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旭川空港から東京へ帰ろうとしていたとき、飛行機が滑走路まで行ったにもかかわらず、いきなり「天候不良のためこのまま待機します」とアナウンスが流れた。30分ほど、機内でまっていたのだが、「天候が回復しないため、戻ります」と言われ、全員また空港へ戻る。丁度、私達が乗った飛行機の離陸時間から、ものすごい濃霧が発生し、視界が確保できないため、離陸も着陸もできないらしい。私達の次の便の飛行機も、着陸しようと上空で待機していたのだが、結局降りられず、新千歳空港に行ってしまった。当然、次の便から欠航である。私達はそのままロビーで飛ぶことをひたすら待ち続けたのだが、21時近くになり(ちなみにフライトは18時の予定であった)、「天候が回復しないため、欠航とします」とのアナウンスが流れてしまった。たまにテレビで「便が欠航」のニュースを見るが、まさか自分がこんなことに遭遇するなんて・・・と思いつつ、便の振り替え手続きに並ぶ。長蛇の列で待つ間、予定していなかった今日の宿泊先をどうするか、途方にくれる。はじめてきて、右も左もよく分からないとこで、一体どうすればいいのか、しかもこんな時間から予約なんて。そう考えていたときに、そうだ!携帯で探そう!と思いついた。さっそく、携帯で「じゃらん」にとび、「今日泊まれる宿」をぽちっとおす。「近くで探す」から、「GPS情報を通知しますか?」に「はい」を選択すると、あっという間に近くで今から泊まれる宿一覧が表示された。ホテルの外観、場所の地図まで表示されるので、それをみながら予約をする。あぁ、良かった。これでなんとか今日、泊まれる場所が確保できたよ。しかも、「じゃらん」を利用したせいで、宿泊代もお得になった(ちなみに宿泊代は自分持ちである)。ほっとして、顔をあげると、まだまだ前には人がたくさん。あ~、手続き終わるの何時だろう。手続き終わってから、宿探しだと、ホント厳しかった。FOMAのTV電話にこのところ心が揺らいでいたが、駄目だ、GPSは手放せない。GPSの威力を実感した一日だった。
2004/10/31
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部屋がかなり乾燥している気がするので、このままで寝るとのどが痛くなる!と思い、ちょこっと洗濯をして、部屋に干してみる。生乾きになると、嫌なにおいがするので、ちょっとドキドキものではあったのだが、ものは試しとチャレンジ。翌日、朝起きてみるとのどが痛くないので、乾燥対策には成功だったかも!と思い、洗濯物をチェックする。すごい、しっかり乾いている!これだけしっかり乾いているということは、室内がかなり乾燥していたということか。あのまま寝ていたら危なかった、のどがやられてしまうところだった。これからは乾燥対策に、夜にちょこっとお洗濯物を干した方がいいかもしれない。12月にかけて仕事も忙しくなってくるので、健康管理に注意しなくては。
2004/10/30
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久しぶりに飛行機に乗る。飛行機に乗るときは、私はいつも窓側に座って、小さな窓から外を見るのがとても好きである。今日はとても良い天気なので、ばっちり見える。あの大きな緑は皇居だな、その上にあるのは新宿御苑か。ビルがニョキニョキあるのは、あの辺だと池袋だね。高度がどんどん上がるにつれて、ビルの形もはっきりしなくなり、ジオラマのように見えてくる。こうしてみると、関東平野がいかに大きいかがよく分かる。日本は山ばかりで平地がほとんどないことも分かるので、やっぱり関東平野に人が集まってくるよねぇ、と実感する。また、富士山がかなり遠くの方まで行っても見えるので、富士山は日本を象徴する山なんだな、とも思う。でも、これで富士山が噴火するとすごく大変なことになっちゃうんじゃん、と普段感じない自然の驚異を感じる。それにしても、失敗したと思うのは、例の地図帳を座席まで持ってこなかったことである。眼下に見える山脈が何山脈だったか、今ひとつ思い出せない。あの湖は猪苗代湖だっけ?航空会社の航路図(だっけ?)にのっている日本地図は、詳しいことは一つも書いていないので、これ以上は調べようがない。う~、悔しいよぉ。帰りの飛行機のときは、よし、絶対に座席まで持ってこよう!と思ったが、ふと冷静に考えると、夜だから外が見れないじゃん。あぁ~、失敗した、失敗した。
2004/10/29
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大学受験で論文を提出しないといけない生徒さんに色々とアドバイスをして、実際に書いてもらったのを今日、確認した。私としては、あくまでも「案」としてアドバイスしていたつもりだったのであるが、なんとそこに書かれていたのは、私がアドバイスしたそのままであった。しまった、手を出しすぎていたか・・・論文の後面接があるので、きちんと「自分の言葉」で書かなければどうしようもないし、自分の人生にかかわることを「他人の言葉」で書くという姿勢には正直、ショックを覚える。どう書けばいいのか分からない、ということだったので、とにかく「書く」ということを優先させた結果だったのかもしれないが、それにしても、もうちょっと内容を膨らませるとか、アレンジを加えるとか出来なかったのか。いや、やはり私がやり過ぎたのが原因か。。。今の生徒さんは、他人が言ったことを自分が考えたかのようにするのが上手い気がする。読書感想文も、インターネットでのっているものがあると、すぐさまそれを写して、自分が書いたかのように出す人もいる(ただし、同じことをする生徒が多いため、最近はすぐにバレてしまうようではあるが)。また、「どうすればいいか」と聞いてそれに答えたことで上手くいかず注意を受けると「言われた通りにやったのに、なんで怒られなきゃいけないんだ」という態度を取る者も少なくない(過去にいたなぁ、そういう講師)。彼とこの話をしたとき、「今の子は、すごくズルイと思うんだよ。『どうすればいいか』をすぐ聞くのは、『仕事に対して熱心』なのではなく、『決定権をすべて他人にゆだねることで、自分に被害が及ばないようにしている防衛線』という気がしてならない」と言っていたのを思い出す。そのときは『なるほど』と思い、それからは講師の指導についても注意するようにしていたのだが、生徒さんの方にはあまり注意を払っていなかった。この生徒さんには、ショックを受けたこととその理由を率直に話し、こういうことをするのであれば、これからは一切何もしない、と宣言する。私に見せる前から、生徒さんは言葉少なであったので、多分何かしらのことは感じていたとは思われるが、ハッキリ言われたことで、黙ってしまった。本当に分からないのであれば、「どこがどう分からないのか」を伝えるべきであって、他人任せでいては何も道はひらかない。百歩譲って、本当に「何も分からない」ということであるなら、厳しいようであるが、この手の受験をあきらめた方が良い。そんな甘いことで受かるものではない。数週間前から、この生徒さんは、何か提案すると出来ない言い訳ばかりしていた。この時点で、突き放すべきであった、と私自身も反省する。「受かる」ことも大切で必要なことであるが、私はその前のことを大切にしたい。
2004/10/28
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(立派な菊です)いつもおいしいお米を送ってくださる「樫村さん」から、今年の新米と一緒に、食用菊がたくさん送られてきた。樫村さんのところでお米を注文すると、いつもお米と一緒に野菜とか漬物とか色々とプレゼント品が入っているのだが、今回は「菊」であった。菊。スーパーで売っていても自分では絶対買わないこの食材。料理の仕方もさっぱり分からない。う~ん。。。早速ネットで調理方法をチェックする。とにかく花びらをむしって、熱湯でさっとゆでれば、冷凍保存できることが判明。こうしてみると、色々な調理方法があるのねぇ。さっそくむしっていく。ぷちぷちと花びらをはずしていくのであるが、袋にはぎっしり菊が入っていたため、思った以上に大変。半分までなんとかむしったところで、ゆでることにした。大きめの鍋にお湯をわかし、酢と塩を入れ、綺麗にあらった菊の花びらをわさっと入れる。ん?あれ、沈まないじゃん。軽い花びらはお湯の表面に浮いているだけで、「ゆでる」状況にはならない。お箸で上から無理やり押し込み、なんとかゆでることに成功(?!)した。ネットには「さっとゆでる」と書いてあったのだが、手こずったために、「しっかり」ゆであがってしまった。花びらにお湯かけた方が良かったかも、と思いつつ、すぐさまお水で冷やす。さて、では今日は何の料理にしましょう、と思い、高級料亭にいくと出てくる「菊の酢の物」にすることにした。ゆでてあるので後は簡単。ゆであげた残りは冷凍庫へしまう(あぁ、でも後半分、むしらないといけないのね)。彼が帰ってきて、高級料亭ぽく、最初に「菊の酢の物」を出す。「何これ? ひょっとして菊?」正解!よくできました。どうどう?お味は?「・・・・・」とりあえず、自分も食べてみる。うん、おいしいじゃん。でも癖があるね。「オレにはちょっと・・・」え~!そうなの!結構、作るまでに大変だったのに、がっかり~!彼にこの酢の物にいきつくまでの顛末を話する。「そうなんだ。ということはまだこの料理が出てくる可能性があるってことだね。」いや、もう次からは別のものにするからこれは出ないよ。でも、菊料理があると色どりがよくなっていいね。どっさり使うんじゃなくて、アクセントで飾るぐらいがいいのかもしれないなぁ。
2004/10/27
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母から甥の「砂遊び」の話を聞く。「歩けるようになったから、お散歩がてら近くの公園まで行って砂遊びをさせようと思ったら、ものすごい嫌がって、砂に全く触ろうとしないんだけど、どうにかならないかしら。」あっつ、そうなの。でも、嫌いならしょうがないじゃん。「だって、砂遊びって、脳の発育にいいからやらせた方がいいでしょ。なんか保育園でも、『あまり好きじゃないみたいです』とは言われているらしいのよ。どうやらあの感触が嫌みたい。」あぁ、形が一定しない、というのが感覚的によくないのかもしれないね。だったら、粘土は?形が一定するし、自分の思ったように形が変えられるしね。あっつ、でも、今の年齢だと口に入れちゃうからまだ駄目かも。「でも、砂遊びは発育にいいんだからなんとかならないかしら。」本人がやりたくないことを無理やりさせても、良い方向にはいかないよ。それに今嫌いなだけで、今後も嫌いとは限らないじゃん。あの子は音楽聴いたりすることが今は好きなんだから、今はいっぱい聞かせてあげた方がいいと思うけどな。「でも、でも・・・」とどうしても砂遊びをさせたい(どうやらわざわざ砂遊びグッズを購入したらしい)母は、私の意見に反論する。だからね、今はその時期じゃないだけじゃないの。砂遊びは確かにとてもよい遊びだと思うけど、今はそれには興味がないってだけじゃないの?人それぞれ興味を持つものの発達の仕方は違うから、来年は遊ぶかもしれないじゃん。それより、嫌がっているときに無理やりやらせて、「もう大嫌いだ!」となる方がよっぽど影響すると思うけどな。あっつ、そうそう、砂遊びは駄目かもしれないけど、積み木なら遊ぶかもよ。形変わらないし。「外で遊ばせたかったんだけど」まぁ気持ちは分かるけど、本人が「嫌だ」って言ってんだからしょうがないじゃん。それまでは違うことで遊んだ方がいいと思うけどな。無理にやらせるとろくなことがないから、長い目でいきましょう。私に「砂遊びをさせる」テクを聞きたかったらしい母は、予想と違う答えが返ってきたために今ひとつ納得できなかったようであるが、「弊害」の方が気になったため、無理やりはさせないようにする、と言っていた。勝負(?!)は1歳のときで決まるものでもないからね。長期戦です。
2004/10/26
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生徒さんのお母様で、お仕事を持っていらっしゃる方とお話すると、皆さん「これからお産みになるんでしたら、絶対、女の子を産まれた方がいいですよ!」とおっしゃる。これは男の子ばかりの兄弟をお持ちのお母様もおっしゃっていて、「ウチも一人ぐらい女の子だったら良かったんですけど。ホント男の子って大変だから、先生(私のこと)も、一人ぐらいは女の子を産んどいた方がいいですよ。」と、女の子派の方が多い。女の子が良い、という理由は、どうやら「赤ちゃんのときに男の子より丈夫な子が多い」、「小学校ぐらいになると、家のことを手伝ってくれる」ということがあるらしい。また、女の子は真面目に勉強に取り組む子が多いので、勉強の心配をそれほどしなくて良い、というのもあるのだろう。同性だから気心が知れるというのも良い点か。でも、女の子ばかりのお子さんをお持ちの方は、それはそれで色々と心配することもあるようなので、男の子だから、女の子だから、というより、それぞれに大変だ、ということなのだろう。まぁ、でも確かに女の子だと色々と手伝ってくれそうな雰囲気はある。自分のことを振り返ってみても、おままごとの延長で、弟の面倒を見ていた記憶があるし。いや、でもやはり最初は男の子じゃないと、彼は長男なので、「ヨメ」の立場的につらいかもしれない。そうなると、「男の子」「女の子」という順番で2人がベストなのかなぁ。いや、そんな簡単に産み分けできるもんでもないしなぁ。う~ん、、、と考えていたら、なんだかどっちでもよくなってきた。やっぱり、なるようにしかならないか。
2004/10/25
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今日はとても良い天気。仕事も一段落したので、このところ出来なかった「家事」に精を出す。彼は休日出勤のため、一人もくもくとこなしていく。洗濯をし、布団を干し、部屋を片付け、掃除機をかける。さて、次は、と思ったところで、おなかがすいたのでお昼ご飯(もうとっくに12時過ぎてた!)。お腹がいっぱいになると、午前中飛ばしたためか、なんだか眠たくなってくる。ちょっと昼寝をしよう。ソファーにコテっと横になり、そのまま夢の中へ。・・・・ん~、なんだか寒いなぁ、と思って、ハッとしておきると、外は薄暗い。あ~、布団が!!!慌てて布団を取り込む。せっかくのふわふわ布団が、ふわふわ度が下がってしまった。う~、かなし~!洗濯物も慌てて取り込む。うっつ、布団と同じだ。(涙ちょっと昼寝をするハズが、ずいぶんと昼寝をしてしまってたのね。かなしんでいると、彼から「帰るメール」が。あっつ、お買い物をしてない!慌てて近くのスーパーに行き、食材を買い込む。バタバタと夕飯の準備をし、なんとか彼の帰宅までに間に合った。ふ~。午前中は良い調子だったのに、一瞬の気の緩みで予定していたことが全部終わらなかった。まぁ、いっか。ちょっとずつやって行こう。
2004/10/24
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先日、夜中のTVでたまたま見かけた「背骨をまっすぐにする」整体(あれは整体?)。ネットで調べたら、品川に会場があったので、ドキドキしながら彼と一緒に出かけてみる。会場に入ってみると、ものすごい人の数。老若男女とはまさにこのことか!初めてなので、受付にて申込書に記入をし、「初回は3,500円です」とのことなので、お支払いをする(前払い制である)。「今からですと、1時間後ぐらいですね。」と言われたので、昼ごはんを食べに外にでかけ、時間をつぶす。1時間後に会場に戻ってみると、相変わらずの人の数。予定より時間が遅れているとのことで、ひたすら会場にて待つ。先に彼がよばれ、施術をしてもらう。施術をしてもらうときは、先生に背中を見せなくてはならないので、男性、女性と数名ずつ中に呼ばれて行う仕組みになっていた。あっという間に終わったようで、彼が待合室に出てくる。どう? どんな感じ?「全く痛くなかったよ。どこが痛いのか最初に聞かれて、『こことここです』って言ったら、掛け声をかけてババッとやって、その後、また痛いところを押されたら、痛くなくなってたよ!」と言う。ふ~ん、そうなんだ。とコソコソ話をしていたら、呼ばれたので、中に入る。上半身の身につけているものを脱ぎ、シャツを逆に着て、背中が見えるような状態にして順番を待つ(傍からみると不思議な光景)。自分の番になったので、首が痛い、左足が冷える、ということを伝えると、「あぁ、首の骨が、ココとココとココが出てますね」といわれて、不思議な掛け声のもと、痛い箇所をグイと押し、「どうですか?」と聞かれる。あれ~?痛くないです。しかも軽い感じがします。と驚いていると、「左足が冷えるのは、腰のこの部分の骨が」といって、ぐっとその箇所を押される。 いた~い!と叫ぶ私。「右にずれていて、左足の神経が右にひっぱられているからそうなるんです。」と痛がる私にむかって、また不思議な掛け声を数秒。そして、先生はさっきの痛いところをまた押す。「どうですか?」あれ?全く痛くないです!不思議がっている私に、先生は、「また痛くなったら来てください」といって、施術は終わった。着替えて待合室で待っている彼と合流し、「なんかよく分からないけど、痛くなくなったね」と、話をしながら家に帰る。でも、せっかく骨をまっすぐにしても、筋肉がまわりを支えているから、普段の生活習慣(背中をまっすぐにして座るなど)も直さないと、また曲がっちゃうよねぇ。ただ、短時間で効果がありそうだから、これいいじゃん。次回から2,000円だし、また行こうね。ということで、今日の不思議体験は終了した。行く前はちょっと怪しいかも、と思っていたけど、行ってみたら、全然普通だった。ただ、どういう仕組みで背骨をまっすぐにしているのかはよく分からず。多分、今後も分からないと思う。
2004/10/23
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今日は講師の研修を行う。応募時にスキルチェックを行っているので、それに応じてあれやこれやと話をする。研修時にいつも思うのだが、「メモを取るように」といわなくても、サッと用意してメモを取る講師の人と、言わないとただ資料を見ながら聞いている人の二つに分かれる。これは大学の偏差値によらないようで、本人の意識の問題か?社会人なら、一番はじめにチェックを受けるところなんだけどね。もっとも、一度言えばその後はきちんとできるところが、彼らの素晴らしい点である。指導上の注意点も、一回で直り、その後は完璧だ。結局のところ、「知っているか」「知らないか」だけなのかなぁ、メモを取る、取らないは。もともと授業中にノートは取っているタイプだと思うので、素質十分ではあるのだが。今度、こちらから言わなくてもノートとっているタイプの講師をみかけたら、ちょっと聞いてみよう。
2004/10/22
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今日は久々に以前担当していた生徒さんに、英語を教える。この生徒さんは、とても頑張り屋さんであり、テストも手を抜かないで勉強するのであるが、英語はいつも「国語」で引っかかって思った以上に点数が取れない。なので、英語の勉強のとき国語からアプローチする勉強方法を教えてやってもらっているのであるが、今日勉強方法を改めてチェックすると、アドバイスしたやり方で勉強していて、安心した。うん、うん、これなら良い調子かも。と思い、ライティングの問題に取り掛かる。ところが、、、生徒さんが丁度学校で習っている箇所は、「感謝」と「お祝い」の書き方を教えていたのであるが、問題を作成し、解いてもらうと、すべて「Thanks to ~」で書こうとする。おい、コラ!「ありがとう」と「おめでとう」は違うでしょ。生徒さん「???」ん~、やはり引っかかるのはココであったか、と、「誰が誰に」言っていることなのかを理解してもらうところから説明する。じっくり取り組んだところ、なんとか区別がつくようになった。この生徒さんは、小学生の頃から知っているのであるが、本をとてもよく読むタイプの生徒さんであった。本をよく読むことは「国語力」をつける基本なのだが、生徒さんの性格によっては「本を読む」だけでは駄目なのだなぁ、と感じる。ちなみにこの生徒さんは、チャキチャキ系である。小学生のときに「本をよく読むから」と、油断してしまった。ごめんなさい、大学入学まで責任を持ちます。
2004/10/21
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巨大台風が再び関東にやってきた。しかも間が悪いことに、夕方が一番近づく時間帯であるとのこと。なんと!ちょうど「家庭教師」の時間帯ではないか!案の定、講師の人からぞくぞくと「今日の日程が変更になりました」との連絡が入る。やっぱり教えにいけないよねぇ。私達は「家庭教師」のスタイルでの指導方法であるからいいのだが、「塾」に行っている生徒さんはこういう日はどうなるのか。がんばって行くのか、それとも行くのを辞めるのか。「塾」は基本的に「当日キャンセルは無効」とされる場合が多い(入会前に確認されると良いです)。でもさすがにこういう日は振り替えてくれるのかなぁ。なんてことをつらつら考えていたら、Net授業(TV電話みたいな感じの授業)は天候に影響されないからこういうときは便利だな、と感じた(サーバーがダウンしなければ)。でも、あれはあれで色々と問題があるんだけどね。導入する前はウチでもかなり期待を持って使用したのだが、実際やってみると想像と現実のギャップをとても感じた。なので、「どうしても利用したい!」という方には、デメリットを十分ご説明した上で使っていただくことにした。ん~、だけどこういう日はやっぱり便利だよなぁ。そうすると、生徒さんのために両方出来るようにした方が良いのか。いや、でもこんな一年に数回あるかないかのために準備して頂くのはどうなのか。でも、このところ多いぞ、台風直撃!と、普段あまり考えないことを考えていた一日だった(今ひとつ結論は出ず)。
2004/10/20
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今日、ある生徒さんと話をしていたら、「友情を深めるために友達と温泉旅行に行く」ということを言っていた。は? 高校生なのに温泉旅行に行くだって?非常に驚いている私に、「え~、普通行きますよ」となんで驚くのか分からない、といった感じで答える。どうしてもその行動が理解できない私は、何も温泉旅行じゃなくたって、日帰りでどこかに遊びに行く、のでもいいんじゃないの?と言ったのであるが、「それじゃぁ、駄目なんですよ。全く知らない土地に『泊りがけ』で行かないと」と生徒さんは答える。友達と知らない土地に行くのなら、修学旅行があるでしょうが!となおも食い下がったのであるが、「学校行事の延長だと駄目なんですよ。仲間うちで学校とは離れて行かないと、駄目なんです。」更に「やっぱり、一緒に旅行に行ったら、その後は人間関係が変わりますね(親密になるらしい)」と、生徒さんはケロっとした表情で言った。もちろんお家の方はそういった一連の行動に理解を示さず(それは当然であると思うが)、いつもその件でもめるそうだ。私なんかからすると、学生の本分は『勉強』だと思うので、温泉に行っている暇があったら勉強すべきだと思うし、そもそも温泉旅行なんて、大学生になったらいけるじゃん、と感じるのであるが、高校生のときの友達と行きたい(そんなの大学生のときにもいけるじゃん)と強く思う生徒さんには、何を言っても無駄であった。それにしても、一緒に旅行に出かけないと「友情」が深められない、という環境の生徒さんがいるのにとても驚く。ただ、かなり勉強させる(する)学校の生徒さんは、こんなことはしていないので(している人がいたとしても少数派だと思う)、自分に子供が生まれたら、進学先をよく考えなくてはいけないなぁ、と強く感じた(その生徒さんが通っている学校が悪い、というわけではないが、私は高校生で温泉旅行というのはどうしても理解できないので、そういったことが『普通』ではないところにいかせたい)。
2004/10/19
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生徒さんの家に、テスト対策の問題を送ったところ、FAXの調子が悪く受信できない、と連絡をもらう。うわぁ、すごいマズイんだけどそれは!2日後に控えたそのテストの問題は、今日、講師が指導に行ったときに最終確認を行う予定の代物で、この問題がなかったら、今日の授業内容に多大な影響を与えてしまう。講師が、「お母様のメールに送ってもらうことは出来ないか」と相談してきた。問題はpdfファイルにするからそれは大丈夫だけど、出力できる?「えっと、あっつ、このパソコンからプリンターに接続しているパソコンにデータを移さないと無理です。」LANでつないでない?「つないでないみたいです。」ん~、じゃぁCDに移すしかないじゃん。「それは出来ないみたいです(機種のせい?)」困ったなぁ。送るのは出来ても出力できないんじゃ、どうにもならない。「あっつ、僕、今フラッシュメモリー持っていますから、それ使いますよ!」えっつ、ホント! じゃぁ、それに入れて移してもらえる?「はい、分かりました」すぐさま、データをお母様のメールに送る。「えっと、なんとかなりました。出力できたので。」と、ちょっとして、講師から連絡が入った。ふ~、たまたまこの講師がフラッシュメモリー持っていたからなんとかなった。ありがとう、○○君!しかし、この時期にFAXが壊れるのはちょっと想定していなかった。ん~、今後こういったことが起こったときにどうするか考えておかなくては。危ない、危ない。
2004/10/18
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今日はお天気がとても良いのであるが、残念ながら仕事が忙しいため、家の中のことが何も出来ず。あ~!こんなに天気が良かったら、布団もほしたい!とうらめしく思うが、そんな余裕はない。とりあえず、早く終わらせられるように、どんどん仕事をこなすことを心がける。家族には迷惑をかけてしまうが、ホントにすみません、もう少しで落ち着くと思うので、待っててください。
2004/10/17
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このところ、仕事がかなり忙しく、今日も朝から夜遅くまで、ずっと仕事、仕事。明日も日曜日であるが、休日返上なので、さすがに日記を書く元気もなく、今日はこれだけです。すみません。
2004/10/16
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今日はAO入試対策として、小論文のチェックを行う。書いてきた小論文に目を通すが、ん~、これでは絶対に1次突破は無理、という内容であった。この小論文には今まで自分が体験してきたことをもとに、どうしていきたいのかを書かないといけないのであるが、書いてきた内容は、すべて「○○しました。結果、△△でした。」ばかりであり、「○○してきた結果、自分には何が得られたのか(わかったのか)」が全て抜け落ちている。「部活をがんばりました」ではなく、「部活を通して自分に何が得られたのか」を書かないと。「何が得られたのか」が一番大切なんだから。まぁ、でも今まであまりこういった文章を書く機会がないままきちゃっているので、割りとどの生徒さんも最初はこんな感じなんだよね。学校によっては、「感想文」を書かせるところもあるが、「感想」と「意見」はまた違うからね。生徒さんに連絡をとり、この文章のどこが問題か、具体的に伝えていく。生徒さんにしてみれば、こんなに駄目だしされるとは思っていなかったようで、かなり驚いている。でもさぁ、「入試」って結局「落とすための試験」なんだから、その点を忘れてもらっては困る。認識が甘いゾ!再度、書き直しを伝えるが、提出期限までにどこまでクオリティを上げられるか。ん~、厳しい!
2004/10/15
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今日、学習相談をした生徒さん。まだまだ成績の伸びる余地がある、ということで、話を聞く。話をしていても、きちんと自分の考えは言えるし、ハキハキしていてとても良い子である。数学は好きだけど、成績が上がらないということで、ちょっと数学を教えてみる。ちょうと図形の問題のところを学校がやっているとのことなので、よく分からないという箇所を教えはじめたのだが、私が説明していることに関して、自分で図をかいて理解しようとしている。図を書かない生徒さんが多い中、「図を書く」タイプであるのは、あぁ、あれが原因だな、とピンとくる。こういうタイプの生徒さんは、成績は上がりやすいのであるが、「上がりやすいのに上がらない」というのには、決定的な原因がある。それは、「家での勉強時間がほとんどない」という、要するに「やっていない」ことが主な原因。本人に言うと、「やってます」というのであるが、その「やっている」は「単発的にやる」ことを指している場合が多く、「継続的にやる」が欠けている。授業中で理解できちゃうからいいや、もあるんだろうけど、テストはそう簡単ではないからねぇ。小さいときから「図をかいて考える」はやっていたそうなのであるが(まぁ、そうじゃないと自分からかきだすことはあまりない)、せっかくその能力があるのに、「努力」の点で今のようになってしまっているのは、非常にもったいない。今までやっていない人に「やる」ようにするのはなかなか大変だ。日ごろ走っていない人に、「さぁ、フルマラソンしましょう!」と言ったって、実行には移せない。小学校の頃から「勉強する習慣」があるのとないのとでは、違うんだよね。「継続は力なり」とはその通りなのである。
2004/10/14
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先週末からまぶたがピクピクと痙攣していたので、これは疲れている証拠だ!と思いつつ、今週、来週とかなり忙しい日々なので、無理して仕事をしていたら、案の定、風邪引きの初期段階になってしまった。それでも今日も忙しく過ごし、家に帰ってくると、自分で熱が上がっていることが分かる。あ~、今日は誕生日だっていうのにぃ!「誕生日」=「特別な日」という認識であるので、風邪を引くというのは何故か損した気分になってしまう。おまけに今日は彼の帰りが遅いときた!もうダメ、ご飯作る元気もありません。彼の「今から帰宅する」というメールに「風邪をひいたので、ご飯を作る元気はありません」と返答した。すると彼は帰ってきてから、すぐに自分で食事の用意をし、食後、ちゃんと誕生日ケーキの用意をしてくれた。おぉ!やさしいじゃん。でも、帰りが遅いって聞いてたから、心配して自分で自分のケーキをフライングで買ってきちゃったよ!笑い転げる彼。悔しがる私。体調が悪い時に限って、大好きなケーキが二つもある。でも、誕生日なんだからなんとしてもケーキを食べなくては。ホールのケーキ(丸いやつです)に、プスプスとろうそくを立て火をつけて、お誕生日ソングを彼がうたってくれたのちに、「フゥー」っと、ローソクの火を消す。「お誕生日おめでとう!」ボーっとしながら、ありがとう! と答える。そして無理してケーキを食べ、お誕生日なんだなぁ、という気分に浸る。いつもの調子ならもっと食べられるのであるが、さすがに限界。気分に浸ったところですぐに寝ることにした。明日も忙しいんだよね(休めない)。だけど、「お祝いしてくれた」という気持ちで直りそうな気がする。どうもありがとう、もう寝ます。
2004/10/13
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高校生の英語の学習方法について、相談を受ける。最近は、英語についての相談が多いなぁ。リーディングがやっている割に出来ない、ということなので、教科書を読んで和訳をやってもらう。この学校では、学校の先生が新出単語をプリントに一覧表にし、その単語の意味を授業中に教えているとのことで、文章で分からない単語が出てくると、生徒さんはそのプリントをみて答える。学校の先生がわざわざプリントを作ってくださっているのは、熱意がある証拠でもあるのだが、これがアダになっちゃう場合もあるんだよね、というのも、「この単語が分かりません」って、新出単語じゃない単語、つまりそのプリントにのっていない単語で意味が分からないものが多い生徒さんの場合、そこでストップしてしまうんだよね。案の定、この生徒さんも、新出単語ではない単語にことごとくひっかかる。そこで、辞書で単語の意味をひいてもらう。生徒さんは、「電子辞書なら一発なのに」とブツブツ言いながら、普通の辞書で意味を調べたのだが、なんと、全く違う意味を答えたり、「辞書に載ってません」と言ってきた!違う意味で答えるのは、単語の使われ方が分かっていない証拠であり、「辞書に載ってません」は、辞書の構成の仕方が分かっていない証拠でもある。高校2年生なのに辞書がひけないなんて、一体今までどうしていたのか。電子辞書なんて、本のようなタイプの辞書が使えてこそだと思うけどなぁ。でも、最近はこの手の生徒さんが増えているのも事実。過去の日記で「電子辞書使用は反対」を書いたが、高校の入学祝いでもらう電子辞書を使う前に、まず普通の辞書が使えないと、弊害が大きすぎると感じる。この生徒さんには、改めて辞書の使い方を一から教え、「電子辞書禁止令」を出す。そしてその他に問題がある箇所を直して、引き続きこのように勉強することをよく伝える。ちなみに、この生徒さん、今までのテストはどうやって勉強していたかというと、「ノート丸暗記」だったそうだ。ん~、定期テストはそれでもなんとか点数取れるけど、受験はそれでは無理だからね。めんどくさがらず、辞書は今後きちんとひくように。
2004/10/12
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今日のニュースで、「スポーツをほとんどしない子どもの運動能力が、20年前と比べて大幅に低下している」と、報道していた。あれ?そうなの?生徒さんをみると、中学で運動部に入っている生徒さんの数は、例年さほど変化がないように思えるので、そんなに「運動能力低下」という印象は受けていないのだが(もっとも、「運動していない子どもの能力」が低下しているとあるから運動している子はそうでもないのかもしれない)。文部科学省のHPで、「H14年度 体力・運動能力調査結果」を見てみることにする。これを見てみると、「運動・スポーツの実施と体力・運動能力の関係」は、中学校で運動部に入っているかいないかが影響するのではなく、「9歳ごろから明確になり、発育とともにその差は開く傾向を示している。」とある。9歳!というと、小学校3年生ぐらいか。小学校3年生の頃から積極的に体を動かしていないと、どんどん「体力・運動能力の差」が、やっていない子と比較して開いてくるんだ。う~む。わが身を振り返ってみると、小学生のときはスポーツクラブに所属しなくても、外で遊びまわっていたのであるが、今の子は「所属」しないと、なかなか体力づくりになるほど遊ぶということができないのかなぁ。図4-5をみると、それを余計に感じる。9歳からクラブに所属しなくても、週に何回かは「積極的に」運動させた方が良いのか。今後のために、これは覚えておこう。
2004/10/11
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以前からご相談にのっていたお知り合いの方の家が、完成したとのことで、新築祝いに出かける。最終チェックの立会いのときには完成していなかった外構も完成し、非常に問題になっていた設計ミスによるGLも、なるほど~、というやり方で解決されていた。お家に入る前に、最終チェック時に発覚していた色々な問題がどうなったのかお話を聞く。住宅会社の方は真摯に対応されていて、施主さんは納得されたようだった(と言っても、施主さんの努力も多分にあるが)。お家の中に入り、「お祝い会」がはじまる。お食事を頂きながら、これまでの苦労や実際に家に住んでみてわかったことなど、色々とお聞きし、話が弾む。楽しいひとときが過ぎ、帰り際、「本を貸してもらっていたので、助かりました」と、大量の本を渡された。ん?どっかで見たような本だなぁ。すると、「これ、奥さんのでしょ?」と言われて、はっと気づく。そうだ、私の本じゃん、これ。あれ?でもなんで私の本だって、ご存知なんだろ~???「本の裏にハンコが押してあったので。」いや~な予感がして、本の裏をめくってみると、私が大学生の頃、ゲームセンターで「似顔絵はんこ」なるものがはやっていて、それで作成した名前入りの今からみると恥ずかしいハンコがしっかり押してあった。きゃー!!!声にならない声をあげる。なんでこの本を持っていくんだ!と怒りの矛先(というか目線)は彼に向けられる。何も気づかない彼は、「持って帰るにはちょっと重いんで、また近々車で取りに伺いますよ。」と言って、しばらく預かって頂くことに。こんな恥ずかしい本を置いておくのは心臓が痛いのだが、さすがに持って帰れないので、泣く泣くそのままにすることに。若気の至りとはまさにこのことなのね。(涙)
2004/10/10
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巨大台風が関東を直撃する、と昨日からニュースでやっているので、今日は一日おとなしく家にいることにした。昨日の夜から、雨、風がすごく、直撃しないでこんなにすごいなら、直撃したらどうなるのか、と思う。テレビを見ていても、「台風情報」を番組の上の方に流している局もあって、番組よりもその情報に目がいってしまう。台風が近づくにつれて、運休する電車が増え始め、今日、お仕事だった人は帰れなくなっちゃうんじゃん、と彼と話をする。こういう日は家にいるのが一番だね、と思っていたら、18:00過ぎに、彼が、「今日、レンタルビデオを返しに行かないといけないから、新宿へ行く」と突然言い出した。は? 何を言っているの、今更。台風はまさに関東に乗っかっている状態の時間である。窓の外を見ると、ものすごい雨と風。昨日の比ではない。ちょうどニュースで「今の渋谷の様子です」と映し出されていた光景は、水たまりの中を歩行者が歩いている様子であった。ちょっとさぁ、何もこんな日に返しに行かなくていいじゃん。というと、「今日が返却日だから今日返しに行かないとダメだ」と言う。え~、ヤダなぁ。外すごいんだよ。行きたくないなぁ。と言っても話を聞いてもらえそうにないので、仕方がないから、『台風の目』のときを狙って行くことにした。天気図をみて『台風の目』に入ったであろうと思われるときに、外に出ると、雨がやんでいた。空を見上げると、ものすごい勢いで雲が流れている。よし!今のうち。ということで、駅へ向かい、電車にのって新宿へ行く。新宿についても、雨が降っていないので、ツタヤにビデオを返し、そのまま調子にのって新宿をうろついてしまった。でも、その後雨がひどく降る、ということもなかったので、無事、ずぶぬれにならず、家に帰ることができた。いいときに返しにいけてよかったね、と話をしながら、ふと駐輪場を見ると、あぁ~!!!バイクが倒れてる~!めったなことでは倒れないバイクが横転していた。あんなに重たいバイクが倒れるなんて、すごい風だったんだな、と改めて巨大台風の威力を思い知る。でも、今年はなんでこんなに台風が来るんだろう。異常気象なのかなぁ。
2004/10/09
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先月末にある講師の人から、「来月で辞めたい」という連絡をもらった。今日はその件について講師の人と話をする。「インターンが決まったので、家庭教師をする時間が厳しくなったのと、インターンの仕事がかなりきついらしく、(家庭教師の)仕事に集中できない場合があると生徒さんに迷惑をかけてしまうと思いまして」今、会社では「インターン制度」を設けて、見込みのある学生に実際に仕事を体験してもらうことをやっているところが多い(一種の囲い込み、ただしそういった趣旨でやっていない会社もあるが)。この講師は、学生さんながら教え方が抜群に上手く、担当していた生徒さんの成績は全て上げている。更に「結果」が出ていても、「もっと成績が上げられたんじゃないか」と常に思っている。社会人というだけで「プロ」と称している家庭教師の人よりも、指導力は完全に上である。本当は大学院に進学してもらって、勉強で悩んでいる生徒さんの力になってもらいたかったんだけど、院進学するかどうか迷っていたもんねぇ。ちなみにどの会社のインターン?「○○○です。」○○○!就職人気が非常に高く、そう簡単には入社できない会社じゃない!この会社のインターンは、私が学生の頃からすでにあったけど、インターン希望者が多くて、その試験を突破するのもものすごく大変だ、って友達が言ってたよ。(注、伏字は会社名の文字数と同じではありません)すごいね、あの試験に通ったんだ!「この会社にはもともと知っている人が勤めていて、その人の紹介があったからだとは思うんですけど」紹介があったからといっても、そう簡単には通らない。この講師は、普段の仕事ぶりも完璧で、報告もきちんとしていて、連絡もすぐにしてくるし、何かあったら事態が悪くなる前に相談をもちかける。会社でいうところの「報告・連絡・相談」をきっちり行える者である。もうすぐにでも即戦力になりうる人材である。さすが、○○○、よく人を見てるよ。だけど、私としてはまだウチを辞めて欲しくないので、3ヶ月のインターンが終わったあと、時間的に教えられそうだったら復帰してもらえないか、という話をし、講師の人も「それでしたら」ということで、しばらく「お休み」扱いということになった。まだ大学2年生なのに、もうリーチかけられているA君。優秀な人材というのは、どこにいてもすぐに目をつけられるものなのね。
2004/10/08
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「勉強しているのに、怒るんです。」今日は生徒さんのグチを聞く。「この間のテストは、前回より点数が少し良かったんですけど、平均点が高くて、平均点と同じぐらいだったんですよ。そしたら、お母さんが『平均点と同じぐらいだったのなら、もっと取れたんじゃないの!』っていうんですよ。僕としては今回のテストで手を抜いたわけじゃないし、同じように勉強していて、現状をキープしているのに、そういった努力は一切認めなくて、『もっと点数を取れ』というのはおかしくないですか!」うん、そうだね。勉強していなかったら言われてもしょうがないけど、君は勉強したもんね。「ですよねぇ。やってるのに文句言われるならやる気なくしますよ!」まぁ、まぁ。お母さんとしては平均が高かったから、テストが簡単だったんじゃないかな、と感じて、だったらもっと点が取れたかも、と思って言ったんだと思うよ。君が勉強をさぼったと言っているんじゃなくて、テストが易しかったんじゃないの?というニュアンスだと思うからさぁ。「でも、コンスタントに勉強を続けているという姿勢は認めてくれてもいいですよねぇ。」うん、そうだね。「続ける」ということは大切なことだからね。生徒さんはこのときとばかりに、普段思っていることを次々と口にする。生徒さんの言っていることは正論であるが、一方でお母様の気持ちも分からなくはない。いつもと同じようにやっているなら、テストが簡単であればもっと取れただろう、と思うのは何もお母様に限ったことではないからだ。ただ、テストの答案を見ると、テストが簡単だった、というより、今回はみんなが真面目にテストに取り組んだ結果、平均が上がったということが分かるので、お母様の言葉は少々分が悪い。お母様も点数だけではく、答案用紙に目を通してくださると、こういったことにはならないんだけどなぁ。テスト内容がよく分からなくても、『出来』をチェックする簡単な方法をお伝えすると、「×」がついている箇所がどこかを見るといいです。出題された内容に関しての答が分かっていないなら、その箇所の解答欄は「白紙」ですが、勉強したことを何とかテストに反映しようとしているなら、「×」でも何かしら書いています。生徒さんの性格によって「あまりやっていなくてもがんばって記載する」タイプの子もいる(もちろんその反対の生徒さんもいますが)ので、みんなに共通するわけではありませんが、目安にはなります。ひとしきりグチを話した生徒さんは、すっきりしたらしく、だいぶ態度も落ち着いてきた。こういうフォローが入れられるのも家庭教師の良いところだろうね。
2004/10/07
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今日、地理の問題作成で「人口増加率」を調べていたら、とても興味深いデータがあった。関東地方の1都6県の2003年10月から2004年9月において、人口増加率が最大なのは、「東京都」であり、一番最小なのは「茨城県」であった。人口増加率は、「自然増加率」と「社会増加率」の2つを合わせた値であるが、東京都は、この「自然増加率」はそんなに高い値ではなく(真ん中ぐらい)、「社会増加率」の値が際立っている。なんと全国平均の13倍!都内には今、高層マンションがいくつも建っていて、他県から都内へ移ってきている人が増えていると思われるが、それにしてもこんなに高い値だとは思わなかった。ちなみに、2位は神奈川県、3位は千葉県である。数年前の地理の「人口問題」は、「東京都の人口増加率がここ数年減少しているのは何故か?」という問題を作成していたが、今年は、この逆で「東京都の人口増加率の値が高いのはなぜか」という内容に書き換えた。それにしても、こんなに東京都に人が増えているとは正直思わなかった。生徒さんの問題作成は、色々な勉強になるなぁ、としみじみ思う。
2004/10/06
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先日、ふらりと立ち寄った喫茶店で、「ふわふわホットケーキ」を食べた。とてもおいしく、普段、「ミックス」で作っているホットケーキとは、かなり違っていた。レシピにコツがあると思うのだが、自分で小麦粉から作るとおいしいんじゃないか、と考え、某サイト(←どこのサイトか忘れてしまいました)で紹介されていた、「ドア夫さん」のレシピで、今日の朝食にホットケーキを作ってみた。■ふわふわホットケーキのレシピ(4枚分)薄力粉 160g、 ベーキングパウダー 小さじ2牛乳 1/2カップ、 バター 40g卵 2個、 砂糖 60g、 バニラエッセンス 少々これを全て混ぜ合わせて(粉をふるったりはしない)、ワクワクしながら焼くと、すご~い! 『ふわふわホットケーキ』になってる!早速彼に、今日の朝食だよ~!ミックスを使わないで自分で作った!と自信満々に出す。彼は一口、パクッ。「おいしい! いつものよりもこっちの方がいいよ!」とあっという間に食べてしまった。残り3枚分も焼いて、自分も食べて見る。きつね色に綺麗に焼けたホットケーキは見た目にもとてもおいしそうだ。パクッ、と食べたところで おいしー! ホントだ。いつものよりおいしいじゃん。「ミックス」よりも、サクサク感があるが、ふんわりしたこのホットケーキは食べごたえもあり、とてもおいしい。あ~、なんでも自分で作ってみるもんだね。自分で作るとコストパフォーマンスもいいし、おいしいしね。また作ろっと!
2004/10/05
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シアトル・マリナーズのイチロー選手が、「262本」というメジャーリーグの最多安打記録を打ち立てた。連日、どのTVもこのニュースを取り上げて、打った瞬間の映像を放送しているのだが、何度見ても感動する。イチロー選手のすごさは色々あるが、私は「他人との比較ではなく、常に最高の自分を発揮する」という姿勢がすごいと思う。野球選手に限らず、プロのスポーツ選手は、「結果」だけで評価が決まる世界である。どんなに地道に努力をしていても、どんなに一生懸命がんばっていても、「結果」が出なくてはそれらのことは全く評価されない厳しい世界である。その厳しい世界に身をおきながら、常に「最高の自分」を出し続けるその姿は、時々へこたれそうになる私に勇気を与えてくれる。同世代の人であんなにやっている人がいるんだ。私もまだまだがんばれるぞ、と。そして、ついつい周りと比較して自己を正当化しようとする自分に対し、「他人じゃない、昨日までの自分と比べてどうなんだ。」と考えることを思い出させてくれる。努力の素晴らしさ、自分の可能性を信じてひたむきに進むその姿に、とても感動する。偉大なイチロー選手の姿をみながら、私は私の得意な分野で「最高の自分」を発揮できるよう、「基本」を大切に過ごしていきたい。勇気と希望を与えてくれるイチロー選手、おめでとう! そして ありがとう!
2004/10/04
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今日は近くの病院で「病院祭り」という病院の文化祭のようなことをやっているので、それに出かける。雨天中止とのことだったのであるが、今日はあいにくの雨模様。やってなかったらしょうがないか、と心配しながら行ってみると無事、開催されていて、良かった、良かった。模擬店やバザーなど色々とあるが、やはりメインは「動脈硬化測定」でしょう!(なんと無料で測定してくれる)「動脈硬化測定」とは、簡単に言うと血管の硬さを調べる検査のことで、両手足の血圧を測定すると分かるものらしい(詳しく知りたい方は、名古屋逓信病院さんのHPにある「動脈硬化の検査」をご覧ください)。5分ほど寝ているだけであっという間に「動脈硬化」かどうかが分かるこの測定方法は、去年の「病院祭り」でも行われていて、測定してみてとてもためになった。順番待ちをして、さぁ!測定!去年測定していた機器とは明らかに違う最新機種にて、測定をしてもらう。測定中は普通の血圧測定となんら変わりがなく、両手両足を同時に「ギュー、シュー」とされて、はい、終了。あっという間に測定結果がプリントアウトされる。病院のスタッフの方が測定結果の数値の説明をしてくださった。「動脈の硬さも柔らかくて、詰りもありませんね。大丈夫です。」「検査結果」のところには、「血管年齢は、暦年代を下回ります」と書いてあった。運動不足で食べすぎの感があるのだが、「動脈硬化」に関しては健康体だったので、ほっと一安心。やっぱりストレスをためないのが良いのかな?タバコを吸い、私と同じで運動不足気味の食べすぎの彼も、「実年齢よりは血管年齢が上ですが、大丈夫です。」と良いのだか悪いのだかがよく分からないコメントをもらう。家に帰って、とってあった去年のデータと比較すると、私は変化がなく、彼は去年よりちょっと測定値が上がっていた。ちょっとちょっと、マズイんじゃん。これで来年また数値が上がっていたらだんだんレッドゾーンに入っちゃうかもよ。と、自分の数値が変わらないことをいいことに彼にプレッシャーを与える。「これからは毎週休みの日は運動をする!」と高らかに宣言した彼であるが、私が、タバコやめればいいんじゃない?というと、元気がなくなってしまった。まぁ、でもお互いに元気で良かったよね。また来年も測定しに行こう!
2004/10/03
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9月16日の日記「なぜ中学ではなく・・・」に、ぶりっこめぐりんさんから「じっくり考えるようになって欲しい」とのコメントがありましたので、今日はそれについてです。小学生で「チャキチャキ」と勉強に取り組んでいくタイプのお子さんを、「じっくり考える」ようになってもらうには、「対話」を通じて「どうして?」「なんで?」をよく行うことがポイントです。学年が上がるにつれて、「なぜこうなるのか?」を考えないと解けない問題が出てきますが、小学校低学年のときは、算数、国語の内容が「じっくり考える」ようにするにも、学習内容が少ないため、なかなか難しいものがあります。「チャキチャキ」やるタイプのお子さんは、すべての行動が早いので、ただ単に「この問題集をやりなさい」では、「もう終わった」となりかねません。勉強を通して「じっくり考えて」欲しいのに、問題集をこなしていくだけでは、「あぁ、これはこの解き方でいいんだ。」とパターン認識で楽々とこなしてしまいます。ですので、まだ学習内容が多くない小学校低学年時のときにこそ、「対話」を通じて、「どうしてそうなるの?」ということをよく考えるようにしてください。そして、「どうしてそうなるの?」の会話には、実は「理科」と「社会」が適しています。例えば、お子さん:「今日は学校で「お月見」の日だ!って言ってたよ」お母様:「そうね、今日は満月だものね。でも、そういえば、月って、いつも満月じゃないよね?」お子さん:「あっつ、そうだね。三日月の日もあるね。」お母様:「どうして満月じゃない日があるんだろうね。」お子さん:「あれ?なんでだろう? ねぇ、なんでなんで?」ここで「注意点」。「チャキチャキ」タイプのお子さんは、すぐに『結果』を求めてきます。聞いてくるのは悪いことではありませんが、まずは「自分で調べてみる」をやってみてください。お母様:「じゃぁ、どうしてそうなるか、一緒に(←これがポイント!はじめのうちは一人ではすぐに「もういいや」になってしまうので、一緒にやることがコツです。)調べてみようか?」お子さん:「うん!(←こういう返答がかえってくるかは、お子さんの「興味の度合い」に影響されるので、「興味をもつ」ような内容や話し方が大切です)」のように「対話」をされてみてはどうでしょう?今のカリキュラムでは、「理科」「社会」は、小学校3年生にならないと学校では習わないので、1、2年のうちは、身の回りのことでうまく結びつけてあげるようにしてみてください。また、現在のお子さんがどの段階かにもよるのですが、次のステップを目標に取り組んでみてください。STEP1:「なんで?」と考える姿勢をもつようにするSTEP2:「なんで?じゃぁ、調べてみよう!」と自分からなるようにするお子さんが今のところ、あまり「学校での勉強」以外のことでお家の方に質問をしてこないようなら、STEP1の「なんで?」と考えるようになることが大切です。このときは、一緒に調べるよりは、答えを先に教えてあげた方がいいと思います。普段のことから、「なんでだろう?」とあまり考えていないと思われるので、「なんで?」と考える習慣をもつことを目標にしてみてください。次に、「なんで?」とは聞いてくるけど、自分では調べないようなら、「自分で調べる」ようにしていくことが大切です(STEP2)。「チャキチャキ」タイプのお子さんは、すべての作業を合理化しようとする癖が見受けられるので、「自分で調べるより聞いた方が早い」となりがちです。これでは、せっかく「なんで?」と疑問をもったのに、「行動の合理化」により、「思考まで合理化」されかねません。行動ではなく、「なんで?」を解決する「考え方」のプロセスが大切なのです。なお、「対話」に使う内容は、最初は「お子さんからの発言」から用いることにも注意してください。お子さんが何も言わないのに、「今日は満月の日よねぇ。」と話題をふって「なんで?」に持っていかないこと。お子さんは「勘がするどい」ので、お母様からのふられた話題では、「あっつ、もしかしたらまた調べさせる気?」と先回りされます。かといって、お子さんが話すことをいつも「じゃぁ、調べてみようか」とばかりやっていると、お子さんが「ママがまた『調べる』って言い出しかねないから、話するのやめとこう」にもなってしまいますので、やりすぎも禁物です。お母様も日々お忙しいとは思うのですが、ご飯を食べている時間のときを使ったりして、「対話」をやられてみては如何でしょう?「じっくり考える」ようになるために、是非、「じっくり」取り組んでみてください(1、2回上手くいかなくても、続けることが大切です)。
2004/10/02
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中間対策に歴史の問題を作成しているときに、はたと気がついた。あっつ、歴史って「地図」の知識がないと解けない問題があるじゃん。当たり前のように作成していたので、今まで意識していなかったが、歴史には必ず「ここはどこでしょう?」的な問題が出題される。今回作成していた歴史(高校用)の問題は、「1613年に伊達政宗が、スペインに派遣した使節(もちろん名前も答えさせるが)が出航した場所を地図から選べ」という問題であった。伊達政宗といえば、仙台だから簡単じゃん、と思いつつ、中途半端に理解していると間違えるように、東京、大阪、山口、長崎、鹿児島の各拠点にダミーマークをつける。でも、伊達政宗が仙台ということを知っていても、「仙台」がどこにあるのか知らなければ答えられない。学校の歴史の授業では、もういまさら「仙台はここです」などと教えてはくれない。「常識」として扱われる。ところが、生徒さんの中にはこの「地名」が日本のどの場所にあるのか頭の中に入っていない人もいて、かなり驚かされる。TVでやっている「各地の天気」は、日本列島の各都市の天気がどうなのかがわかるので、地名の場所把握にはとてもよいのであるが、自分の地域のみ見ているためか、「そんなのありましたっけ?」などという生徒さんもいる。過去の日記「おすすめの地図帳」に、『「歴史」は「時」が軸になっていますが、その事件が起こった場所が日本のどこにあるのかなど、「場所」の知識があると、もっと理解が深まります。』と書いたが、「理解が深まる」のはもちろんのこと、こういったテスト対策にもとても有効なんだね。どれどれ、と早速、例の地図帳の「東北地方」のページを開く。宮城県の石巻の右の方にある「月浦」の港に、「遣欧使節支倉常長の出港地(1613年)」ときちんと書いてあった!おぉ!素晴らしい!ちゃんと載ってるじゃん!でも、今のように「歴史」の方から内容を追った場合は、「遣欧使節」の意味も分かるが、「地理」からこの箇所を見たときに、これだけだと何なの?になっちゃうなぁ。あっつ、ひょっとして!と、巻末をチェックすると、ちゃんと歴史年表がついていた!その年表で 1613年(慶長18年) のところをみると、「伊達政宗、支倉常長を欧州に派遣、常長、月浦[90 1 D2(←地図番号)]を出発(1920年帰国)」と書いてあった!これ全てで理解できるわけではないが、少し歴史の知識があれば分かる内容である。ちなみに、この年表は世界の動きも同じページに書いてあるので、おぉ、シェークスピアの「ハムレット」ってこのちょっと前に初演をしたのね、なんてことまで一緒に理解できる。この地図は、使えば使いこむほどに威力を発揮しそうだ。いやもう手放せませんね!
2004/10/01
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