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名古屋大や産業技術総合研究所などの調査によると、岩手・宮城内陸地震を起こした活断層が、地表に現れた過去の地震活動の痕跡が見落とされていたために認識されていなかったことが分かった。地震防災に詳しい名古屋大の鈴木康弘教授らが1976年に撮影された震源周辺の詳細な航空写真(縮尺8千分の1)を判読したところ、過去の地震でできたとみられる地形の変形が一関市の宮城県境付近から北東方向に3~4kmのびていることを確認した。さらにその北側にも数km断層と推定される地形が続いていた。地盤の年代から、この一連の変形を引き起こした地震は数万年前以降に起こったとみられるという。 地形の変形は西側の地盤が盛り上がる形で、今回の地震で地表に現れた断層も同じ線上にあった。西側の地盤が乗り上げる形で地表に断層が現れた今回の地震とも整合する。従来の航空写真を使った活断層調査では、縮尺4万分の1程度の判読しかしていなかった。今回の調査のようにより大縮尺の写真による判読であれば、活断層の手がかりを得ていた可能性は高い。文部科学省は2009年度以降、縮尺1万分の1程度の詳細な航空写真を使い、全国で活断層を調べる方針を固めている。今回の教訓が今後に活かされることこそが大事になってくる。
2008.06.30
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富士急行に乗る機会が多い。ローカル線の正しい姿のような気がして好きだ。ユニークなコンセプトのフジサン特急やトーマス列車など人々の興味を引きつける工夫もしている。フジサン特急車内限定発売の富士急行煎もナイスアイディアだ(笑)でも何よりも沿線風景がいい。雄大な富士の姿はもちろんのこと、裾野に広がる富士吉田や都留の独特の景観から桂川の素朴な渓谷美まで楽しい車窓だ。東京から富士五湖方面ははっきり言ってしまえば高速バス利用の方が値段的にも時間的にも優位なのだが、それでも時々無性に富士急に乗りたくなってしまうのである。
2008.06.29
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北海道議会で27日、現在14ある「支庁」を来年度、9地域に再編する条例案の成立が確実になった。これにより、北海道庁の出先機関であり、地域名としても一般的に使われてきた支庁が、100年の歴史に幕を閉じることになる。14支庁は1910年(明治43年)に国の出先機関として設けられ、戦後に道に引き継がれた。近年では交通網の発達で生活圏そのものが変わったことで見直し論が浮上。5兆6千億円の借金を抱えて財政再建を迫られている道は支庁の名称を「総合振興局」に改めて9箇所に再編する方針。道内では天気予報の単位としても支庁名が使われ生活や風土に根付いているため、地域の特性が希薄になるとの懸念もある。また、この影響で支庁単位で置かれている様々な団体の支所や民間会社の支社も見直される可能性もあり、地域によっては打撃を受けるのではとの心配もされている。ここ数年の全国的な市町村合併ラッシュでも見られたことだが、地域という生活単位の統合は行政としては合理的であっても文化的には衰退の危険をはらんでいるように思う。人がその土地に暮らすということで自然に形成されてきた地域としての特性を合理性だけで整理してしまうのはやや乱暴な気がする。高度成長以来地方を置き去りに一極集中を進めてきたことが現在の日本のアキレス腱になっていることは明白。同じ過ちを繰り返すことだけは勘弁願いたいものだが。。。
2008.06.28
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最近以前にもまして東京に愛着が出てきたように思う。それは、きっと少しずつこの街のことが分かってきたからなのだろう。街の地形や立地といった地理的な要素はもちろん、そこに人が介在して街が形成されてきたという歴史が面白いと感じるようになった。新宿の街は東京では比較的新しく発展した地域だ。戦後、それも昭和30年代以降にインフラ的にも文化的にも繁栄していく。内藤新宿、赤線・青線、コマ劇場、ゴールデン街、思い出横丁その歴史は良くも悪くも人が作り上げたものだ。新宿歴史博物館が面白い。この街が持っている色んな顔がどのような経緯で形成されたのかが良く分かる施設だ。個人的には内藤新宿のジオラマや復元された家屋、旧都電の現物展示などが嬉しい。これだけの充実した施設が300円で見学できるのはありがたいことだ。見終わると皆何となく新宿博士になっている(笑)
2008.06.27
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毎日新聞社が「昭和毎日」というサイトを立ち上げた。これは毎日新聞社が所有している古きよき時代の写真やニュースを地図と連動させた企画。地図は人文社の昭和30年代地図と現代地図を透過させながら切替が出来て、その地図上に写真アイコンが多数あってクリックするとその場所の昭和の頃の写真が表示される。座標つきの写真館と考えればこれはなかなか面白い。ユーザからのコメントの投稿も可能で、将来的に写真が増えれば地図上に昭和の東京が再現されるかも知れない。ここ最近はこうした地図と昭和コンテンツを連動させる企画が各ポータルで花盛りだ。それにしてもこの企画、yahooの昭和レトロ地図とページのデザインや文字フォントの雰囲気までどことなく似ているように感じる。やはり昭和のイメージはあの色、あのフォントなのだろうか。。。
2008.06.26
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国土地理院は岩手・宮城内陸地震被災地の正射写真図を公表した。正射写真図はオルソ画像に地図データを乗せてつなぎ合わせたもの。写真と道路や等高線、注記が重ねてあるため非常に分かりやすい。ここまでの災害状況把握は地図プラス斜め写真が主体で、被害状況と位置を合わせた視認性では若干難があった。今回公表された正射写真図はオルソ画像なので被災(特に土砂災害の)の規模がつかみやすく、寸断されている道路も一目で確認できる。こうした成果が公表されることで災害の詳細が徐々に判明してくる。ここまで地震から1週間以上。発災が朝でその後の天候も良かったので比較的早い段階で空中写真の撮影は出来た。願わくは、今後正射写真図が作成・公表までの時間が短縮できることを望みたい。そのためにもこうした非常時に技術者を集約できるような業界の仕組みを作り上げる必要があるだろう。
2008.06.25
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日本測量協会は6月18・19・20日にパシフィコ横浜で行われた地理空間情報フォーラム2008の入場者数等を発表した。総入場者数は20,777人。昨年より若干減っており、入場者数は2002年から減り続けていることになる。ただ、今年は入場者のカウントをバーコードで行っており、例年以上に正確な数字とのこと。講演別では測量調査技術発表会とワークショップが562名と最多で、写真測量学会の466名が続く。もっとも、これらの講演は一日がかり。その中での人数なのである程度多いのは必然だろう。それ以外では公共測量作業規程の準則改定に関する講演が413名と目立つ。立見はおろか、会場内に入りきらない人もいたことから関心の高さがわかる。ところで、隣の会場で開催されていた旅フェア2008は10万人を越える入場者があった。最も入った土曜日で45,000人以上。一般向けのイベントだったこともあって数字的には差が開いた。地理空間情報フォーラムは基本的には測量業界のためのイベントであることから一概に比べても意味を持たないかもしれないが、この世界もいつまでも内向きでやっていても仕方がないこと。来年以降は一般入場者も呼べるイベントを考えるのも一考。外へ向けてのアピールが新たなビジネスチャンスを産むきっかけになるはずなのだが。
2008.06.24
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先の岩手・宮城内陸地震について、人的被害の多くが温泉の宿泊客や登山者、釣り人など「住民でない人」が中心であることが問題になっている。防災計画等は基本的には住民ありきで策定される。ハザードマップの配布や災害弱者への対応、あるいは避難所の配置まで、住民以上の想定はなかなか出来ないのが現状だ。そもそも予報可能な豪雨や台風などの場合は人がレジャーで出かけるケースは少ないだろうし、火山などについても予め情報が出されることが多いので事前に注意を促すことが可能だ。ところが、突然襲ってくる地震についてはそういうわけにもいかない。「外で行動している住民でない人」が犠牲になる形態を軽減することが困難であることは言うまでもない。この件に関しては岩手県立大の牛山素行先生がかねてより指摘している。牛山先生は「危険箇所の告知」による人的災害軽減の可能性について言及している。国土交通省が「まるごとまちごとハザードマップ」という取り組みを行っており、浸水想定区域内の道路にその旨の看板立てるなどの手が打たれている他、三陸沿岸の国道では、津波の浸水想定区域が同様に看板で掲示されている。今回の人的被害の多くは土砂災害であることから、「土砂災害特別警戒区域」や「土石流危険渓流」、「急傾斜地崩壊危険箇所」といった指定制度がある。これについてもその旨掲出することである程度の効果が期待できる。ただ、こうした区域指定は居住地について定められているものだが、今回の被災現場となった「夏季のみ営業する宿泊施設,観光名所」などは指定制度の対象外となっていることも多い。地形情報などからその地域においてこのような種類の災害が起こりうるといった情報を出していくことは可能だろう。「危険情報」だけでない「学びの情報」。牛山先生の指摘は一つの可能性を感じさせるに十分なものだ。
2008.06.23
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パシフィコ横浜で旅フェア2008が開催されている。地理空間情報フォーラムと会場が隣り合わせだったので、19日のビジネスデーに顔を出してみた。いやいや、これはうって変わって華やかで楽しい(笑)旅行・交通関係のブースの他、県や市町村、観光協会などが出展しており、日本各地の観光情報や物産などが大集合している。各地の食を楽しむのもいいが、ちょっと変り種は温泉。いくつかの温泉が足湯をやっているのだ。そう言えば今年のテーマは「癒し」。足湯の他にもマッサージなどリラクゼーション系のアトラクションが色んなブースにあった。華やかなところでは各地の美人コンパニオン(いわゆるミス○○)もムードを盛り上げるが、もうひとつの楽しみがあの「ひこにゃん」をはじめとしたイメージキャラクターが集合していること。関東でひこにゃんに会える機会もなかなかないので(笑)この他にも郷土芸能などのイベントや懸賞クイズなど遊ぶには事欠かない。何かと地方の不振がささやかれる昨今だが、こうしたイベントで元気を届けて欲しいものだ。旅フェア2008は22日(日)まで。予定がない方には是非訪れてみて欲しい。
2008.06.22
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パシフィコ横浜で3日間に渡って開催された地理空間情報フォーラムが終了した。最終日は展示会場も期間中一番の人出。隣の会場で開催されている旅フェア2008ともあいまってパシフィコ全体が盛況だった(笑)今回のフォーラムはカンファレンスも各講演とも人が多かったように思う。特別講演はもちろんのこと、基盤地図情報や地理空間情報活用推進に関するシンポジウムは軒並み好評。立見が続出する講演もあった。基本法の施行で業界が確実に変化点を迎えており、技術者の関心が高いのは頷ける。特に最終日の作業規程の準則の改定に関するシンポジウムは400人を越える入場者。立見はおろか、会場に入りきれない人があふれるほどだった。いわゆる公共測量のプロセスについて細かく規定している公共測量作業規程の準則改定は多くの測量技術者にとっての関心事。何しろ日々の生活の糧なのだから。今回の改定では地理情報標準プロファイル(JPGIS)に基づいた製品仕様書の作成が義務付けられる。大多数の測量会社がこれまで決められたプロセスに準拠して作業を行ってきた。精度管理についても規程に記述されている内容を満たしていれば難しいことはなかった。ところが、今後製品の仕様を定義することになり、作業によってはその品質評価手法もしっかり示さなければならない。これは多くの中小測量会社にとっては未知の領域になる。時代の流れと言えばそれまでだが、あまりにも性急な変化は混乱の元にもなりかねない。今後もJPGISを含めた新作業規定準則の内容については、日本測量協会などが細やかなフォローアップで業界を側面からリードして欲しいものだと思う。
2008.06.21
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国土地理院は、岩手・宮城内陸地震後停電により通信が途絶えていた震央に近い電子基準点「栗駒2」(宮城県栗原市)のデータをヘリコプターにより回収した。回収したデータによると、この電子基準点は約2.1m隆起、南東に約1.5m変動していることが判明した。これは平成6年に日本全国で電子基準点による観測を開始して以来最大の変動量。今回得られた断層面直上の地殻変動は断層面が西傾斜であることを示しており、推定される震源断層モデルは逆断層型。断層運動から導かれるモーメントマグニチュードは約6.9となった。これほどの変動があったことは驚きだ。高さ方向の2.1mは大人の身長よりも高いほどで、地震の持つパワーを改めて思い知らされる。国土地理院では地殻変動が大きかった地域の基準点測量成果(電子基準点21点、三角点2,610点)の公表を停止している。
2008.06.20
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パシフィコ横浜で行われている地理空間情報フォーラム2008に参加。3日間開催される毎年恒例の測量界最大イベント。昨日も初日としてはまずまずの人出か。地理空間情報システム展は展示会場が広くゆったりな感じ。これは昨年も感じたことだが。トプコンやソキア、三菱電機といった測位測量機器系のブースは大きく、コンパニオンも多くて華やかだが、それ以外の細々したブースとの格差が。。。(笑)今年は自社ブースもあるので例年以上にシステム展が気になる。講演や技術発表も3会場並行で行われた。今年は英語の技術発表会もあって内容もバラエティに富んでいたが、この日は測量調査技術発表会を聴講。毎年のように見ているので年々内容が充実しているのを実感する。若くて優秀な技術者が育っているのは素晴らしいこと。今年は合成開口レーダ(SAR)やレーザの発表が例年以上に多かった。反面、デジタルカメラなどいわゆる光学センサについての発表が一つもなかったのが象徴的。これは測量用センサがまた次の段階に突入したことを示すものかもしれない。ところで、今年は測量調査技術発表会の裏で応用測量技術発表会をやっていた。こちらも例年楽しみにしているのだが、ことしは時間帯が重なって聴講できず。昨年の防災関連のセッションもそうだったが、同じようなテーマの発表会やシンポジウムが重なるプログラムはあまり感心しない。結局互いに食い合ってお客さんが減ることになってしまう。来年はこうした予定面の問題も少しは考慮するべきであろう。午後の測技協の伊理会長の講演も面白かった。分かりやすく、それでいてウィットに富んでいる。最後は安心・安全ワークショップ。テーマは地震防災。おりしも宮城・岩手内陸地震の直後だけにタイムリー。こうしたワークショップは、今回のように多くの人が災害のイメージを持っているタイミングで行うことが重要だ。京大林先生の話も面白かった。発生前~発生後~復興というスパイラルはずっと続く。このスパイラルの中で地図を利用して防災力を高めるというのが今日の話のポイント。色んなファクターが詰まった講演だったように思う。さて、明日はどんな話が聞けるか。
2008.06.19
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先の岩手・宮城内陸地震について、災害状況が徐々に明らかになってきている。測量業界の災害対応の動きを追ってみると、国土地理院は被災地域の空中写真撮影を実施した。撮影した空中写真を用いて計測した結果、荒砥沢ダム上流の崩落地の最大落差は148m、またこの崩落地中で土砂が水平距離で300m以上も移動した箇所が確認された。国際航業は発災当日から斜め写真撮影・垂直撮影を行った他、航空レーザ測量も実施した。その成果として災害状況判読図やレーザ自動差分抽出図が公表されている。パスコも国際航業とともに斜め写真と垂直写真の撮影を行い災害状況図を公表している他、人工衛星TerraSAR-Xの合成開口レーダ(SAR)による状況把握も試みている。アジア航測は斜め写真や垂直写真の他、DMCによるデジタル撮影写真を公表している。さらに、GoogleEarthによる情報提供も行っている。朝日航洋でも斜め写真を公表している他、航空レーザ測量も実施して陰影段彩図を公表している。中日本航空も斜め写真及びUCDによるデジタル撮影の垂直写真を公表している。災害の状況把握のためには空からの広域的観測で概況をつかんだ上で現地調査を行うのが効率がいい。今後も様々な画像やセンサによる解析で災害状況把握が進むことが期待される。
2008.06.18
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産業技術総合研究所が東北大などと行った調査によると、岩手・宮城内陸地震を起こしたとみられる断層が、南北15kmにわたって地表に現れていることが分かった。地表には50~80cmの段差ができ、主として西側の地盤が東側の地盤に乗り上げる形が確認された。付近にある活断層「北上低地西縁断層帯」とは離れた位置にあることから、未知の断層が活動した可能性があるという。 断層とみられる地表の変動は、余震域の東の縁に沿って北東から南西方向の線上で断続的に確認された。断層は西側に向かって深くなっており、地震波の解析で、地下では長さ30km幅10km前後の断層が動いたと考えられている。 確認された断層の北端は岩手県奥州市の水田地帯で、長さ約600mにわたり地表の変動が認められた。断層の活動を証明するようにガードレールが折れ曲がったり、水田の一部が持ち上がって水面上に出たりしていたのが特徴的。南端は地盤の大規模崩壊があった宮城県栗原市の荒砥沢ダム付近で見つかっており、大きな地滑りが起こった地域もこの断層沿いや西側に集中している。全国にはこうした未知の断層が数多くあるとされることから、地震対策において既知の活断層だけをケアするだけでは必ずしも十分でないことが分かった。
2008.06.17
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国土地理院は岩手・宮城内陸地震に伴う地殻変動を電子基準点(GPS連続観測点)で検出した。水平変動は、電子基準点「皆瀬」(秋田県湯沢市)で東南東方向へ約29cm、電子基準点「平泉」(岩手県平泉町)で西北西へ約15cm。この結果は今回の地震が西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型(気象庁発表)とする考え方と整合する。 なお、震央付近の電子基準点「栗駒2」(宮城県栗原市)のデータは現在取得できていない。また、同じく国土地理院では今回の地震について災害状況図を公表している。さらに、電子国土上に災害状況を重ねた情報集約マップも公表している。こちらはGISで様々な情報を重ねて表示することが出来る。一方、15日には空中写真の撮影を実施した他、災害状況調査を行う職員が現地入りしている。これから各機関の調査により徐々に災害状況が明らかになってくる。集まった情報を上手く整理して分析や対策に活用して欲しいと思う。そのためには地図やGISが不可欠だ。地図測量業界全体の連携体制に期待したい。
2008.06.16
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14日午前8時43分に発生した岩手・宮城内陸地震。M7.2。震度6強の場所もあり被害は主として土砂災害のようだ。現段階でまだ行方不明者も多く、被害はさらに拡大するかもしれない。今はとにかく犠牲者が増えないこと、そして一日も早く被災者の生活が戻ることを祈りたい。自分は昨日一日静岡に出かけていたため、地震発生時は電車の中。まったく知るすべもなかった。地震を知ったのはmixi内の日記で多くの人が記事を書いていたことによる。被災地である岩手・宮城には多くの知人がいて、その安否が気がかりだった。実際に電話も簡単には通じない。しばらくすると、該当地域に住む友人たちがmixiで無事を知らせる日記を次々とアップした。現地の状況も添えて。結果的にこれで多くの友人の無事が確認できた。mixiを通じて災害時の安否確認がリアルタイムに近い状態で出来たのは驚きだった。いざ災害が起こると電話回線はほぼ使えないと考えた方がいい。災害伝言ダイヤルがあるが、これは普段から使い慣れていないので戸惑いも大きい。ところが、mixiは利用者であればそのインターフェイスはもちろん、その伝播効果も熟知している。もちろん会員1千万人を越えるmixiはSNSの中では特殊な存在かもしれないし、アクセスが集中すればサーバがダウンする可能性がある。ただ、今回の例を見ると災害時の安否確認では十分に有用であることを証明したとも言える。
2008.06.15
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四川大地震の記憶が生々しい中、文部科学省が活断層の調査を大幅に強化する方針を固めた。M8クラスの地震を起こす可能性がある大規模な活断層などを対象に、周辺の地下構造を詳しく調べることで地震発生時期や震度分布などの予測精度を高める。さらに全国を網羅した初の「活断層基本図(仮称)」の作製にも乗り出すことになった。近年逼迫している東海・東南海・南海などの海溝型地震は数百年サイクルとされているが、活断層による直下型地震は発生間隔が千年以上と長いことから予測や対策が難しい。このため文科省では地震の規模や発生確率、社会的影響が大きい糸魚川―静岡構造線など6箇所を手始めに、対象を拡大して活断層の地下構造や地殻変動などを重点的に調査・観測する。また、活断層の真上に地震計を新設し、強い揺れの到達を前もって伝える「緊急地震速報」が震源近くで間に合うようにする計画も進めるという。 また、「活断層基本図」は現在公表されている各種の活断層地図のデータを土台にして、2万5千分1程度の縮尺で全国の活断層の位置を詳しく示す。07年の新潟県中越沖地震や05年の福岡沖地震を起こしたような未調査の海底活断層を新たに調べるなど、これまで見落とされていた活断層の最新の研究成果も盛り込む。5~10年で地図を完成させ地域の防災対策に役立てる。これまで防災、特に断層などに関する研究は産総研(経済産業省)が、GPS観測網やハード面の防災対策で国土地理院を含む国土交通省が、そして防災計画では内閣府がそれぞれリードしていたが、今回文科省が力を入れることでさらに組織的防災体制が強固になる期待がかかる。ただ、これまでも省庁間の意識が必ずしもかんでいなかったことも指摘されているだけに、上手く機能するかどうか、それこそが最大のポイントかもしれない。
2008.06.14
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東大生産技術研究所で行われた第1回「国土交通地理空間情報プラットフォーム」フォーラムを聴講してきた。国土交通省地理空間情報プラットフォームとは地理空間情報の一層の活用を目指して国土交通省と東京大学空間情報科学研究センター(CSIS)が共同で研究を進めてきた仕組みで、インターネット上で地域や環境などに関するサンプルデータを載せたプロトタイプが公開されている。プラットフォームのベースは国土地理院の電子国土Webシステム。そして地図にデータを重ね合わせ、集約するシステムは国土技術政策総合研究所が開発している。フォーラムでの議論はどちらかと言えばこの仕組みの哲学的な部分が主体。理念としてのプラットフォームのあり方はなるほど少しは理解できたが、まだ抽象的な概念も多くて具体的な姿や利用の方法は見えにくかった。官・学が主導のプラットフォームであることから、キャッチーな利用事例よりもまず土台をしっかりと固めよう、と言ったところだろうか。実際のところ公開中のプロトタイプではまだデータが少ないのであまり実感としてプラットフォームの効果を知るには至っていない。まずはここに多くのコンテンツが載ってくることが大事だろう。今日の議論でも出た話だが、ここでデータの仕様に縛りを入れてしまうよりは敷居を下げることで多くの情報を集約することが優先されるべきかもしれない。当面はメタデータ的なものが分かればそれでよし、と言う意見もあった。ところでパネルディスカッションの中では、国土地理院で検討中の次世代電子国土の話題もあった。こちらも興味をそそるところではあるが。。。
2008.06.13
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大分県警は防犯対策のため、窃盗事件や子どもへの声かけ事件の発生場所や発生頻度などがインターネットで一目で分かるシステムの運用を始めた。GIS的に時間帯や犯罪種別を絞った検索も可能で、データはほぼ毎日更新される。見たところ使用している地図データはZENRIN。このシステムで取り扱っている事件、事故のマーク地点は、プライバシー等も考慮して発生付近を示すもので、発生地点そのものではない。また、ポイントでなくメッシュ密度でも検索も可能だ。警察がこうした犯罪発生マップをWEBで発信するのは異例かも知れない。防犯の直接的な効果はともかくとして、犯罪の解析や注意喚起の意味ではいい試みだと思う。ところで説明書きの部分に「大縮尺の地図では表示されない道路があります」とあるが、これって小縮尺の間違いでは。。。?
2008.06.12
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墨田区に建設される新東京タワーの名称が「東京スカイツリー」に決定した。新東京タワーは地上デジタル放送用の電波塔で高さ約610mと世界トップ級。7月に着工し、2011年12月に完成・2012年春に開業予定。名称は公募によるもので、名称検討委員会が絞り込んだ「東京EDOタワー」「みらいタワー」「ゆめみやぐら」など6つの候補からインターネットなどで投票にかけた。結果、約11万票のうち「東京スカイツリー」が3万2千票を超えて最多だったという。個人的には「東京スカイツリー」はイメージ以上に語感として耳障りが良い印象。ただ、こうした名称は案外一般名詞的な方が定着する傾向がある。その意味では「新東京タワー」のままの方が通りがいいかもしれない。東京ドームの「ビッグエッグ」やJRの「E電」など愛称が定着しなかった前例もある。完成後は下町の新名所となること必至だけに、今後認知されるためには宣伝活動が不可欠だろう。
2008.06.11
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東京大学が総合防災情報研究センターを設立した。これは防災と情報の連携で大規模災害による被害の軽減を目指したもので、情報を核にすることで減災につなげる趣旨。「緊急地震速報」や「洪水予報」などの防災情報が身近になる反面、実際の住民避難に結びついていないことは減災において大きな課題になっている。そこで研究センターでは東大内の文理の枠を超え、大学院情報学環、地震研究所、生産技術研究所の3部門が連携、防災工学や地震火山学、社会情報学を融合することで住民の避難に結びつく情報伝達の仕組みなどを研究する。近年、災害情報学の分野で様々な研究や取り組みが行われており、それにつれて前述の課題が明確になってきた。これは災害社会学の草分けで総合的な防災研究の必要性を強く訴えた故広井脩東大大学院教授の功績が大きい。研究センターではその遺志も踏まえ、広井教授の収集した資料や文献を集めた「広井文庫」を併設する。災害情報の正しい伝え方でハード面ばかりでなく、住民一人一人の意識が高まることで本当の意味の減災が実現する。研究センターの設立にかかる期待は大きい。
2008.06.10
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痛ましい通り魔事件、そしてあまりにも理不尽な犠牲なぜ犯人はこのような犯行に及んだのかそして別に何故犯人は秋葉原を選んだのか?あえて選んだとすればこの街に何を見ていたのだろうか?この街を訪れる人を何か特別な対象としてとらえていたのだろうか?秋葉原を泡沫文化の街として見ていたとすれば、それは間違いだ「アキバ系」などとよく言うが、秋葉原がそんな一口で表せるような単純な街でない例えばメイド喫茶の最盛期でも自分はアキバでメイドに出会ったことがないそれはアキバのほんの一角で展開するに過ぎない世界だからだもともと秋葉原はやっちゃばと言われた神田市場があった場所後に電気街として発展していくわけだが、これは電気大の学生を対象としていたと言われる当初はラジオや無線関係の部品を売る小さい店が中心だった何となく闇市の延長線上にあるようなごちゃごちゃ感それこそが秋葉原の原型イメージやがてそれが家電の街に変わっていく高度成長期の頃、3種の神器と言われたテレビ・洗濯機・冷蔵庫国民の富の象徴が電化製品だったつれて大型店がこの街に登場するようになるそしてオーディオやビデオなど、いわゆるAVの時代がやってくるそこでもこの街は主役だったさらに時代が進んでパソコン全盛IT文化のの中心になったのもこの街だその頃からだろうか、アニメや同人誌などの愛好家が集まるメイド喫茶が登場するさらにアイドルの街としてアキバ系タレントを輩出するつまり、これら全てが秋葉原オタク文化というが、それはある意味ラジオの時代からずっと続く伝統でもあるだから今もってたくさんの文化の混沌があるだから秋葉原は泡沫文化の街ではないこの街を表現するなら混沌という方が正しいと思うつまりこの街を訪れる人は、一般にイメージされるような特別な人ではないもし被害者がこの街に来ていたがために事件に巻き込まれたとすればあまりにも理不尽だそしてこのような無差別殺人は絶対に許されるべきものではない
2008.06.09
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サッカーファンにとっては忙しい一日だったろう。昼は横浜で行われた中田英寿(今もってサッカー界のカリスマ・・・)主催のエキシビションマッチ、世界の懐かしのスター選手が集合した。視聴率も摂ったと思うが、観客が6万3千人集まったのは凄い。夜はオマーンの首都マスカットからワールドカップ予選の生中継があった。アウェイで戦うオマーンはなかなか手ごわくて1-1のドロー。こちらも視聴率はそこそこあったはずだ。そして夜中はスイスからユーロ2008開幕戦の生中継。こちらは4年に一度の欧州サッカーの祭典。ひとつひとうの試合のレベルの高さはワールドカップ以上と言われているだけにこちらも注目だ。それにしても週末ともなれば世界各国でサッカーの試合に人々が熱狂するわけで、それをCSが放送する。時差を考えればほぼ一日中どこかしらでサッカーがある(笑)それはある意味凄いことだ。以前にも書いたが、サッカーは世界中で横断的に行われている競技で、しかもそれぞれの国の個性がある。だからこそワールドカップが熱狂的になるわけで、サッカーと言う至福を世界が共有していることになる。それは世界の多様性を知ることにつながるわけで、ある意味地理学の哲学に近いものがある。中継を見ながらそんなことを考えてみたり。。。(笑)
2008.06.08
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青山の国連大学で行われていた地球地図フォーラム2008に出席した。地球地図は世界を1kmメッシュの解像度で均質にカバーすることを目的として各国で整備する地図データ。全世界の陸域を地球の全陸域を統一の仕様でカバーしており、交通網、水系、行政界、人口集中域、標高、土地被覆、土地利用、植生の8項目で構成され、インターネットでダウンロードできる。これまで日本、とりわけ国土地理院がイニシアチブをとって進んできた経緯があり、年内の地球地図第1版の公開に先駆けての開催となった。土地被覆や土地利用、植生など地球環境をモニタリングするのに適したデータがふくまれており、環境問題が焦点になる洞爺湖サミットを控えるだけあってタイムリーなフォーラムだ。参加した国それぞれに微妙なスタンスの違いはあるものの、立ち上げからここまでたどり着いたことにまず敬意を表したい。特に独自にGISデータを保有していない発展途上国にとってはこの地球地図が防災面などで非常に有益であるという。アジア・アフリカ諸国の中には、日本の国土地理院が製作を代行した国もあって、彼らが口にする感謝の言葉は額面どおり受け取ってもいいものだろう。今後は有効な利活用がポイントになるが、発展途上国からは技術指導による人材育成への期待が述べられていたのが印象的だった。最後に東京宣言が採択されてカンファレンスは幕を下ろしたが(明日はエクスカーションがある)、意義のある国際会議になったのではなかろうか。ただ、聴講者がもう少し多くても良かったかな、というのも率直な感想としてある。そういう意味では今後地球地図の取り組みに対しての普及啓発も重要になるだろう。それにしても国際カンファレンスに参加して思うのは語学力がないときびしいな、ということ。同時通訳が入るものの、発表は基本英語。通訳に頼っていても、話の本質はなかなか見えてこないものだ。やはりダイレクトにコミュニケーションするのが一番なのだが。。。英会話教室に通うか?(笑)
2008.06.07
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墨田区にあるプラネタリウム館「ユートリヤ・スターガーデン」で、夜景の映像に2011年完成予定の新東京タワーが先取りで登場している。これは周辺の景観が再開発やマンション建設など経年変化したことからリニューアルしたもので、未来の景色として新タワーを加えたもの。ちなみに今までは開館した14年前の景観で、いわゆる経年変化の反映は今回が初めて。高さ610mの新タワーは周囲の景観の中でも特に目を引く。もちろんプラネタリウムでは星が主役。それでも経年変化を反映しなければならないのは街が動いており、人々がその景観に溶け込んで生活している何よりの証拠だろう。 そして実際の新タワーが街の景観に、そして人々の心にどんな印象を残すことになるのか、今はまだ誰も知らない。
2008.06.06
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インターネットポータルの地図企画が過熱する中で、最近gooの健闘が目立つ。実際、次から次へと新しいアイディアが出てくるのだが、適度なマニアックさがいい。今面白いのが、来週開業する東京メトロの副都心線特集「副都心へ行こう!」新線開業を目前にした特集で、地図や沿線の散歩コースなどのコンテンツはもちろんだが、特筆できるのはパノラマムービー。池袋~渋谷間の地上・地下それぞれを走行するムービーが楽しめるのだ。なかなか見ることの出来ない地下鉄のトンネル内の風景はもちろん、地上ルートも見ていて面白い。カメラの角度はユーザが自在に変えることが出来る。しかも360度自在に操れる上、地上地下の切替が可能。見たところ、アジア航測のロケーションビューを使っているように思えるが。いずれにせよ、地下鉄内360度のパノラマが楽しめる映像は多分前例がない。これが東京メトロのコンテンツならともかく、一般ポータルのgooで見れることがまた画期的。開業後もこのムービーは続けて欲しいがどうだろう。
2008.06.05
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新宿の明治安田生命ホールで行われた国土地理院報告会を聴講。「地図が変わる、未来を変える」と銘打った報告会。午前中の発表は測量成果の承認の話、公共測量作業規程準則改定の話、地理空間情報活用推進基本計画の話、基盤地図情報の話、そして地球地図の話と多岐にわたったが、例年(昨年までは技術研究発表会)に比べるとテクニカルな話よりも測量行政のシステム的な話が多かったように感じた。午後はまず竹村公太郎氏による地形と川と歴史の話。これは地形と歴史の因果関係を独自の視点でとらえた非常に興味深い話だった。温暖化が進む中で、将来の日本の姿にも言及。見識・展望の確かさに加えて話題提供の切り口や話術の面白さなど非常に勉強になった。その後は特別企画として「だいち」(ALOS)の話題が続く。災害対応や地図作成、環境モニタリングなど利活用事例が報告されたが、この衛星のミッションの一つである「地図作成」についてもう少し踏み込んだ話が欲しかった。現状の取り組みだけでは、次世代衛星から「地図」というミッションは消える運命かもしれない。こうして一日話を聞いて感じたことは、測量行政のあり方について産官学の連携がうまくいくのかどうかが鍵を握るであろうということ。とりわけ「測量」「地図・GIS」そして「位置情報・地図情報サービス」の間に微妙な文化の違いが存在するため、連携がうまくまわらない現状もある。法律の制定や基本計画の策定など、官主導で進めなければならない取り組みはもちろんあるが、今後産や学も大いに声を上げていくことがますます必要になるだろう。
2008.06.04
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国土地理院は6月1日、2万5千分1土地条件図「尾鷲」「木本」「新宮」「土佐佐賀」「土佐中村」「土佐清水」の6面を新たに刊行した。土地条件図は土地の成り立ちや性質で地形を分類して表現した地図で、その判読によってそれぞれの土地の特長理解することができるため、自然災害に備えるハザードマップ等の基礎資料として利用することができる。その分類によって、洪水時に浸水の被害を受けやすい、あるいは地震の際に揺れやすいなどその土地が持つ性質を知ることは減災に向けて重要な要素である。難点としては地形分類の種類が多く複雑なため、判読がしにくいこと、そして内容が専門的であるため、ある程度の地形に対する予備知識がないと難解であることが指摘される。そこで国土地理院では、土地条件図の活用事例として、地形分類から受けやすい自然災害の種類やその被害の程度を読み替える方法を紹介している。土地条件図を作成するための土地条件調査は空中写真判読や古い地形図との比較、現地調査などによって行われ、過去の様々な文献も加味した上で地形分類がなされる。ただ、土地条件調査は非常に手間がかかる作業であることから、全国を整備するにはかなり時間がかかるのが現状だ。そこで近年では逼迫していると言われる東海・東南海・南海の各地震の対象となる地域を優先して作成しており、今回刊行される6面についても三重県や和歌山県、高知県など、いずれも東南海地震や南海地震の想定区域である。自然災害はその土地の性質によって受ける被害も異なるものだ。自分の住む土地を知ることは、いざという時の備えとして最も基本的なことであると言える。土地条件図は国土地理院のWEBサイトで閲覧することもできる。是非多くの人に自分の住む土地の性質を知ってもらうことで減災に結びつけたいものだが。
2008.06.03
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宮崎県延岡市北川町のいくつかの集落で、元気なら毎朝玄関先に黄色いハンカチを掲げる運動が行われている。この取り組みを始めたのは山あいの集落120世帯で、朝起きたら玄関先に黄色いハンカチを掲げ、夕方には中へ入れる。ハンカチが出ていなければ近所の人が声を掛けるという仕組み。つまり、黄色いハンカチは「元気印」。山村を中心に過疎による高齢化は深刻な問題となっているが、生活単位でもある「集落」でお互いに声をかけあうのは重要なこと。最近では個人情報保護の問題もあって役場の職員もなかなか各世帯の生活に深く関わることが出来ない中、新しい試みとして注目される。名作映画さながらに集落にたくさんの黄色いハンカチがはためいている光景こそが幸せの証。いずれこの黄色いハンカチが全国的な広がりを見せるかも知れない。日本中に元気印が掲げられれば少しは明るい話題になるのだけれど。
2008.06.02
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東京メトロが6/14に開業する副都心線のダイヤを発表した。副都心線は和光市~渋谷間の20.2kmだが、和光市~小竹向原間は現在の有楽町線の線路を共有する形になり、有楽町線のダイヤも大きく変わる。副都心線では急行や通勤急行が頻繁に運転され、有楽町線でも和光市と池袋の間を途中1駅しかとまらない準急が運転される。東新宿や小竹向原では追い抜きが発生するため、東京メトロとしては複雑なダイヤになる。その上乗り入れ先の東武線・西武線内で種別が変わる列車も多いため乗車の際は注意が必要だ。しばらくは混乱もあるかもしれないが、基本的には使い勝手のいいダイヤを標榜しているのでまずは慣れることが大事かもなのかも知れない。 開業まで2週間、副都心線が東京の人の動きにどういう影響を与えるのか楽しみではある。
2008.06.01
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