分の性格からくる惰性が遮った 挑戦意欲をそぎ落とした気がする 今思えばそれでよかったのだが・・・ 自分の温厚な性格と明日が良ければいいや お気楽な気分が転職をとどまらせた もし転職していたらどうなっただろうか 流浪の民になっていたに違いない もうやめてやろうか!! そんな気持ちをもっていても 踏み切る勇気を持てなかった それが良かったのだと思っている
2015年10月22日
俳句1万句の旅秋の夜や寝るのが趣味の男いし
2015年10月21日
ク ル ミ を 食 べ る 女 買い物をするときクルミを買うことにしています 25グラム108円で着色料などの添加物はなしです 食品はいまや添加物だらけの世の中で悲しくなります 私たちは添加物を食べながら生きているんですね 長年にわたり何も考えず食品を選んでいたのですが 最近は体に良い物を食べようと決心したのです 添加物がどれほど体に悪いものかわかりませんが 食べない方が良いのはわかるでしょう まず頭に選んだのが添加物のないクルミでした 美味しい味なので大好物の食品となりました クルミは動脈硬化や老化防止等のために効果が 期待される食品だとテレビで放送されました これからも添加物のないクルミを食べて 健康になりたいと願っています クルミだけではなくお米・醤油・卵・納豆・豆腐 味噌・牛乳・お茶・ヨーグルト・野菜・果物などなど・・・ 添加物の少ない食品で生活しようと思っています 家族から「 お母さん”” 今になってもう遅いわ”” 」 「 好きなもの買って食べて生きたらいいやないの”” 」 と言われているのですがそう言われても私は負けません これは私のような者ではなく若い人に言いたいです 「添加物のない食品を食べなさいと!!」 「若いうちから健康に注意しなさいと・・・」 健康を害する根本は食事にあるかと思います 添加物が長い間をかけて体に蓄積されていく それが体をむしばんでいくことってあるかも・・・ だから「美味しいだけで物を買うことのないよう!!」 「添加物の少ないものを食べなさい!!」 私はそう言いたいのです これはわが子に対しての「食育」なんです まあわが子だから言えるのですがねえ それにしても世の中は添加物が多いです 何とか改善の余地はないでしょうか?
2015年10月18日
今日はコタツを出した。寒いという気温ではないが天気が良いというので出した。10月は雨も降らずいい天気が続くので嬉しい。
2015年10月18日
俳句1万句の旅秋晴れや昭和レトロの喫茶店
2015年10月18日
俳句1万句の旅見え隠れ松の手入れの凄さかな
2015年10月17日
俳句1万句の旅山肌も秋の野原となりにけり
2015年10月16日
俳句1万句の旅秋祭り子らが叩くや大太鼓
2015年10月14日
俳句1万句の旅秋うらら鼻歌でるや食事どき
2015年10月14日
閉幕の薄ら明かりや釣瓶落とし
2015年10月12日
俳句1万句の旅居酒屋に釣瓶落としや赤ちょうちん
2015年10月12日
俳句1万句の旅退屈な夕暮れとなり秋思かな
2015年10月12日
太 陽 の 塔 を 見 た 男 万博記念公園駅の改札口を出て左方向に数百メートル行くと 太陽の塔に出会う 何を表現しているのだろうか? 誰でもそう思う塔である 1970年に開催された大阪万国博覧会のために造られた 高さ約70m・片腕の長さ約25mもある大きな 魔物のような建造物だ 頭に「黄金の顔」胸に「太陽の顔」背中に「黒い太陽の」 三つの顔を持っている 故人の岡本太郎が塔をデザインして作られたが何を意味したものか? 人生は爆発だ!!抽象的画家・彫刻家だったためだろう その表現には戸惑う人が多いというのが庶民の声だそうである パビリオンの多くは閉会後に解体されたのにこの塔は生き残った 地元の人が解体しないよう撤去反対運動を起こし塔だけが残った 私の見上げる前で太陽の塔は地球人の生き様を見ているようだった まるで宇宙から舞い降りた謎の巨大生物のような気がした 記念公園があるかぎり太陽の塔は訪ねた人に謎を残すだろう まるでモヤイの石像のように歴史に名を残すかもしれない 太陽の塔は万博公園のシンボルとして太陽の使者として これからも大きなパワーを放って我々に生きる力を 与えることだろう 見る人にとっては当時の懐かしいモニュメントととなった
2015年10月12日
こ の 世 に 花 を 咲 か せ る 女 この世には全く均一な花などはない 人は色んな性状の花を咲かせる 人は自然のようにほどよく変化する 今を持っている人 今を持たぬ人 本を読む人 本を読まない人 おしゃれな人 おしゃれでない人 その人それぞれの豊穣の色を この世に開花させるのである つぼみのままの人 満開の人 いい人間もいて悪い人間もいる 金持ちもいて貧乏人もいる それぞれの花の命が咲き乱れて この世は存在しているのである 良いも悪いもみんなそれぞれの 花を咲かせて程よい音色を奏でて いるのがこの世の花である 命の花はこの世に一つだけ 命の花を美しく咲かせましょう
2015年10月12日
愛 が 生 ま れ た 男 と 女 いつか二人で行った神戸の文学館前で撮った写真がある 赤いキャップの男の横で微笑む女がいた 文学館の中に入ると小さな池があり錦鯉が泳いでいた 4月の風が頬を撫でて鹿威しがコトンと鳴ったとき 君は僕をみつめた 少しの沈黙のあと君が言った一言 「 今が一番幸せなんだ 」 時よとまれ!! 時よとまれ!! 愛はここからはじまった いつか二人で行った伊丹の昆虫館前で撮った写真がある 昆虫館の中に入るとバラの花がたくさん咲いて おおぅ 蝶々がいっぱい乱れ飛んでいた 麗らかな陽だまりの中で君が言った一言 「蝶もバラも一番好きよ」 時よとまれ!! 時よとまれ!! 愛はここからはじまった
2015年10月12日
恋 の 玉 手 箱 を 投 げ た 女 恋の玉手箱にはあなたと私がいる 好きとか嫌いとか言えない私がいる あなたの声を聞きたいけれど いつもメールでの返信しばかり 好きなの嫌いなのどっちなの? 私を迷わせて困らせるあなた 一人の女の部屋に置いている 恋の玉手箱をあなたに投げた 開けてみてよあなた 中にいるあなたと私に 今も愛があるかどうか 恋の玉手箱が私たちの未来を 約束してくれるかどうか 早く開けてくれないと 時間切れになるから・・・ いいよねえあなた 玉手箱はまだ開けずに いるらしいわ いまだに返事はメールだけ・・・
2015年10月11日
詩 人 の 女 ああ~詩人の女が詩を書くときはいろいろと・・・ 富士山・東京・北海道・大阪・九州・沖縄など 全国の地に想いをめぐらす 北から南までの風景を想像して夢を見るのである 太平洋・日本海・瀬戸内海・琵琶湖・桜島・沖の鳥島 日本の領土内にある岩礁や海の色や浜辺に打ち寄せる 波までにも詩人の心象は果てしなく広がってゆく 現在過去未来が交錯した様々な心象風景が揺れる中で まずは日本の風景とそこに住む人々の暮らしを思いながら 詩人なりの思想をいれて一つの詩を書くのである 詩人の夢は大きく広がってペンを走らせるのである 生まれてから幾年の歳月がながれたことだろう いくつもの喜怒哀楽の光と影が投影されていく 色々な経験を重ねて生み出される言葉の数々が ゆるぎないものとなったとき詩人はペンを置く 推敲のなかで詩をもう一度読んでみる 詩人としての思想があるかどうかを心で 読み取ってみるときが詩人の醍醐味である 黙想の中で詩編に色をつけて終わりとなる レトロなカフェで苦いコーヒーを飲みながら 詩を書いている美しい女がいる 黙想のためしばしの間は目をつむっている 最後のコーヒーを飲みほした時に詩は完結する しばらくして女の握ったペンが手より離れた コーヒーカップ最後の一滴が喉を流れた
2015年10月11日
母 の 愛 を 思 う 女 母よ この美しい空はみんなあなたのものよ 母よ あなたに抱かれたのは遠い幻よ 今は老いて小さくなりましたね だけど母よ あなたは世界で たった一人の最愛の人よ ありがとうの一言では言い表せないわ 母よ 悲しみの涙は胸の中にしまって いつもあなたは笑顔で働いた 母よ この赤いバラ園みんなあなたのものよ 年老いたあなたを見てると可愛くなるよ 最後の日には生んでくれてありがとうなんて たった一言あなたの耳元でささやいて・・・ 母よ あなたの命の光りが照らしている 子供たちへの愛が今もある ああ~母よ あなたの細い手を撫でてあげたい 母は何も語らないで瞳の奥にある 優しい命の光りを私に捧げる ありがとうの一言で片づけられない 深い愛をあなたは私にくれただけ 一人でいるときには時の流れの中に 母の笑顔が浮かんできます 母よ この青い空も真っ赤なバラ園も みんなあなたのものよ ああ~時は流れ去ってもあなたの 変わらぬ愛に心からありがとう 母よありがとう深い大きな愛をありがとう
2015年10月11日
彼 ら と 共 に 生 き る 男 彼らはいま何処で生きているのか? 彼らは寒くても暑くても強く生きている 我らは彼らに比べるとはるかに裕福だ 彼らは自然の成り行き任せの命といえる 生きる意義に頓着しない生き方である 日々成り行き任せで生きているのだ 彼らには薬もない治療法もわからない 怪我をしても病気になっても・・・ 耐えるしかないという宿命である 我々には文明があるが彼らにはない それは彼らの承知したことではない ただ命ある限り生きるだけである そんな彼らを尊いと思うようになった 我らは恵まれすぎているように思う 彼らのことを思って彼らとともに 我らは生きていこう 彼らはいま何処で生きているのか 夜も昼もただ食べて生きるだけの 彼らの世界を案じるばかりである 彼らは我らと違う知能を有している 彼らには適応した能力と力がある 幸せかどうかは聞くこともできぬが 幸不幸という概念も全くないだろう 知能は生きるという本能に使う 彼らの世界を考えた時我らには どれほどの幸せがあるのだろうか? 我らは彼らのことを真剣に考えよう 彼らも我らも極局は生死同一なのだ 彼らは我らと共に生きる仲間である 彼らと共に我らは生きているのである 彼らはいま何処で生きているのか? 我らの友はいま幸せだろうか?
2015年10月11日
今日は箪笥の衣替えをした。衣類を半袖から長袖に入れ替えた。
2015年10月07日
朝はひんやりとした。少し寒くなったので今日からは冬の布団で寝ることにした。今日からは温かい布団の中で寝れるからよかった。
2015年10月06日
俳句1万句の旅動かざる青き深さや秋の天
2015年10月04日
老 い を 感 じ た 男 階段を上るとき足が重くなってきた だんだんと体がいうことをきかなくなってきた 作業が若いときのように出来なくなった これは肉体労働一筋に歩いて来た天罰かもしれぬ・・・ いいえそれは誰もがなる老化という現象ですね 男は年中外で働いている肉体労働者である ある時は車を運転しある時は樹木を伐採し ある時は土を掘り起こし土を埋め戻し コンクリートの塀を作り石も積むという 激務の建設作業に携わっている 重いものを担ぎ精力的に仕事をこなしていた男 まるで鉄人のような男で後輩からはいつも すごい男だと思われていた 仕事はいつも作業責任者を命ぜられたが 最近は責任者になることがきつくなった 動作が以前よりも鈍くなったような気がする 気力は充分あるのに体が思うようにならない 「俺も力がなくなったものだなぁ」と心で嘆いた 最近は足元が覚束なく足の力が弱くなってきた 持てる物がいままでのように一気に持てなくなった 男はまだ59歳だが老いが身に染みるようになり いつまでこの仕事を続けることができるだろう? そんな疑問を持ち始めていた 鉄人と言われていても年には勝てないなあ~ 老いていく我が身が寂しくて悲しくなった もう肉体労働の仕事は限界かも知れないと思っている 社員は俺の衰えには気づかないでいるだろうが・・・ ある日男は総務係に内々に思い切って相談をした 「最近仕事がきつくなった 迷惑をかけるが退職した場合 失業手当はいくら位でるか調べてもらえませんか?」 そう言ってから数日後総務係から回答があった 「ハローワークに問い合わせると概略で一日5700円程度です 90日分支払われるといっていました 自己都合で辞めるのと会社都合で辞めるのは違います 会社都合の場合は180日と言っていました」 総務係もこの年で本当に辞める気持ちやろか? 疑心暗鬼の表情をしている 2週間して男は社長に呼ばれたので話をした 「退職の件は聞いた 仕事がきついなら責任者を させず他の仕事をさせるから・・・ いいかよく考えて決心してくれないかね いい仕事があれば別だがまだまだ君を必要とする 言っとくが今やめても仕事はみつからないぞぅ ハローワークでもなかなか無いというのが現状だ どんな仕事でもいいというならあるだろうが・・・ 40歳でもなかなかいい仕事はないというよ 体がきついのなら他の仕事をやってほしい!! きつくない仕事なら今以上に出来るだろう 君は長年この会社で一途に頑張ってきたんだから 定年まであと少しだから最後まで務めほしいと思う 辞めることは簡単だが今のような給料はもらえないよ 今一度考えなおすように君にいっておくからなあ よくよく考えて返事をもらえませんか!!」 社長の言った言葉を男は真剣に聞いた 総務係も「よく考えて下さいね」といった 男は社長の親身な気持ちを有難いと思った 一時の思いで退職してもっと楽な仕事をしよう そう思ったが考え直すこととした 老いても仕事があることが大事である この年で自分にあう仕事なんてない 男は年齢的に求職の厳しさを知ったのである まだまだ頑張って仕事をするように・・・ そのように言ってくれた社長に感謝します 老いと戦うこともこれからの自分の仕事かも知れぬ この年で仕事に弱音をはくのは情けない話だ 働ける仕事があるだけ幸せと思った 社長のご好意に甘えて辞めることはしません 引き続き宜しくお願い致します
2015年10月04日
俳句1万句の旅新米の話もしたり夕餉かな
2015年10月02日
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