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昨日からずっと考えている「家庭教師」の件。最近は、個人契約も増えているので、参考のために個人契約のHPを見てみる。色々と検索条件を変えて、出てくるリストをチェックしてみるのだが、文面から受ける印象から判断するに、希望金額が高い気がする。多数の学生に日々あっているので、「コメント欄」をみると、どんな学生かはおおよそ類推できる。ウチに応募してくる学生にも多々見受けられることであるが、「希望欄」や「コメント欄」に、お金のことを書いている学生で、教え方が上手い子はほとんどいない。「○○円以上を希望します」と偉そうに書いているが、一体、自分のどの能力を持ってそんなことを言っているのか。最近の生徒さんの指導は、「やる気を持たせる」ことに力を注がなければならないことも多く、学習内容の知識があるからどうにかなるものでもない。応募してくる学生の約半分が、この辺りのことが分かっていない。自分が出来るからといって、生徒さんが出来るとは限らないのである。以前は、大学名でおおよその学力が判断できたが、最近は合格最低点が下がっていることもあり、こちらの想像以上に学生の学力がない場合もある。それなのに、現在の「家庭教師の相場」は、「大学名」だけで金額が決定されている場合が多く、これが能力の割りに金額が高いことの原因になっているのではないか、と感じる。やはり講師の能力値をきちんと数値化しないと駄目だな。感覚的に持っている「講師の能力値」を数値化すべく、計算式を立ててみる。そして、サンプルとなる講師の人を何人かその式を当てはめてみると、その式で上手くいきそうである。よし、これでやってみよう。大きく分けて「5段階」に分けられる講師の能力値をもとに、今後はやっていくことにする。でも、やっていきながら、補正していかなくちゃね。まだまだ続くなぁ。
2004/07/31
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講師の指導報告をチェックしていると、宿題の出し方が甘い者がいる。研修でやったでしょー!と思いつつ、再度、「出してはいけない宿題リスト」を送り、指示を出す(リアルタイムでチェックしているので、深刻な事態になる前に手を打てるのがウチの良いところかな)。生徒さんの成績を上げるには、家庭教師で教えている時間以外の時間をいかに上手く使うかがポイントなので、宿題の出し方は大切である。某塾のように、ただ問題集の○ページから○ページと出すだけでは、時間をかけている割にあまり成績が上がらないものなので、やった分だけ効果の上がる出し方をしなくてはならない。大量の宿題は、やっている生徒さんは「理解した」より、かけた時間で「あぁ、今日は勉強したな」となってしまう。それにしても、最近は講師の技量が落ちている気がする。年々、生徒さんの指導は、気質や社会環境が変化しているせいか、難しくなっているのに、教える側がそれに追いつけない。研修やってもこのところ厳しい状況なので、どうしたものか。。。苦悩が続く。
2004/07/30
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今日は、「TVチャンピオン 小学生頭やわらかIQ王選手権」を見た。出場している小学生は、どの子もすごい才能の持ち主だった。ただし、番組的には、最後にミスジャッジをしてしまい、後味の悪いものになってしまったのが、非常に残念ではある。私の知っている人で、いわゆる「天才肌」の人がいる。なんでもすぐに理解してしまい、高校生のときは、授業は半分欠席していたそうだ。学校は、国立大付属であったのだが、あんなに欠席して卒業できるのもすごい。「だってさぁ、知っていることを教えてもらってもつまんないじゃん。学校なんて友達に会いに行くところなんだからさぁ。週2、3日ぐらいが友達と会うのにちょうどいいんだよ。」とは、本人の弁である。私はドクターをとったら、そのまま大学に残るのだろうと思っていたのだが、予想に反し、某企業に就職してしまった。もう一人、以前いたスタッフに、やはり天才肌の学生がいた。この学生は、見るからに「天才」というオーラ(?!)が出ていて、どこからみても東大でしょ、という印象である。この学生は、知り合いの人と違い、毎日学校に行っていた(ちなみに学校は都内最難関私立である)。やはりなんでもすぐ理解して、仕事も瞬時にこなしてしまう。あれ?もう出来たの?という感じでどんどん終わっていく。頭がよいと、仕事も速い(もちろん『教える』という仕事には向かない、生徒さんが何が分からないのか分からないからだ)。あるとき彼に、どのテストも常に満点だから、お母様は悩みがなくて良いね。と言ったら、「『テストの点数が大切ではなく、テストを受けるまでどのぐらい努力したのかが大切だ』と、言われています」と答えが返ってきた。お母様が大変立派な方であるのはよく分かるのだが、う~ん、それって、贅沢な悩みって気がするなぁ。ちなみに、この学生は、高校時代に塾に通っていた。と言っても、「学校授業の補習」でもなく、「受験対策」のためでもなく、「知的探求」のための塾である。その授業は大変おもしろかったそうである。日本の学校教育には、「天才」肌の学生を伸ばすカリキュラムが存在しない。そういう点では、『塾』でそのような生徒さんを集めて「知的探求のため」の塾があるのは、良いことだと思う。学生時代は、「天才」とは、「学校の勉強ができる人」という狭義の意味であったのだが、社会に出ると、色んな「天才」がいる。それこそ、「神様」と呼ばれる人まで存在する。「営業の天才」、「経営の天才」、「マーケティングの神様」・・・etc私は最近、料理を作るとき、「奥薗壽子」さんの料理本を参考にすることが多いのだが、あの人の料理の仕方も「天才」だと思う。そう考えると、学校のときより社会に出たときの方が、色んな価値観をちゃんと認めてくれるんだなぁ、と思う(ただし、学校のときのように、同じ年代の人の中でどうか、というのではなく、幅広い中でどうなのか、となるのだが)まぁどちらにしても、中途半端が一番まずく、突き抜けないと駄目なんだろうけどね。
2004/07/29
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弟の子供のための教材選びに、本屋さんへ行く。普段めったに立ち入らない幼児用教材コーナーへ。ぱらぱらチェックしていくが、思った以上にキャラクターが冠についている教材が多い。えっつ、こんなキャラクターの教材もあるの!とかなり驚く。小さい子供は、何か一つのことに興味を持っていかせるのかなかなか難しいので、親しみのあるキャラクターを使っているのだろう。幼児用教材は、他の学年の教材に比べて、値段の幅が広い。200円台のものから1,000円超えるものまで、様々。高いから良いというものでもなかったりするので、コストパフォーマンスに優れたものを選ぶことにした。いくつか参考と今後の研究のために購入し、幼児用教材だったらこの作者のでしょ!と常々思っている教材をチェックする。中身をみて、やっぱりいいなぁ、と思うが、ちょっと値段は高め。ん~、まだ1歳に満たない子供には必要ないかな、と今回は見送ることにした。結局、購入した教材は、キャラクターがついていないものばかり。しかもお値段もお手ごろのものとなった。あとは、この教材の使い方を検討しなくちゃね。果たして小さい時からの教育に効果があるのか、結果は18年後です。
2004/07/28
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昨日から取り掛かっていた「図形問題作り」。やっと今日、2学期中間分が完成した。問題の後半部分は、いわゆる「応用問題」なので、問題にのる図はシンプルだが、解答・解説用の図は色々と書き込みをしなくてはならない。「1辺の長さが6cmの正八角形の面積を求めよ。」のような問題は、色々とやり方があるが、正八角形が正方形の中にあると考えて、いらないところを全体から引く、というやり方が一番簡単である。また図を描く。図形問題が苦手な子は、こういった「線(補助線)」をどこにどうやって引いたらいいのか分からない子が多い。しかも、一つやり方を教えると、すべてそのやり方かと思って検討違いの線を引く。先まで見通す力が弱いのか、それとも全体の把握が弱いのか。計算問題のように量をこなせば出来るようになるでもないから、一問ずつじっくり考えないと駄目なんだけどなぁ。と考えていたら、ちょっとある方法を思いついた!よし、2学期の図形はこの手法をとってみよう!でも、またそれ様のものを作らないとだめだね。あ~、手作業はまだまだ続く。。。
2004/07/27
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今日は2学期の勉強用として、図形問題を作る。三平方の定理の辺り。三平方の定理を学校によっては「ピタゴラスの定理」と言って教えていたりする。図形問題は、作成にとても時間がかかる。一昨年度までは、CAD用ソフトを使ったりして作成していたのだが、昨年度からは業務用の作成ソフトを導入したので、楽にはなった。とは言っても、計算問題や文章題に比べればとても時間がかかるのだが。。。三角形ぐらいならよいが、三角形に接する外接円や内接円の記入は大変。問題を作りながら、テンプレートで手書きなら、同じ時間でもっと倍の問題が作れるから早いかも、と思いつつ、編集や保存にはデジタルデータの方が便利なので、やはりソフトを使ってしまう。それにしても、図形問題は得意な子と不得意な子が極端に別れる範囲である。色々な指導方法を検討しているのだが、こうすればかなり効果が上がる的なところまでは、まだ到達していない。次回の会議の検討課題として、また指導方法を考えよう。あ~、今日で終わらなかった。また明日続きだね。
2004/07/26
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今日は高校生の頃から毎年かかさず見に行っている「調布市花火大会」日であった。高校生の頃は早起きして、場所取りしてから学校に行っていたのだが(多摩川が近かったので)、今は、駐車場から見ている。私が高校生のとき(ってどのくらい前?!)は、今ほど混んでいなくて、割とのんびり観ることができたのだが、今はものすごい人出である。バーベキューをしてお腹いっぱいになったところで、花火大会が始まった。ピユー、ドドン!!!と花火がどんどん打ちあがる。ワー!きれいだ!花火とともにみんなの歓声があがる!毎年変わった感じの花火もあがるのだが、私は大きい花火が好きだ。ドドーン!という音とともに、ものすごく大きな花火が空いっぱいに広がる。視界いっぱいにも広がるその花火は、他の小さな花火と違って、余韻があって、それもまたいいなぁ、と思う。調布市花火大会は、一時、秋に開催していた時期もあったのだが、やはり「秋」の花火よりは、「夏」の花火の方がいい。花火はやっぱり夏でしょ!きれいだ、きれいだ!と言いながら、花火をみていたら、彼が「もうすぐ夏が終わっちゃうんだ。」と一人感傷はいっている。え? 違うよー! これから夏が始まるんじゃん。「だってさぁ、後、1ヶ月しかないんだよ。」『あと1ヶ月』と聞くと、確かに「終わっちゃいそう」である。う~ん、、、まぁまぁ、花火を楽しみましょう!調布市花火大会は、プログラムの最後の方に「尺玉100連発」がある(これが私の中で一番楽しい)。毎年これを「ひと~つ、ふた~つ・・・」と数えているのだが、何故かぴったりにならない。今年こそ!と思って、また数えていたのだが、やはり今年も数え間違いをしていた。あれ?なんでだろうね?最後に、スターマイン(花火で名前がわかるのはこれだけ)が、二つあがって、終了の合図がなる。あぁ、私の中でのまず一つ目の花火が終わってしまった。次なる花火は8月8日の「神宮花火大会」かな。去年は雨が降って流れてしまったので、今年はやるといいなぁ。
2004/07/25
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近くの神社で、盆踊りのお祭りをやっているので、妹達と一緒に行く。去年よりもものすごい人の数!今年は、他の市と「交流まつり」だったため、盛大である(なんと「物産展」まであった!)。盆踊りを踊っている人たちをみたのち、ヨーヨー釣りに挑戦!おじさんに、「一人2個まで」と言われる。2個? 今ひとつ意味がよく理解できぬまま、ヨーヨーを吊り上げると、なんと2個吊り上げてもまだ、糸が切れなかった。あっつ、「一人2個」ってこれ以上、取ってはならぬ、という意味なのか。小さいときは、ヨーヨー釣りもうまく出来なかったけど、大人になると、出来るもんだね。自分の成長ぐあいについて、しばし感慨にふける。その後は、「でみせ」で焼きそばなどを買い込む。みんなはビールを買いに行くのだが、お酒があまり飲めない私はラムネを買う。でも、今のラムネって、プラスチックのアニメのキャラがついたラムネなのね。ガラスのが良かったのに。たこ焼き200円、焼きそば200円、枝豆100円、、、という激安価格に、ついつい大量に買ってしまう。パクパク食べていると、「抽選会です!」というアナウンスのもと、各賞ごとにラッキーナンバーを読み上げ始めた。この盆踊りは、来たときに、番号のついたわっかをもらい(不正を防ぐためかこのわっかを手首につける)、そのわっかに書いてある番号が抽選番号となる仕組みである。耳をそばだてて聞いていたが、残念ながら呼び上げられず。残念、今年もはずれてしまった。お腹いっぱいになったところで、物産展により、お土産の「らくがん」を購入する。そして満足してみんなで家に帰った。あっつ!「盆踊り」なのに全く踊ってない!と気づいたのは、寝る直前でした。(笑)
2004/07/24
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アニメがとても好きな生徒さんの担当をしている講師から、指導参考用として紹介された「もえたん」。ウワサには聞いていたが(東大の生協で図書売り上げTOPとか)、実際目にしたのはこのときが初めて。ちょっと思うところがあって、早速購入してみる。アマゾンのレビューでは、「受験には使えない」だとか、「英文が間違っている」とか書いてあるが、そもそも受験英語自体が、日常会話からみるとおかしな英文を使ったりするので、「英文が違う」のは「しゃべれる人」からみるとそうかもしれない。また、「受験に使えない」という意見も、「もともと勉強する気力のある生徒」から見るとそうかもしれないが、私のように「あまりやる気が見られない生徒さんにやる気を持たせる」ことをする者にとっては、この「萌え単」は悪くないと思う。ちゃんと受験に出るポイントは載っているしね。「勉強なんかやだ~!」という生徒さんにとって、このカラフルな参考書は、「参考書」という重圧を与えない分、ハードルが低い。1セクションごとの分量も適切だと思うし、何より、「こんな単語の意味ってどうやって使うんだ」と思っている生徒さんには、興味を抱かせる例文がついている。例えば、「amaze(~をびっくりさせる)」という単語には、「社長自らテレビコマーシャルに出演し、仰天ビックリの衝撃価格を提示する」「The president appears in the commercials to amaze the customers of their low prices.」の例文がついている。ただし、例文を理解するには、かなり構文が分かっていないと難しいものも多く、例文自体が他の参考書類に比べれれば長いため、単語帳によくある「例文で暗記しましょう」的な使い方には向いていないと思う。まぁ、何はともあれ、目標は「単語数を増やす」ことであるのだから、「単語が増える」のであれば、何だっていいんだけどね。アニメ好きな東大生が作ったこの本、読み物としてもおもしろいので、興味のある方、オススメします(アニメ好きな人は特に)!もえたん
2004/07/23
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実家の近くには、小さな川が流れているのだが、なんとこの川、ザリガニが取れるらしい。新宿から小田急で20分ぐらいの場所に実家はあるので、そんなに田舎でもないハズなのだが、それでもザリガニが生息できる川があるなんて、まだまだ都会も捨てたもんじゃないな、なんて思う。ちなみに、どこからどうやってそこにザリガニがいることを知るのか、小さい子供を連れた家族連れが、土・日の朝に車にのってわざわざ取りにくるらしい(毎週、入れ替わり立かわりで)。キャー、キャーいいながら、ザリガニをとる姿は傍目から見ても楽しいらしく、私の父が弟の子供(孫)が大きくなって一緒にその川でザリガニ取りが出来る日を楽しみにしている。でも、その日までにザリガニは生息しているのか?!昔からそこに住んでいる方の話では、以前からその川にはザリガニがいたそうなので、弟の子供が大きくなってもまだいるかもしれない。よし!その日が来たら、私も参加しよう!
2004/07/22
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今日、講師の面接で来た学生。将来、「学校の先生になる」のが希望だそうだ。最近、「学校の先生になりたい」という人が多いが、どうみても向いてない人が多い気がする。なんだか民間の就職が厳しいから、それを逃れて「教職」を考える人が増えているようだ(あくまでも私見だが)。だから、こういうタイプの学生は、「教職」とともに、「公務員」の試験対策を行っている者も多い。ちなみに、指導スキルをチェックしても、「学校の先生」希望者は、教え方が下手な人が多い。この学生は違うことを期待しつつ、面接をする。学校の先生になりたい、ということですが、その割には、なぜ、塾の方に応募されないのですか?だらだら面接してもしょうがないので、いきなり核心に迫る。「最初から、『1対20』で教えるのは大変そうなので、『1対1』で慣れてからにしようかと思いまして・・・」カチンとくる私。人数が少ないから楽、と考える人が、学校の先生に向いているのか!『1対1』は、『1対20』より楽とかではない!気を取り直して、学生時代に友達とかに勉強を教えていました?と聞くと、「いえ、あまり・・・」と答える。あぁ、これは向いてないな、と感じつつ、指導スキルのチェックを行うが、やはり予想通りお話にならないレベルであった。誠に申し訳ないのですが、やはり塾の講師に応募された方がよいかと思いますので。と、応募を断ることにした。前は、「教職志望です」という学生は、教え方もうまく、熱意もあって良かったのだが、最近は駄目な場合が多い。個人契約される際の参考にしてください。
2004/07/21
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今日は高校生の生徒さんの、期末の結果をチェックする。現代文の答案を見ていたら、書いている内容はあっているのに表記ミスで点数を落としているところがあった。「本文の内容を抜き出しなさい」と書いてあるその問題の答えは、カタカナで会話文が書いてあるところを抜き出せば正解だったのだが、なんと生徒さん、「ツ」を「シ」と書いていた!答案にも先生の赤ペンで「『ツ』と『シ』は違います!」としっかり書いてあるのだが、生徒さんは、「え~! 違いますか?」と言う。違うよ、形もよーく見ると違うし、書き順も違うでしょ。あっつ、君は書き順が間違ってんじゃないの?ためしに書かせてみると、書き順はあっていた。「同じ形で書き順だけ違うのだとずっと思っていました。」高校生になって、びっくり発言するこの生徒さんは、小学校の頃から知っていただけに、私自身、衝撃を隠し切れない。あれ~、今までなんで気づかなかったんだろう。過去の記憶をひっしにたぐっていると、さらに追い討ちがかかる。「そうなると、『ン』と『ソ』も怪しいです。」は? 何だって?びっくりしている私に、生徒さんは、「『ン』はこうで、『ソ』はこうですか?」と書く。ん~、今書いているのはあっているけど、前はどうだったの?「書き順だけ違って、形は同じにしていました。まさか高校生になって違いが分かるとは思いませんでしたよ。」と生徒さんは、ハハハ、と笑う。笑い事じゃないんだけど。ちなみに他のカタカナは大丈夫なの?「大丈夫ですよ。自分の中で書き順だけ違って形が同じものはそれだけですから。」そうは言っても一応、念のためにチェックはした。確かに他の字は大丈夫だった。君は小学生の頃から知っていたけど、まさかそんなことしているとはちっとも気づかなかったよ。他の生徒さんもまさかこんなことをしてないだろうなぁ。ちょうど夏休みだから、一応チェックするようにしよう。カタカナあなどれぬ。
2004/07/20
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今日は、用事で蒲田駅へ行った。蒲田駅は、学生の頃、家庭科の授業でスカートを作るために、生地を買いに「ユザワヤ」へ行ったキリだった。なので、今日、駅を降りて商店街の方へ行ってみて、とてもびっくりした。人もお店もすごく多い!駅から延々と続く、いかもに「商店街」という商店街は、活気にあふれ、物も安い。しかも蒲田は温泉が出るらしく、駅からすぐ近くに黒湯温泉がある!(駅をはさんで商店街の反対側)住んでいる人は、「交通の便もいいから、住みやすいよ~!」と言っていたのだが、ナルホド、こういうことだったのか。今日はあまりじっくり見て回る時間がなかったので、次回また、遊びに来よう!
2004/07/19
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大変申し訳ないのですが、今後は問題集の件に関しても「メールでの返答はできない」ことをご了承ください。今、日記を読まれた方から「国語の問題集」の件で、かなりのメールを頂いており、それが日増しに増えているので、私の中でノルマのような状態になっています。手の空いた時間に対応するぐらいなら、と思っておりましたが、ノルマになってしまうと、精神的負担も私の中で大きく、辛くなっております。日記の中で「オススメの・・・」と気軽に書いてしまうことも原因かと思いますので、ノウハウの一種で公表できないものは、今後気をつけます。皆さんがとても良い方なので、今まで通り返答をしていきたいのはやまやまですが、物理的な問題もあるので、ご理解頂けると助かります。私にメールを下さっている方で、昨日(7/17)の時点までで私からメールが届いていない方は、大変申し訳ございませんが、以上の理由から返答はないものとお考えください。メールを読むと、それぞれにご事情があり、応対したい気持ちはあるのですが、日常の業務のこともあるので、申し訳ございません。ご理解、ご協力の程、よろしくお願い致します。
2004/07/18
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オカメインコのちゅったん。暑い夏も元気に毎日を過ごしているのだが、ちゅったんは、暇さえあれば「羽毛」の手入れに余念がない。寝てるか、餌を食べているか、毛繕いしているかのどれかをいつもしているのだが、一日の中で「毛繕い」の時間が一番長い。他のインコは、羽毛の手入れも表面のみをやっているだけなのだが、ちゅったんだけは、裏面まできっちり手入れをしている。また、見落としがちな足の手入れも、爪の先から一本、いっぽん丁寧に、ネイルアートをしているかのごとく、じっくりきれいにしている。その甲斐あってちゅったんは、いつもツヤツヤで輝いている。家に遊びに来た人はみんなちゅったんをみて、「すごいかわいい!」と言う。私の後輩にも、暇なときはいつも新たなメイク方法にチャレンジをしていたり、お肌の手入れをしている子がいるのだが、その子もいつもとても綺麗だ。メイク道具もたくさん持っていて、おしゃれに余念がない。ちゅったんが毛繕いしている姿を見ていると、ついその子のことを思い出し、「やっぱり毎日のお手入れが『美』への近道だなぁ。」とつくづく思う。ちなみに、もう一羽いるメスのオカメインコ(我が家にはつがいの小鳥が2家族いる)は、お手入れはもっぱら何でも言うことを聞いてくれるダンナさんにやってもらっている。この子は「ホワイトフェイスパール」という種類の、羽の模様がとてもきれいな小鳥だったのだが、今やかわいかった頃の面影は消え、ダンナさんになんでもやってもらうずうずうしいインコとなってしまった。ダンナさんが寝ていても、わざわざ起して毛繕いをやってもらうのである。昔は、その子の方がかわいかったのに、今は毎日自分できちんとお手入れするちゅったんの方が断然綺麗になってしまった。やはり他人におまかせではなく、自分でやんないと駄目なのね、とインコを見ながら「美人道」の真髄を見た(?!)気がした。
2004/07/17
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高校生のA君。テストの結果をチェックすると、どうも頭の中で「英文法」がきちんと組みあがっていないようだった。下手をすると、中学のときの内容も怪しい。このまま放置すると、状態はどんどん悪化することは目に見えているので、連絡を取る。夏さぁ、君は塾の夏期講習に行った方がいいよ。今のまま勉強を続けても、成績UPは難しいし、やりなおすなら、この夏がいいと思うよ。「もう英語は学校の授業を聞いていても、さっぱり分からないです。」そうだろうね、テスト結果を見ると。やり直すなら、この夏なんだから、塾の夏期講習に行くべきだよ。私の方で、確認が取れているオススメの塾をいくつか挙げる。家庭教師でも教えられるが、コストパフォーマンスが高いので、この状況なら費用の点から塾の方がオススメである。最近の生徒さんは、学校での復習の回数も少ないせいか、以前習った知識がリセットされる状況を目にする。あとは、「学校の点数さえ上がればよい」的な勉強をしていたり、塾を転々としている生徒さんにもこの傾向が強い。ウチでも、やむなく「点数を取る」的な指導をしている場合があるが、こういったことをやった生徒さんには後遺症が残り、じわじわと「知識」が侵食されている。「点数が取れた」という結果が出てしまうと、「なんだ、ちょっとテスト前に勉強すればいいだけじゃん。」となり、精神面にも悪影響を及ぼしている。塾でも、「学校のテストの点数さえ取れれば」的な教え方をしているところも増え、確かに学校の点数が取れるから、お家の人もいいと思ったりしているのだが、それらは悪影響の方が大きかったりすることに誰も気づかない。学校のテストの点数を上げることは確かに大切であり、必要なことではあるが、学校の勉強は「テストの点数を取る」ことではなく、「内容を理解し、自らの『知識』とする」ことだと思うのだが、最近は、「テストの点数」だけに目がいっている人が多い。これでは、知識が体系づけられることもなく、テストが終わる度にまた前の状態にリセットすることの繰り返しである。そこには「成長」はない。くだんのA君、結局「塾は嫌です」と言うので、家庭教師でフォローすることとなった。コストパフォーマンスが高いものを選択したのだから、本人にしっかりやらないと駄目だ、ということをよく言ってきかせ、こちらも生徒さんの性格と状況にあった教材を用意することにした。
2004/07/16
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期末の試験結果が出揃ったので、チェックする。高校1年生は、この1学期で勉強方法等に問題があれば、改善をしなくてはならない(もっともこれは高1に限った話ではないのだが)。中学のときは、成績が良かった生徒さんでも、高校になって、ガクっと成績が落ちる生徒さんがいる。平均80点ぐらい取っていたのに、高校のテストでは、10点台。あまりの成績の差にお家の方がびっくりされる。高校で、成績が落ちる生徒さんは、・勉強時間が明らかに中学の時に比べて少ないか、・勉強の仕方が悪いかの要因が大きいように思える(この他に、「中学のときに比べて出題されるテストの難易度が違う」などもあるが、このようなどの生徒さんにも共通する要因はこの場合はずす)。前者は、男の子に見られる傾向(「彼」にうつつを抜かす女の子にも見られることではあるが)、後者は、女の子に多い傾向である。テストの科目数も増えるし、授業スピードも中学校の時と比べて速いのに、中学のときより勉強時間が明らかに減るのは致命的である。勉強時間が減る要因は、私は生徒さんが置かれている「環境」がおおいに影響している気がする。「学校が熱心に指導しない」、「周りの友達があまり勉強しないタイプが多い」が筆頭かな。中学の時でも、「学校が熱心でない」所に通っていた子もいるのだが、中学のときまでは、お家の人がそれをフォローするよう色々と手をつくしてくれていたりするから、問題にはならなかった。ところが、高校になると、お家の方も「もう高校生なんだから」と思い、フォローがなくなる。すると、本人が自分できちんと意識しない限り、ずるずると毎日を過ごして、気づいたときにはとんでもない成績になってしまう。高校生になってまで、お家の方がいろいろフォローするのは、私もさすがにどうかと思うが、高校も、「名前」と「実態」があっていないところがとても多いので、多少アドバイスをしてあげるといいのでは、と思う。いきなり手を離すと切れた凧になる生徒さんも多い。また、高校では、「学校の勉強をはなから見捨てる」という生徒さんも出てくる。大学入試に関係ない科目は推薦をとらない限りやっても無駄、と思うからであるが、このタイプの友達が周りに多いと感化されてしまう。人は人、自分は自分であるはずなのだが。地方の公立TOP校の中には、講師の人から聞くと、「学校はあまり熱心ではない」ところもあるのだが、学校が熱心でなくても、生徒がみんな自主的に勉強する学校だから、あの合格率を誇るのね、と思う。もちろん、学校も熱心で、生徒も熱心なところは、抜群の合格実績を出しているのだが。「学校も熱心」ではなく「生徒も熱心」ではないところは、本人の自覚がない限り、現役合格はかなり厳しい。中学の時は成績が良かったから、と、くれぐれも油断しないように。
2004/07/15
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講師の人と話をしていたら、ある生徒さんは部屋にTVが置いてあることが判明した。あっ、それはマズイでしょ。「教えに行ったときに、彼がTVを見ていることがあって、その日の授業は、開始時の集中も良くないし、授業に対してののめりこみもすごく悪いんです。」私は子供のときのTV視聴には反対派である。全く見るなとは言わないが、視聴時間が長いと、悪い影響の方が大きい。TVは自分が考えなくても楽しく時間がすごせるアイテムである。考えるという作業は、思った以上に大変で、それをしなくても楽しくなるものがあれば、楽な方に流れてしまい、結果、脳をよく働かせることをしなくなる。「考える」という癖がない生徒さんは、じっと集中して考えなくてはならない「勉強」に対して、身がもたない。すぐに、休憩を取りたがったり、遊びはじめたりする。リビングにしかTVがなければ、お家の方で「見せる」、「見せない」が選択できるが、子供部屋にTVが置いてあったら、「見る」「見ない」は子供の意思になってしまう。小学校までは「考えない」傾向が強くても、顕在化しないが、これが中学、高校になるにつれて、「学力差」として目に見える形でどんどん問題になってくる。中学校に入って習っている問題が難しくなってくると、「よく考える」ということをしなくてはならないが、小学校のときに「よく考える」ことをあまりしないで過ごしてしまった生徒さんには、「どうやってよく考えるのか」から教えなくてはならない。脳の使い方の指導である。学習項目の理解ではない。小学校のときは、今後の将来を決める上で生活習慣がとても大切なのだが、問題が発覚するのが小学生のときではなく、中学校以降であるために、あまり重要視されていない気がする。なお、子供部屋には鍵をつけては駄目である。これも理由があるのだが、長くなるので、また次の機会に。
2004/07/14
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最近のメールで質問が多い「小学校低学年での学習」。この内容は、確か過去に掲示板で返答した記憶があるので、それをページにアップしようと、掲示板の投稿内容を確認する。あれ~? ないなぁ。日記から派生した質問だったため、日記のコメントも確認する。ない、ない、な~いぃぃ!!!あんなに詳しく書いたのに、なぜかきれいさっぱり消えてなくなっている!掲示板の内容を確認する画面をよ~くチェックすると、画面の下の方に、「掲示板には最大60~90件程度のログが保存されます。」と書いてあった。と、いうことは、「90以上は削除されます」ということだったのね。(T.T)あぁ、失敗した。もっと早く別ページに内容をUPしておけば良かった。ということで、「小学校低学年の勉強」についてご質問くださっている方々、返答までもう少々お待ちください。
2004/07/13
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生徒さんの答案が返却されたので、結果をチェックする。答案をみていたら、なんと余白に落書きを発見!講師の人に聞いたところ、どうやらテスト中に描いたらしい。あら~!この生徒さん、テスト中にちょっと余裕があったみたいで。「ちょっと僕には信じられないんですが、(生徒さんに)聞いてみたところ、『ちょっと描いてみた』らしいです。」と、講師は言う。前はあまりいなかったが、最近は答案用紙に落書きをする生徒さんをちょくちょく見かける。この落書きを全く無視する先生もいれば、「ちゃんとテストを受けなさい」と書く先生もいる。ちなみにこの答案を採点した先生は、前者だった。テストに落書きをするタイプの生徒さんには、テスト中に集中力が続かない人が多い。また、テスト中に問題を解くのをあきらめてしまい、残りのテスト時間の暇つぶしに描く人もいる。どちらにしても、ほめられたことではないし、「落書きをする」というのは由々しき事態である。テストに対して真剣さが足りない。先生によっては落書きをしていたら、減点扱いにする人もいるので、生徒さんによく言ってきかせる。「いや~、ちょっとぐらいはいいかな、と思って・・・」と、生徒さん。『ちょっと』も良くないから!描く時間があったら、見直しするとかしないと!テストの受け方まで伝えないとならない生徒さんが増えている、今日このごろである。
2004/07/12
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今日は、鳥小屋の作り直しのため、成城にある「東宝日曜大工センター」へ行く。ここは日曜大工の材料が豊富にそろっていて、とても便利。彼は小屋の材料を選び、私はインコの餌をチェックしにいく。気に入らない鳥小屋に住んでいるちゅったんは、餌もお気に入りの「麻の実」がはいっていないせいか、ここのところ激ヤセしてしまった。麻の実を買ってかえらなくては!ここは思った「東宝ペットランド」が中に入っているため、かなりの品揃えである。おぉ!「麻の実」を発見!これでちゅったんの激ヤセがストップする。「麻の実」を大量に買い込み(3kgぐらい?!)、ついでにボレー粉やら稗やらを買い込み、ものすごく荷物が重たくなった。彼も板を大量に買い込んでいる。どうしよう。よく考えもせず電車で来てしまった。。。仕方がないので、父に迎えに来てもらい、家まで送ってもらうことにした(お父さん、ありがとう!)。その後、まだ選挙に行っていなかったので、会場である近くの小学校まで投票しに行く。18時ごろだったのでもう閑散としているかと思ったら、結構投票に来ていた。無事に投票を済ませ、その他の買い物に行き、家に帰る。もう選挙番組が始まっている。選挙番組では日本地図が表示され、都道府県ごとにどの政党が当選したか、ビジュアルで分かるようにしている。あ~、これって、都道府県の学習に良いなぁ。何回も地図が出てきて、「青森、○○さん当選です。」とかやってるからねぇ。そんなことを考えながら、投票した政党はどうなったのかチェックする。チェックしているうちに、眠たくなってしまったので、今日はもう寝ることにした。結果は明日、NETで確認しよっと。
2004/07/11
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今日は日曜日。時間にも余裕があるので、掃除をがんばることにする。我が家の掃除機は、dysonのサイクロン掃除機である。昔はこの掃除機は、ハンズにしか売っていなかった。今では量販店でも目にすることができる。会社員の頃、一人暮らしの記念に思い切って購入した。掃除機の割りにものすごく高い値段でどうしようか悩んだのだが、窓を閉め切った状態でも掃除機がかけられる(排気がきれいだから)ことが決め手となり、「えーい!嫁入り道具だ!」と思い切って購入した。このサイクロン掃除機で、掃除をすると、ものすごくきれいになる。特にじゅうたんでその威力は存分に発揮される。また、ごみが溜まるところが透明なのは、「掃除をしたなぁ」と満足をあたえてくれる。ただ、この掃除機、一つだけ欠点があり、通常の掃除機に比べてものすごく重い。特に私のタイプは、ヘッドにもモーターがついていて、ヘッドが回転しながら掃除をするタイプなので、重さがパワーアップされる。掃除機をかけながら、いつも、「これでもう少し軽いのがあれば良いのに・・・」と思う。まぁ、でも掃除機をかけた後のきれいさには、目を見張るものがあるので、やはりdysonの掃除機は良いね!
2004/07/10
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講師に応募してきたある大学生は、現在大学2年生であるのだが、1年生の頃に、個別指導の塾と家庭教師をしていたとのことで、「経験者です!」という非常に自信たっぷりの雰囲気を醸し出していた。個別指導の塾名を聞き、その塾が研修など一切やらない塾であったということと、家庭教師も「経験」はあるが「実績」は出せていないため、「塾での指導経験があっても、当社では研修を受けてもらい、経験者としては現段階では扱えない」旨を理由を詳しく書いて返答した。すると、「経験者として扱わないのはおかしい!」とクレームを言ってきた(どうやら研修があるのも納得がいかないようだった)。たかが1年ほど教えたから、と言っても、1年で何が分かるというのか。経験がないよりは、ある方がよいのだが、ただそれは「ある方がよい」というだけの話であって、「経験者」として大きく認められるものではない。私は「教え方」というのは、ある種の技術が必要であって、知識があるから「はい、教えられます」というものではないと思う。それこそ、生徒さんに説明するときの最適な文字の大きさ、ペンの太さにはじまり、実際にどう授業を組み立てれば良いのか、という授業の進め方、また宿題一つとっても、「出してはいけない宿題」も存在する。中学受験や高校受験のための、1対20人の集団塾では、上記のようなことは塾側でみっちり研修をしている。黒板は体半分ひらいて記入するとか、色の使い方とか、声の大きさだとか、ちゃんとした塾なら塾長自ら授業中にチェックをして、どんどん教え方を直していく。個別指導の塾や家庭教師は、こういった研修を行わないところが非常に多い(これには多少、コストの面もあるのだが)。社会人だから、というただそれだけの理由で、「プロの家庭教師」として謳うところも非常に多い(お気をつけください)。また、ちょっと指導経験があるだけで、「経験者です!」とご家庭にご紹介するところも多い。問い合わせをしてきた学生も、他社だと「経験があるなら、是非お願いします!」と言われる(言われた)のかもしれない。そして、業界がこのような風潮だから、たかが1年教えただけで、自信満々になってしまうのかもしれない(業界も悪いね)。「教える」という行為には、上記以外に、「子供(生徒さん)の心理をわかってやれるか」ということも必要とする。家庭教師は、「分からないところを教えてあげればいいんだ」ではない。想像以上に難しい仕事なのである。
2004/07/09
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先日、「おもひでぽろぽろ」を見ていたら、主人公のタエコが、分数の割り算をなぜひっくり返してかけるのかが分からないシーンがあった。勉強を教えてくれようとしているお姉さんに、りんごの絵を描きながら「どうして?」と聞くのだが、説明に困ったお姉さんは、「こんなのひっくりかえしてかければいいのよ!」とおしきって教える。といった内容だった。何かを理解するときに、別のものに置き換えて考えるというタエコの姿勢は素晴らしいと思う。ただ、分数の割り算は、「こうこうこのような理由でひっくり返してかければ良いのです」といった感じではなく、「こうして考えたやり方は、実はひっくり返して計算することと同じなので、ひっくり返してかけても良いのです。」といった内容だから、難しい。詳しく説明するやり方には、色々なパターンがあるが、それらをすべてここに書くのもかなり大変なので、詳しい内容は「参考になるHP」を参照頂きたい(何パターンかあるうちの一つではあるが)。こういった、「割り算はなぜ?」以外にも、小学生のときは算数について色々なことを疑問に持つものだ。・「なんで22は、「202」と書いてはいけないの?」 とか・「なんで掛け算を足し算よりも先に計算するの?」とか。中学生になれば今度は、・「なんで「-」×「-」(マイナスかけるマイナス)は、「+」になるんですか?」とか。私は中学のときに、理科(物理)の「作用・反作用」がよく分からなかった。なんど先生の説明を聞きに言っても、分からない。穴埋め問題などは、「丸暗記」でどうにかなるのだが、実感として全くなかった。「ボクサーが相手にパンチをしたときに、作用・反作用の法則だと、相手にダメージが残るけど、自分にもダメージ受けるじゃん。そうしたら試合にはならないけど、ボクシングの試合ではちゃんと勝者が決まる。あれ~?」と頭の中でわけの分からないことを考えては、一人悩んでいた。ただ、そんなことをずっと悩んでいては、テストに間に合わなくなるので、うやむやのまま、乗り切っていた。目に見えない範囲は難しい。実感がわかないから余計に「どうして?」と思う。ところが、高校になると、その分からなかったことが説明できるようになってくる。あぁ、こういうことだったんだな、だけど確かに中学までの知識では理解しづらかったな、と高校生のときに感じた。ただ、そうはいっても、高校ではまた新たな疑問が出てくる。化学における原子の電子配置など、なんで途中から不規則な配置になるのか、よく分からない。ところが、これまた大学では、この配置の仕組みがそういうことだったのね、と分かるから不思議だ。そしてこれもまた、大学生になってみると、あぁ、確かに高校だと理解は厳しかったな、と感じる。そう考えると、もしどうしても、そのとき分からなくても、その先に進むと今まで分からなかったものが分かってきたりするので、考えることは必要だけど、もしそのとき難しいようだったら、先に進むことも必要だろう。一番マズイのは、ずっとそのままにしてしまうことなんだろうね。
2004/07/08
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私立中学は、学校独自の指導を行っているところが多い。特に、最難関と言われる学校は、「このレベルで教えているなら、東大も受かるよな」と感じるカリキュラムである。私は最難関はどこもそうかと思っていた。ある最難関中学を母校に持つ講師の人と、生徒さんの指導内容を話ししていたときに、この学校は英語はプ○○○○じゃないからね。と何気なく言ったら、「えつ!プ○○○○って何ですか?」と言ってきた。えっつ、学校で英語の教科書って、プ○○○○じゃなかったの?「違います。」有名私立の採用率が高いあの教科書を使っていないとは。きっとオリジナル教科書を使っていたに違いない、と話を聞くと、「英語は、○△◎ですよ。」と言う。○△◎! なんと文部科学省の方でわたされる普通の学校教科書だった!ただし、これは普通の教科書と言っても、公立で採用しているところは少ない教科書である。かなり驚く私。ちなみに他の科目の様子を聞いても、公立の学校の教科書と同じであった。進度もそんなに速くない。ん~、あんなに東大に受かる最難関校なのに、カリキュラムはいたって普通だったとは。講師の人にその疑問をぶつけると、「みんな自分で勉強していますからね。」やはり、そうか。といっても、あの手の学校はどこもそうだけどね。塾も、◎◎◎や◎△×や、■◎△という有名塾にはしっかり通っているそうだ(ちなみにこれらの塾は、学校指定があり、指定を受けていない学校は基本的に受講もできない)。最難関中学でも、カリキュラムが普通なところもあるんだなぁ、と感慨にふける一日だった。
2004/07/07
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今日、講師の面接に来た学生さんは、他社さんにて家庭教師を経験していた人だった。その時の指導時の様子を色々と聞く。本人なりに一生懸命指導をしていたのだが、どうしても成績が上がらなかったそうだ。「教えていたら、生徒さんが寝てしまうんです。」指導時間に寝ていたら、それは成績も上がらないよね。その時、ちなみにどうしてたの?「肩たたいたりして起して、ちょっと休憩とって授業をしていました。」ん~、まぁ悪くはない対応法だけど、でもそれでは次の授業の時も寝てたでしょ。「はい。」何が問題だったか分かる? と言っても、分かっていれば対策とっているんだろうけど。「いえ、全く分かりません。あの時、どう指導すれば良かったのですか?」ずばり言ってしまうと、、、生徒さんに対しての説明の仕方が、多分長いのと単調なんだよ。一生懸命指導していたのは分かるんだけど、「一生懸命」だけでは駄目で、生徒さんへの説明の仕方とか、授業のやり方自体を替えないといけなかったんだと思う。やはり「結果」が出ないことにはどうしようもないからね。でも、色々やっても、どうしても生徒さん側にも問題があって、上がらないときもある。ただ、それは指導中にきっと感じると思うから、それならそれでその場合の指導というものもあるからね。結局のところ、「教え方」に問題がある、と言われて、ショックを受けるA君。とても感じの良い学生で、一生懸命考えて指導するタイプだと思うのだが、教え方は、ある種の「技術」というものが必要だから、それを知らないで指導していると限界はどうしてもあるよね。そのとき実際にどう指導していたかを詳しく話を聞き、こうすれば良かったんじゃないか、ということを色々と指摘する。指摘を受けて気づいたこともあるようで、A君は「あぁ、確かにそうすればもっと良かったかもしれないです。」と言っていた。まぁでも、生徒さんによってこういうやり方が合わない場合もあるから、必ずいつもこのやり方が良いとは限らないんだけどね。「そうなんですか。」100人いれば100通りだからね。ただ、指導のベースと言うものがあって、そのベースをもとにアレンジを加えていくやり方を取ると上手くいく場合が多いんだけどね。それでも上手くいかないときもあるから、指導の仕方は常に向上を図るよう努力してます。「難しいですね。」そうだね、相手があってのことだからね。この学生さんは、一度教えていた経験があるので、「指導の仕方」というのに大変興味を持ったようだった。印象はとてもよい学生なので、これで教え方の技術を学んで是非、がんばって欲しいと思う。
2004/07/06
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夏休みに向けて、そろそろ準備をする。と、いっても、家庭教師なので、塾のように夏季講習週間があるわけでもない。基本的には、1学期のテスト結果から、弱点の補強と2学期の予習が、メインである。せっかくなので、塾用教材の夏季講習用テキストの見本を見てみる。どの教材も1学期の内容がコンパクトにまとまっていて、5日間ぐらいで総復習できるよう作ってある。あまり意識しなかったが、小学生用のも小3からちゃんとある。「ある」ということは、小3から塾に通っている子がいる、ということなのね。短期間での総復習には、これらの夏期講習用テキストは良いのだが、夏休みは「総復習」よりも弱点をつぶすことが大切ではないかと思う。そういった観点から見ると、使える教材は見本の中にはない。ないのなら、自分で作るしかないか。。。ちなみに、予習用のテキストは、単独のものはなく、「復習用+予習用」の一冊にまとまっている。予習だけ、に特化したものはなく、予習なら夏期講習用のテキストではなく、通常使っているテキストで進めた方がいいのだろう。夏休みに「予習」というのも、なかなかやっかいだ。やれば確かに2学期の成績UPは望めるが、予習できる範囲としては「2学期中間」ぐらいまでである。それ以上先をやっても、「忘れた」ということになる場合が多い。また、「予習」をしてしまうと、予習をしなかった範囲の勉強は、学校が始まったときにどうするのか、という問題もある。中間までは「すごくよく分かる」のであるが、期末の範囲は学校授業と平行して勉強していかなくてはならない。でも、一科目でも先にやっておくと、授業が始まったときの負担が減るということはあるので、悪いことではないのは事実。結局は、生徒さん自身による、ということだね。だけど、夏季講習って必要あるのだろうか?!受験生は受けた方がいいと思うが、それ以外の生徒さんの場合、「夏期講習テキスト」は、全体の総復習をしているものが多い。「総復習」は学校でも「夏休みの宿題」としてもらうだろうから、わざわざ講習に参加してまでやらないとならないのか。「教えてもらわないと分からない範囲がある」というのであれば、それこそ、「その範囲だけをみっちり教えてくれる」という授業をやってくれるところに行くべきである。ただし、1科目だけ教えて欲しいのに、「他の科目もやった方がいいですよ。」と、複数科目の受講をすすめてくるところもあるので、はっきりとした目的を持っていかないと、想像以上に教育費がかかる場合があるので、要注意。私的には、せっかくの夏休みなのだから、「塾に行く」というのではなく、どこかに遊びに行くなどの普段できない体験をやった方がいいと思う。ただし、勉強の習慣が消えると2学期以降が危ないので、一日の○時~○時までは勉強時間と決めて、その時間はきちんと勉強するスタイルをとることが大切だ。講習に参加しなくても、市販教材を利用して弱点補強はできる。もし、講習に参加されるなら、目的をよく考えて、惰性で通わないことをオススメする。
2004/07/05
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今日は録画しておいた「おもひでぽろぽろ」を見た。ストーリーもすべて分かっているし、何度も見ているアニメであるが、いつもこれを見ると「ぽろぽろ」してしまう。あのアニメは子供の気持ちの描写が上手く、自分が小さかった頃のことを思い出してしまう。小さいときは、自分が思っていることを相手にわかってもらうように話すことができず、そうしている自分にもふがいなくて、でも分かってもらいたくて、泣くとか怒るとか感情で表すことが多い気がする。ただ、周りの大人は、表に出ている感情で判断することが多いので、そういった大人の態度をみてますます悲しくなったりする。タエコが家族で外出するときに、バッグがなくて、お姉さんがなんとかバッグを貸してくれたとき、バッグを頭にゴツンとぶつけられたシーンなど、タエコの「行かない!」という気持ちにとても同情してしまう。生徒さんと話すとき、あまり焦らさず、自分の言葉でゆっくり話をしてもらうようにしている。これは、あせって話しをしてもらっても、言いたいことが言えないし伝わらないし、しかもこのような状態が続くと、最終的には伝えること自体をあきらめてしまうと、自分の経験上思っているからだ。だけど、これも自分に余裕がないとかなり厳しい。急いでいたり、余裕がなかったりすると、「心がけて」いてもそのような行動が取れなかったりする場合もある。気持ちの余裕は大切だなぁ、と「おもひでぽろぽろ」に「ぽろぽろ」しながら思った。
2004/07/04
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「お客様、詰め替えインクは今後ご使用なさらないようお願い致します。」昨日、修理を依頼していたプリンターを取りに行ったとき、Canonの人にそう言われた。は? 私は紙詰まりを直して欲しかったのですが。。。「紙詰まりの件は修理しました。しかし、プリンターヘッドが目詰まりしておりましたので、その部分も交換致しました。」は?目詰まり? 普段使っているときには、印刷状況に不満はなかったので、おっしゃっていることがよく分かりませんが。紙詰まりが私の中で一番の問題点であり、その件に関して何が問題だったのか、今後使用の際にどのように気をつければよいのか聞きたかったのに、Canonの人は違う論点で私に文句を言い続ける。「当社の純正インクをご使用になっていただかないと、ヘッドが目詰まりを起しますので、今後は詰め替えインクをご使用なさらないで頂けますか?」1ヶ月ほど前に、純正インクから詰め替えインクに替えて使用していた。それが原因でプリンターヘッドの交換にいたったらしい。ユーザーがどう使おうと勝手なのではないか。純正インクの方が良いのかもしれないが、あれだけ量販店で詰め替えインクを売っていれば、それが原因で故障となる事例が多いとは思えない。納得のいかない私は、担当の人に、なぜ詰め替えインクがいけないのかの理由を聞く。「インクの濃度が違いまして、、、」技術用語を駆使して説明するおじさん担当者。この人はわざと難しい言葉を使って私を煙にまこうとしているのでは?疑心暗鬼が大きくなる。すみません、ご説明が難しすぎるのでもう少し分かりやすく説明してもらえますか?またしても、同じ説明を繰り返す。喧嘩を売られているのだろうか。。。それとも、これは作戦?見ためには50歳を過ぎているおじさん相手に、いろいろと考えてしまう。何度も説明を受け(私もある種のいやがらせしてるかも?!)、ようやく、インクの粘性が違うことが、目詰まりをおこす一番の原因であることが分かった。メーカーの人が「詰め替えインクを使って下さっても結構です。」とは言わないから、しょうがないかもしれないけど、コスト考えたら、安い方を選ぶでしょ、と思いつつ、プリンターを引き取る。家に戻ってそんなにインクが原因で故障するのか、また、最適なインクはないかと探していたら、なんと「バージンカートリッジ」まで売っているインク屋さんを発見した!社長さんらしき人が、実験をして、機種ごとのインクを開発している(実験記録のようなものもある)。そして、メーカーからは出ていない「連続供給システム」まで開発している。HPを見る限り、このインクはよさそうなので、メーカーの人は「純正で」と言っていたが、私は今後はこのインクを使おうかと思っている。これでまたヘッドが目詰まりおこしても「自己責任」で行っていますので、文句言わないでくださいね!<詰め替えインク>「INK77」http://members.jcom.home.ne.jp/ink77/index2.html
2004/07/03
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「ピー!!」という音がして、プリンターがいきなり止まった。あぁ、またか。最近、プリンターの調子がよくない。すぐに紙詰まりをおこす。いつものようにマニュアルをみながら、そこに書いてあるとおりのことを行い、直したのだが、今回はそれでも駄目だった。ん~、困った。一度サポートセンターに電話をしたのだが、そこで聞いた方法はすでにやってみた。それでも駄目だったら、「サービスセンターに持っていってください。」といわれている。もう、サービスセンターに持っていくしかないのか。。。買ってまだ1年経ってないのに。以前は、B社製のプリンターだった。このB社製、インク代がかなり高く(お得なパックもないし、詰め替えインクも対応していない)、しかもインクヘッドがすぐに駄目になる。文句いっぱいのB社製だったが、機種を直すときは、代替機を出してくれ、しかも家まで配達だった(サービスセンターまで持っていかなくて良かった)。インク代のことがあったので、買い換えるときは、こんどはCanon製にした。私はB社製の感覚で、Canonも代替機を出してくれるのかと思ったら、サポートセンターでは「出しません」と言う。しかも、サービスセンターまで持ってきてくださいと。サポートの面からみると、B社の方が良かった。会社によってずいぶん違う。仕方がないので、サービスセンターまで持っていき、直してもらうことになった。サポートセンターでは、「出しません」といわれた代替機も、サービスセンターでは貸してくれた。出してくれたのは良かったんだけど、持ってこさせるというのが今ひとつ腑に落ちない。この話を弟にしたら、「HP社製は、家まで持ってきてくれて、新品と交換してくれるよ」という。なに~!購入するときに、CanonかHPかで悩んだんだけど、サポート面を考えたら、HPの方が良かったんだ!購入するときには、サポート面はあまり考えないけど、サポートは会社によってまちまちなので、今度また買うときはよく検討しよう。
2004/07/02
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「すみません、生徒さんが『問題が届いていない』って言ってるんですが・・・」中学生を教えている講師から連絡をもらう。ウチではテスト前は対策問題をご家庭に送り、講師にはテスト直前はそれを使って確認するよう伝えているのだが、講師が教えに行ったらその対策問題がなかったらしい。おかしいなぁ、3日前にちゃんと送っているんだけど、、、と再度送りなおしをし、講師に連絡したら、「紙がなくて印刷できないことが原因だったようです。」と講師がすまなさそうに私に謝る。またか!がっくりするこちら側。このお家は、割とこういったことが頻繁におこる。こちらが生徒さんの成績を上げようと、その生徒さん用の問題を送ったりしていても、「印刷した紙がどこかにいってしまって無くしました。」とか、「送られてきましたっけ?」(こちらには送信記録がしっかり残っているのだが)とか、「今、インクがないので印刷ができないんですよ。」とか、言われる。家庭教師という形態上、ご家庭の協力がないとお家で勉強しているので難しいものがある。お家の方がこういった調子なら、生徒さんも「教科書忘れた。」(こういうことに対応するため、教科書を2冊用意したにもかかわらず!)とか「ノート忘れた。」とかこちらで用意した問題集まで「無くした」と言う。こういうタイプの生徒さんは、家庭教師より塾の方が良い。塾なら「持っていない」という状態にすぐに対応ができる。成績上位の生徒さんやお家の方は、こういったことは絶対におこらない。お家の方も協力的で、こちらがアドバイスすることもしっかり理解して実行に移して頂ける。家庭教師をつければ成績があがる、というのはお家の方のご協力があってこそ、である(もちろん、こちら側の指導内容も重要であるが)。「お願いしたからいいわ」ではなく、お互いの協力が大切だと、私は思う。
2004/07/01
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