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今日はずっと打ち合せの日だった。当初予定としてあったのは、最初の打ち合せだけであり、その後は「今日は時間があるから」と急遽連絡をもらって打ち合せとなったものだった。気温が31℃という「夏」のような日差しの中、ずっと外出していたため、戻ってきた時にはぐったり。ちょっと休憩してから、予定としてあった打ち合せをこなす。その後、急遽入った打ち合せをした。打ち合せの最中は頭がはっきりするのだが、打ち合せが終わると、ぼんやりぐったりしてしまう。もう、今日は疲れたので、これで終わりだね、と思っていたら、20時からまた一件打ち合わせが。。。やってもこんな調子だったらいいアイデアなんて浮かばないよ、と思っていたのだが、打ち合せが始まると「ランナーズハイ」のような状態になり、頭がフル回転し、活発な意見交換をしている自分に驚く。勉強も、ノッテイル時には時間だからとやめないで、出来るところまでやり続けることが良いのだが、これも似たようなもの?22時近くになって、やっと全てが終わる。それから帰って夕飯を作り、23時ごろやっと夕食(私は食べない、太るから)。もう、今日は疲れたから早く寝る!と思っていたのに、こういう日に限って彼が「攻殻機動隊」のDVDを借りてきてしまい、結局、それを見てしまう。「STAND ALONE COMPLEX」の22話に衝撃を受けてしまい、眠れなくなる。あ~!もう! 今日って一体何なのぉ~!
2004/05/31
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生徒さんのお家にはじめていくとき、私はよく道に迷ってしまうので、ナビウォークがあったら便利だろうと思い購入した携帯。購入後、ナビウォークはオプションだと知りしばらくその機能は使わなかったのだが、ある日auから「機能を持っている携帯なのに、使わないのは使い方を知らないからでしょう!」みたいな内容のDMが届き、そのDMを読んでこんなに便利なら使ってみよう!とEZナビウォークを使い始めた(オプション料金は315円)。今ではすっかりこのEZナビウォークにはまってしまい、どこかに出かけるときには必ずナビウォークでチェックするし、生徒さんのお家に行くときも迷わず行けるようになった。遊びにいくときに、電車か車かという選択があるとき、ナビウォークでこの両方での所要時間が分かるのが良い。でも、一番気に入っているのが、車で行くときの最短経路を表示してくれるサービスである。ナビウォークの「トータルナビ」にて、出発地をGPSで通知し、目的地を駅名や住所で選択したら、Myナビ設定で、「車」の「渋滞考慮」と高速を使う場合は「有料道路」にチェックをいれて、検索する。すると、渋滞にまきこまれない最短ルートの距離とかかる時間、おまけにタクシー代はいくらになるかが表示される(ちゃんと深夜料金も対応している)。彼からタクシーで家に帰ると連絡をもらうと、ナビウォークで検索し、「タクシー代は〇〇円ぐらい」と前もって伝えられるのも良い。また、彼が運転しているとき、私はそのナビウォークをみて、次の交差点を右折などとナビすると、渋滞にはまらず目的地に着ける(車にはカーナビはついていない)。ナビに表示される地図に赤線があると、渋滞を表しているので、再検索して別のルートを表示することも可能だ。すごい便利だ!例え道に迷ってもGPSで通知すれば、今いるところが分かるので、とても助かる。ただ、このナビウォーク、この機能を使っている間は、これだけになるので、電話をかけるとかメールを打つとかはできない。画面メモもできないので、もし電話がかかってきたら、ナビウォークは切れてしまう。せめて画面メモさえできればなぁ。携帯は仕事用にしか使わないので(着うたとかはやらない)、この携帯機能にあと「ボイスレコーダー」機能さえつけば完璧なんだけど、バッテリーが今のままだと持たないから厳しいかな。ビジネスモデル用携帯とか出たらいいのになぁ、と思うのは欲ばり?!
2004/05/30
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借りていたビデオを返しにいったとき、CDをついでに買おうかと、CDコーナーへ寄った。私は音楽を聴くよりは、本を読む方が好きなので、CDは1年に2枚買うか買わないかというほど、滅多に買わない。数ヶ月ぶりに購入するCDにわくわくする。最近すっかりはまっている「攻殻機動隊」のCDを購入すべく、アニメコーナー(?!)へ。CMで宣伝していたCDしか売っていないのかと思ったら、なんと数枚販売されている!あれ~、ヤバイなぁ。どれだっけ?どんな感じのCDだったか一生懸命記憶をたどるが、よく思い出せない。う~ん、、、どうしよう。しばらくそのコーナーで悩んでいたのだが、「アルバムぽかった」ということで、「アルバム」とタイトルに書いてあるCDを購入することにした。家に帰って早速CDを聴いてみる。CMで流れていた曲は良かったな、と思いつつ、その曲がいつ流れるかとひたすら待ちつづける(タイトルが分からないから)。1時間後、CDに収録されている曲が全て終わった。あれ? ひょっとしてこのCDではない?慌てて、アマゾンでチェックをする。どうやら、私が買おうとしたものは「STAND ALONE COMPLEX O.S.T.+」の方であった。あ~、失敗したぁ!期待が大きかった分、ショックも大きい。ちゃんと調べて買えばよかったし、ちゃんと試聴できるところで買えばよかった。もうこれからは、試聴できるところでしか買わない!と心に誓った(次回はまた半年後?!)
2004/05/29
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最近面接で会う講師希望者の人達は、高校受験でいわゆる難関私立校へ行った人が多い。早稲田学院、開成、筑駒、、、どれも高校受験時に大変人気があり、かつ高偏差値の学校である。彼らと話をして気づいたことではあるが、高校受験で私立に入ったとしても、彼らは小学校のときに中学受験対策の勉強をしていることだった。小学校時代、彼らは中学受験の塾に行っていないだけで、中学受験をする生徒さんがやっている勉強とほぼ同じようなことをしている。しかも中には高校受験を見据えて、公立中学も評判の良い中学へ越境してまで通っていることだった。そして、中学入学後は「私立受験」を念頭に置き勉強していた。内申が良いので、公立ももちろんTOP校が狙えるが、公立は最初から考えに入っていないようだった。第一希望に受からなかったら、受けようかという雰囲気である。内申があまり良くない子は、公立は受験しないという方針で、第一希望からすべり止めまですべて私立になっている。「家庭教師をしたい」という人はいわゆる王道を行っている人が多いので、ひょっとしたら上記のような小学校から高校受験を考えた受験対策をとっていない人の方が、実は多いかもしれないが、逆のパターンの人にはほとんど会ったことがない。やはり小学校のときの勉強は大切だなぁ、と彼らと話をするたびに思うのであった。
2004/05/28
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「すごいねこの子達!」今日は、録画しておいた12chでやっている、TVチャンピオンの「小学生歴史王選手権」を見た。一緒になって問題に答えてみるが、なんとかついていけたのは第一ラウンドの「ビジュアル問題」で、第二、第三ラウンドに進むにつれて、知っているというより教えてもらう内容が多くなる。出場している子達は、答えるのももちろん早いが、「それってどういうこと?」と司会者の人に聞かれてた内容について背景まできちんと答えられる。私たちで言うところの「ワキの知識」がものすごい。こんなに知っていたら、大学入試の歴史も余裕だと思う。出場している小学生たちは、みんな利発そうだった。きっと歴史以外の科目の成績も良いのだろう。もし、万が一他に苦手な科目があったとしても、1科目とてもよく出来る科目があれば苦手な科目の成績は上がりやすい。全体的に勉強が苦手な生徒さんを指導するとき、私たちがまずどうするかというと、全部の科目の成績を一気にあげようとしないで、その生徒さんが取り付きやすい科目をまず1科目だけ集中して、成績を上げるというやり方をする。全部が一度に上がればもちろんよいし、時間的な問題等でこのやり方を取れない場合もあるが、とにかく1科目だけ生徒さんが自信を持てる科目をつくると、波及効果でその他の科目も連鎖して成績が上がってくる。勉強を苦手としてしまった生徒さんは、何をするにも自信がない。本人も「がんばろう」という意識がある一方で、「何をやってもダメなんじゃないか。」という気持ちも持っている。こういった精神状態でテストを受けると、結果は出ない。こういった生徒さんには、とにかく1科目だけ集中して勉強して、「やれば出来るんだ」と自信を持たせると、他の科目にも良い結果が出てくる。テストの時も「この科目だけは絶対に大丈夫」というものがあれば、踏ん張りがきく。私は学生時代は歴史が嫌いだった。過去に起こったことなんて勉強してどうなるのかとも思っていたし、あの年号を覚えるのが苦痛だった。年号などは「鳴くよウグイス平安京」と語呂合わせで覚えて、なんとかテストを突破するためだけに勉強していたから、TVチャンピオンに出ていた小学生たちはすごいと思う。優勝した小学生が、「ゲームなんかより歴史の方が最高におもしろい」というようなことを言っていたが、大人になった今、歴史を振り返ると、あの小学生のようにおもしろいと感じる。あの「オススメの地図帳」も、ペラペラめくって眺めるだけでもとても楽しい。学生のときは、「とにかく点数を取らなくちゃ」ということが先行して勉強していたから、テストに出題されない無駄な知識は知ろうともしなかった。だから私にとって歴史の授業は「灰色」そのものだったのだが、それが余計に歴史をつまらないものにしていた原因かもしれない。化学の周期表も、自力で全部表が書けるぐらい語呂合わせで覚えたのだが、あれは少しもつまらないと感じたことはなかった。表をつかって問題を解くのが楽しかったし、同族でおなじ性質をもつことから知らない性質を類推できるのもおもしろかった。歴史もテストだけ、と考えないで広い視点から見たらもっと楽しく勉強できたな、と感じる。歴史は、この間の友達の話ではないが、「できるときにもっとやっておけば良かったな」と思う科目である。後悔先に立たず。
2004/05/27
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先週はそうでもなかったが、今週はパソコンに向かっている時間が長いせいか、やっぱり腰が痛い。皆さんに教えて頂いたことをあれこれとやってみると調子は良くなるのだが、集中して机に向かって仕事をしていると痛くなる。休憩を取りながらがいいとは理解をしているのだが、やはりノッテいるときは集中してやってしまうので、はっと気づくと腰に負担がきている。う~む、これは何か根本的な原因があるハズ。落ち着いて考えてみると、どうやらパソコンと椅子の高さがあっていないことが原因のようだ。机と椅子の高さはさほど問題がないように思えるが、パソコンの入力の位置が低すぎるように思える。椅子は高さを変えられるタイプではないため、パソコンの下に物を置いて少し上げるしかないかな。何か良いものはないかと探してみるが、そう簡単に都合のよいものが見つかるわけもなく、またいつものスタイルで仕事をすることに。マズイ、マズイ、早く対策を打たなくては。そういえば、「姿勢」で思い出したが、最近、生徒さんが勉強しているときに、顔がノートに近づきすぎている人が多い気がする。顔が近いよ、と声をかけると、ハッと気づいて姿勢が直るのだが、またしばらくするとノートに顔が近づいている。そんなに至近距離で書かなくてもよいはずなのに、なんで最近の生徒さんは顔を近づけて書くのだろう。TVで見かける塾のCMで、生徒さん達が机に向かって一生懸命問題を解いているのがあるが、あのCMにうつっている生徒さん達も、顔を机に近づけて書いている子が多い。小さいうちから顔を机に近づけて書いていたら、目が悪くなっちゃうよね。私も人のことは言ってられない。これ以上、視力が落ちないように気をつけなくちゃね。
2004/05/26
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中間試験の範囲をチェックするため、生徒さんに試験範囲を聞いていたら、今日添付データーが付いたメールが送られてきた。なんだろう?と開いてみると、なんと中間の試験範囲が書いてある画像データーであった。教室の壁に貼られていたであろうその試験範囲は、とても上手に写真で撮っていて、教科書のどこからどこまでかがよく分かる。とっても分かりやすいし、間違いはないけれど、なんかちょっと違う気がしないでもない。試験範囲を携帯のカメラで撮ってくるという生徒さんの方法は、すごいと思う一方で、手で書いてくるからこそ、頭に試験範囲が記憶されて明確になるのではないのか、という気がどうしてもしてしまう。相手に分かればよい、という観点から考えれば、確かに携帯で撮った画像を送ってくるのは正しいやり方ではあるが、「試験範囲を聞く」というのは、生徒さんに範囲を意識してもらいたいためのこちらの作戦でもあるので、これでは「作戦」が攻をなさないう~む。こりゃ困ったな。私が分かっても本人が分かっていないのではしょうがないので、講師に連絡して本人の口から直接確認するようにする。私たち周りの者が、生徒さんにお膳立てをしてしまっても、テストを受ける当の本人がしっかり自覚していないことには、絶対に成績は上がらない。言えば素直にやるというタイプの生徒さんは、一見とても良い生徒さんのようにみえても、勉強している最中も意識がどこかに半分飛んでいるような感じだったりするので、注意を要する(全員そうということではないのだが)。こちらから聞かなくても、本人から「今回の範囲はここです。」というぐらいにもっていかないと厳しいね。いかに「自覚」させるか。研究はまだまだ続く。
2004/05/25
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講師の人と教え方について色々と話をすると、皆、工夫して教えていて、「ナルホド!」と思う教え方もある。今日、「ナルホド!」と思った教え方は、ゲームのような形で数学(中学)を教える教え方であった。この生徒さん、じっと座って集中して取り組むことが苦手で、ウチに入会するまでは「家庭教師キラー」だったそうだ。ウチに入会されたときも、お家の方が大変心配されていたのだが、担当している講師が生徒さんをのせるのがとてもうまく、嫌がらずに勉強している。この講師は、生徒さんとやり取りをしながら勉強していて、講師が生徒さんに問題を1問出して、その問題が解けたら今度は生徒さんが講師に問題を出す、解けなかったら再度生徒さんが問題を解く、というやり取りで授業を行っていた。生徒さんは、このやり方が大変気に入ったようで、講師に問題を解かせたいために必死になって問題を解く。こうして、生徒さんは、自分が知らないうちに問題をどんどんこなすようになっていった。この教え方を講師から聞いたとき、私には思いもつかない教え方だったので、とてもびっくりした。講師が問題を解けるのは当り前であって、それをゲームのようにやり取りしながら勉強することが、授業として成立するとは思わなかった。でも、この講師の教え方で「家庭教師キラー」だった生徒さんは、一生懸命勉強するようになっている。今回のテスト範囲の問題もかなり解けるようになった。教え方に正解はない。このやり方だとダメな生徒さんももちろんいるが、「手法」として知っていると、生徒さんにあるやり方で教えていてうまくいかない場合に、すぐに別の教え方をして、理解してもらうことが可能となる。私はかなり手法を知っている方ではあるが、今回、講師がやっている教え方は思いもつかないやり方だったので、私自身が大変勉強になった。「教える」って奥が深いとあらためて思った一日だった。
2004/05/24
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「ねぇ、今日ヒマ?」朝早く弟から電話をもらう。まぁ、ヒマと言えばヒマだけど、なんで?「あのさぁ、家を買おうと思うんだけど、安い物件があるんだよね。」東急田園都市線の「高級住宅地」にあるその物件は、値段を聞くと確かにお安い。う~ん、、、それさぁ、なんか絶対にあるよ。その近辺でその値段っておかしいもん。全室「お墓ビュー」とかじゃないの?「でもとりあえず、今日『内見できる』って話だから、ちょっと一緒に見に行ってくれない?」昨日もお家チェックで出かけたのに、今日もまた、と思いつつ、一生の買い物であるので、一緒に内見に行くことにした。弟達と待ち合わせて、目的の家まで行ったのだが、不動産屋さんが来ないので、「売り出し中」と書いてある違う物件を見る。8,000万円を超えるその物件は新築だったので、設備も最新式のが入っていて豪華な造り。デザインもオシャレだ。キャーキャー言いながら部屋を見てまわる。「どうですか?」と妹が聞くのだけれど、もう建ってしまっている家は目視ですぐにはわからない。悪くはなさそうだけど、値段が高いよね。やっと不動産屋さんが着いたので、目的の家を内見する。先ほど高級物件を見てしまったため、すべてにおいて「う~ん、、、」という印象をもってしまう。ちなみに値段が安い理由は分かった。2階は良いのだが1階がかなり日当たりが悪く、しかも建て直しがきかない家のためである。いくら「土地付き一戸建て」と言っても建て直しができないのは、購入後の転売も難しい。ん~、やっぱりオススメできないねぇ。不動産屋さんが「他の物件もございますので」と言うので、そちらも見てみることにする。車で後をついていき、紹介された物件は、坪単価の施工費がとても高い物件であった。えっつ、これ?不動産屋さんから聞く売買価格は、この施工の家ではそんな価格になるハズがない金額であった。彼と「ありえな~い!!」と言って、紹介物件が間違っているのではという疑念を抱く。よく見ると紹介された物件の囲いのところに掲げてある看板に、「〇〇様邸」と施主の名前がしっかり明記されている。あの~、この物件は違うと思うのですが。不動産屋さんに言うと、「あっつ、すみません。間違えました。新人なのではじめて来て実はよく分からないんです。」彼が、「何千万もする家を買おうというお客様に、新人一人で来させることはウチの会社ではしない。」とポツリと言う。結局、案内地図をその新人営業マンから借りて、私たちが先頭で家を探すことにした。新人営業マンが道に迷っていたロスタイムが響いている。やっと次の物件に到着した頃には、もう夕方になってしまっていた。次の物件は、ちょうど建築途中だったので、施工の様子が見えて良かったのだが、最寄駅までバスで20分のため、働きながらの子育て中の妹にはかなり厳しい条件であった。ここは立地がきついね、と妹と話をし、もう他を見る時間もなくなったので、今日の内見は終わりとする。帰り際、新人営業マンが妹に色々希望条件等を聞いていたのだが、どんな理由があったにせよ、新人一人だけをつかせる会社の姿勢がどうかと思うので、そちらの会社からは絶対に購入しないと、一同心の中で思う。なかなか「コレ!」という家を見つけるのは大変だけど、地道にアンテナを張っておくしかないね。
2004/05/23
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今日は、お知り合いの方が建設中の家へ代行チェックに行く。久々の現場だ!となぜかワクワクする私。土曜日なので作業をしていないのでは、と思ったが、現地に到着すると職人さんのバンが止まっている。すると彼は、車を走らせ近くのコンビニへ。あれ?なんでコンビニに行くの? と思っていたら、職人さんの方々へ差し入れを買っていた。あっつ、気が利くじゃん。再度現場に戻り、職人さんに挨拶をし、差し入れをおわたしする。そして、「ちょっと見させてもらいます。」と断わりを入れてから、あらかじめ図面で確認していた壁のチェックをはじめた。お知り合いの方も現場を見にいらしたらしいのだが、やはり「ゴミが落ちている」とかの方が気になって、肝心の「使っている材料の寸法」等は見なかったらしい。「図面を見てもわからないし、使っている釘が場所によって違うなんて知らなかった」そうだ。図面は見慣れていないと難しいよね。まして「この壁に緑色の釘が使っているかどうかが大切」と言われても、現場に行ってすぐには見分けられないよね。壁をざっとチェックした彼は、今度は床をざっとチェックする。2階の床は施工中のため、1階の床のみのチェックとなる。ちなみに何をチェックしているかというと、「使っている材料の寸法、釘の種類、釘を打っているピッチ」である。見慣れていれば、壁の厚みも何mm厚と見て分かるが、普通は巻尺を当てて測るんだろうな。だけど、それって職人さんがいるときはやりづらいよね。一般の方が施工現場を自らチェックするのは、やはり大変だよなぁ。仕上げ材が専門だった私は、外装材が気になる。ねぇ、このお家は外装材って何?「モルタルだって。」えっつ、じゃぁ、この次は通気胴縁が来るのね。ちなみに胴縁の厚みは?「分からない」あっつ、そうか。胴縁の厚みは図面には載っていないもんね。胴縁の厚みってかなり重要なんだけど、こういったことって施工中の現場に来てみないと分からないから、やはり何回も見に来ないといけないんだ。だいたい確認したところで、職人さんに「どうもありがとうございました。」と言って、現場を後にした。車の中で、彼は、「何も言わないで見て帰るって、すごい嫌な感じだろうな。」と言う。そうなんだ。だけどワザとそうやっているの?「うん。プレッシャーがかかるからね。」う~ん。。。そんなことまで考えて現場チェックするんだ。職人さんも大変だなぁ。ところで私が見た限り、問題はなさそうだったんだけど、どう?「1階の床の釘のピッチが荒いのが気になる。」あっつ、そうなんだ。「でも、この後また(釘を)打つかもしれないから、なんとも言えないけど。」そうしたら、また見にこないとダメなんだ。「月曜日に施主が見に行くって行ってたから、そのときに確認してもらうよ。」そうだね、床だけだったら今度はチェックもしやすいよね。だけど、やっぱり普通の人が施工チェックするのは大変だよね。仕上げ材って目に付きやすいから、「クロスに隙間がある!」とか言い易いけど、それよりは「構造材がきちんと施工されているか」の方が大切だからね。ん~、やはり家も人間と同じで、「外見よりも中身が大事」だね。でも、「中身が他社よりいいんです。」ってところはセールスポイントにはなりにくくて、「素敵な外観のお家ね。」の方が売れるから、難しいね。お知り合いの方に連絡をして、「今のところは大丈夫そうだ。」と伝える。とても安心されたようだった。だけど、まだまだ続くんだよね。やっぱり家を建てるって大変だなぁ。
2004/05/22
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「国語の読解力を上げるにはどうすればいいの?」友達から電話をもらう。は?なんでそんなこと聞くの? まさか大学に戻ろうなんてこと考えてんじゃないでしょうねぇ。よくよく話を聞くと、どうやら「法科大学院に行こう」と考えたようだった。そうなんだ、一念発起して弁護士になろうと思ったのね。で、なんで国語の読解力が関係するの?友達が法科大学院の仕組みを説明してくれた。「まず、適性試験を受けなくちゃいけないんだよ。」ふ~ん、その「適性試験」と「国語」とは何の関係が?「適性試験の内容に、『読解・表現力』の問題があるんだよ。」それってマークなの?「そう。マーク試験。で、その問題を大学入試センターが作っているんだよ。」そうなんだ。じゃ、がんばって!中間で忙しいときに、よく内容がわからない相談は受けられない。そうそうに電話を切ろうと思ったら、「ちょっと待ってくれ!」と言われる。「だからさぁ、センター試験の国語の得点が上がる方法ってどういう方法なの?」そんな便利なものはありません。そもそも、大学受験のときにセンター受けたでしょ。「受けてないんだよ。」えっつ! 全く受けてないの! 私立対策しかやってなかったの?「そう。古文が嫌いだったから。」え~、そんなこと言ってもさぁ、『とりあえず受けとこう』とか思わなかったわけ?「いや、全く。」受験の時に楽(?!)してるから、こういったときに困るんでないの。勉強できるときには、やはりやっとかないとさぁ。学生の時なんて「勉強だけしていればよかった」時代だったから、いくらでもやれたのに、今やるとなると、仕事しながら勉強でしょ、大変じゃん。くどくどと言っても、今となっては後の祭りである。とりあえず、「勉強しよう」という意欲はかって、もう少しちゃんと相談にのることにした。適性試験の過去問も見ていないから、有効かどうかは分からないが、マーク試験の問題を解くポイントだけは伝える。そして、そうそう「読解力」は上がらないけど、「テストの点」を上げる有効な解き方があるにはあるけどさぁ、と言うと、しばらくしてからその参考書を借りにきた。適性試験の出題内容見ていないから、実際に使えるかどうかは分からないけど、「マーク対策」には有効だね、と参考書をわたす。喜んでその参考書に目を通す友達。「ホントにこの方法使えるの?」解き方について疑問をもつ。問題見てないから分からないけど、もし、センターぽいなら有効だよ。ただし、何度も言うように、いわゆる「国語力アップ」にはならないから。あくまでも点数のみ上げるという方法だからね。「ふ~ん。」ちょっと怪しみながら、とりあえず試してみようと思ったらしく、友達は参考書を持って帰った。大学入試のときにセンター受けていれば、まだ免疫があってよかったのに、受けてないんじゃ大変ではないのかなぁ。まぁ、何でもやる気になった時にやることが一番なんだけどさ。「古文が嫌い」という理由で、センター試験を避けて大学入学した友達のことを思いながら、やっぱり勉強できるときにやっとくといいんだよ、とあらためて思った一日だった。
2004/05/21
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生徒さんの学習状況をチェックしていたら、予定が変更になっていた生徒さんがいた。この生徒さん、このところ予定がコロコロ変わっている。変更せざるを得ない理由があったにしろ、予定の変更が多いのは良いことではない。こういうタイプの生徒さんは、ほとんどの場合成績が上がらないんだよね。家庭教師は塾とは違い、時間の融通がききやすい。ただ、融通がきくからと言って、予定をコロコロ変更しているようでは、学習の効果があらわれにくい。ウチでは、毎回、宿題を出している。その宿題の量は、次回指導日までの自宅学習時間を計算しての量だ。何でもそうだが、「期限」がないとなかなか手につかない。この日に家庭教師の先生がくる、という抑止力が働くから、宿題をやってくるものである。それが予定を変更してしまうと、そもそも宿題の量が次回指導日まで少ないし、抑止力も弱いので、多くの場合、「宿題をやってこない」という結果に陥りやすくなってしまう。また、指導内容もいつまでに何を終わらせるというおおまかな予定を考えて、その日の指導にあたっているため、日程の変更は指導内容のスケジュールの変更にもなる。指導が一貫しないのは、「知識の定着」に抜けが発生する。どちらにしても良いことではない。お家の方にお伝えしても、男の子の場合難しいお年頃だから、「最近、私の言うことは聞かなくなってしまって。」と言われる。しかし「約束を守る」というのは、「言うことを聞く、聞かない」という内容ではない。早急にこういった日程の組み方を直さないと、癖がつくと大変だ。生徒さんに連絡を取ろうと思ったが、ちょっと今日は時間が遅い。仕方がない、明日お電話して、生徒さんに直接伝え、お家の方にもご説明しよう。あと、講師の方にもあまり予定変更が多い場合は、相談するように伝えておかないとね。せっかく「家庭教師」をつけているのだから、効果が出るやり方をしないともったいないと思う。「家庭教師」の予定ですらこういった状態なら、学校の宿題もやっているのかかなり怪しい。これも明日生徒さんに確認して、やっていない場合はよく言っておかないと。5月はだんだんと勉強に手がつかなくなる生徒さんが多い時期だから、気をつけないとね。
2004/05/20
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やっと長く辛い「ダイエット週間(一週間だけですが)」が終わりをむかえました。彼にもさんざん迷惑かけたこのダイエット、厳しかったけどなんと一週間で3kg痩せましたぁ!過去、色々とダイエットをやりましたが、ここまで短期間で成果が出たのは、これが初めてです。ちなみに私がやったダイエットは、「リセットダイエット」というものです。朝はグレープフルーツ1/2個のみ、昼、夜は、お肉とお魚のどちらでも食べていいのですが、炭水化物、油分、糖分が含まれるものは一切食べてはいけない、というやってみるとかなり過酷なダイエットでした。「サラダは好きなだけ食べていい」と本には書いてあるのですが、これが思った以上にお腹いっぱいにならないのです。夜中、寝ている彼に「お腹が空いたよぉ~。お腹が空いたよぉ~。」と毎晩言ってました(彼からは「家族に迷惑がかかるから、そのダイエットは今後やらないでくれ」と言われました)。このダイエット、料理本も出ているのでそれを買って料理を作ってみましたが、味付けが「塩」か「醤油」しかないので、同じ料理を2日続けて食べられないグルメ(?!)の私には耐えられないものでした。彼は「俺は平気なんだけど」と言うんですけどねぇ。でも、このダイエットを通じて、・3食きちんと食べる(以前は一日一食でした)・いかに間食が多かったかの見直しが図れた・油分をとらない料理の仕方を覚えた・野菜料理だけでも色々と作れるのだと分かった(同じ野菜でも、焼く、煮ると調理法を変えればあまり飽きない)という利点もありました。ただ、やはり辛かった。。。 来月またこのダイエットにチャレンジすれば、痩せられるとは分かっているけれど、もう精神力が持たないかもしれない。このダイエットから、私には・3食きちんと食べた方が体重が落ちやすい・夜21:00以降食べなければあまり太らないということがかなり影響するようなので、リバウンドしないようにするためにも、これら2点だけは死守するようにがんばろうと思います。夏に向けて頑張らなくちゃね!ファイトォ!
2004/05/19
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今日は久々に高校生の生徒さんに英語を教える。中間テストが近いので、理解度チェックとポイントの整理である。久しぶりに会った生徒さんが、「どこを覚えればいいんですか?」と私に言う。う~ん、そんなこと言っているようでは、まだまだだぞ!君の場合は「どこを覚えればいいか」ではなく、「どう覚えるか」が大切なんだから。自分で勉強したという範囲を、まずチェックする。案の定、丸覚えのような応用の利かない覚え方をしているため、ちょっと出題形式を変えると、すぐ出来なくなる。そこで、「どうやって覚えたのか」のチェックをし、「覚え方」の直しから入る。科目は「ライティング」のため、日本語からのやり直し。日本語の文章には「主語」が入っていないものが多く、「主語」を意識させるところから勉強していく。教えていて、やはりちょっと厳しそうだと感じたので、今日の生徒さんの勉強スケジュールを確認する。「今日はこの後、リーダーをやる予定です。」ん? リーダー? リーダーは前から勉強してるんじゃなかったっけ?危険な匂いがするので、試験日程およびそれにあわせて生徒さんが立てたスケジュールをチェックする。あっつ、世界史が土曜日だけやる予定になっているけど、どこまで終わってるの?「これからやるんです。」えっつ、これからって、土曜日だけだと間に合わないよ。世界史で成績を落とす人が多いんだから、1日だけだと絶対にマズイって。慌ててスケジュールの立てなおしを図る。英語の授業にはなかなか戻れない。が、英語だけ教えていても他の科目の成績が下がると平均評定が低くなるので、スケジュールの立てなおしは大切だ。よし、じゃぁ、これでいきましょう。本人の了解をとり、英語の授業の続きを行う。立てなおししたスケジュールからいくと、今日でライティングはほとんど終わらせないとならないので、家で復習しなくてもいいように教えていく。なんとか範囲を終了する。再確認で問題を解いてもらっても、ちゃんと解けるようになった。ここまでくれば、ライティングは大丈夫だね。テスト前に復習する個所を紙に書き、教科書に丸つけして今日の授業が終わる。一気に勉強したので生徒さんグッタリ。私もグッタリ。でも念には念を、ということで、「どうやって覚えるのか」の「覚え方」も確認しておく。「覚え方」さえ確立すれば、家庭教師なんていらないんだからさぁ、と生徒さんによく言い聞かせる。とてもよく勉強するタイプなだけに、「やり方」のミスで成果が出ないのはとてももったいない。生徒さん自身も「覚え方」に問題があるな、とは感じたようなので、中間が終わったら、また見直しのときに「やり方」を検討することにした。なかなかすぐに「やり方」を変えるというのは厳しいかもしれないけれど、「どう覚えるか」というのはとても大切なことなので、がんばってね、A君!
2004/05/18
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今日は、高校生物の問題の手直しをする。高校も、新課程に去年から切り替わっていて、高1の理科は、「理科総合A」、「理科総合B」という名前からは一体何を習っているのか分からない科目になっている。簡単に言うと、「理科総合A」は「物理」と「化学」、「理科総合B」は「生物」と「地学」の内容である。ただ、この教科書も例にもれずとても薄く、絵や写真が本文にふんだんに盛り込まれていて、文章は少ない。私立は教科書はほとんど使わない授業をしているが、試験範囲には使わない教科書のページが一応指定されているので、念のため中身を確認する。「理科総合B」の生物の細胞分裂の辺りが範囲なので、その個所を確認すると、なんと学校の指定範囲では見開き1ページのみであった!必ず覚えなければならない「細胞の構造」も、3Dのような絵で「植物細胞」のみが記載されている。梅干しのような「核」の絵。マシュマロのような「液胞」。ゼリービーンズのような「葉緑体」... 絵的にはおもしろいけど、なんじゃこりゃ?しかも、肝心の「ミトコンドリア」は影も形もない。「ミトコンドリア」は「好気呼吸」で重要なのに、高1だとここまで勉強しないからあえて書いていないのか。高2で「生物1、2」で勉強したときには教えるのかもしれないが、そうなるといきなり今まで知っている細胞の図の中に現われるという状態になるから、私だったら「今までの細胞の図はなんだったのだろう?」と疑問に思うけどなぁ。そもそも、今や「顕微鏡」は「光学顕微鏡」なのに、光学顕微鏡で見えるものが図には記載されていないこと自体が問題だという気がする(「ミトコンドリア」は光学顕微鏡で見える一番小さい細胞小器官である)。そして、「細胞」が「植物細胞」のみで「動物細胞」が載っていないことも。また、細胞分裂の過程の図には、「間期」→「前期」→「中期」・・・という表記もない。やっぱり教科書はダメだ。あまりの記載のなさに教科書を見るのをあきらめて、お気に入りの生物の参考書を見ながら手直しをする。お気に入りの生物の参考書は、とても詳しく記載されていて、「あれ?なんでこうなるんだっけ?」と思っても、理由がきちんと書いてあって非常に使いやすい。なんで教科書がこういった感じで作ってくれないのなかぁ、と疑問に思いながら問題作成が終わる。生物は今、中学でも教えている内容が少ないからね。「無セキツイ動物」なんて、旧課程では必須項目だったのに新課程では全く教えないからね(高校学習内容へ移行されている)。動物には背骨があるかないかで、「セキツイ動物」と「無セキツイ動物」の2つに分けられて、よく目にする「エビ」とか「カニ」とかは、「背骨」がないから「無セキツイ動物」です、という感じで教えてあげればなんら難しいことはないのに、今の教え方では、「『エビ」とか『カニ』は動物なの?」ってことにならないのかなぁ。普段目にするものが一体何なのかを教えてあげれば、勉強するにしてもとっつきやすいし、覚えているものなのに、そういう教え方をしないから、教わる方からすれば「勉強したからって何になるの?」って思っちゃうんだよね。使える知識にならないんだもん。以前、「いちご狩り」に行ったときにも感じたが(2/11の日記を参照)、なぜ日常生活のことと関連させて教えないのだろう。「生物」は、「暗記」としてとらえる生徒さんが多いが、視点を変えればとてもおもしろい科目である。「楽しく」勉強できるように、私は教えてあげていきたい。
2004/05/17
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今日は近所のスーパーで朝市をやっているので、雨の中、早起きして出かけていく。大量に買って帰り、さぁ、朝ご飯と思ったが、なんだか腰が痛い。ちょっと横になろう、と思ってそのまま布団に横になっていたら、気づいたら14時だった!しまった! 彼のご飯!リビングにいくと、テーブルには大量の空のお菓子袋が置いてある。こんなのばっかり食べていたら、体に良くないよ。今からご飯作るから、とサッカーゲームに夢中になっている彼に言う。遅めのお昼ご飯を作り、食べ終わったところで、やっぱり腰が痛い。腰が痛いと元気も出ず。また、ちょっと横になって安静にしていようと、またまたお布団で横になっていたら、また寝てしまった。今度は起きると19時近く。はっつ! 夕ご飯作らなくちゃ。お菓子袋を開けようとしている彼を発見し、今からご飯作るから、と言って、それを阻止する。夕ご飯を食べ終わったら、昼間に比べてだいぶ腰の方が良くなった。さぁ、今日の予定をこなすぞ!と思っても、もう21時過ぎ。彼の助けを借りつつ(と言っても実際は彼がほとんどやってくれた)洋服の片付けをしたら、23時過ぎになったので、終わりにする。あんなに昼間寝たのになんで夜になったらまた眠たくなるんだろう、と不思議な感じを抱きつつ、お風呂に入って寝る。今日は一日寝てばっかりだね。あんなに腰が痛くなる、ということはあまりないから、パソコンに向かっている姿勢が悪いのかもしれない。明日から姿勢に気をつけよう。
2004/05/16
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今日は、結婚式についての経験談を友達に語りに新宿へ行く。アルバムを見てもらいながら、どうやって準備していったか、どこがポイントだったか、どの辺りに費用がかかるかを話した。参加する立場のときには感じないことだけど、結婚式って、あげる立場になってみると、想像以上に大変なんだよね~と、お話する。私たちは、「ゲストハウスウェディング」のスタイルだったので、色々と自前で準備したが、今から考えればもっと手を抜く方法はあったと思うので、友達には手を抜く方法も伝える。友達と別れてからお腹が空いたので、どこかで夕ご飯を食べて帰ろう、ということになった。私は今ダイエット中なので、ダイエット本に書いてあった「食べて良いものリスト」に従い、お店を選ぶのだが、これが中々決まらない。「スパゲッティーは?」ダメ! バターとか油とか使っているから。「うどんは?」炭水化物だからダメ!「炭水化物は駄目なの?」うん。全部ダメ!だからお米系のものはパス!「え~!じゃぁ、何が食べれるわけ?」サラダか、塩で味付けしてある肉か魚。「サラダだったら、このお店は?」ん~、このサラダ、ドレッシングがかかっているからダメ!「そんなこと言ってたら、食べれるものなんてないよ。」肉とか魚は食べられるから、それで「塩」となると、、、あっつ、焼肉ならいいかも!そこで、「よろこんで~」と店員が叫ぶ焼肉店に行く。メニューをみて、「塩」と書いてある肉を注文するが、よく考えたら「塩ダレ」だったので、ダイエット本の「食べてよいリスト」からはずれている気がするが、まぁいいや、と食べていく。メニューに載っている料理はいっぱいあるのに、私の「食べてよい料理」はほとんどない。せっかくの外食が段々とつまらないものになっていき、しぶしぶ食べる状態になる。その様子をみて、彼が「そんなに嫌々食べなくても。食べたい物を食べれば。」と言うのだが、ここでタガをはずしてしまうと、今までの努力が水の泡となるため、ぐっと我慢する。味気ない夕食を終え、帰宅する。22時過ぎにお腹がキュルキュル鳴るのだが、21時以降は一切食べてはダメだ、とダイエット本に書いてあるので、これまた我慢。今日で5日間我慢した。あと2日で終わりだから(ダイエット期間は1週間)もう一息の辛抱である。ふぅ、がんばるぞ!
2004/05/15
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今日はセミナーに出かける。今日の先生は、不登校の生徒さんのカウンセリングを行っている方だった。その先生によると、年々、学校に行かない生徒さんが増えているとのことだった。学校の先生も、そういった生徒さんのお家に家庭訪問をするなどの努力をされているそうなのだが、お家の方の価値観も多様化していて、「何故、学校に通わせないとならないのか!」と逆に言われ、協力してもらえないらしい。先生のお話は、最近カウンセリングを行った小学生についてだった。その生徒さん、お家の方が色々と手をつくして学校に行かせようとするのだが、全く話を聞かない。先生がその生徒さんと会った時、非常に素直で良い生徒さんという印象を持ったそうだ。では、なぜ、学校に行かないのか。その生徒さんは人並み外れた絶対音感を持っていて、音程がはずれている音が聞こえてきたら、耐えられないのだそうだ。学校に行くとこれが多いから辛いとのこと。ただ、お家の方からすると、お子さんが「絶対音感」を持っていようがなかろうが関係なく、「とにかく学校にさえ行ってくれる『普通』の良い子」を求めていて、その気持ちを感じとっているお子さんは、余計にお家の人と距離を取ろうとしているのだそうだ。先生は、「何を持って『良い子』と言うのだろう」と感じたとのこと。私からすると、人並みはずれた才能を持っているのは素晴らしいと感じるのだが、お家の方からすると、周りのこともあってそうは感じとれないのだろう、とは思う。世間の矢面に立つのはお家の方である。学校の勉強は、どちらかといえば「押し付ける」指導が行われていて、「良いところを伸ばして育てる」というやり方ではない。決まった枠の中に入らなければ、それは「いけないこと」とされる。前出の生徒さんは、とびぬけた才能があるため枠の中に入りきれない。アメリカにいたら、こういった生徒さんは自分の道を突き進んでいけるのだろうが、日本の今の学校の仕組みだとそれは難しい。先生のお話は、色々と考えさせられることが多かった。学校に行かない生徒さんが増えているという事実に驚くとともに、「良い子」ということを、「都合の良い子(聞き分けの良い子)」としてだけで、捉えていないだろうかと反省した。セミナー終了後、参加されている方々との懇親会に出る。そこでも「子ども」にまつわるお話を他の方々から聞くことができ、色々と参考になった。今日は、とても考えさせられる一日だった。
2004/05/14
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例の「おすすめの地図帳(5/3の日記を参照)」を、ただオススメしているだけではなく、実際にどう使っていくかのアドバイスを書いておきます。ご参考になさってください。<置いておく場所>リビングなど、TVをみる場所においておくといいでしょう。このとき、お子さんが地図を引っぱりだしやすい場所に置いておくのがポイントです。大人の身長の高さのところに置いていては、お子さん自身が「地図でみてみよう」と思ったときに、取り出すことができません。「めんどくさいからいいや。」と思ってしまったら、もうそれ以上は行動には移さないからです。大人の感覚でいけば、「ママに言いなさい」となるのですが、お子さんからするとそれすら「めんどくさい」と思う子もいるので、注意してくださいね。<どう使うか>TVで知らない地名が出てきたときに、地図でその場所を確認してみます。例えば、旅番組などで、「今日は、大分の別府温泉に来ました」と言っていたら、「大分ってどこだっけ?」、「別府ってどこにあるの?」と聞いて、お子さんに代わりに調べてもらうようにします。ゲーム感覚でやると、乗ってくる場合が多いので、「どっちが早く見つけられるか、競争ね!」などと言って探すといいでしょう。ただし、お子さんの学年によっては漢字がまだ分からない場合があるので、そのときは「『大分』って書いてある文字(←『漢字』と言わないことがポイント。『漢字』と言うと地名というイメージが薄くなるため)を見つけてね。」と、先に漢字を教えてあげてください。そして、ここが重要ですが、探していた場所が見つかったら、ペンでその場所に探した印(〇をする、マーカーする)をつけておくことが大切です。これは、お子さん自身が印をつけることによって、調べた地名をはっきり意識するようになるからです。ただし、お子さんの性格がぱっぱとこなすタイプの場合は、「印」をつける、ということを嫌がる(めんどくさい、意味なんてあるのかと考える)ので、その場合は最初から無理強いしないで、徐々にやるようにしてみてください。なお、印をつける際のペンですが、この地図はかなり細かく色々と書いてあるので、あまり太いペンだと他の記述が消える可能性があるので、注意してください。蛍光ペンも良いのですが、ちょっとマーカーが分かりづらいかもしれません(色にもよりますが)。蛍光ペンは、地図用蛍光ペンがオススメです。これだと間違えてマーカーしても、消しゴムで消せます。ただし、鉛筆は、筆圧の強いお子さんの場合、地図帳を破ってしまう可能性があるのと、ツルツルした紙だと書きづらいというのがあるので、もし鉛筆を使う場合は、芯が濃い(2Bとか)タイプの方がいいかと思います。お子さんの様子をみて、使いやすいペンを選んであげてください(たかがペンですが、されどペンです)。<一緒に+αの知識も>こうして、「大分の別府」を調べたら、ついでにその地図に載っているものを見るといいでしょう。ちなみに、この地図のページには「吉野ヶ里遺跡」の写真が載っています。この写真には、「たて穴式住居群」が写っていますので、その写真をみながら、「昔の人はこういったお家に住んでいたんだよ。」とついでに教えてあげると、知らないうちに「知識」が増えていくのでオススメです。もし、こういった知識がぱっと思いつかない場合には、「あれ? このお家なんだろうね?」と言って、一緒に調べるといいでしょう(ただしここまでやっていると、肝心のTV番組は見れなくなりますが^^; )。<「国取りゲーム」をやると更に楽しいかも>この地図の最初の方に、「国名と県名」がのっているページがあります。「大分」を調べたら、この「国名と県名」がのっているページを開いて、日本地図の中の「大分」に印をつけると、日本の中で「大分」がどの辺りにあるのかの位置感覚がつかめるので、これもオススメです。また、ここでも県名に印をつけることで、この印がたまっていくことにより、何県を調べて何県を調べていないかが分かってきます。これを「国取りゲーム」のようにやると、楽しいかもしれません。ただし、この地図には「県名」のほかに「古代の地名」までのっていますので、お子さんによっては混乱する場合があるかと思います。その場合は、「紫で書いてある文字(←ここでも『漢字』と言わないこと)は、県名がじゃなくて、昔の地名なのよ。」と先に教えてあげてください。私としてはもしお子さんが混乱しないのであれば、一緒にその「古代の地名」まで知っておくといいかとは思います。小学校のときには確かに必要としませんが、中学以降になって、この「古代の地名」の地理感があると、古文が楽です。古文では、場所はすべて「古代の地名」ででてきて(当り前ですが)、それを学校のテストでは、「現在の何県にあたりますか?」と聞いてきますので。「県名」は、小学校のときまでに「正確」に覚える必要がありますが、「古代の地名」は「この辺りはこういう呼び方」程度を知っているぐらいで構わないので、厳密にやらなくて結構です。<その他のこと>最初の頃は、お子さんに一緒についてやらないと難しいかもしれませんが、徐々に自分でできるようになってきますので、そうなったら、全てお子さん自身がやるようにしてください。「地図で調べた方がいいんじゃない?」などと、半ば強制的に言わないのがポイントです。「地名」というのは、意識すれば非常によく目にしています。野菜にも「生産地」が書いてありますし、おばあちゃんのお家など、地図で見て意識するともっと親近感がわくものです。昨日知らなかったことが今日は分かる、というのは、実はとても楽しいことです。そしてその数が増えれば「もっと調べよう」という気にもなってきます。「暗記は嫌い」という生徒さんが多いので、こういった「暗記」に入るものを、普段の生活の中でうまく取り入れると、「覚えた記憶はないけど、知っている」という状態になり、しかもそれが「使える知識」となっているので、とても良いことだと思います。なお、歴史も同様に、この地図帳で確認してみてくださいね。<注意点>お子さんの性格、理解の仕方によって、上記の内容が合わない場合もあります。その時は無理やり上記のやり方に合わせようとしないで、参考程度にとどめ、お子さんにあった方法を摸索してみてください。
2004/05/13
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なるべくこうならないよう頑張っていたのですが、頂いているメールの返信について、ギブアップ宣言を出させて頂きます。自分なりに努力はしましたが、ご相談が多岐にわたっていることと、ご質問内容に関してきちんとご返答しようとなると、数回にわたってメールのやり取りをしないとなりません。GWが終わってからもまた、たくさんのメールを頂いていて、もう完全に対応できる容量を越えております。当社に入会される方には、通常、初回時に3時間ぐらいお話をお聞きして、指導方針を立てております。メールでお聞きになる方に関しても、私は入会時のような感じでご相談内容の返答をしようと心がけておりましたが、メールを頂いてから不明な点をお聞きして、その返答をまって、またメールをする、というやり取りでは、通常の何倍も時間がかかり、かといって、一度のご返答で済ませるのは、私としては後味が悪いものになっています。楽天にログインすること自体が、だんだんと苦痛になってきている自分がいるので、「嫌だ」と思う前に、「個別相談に関するご返答はしない」という形をとらせて頂きます。なお、例の問題集に関するお問合せにはご返答いたしますので、気になる方はご連絡ください。ただし、「問題集の名前」に関するご返答のみとさせて頂きます。メールでその他のご質問(オススメの問題集等)をされてもお答えできないことをご了承ください。誰にも相談できずご心配な様子はよく分かりますし、私もご相談に返答したい気持ちは山々なのですが、このところのお問合せはかなりの数にのぼっているため、残念ながら私自身もう対応ができません。なお、小学生の方で「おすすめの問題集」をお知りになりたい方は、のりぴゃんさん(http://plaza.rakuten.co.jp/noripyan/)のサイトをご参考になさってください。私がおすすめするであろう問題集が、使われた感想とともに書いてあります。お子さんの勉強でお悩みの方は、また別途、お悩みが解決できるものを企画しておりますので、少々お待ちください(私書箱に頂いたメールはすべて目を通しておりますので)。「見捨てる(よく生徒さんのお母様に『見捨てないで』と言われるので)」ということは致しません。誠に申し訳ございませんが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い致します。m(_ _)m追伸:励ましのメールを下さっている方々、本当にありがとうございます。本来ならお礼のメールを差し上げるべきところですが、なかなかそれもままならず。。。「日記」にご参考になることを書いていくことで、ご恩を返していこうと思っておりますので、「日記をやめないで!」と書いていらっしゃる方々、やめないで頑張ります!
2004/05/12
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中間テストが近いこともあり、過去作成した演習問題を手直しすることに。今日は、「中学社会」の「歴史」をやる。明治時代の「立憲政治」辺りの問題の手直しをしようと、「新課程」の教科書をぺらぺらめくる。「新課程」の教科書は、写真や図がふんだんに載っていて(もちろんオールカラー)、文章が短い。でも学校だと短い文章の範囲を詳しく教えていたりするから、本当にやっかいだ。ふと目にとまった写真の人物。誰ですか、この人?ん? え~!!! これが「板垣退助」なの!!明治時代では必ず押さえなければならない「稲垣退助」が、私が知っている写真とは違う写真で紹介されている。私が知っている「板垣退助」は、立派な髭をはやした写真の人物だが、今の教科書に載っている「板垣退助」は、30代ぐらいの髭も生えていない若々しい人物である。社会は、「この人は誰でしょう?」的な出題があるが、それは教科書に載っている写真をベースとする。もし、この人物がテストに出されたら私は分からないぞ。まさか他の人物も違う写真を使われていないだろうなぁ、と前後のページを確認する。「坂本竜馬」は良かった、知っている写真だった。「伊藤博文」はかろうじて分かるが、「稲垣退助」同様、若い時の写真である。お札に載っているのとは違う。教科書では人物写真の若返りを図った印象を受ける。でも、なんでこんなことするんだろう。教える側への「挑戦状」?!そうそう、人物ではないが、新課程の教科書の衝撃的なことは、「土偶」が完全に違うもので教えていることである。「土偶」と言えば、宇宙人のようなイメージを沸かせるものであるが、今の教科書の「土偶」は、あのポピュラーな宇宙人ぽいものではなく、板上の土偶で紹介されている(中学校の社会の教科書をお持ちの方、教科書の前の方に写真で紹介されていますから是非確認してみてください)。しかも「土偶」の説明文に、「多くは板状で十字形をしていた」との記載があり、あの宇宙人みたいなものはレアものだったの!とショックを受ける。教えている内容が少なくなっているだけじゃなく、使っている写真が前とは違う新課程の社会の教科書。う~ん、奥が深いぞ、これは。
2004/05/11
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一時よりは少なくなったが、まだ時々聞かれることがある「例の問題集」。お答えした方からは「お礼のメール」を頂くのだが、皆さん、「我が家では買っていませんでした。」と書かれている。「買おうかどうしようか迷っていた」方もいるのだが、「使っていました」という方はほとんどいらっしゃらない。これにはかなり驚いた。数年前までどのお家に行っても、1冊は目にしていたからだ。となると、あの問題集は以前に比べて売上が落ちているのではないだろうか。私がそんなに心配するでもなく、お母様方はしっかり選択なさっていた。う~ん、素晴らしい!!最近は教材の種類も増えて、色々な選択の仕方があり、以前に比べてよい時代になったな、と感じる。小・中・高、どの学年の教材も数が増えた。でもその割に学力が上がってきたと感じないのは、学校の学習カリキュラムに問題があるのではないだろうか?いつからかは覚えていないが、知らないうちに学校の宿題は、ほとんど出ないところが多くなった。「出してもやってくる子が少ない」ということは話には聞いていたが、「宿題はやってくるもの」という強制力が失われているのも問題だという気がする。まぁ、小学校のときは中学受験する生徒さんもいるから、難しいのだろうが、もう少し学校で演習をやってくれてもいいのでは、と思う。中学も宿題が出ないところが多いからね。小テストすらやらないところもある。自宅学習が大切な時代になった。いかにお家でやっているかが成績の分かれ目となる。塾に行ったり、家庭教師をつけても、その時間だけ勉強して家ではやらない、というスタイルだと成績は上がらない。家にいるときに、いかに自宅学習をするか、が一番大切である。問題集の数もいろいろあるし、自分にあった問題集を選べるようになってきているのだから、ある意味、自宅学習はしやすくなったのかもしれない。お母様のお目が高くなったのも、頼もしい限りだ。それにしても良かった良かった。みなさん、きちんと教材を選ばれている。ただし、注意点として、お子さんによって教材には合う、合わないがあるので、もし問題集をやらせてみて、合わないな、と感じたら、いくらそれが「良い」と言われているものでも、無理にやり続けようとしないで下さいね。
2004/05/10
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今日は出不精の彼が、「お台場に遊びに行こう!」というので、車にのってお台場に行く。GW明けの日曜日だったので、思ったより空いていた。お昼ご飯を食べて、EZウォークで「おすすめスポット」として紹介されていた「ソニー エクスプローラーサイエンス」へ行くことに。ここは、「『体験』と『発見』をキーワードにソニーがプロデュースする『サイエンスミュージアム』」(パンフレットより)である。アクアシティお台場横のメディアージュ5階にある「ソニー エクスプローラーサイエンス」は、「サイエンスゾーン」と「デジタルゾーン」の2つに分かれていて、それぞれのテーマにそった内容の展示物が置いてあるのだが、全て体験型であった。体験しながら遊べるのでとても楽しい。特に「サイエスゾーン」では、科学の原理原則を理解するというテーマであり、なかなか教えて理解することが難しい「光」の展示物が多かった。目の錯覚を利用した数々の展示物は、横に「なぜこうなるのか」の説明が書いてある。説明文自体はちょっと難しいのだが、小学生ぐらいのお子さんには、案内してくれるお兄さんがそばにきて、いろいろと説明をしてくれる。「サイエンスゾーン」で遊んだ後は、「デジタルゾーン」へ行く。「デジタルゾーン」はソニーの最新デジタル技術が体験できるゾーンなのだが、正直、もうここまで技術が発達しているのだとかなり驚いた。「フォース ビュー」という展示物は、大きな眼鏡のようなものをかけると、映像が目の前にうつしだされ、体の動きにあわせて360度映像を見ることができる。ZONEのライブの映像など、自分のためにZONEが歌ってくれているような錯覚を覚えるものだった。テーブルに手で影絵の要領で動物の形を写すと、その絵から判断してバーチャルな動物がそのテーブルに現われる展示物は、私にはかなりおもしろくて、ずっとそれで遊んでいた。遊んでいるうちに、シークレット動物を出せるようになってしまい、彼に自慢していたら、子どもたちが群がってきたので場所を譲る。彼は、コントローラーを操ってブロックを作っていくのにはまる。同じようにコントローラーを操作しているのに、私は彼のようなブロックが作れないし、あまり楽しいと感じない。そういえば、彼は「積み木遊びが好きだった」と言っていたなぁ。私達には「サイエンスゾーン」より、「デジタルゾーン」の方がおもしろかった。でも「サイエンスゾーン」は、「光」「音」など、目にみえない仕組みを理解するには、とても良い展示物だと思う。「光」や「音」は小学校では教えていないが、中1でいきなり教わる内容のものである。目に見えて理解しやすいことをよくやっていた小学校の理科に比べ、中学では目に見えないことを理解していくことを勉強し始める。この範囲を苦手とする生徒さんは多い。「暗記」で乗り切れるが、それだととてもつまらない学習内容になってしまう。「サイエンスゾーン」の展示物のようなもので、細かい仕組みは分からなくても「体感」して、なんとなくでもつかめれば、学校でその範囲を勉強し始めたときに理解の仕方もまた違ってくる。学校の理科の勉強の助けにもなり、最先端技術にも触れることができる「ソニー エクスプローラーサイエンス」は、非常におすすめできます。アニメの「名探偵コナン」が好きなお子さんでしたら、「コナン君クイズ」もやっていたので、あの場所でかなり遊べると思います(時期によってやっていない場合があるので確認を)。しかも、入場料500円を払えば、それ以上全くお金がかかりません。大人も子どもも楽しめる「ソニー エクスプローラーサイエンス」、お台場に行ったら、是非立ち寄ってみてください。オススメですよ~!<HP>「ソニー エクスプローラーサイエンス」
2004/05/09
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「基礎工事は写真を撮っておいた方がいいよ。」彼が電話でアドバイスしている。知り合いの方が家を新築されるとのことで、彼は今、その相談にのっている。家を建てる前は、どの業者がいいのかを聞かれ、良い業者のチェックポイントを教えてあげていた。今は着工に入っているので、工事の様子のチャックと、図面のチェックをしている。家はとても高い買い物だが、他のもののように返品もきかないし、買いなおしもそうそう出来ない代物である。実際に住んでみないと分からないことも多いから、事前によく検討してもなかなか難しい点もある。私が会社(住宅会社)に入って一番驚いたのが、「教科書に載っていた家の造りと、実際に建てている家の造りが違う!」ことだった。今も大差はないと思うが、そもそも大学の建築学科はあまり「住宅」を教えていない。少しだけ習った「家の構造」とかは、会社に入るまでみんな同じだと思っていた。ところが、どの会社にも独自の施工方法なり構法があり、あんな教科書に載っているようなものはないのだと言うことが分かった(全く違うということでもないが、細かいところが違っている)。周りはみんな、知ってて当然、という扱いなので、これはマズイと思った私は密かに勉強していた。それでも、時にトンチンカンな質問や答えをしていて、先輩とかに「大学で何習って来たんだぁ~!」と怒られた。あ~、懐かしいねぇ。あと、家を建てるにあたって驚いたことは、ものすごい色々な業者さんの手を借りて家が建つということだった。私は大工さんがほとんど全てやっているのだと思っていたが、サッシはサッシ屋さん、建具(ドアなど)は建具屋さん、というそれを専門にやっている職人さんがいらっしゃって、分業で進めていた。ある時自分なら何屋さんが出来るだろうか、と考えたことがあり、しいて挙げるならペンキ屋さんかな、なんて思ったりしたが、先輩には「絶対に無理。あんな高いところで作業が出来る訳がない。」と言われた。う~ん、色々なことを思い出すなぁ。彼の相談は終わったようだ。高い買い物だから心配だよね。「そうだね。営業の人と話はしているみたいだけど、実際に建てるのは現場の職人さんだからね。」そうだね、現場の職人さんが一番だよね。当り前だけど営業の人は実際に家を建てたりしないから、施工の説明されても今いち「そうなのかなぁ。」って思っちゃうんだよね。満足のいく素敵なお家が建つといいね、と彼と語り合った。
2004/05/08
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今日、宇多田ヒカルのDVDをみた。このDVDにはメイキングもついていて、完成までの様子がよく分かる。う~ん、さすが、一流の人はすごい努力をしているよね。歌手の忙しいスケジュールの合間をぬっての作業だから、短い時間で作っていかないとならない。より良いものを求める気持ちと、現実のスケジュールの合間を縫っての作成。しかも、CG合成だから、撮っている段階ではどういった完成になるかはよく分からない(絵コンテはあるようだが)。作っている最中に、完成の形がすぐに見えないものは、その作業にあたっている人との意識の統一がうまく出来ていないと厳しい(紀里谷さんはマネージメントがうまいのだろうか)。メイキングの中のインタビューで、紀里谷さんが「全力を尽くした」という意味のことを言っているが、その全力の尽くし方が半端じゃない。PVに写らない照明の器具も一つひとつにこだわりをもって作っているし、全てに完璧を求めて努力されている。他のスタッフの人が、「紀里谷さんの情熱がすごい」的なことを言っていたが、これは「CASSHERN」のメイキングを観たときにも、スタッフの方が言っていたことだった。「監督の情熱に引っぱられて、僕たちは作っています」と。私も毎回、全力を尽くしているが、このDVDをみて、まだまだだな、と感じた。やっている人は、もっとやっている。DVDをみてとても勇気づけられた。よ~し!がんばるぞ~!!
2004/05/07
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さぁ、今日からまたお仕事!早速、講師から「問題がたりないので、送ってください。」と連絡をもらう。はいはい、送りますよ。具体的な範囲を聞いて、FAXにて送る。うんうん、この講師は教え方(授業の組み立て方)が上手だね。生徒さんの現状の理解度をもとに、何が今不足しているかを判断し、どの程度演習が必要か考え、生徒さんの手元に演習問題がないとなれば、こちらにちゃんと連絡してくるからね。教え方の上手な講師というのは、生徒さんへの言葉のかけ方もうまい。例えば生徒さんが前回の内容を忘れてしまっている場合、「この間やっただろ!何回やってんだ!」という言い方ではなく、「前回の内容忘れちゃったか。じゃぁ、もう一回やってみよう!」と前向きな言い方をする。生徒さんの性格によっては、厳しい言い方をした方がいい生徒さんもいるのだが、多くの場合は、否定的な言葉を使われるより、前向きな言葉を使って話をする方が指導も上手くいく場合が多い。まぁ、もっとも私自身も彼に、「このお味噌汁マズイんだけど。」と言われるより、「お味噌汁さぁ、もう少しお味噌が少ない方がもっと美味しいと思うよ。」と言われる方が素直に聞けるからね。成績の良い生徒さんのお母様は、否定的な言葉はほとんど使わない。勉強した努力をまず誉め、その上で「アドバイス」的なことを言われる。「今回のテスト頑張ったね。あら、ここを間違えちゃったの? じゃぁ、次から間違えないようにどうしていこうか。」のように。ウチにいる講師に、小・中・高時代のお家の方の様子を聞いたところ、「勉強しろ!」と言われたことがある人が、あまりいなかったのには驚いた(もっとも、中学受験をしてきた講師の人達は「中学受験時が一番鬼でしたね」と言うが)。「ウチの親って、僕に『勉強しろ!』って言わないので、それが恐怖でしたね。」えっつ、なんで?「言われないから自分でやるしかないな、って思うんですよ。『勉強しろ!』って言われてやったら、『言われたからやった』みたいな感じですけど、言われなかったらもう完全に『自己責任』ですからね。」勉強しない様子のお子さんに、「勉強しろ!」といいたくても言わないお家の方の精神的強さには、すごいと思う。もっとも、もともと勉強するタイプの生徒だったから、お家の方は言わなくて済んだというのはあるかもしれないが。ただ、私には、幼稚園、小学校時代には、お家の方が「勉強するように仕向ける」ことが必要かと思う。このときは、そもそもどうやって勉強していったらいいのか、何をどうやればいいのか、まだ自己判断がつかない時期だからだ。ただ、この際言葉かけの内容に注意しないと、特に中学受験をされる場合は、「中学入ったら遊べるんだから、といわれて僕は勉強したのに、なんで中学に入ってまで、また『勉強頑張りなさい』なんて言うんだ!」(実話)と言いわれますので、ご注意を。私も前向きな言葉を使うよう、日々精進しています。
2004/05/06
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今日でGWが終わる。GWが始まる前は、あれをしよう、これをしよう、と色々考えていたのだが、結局どれも手につかないままの一週間であった。去年は去年で結婚式の準備であっという間の一週間だったが、今年もあっという間だった。彼のGWの締めくくり(?!)として、TUTAYAにDVDを借りに行く。さすがにGW最終日には人気があるのはほとんど借りられていた。彼は最近はまっている「攻殻機動隊」の映画がないかチェックしにいく(攻殻機動隊、すごいおもしろいです、オススメです)。私は別に見たいものがあるわけでもないので、その辺りをぶらぶらする。しばらくして、彼が私のところに走ってきて、「TVでやっている攻殻機動隊がDVDである!」と言う。うそ! あれって、DVDをTVで放映しているだけなの!彼と一緒にそのコーナーへいくと、1巻からずらっと並んでいる。ホントだ。彼は夜中にやっているアニメを一生懸命録画していたので、ショックで打ちひしがれる。まぁ、今までとり忘れた回がこれで見れるから良かったじゃん。撮り忘れた回と、何故か放映されていない回のものを早速借りる。彼は「マクロスを探す」というので、私はまたぶらぶらする。あっつ、音楽DVDも今は借りれるのね。宇多田ヒカルのシングルクリップを借りることにする。好きな歌手というわけではなく、あのキャシャーンを手がけた紀里谷さんの映像を見たいからである。結局、6本のDVDを一週間レンタルする。6本も借りちゃってGW終わったのに見る暇あるのかなぁ、と思ったが、言うと喧嘩になりそうなので、何も言わない。さぁ、明日から仕事だぁ!
2004/05/05
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今日は彼のお母様のところに、誕生日プレゼントのFAXを届けに行く。最新式のFAXの使い方をお母様にお伝えし、そのまま夕ご飯をごちそうになる。本当は当日に帰る予定だったのだが、ワインを飲んでよっぱらってしまった私(お酒はあまり飲めない)のせいで、そのまま泊まらせて頂くことになった。夜、化粧品をお借りする。このお母様、50歳をすぎていらっしゃるのに、シミもシワも一つもない驚意のお肌をお持ちの方である。エステにいってらっしゃることはなく、高い化粧品をお使いのわけでもない、普段のお手入れだけでそのお肌をキープされている。元化粧品会社の美容部員だったお母様に、お肌のケアの特訓を受ける。「はい、まず普段通りに化粧水をつけてみて」いつも通りにやる私。「はい、ストップ。ダメダメ、化粧水はもっと肌に浸透するように、押し込める感じでつけないと!」言われた通りにギュ、ギュとお肌に化粧水を押し込める。「そこで残った化粧水を、首にもつける!」上を向いて、首にも化粧水を丹念にすりこんでいく。そうか、お母様は毎日首の手入れもされているから、首のシワもほとんどないのね。次に乳液をつけようとしたところ、、、「ダメ! まだ乳液をつけては! しばらくおいてから乳液をつけないとダメなのよ!」ハイ!すみません!でも、この間の時間は何をしているのですか?「私は髪の手入れをしているわ。」えっつ、髪?「そう、そこにあるスプレー缶を頭にシュ、シュとやるのよ。」えっつ? あの~、これって「育毛剤」って書いてありますけど。なんでこれをつけるんですか?そんな必要ないと思いますけど。「年をとると髪の毛が薄くなるから、『育毛剤』をつけてマッサージしておくと、将来、髪が薄くならなくていいのよ。」そうなんだ。先を見据えて今のお手入れを組み立てるのね。「じゃぁ、そろそろ乳液をつけましょう。」乳液を化粧水のようにつけていく私。もちろん首にもつけていく。「そうそう、手にもたっぷり化粧水をつけるといいのよ。」と、つやつやした手をお持ちのお母様はおっしゃる。う~む、そこにもコツがあったのね。「はい、最後に目元、口元に美容液をつけましょう。」ポチ、ポチと美容液を薄くつける。もともとお母様の化粧品は、50歳以上の方用の化粧品であるので、私には多少、重たい感じがするのであるが、それにしてもこの付け方は、お肌にたっぷりのっている感じがする。なんだかすごく、こってりした感じなんですけど。。。「いいのよ、それで。ただし、朝、顔を洗うときにクレンジングフォーム(メイク落しのタイプ)で顔を洗って、肌に浸透しなかった余分なものをすっきり落とすのよ。」えっつ、朝にクレンジング?「そう、寝る前に多めにつけて、肌が必要としなかったものは朝に落とす、これが秘訣よ!」すごいテクニックだ!「週に何回パックしてるの?」いえ、週に何回どころか、月に何回です。「ダメよ。週に2回パックすると全然違うわよ。最近の化粧品はなかなかクレンジングだけで落ちきらなかったりするから、パックして汚れを落とさないと!」何から何までダメ出しをもらう私。だけど、50歳すぎてつやつやしたお肌をお持ちのお母様を見ると、やっぱり日頃の手入れが肝心なのね、とあらためて思う。お母様のお手入れは、常に先を見据えたお手入れの仕方である。でも、これって、勉強の取り組み方と同じなんだよね。今だけ点数を取るやり方ではなく、先々につながる勉強の仕方。勉強も1日で劇的に変わるものではなく、日々の積み重ねが重要だけど、「美」もやっぱりそうなのね。彼に「ウチのお母さんがその年のころ、そんなにシワがなかった」なんてこと言われないように、教わったやり方で日々のお手入れをしよう!
2004/05/04
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私は今回の旅行に「地図帳」を持って行きました。この「地図帳」のおかげで、旅行でみてまわった史跡の理解が深まりました。地図帳は居間とかに置いておくといいですよ、と、社会(特に地理)で悩まれている方には、お伝えしていました。何か知らない地名が出てきたときにその地図帳でぱっと調べる、ということをすると、地名が「記号」のように覚えないで、きちんと「知識」として覚えられるからです。また、これを習慣化すると、社会に限らず、「分からないことがあると自分で調べる」ことが出来るようになってきます。私は地理を理解する上で、「地図帳」をオススメしていたのですが、今回持参した「地図帳」はなんと「歴史」と「地理」の両方に使えます!「歴史」は「時」が軸になっていますが、その事件が起こった場所が日本のどこにあるのかなど、「場所」の知識があると、もっと理解が深まります。今回の旅行では、歴史で言えば「戊辰戦争」がキーワードでしたが、この地図帳にはちゃんと「戊辰戦争の経過」が日本地図の上に書いてあり、京都から出発し、江戸、会津若松、北海道と新政府軍がどうやって進んでいったのかが分かりやすくのっています。この場所では、過去にこういったことがあったのだな、ということが一目でわかる「地図帳」です。歴史上の有名な戦いは鳥瞰図で書いてあり、興味を持って読むことが出来ます。私は高校で「地理」を選択していました。「歴史」があまり好きではなかったからです。ただ、私が高校生のときにこの「地図帳」と出会っていたなら、もっと楽しく「歴史」の勉強が出来ただろうなと思います。小学生のうちは、内容など難しいところがあるかもしれませんが、大学入学後もずっとつかえるこの地図帳に、小学生のうちから慣れておくのは決して無駄にはなりません。さて、ここまで読んだ方は、この「地図帳」にかなり興味を引かれたと思います。一家に一冊あってもいいのでは、と思えるこの地図帳の名前は!(TVショッピングみたい)(笑)「地図で訪ねる歴史の舞台-日本-」という地図帳です。帝国書院から出ています。2,100円です。この本は、本屋さんでほとんどお目にかかりませんが、アマゾンでは売っています。非常に良い本なのに、なぜか取り扱いが少ないのは疑問です。ひょっとしたら、売っていてもすぐに売り切れていて、たまたま私が目にしないだけかもしれません。とても良い地図帳ですが、多少、注意点があります。それは、タイトルに「日本」とついている以上、この地図帳には「日本」しかのっておらず、「世界」がない点です。このため、海外の国のことを調べようと思うときには使えません(普通の地図帳には、「日本」と「海外」の両方がのっていますからね)。ただ、日本に関しては、この地図帳だけで大丈夫です。興味のある方、ちょっと騙されたと思って本屋さん(置いてあるかが微妙ですが)で中身を見てみてください。きっと、「すごい!」と思われますよ!
2004/05/03
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今日は福島から東京に戻る。まだまだ渋滞ははじまっていない。でも、反対車線は出口のところでものすごく車が列をなしている。みんなこれから向かうんだね。13時すぎには家に着いた。荷物をほどいて一息ついてから、仕事をちょっと確認することに。早速メールを確認しようとパソコンを立ち上げる。あれ? 「サーバーが見つかりません」というエラーがでる。おかしいなぁ。設定を確認してもどこもおかしくない。インターネットは使えるから、メールサーバーだけが問題みたいだ。色々と試してみたが、どうやらメールサーバーが使用不可になっている。うわぁ、4月で契約切れているんだ。メールサーバーは移項する予定だったので、契約が終了しそうだ、というのは分かっていたが、まさか4月いっぱいで終わりだなんて。チェックが甘かった(といっても連絡もなかった気がする)ことを悔やみながら、新しいサーバーへの設定を行う。マズイ、5月1日のメールが全てはじかれているし、連絡を取っていた人にメールアドレスが変更になることを通知しないまま、新規アドレスになる。あ~、なんでいきなりなんだ!とりあえず、早急に連絡を取らなくてはならない人にだけ、メールアドレスが変更になった件を送信する。と、いうことで、すみません、4月30日まで私と直接メールでやり取りされていた方、それまで使用していたメールアドレスが使えなくなっております。再度連絡をとりたい方は、私書箱にメールください。折り返し新しいアドレスをご連絡します。なお、5月1日以降に私のメールを受信された方は、そのアドレスが現在使用しているメールアドレスですので、返信されてもきちんとこちらに届きますので、私書箱にメール送らないでくださいね!(私が分からなくなってしまうので)もう今日はこれだけでお仕事が終わる。温泉に行ってリフレッシュしたハズなのに、なんだかすごい疲れてしまった。まぁ、でも早めに対処できたからよしとするか(メールが使えないとかなり致命的なので)。
2004/05/02
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今日は朝6時におきて、地元の方に連れられ、山菜取りに出かける。私は小さいときに山菜取りをしたころがあるのだが、彼は初体験である。山の麓に車をとめ、山の中へ入っていく。地元の方(名人)が、「この小川をわたって向こうに行きます」と言うので、みると小川でなくて中川であった!えっつ、これ渡るの?長靴を履いているが、どう考えても水が入りそうだ。先に父が、次に母が渡る。「つめた~い!!!」叫び声がこだまする。えっつ、そんなに?彼がサポートしてくれながら、中川を渡る。冷たい水が長靴に入る! あまりの冷たさに声も出ない!なんとか渡りきったところで、名人が「この川の水は雪どけ水ですから」とおっしゃる。どうりで冷たいハズだよ~! だけどなんで名人は平気な顔してるんだ? と、ふと名人の長靴を見ると、膝下までのロングタイプだった。 長靴からして違う! あの長さのものが必要だったのね。名人に取り方を教えてもらう。ねらうは「こごみ」と「うど」と「よもぎ」である。「山菜は全部取ってはいけません。来年また取るために1本は残すこととです。根こそぎとっては駄目です。」なるほど。今ではなく、来年のことも考えて取るのね。山の中にどんどん入っていく。空気は澄んでいて、マイナスイオンがいっぱい出ていそうだ。目が慣れないので、一体どれが「こごみ」なのかが分からず。最初の頃は「これですか?」と聞きながら取っていく。慣れてきたところで、名人が「私はあっちの方でとってきます。この辺りだけでもいっぱいありますから頑張って取ってください。」と言って、視界から消える。言われた場所でもくもくと「こごみ」をつんでいく。「こごみ」をとりながら、でもこれをいっぱい取っても私に料理できるのだろうか?と不安がよぎる。そもそも「こごみ」は一体どうやって料理すればよいのだろうか?「こごみ」より「よもぎ」の方がだんごにも使えていいんじゃないかなぁ? うん、やっぱり「よもぎ」をいっぱい取ろう!彼に「よもぎ宣言」を出し、よもぎをつんでいく。すると、彼が私のそばにきて、「それってよもぎなの?」と言う。えっつ? よもぎ知らないの? これがよもぎだよ。と教えてあげると、「ヤバイ、俺、よもぎじゃないもの取ってたかも」と言う。そうか、初めてだからどれがそうなのか、よく分からないんだね。よもぎがいっぱい生えている場所に行き、このよもぎ畑を君に譲るから間違えないでとるように、と言って、私は違うよもぎ畑に向かう。山菜取りはサバイバルだ。どこにでも生えているわけではなく、生えている場所と生えていない場所の差が激しい。私達は崖をのぼり、川を越え、生えているスポットを探し出す。父が「ノビル」スポットを見つけたのだが、私はそんなまたどう調理してよいか分からないのはあまり取りたくないので、ひたすら「よもぎ」スポットを探す。でも、「うど」は見つからないなぁ。「うど」みたいなものは生えているんだが、これは食べられるかどうか分からないので(名人もいないし)、取れない。そもそも「うど」とってもどうやって調理すればよいか分からないから、あまり取る気がしない。ふと目を上げると、いつの間にか名人がいる。「どうでしたか?取れましたか?」 はい、よもぎをいっぱい取りました。「よもぎは天ぷらにするとおいしいですよ。」 そうなんですか? 私はお団子に入れるためにとっていました。「じゃぁ、もっといっぱい取らないと。」と言って、名人もよもぎ取りに参加する。同じように探すのだが、名人は動きが速く、つむのもはやい。あっという間にどんどん袋によもぎがつまれていく。う~ん、すごい! その姿をみて、彼は取る気が失せてしまったようだ。「だってさぁ、一生懸命とっても、名人の1回分より少ないんだもん。」そんなこと言ってちゃしょうがないでしょ。お団子のために頑張って!こうして2~3時間ほど山菜をとって、山を下る。あっつ、またさっきの川を渡らないといけないんだ!気分がブルーになる。どうにかして川を渡らないで済む方法はないかと考えたが、そんなものはなかった。覚悟を決めて、川を渡る。駄目だ!冷たすぎて意識がなくなりそう! フラフラして川をわたるが、あまりの冷たさに足が縮こまり全く動けない。なんとかして靴とソックスを脱ぐ。あっつ、そういえば、サンダル持って来てたんだ!私だけちゃっかりサンダルに履き替える。あ~、落ち着いた。名人にお礼を言って、現地解散する。さぁ、これから土湯に向かうぞ。お昼ご飯に「会津ラーメン」を食べる。おいしい!途中、野口英世記念館に立ち寄る。生家が現存していたのはすごかった。もう200年ぐらいになるそうだ。それにしても、野口英世ってものすごい努力家だよね。やはりあのぐらいの努力があってこそ、世界の「ノグチ」となるんだね。ちなみに私はそこではじめて、野口英世のお父さんがどういう人が知りました。お母さんがとても有名なので、お父さんはいないのかと思っていました。(^ ^;私はここで、「てんぷらまんじゅう」を食べる。なんだろう?「てんぷらまんじゅう」って、と思ったら薄皮饅頭にてんぷら粉をつけて揚げたまんじゅうでした。土湯温泉に17時ごと到着する。この旅館の温泉は浴槽そのものが源泉になっているという「自噴風呂」である。しかもこの温泉、泉質が違うものが2つ(自噴)もある。さっそくそのお風呂に入る。あっつ~い! でもなんとか我慢して入る。板ばりの間から源泉が湧き出ていてそこが熱いので端っこの方でじっとする。今日は朝は冷たすぎで、夜は熱すぎる日だなぁ、ということを考えながらあたたまる。お風呂からでて部屋に戻りゆっくりしていると、館内放送で「カモシカが見れます」と言う。ちょうど部屋が山側だったので、窓を開けてみると、なんとちょうど目の前の崖にカモシカが2頭たっている。あっつ、本物だ!野生のカモシカが連れ立って、崖に生えている木の新芽を食べにきたようだった。携帯カメラで激写する。再生するとなんだかぼんやり写っている。う~ん、この写真じゃぁ、野生のカモシカのすごさが伝わらないなぁ。昨日は交通事故を目撃し、今日はカモシカを目撃する。料理は昨日の旅館よりおいしかった。今日とった「こごみ」が丁度てんぷらで出ていた。おいしい! 家に帰ったらてんぷらにして食べよう!今日のサバイバルで足がパンパンなので、また温泉に入ってよく足をマッサージする。ふぅ。疲れた。21:00には布団の中に入る。この旅行で夜型だった私の体内リズムが、朝型に戻ったようで、すぐ眠くなる。楽しかった旅行も今日で終わりだね。明日は東京に戻る日だ。
2004/05/01
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