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・4.30.木 CAC混声合唱団の練習に、ご両親を介護されていた生徒さんが久しぶりに出て来られた。 一ヶ月前にお父様が他界され、今はお母様を看ておられる。 話を聞くと、今でも夜は一時間ごとにお母様の呼ぶベルがなり、睡眠が著しく少ない日々が3年以上続いているということである。 それから思うとお父様も一緒に看ておられた時は、どんな睡眠時間だったのだろうと 怖ろしくなる。 毎日倒れずに介護に当たられているのが不思議なくらいである。 お母様のことを思うと、ショートステイに行っていただくことも出来ないという。 「責任感が人一倍強いところがすごいが、長い目で見ればオーバーヒートせずに長期に介護するには、責任感もほどほどにしないと本当に身が持たないのでは」と、思ったままを忠告する。 もしくは、何とかお母様に一晩中ぐっすりと寝ていただく方法を考えねばならない。
2009.04.30
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・4.29.火 午後のグループレッスンは見事に皆さんキャンセルで、お一人だけの生徒さん。 その生徒さんは6月にステージを控えているので、この機会にその際のプログラムをじっくりと練習してみることにした。 CAに来られるようになって間も無い生徒さんだが、本番にはぐっと良くなった演奏を舞台に乗せたいと僕も意気込んでいる。 夜のグループレッスンでは、高校生や中学生の生徒さんを含むクラス。 高校生の生徒さん(17歳男性)がこのところどんどん学生コンクールを受ける意欲に燃えておられ、秋のコンクールに向けての選曲を行う。 若さというのは気負いも恐れもなく、前向きであるだけでそれが若さである訳で、羨ましい限りである。
2009.04.28
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・4.26.月 午前中にあべのの鍼灸院。 今日はご主人の診察で、関元という場所に気を入れる治療。 下腹に鍼を打って温灸を長い時間行う。 先生いわく「本当は関元には鍼を打ってはならないと師匠から言われています。 こちらの気が取られてしまうからです。 基本的に、鍼を打っているときは患者から離れなくてはなりません。 それだけ悪いものが患者さんの体から出ている訳で、こちらからすれば危険なものなのです」 周りの友人たちにその話をすると「またそんな宗教じみたことを言って、鍼の先生に洗脳され過ぎとちがう?」と言われるが、目に見えない、手で触れないものの存在を僕も信じようと思う。 午後のグループレッスンでは初心者の方々の基礎的な練習。 リズムと音程を養うための根気のいる作業。 少年少女のころにそういった訓練を受けてこられなかった方々が、60代、70代できっちり訓練しようと思うと、本人の涙ぐましい努力と根気が必要である。 夜は混声合唱団。 6月7日の定期演奏会に向けてソリストやマネージメントの方々が来られて、張り詰めた練習となる。
2009.04.27
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・4.25.土 朝の女性合唱団。 5月半ばにあるステージに向けての練習。 午後から奈良に向かいNSK混声合唱団の練習。 いつもの公民館の部屋は、ようやく始ったベートーヴェン第九、第五パート(知的障害の方々のためのパート)の練習と、引き続き新しい団員のための音取り練習のために明け渡し、ファンドレイジングコンサートに向けての練習を近鉄奈良駅近くの「花小路」という和食レストランの奥のピアノのある部屋を借りての練習。 限られた時間の中での練習スケジュールに焦って、ついつい荒っぽい指導となり「怒りながらやってたでしょ?」と後でスタッフに言われる。 周りの皆にそのように思われては良くないとつくづく反省。 練習後、そのままそのレストランの一室を借りて運営委員会のミーティング。 いろいろ困った問題も次々持ち上がり、皆で頭を痛める。 楽しいことも多いが、何故こうまあ苦難も多いのかと呆れる。 話し会いの後そのまま夕食を取ることにし、すき焼きを食べる。 日本酒も少し飲み、すき焼きもなかなか美味しかった。 土曜日のダイヤということを忘れていて、河内長野での最終バスに乗り遅れ、タクシーで帰宅。
2009.04.25
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・4.24.金 レッスンと合唱で朝から晩までの一日。 「きつい一日だ」と溜息を吐くと「サラリーマンはもっと働いている」とスタッフにピシャリと叱られる。 でも考えてみれば毎日の仕事をいやだと思ったことはないし、レッスンにしても合唱指導にしても、難しくはあるが結構楽しいやりがいのある作業だ。 でも保証というものはないので、体を壊せばそれでおしまい。 健康がなによりもの財産という訳だ。 ニュースではどこも草薙剛の話。 芸能人はちょっと事を起すともう大変だ。 CMやその他いろんなところでのイメージキャラクターに全部傷が付き、おそらくその賠償金のことや、謝罪でプロダクションはてんやわんやだろう。 酒を飲む時でさえ自分の立場を忘れることは出来ない、息の詰まりそうな仕事だ。 しかしそれにしても世間はちょっと騒ぎ立て過ぎではないか。 彼はべつに女性に何かした訳でもないし、誰かに怪我をさせた訳でもないのに、マスコミの餌食になって、本人の心の傷はいかほどだろう。 日本人の悪いいじめ体質ではないか。
2009.04.24
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・4.23.木 午後の奈良クラスの前に菖蒲池のうどん屋。 レッスンを終えてから、阿波座へ。 最近一人の生徒さん(70代前半男性)の様子が少し変で、気になっていた。 ボーとしているし、声は出ないし、何となく元気がない。 今日本人と話していて、自分からおっしゃった。 「松浦さんが亡くなってから自分自身の老いが進んだような気がする。 何だか目標がなくなったみたいで、思ったよりもショックが大きい。 弱気なことを言っていると、いつも『あんた若いのに何言うとる!しっかりせなあかんで!』とよく怒られた。 松浦さんは僕より一回り以上上やのに、あんなに前向きやったもんな。 今でも道で黄色い服を着て歩いている人を見るとハッとする。 吸殻を拾いながら歩いている松浦さんに毎朝会ったものな」 本人からのそんな言葉に驚いた。 「近々皆で飲みに行きましょう!」と生徒さんを思わず誘った。 夜はCAC混声合唱団。 その方も団員で、テノールパートを元気に歌っておられた。 奥さんが亡くなって、見る見るうちに老いて行くご主人をよく見るが、ご主人が亡くなって老いて行く奥さんは見たことがない。 男性は皆脆く、言い方を変えれば繊細で、周りからのショックに弱いところがあるようだ。 女性よりもずっと寂しがりやなのだろう。 それに比べて女性は何かに依存しない。 自分の存在が確固とそこにあるからだ。
2009.04.23
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・4.22.水 午前中知り合いと話していて「西洋医学の世界では資料に残せないもの、文字で立証出来ないものは異端視され、拒絶され、削除される。 医師の中にも気や鍼、目に見えないエネルギーに興味を持っている者もいるが、病院内では決して口にしない。 病気の治らない患者に対して、手当てで治療していた医師が首になったという例もあるぐらい、閉鎖的な世界らしい。 しかし医師たちの病院外での酒の席などでは、そういった話題で持ち切りになるらしい。 まだまだ医学の世界は堅苦しい通り一遍な考えで満ちているようだ」とその知人は嘆く。 午後のグループレッスンの後、夜のグループレッスン。 相変わらず僕の要求することは理解不可能で、疑問を残したまま教室を後にされる生徒さんも多い。 何かを他人に伝えるという行為は、様々な角度からの言葉の工夫が必要なのだろう。
2009.04.22
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・4.21.火 朝の自宅グループレッスンを終え、富田林の出張グループレッスン。 その後心斎橋のアメリカ村にある「ソープ オペラ クラシックス」という新しく出来たライブハウスに行く。 CAのスタッフが今晩ここに出演するため、発表会に使える会場であるかという視察も兼ねての訪問であった。 大通りから一本入るとにぎやかな若者の町が広がり、おしゃれでやかましかった。 その一角のビルのエレベーターで上へ。 真っ暗な会場にはすでにたくさんの人が集まっていた。 思ったより狭いし、発表会で演技をするスペースなど到底ない。 ドリンクを買って席に着きしばらくすると開演。 トスティの「四月」で幕開け。 しかしそれは残念ながらマイク演奏で、ポップスコンサートのよう。 クラシック専門のライブハウスを始めるとはとても面白い企画だと思ったが、ちょっとがっかり。 でもアルコールを飲みながら、リラックスしてクラシック音楽を聴くという発想は今までにない斬新なアイデアだと思う。 音楽界のものにも認められるライブハウスを企画して、質の高い演奏を聴かせる店を評判にして行けば(出演者が高額なギャランティーを要求さえしなければ)企画しているものにとってもビジネスもなり得るようにもおもうのだけれど、そううまくは行かないのだろうか。 でもそういった企画を待っている、もしくはうれしく思う人は多いのではと思う。
2009.04.21
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・4.20.月 土曜日は、河内長野ラブリーホールにて、犬を救うチャリティーコンサート「命のリレーコンサート」の本番であった。 ロビースペースを利用したサロンコンサートで、多くのお客様が足を運んで下さり、犬処分廃止を訴える写真展の準備のため、九州、信州などの遠方から犬を救う仲間たちも駈け付けて下さった。 やはり演奏会場ではないので音響は良くはなかったが、歌曲や芝居付きオペラ二重唱などで、皆様楽しんでいただけたようである。 収益金は少ないながらも、本当に犬たちの幸せのために利用していただける使い道を考えて行きたい。 演奏会終了後、その足で混声合唱団の合宿に参加のため新大阪へ。 皆さん午後からの練習を終え、夕食を取られているころに到着。 夕食後の練習を終え懇親会。 普段あまりお話しない方々といろんな話をする。 11時ごろ就寝。 次の日(日曜日)は朝から夕方4時半まで練習。 6月に定期演奏会があるため、力の入った合宿であった。 演奏会の疲れを引き摺ったままの合宿にさすがに疲労が濃く、ぐったりと帰宅。 今日は午後と夜のグループレッスン。 疲れは未だに取れない。
2009.04.20
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・4.17.金 朝の女性合唱団では、6月の合唱祭に向けて困難な曲に挑む。 仕上げまでには時間が掛りそうだが、でも皆さん家で其々努力されていることが見て取れ、一様に満足。 午後のレッスンはなかったので、阿波座教室で明日の本番の練習を少しする。 その前に三軒隣の食堂で昼食を取る。 60代のご夫婦が経営しているこの小さな店でほとんど毎日食事を取っているが、常連のお客さんと楽しく話しながら、夫婦で冗談を言ったり、ののしり合ったりしている光景を見ていると、不思議に和やかな気持ちになれる。 おじさんの作る定食は、いつもながら家庭的に美味しく、量が多い。 夜は混声合唱団。 長い一日に少々疲れて帰宅。 明日に控えて早く寝ようと思うが、なかなかそうは行かない。
2009.04.17
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・4.16.木 午後のレッスンの後、発表会の新しい会場探しでパソコンに向かって様々なホールをネット検索。 値段と客席数と舞台の広さ。 なかなか我々のニーズに叶う会場は見付からない。 夜はCAC混声合唱団。 NSK混声合唱団の方々や、その他多くの方の参加があり、ファンドレイジングコンサートに向かって猛練習。 窓を閉め切っていると、熱気で部屋の温度が上がり、汗をかきながら練習計画をこなす。 皆へとへとになって練習終了。 しかし充実した時間であった。
2009.04.16
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・4.14.火 もはや次のアンサンブルクラスの出し物を考えなくてはならず、あらゆるオペラの場面を頭に浮かべては消すという作業。 今のところは、日本語訳の付いている楽譜がある範囲で探さねばならず、そこが悩みの種である。 CAアンサンブル発表会は、もはや単なる発表会の域を超え、一つの演奏会としての魅力を得て来たようで、毎回を楽しみにして下さるお客様も年々増えて来た。 それに応えて行かなくてはならない使命もあるため、見せるポイントも含めて思案する必要がある。 日本語付きの古いスコアーを求めて、強い雨の降る中中央図書館まで出向くが、書庫整理のため休館という札が玄関に掛っていた。 空しく阿波座教室に戻り、夜のグループレッスン。 音楽高校に通っている生徒さんが、学校の行事としてウィーンに行ってモーツァルトのチョコレートを買って来て下さった。 最近ではなかなか本物のモーツァルトチョコにお目に掛れないが、わざわざ元祖の店で買って来て下さり、やはりそれは懐かしい美味しいチョコレートであった。
2009.04.14
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・4.13.月 午前中にあべのの鍼灸院訪問。 先週行ったばかりだが、来週伺えないので前倒しした。 ドイツにいたころ、彼らと日本人の我々で寒さの感じ方に違いがあることをよく思ったという話になる。 同じ部屋にいて、酷く冷えてきたと震えていても彼らは全く平気なのだ。 日本でも冬だというのに半ズボンで、リュックサックを背寄って電車に乗っているヨーロッパ人らしい人たちをよく見かける。 「寒さに強いのは白人だからです。 白人というのは常に肌が冷えた状態にある。 だからこそ内面は温めようとする力が体内で働きます。 私が常に言っているように、下手にカイロで体を温めようとすれば、体内は冷えて行きます。 必要以上に外部から温めると、それを冷やそうとする機能が生じる訳です。 白人の体内は温めようとする。 黒人の体内はその逆です。 だから黒人は寒さに弱いはずです。 ヨーロッパやアメリカの白人の研究者が書いた育児書を、我々が鵜呑みすれば危険が有るというのはそういう理由からです」 午後のグループレッスンの後、混声合唱団。 男性団員の方々の声から、毎日のアルコールの量が過ぎていることを感じて、それを指摘する。 6月7日の定期演奏会までの禁酒を提案するが、皆さんからの同意の返事はなし。 「歌い手たちこそが、最も健康な人々」というドイツの言葉には強い意志が含まれている。
2009.04.13
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・4.11.土 朝の女性合唱団の後阿波座でのグループレッスン。 新しい生徒さんが参加される中、慣れない方にとってはとても難しい課題に取り組む。 それでも、おそらく今まで聞いたこともない練習方法に興味深く取り組まれていた。 夜はそのまま阿波座教室で、18日の河内長野ラブリーホールでのチャリティーコンサートの練習を行う。 出演者の都合が合わず、コンサート本番まで今日が最後の練習となった。 今から当日が楽しみである。
2009.04.11
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・4.10.金 朝の女性合唱団では、6月に出演する合唱祭の曲目を決める。 例によって持ち時間は6分と短く、選曲に苦労する。 午後からは奈良クラス。 皆さん興味を持ってレッスンを受けてみても、よっぽど本気で歌うことに取り組む姿勢を持った方でないと長くは続かないという話になる。 今日お見えの生徒さんにしても、約6年ぐらいは続けておられる。 何度もくじけそうになって、ここまで続けて来てようやく大きな成長が見られた。 どちらにしてもそれぐらい時間の要するものなのだ。 しつこくやったものの勝ち!と皆で笑う。 夜は混声合唱団。 「詩人の恋」の譜読みを進める。
2009.04.10
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・4.9.木 奈良クラスの前に、生駒市にある韓国料理店にスタッフと共に行く。 以前も一度紹介した店だが、新館と旧館とあり、今回は旧館に入った。 民家を改造したような落ち着ける店内は、懐かしい感じのする店だった。 今日ここに出向いた理由は、参鶏湯を食べるためだった。 あべのの鍼灸の先生に「とにかく茶木さんには鶏がらスープが必要です、例えば参鶏湯など最高ですね」と常々言われていたのだ。 出て来た料理は、長時間煮込んで柔らかくなった骨まで全部食べられる丸ごとの鶏肉に、高麗人参、ナツメグなどの入った鶏がらスープのおじや。 かなりの量でお腹一杯になったが、最後まで飽きなかった。 本番の前はこれに限る。 昼過ぎから、NSK運営委員会のミーティングをベビーフェイスで行う。 今日から第九の第五パート(知的障害の方でも憶えて歌ってもらえるように簡単なメロディーに作り変えたパート)の練習が始り、指導者の先生を京都からお迎えして、通常の練習の隣の部屋で開始する。 これでやっとNSKの本当の意味の練習が始った訳である。 今日から健常者の新しい団員の皆様も多く参加下さったが、我々は6月13日の奈良女子大でのファンドレイジングコンサートの練習に躍起になっていて、新団員に合わせたゆっくりした指導が出来ず、「付いて行けない!」と思われた方も少なくなかったのではと心配する。
2009.04.09
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・4.8.水 午前中にあべのの耳鼻咽喉科に出向く。 三月の初めに風邪を引いて、薬を一切飲まなかったせいで咳が長く続き、その結果風邪がすっかり治っても声門が開きにくいという症状が出ていた。 やっとこのところ調子が戻ったので、結果を見せに行った訳である。 ドクター自身は、大角膜の運動や発生などのアドバイスを通して改善策を提案下さり診察中には薬を飲みなさいとは一切おっしゃらないのだが、やはり帰りには薬を出される。 本当は飲む必要はなくても、薬を出さなくては儲けにならないのが医者の悲しいところだ。 僕は出された薬は一切飲まないが、普通患者さんは真面目に飲むだろう。 特別に飲む必要のない薬で、体に及ぶ悪影響は計り知れない。 薬屋に支配された職業なのだ。 午後のグループレッスンで参加してまだ間のない生徒さんが、皆で取り組む課題に混乱され「難しい!」と嘆かれていた。 何十年歌を歌って来て、今までに聞いたこともないようなことをやらされると、体が拒否反応を起こす。 それを受け入れるまでには少し時間が必要だろう。 僕にも痛いほど分る経験がある。 10年以上バリトンとして歌って来て、ドイツの先生にテノールであることを指摘されて、それを本当に受け入れて訓練に望むまでには相当な時間が必要だった。 自分では考えられないほどの頭の転換と、押し潰されそうなほどの勇気が必要だ。 夜のグループレッスンでは、メンタルな想像力だけが筋肉を振い起すということを実践する。
2009.04.08
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・4.7.火 午前中にあべのの鍼灸院訪問で、今日はご主人の診察。 おそらく二歳の時の高熱のせいで、腎の水周りが弱いことはもう何度も言われているが、その結果関元というところに気がなくなり、下腹に腎気がない状態となって来ている。 そうなると何が起こるかというと、ホルモンの分泌が悪くなり、声にも潤いがなくなって枯れたようになって行くらしい。 その原因の一つに呼吸法があるのではないかという指摘。 我々歌うものの呼吸は「発けい/外に放つ気」ばかりで「沈けい/貯める気」のための呼吸がないのではということである。 気を取り戻すためには、何処かでその呼吸法を学ばねばならない。 それとやはり鶏ガラや牛肉などのスープ。 食事がやっぱり基本。 昨日の日記で、日曜日に開催された第14回CA発表会の報告をするのをすっかり忘れていた。 年々増えるお客様で立ち見の出る中、オペラアンサンブルの演奏者の熱演、CAC混声合唱団の演奏した沖縄民謡、その他童謡グループや小さなアンサンブル、ソプラノとクラリネットのデュオなど盛りだくさんのプログラムに、お客様は大満足して下さったようである。 皆様口を揃えておっしゃるのは「開催するごとにレベルが上がって、今やこんな小さなところで行うのはもったいない」ということである。 このCA発表会を楽しみにして下さっているお客様がどんどん増えて来たことだし、次回からはもう少し本格的な会場を探したいと思うが、費用という問題が大きく立ちはだかる。 皆で話し合って考えて行きたい。
2009.04.07
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・4.6.月 午後のレッスンに、ご両親を介護されている生徒さんが来られた。 部屋に入って来られた際の表情が暗い。 どうしたんですか?と尋ねると「ちょうど一週間前に父が自宅で他界いたしました」とおっしゃった。 「熱が下らず入院していたのですが、家に帰りたいと父が訴え、私もそれに随って父を家に連れて帰って来てすぐでした。 家で亡くなることが出来て本当によかったと思います」 「最後にお父さんの娘として、一年間お世話をさせてもらえてよかったですね」 「はい、私に悔いを残さないように父がそうさせてくれたのだと思います。 父は一年間本当に努力を惜しみませんでした。 火葬から出て来た父の骨は87歳とは思えないほど綺麗で、まるで理科室の標本みたいに真っ白で全身崩れているところがありませんでした。 火葬場の人も驚いていたぐらいです。 そして喉仏もそのまま、綺麗に仏さんが手を合わせている形を残していました。 でも今は気が抜けてしまって、ぽっかり空いた穴がそのままです」 一つ大仕事を遂げられた生徒さんは、たしかに疲れておられるように見えた。 夜は混声合唱団。 6月7日にいずみホールにて開催される、定期演奏会に向けて猛練習。 91歳の指導者の先生は「僕も6月のコンサートまでもつかどうか分らないよ、いざという時には茶木君頼んだよ」なんて冗談を言いながら元気一杯指導に当たられていた。
2009.04.06
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・4.3.金 朝の女性合唱団の後、河内長野ラブリーホールにて18日に開催される「犬を救うチャリティーコンサート」の司会の方と打ち合わせをする。 この方は元アナウンサーのプロの司会者であるが、思い起こせば10年前、僕がドイツから帰国してすぐに今のCAの原形であるグループレッスンを河内長野の公民館を使って開始して、その際の生徒さんの一人だった。 思えばこの河内長野クラスのレッスンが初めて開講したクラスだったように思う。 夜は混声合唱団。 シューマンの「詩人の恋」の譜読みを進める。 「この曲はずっとこんな風に盛り上がらないままなんですか?」と質問された団員さんがおられた。 今日で5曲目だが、確かに余りに情緒的に過ぎて、今まで派手な合唱曲ばかり歌って来た団員さんには不慣れな感じだろう。 しかし曲に慣れて来て、伴奏できっちり歌えるようになれば、きっと好きになって下さると信じている。 詩的に、大変深い芸術なのだ。
2009.04.03
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・4.2.木 午後のグループレッスンの後CAC混声合唱団 その間は山積した雑務で休む暇もない。 CACでは今日また新しい団員が増え、嬉しい限りである。 5日の発表会出演のために最後の練習。 このところ6月18日のファンドレイジングコンサートの練習ばかりしていて、少々練習不足が見え、焦って急遽の仕上げを試み、何とか間に合った感じ。 これまた日曜日がどうなるか楽しみである。
2009.04.02
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・4.1.水 発表会の会場でもあるプチエルを借りて、オペラアンサンブルの練習を行う。 皆さん本番当日の衣装と小道具を使っての練習。 毎度のことながら、皆さんの意気込みは大変なもので、こんなに本格的にやるのならもっと大きな舞台のある会場でやるべきだという外部からの意見もあるほど。 それもそうだと思う。 近い将来何処か考えてみよう。
2009.04.01
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