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この映画はフランスがナチスのユダヤ人虐殺に手を貸した、加担した
事実を描いたものである。フランスにとっては負の事実であり、あま
り公表したくないことであろう。そのようなことを描いた作品を、な
んとゴーモンという伝統ある映画会社が配給していることに注目して
おきたい。製作にどの程度関わったのかは判らないが、この点には驚
いた。
これは日本で言えば、朝鮮人の強制労働や従軍慰安婦を描いた作品を
東宝や松竹が配給するようなものである。過去を直視する歴史認識の
違いであろうか。
この映画を見て、私はまず、このことを考えさせられた。
「黄色い星の子供たち」のような映画は日本でも製作できるかも知れ
ないが、果たして、それを東宝や松竹は配給するであろうか?
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