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今日から2泊3日で両親と一緒に福島県に温泉旅行に行く。今日は東山温泉に泊まり、明日は土湯温泉に行く。温泉旅行は箱根か伊豆に行くので、福島県の温泉ははじめての体験である。というか、福島県に行くのがはじめてである。高速道路の渋滞をさけるため、都内を朝6:00に出発する。さすがにこの時間は渋滞をしていない。時間があるので、塩原に行ってから福島県入りする。塩原では「源三窟(げんざんくつ)」に行った。ここは源有綱が再起のために隠れていた鍾乳洞である。この鍾乳洞の中に、歴史の流れが分かるような等身大の動く人形が飾ってあった。人が通るとセンサーが感知し、人形が動きナレーションが始まる。「ひやぁ!」と声をあげる私。鍾乳洞のひんやりとした空気の中、なんともいえない雰囲気がただよう場所であった。次に向かったのが「大内宿」である。すごい!江戸時代にタイムスリップしたみたいだ!江戸時代の情景がそのまま残してあって、茅葺屋根の家々が軒を連ねている。軒先でお土産物を売っているのを見たり買ったりしながら、楽しく過ごす。早めに家を出たのが幸いし、この時点でお昼ぐらいなので、会津若松市に入り、鶴ケ城へ向かう。きれいに復元されたお城はお城の中が体験型の博物館のようになっていて、各層ごとに歴代藩主の紹介、江戸時代の会津、幕末の戊辰戦争、城下の風物詩の紹介、そして最上階が展望台となっていた(5層である)。展望台から見る会津若松市の眺めはすばらしかった。天気も良かったのでずっと向こうまで見渡せる。磐梯山もくっきりである。楽しく観光できるお城だった。だけどこのお城、ちゃんと土壁でつくっているんだね。父が「壁はコンクリートだ」と言っていたので、違うじゃん!と非難を受けていた。その後、白虎隊自刃の地へ行く。動く歩道にのって(この場所に行ったら歩道にのった方がいいです、階段上るのかなりきついです)、山の上に。私は白虎隊士の墓だけがあるのかと思ったら、墓地の中に白虎隊士の墓もある、という場所だった。その場所からは、お城がよく見える。国のために戦っていた彼らには、ここから見える鶴ヶ城の落城はどんなに辛かっただろう。17歳の青年が、国のために自刃するなんて、今の高校生には考えられないことだろうな、と思う。その後、「世にも不思議な」さざえ堂に行く。このさざえ堂は、六角塔になっていて、のぼりの道と下りの道がまったく交差しない、不思議な建物である。皆で一体どういうつくりになっているのか考えながらのぼったのだが、よく分からず。これを考え付いたお坊さんとその指示のもとに立てた大工さん(棟梁)はすごいね!この後、まだ時間に余裕があったので、駅前のサティへ行ってみる。サティへ向かう途中で、なんと交通事故を目撃!バイクと自動車との接触事故で、私はバイクに乗っていた方が空中を飛ぶのを目撃してしまった。心臓がドキドキする。あの人は大丈夫なんだろうか?こうして18時ごろ東山温泉の旅館に到着する。さっそく温泉に入り、食事を頂く(つくりおきしてあったみたいで料理が冷たい!)。さぁ、寝るぞ!今日も朝早かったが、明日の朝も早い。 明日は山菜とり。
2004/04/30
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今日からGWに突入した。彼は今日から5日までずっとお休みである。もちろん私もそれにあわせて休むことにした。GWだからこそ、今まで先送りしていたことをやらなくては!まずは冬物をしまって夏物を出すでしょ、後は部屋の片付けを頑張って、と。そして明日から旅行に行くのでその準備をして、足りないものは今日買って置かなくっちゃ。休みの日ではあるが、朝早くから起きて、行動に移ることにする。そうだ! この際キッチンの辺りもきちんと片付けておこう! 今日は朝早起きしたから時間的に大丈夫!意気揚揚と予定外のキッチンの片付けをする。だいたい片付け終わってふと時計を見ると、11時過ぎ。朝ごはん食べていないことに気づき、早めの昼食を取ることにする。彼と録画したTVを見ながら昼食を食べる。ご飯を食べ終わる頃に1本見終わった。彼はこの時とばかりに、次の録画した番組を見始める。私もなんとなくその流れにのって見始めた。これが今日の失敗の原因だった。次に見始めた番組は録画したものが「スペシャル」だったため、いつもより番組時間が長かった。ついついズルズルと見つづける。情報番組ではあるが、別に知っても知らなくてもどうでもいい内容のものだった。頭の中ではどうでもいいということは分かっているのだが、見るのをやめるということが出来ない私。こうして結局、くだらないTV番組を丸々見てしまった。時計を見ると15時近い! 今日の予定は今のところ一つも終わっていない! そもそも明日の旅行に必要なものの買出しに早く行かないと、お店がしまってしまうではないか!何が足りないかの持ち物チェックもしてないのに、買い物には行けない。どうしよう。旅行の準備を早くしなくちゃ。何を持っていくかを考えて、足りないものをチェックする。こうして18時前には家を出たのだが、何軒もはしごしていたため、最後のお店はタイムアップとなってしまった。21時ごろ家に戻り、とりあえず今日の予定に入っていた衣替えだけはがんばる。それから旅行の準備をしたのだが、とっくに12時をまわってしまい段取りの良い彼は私をほっといて寝てしまう。(T.T)あ~ぁ。昼間のTVが今日の失敗だったな。せっかく朝早くおきてがんばってたのに。頭では「見なくてもどうだっていいじゃん」とわかっていても、何故かTVはズルズルと見つづけてしまう。見なかったらどうってことないのに。朝もTV見ながらだと、「このコーナー見てからやろう」とか考えるので、動きが悪い。朝はラジオの方がいいな。とにかく、やることはいっぱいあるのに、動きが止まってしまうTV(特に必要としない番組)はもう絶対に見ない!志を強く、夜中の2時にやっと布団に入る。明日(ってもう今日じゃん)は5時起きだ!
2004/04/29
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昨日の同業者の方とのお話で、英語以外に盛り上がった話として、「中学の教科書から夏目漱石がなくなっている」というのがある。新課程の教科書は、今まで入っていた夏目漱石の「吾輩は猫である」「坊ちゃん」や、森鴎外の「高瀬舟」がない。もともと新課程は学習内容が3割減なので、旧課程の教科書より教える内容が少ないのだが、夏目漱石などは、「今の子供たちには言葉遣いが難しくて現代文と言うより古典に近い」という現場教師の声に押し切られたことが原因らしい。でも、国語の授業は、知らない言葉があったら調べて理解することが大切ではないのか?歴史の教科書ですら、「国語」に問題があって何のことだが理解できない生徒さんがいるので、国語の授業が内容の把握より、言葉の意味に時間がかかってしまい、授業自体が今までより進まないのは察せられるが、だからといって「言葉遣いが簡単だから授業の理解が進む」というものではないだろう。現に高校の授業では夏目漱石や森鴎外は教えているからね。高1でこれらの題材を扱っているのに、中3はできないというのはよく分からない。私立は教科書を使わないところが多いが、特に国語は教えている題材が、高校の教科書で扱われているものをやっている。夏目漱石、森鴎外、井伏鱒二、、、これらの作者の文章を通常の授業で教えていて、テストはそれらの題材から出る。旧課程では、公立でも教科書に載っているから教えていたのだが、今の教科書(新課程)にはこれらは扱われていないので、私は「国語」でも私立と公立の差が広がっているのではないか、と感じている。学校で教えていなくても、文章自体を読んでさえいればまだいいが、最近の生徒さんは本を読まないので、ゆゆしき問題である。現中3が新課程の影響をもろに受けている世代であるので、来年あたり公立の高校が大変なのではないだろうか。いや、高校側だけではない。きっと生徒さん側も大変だと感じるだろう。中学で「難しいからやりません」としていたものが、高校だといきなり教わるからね。英語に目がいきがちだが、国語も問題だと思う。ウチは私立の生徒さんが多いので、問題があまり表面化しないのだが、今後、公立の生徒さんが増えた場合、こういったことの対応策を考えておく必要があるな、と感じている。
2004/04/28
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「新課程の英語の教科書は、あれはちょっと問題だ」今日も同業の方とお話する機会があった。その方とのお話で一番盛り上がったのが、「新課程の英語の教科書」である。この「新課程」の教科書は、今の中学生・高校生が使っている教科書のことである。中学の教科書が文法の説明をちゃんと載せてないのが、一番ダメだと思うんですよ。「中学の教科書は薄いからね。もっと分厚くしてたくさん説明を載せないとあれじゃぁどんどん文法が分からなくなるよ。」「えっつ、今の教科書ってそうなの?」と別の方(同業ではない)が驚かれる。すごいですよ、会話文ばかりのっていますからね。「『話す英語』に力を入れた教科書のつくりになっているから、会話文が多いんですよ。文法はきちんと説明が載っていないですね。教科書は『話す英語』なのに、入試は今まで通りだからすごい問題ですよ。」命令文教えないで、いきなり「Take bus.」とか出てきますし、短縮形を最初から使わせるから、be動詞がよく分からない生徒さんも最近増えてますね。以前の教科書(旧課程)には、文法の説明が教科書の後ろに載っていたのに、今の教科書は説明が載ってないですよね。「不規則変化表も3年の教科書になって出てくるからね。」2年の教科書の表は、「現在形、過去形、進行形」の並びになっているから、あれもやめて欲しいんですよ。「なんで?」と同業でない方が聞く。2年ぐらいに不規則変化表はまるごと覚える、ということをやると、その後の文法の理解がいいんですよ。不規則変化表は「現在、過去、過去分詞」の3つを1セットで覚えないと使えないのですが、2年の教科書でこれをやろうと思ったら、表が「現在、過去」までしかのってないので「暗記表」として使えないんですね。仕方がないので、ウチでは別のコピーした表を使って暗記するようにしています。学校の授業もあまり文法に力を入れた形で教えないので、こちらで力入れないと、あのまま高校に行ったら高校は文法を別に時間とってやっているから、もっと大変になってしまいますね。「高校といえば、高校の教科書ももう一つだね。」教科書の文章の題材が、前とかなり変わりましたよね。「そうそう、映画が多いんだよ。映画を題材とした文章だから内容が軽いんだよね。話言葉の多いし。」大学入試は重たい内容が多いですよね。生徒さんによっては「英語を教える」ではなく、「入試で使われている文章の理解」も教えないと教えた内容が身につかない人もいますね。「高校の教科書で言えば、私は『ニュークラウン』が一番いいかなと思うね。」あぁ、三省堂が出している『ニュークラウン(注)』ですよね。でも生徒さんの学校はそれを採用している学校が少ない気がしますね。〇〇〇が多いかな。(注:中学の教科書の『ニュークラウン』ではなく、高校の教科書の『ニュークラウン』のこと)「〇〇〇ね、あれよりは『ニュークラウン』の方がいいと思うんだけどなぁ。」この方は小・中・高の内容に通じている方なので、話が尽きない。英語以外にもその他の科目にまで話が及び、非常に充実した時間となった。今日は色々と勉強になった。いい一日だったね。
2004/04/27
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昨日私書箱に届いていたメールの返信を無事終えたので、今日は心軽やかに楽天日記に向かう。ログインして中に入ると、あっつ! また私書箱に新しいメールが届いている!クラっとめまいが。落ち着いて新着メールを読んでいくと、すぐに返信できる内容のものと、非常に時間がかかる内容のものとがある。う~む、とりあえず、すぐに返信できるものだけでも返信しておこう。最近はどの方もメールアドレスを記載してくれているので、非常に助かる(そうお願いしたのは私であるが)。楽天日記のメールは便利でよいのだが、返信履歴が全く残らないので、私のように後で考えて返信しようという者にとってはある意味不便だ。今日は昨日返信した方から早速お礼のメールが届き始めていて、がんばって返信した甲斐があったなと思う。ぽちぽちメールの返信をして、今日の仕事が終わる。残りの方々はまた次回にさせて頂こう。あっつ、メールのやり取りをしている方々にまだ返信していない!う~ん、だんだんとメールの返答が遅れていく。メールを下さっている方々、いつになるか分かりませんが、頂いたメールにはきちんと目を通しておりますので、気長に返信をお待ち頂けると幸いです。
2004/04/26
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今日は昨日の仕事の続きを行う。無事、午前中に終了。やっと終わった、ふぅ。午後は、日記の私書箱に届いているメールの返答をがんばることにする。このところたくさんのメールを頂いているのだが、なかなか返信できないでいた。初めての人にメールを送るのは勇気がいる。きっと私書箱にメールを下さった方々も、勇気を出してメールを送られたことだろう。勇気を出して送ったのに、返信がなかなか来ないと、「あんなメール出さなければ良かった」などと不安に思われると思うので、本当は早く返信したい。しかし、なかなかすぐには返信できず、申し訳なく思っていた。よし、今日こそは今だに送っていない方々全員に返信するぞ!順番に私書箱のメールの返信をしていく。例の「問題集」についてメールを下さった方は、すんなり返答が書けるのだが、「進路について」ご相談のメールを下さっている方々には、そう簡単に返信はできない。お住まいの地域、学年、現状(塾に通っているのだが成績が上がらない等)、そして今後の希望(予定)など、皆さん悩んでいることが違う。一人ひとりについて、よく考えながら、文章を書いていく。一人、二人、三人、、、、六人目のところで、さすがにダウン。ダメだ、頭がうまく働かない。ちょっと休憩をとろう。しばしの休憩の後に、またメールの返答を書いていく。しらない間に日はすっかり落ちて、もう夜になっている。だけど皆さん、一体どうやってこの日記にたどり着いているのだろう。楽天日記にHPを持っている方なら、「新着日記」から見たり、リンクされている方のHPから飛んでいらっしゃるのだろうが、ネットサーフィンしていてこの日記にたどり着いた方も半数ぐらいいらっしゃっるので、すごいと思う。よくぞ見つけて下さいました!22時過ぎにこの日までに届いた「私書箱」のメールの返答が全て終わる。ふぅ。なんとか終わった。今日はとても頭を使った。すごい疲れた。頭を使うとすごい疲れるね。学生のときは、「勉強して疲れた」という感覚があまりなかったが、このところはそれを非常に感じる。体動かしている訳でもないのに、体力使った気になるし。「頭を使う」って実はスポーツみたいなものなのかなぁ?そう考えると、「勉強」も学生のうちにいっぱいした方がいいね。学生の時は疲労度が今と違うし、疲れてもすぐに復活できるからね。本当は、既にメールを何通かやり取りしている方々にも返信したかったのだが、もう時間的にも体力的にも今日は限界なので、その方達はまた次回にさせて頂く。こちらが送ったメールが皆さんの参考になればいいな、と思いつつ今日はおしまい。
2004/04/25
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今日は土曜日なのに、木・金と飛び回っていたため事務仕事が進まず、休日出勤(T.T)夕方、彼が「サッカーの試合を国立競技場でやっているから見に行こう」と言っていたので、生まれて初めてのサッカー観戦に行く。あ~、仕事終わらなかった! 明日も続きをやらないと。国立競技場に着いたときには、既に試合は始まっていた。席がないのではと心配したが、アウェイ側なら席があるとのこと。500円払って(思ったより安い!)チケットを購入し、競技場へ入る。入り口で青色のプラスティックで作られた大きなカードのようなものとカイロをもらう。今日寒いからね。でも、カイロもサッカーのマークが入っていてオシャレだ。ずーっと歩いて、やっとチケットにかかれたゲートに到着。遠い、思ったより。スタッフの方が、「日本側はこちらですが、北朝鮮側はあちらです。」という。アウェイ側でも2つにわけているんだね。ちなみに今日の試合は、「北朝鮮×日本」だった。女子サッカーである。もちろん「日本側」のゲートをくぐる。ドキドキしながら、入ると、思った以上にサッカー場が席に近いので驚いた。へ~、実際に見るとこんな感じなんだ。どこでも座っていいとのことなので、前の方の席へ。しかし、前の方だと球の動きが今いちよく把握できない。う~ん、サッカーって前の方だといいというものでもないのね。ハーフタイムの時に後ろに移動する。スタジアムから見るサッカーの試合は、彼がよくやっている「ウイニングイレブン」というサッカーゲームのようだった。でもボールが銀色だ。あれ、サッカーボールって、黒白のパンダカラーじゃなかったっけ?皆が歌をうたって応援している。歌詞もメロディーもよく分からない私は、ただそれを聞くだけ。一緒に歌えるともっと楽しいんだろうな。ふと北朝鮮側の応援スタンドに目を向けると、さすがに「喜び組」はいなかったが、非常に組織だった応援が繰り広げられている。鼓笛隊(?)のような人達もちゃんといて、すごい立派な応援だ。太鼓で「ドンドン」やっているのとは少し違う。北朝鮮の国旗も布のようなものでスタンドの席から見えるように作っている。でもあの布を持っている人達は試合見れるのだろうか?試合内容はとてもおもしろいものだった。ただ、私は試合内容とともに、北朝鮮の応援もとても興味深かった。日本が点を入れると、応援は静まり返り、ちょっとしてからまた元気に(?!)応援を開始する。前半戦と後半戦では応援のフォーメーションや、応援している曲も変わる。試合の流れはTVでも見れるが、こういった応援している様子は、スタジアムに来ないと見れないので、とても感動した。サッカー観戦は、TVで見るのよりおもしろかった。値段も思ったより安いし、レジャーとしてもオススメな気がする。ただし、野球観戦ほど試合中に飲んだり食べたりはしないので、お腹空いた状態で行くとちょっと厳しいかも。でも、本当におもしろかったな。また見に行こうっと!
2004/04/24
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昨日、今日と各ご家庭を訪問してまわっていて、非常に思うことであるが、最近の女の子の生徒さんはみんな背が高いので、とても驚く。小学生のときはあまり感じないが、中学生ぐらいになるとどんどん背がのびて、高校ぐらいになると167cm前後になっている。久しぶりに会うと、あれ? 背が伸びたんじゃない? という感じだ。いつの間に!背が高くて手足も長く、すらっとしていて、今時の生徒さんは、カッコいいなと思う。あんなに細かったらダイエットなんてしなくていいからいいね、と言うと、「え~!細くないですよ! すごい気にしてるから言わないでください。」と言われる。これ以上、一体どこを細くする必要があると言うのか。日夜、地道なダイエットを頑張っている私からすると、うらやましい限りだ。ひるがえって男の子は、高校生ぐらいで背が伸びる子が多い。精神面も成長するようで、中学の時は多少、頼りなかった生徒さんも、高校生ぐらいになると随分としっかりする。中学生の男の子を持つお母様は、「あの子はあんな調子で大丈夫なんでしょうか?」と心配されるが、多くの場合高校ぐらいになると、自分で考えて行動できるようになってくるので、私はそんなに心配していないし、お母様にもそうお伝えする(もちろん、「手をかけすぎないようにする」ということが大切だが)。だけど最近の男の子はとてもオシャレだね。女の子なみに眉を整えている子もいたりして、私からすると、「そんな時間あるんだったら、英単語の一つでも覚えた方が君の将来のためです」と思うのだが、「今が大切」な生徒さんからすると、「英単語」より「眉」になるようだ。やはり男は「中身で勝負」だと思うんだけどなぁ。「孔雀」化している男の子に対し、女の子は堅実な子が増えている。これからの時代は、やはり「女性の時代」なんだろうね。
2004/04/23
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今日は、4月から都立高に入学された高校生の女の子の学習相談に伺う。女の子の場合、高校に入ってから「勉強した割に成績が取れない」という悩みを抱える人が多い。もともと頑張り屋さんなので、「やっても取れない」ということにショックを受ける。高校では、中学の時と違って「勉強のやり方」というか「取り組み方」を変えないとダメなんだよね。せっかく勉強しているのだから、「やって身につくやり方」になるよう、色々とアドバイスをする。この生徒さんが通っている都立高は、ウチでははじめての学校だったので、学校の授業内容、レベル、使用している教科書などをチェックしたのだが、非常に熱心に取り組んでいて、教科書も一番難しいレベルを使用していた(高校の教科書は中学と違いレベル別になっている)。ちなみに、学区TOP校(注)ではない。宿題もたくさん出ていて、毎週1回は「単語テスト」もやっていた。高2で高3までの数学は全て終わるようなカリキュラムになっているし、課題レポートもたくさんある。すごい! このカリキュラムなら「塾」に通わなくても、学校の授業だけで大学狙えるじゃん!お家の方に、「学校がこれだけ面倒を見てやっているなら、進学塾に通わなくても大学受かりますね。」と伝えると、「学校の方でも『授業だけで大学受かるように教えています』って言ってました」とお家の方がおっしゃった。「課題レポートも、今年これをAO入試に使って受かった生徒さんがいるって言ってて、手を抜かないでやると入試にも使えていいんだから、と言ってましたよ。」そうそう、最近はAO入試とかやっている大学が増えているから、こういうレポートをやっておくといいんだよね。「でも、毎日宿題があって大変なんです。」と生徒さんはぶーぶー文句を言う。人間は楽な方に流れちゃうから、学校で厳しくやってくれる方がいいんだよ。いいじゃん、明らかに某私立校よりはこの学校の方が熱心にやっているんだから。「ただ、学校が行事が多くて、それにのめりこんで浪人しちゃう人もいるらしいんですよね。」とお母様。あぁ、この学校は学校行事が活発だもんね。う~ん、確かに。でも、指導レベルも悪くないし、指導内容も完全に受験対策でやっているから、もったいないね。私からみると、学校の授業で手を抜かないで勉強して、高3のときに志望校対策をやれば、かなりいいと思うんだけどな。いい学校だと思うよ。行事も盛んで学校が「受験」見据えてカリキュラム組んでいるし。非常に充実した高校生活がおくれそうじゃない。「そうなんですかぁ。」疑心暗鬼な生徒さん。うん、大丈夫だよ。この教科書使って教えて、高2までに数学なんか終わるんでしょ。学校を信じてやってごらん。現役で受かった生徒さんは、ほとんど「学校のテストで手を抜かないことが大切」って言うよ。夜、この学校のHPをチェックする。「進路」のところを見ると、何故か「東大合格者」が1人も出ていない。早稲田は30弱いるのだが、あのカリキュラムでどうして私が思ったよりも合格レベルが低いのか。う~ん、これは何かどこかに問題があるなぁ。それとも、現1年生から指導レベルや方針が変わったのか。あのぐらい学校がやっていたら、もっと合格者実績良くてもいいはずなんだよね。おかしい、絶対にどこかがおかしい。生徒さんに「学校授業をきちんと」と言ったことは間違っていないと思うので、経過測定をよくやっていかないと、危ない点があるのかもしれない。学校の指導レベルほど、合格実績に跳ね返っていないのに、ちょっと驚いた。だけど、あの高校は私から見てオススメです。指導内容・方針ともに良いと思います。もし、都立高受験をする生徒さんがいたら、私はこの学校を推します。(注)都立高は今、学区制がないので、事実上は「学区TOP校」は存在しませんが、話を分かりやすくするために、「以前学区制があったときにどのレベルだったか」であえて、「学区TOP校」云々という話にしています。
2004/04/22
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今日は同業者の方とお話する機会があった。同業者といっても「先輩」のような方であり、色々とお話頂いてとても参考になった。その方とのお話で一番盛り上がったのが、来年4月から改訂される「小学校の教科書」問題。教科書は4年に一度改訂されるので、私達にとっては「いつものこと」ではあるのだが、前回の改訂がやはりひどすぎたと思う。「結局、『ゆとり教育を目指す』と言っても、日本だとある種の『詰め込み教育』をしないと駄目なんだよ。もし『ゆとり教育』が良かったなら、来年4月の教科書が、旧課程の内容に戻すなんてことしないんだから。」と先輩はおっしゃる。私もそう思います。小学校のときはある程度、量をこなさないと駄目だと思うんですよね。教科書をオールカラーにするぐらいなら、説明をもっとのせて分厚くしないと駄目だと思いますよ。結局、勉強をやる子は現課程内容以上に塾とかで勉強してますからね。「塾でやるぐらいなら、学校でやった方がいいんだよ。」そうですよね、学校の先生もお辛い立場だと思いますよ。文部科学省がいけませんね。「今の状態だと、勉強が出来る、出来ないは、『学校教育以外にどれだけお金を使ったか』になってしまうから、学校できちんと教えて勉強する、というスタイルにしないと本当にどうしようもない。」先輩の一言ひとことに頷く私。現行の課程で勉強している小学生は、これでは実験台にさせられたようなものだ。一番の被害者は、現小学校6年生だろう。現小学5年生は、来年度の「改訂」された学習内容で6年生を勉強できるからまだいいが、現小6ではそうはいかない。現行課程では、「図形問題」がかなり削除されて教えられているから、中学校に入ったときに大変だろう。おまけに「比の値」も教えていないので、中学校の「関数」のときはどうするのか。私達はいわゆる「業者」であるから、学習指導要領以外を教えるということはそんなに難しいことではないのだが、お家の方が勉強を見ていらっしゃる場合には、そう簡単なことではない。小学校で取り残した範囲は、中学校の学習理解に跳ね返る。中学校の先生も大変だろうな。今まで「出来ていて当り前」だったところが、「習っていないため出来ない」という状態になるから。来年の4月には教科書改訂に伴い、問題集も全て変更になる。明らかに、今年発売の問題集よりは来年度の問題集の方が内容が良いので、先取りで勉強される場合には注意が必要だ。まぁ、もっとも現指導要領はかなり批判していたので、元に戻るのは良いことなのだが、だったら最初から変えるなよ!と言いたい。どうしてお上の仕事って、今いち的がはずれているんだろうね。こういったことを決めた人が「自己責任」をきちんとするようにしないと、駄目なんじゃないの?
2004/04/21
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「学校から『オレオレ詐欺』が流行っているので注意して欲しいと連絡をもらったんですよ。」今日、あるお母様から「オレオレ詐欺」の中学生バージョンをお聞きした。「オレオレ詐欺(中学生バージョン)」とは、「渋谷で合法ドラックを売っている(?!)店の者ですが」、という内容の電話が家にかかってきて、「お宅のお子さんが、ドラッグを買ったという証拠をこちらが持っているのですが、これが警察に見つかるとお宅のお子さんが大変不利な状況になるので、この証拠を買い取って欲しい。その買取代として、お金を振り込んで欲しい。」という「詐欺」だそうだ。ある私立校がこの「詐欺」で狙い撃ちされているそうで(多分、学校名簿が出回っているのだろう)、この電話がかかってきたお家の方が何名もいたらしい。どのご家庭もすぐにこの内容を学校に電話して、他のお家の方に注意を呼びかけたため、被害を受けた人はいなかったそうだ。確かに渋谷とか新宿では、道端で「合法ドラック」売ってるからね(「合法ドラック」って看板だしてる)。あんなに堂々と売っていて、どうして平気なのか、「合法」だからいいのか、と、最初目撃したときはびっくりした。学校が都心にあると、こういったものを目にすることもあるし、興味があると手を出してしまう人もいるのだろう。そういった「手を出した人」がいるから、「詐欺」の人達もこの「中学生バージョン」を思いついたのだろう。この詐欺はほとんど「男の子」のお家にかかってきたそうだ。中学生ぐらいになると男の子とかは、お家の方とどんどん話をしなくなるから、何をしているのかお家の方もわからなくなるしね。まさにそういった「盲点」をついている「詐欺」だと思う。だけど、どのお家の方もお子さんのことを信頼されていたので、被害にあった方がいなかったそうで、本当に良かった。「オレオレ詐欺」にも今は色んなタイプがあるそうなので、皆さんもお気をつけください。
2004/04/20
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「定義や定理の意味を理解して覚える習慣がなくて、ただ呪文のように覚えていたみたいなので勉強の仕方から変えていかないとこれからきついと思いました。正直苦労しそうですががんばります。」講師から、数学の図形問題が非常に苦手な中学生の生徒さんについて報告を受けた。事前の講師との打ち合わせで、答案の出来から多分、この生徒さんは定理を意味を考えないで丸覚えしているのでは、と推測していたのだが、実際に教えてみて推測どおりだったようだ。この講師は基礎から丁寧に教えるので、こういった生徒さんにはとても良いと思い担当にした。彼は指導のポイントがよく分かっている。丸暗記している生徒さんには、まさに「勉強の仕方から変えていかないと」いけない。あまり指導が上手でない講師がやる「しっかり意味を考えて覚えましょう」では駄目なのだ。あんなに丁寧に教える彼が、「正直苦労しそうですが」と報告してくるところをみると、生徒さんはかなり重症のようだ。これが学期の始めで良かった。授業がかなり進んで、どうにもならない状態で指導をお願いされると、成績アップまでの道のりは険しい。これは生徒さんにとっても大変なことだ。定理を丸暗記しているとはどういうことか。三角形の合同条件に、「3組の辺がそれぞれ等しい」というのがある。丸暗記するタイプの生徒さんは、これを「サンクミノヘンガソレゾレヒトシイ」という感じで覚える。こういった覚え方では駄目である。合同条件を理解するときに、ちゃんと三角形の図をみて(イメージして)、3組の辺が三角形のそれぞれどこにあたるのかを把握して、その上でそれらが、「それぞれ等しい」と理解しなければいけない(最近の生徒さんの中には、この『等しい』が今一歩理解できていない人もいるから要注意)。こういった理解の仕方が出来るよう、普段の勉強の仕方を変える必要がある。最近の生徒さんは、計算問題はきちんと解けるのに、図形問題になるとさっぱり、という人が多い気がする。特に証明が出てくるともうお手上げ状態になっている。証明問題なんて、答えがちゃんと問題文に書いてあるから、考えようによってはあまり難しくないんだけどなぁ。立体図形は確かに幼少時の「積み木」が影響している気がするが、平面図形は「脳の使い方」を変えればそんなに難しくはない。なんでもかんでも丸暗記すればいい、という勉強の仕方をしているから、「脳が硬い」のではないか。某塾ではないが、「シカクいアタマをマルく」しないとね。中学でこういった勉強の仕方を直しておかないと、高校になってガクっと成績が落ちてしまう。今だけをみるのではなく、先も見通して指導にあたらなくては。5月末の中間テストまであと約1ヶ月。講師とともにがんばらなくては。
2004/04/19
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今日は午前中打ち合わせ。午後はのんびりしようかと思っていたのだが、天気が良いので家にあるいらない本を売りにいくことにした。天気がいいとバイクに乗れるからね。早速バイクに本をつんでBOOKOFFへ。私は仕事の関係で読んだ様々な「ビジネス書」を20冊ほど、彼はいらなくなったマンガ本を2冊持ち込んだ。マンガ本は買うと1冊380円ぐらいだが、ビジネス書はその約5倍の1,500円ぐらいする。マンガは売ると50円ぐらいだと聞いていたので、まぁ安くても150円ぐらいにはなるのではと思っていた。「店内で少々お待ちください。」といわれ、店内のマンガを立ち読みして待つ。名前を呼ばれたので、一体いくらになったのだろう、とワクワクしながらカウンターに行ったら、なんと私の持ち込んだ「ビジネス書」で買取不可のものが5冊もあった。どうやら発行されたのが、2年ほど前なので、「古い」ため買取できないとのことだった。「どうされますか?」と言われても、家にいらないから持ってきたわけで、そのままお店で引き取ってもらうことになった。私の「ビジネス書」は、1冊10円~30円程度。彼の持ち込んだマンガ本は100円で売れた。全部あわせても600円ちょっとにしかならない。「ビジネス書」のあまりの安さにショックを受ける私。彼は、「発行が最近のものほど高く売れるみたいだよ。」と言う。売ったマンガは最近出版されたものだったそうだ。いや、でも、元値が「マンガ」と「ビジネス書」って違うじゃん。あんなに違うのに、古本として売ろうとすると元値の安い「マンガ」の方が高いなんて!「ビジネス書」ってお店であまり売れないんだろうね。こんなことなら、amazonのユーズド本で売った方が高かったんじゃないか、と思うのだが、でもBOOKOFFに持ち込んだ方が楽だから、これからも私はBOOKOFFに持ち込むんだろうな、と思った。ショックを受けながら、店内をぐるっと見て回る。なんと学習教材まで売っている。あっつ、この教材、中1~中3までセットで売ってて30万ぐらいするやつじゃん。中を見るとまったく使っていない。お家の方は多分ローン組まれて(あの教材はローンで買う人が多い)お子さんのために購入されたのに、全くお子さんは使わなかったのね。ご両親の気持ちを考えると、お家の方が不憫でならない。一体これをいくらで売っているのかと見ると、各学年ごとにバラ売りになっていて、1学年2万円だった。定価から考えれば安いけど、2万円あったら私がもっと良い教材を買ってお渡しします(あの教材も悪くはないのだが、いかんせん値段が高すぎる)。だけどBOOKOFFって、本以外にもゲームソフトとか色々売っているのね。あまり行かないから色々と勉強になっておもしろかった。今度いらない本があったらすぐに売りに来よう、と心に誓って家に帰る。月曜日からまた忙しいから、早く寝るとしよう!
2004/04/18
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今日は中華街に「飲茶」を食べに出かける。今、中華街では、「飲茶」のオーダーバイキングが流行っているそうで、並んである料理を取りにいくのではなく、メニューから好きな物を注文し、店員さんがそれを運んでくれるというサービスをやっている。これは行かなくてはなるまい。「みなとみらい線」が開通したため、中華街まで渋谷から一本で行ける。はじめての「みなとみらい線」は、切符を買うところからつまずく。東急線からの乗り入れなので、「連絡」というところを押さないと、「みなとみらい線」の切符の表示がされない。変なところをおすと、「横浜フリーチケット(のような名前だった気が)」という、間違った切符を購入してしまう。隣のご婦人達も、「どこを押せば切符が買えるの?」と悩んでいらっしゃった。終点の「元町・中華街駅」で降りる。近未来的な駅構内を抜ければ、私はすぐに「中華街」に出られるのだと思っていたら、延々と地下通路を歩かされる。ずっと歩いて、やっと「中華街出口」の表示。なんだよ~!駅からすぐ近いのかと思っていたら、すごい遠いじゃん。想像とかなり違った。地上に出ると、すごい人。そうだよね、土曜日で天気いいし、時刻は14時過ぎてるからね。お昼過ぎても「飲茶」のバイキングをやっているのかどうかが心配だったのだが、目指すお店は、人が並んでいたので、大丈夫だった。バイキングといっても、何時から何時までという時間制限はないらしい。出足が遅かったので、良かった、良かった。私達が行ったのは、「招福門」というお店だった。色々調べて、ここがおいしいらしい、ということと、時間が無制限(他のお店は1時間半だったり2時間だったり制限がある)なので、このお店にした。人はたくさん並んでいたが、20分程度待ってお店に入ることができた。さぁ、食べるぞ!ちゃんと朝ご飯も食べないで来たしね。メニューは全部で35品。グランドスラムになるか!「ふかひれ」と書いてある点心から注文していく。注文で待つ間、炒飯と焼きそばを食べる。炒飯と焼きそば、中華スープとお水は、自分で取ってくるスタイルである。焼そばが想像以上においしい! 彼は焼きそばをおかわりして食べる。駄目だよ、メインは焼きそばじゃないんだから。注文した点心が届く。これまた思ったよりもおいしい。「バイキング」だからそれなりかと思っていたけど、「バイキング料理」という感じはあまりしないね。次々と料理を注文し、それを食べていく。蒸し点心を中心に食べたところで、そろそろ焼き点心を食べようかと思い、オススメメニューにのっている「はるまき」を注文した。これが私達にとっては失敗だった。焼きものを食べると、すごくお腹にたまってしまう。うっつ、これではデザートが食べれないではないか!やばい、この「はるまき」でかなりお腹が一杯になってしまった。時間が無制限なので、しばらくお腹を落ち着かせることにする。辺りを見回すと、家族連れが多い。こういったバイキングだと、人数が多い方が楽しいかも。人数が多い方が色々な品が少しずつ食べられるからね。お腹が落ち着いたところで、デザートに突入する。「はるまき」でやられたので、「揚げ饅頭」は食べないぞ、と心にちかう。デザートは全部で8品ある。大好きなごま団子から食べる。普段見かけるごま団子より大きくてびっくり。大きいとあんこの量が多い割に、もち(団子)の量が少ない気がするので、私としては小さめの方が好きだ。彼はマンゴープリンを食べ、私はタピオカ入りココナツミルクを食べる。おいしい! 彼と交換して半分ずつ食べる。 マンゴープリンは、とても「マンゴー」リッチで、ジューシーである。杏仁豆腐とココナッツミルクムース(これははじめて食べた)を食べたところでお腹がいっぱいになる。レシートで今まで食べた品を数えると、全部で17品。う~ん、20品にしたい!彼はもう食べれないと弱音をはく。ここは私が頑張らないと駄目だね。ココナツミルクと杏仁豆腐ならあと1品ずつ食べれるかな。様子見のため、杏仁豆腐を再注文。おいしく頂いたところで、さすがにもうお腹に入らなかった。結局、18品の注文でギブアップ。時間を気にしなくていいので、もう少しゆっくりすればまた食べれる気がするが、外にでて色々と見てみたいので、席を立つ。私達の斜め前に座っているカップルは、私達が来る前からいるのだが、ずっと話をして、合間あいまにデザートを注文しているから、あれが正しい使い方(?!)かもしれない(ちなみに私達が席を立った後もまだいた)。1人あたり2,625円支払う。18品だと、1品あたりの単価が平均550円だから、18×550=9,900円。一人あたり4,950円だから、1.8倍ぐらいか。思ったより食べれないもんだね。お店を出て、中華街を散策する。中華街久しぶりにきたけど、すごくお店が変わったんだね。私は高校が横浜にあったので、高校生の時に学校帰りに月餅食べに来たのをなつかしく思う(一体何年前?)。夜景を見て、電車にのって帰る。「あっつ、月餅買って帰るの忘れた~!」飲茶食べた後、もうお腹いっぱいで、食べ物見るのも嫌なぐらいだったから、すっかり忘れてしまった。お菓子は、飲茶食べる前に買っておかないとね。=========================== 横浜中華街ちょびっとアドバイス(バイキング)===========================■横浜中華街へは、「みなとみらい線」の「日本大通り駅(元町・中華街駅の一つ手前)」の方が近いかもしれません。■「バイキング」は100品選べるところもありますが、品数が多いからよいというものでもないので、「何をいっぱい食べたいか」でお店を選ばれると良いと思います(私の場合はデザートの種類が多かったのも選んだ理由です)。■「招福門」はおいしいですが、お昼どきをはずしていったにも関わらず20分は待ったので、もしお昼の時間をねらっていかれるなら、12時前にはお店に行かれた方がいいと思います(11時ぐらい?)。■「招福門」のHPの「春のおすすめメニュー」にはドリンクバーの無料クーポンがありますので、それを利用されるとお得です。■「招福門」HP:www.shohukumon.com
2004/04/17
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ドコモがパケット代定額制を始める。この「パケ代定額制」はauが先行してやっているのだが、3学期の期末が終わった3月に、生徒さんが一斉にこのauの「定額制」に乗り換えた。今、ほとんどの生徒さんが携帯を持っている。生徒さんは、今まではドコモを使っている人が多かったのだが、3月でau乗り換え組みが増え、ウチにいる生徒さんは、今や圧倒的にauの人が多くなった。生徒さんの携帯代は、仕事で使っている私よりも非常にかかっていて、お家の方がよくこぼされていた。ご家庭によってはこの「携帯代削減」のため、生徒さんにお家の方が支払う携帯代の上限を決め、それをオーバーしたらお小遣いから払いなさい、と決めたり、利用金額の上限を決め、それを超えたら通話不可になる、など色々と手段をとられていたのだが、どうしても上手くいかないようだった。「支払い金額オーバー分お小遣いから支払う」は、生徒さんにとって何故かあまり痛みをともなわないらしく(今の生徒さんは貯金をいっぱい持っているのか?!)、「通話不可」は、友達からの連絡が取れないと困る(部活の連絡などで)などの理由で、「不可」にするままにはいかないなど、どちらにしても効果がなかったようだった。だいたい月金額5万超えるなんて、一体どういう使い方をしたらそうなるのか、を生徒さんに聞くと、「通話」ではなく、「パケ代(パケット代)」でかかるらしい。メールの送信よりも、曲をダウンロードしたり、ゲームして遊んだりして、生徒さん本人も知らない内に、「パケ代」がかかってしまっているようだ。「通話」なら、「通話時間を減らす」という目に見える形で「削減」に取り組めるが、「チリも積もれば山となる」パケ代では、このサイトとこのサイトを見ないでパケ代削減という形にはやりづらいらしく、請求書がきてはじめて「今月はこのくらい使ったんだ」と思うらしい。そうしたら、「パケ代定額制」に移行するよね。ウチにいる生徒さんのお友達も、みんなauに乗り換えたらしく、「ドコモはかなりの痛手ですよ。」と分析している生徒さんもいた。市場経済から考えれば、ドコモも「パケ代定額制」にするんだろうな、と思っていたら、やはり、「定額制」の戦略になったね。しかもauより安い金額で。でも6月に入ったら、auもドコモと同じ金額に引き下げるのだろうから、一度auに変わった生徒さんが、また6月にドコモに移るということはないのだろうと予測してみる。もっとも私もauに3月に乗り換えました。と、いうのも、生徒さんのお家にいくとき、「EZウォーク」があると便利だと思ったからです。でも、CMでやっていた「次の角を右です」は、オプションだったのね(T.T)。なので残念ながら、まだ「音声案内」は使ってないです。
2004/04/16
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今日は、3月から指導を開始した講師の指導方法や内容をじっくりチェックする。ウチでは指導している内容はリアルタイムでチェックしているので、問題があれば早急に手を打つようにしているのだが、今日は時間をかけてもう一度、これらの「新人講師」達の指導内容をチェックする。前回の「事件」が起こった後で、研修方法は変えたので、その研修内容が効果的だったのかの測定にもなる。今回指導にあたっている講師の人達は、ご家庭での評判も良いので、私もなるべく最悪の結果にならないよう、サポートしたい。チェックに力が入る。チェックをしていて気づいたのだが、今回採用した講師の人達は、皆、「授業構成」がうまい。しかも宿題の出し方が適切である。ある講師は、中学生の英語と数学を教えているのだが、生徒さんが教えたことを忘れやすいのに気づき、授業の最初にまず英語を教え、その後に数学の授業をし、最後に授業最初にやった内容を再度テストして確認するということをやっていた。この講師は、採用のときに教え方がお世辞にも上手とはいえず、みっちり研修を行った講師である。生徒さんを前にしたときにちゃんと出来るか、出来ていなければ再度呼び出しをかけなくては、と心配していたので、ほっとした。「授業構成」は、実は社会人より学生の方が上手である。よく「家庭教師に大学生だと嫌だ」というお家の方がいらっしゃるのだが、社会人の講師はこの「授業構成」が学生ほど上手くないので、社会人だから良いとは思わない方がいい。学生だとテスト期間中に休むから嫌だという意見もあるが、休むようなタイプの学生に教わっているからそうなるだけだと思う。教え方の上手い学生の講師は、たとえテストがあって、教えられない時がどうしても発生したとしても、その時に生徒さんの学力が下がらないよう、何らかの手をうつからね。ウチでは、社会人の講師希望者はあまり採用はしていない。これはもともと教え方がうまくて、熱意がある人ではないと採用に受からないというのもあるし、採用されても「結果が厳しく」問われるウチで続けられない場合があるからだ。最近は会社が早く帰るように指示を出しているのか、「会社が終わったあと教える時間が取れるので」というサラリーマンの講師希望者が多い。「おこづかい稼ぎ」なのだろう、未経験なのに「小・中学生なら教えられるんじゃないか」と思って応募する。あまり大きな声では言えないが、社会人だと「無条件で採用」とする会社が多い。これは、ご家庭に「社会人=プロの家庭教師」というイメージがあり、受けがいいからである。また、会社の方で社会人というだけで「プロの先生です」とうたって紹介するところもある。社会人講師希望者の研修は、学生の研修時間の2倍はかかるし、指導中のフォローも、学生の講師のフォローより非常に手間と時間がかかる。学生時代から人に教えることが好きで、ずっとやっていました的な人でない限り、ウチではあまりいいことはないんだけど。社会人の割に、「報告」「連絡」「相談」がきちんと出来ないんだよね。しかも指導法の向上にあまり熱心でもないし。と、ここまで書いて、ハタと気づいた。サラリーマンで「仕事が出来る人」が仕事終わったあとに教える時間がそんなに取れるか?「報告」「連絡」「相談」がきちんと出来る人が、未経験で応募してくるだろうか?そうか、もともとそういうタイプの人は採用してはならなかったのだ、と今分かってしまった。駄目だね、私も。未経験でも熱意があればとも思ったが、研修しても駄目な人はやはり駄目なのだ。昼間働いている仕事で成果が出せないのに、「教える」仕事で成果が出せるわけがないではないか。ウチとしては、やはり「学生」に教え方を教えて指導にあたってもらうようにしよう。色々なことを思いながら、指導内容のチェックをしていく。だけど、今回の研修方法は効果があったように思う。ほぼ今のところはうまく行っている。よし、この調子で中間までがんばりましょう。そして中間で結果が出てまた改善するところは改善していきましょう。
2004/04/15
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今日も朝から打ち合わせで外出。電車に乗っていたら、中吊り広告の「全国223校 医学部合格力ランク」という見出しが目にとまった。この時期は雑誌で各高校別の大学合格者数がのっているが、医学部だけというのも最近はあるんだね。学校の授業を大切にして欲しい私としては、この高校ランキングがそのまま高校の授業レベルをあらわしていて欲しいのだが、現実はそうではない。あの「高校別合格者数」というのは、間違いではないが、学校のおかげというより、塾のおかげという学校もあるからね(医学部なんて特にそうでしょ)。もちろん学校がきちんと面倒を見てくれて、塾に行かなくても難関校に受かる高校もある。ただ、どうしても「学校授業だけでは無理」という状態になっている高校も存在する。特に都内近郊の公立はその傾向が強い。なぜか。一つは、学校授業が入試範囲まで終わらないことが挙げられる。例え範囲が終わったとしても、なんとか入試の日までに間に合わせたという感じで、ものすごいスピードで授業が進み、それで理解するというのは難しい状態である。また、学校自体が「受験は塾でやってください」的なスタンスのところもあり、学校には友達に会いにいくだけになってしまう。ただし、これはこれで自分のペースで勉強しやすいというメリットが生まれるが。ウチの講師で「学校授業だけ」で早稲田に受かっている人がいるが、彼は六年生一貫校の私立なので、学習内容が学校で全て終わっていた(高2で終了していた)。こういう学校ならいいが、この辺りの公立はそうじゃないからね。かと言って、私立ならいいかと言うと、私立でも、ものすごく「塾」に通う生徒が多い学校もあって、難しいところである。私はよく「なんであの〇〇高校に行っていたのに、塾に行く必要なんかあるの?」と講師に聞くが、「受験テクニックを習うために」というものも、もちろんいるが、「友達が行っているから」という理由のものが多い。有名高校に行けば、志が高い人、要するに目標としている大学のレベルが高い人が集まっている。そういう人達の間では、受験を有利に進めるため、「数学は〇〇塾、英語は△△塾、理科は××塾」という情報を持っていて、それに感化され塾に行く人がいるようだ。逆にいえば、難関校受験も「みんなが受験するから自分も受けた」という感じで受かってしまうのも、有名高校にいるメリットではある。学校ではさすがに「受験テクニック」というものは、教えない(教えている先生もいるが、ほんの一部である)。まぁ、気持ちは分かる。受験は落とすための試験である以上、受験テクニックがあれば有利に働く場合があるからね。私もセンター試験の英語は、問題文を読まなくても答えを出すテクニックを持っているし。だけど、私立校なら「受験テクニック」を必要としなくても(そんなに塾に行かなくても)大丈夫だと思うんだけどなぁ。では、地方の公立はどうなのか。地方の公立TOP校出身の講師に学校の授業のことを聞くと、出身県によって「学校の授業だけで受かります」というところと、「東大、早稲田、慶応レベルは無理です。」というところがあるので興味深い。でもその高校がある県の国立大学なら、ほとんどの場合、学校の授業だけで十分だそうだ(ただし医学部は除く)。まぁ勉強時間が違うからね、こっちの子と地方の子は(もちろん、地方の子の方が多い)。しかも、学校がちゃんと高3の1学期で範囲が終わるように教えてるのにも驚いた。あの大学合格者数に、通塾率をかけたものが本当の高校の姿だと思うんだけど。今年、私立校にいくつも合格された生徒さんがいたが、お家の方は最終的に、「学校の授業だけでどのくらいのレベルの学校まで合格できるのか」を判断されて、入学する高校を決めた方がいらっしゃった。雑誌も特集を組むなら、「一番費用をかけないで東大に受かる学校」とかやればおもしろいのにね。私が知っている中で、一番費用がかからないで東大に受かった人は、愛知県出身の学生で、小学校から高校までずっと公立で、塾にはいかず(運動部に所属していたから行く時間がなかったらしい)、高校で学校の授業とZ会だけやって理一類現役合格している。こう書くと、その学生のもともとの能力が高いのでは、という意見がでそうだが、私から見ると、その子が通っていた高校がかなりしっかり教えている印象を持つ。ちなみにその高校は毎年東大に30人前後合格者を出している学校である。毎日学校に行っているのだから、学校でしっかり力がつくように教えてくれるといいのにね。あの高校ランキングが、本当に学校の指導レベルをあらわす日が来るのは、いつになることやら。
2004/04/14
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今週辺り、学校の授業が始まり、徐々に各科目の先生の様子が分かってくる。この時注意しなくてはならないのは、「科目の担当の先生との相性はどうなのか?」という点である。成績が下がってしまい、家庭教師をつけてがんばろうという生徒さんの場合、この「科目担当の先生が嫌いで勉強しなくなった」という原因が多く見受けられるからだ。最近の生徒さんは、割と担当の先生に影響されることが多く、嫌いだなと思うと、勉強しなくなってしまう。授業は聞かない、ノートは取らない、学校でもらうプリントはどこかにやってしまい、もちろんそのプリントすら解こうとしない。だいたい1学期中間は余力でなんとかいくが、期末でドンと成績が下がる。お家の方はその成績だけを見て、「勉強しないとどうしようもないでしょ!」と理由を聞かず怒る。「先生が嫌い」だから勉強しない、というのは、ただの言い訳にしか聞こえないからね。生徒さんがその先生を嫌いなのも、分からなくは無い場合もある。授業に関係ないことの話が多くて、テストでは授業で教わっていないことが出題されていたり、出来る生徒さんのみ対象で授業が進んでいたり。でも、全ての科目が気に入る先生になるなんてことは、絶対にありえない。それはこれから先も続くことなのだ。自分と接していく人が多くなればなるほど、あまり好感が持てない人がいても上手くやっていかなくてはならない。「『先生が嫌い』っていってもやらなくちゃダメでしょ。」とお子さんにお話されるお家の方もいるのだが、思春期に入って、色々なことで悩む生徒さんに、これを言ってもあまり効果はない。周りの友達も、先生が嫌いだと授業で勉強している感じは受けないし、友達に「嫌い」と言ってしまった手前、勉強する姿勢を見せると、まわりから色々言われる。思春期の彼らにとって、最も重要なのは「友達関係」だからだ。男の子の場合は特に、反抗期に入るとお家の方(特にお母様)とお話する機会はどんどん減っていく。お子さんが何かで悩んで勉強しないのか、ズルして勉強をさぼっているのか、先生にきついこと言われたからやる気がなくなったのか。。。話をしないから様子がよく分からない。最近は打たれ弱い男の子が多い。授業中に先生が言った何気ない一言で、非常に傷つきその科目の勉強を後回しにする。本当は、嫌いな先生でも、「何くそ!」という気合でやって欲しいのだが、今の生徒さんはこれが難しいからね。こちらとしては「危険な香り」がする科目は、指導でフォローを入れ、学校の先生が例え嫌いになっても、授業中配られるプリントには手をつけない、という最悪の状態を回避するように手を打つ。授業を聞いて理解するというのが難しいため、予習で教えてしまう。ただ、この「先生が嫌いで勉強しないの?」は、こちら側から言ってしまうと生徒さんにとって「都合の良い言い訳」に使われる可能性が高いため、様子を聞くときは注意する必要がある。腕の見せ所だ。この時期は学校の授業が分かるのか、お子さんによく聞いた方がいいです。そして、「よく分からない」と言っている科目は、何が原因でよく分からないのかまで聞き(「性格があわない」から「教え方が悪い」まで様々な理由がそこには存在する)、4月中に何らか手を打たれた方がいいです。深刻な問題になる前の早めの対応が肝心です。ウチは全科目対応だから、この「聞き取り調査」がかなり大変。まぁ、肝心なところだから毎年4月の恒例行事ですね。
2004/04/13
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今日は、ほとんど外出していたため、かなり忙しかった。でも、昨日の続きの「24」を見なくては!日曜の夜に録画していた分で最終だからね。眠い目をこすりながら、続きをみる。こんな時間に見ているなら、なんだか録画している意味もあまりないような気がするが、なんと言っても深夜枠とは思えない大量のCMを全て早送りできるのはいいことだな、と感じる。あまりストーリーの内容を書くと、まだ見ていない方に対してネタバレになってしまうから書けないが、途中でのストーリー展開に納得がいかず、横で見ている彼に、「おかしくない?」とぶーぶー言ってしまう。そしてラストがあれで終わりなんて!彼と「すっきりしない終わり方だね」と話し合う。「24」はシリーズ化している。今現在パート3まであるそうだ。どうしても話の続きが気になる私は、ネットで続きを調べまくる。う~ん、なかなか出てこないなぁ。やはりここはあのサイトしかあるまい!載っていない情報はここにはないのでは?!と言えるであろう巨大サイト「2ちゃんねる」で、目的の情報を探す。さすがにここには載っている。海外在住の人が続きの内容を書き込んでいた。おまけに、字幕の訳が間違っていることを、みんなで英文のセリフを載せて論じ合っている。フジテレビでの放送は、吹き替えだったため、字幕だとそうなっているのか、と読みふけってしまった。ここの掲示板をみて、最終回でモヤモヤしたものがすっきりした。あ~良かった、これでやっと寝れる。明日からはいつもの生活だ。夜更かししてないで、早く寝なくちゃ。明日も打ち合わせでほとんど外出なんだから。
2004/04/12
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昨日、今日と、今フジテレビの深夜にやっているドラマ「24」を見る。もちろん取りだめしていたので、数日に分けてやっていた内容を一挙に見ていく。このドラマは、ドラマの中で経過していく時間の流れが、実際の生活と同じになるように作っていて、ドラマの中の1時間は、実際の生活の1時間と同じである。となると、「24」を見終わるのに、「24時間」必要であり、ある意味、ファイナルファンタジーをやるかのごとく、パワーを要する。最初、「どうせ24時間も見てられないよ」と思っていたが、ものすごいストーリー展開に釘付けとなり、お腹が空いてもノンストップで見てしまう。私達は録画していたから、CMとか「前回までのストーリ」とかの辺りはすべて早送りできるからいいのだが、これを放送時間にきちんとみていた人は大変だったろうな、と思う。深夜枠なのに、なぜかCMもいっぱい入っているしね。おまけに見ていたら、なんと野球で放送時間が変わっていて、肝心の30分間が抜けている回もあった。彼に、「野球があるときは念のため、多めにとらなくちゃ駄目じゃん。」と言ったが、もう後の祭りである。しかし、ジャック・バウアーの「家族を守る」行動のために、一体、何人の同僚が死んでいるんだろう。同僚のような人を育てるために、一体どのくらい国家が費用をかけたと思っているのか。ジャック・バウアーが国家に与えた損害はかなり大きいのではないだろうか。私はあまりドラマはみない。というか、テレビ自体をほとんど見ない。ニュース番組ぐらいかな、ちゃんと見ているのは。なので、俳優のなんとかさん、と言われても、「誰ですか?それ?」という感じなので、スタッフの一人が、「さっきそこで、妻夫木君がロケしてました。」といわれても、「は? ツマブキ君ってどんな人だっけ?」と、ネットで検索して理解するという感じである。あっつ、そうそう、CM見て気づいたけど、FOMAのCM(ミスチルの歌が流れるヤツ)は、撮影場所が千駄ヶ谷にある「東京体育館」だね。どこかで見た風景だと思った。普段は人が全くいないガラガラなところだけど、CMで見ると、にぎやかそうに見えるね。すごいな~。それにしても、「24」があんなにおもしろいと思わなかった。でも、これ見てたら、時間がかなりとられるので、そういう面ではしんどい。ついに、今日の夜の放送分で終わりなんだ。本当にこれ終わるのか?パーマーは大統領になるのか?アメリカのドラマだから、ハッピーエンドではないんだろう、と予測してみる。あ~、疲れた。病み上がりだから土・日、外出を控えたのに、こんなに疲れるのなら「休息」ではないじゃん。今日の夜の録画分が最後なんだ。明日が楽しみ。う~ん、ドキドキする!
2004/04/11
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今日はなんとしても、月曜日から作りつづけている数学の問題を完成させなくてはならない。風邪を引いてしまったため、計画が大幅に遅れている。まずい、作成しなくてはならないものは他にもあるのに。高校数学を教えている講師の共通の悩みは、「教えていないところで間違えて、点数が取れない」である。これはどういうことかというと、高校になって新しく習ったところの理解は出来ているのに、主に中学数学の用語でひっかかって問題が解けない、もしくは間違えて、点数が取れないことである。数学は、数学の世界でしか使わない数学用語が数多くある。それらが何を意味しているのか理解できていないと、どんなに新しいことを教えて、それが解けるようになっていても、足元をすくわれてしまう。例えば、「整数」と「自然数」の違いが分かっていないと、問題文に「xは自然数で・・・」と書いてあるのに、答えを「正の整数」にしてしまう。また「内接円」と「外接円」の違いが分からないため、円の直径が中心から三角形の頂点のところなのか、それとも中心から三角形の垂線のところなのかで、分からなくなるなど。間違いやすい「数学用語」には、全てに「注釈」をつけていく。講師が「生徒さんが数学用語を知らなくて間違った」に気づかない、なんてことにならないようにするためでもある。定期テストは出来るのに、実力テストで点数を落とすタイプの生徒さんは、原因は色々あるが、この「数学用語」が分かっていない場合が多い。「数学用語」は「なんとなく」では駄目で、しっかり理解できていないと意味がない。なんとか数学の問題を作成し終えて、構成を見直す。構成の仕方一つとっても、「理解度」が変わる。先日の「買ってはいけない問題集」には、この「構成」が失敗しているものがある。問題の選択は悪くはないのに、残念だね。誤字脱字をチェックし、完成!あ~、やっと終わった。次は中学生の図形の問題だね。P.S. 「風邪を引いた」件に関して、励ましのメールをくださった方々、ありがとうございました。ストックしておいた方が良い食材等、とても参考になります。本当にありがとうございましたm(_ _)m
2004/04/09
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体調もだいぶ回復し、溜まっている仕事をこなしていく。今週、来週は、学校が始まった各ご家庭に、学校の様子の連絡を入れる期間である。色々と様子も聞くが、問題は、「教材が何を使っているか」である。学校が教科書以外のものを「教科書」として指定しているとマズイ。こちらもそれを揃えないと、講師の指導の指示の的確さを欠いてしまう。ある中学3年生のお家に電話したときのこと。「クラス担任の先生が、『今年は単語のテストは教科書から出す』っておっしゃっていて、次の日に教科書を捨てようと思っていたから、危なかったわ。」とお母様がお話になった。えっつ、教科書を捨てる?あの~、いつも教科書はお捨てになられるんですか?「えぇ、もう使わないと思って。」この学校は付属の私立なので高校受験がない。あっつ、駄目です! 教科書は捨てては駄目です!「そうなんですか。でも、もう授業でも使わないし・・・」『教科書は使わない』と言っても、中学にいる間は中学校の教科書は取っておくべきである。出来れば高校になっても。というのも、「復習のために使う」のに必要だからだ。勉強は積み重ねである。一度勉強して、次のところに入ったとき、「習った気がするけど、忘れた」という時には、教科書をめくって見直すとすぐに思い出す場合が多い。また、どの時期の学習が弱かったのかも把握しやすい。数学の場合は特に、過去に習った「数学用語」でひっかかって、新しい範囲の内容の理解が遅れる場合がある。このときも、一学年下の教科書の「索引」から調べて読み直すと分かる。これも、生徒さんが「自発的な勉強」になるために必要なことである。今の生徒さんは分からないとすぐ聞いてくる。自分で調べようとはしない。一度、過去の教科書を見直して復習することを教えてあげると、自分で調べて勉強するきっかけになりやすい。一度やったものにはとっつきやすいからだ。「使わないから捨てる」というのではなく、「復習のためにとっておく」ということが大切である。なお、成績上位の生徒さん達は、過去の教科書やノート、プリント類は全て保存している。間違っても新しい学年になったときに「捨てる」ということはしない。ただし、学校が完全に教科書を使わないで独自のプリントを使っている場合には、プリントは必ずとっておき、教科書は捨てても構わない。あくまでも、「教科書」というのは、過去の学習内容の復習の位置付けであるため、使っていない教科書を見ても、「思い出す」ということにはならず、「調べる」という形になってしまうからだ。先ほどのお母様には、何故捨てては駄目なのかの理由を説明し、今後は捨てないようにしてもらった。それにしてもまさか、『教科書を捨てている人がいる』とは思わなかった。次回からは、3学期の期末テストが終わった段階でお家の方にお伝えしないといけないな。
2004/04/08
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昨日早く寝たせいか、朝起きると体調が回復している(ような気がする)。今日は、どうしても打ち合わせで外出しなくてはならず、風邪が悪くならなくて良かった良かった。打ち合わせ後、調べなくてはならない問題集があるので、行きつけ(?!)の紀伊国屋書店に行く。4月になったので、売り場の構成がかなり変わっている。この時期は教科書ガイドがとても多い。国語とかは、ガイドがあるとそれなりに良かったりするんだけど、学校の先生の解釈がガイドと違う場合も多いから、難しいところだよね。だけどなんで、教科書ガイドってあんなに高いんだろう。あまり売れないのかなぁ。それとも版権の問題があるのかなぁ。いや、作るのが大変からかもしれない、なんてことを考えながら、目的地に到着する。パパッと目的の問題集をチェックしてふとふり返ると、お母様らしき方が一生懸命問題集を探していらっしゃる。授業がはじまる時期だから問題集を準備されるよね、と思っていると、私が「買ってはいけない問題集」にあげているものを手にされている。まさか、、、その問題集を買われるのですか?ドキドキして見てると、くだんのお母様はどうやらその問題集にしたらしく、科目ごとにその問題集を手に持たれる。あ~、言ってあげたい! その問題集ではお子さんはきっと勉強しないですよぉ~! やっても最初の1、2ページですよ! と。だけど、こんなところでいきなり私がそれを言ったら、絶対に怪しまれる。しかも、これってひょっとして「営業妨害」になっちゃう?いや、やはりどうしても「怪しい人」にしか思われないから、「営業妨害」以前の話だよね。でも、ここは思い切って言った方がいいのか? 買ってきた問題集をお子さんがやらなかったら、お母様はお怒りになるよなぁ。そんなことを考えていたら、そのお母様はレジの方へ行かれてしまった。世の中には「良い」問題集がある一方で、「やっても非常に効果が薄い」問題集も存在する。「やっても非常に効果が薄い」問題集とは、2タイプあって「A:問題集そのものがあまり良くない」ものと、「B:お子さんには続けられない問題集」である。先ほどのお母様が手にされていたのは、なんとそのA、Bの両方を兼ね備えているという「買ってはいけない問題集」だった。ここでその名前をあげてしまうと、多分「営業妨害」になるからあげられないけど、「B」の問題集の簡単な見分け方は、お母様でもすぐ出来る。それは、「去年買った問題集で、お子さんが全く使わなかった、もしくは最後までやらなかった問題集は、同じシリーズを今年は買ってはいけない」ということ。お子さんによって、理解の仕方、覚え方は違う。「〇〇ちゃんが使って良かったと言ってたから買ってみたけど、ウチの子には合わなかった」というのは、「ウチの子」の出来がどうこう、ではなく、その子の理解の仕方にはその問題集はあわなかった、という場合が多い。問題集を買いにいくときは、去年買った問題集をチェックして、それから買いに行った方がいいです。くれぐれも惰性で、シリーズ化してある問題集を買わないように。後味悪く、紀伊国屋を出る。どうやらあまり体調が回復していなかったようで、歩いているとどんどん体温が上がってくる。やっぱり、病み上がりで人ごみに出ると駄目だね。早めに仕事を終わらせて、家でぼーっとしていると、彼が電話してくる。なんと「具合が悪いなら、俺が作ろうか?」 どうしちゃったのか! 昨日の日記を彼は読んだのだろうか!お土産のケーキをリクエストして、結局夕ご飯は自分で作った。体調は昨日よりは今日の方が良いから、明日ぐらい大丈夫なんじゃないかな。ここ2日間ほど仕事あまり進んでいないから、明日はがんばらなくちゃね。
2004/04/07
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今日も一日中、高校の数学の問題作りに励むハズだったのに、仕事をしているとどんどん体温が上がってきているのが分かる。ヤバイ、昨日の彼の風邪が私にうつった。がんばって問題の作成を続けていたのだが、頭の中がぼんやりする。こりゃ駄目だ。もう今日はあきらめよう。早々と仕事を切り上げる。彼が風邪を引いたときには、私がご飯を作るからいいのだが、私が風邪を引いたら誰がご飯を作ってくれるのか?彼も今日は会社を休んでいるので、「代わりに作ろうか?(こんなことはめったに言わないけど)」なんてことはない。でもご飯食べないと薬飲めないし。一人暮らしのときはどうしていたっけ?レトルトのおかゆを温めて食べていた。そうか、その手があった。スーパーに行き、レトルトコーナーを覗く。簡単だけど、容器に移すのがめんどい。次に冷凍食品コーナーに行く。冷凍食品はめったに買わないから、種類の多さにかなり驚く。今、こんなにいっぱいあるんだ。容器をあたためればO.K.のグラタンにする(値段を見ないで買ったのだが、冷凍食品って結構高いんだね)。かと言って、なべやフライパンを出したりする元気もない。容器一つで片がつくものが、楽でいい。一人暮らしのときは気ままで良かった。今は片付けるのも二人分で、労力は2倍以上かかる。男の人はいいよね。結婚すると生活スタイルが楽な方にかわるから。ご飯だって自分で作らなくていいし、洗濯も掃除ももう自分でやらなくていいもんね。男の人だって、何かしら結婚して我慢することがあるのだろうけど、女の人に比べたら少ないんじゃないか、なんてことを感じる。だけど、これで子どもできたらどうなっちゃうんだ!私が子ども時代を振り返ってみると、お母さんが寝込んでいたときの印象はあるが、あまりよく覚えていない。今から考えると、何かお手伝いをしてあげればよかったと思う。お母さん、ごめんね。ご飯だけじゃなく、洗濯とかしないと家族がいる場合、溜まって大変だもんね。今は二人だから、量もそんなでもないけど、これで男の子がいる家になると、洗濯の量もすごい増えちゃうよね(部活とかやっていたら特に)。調子が悪いと気が沈むことばかり考えてしまう。家に帰って、グラタンを温める。彼はTVを見ている。TV見ているなら手伝ってくれてもいいじゃん。私の気分をなんとなく察した彼は、「調子が悪いなら、無理に作らなくてもいいよ。」と言う。日本語が間違ってる。「作らなくてもいいよ。」ではなく、「手伝おうか?」じゃないのか。どんどん寒気がおそい、彼にそれを言う元気もない。ご飯食べて、薬を飲んで、お風呂入って(ホントは入らない方がいいのだろうけど)、彼をほっといて早々に寝る。こんな時間に寝るのは久しぶりだ。普段は夜中の2時過ぎだもんね。明日までに直りますように。
2004/04/06
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今日は地道に高校数学の問題を作り続ける。高校は中学と違い解説を詳しくして、「覚える」というより「理解する」ということをよくやらないといけない。「数学は暗記じゃないですか?」という講師もいるのだが、講師側が思っている「暗記」と、生徒さん側の「暗記」には隔たりがある。言葉は気をつけて使わないといけない。講師が「数学は暗記ですよ。」と生徒さんに言ってしまった場合、生徒さんがそれこそ「単語を暗記する」かごとく捉えてしまい、いくら勉強しても点が取れないということになる。中学の時は、解いた問題がそのままテストに出やすいので、いわゆる「暗記」に走っていても点数は取れる。ただしこういった生徒さんの場合、証明問題では点が取れなくなるので、要注意だ。証明問題は普段解いていた問題がそのまま出ないからね。たまたま普段解いていた問題そっくりのものがテストに出れば、点が取れるのだが、そんな「運」に頼っていては駄目だ(本人は『運』という認識ではないが)。証明問題で点数を落としてしまった生徒さんは、「問題の演習量が少なかったので、もっと勉強します。」的な反省文を書いてくるが、問題はそこではない。理解しないで解こうとしているから、出来ないのだ。中学の時の数学をそういった感じで解いていた生徒さんが、高校生になったとき、1学期の中間テストでまず点数を落としてくる。お母様も「高校のテストは本当に難しいんですねぇ。」とおっしゃるが、テストは新課程になってから以前と比べてそんなに難しくない。現に、成績の良い生徒さんは、ほぼ満点に近い点数を取ってくる。「数学は暗記」という捉え方の違いで、高1の数学の点数を落としているとまず理系に行こうとはしない(勉強の仕方を変えるだけで成績UPは見込めるのにね)。社会より理科の方が本人が好きなのに、もったいないことである。講師が言う「数学は暗記」とは、「解いていくプロセスの暗記」の意味である。どういう考え方をして問題を解いていくのか、それを「暗記」しているのである(私から見ると、それは「理解」なのだが)。それに対して、生徒さん側の「暗記」は「丸ごと暗記」に近く、ちょっと出題が変わると、応用が利かない暗記の仕方である。それはまるで英単語のように、1対1対応に近い暗記である。中学まではこうした勉強の仕方でも点数が取れるから、そういった暗記の仕方をしていても、表面に現れない。ただし高校になると範囲も広く、なんといっても中学の時と比較して、テスト勉強しないとならない科目が一気に増える。数学ばかりやっている訳にはいかない(科目数増加でのスケジューリングミスで点数を落とす人が多い)。小学校のときは「量」をこなすことが必要だが、高校になると「量」ではなく「質」だから、じっくり解いていく必要がある。そんなに「量」をこなさなくても、実はテストは解けるんだよね。生徒さんにじっくり解いてもらうために、図を駆使して問題の解答を作る。なんでもそうだが、図を使って説明すると、理解も早い。図を書くのはとても時間がかかる。今日一日がんばって、2題しか出来ていない。きっと漫画家さんもこんな感じなんだろうな、一生懸命漫画を書いて、ほんの少ししか出来ない。彼から「風邪を引いたので、今日は早く帰る」とメールが入る。あら、じゃあ、私も早く帰らなくっちゃ。明日一日だと終わらないな、まぁ、いいや、がんばりましょう。(今日の天気:快晴!ただし、少々肌寒い)
2004/04/05
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今日は近所のスーパーで朝市があるからそろそろ起きなくちゃ、と布団の中で考えていたら、いきなり「グラッ」ときた!あっつ、地震だ!かなり大きな地震。ぐらぐら揺れていて、しかも時間も長い。とうとうきたか、関東大震災。やばいな~。なんてことを布団の中で考えているうちに(飛び起きない私)、地震がおさまった。TVをぷちっと点けると、速報が流れている。東京23区は「震度3」。そうか、あれで「震度3」なんだ。もっといっているかと思った。う~ん、やはりそろそろ来るのかなぁ、関東大震災。友達も「非常食買った」とか言ってたし、私も地震の準備をしておかないと。我が家は「賃貸住宅」なので、退去する際はいわゆる「現状回復」の義務が生じる。もし、地震で建物が壊れた場合どうなるのか。う~ん、念のため一応調べておこう。朝食後、「賃貸住宅における現状回復」を調べる。どうやら、地震のときの窓ガラス破損とかは、大家さん負担になるようだ(国土交通省ガイドラインによる)。ただ、契約時の契約内容によるようなので、契約書をひっぱり出して調べる。自然災害に対しての記述はないので、ガイドライン通りだと大丈夫そうだ。ということは、賃貸住宅における地震保険は火災保険では支払われない家財の保証になるようだ。ただし、地震保険単独では申し込めないようで(会社によっては可能なところもあるようだが)、火災保険とセットで申し込まなければならない。また、地震保険は火災保険の契約金額の30%~50%の範囲内での契約となるようで、地震保険に入ったからといって金額的に十分なものは支払われないようだ(全損で全額支払でも)。なるほどね。でも入っておいて損はないかな。ある保険会社のHPをチェックすると、年1万1640円で地震保険付きのタイプがあった。私は今マンションに住んでいるので、耐火構造だからこの金額でよいのだが、非耐火構造である木造に住んでいた場合、年2万6640円となる。約2.3倍!う~む、木造だとこういう時に条件が厳しくなっちゃうのね。年1万ちょっとか。もともと入っている保険に地震保険付けた方がいいのか、それとも、別途、「火災保険+地震保険」に入った方がいいのか。保証も含めて、もう少し考えてみよう。
2004/04/04
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今日は4月から指導科目が変わる講師の人と打ち合わせ。今までは数学を教えていたのだが、4月からは同じ生徒さんに英語を教えることになり、どういう方針でやっていくか、教科書を見ながら検討する。もともと理系の講師のため、生徒さんの指導が英語に変わるなら文系の先生にすることも考えたのだが、お母様と検討した結果、生徒さんと相性が良い理系の講師がそのまま英語の指導を行うことになった。英語の教え方が上手な講師が、必ずしも生徒さんと相性が合うとは限らない。文系の先生に変更して相性が合わなくなるよりも、相性が合う理系の先生が指導を続ける方が良いだろう、という結論になった。理系の科目の教え方が上手な講師が、英語の教え方が下手ということはない。教え方が上手な先生というのは、どの科目を教えても上手なものである。問題は他の科目の知識量がどうかだけ。この講師はそういう面からも、受験のときにしっかり勉強しているから問題はない。講師の方も同じ生徒さんを引き続き指導する、ということもあって、性格的なことや、教えた内容の理解の仕方をよく分かっているので、新しい生徒さんを教えるよりは、やりやすいようだ。数学の指導をしているときに相談を受けていた「自分で勉強していく」ということが、やはり今回の問題点となる。生徒さんとは先に「自分でどうやって勉強していくか」は話しをしていて、生徒さんの、「ここまでは自分でやってくる」という内容を講師に伝える。単語の意味調べまでは厳しいということなので、とりあえず、本文を読んで分からない単語に線を引くことをまずやってくる、ということになったよ。「なんで単語の意味調べが出来ないんですか?」意味を調べようとしても、辞書に色々な意味が書いてあって、どれか分からないんだって。で、それを一々調べていると時間がかかって、社会とか他の科目を勉強する時間がないから、どの単語が分からないか、ということを明らかにしてくる、ということにしたよ。「どの意味が単語の意味になるか、というのは、『英語』ではなく『国語』の問題ですよね。」そうなんだけど、今更、高校生になって『国語』のやり直し、って訳にいかないから、しょうがないね。多分、本文で新出単語として出てくる単語以外の単語も分からないから、調べる単語が多くてやれないのかもしれないよ。最初はしょうがないから、線引き、でやっていて、徐々に自分で調べる方法にもっていかないと駄目だけどね。もう一つの英語の教科書も指導方法等、話を詰める。ただ、私も彼も同じ認識なのが、生徒さんに「もうすこし要領よく勉強する」ということをやって欲しいという点だ。この生徒さんはとても忙しい。部活も忙しいが「お稽古事」も二つやっていて、テスト前の追い込みのときにそれらに時間が取られることもある。色々なことで時間が取られるなら、隙間時間をうまく活用して勉強していかないとならないのに、「さぁ、2時間勉強するぞ」というスタイルでやっていては、時間がどんどん足らなくなる。こういう生徒さんはノートまとめをすると、本来の目的である「理解して覚える」というところまでいかず、「ノートまとめ」で終わってしまう。きれいに書かなくてもいいから、色ペンを駆使しなくてもいいから、とにかく覚えていかないといけないのに、なぜか「完璧なノート」を作る方に力を注いでしまうんだよね。このスタイルだと、勉強時間をかけた割に効果もなく、お家の方が「机に向かって勉強はしているようなんですが、成績が伸びなくて・・・」というご相談になっていく。生徒さんとの打ち合わせで「隙間時間の活用」はくどくど説明してきた。部活の忙しい生徒さんは、それこそ朝ご飯を食べながら単語暗記をしたりして時間を作っている。時間を上手く使うようにしないと、テストまで間に合わなくなってくるよ、と。講師が数学の指導をしているときも、一つの問題がわからないとずっと考えていたりしているらしい。物事をよく理解しようという姿勢はとても良いことなのだが、テストは期日が決められていて、その日まで習ったことを復習しなくてはならないから、一つの問題にあまり時間をかけすぎるのは得策ではない。この生徒さんには、宿題の出し方に気をつけた方がいいと思うよ。「そうなんですか?」割と完璧主義なところがあるから、あまり範囲を広くして大まかに宿題を出すと、うまくやれないと思う。この日はここまで、次の日はここまで、という風に、細かく範囲を決めてやっていかないとうまく勉強できないんじゃない?だってアレでしょ、予定範囲が終わらなくても、決めた勉強時間が過ぎたら、勉強をやめるタイプでしょ。「そうです。」じゃぁ、予定している時間内にどこまで終わるか予測を立てて、宿題を細かく設定した方がいいよ。あと、復習のタイミングも大切だね。1週間前にならったことを全く復習しなかったら、次の週ではまた一から勉強しなおしになるから、「この日にこの復習をすること」と日付指定してやった方がいいよ。あとは、指導しない科目の様子もみて、その科目の勉強時間も普段から取り入れるようにしないと、「家庭教師が教えている科目だけやっています」みたいになっちゃうからね。「そうですね。」全体的なスケジュール調整と、宿題の細かい指示を出して、まず1週間様子をみて、うまく出来ないようなら、やり方をまた考えよう。「はい。」勉強はやるタイプの生徒さんだから、もう少し点数に直結するやり方を本人が覚えることと、隙間時間をうまく活用していかないと駄目だよね。「僕が教えていた時も、かなり説明したんですが。」なんかさぁ、壁とかに貼っちゃいけないのかなぁ。「壁ですか?」そう。覚えられない単語とか用語とか、紙に書いてふと目が入るようにしておくの。「『トイレに貼る』ってヤツですか?」そうそう、君だってやったでしょ。「やりました」何かを同時にやるということが難しいようだったら、「自然に覚える」というスタイルに向けないと厳しいと思うよ。私なんて前はよく、「宿題やってこなかったらモー娘。のポスターはがして、紙を壁にはるからな!」って言って、よくポスターはがして貼りまくっていたけどね。生物とか、細胞分裂の絵を前期、中期、後期と書いて、ぺしぺし貼ってたよ。で、どうしても覚えられそうにないヤツは、別にまた書いて、お母様に「トイレに貼ってください。」って渡してたけどなぁ。「あぁ、確かにいい手ですよね。」単語とか覚えられそうにないものは、紙に書いて貼ってみてよ。ただし、生徒さんによっては「美意識」でそういうものを拒絶する人もいるから、その辺りはうまくやらないと駄目だけどね。「はい、分かりました。やってみます。」忙しいならもう少しうまく時間使わないといけないんだけど、そのあたりは、すぐには出来ないかもね。今までそういうスタイルで来ていないから。ただ、時間がきたらきちんとはじめる、というのはとても良いことなので、それを生かしつつ、徐々に隙間時間を活用できるようにしていくしかないね。「そうですね。僕も良い方法を考えて、ちょっとやってみますね。」勉強の内容よりも、勉強の取り組み方を変更するだけで成績が伸びる生徒さんもいる。この生徒さんは、もともと勉強をするタイプなので、取り組み方の変更で成績が上がるのではないかという気がする。真面目な生徒さんほど、真面目に取り組みすぎてうまく成果が出せない場合が多い。そして、最後には「私は頭が悪いんだ」となってしまうので、そうならないよう、取り組み方まで踏み込んで指導をしていきたい。
2004/04/01
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