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音楽でも絵画でもそうであるが、芸術のもっとも大事な要素は【作家性】そう作り手の個性の発露そのもの。今回の絵画の盗作問題に思うのは「作家たるもの自身の作品を言葉で補完すべきではない」と言う事。似た構図、同じテーマ・題材といってももし作家個人の表現の自主性が伴っていなければ説明は全て詭弁にしか聞こえてこない。現に作品を見比べてみれば誰でも解る露骨な色調、ディテールの同一性である。子供の頃の学校等での写生を思い出してみるがいい。同じ題材を取上げても子供たちの捉え方の如何にイマジネーション豊かな事か。一つの歌を違う歌手が歌えば、曲の印象・情景まで変わる。同じセッティングの楽器で同じ曲を弾いても弾き手の感性で様々な表現が展開される。書や絵画でも同じ題材・画材・シュチュエーションであっても書き手の個性は自然と形になって提示されるものである。ただ、今回の問題は一画家個人のだけの問題とも言い切れないのかもしれない。現在においてオリジナリティの借用はアレンジという名の下に、いくつもの分野で日常的に行われていることでもあるだけに。ただ、表現者である以上はそれが商業ベースであろうが、孤高の芸術であろうが、作品のみで表されるべき物だと私は考える。
May 31, 2006
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デビュー当時のまだいたいけな郷ひろみが「クリムゾンが好き」と言ったりもしたキングクリムゾンの70年代の前半の認知度は今から考えるとかなり低かったのだが、ただ事楽曲に関してはカバーするタレントもそれなりに多かった。60年代のGSブームの頃のライブ等ではオリジナル楽曲だけでなく洋楽カバーを多用していたが、70年代のアイドルブームの萌芽の頃も事務所主体とは言えドラマチックな初期クリムゾンナンバーが舞台の盛り上げに利用されたのかもしれない。まあ、あいざき進也の「クリムゾンキングの宮殿」は別として、頻度の多いのは「エピタフ」になるだろう。今年50周年を迎え、様々な企画で話題の渡辺プロダクションにも当時絶大な人気の女性デュオがいましたね。そう【ザ・ピーナッツ】である。一卵性双生児の姉妹による豊かな表現力と確かな歌唱力を聴かせ、一時代を造り上げたこの2人も現在は一切表舞台とは縁を切っている。50周年企画で過去のクレージーや他の多くのアーチスト共々、このピーナッツの歌もCDボックスセットでこの度発売される事になったようである。だが、しかし、、、今回の企画はどのボックスセットにも共通する問題が。そう、当時のアーチスト達のライブ音源がどれも未収録なのである。ゆえに残念ながら今回のザ・ピーナッツのCDボックスセットには、彼女たちがコンサートで歌ったエピタフは収められていない。昔のライブLP音源の使用が見送られた経緯は不明。
May 31, 2006
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70年代からNHKでドラマとドキュメンタリーの渾然とした幻想的な作品を残してきた映像作家である。彼の作品の特徴はその撮影する地域や分野の人々をそのまま起用し、その世界を浮かび上がらせる手法にあるのだろう。以前にもNHKにて彼の作品群を紹介する特集があったし、映像センターで特集上映会も模様されたと記憶している。個人的にも彼の作品を発表当時に見て至極感化された口なのであるが、いかんせん放映当時はゴールデンタイムの民放の裏で放映された為、一部の注目に留まった感もあったのだった。想い出深い好きな作品としては70年代半ば~80年代にかけて発表された中尾幸世主演での一連の作品がある。南欧の田舎で当地の人々との心のふれあいと想いの交錯を夢のような儚さで描いたり、田舎から上京しピアノを調律しながら成長して行く少女の物語などであった。また、紅い花等つげ義春作品へのオマージュ作品もあった。個人的にはスカパーのCSには加入していないが、この6月の日本映画専門チャンネル(707ch)においてRESPECT-佐々木昭一郎と言う特集が組まれ、全16作品が一挙に上映されるそうである。現代においてその実験性は特別な手法とも言えないのかもしれないが、30年以上も前の日本でこれだけの素晴らしい作品がいくつも作られていた事は特筆すべきものである。大手の映画会社やTV局には為し得なかった彼の独自の映像世界に触れてみるいい機会になるのかもしれない。また、今回の特集には当時の出演者や制作関係者等が本編上映後にその映像世界の魅力を振返る特別番組も用意されているらしい。多くの監督に多大なる影響を及ぼし、近年に行われた上映会でも熱狂を起こし、ソフト化を望む声も多い佐々木氏の作品たち。この盛り上がりが作品に触れる機会を増やしてくれる事を望みたい。
May 31, 2006
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最近サルヂエでもお見掛けしないと思っていたら、食道ガンだったそうですね。もう20年ほど前でしょうか。ファッションショーの司会でダンディなお姿を拝見したのは。ま、私は末端の音響スタッフでしたが(笑)。スゴク感じの良い素敵な方でしたね。謹んでご冥福をお祈り致します。
May 30, 2006
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やはりメロトロン抜きには語れませんね。もちろん彼ら以前にもビートルズやムーディブルース等メロトロンを使用した名曲はありましたが、クリムゾンの使い方(特にイアン)はやはり印象的です。元来テープを使用したデリケートな楽器にもかかわらず、当時の不安定なライブの電圧環境や屋外ライブ、果てはツアーの大移動や火事にあったりと酷使され続けたようです(苦笑)。海外のマニアによってクリムゾンの歴代メロトロンの記録が収められていましたが、どれもこれもえらい傷だらけ。他のいくつかのバンドにクリムゾン使用メロトロンは流れていったのは割と知られていますが、最近においても何台もが大事に保管されているのには驚きました。私個人も何度か70年代にはメロトロンに触れていましたが、作りがシンプルでしたしテープ交換の為に開け易くなっている脚部フロントパネルの薄さには唖然としたものでした。「壊れ易いんじゃないかね?」と(笑)。クリムゾン使用メロトロン写真は上から1、クリムゾンキングの宮殿で使用されたマーク22、ポセイドン制作時のもの3、アイランド制作当時のもの4、レッドでのスターレスの印象的なストリングスを奏でたもの
May 29, 2006
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1、壱次リーグは突破するでしょ?2、ベスト4以上。もしかしたらもしかして決勝までいけるか3、リーグ突破は無理かもしんない4、成田でジャンケン敗退で国外出られず5、不祥事で甲子園出場辞退6、アキバ7、カマモトが得点王になって優勝(^∠ ^ ;)まあ、まったり楽しもう。青筋立てながら(爆)
May 21, 2006
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マツコさんは若い頃美容師を志していたそうですね。そのせいか今回のビヨンセ風(?)カツラもご自分でレイヤーを施したとおっしゃられてましたな。毎週どんな容姿で現れるか、恐いもの見たさ、いやナカナカ楽しみです♪
May 18, 2006
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5時に夢中!も放送再開!喜ばしい事である(笑)ゴジムチュ関連情報サイト5時に夢中! 番組公式ホームページ5時に夢中! -Wikipedia- 5時に夢中! 非公認ファンクラブ
May 8, 2006
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今、うちの近辺(豊島区)で学校等から「下痢が流行っているので注意してください」との通達が出ているようだ。ただこれは学校のみならずうちの家庭でも起きているし、別の区に住んでいる妹夫婦にも症状が出ており、ダンナに至っては仕事を3日欠勤する羽目にもなったのだ。要するに豊島区だけではなく都内、もしくはこの地域からするともうちょっと広範囲での出来事なのかもしれない。私自身もナマモノは口にしていないのだが。以前、体調不良で医師に相談した時この様な事を言われた。「実際の所、甚大な被害の出ない病状でよく研究されていない事は多い」らしいのである。考えてみれば、うちは現在店は営業していないので学校に通う子供たちの様な感染のルートは無い。他の人達にしてみても、生活の基盤や活動半径は人それぞれなのである。なのに同じ症状が広まる。風聞を広める訳にも行かないから自分勝手な想像は書く訳にはいかないが、空気中を漂うものなのか水等を介した経口なのかその大元がどこから来ているのか、今のところは何も解らない。ただ学校で通達が出ている以上、もっと国や自治体の上層部では何らかの情報が集められてその上で対応がなされている事は確かなのだろう。手洗いやその他の衛生管理を自身施しているにもかかわらず症状が広まる。梅雨を前に少し身の回りの見直しを考えるのもいいのかもしれない。★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆TBSの情報番組で紹介されたダイエット法が問題になって各ニュース番組でも取り上げられている。TVの情報が決して「正しい情報とは限らない」事がまたしても露呈されたね。インチキな占い師や霊能者を視聴率目当てに崇めたり、似非健康法満載の情報番組。本当に痩せたいと思うのならちゃんとした肥満外来にでもいって調べてもらえば良いと思うのだが。自分勝手な健康法で死に至るんじゃ目も当てられない。西城秀樹がサウナで減量しようとして脱水症状で死にはぐったのを思い出してしまった。健康志向も必要とは思うけど、過度な行為は控えるべきだよね。無論それは情報を世に広める側のマスメディアにも自重を求めたいものであるが。★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆東京新聞に「ビートルズ来日・団塊世代の宝物」という特集記事が出ている。40年前の来日公演にまつわるエピソード。ビートルズが今日に至る日本の音楽へ多大な影響を与えたのは今更語るまでも無い事だが、彼らも40年前は感染症と揶揄されていたんだったね(笑)。70年代のシンガーソングライターのムーブメントやその後のサザン等の世代以降、符割の感覚はそれまでの日本の邦楽のあり方を根本から変えて行く事になったものね。そこからは余り関係のない話だけど、70’Sクリムゾンに置いての初代ボーカルのグレッグと戦慄以降のジョンの歌唱感覚の違いもつい思い浮かべたりした。グレッグの大見得切る朗々としたスタイル、ジョンの持つ細かくもセンシティブなビート感。ボーカルによるバンドへの色合いの影響も色々考察すると面白そうだよね。
May 8, 2006
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