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子ども時代、私は、洋服や玩具、家具から何から、たっぷりと買い与えられていました。ただし、私の希望や意見は、ほとんど通りませんでした。時々、本当に時々、気まぐれで私が欲しいものを買ってくれることもありましたが、そんなことは一緒に暮らした中で十回もなかったと思います。自分が買い与えたいものを買う、それが父のやり方だったのです。「どれがいいんだ?」「これがいいなー」「はあ?そんなのを選ぶなんてバカじゃないのか」「え・・・」「そんなの駄目に決まってるだろう、こっちにしなさい」「・・・」「お金を払うのは親なんだから選ぶ権利は親にあるんだ」「・・・だったら、いらないや」「おまえのために わざわざ時間を割いて買い物に来てやってるのに なんなんだ、その言い草は。 そんなことを言うんだったら おまえのためには今後一切何もしてやらないし、 何も買ってやらないぞ」こうなると、母まで怒鳴られます。自分のせいで母がいやな思いをするのは心苦しいことです。なので、母の「いいから言うことを聞きなさい」って言葉を拒むことはできませんでした。こんな展開か、もしくは、最初から諦めて欲しくないものを受け入れるかだったので、私はたっぷりと物を与えられていたのにいまいちありがたいと思えませんでした。そんな心が透けていたのでしょう。どんな場合でもありがとうという言葉はちゃんと言っていたのだけれど、「感謝が足りない」「感謝しろ」とよく叱られました。欲しくないものばかりを与えられ、欲しいものはちっとも得られない。欲しいものを口にすればバカだのなんだの罵られ、そのうえ「今後一切何もしてやらん」と脅される。そんな中で、感謝の心を常に求められ、それでも純粋にありがたいと思える人間は滅多にいないんじゃないかと今、私は思います。だけど、あの頃の私は、純粋に感謝できない自分を責めていました。「嬉しくなくても、 あんなふうに言われるくらいならいらないっていうのが 本当の気持ちだとしても、 それでも、感謝すべきなんだ」と思っていたのです。随分、高度なことを、自分に求めていたものです。呪縛が解けるまでに、何年もかかりました。 今日の一曲『空も忙しい』 スネオヘアー
2006年07月31日
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100%でなければ意味がない。100以外は全部、駄目。だったらいっそゼロの方がまし。そういう考え方を変だと思う。80だって、なかなかのものだよ?ゼロと比べれば、ずっといいよ。ゼロの方がましなんておかしいよ。私はそう思う。なのに、私の底辺には、つねに「100%でなければ意味がない、 だったらいっそゼロの方がまし」という思いが沈んでいて、うっかりすると浮かび上がって来てしまうのだった。浮かばないで。浮かんでは駄目。悲しみの国に迷いこむ。 今日の一曲『woman』 薬師丸ひろ子
2006年07月30日
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休みの日の昼にテレビでやっていた洋画である。子どもの頃に見た。新婚夫婦が浜辺で子どもの群れに殴り殺される。という、後味悪いことこのうえない、衝撃的なラスト。しばらくショックから立ち直れなかった。だけど、それでいて、渇いた不気味さの漂う映像や雰囲気には、不思議に心惹かれるものがあった。その後、私は、何度となく、この映画のことを思い出しては、そのたび、もう一度見てみたい思いに駆られている。知っているか?と人に聞いたり、洋画関係の本やレンタル店などで探してみたり。だけど、いまだにタイトルすらわからないでいる。見たことがあるという人にも会ったことがない。私は、本当に、あの映画を見たのだろうか。ひょっとしたら、夢だったんじゃないのか。いやいや、まさか、そんなわけがない。まさか、まさか。恩田陸の『ある映画の記憶』という小説を読んだ時、『女優霊』というホラー映画を見た時、私は、あの映画のことを想った。夢ではなかった証拠を、いつかはきっと掴みたい。もう一度、見てみたい。 今日の一曲『新しいシャツ』 大貫妙子
2006年07月28日
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朝、仕事に行く道で蜘蛛の糸に引っ掛かった。信じらんない。なんでこんな歩道の真ん中に蜘蛛の糸があるの?蜘蛛よ、旅の途中なの?私は蜘蛛が大の苦手だ。怖いのだ。恐ろしいのだ。前世は蝶だったのかもしれない。いや、蛾かも(笑)とにかく、大の苦手なのだ。なのに、昔から、蜘蛛との遭遇率がとても高い。「うわあ、あわぶくぶくで面白ーい」と思って、葉っぱを棒でつついたら、そこから子蜘蛛がわんさか出て来たり、「蟻さんを捕まえよう」と思ってヤクルトの容器に入れてたら中でてんやわんやの大騒ぎが勃発。なんだべか?と、よく見てみれば蟻の中に、一匹、蜘蛛が混じっていたりなんかして。なんで?なんで、遭遇率が高いの?苦手と思う心が逆に呼んでしまうのか? 今日の一曲『ピンクスパイダー』 hide
2006年07月27日
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島に行きたい。島はロマンだ。でも行けない。そんな時間も余裕もない。というわけで、私は、気分だけでも島を味わいたいと思い、島モノの映画を求めてレンタル店に行った。おお!『有頂天ホテル』じゃないか!!全然、島じゃないけど、見たい、見たーい。ところが、ずらっと全部、貸し出し中。さすがね、三谷幸喜。似合うなあ、役所広司のトナカイ姿。唐沢寿明の芸能プロのマネージャーだかなんだかの演技がすごく見たい。唐沢寿明って好きさ。最初の頃は興味なかったんだけど『ラジオの時間』で好きになった。『みんなの家』も良かったな。って私は何をやってるんだ。気を引き締めて、島モノを探す。おお、あった、あった。『ミステリアス・アイランド 巨大生物の島』島だ、島。巨大生物ってとこがメインで島はサブ?って気がしないでもないけど、まあ、いい。私は巨大生物も好きだ。巨大イカとか巨大アリとかの映画を楽しく見た記憶が甦る。というより、ずばり『巨大生物の島』という映画を、昔、テレビで見たことがある。面白かった気がする。中身覚えてないけど。あの映画をリメイクしたのかな。じゃあ、面白いよね、きっと。家に帰ってDVDスタート。おお、島だ!まるで作り物のように美しい島だ!!さっそく、巨大カマキリのお出ましかい。ヒュー。・・・・・・。内容については語るまい。元の『巨大生物の島』がかなり昔の映画で、なおかつ超有名作なだけにいいんじゃないかって気も少しするけど、ストーリーを書いてしまうのは、やっぱ、マナー上、よろしくないってことで。なんて、立派なことを言ってるけど、実の所は、マナー以前に、ストーリーを紹介するのがめんどくさいのだった。興味ある人は自分で調べてね。「ミステリアス・アイランド 巨大生物の島」で検索すれば出て来るからね。そして映画が終わり、私は思った。あれ?あれれれれ?これで終わり?そして、叫んだ。「なんだ、こりゃー!!」だって、画面に、TO BE CONTINUEの文字が。タイトルをよくよく見れば、『ミステリアス・アイランド 1 巨大生物の島』確かについてる、1が・・・。うー。中途半端な所についてるからただの飾り文字かと思ったじゃないかーっって、そんなバカは私だけ?あー、もう、すっきりしないなー。とにかく、続きを借りて来なくては。 今日の一曲『天国に一番近い島』 原田知世 巨大生物の島の方は 天国より地獄に近いみたいだけど(笑)
2006年07月26日
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1983年。作詞:康珍化/作曲:芹澤廣明/編曲:芹澤廣明。「一番好きな歌って何?」の質問ほど返事に困るものはない。私は気が多いのだ。それはもう砂漠の砂粒ほどに多いのだ。一曲だけを選ぶことなんかできるわけがない。なのに、この質問を口にする人は多い。困る、とても困る。この間も聞かれて困ったのだがぼーっと悩んでいたら相手がこう言った。「わかった。 『ギザギザハートの子守唄』でしょ」な、なんでだいっっ「だって、ココナツ、よく歌ってるじゃん」そういえば私はそれはもう頻繁にこの曲を口づさんでいる。なんだかうまいこと自分のせいにされてそんなに私が悪いのか?という時、「あーあー わかってくれとは言わないがー そんなに俺が悪いのかー」でも、一番多いのは、替え歌。私はこの曲以上に替え歌にしやすい曲を他に知らない。なんでも行ける。なにかと行ける。この前もろくにお金もないのに友人と買い物に行って案の定、次から次と欲しいものに巡り会い、「財布の中身がしょぼいのにー うっかり買い物やってきてー こんなにはしゃいでいるけれどー 何を買えると言うのだろう」 と歌ったばかりだ。今まで意識していなかったけれど、私の心には、この曲が、がっちりと刻み込まれているらしい。なんだかんだいって、好きだったりもして。というわけで、私は、「もういいや、 一番好きな歌はギザギザハートの子守唄ってことで」と思ったのだった。 今日の一曲『ギザギザハートの子守唄』 チェッカーズ
2006年07月25日
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炎天下の中、近所のお祭りに行って来た。神社関係なしのここらへんの町内会合同のイベント。今年は全然お祭りってものに行けてなかったのでせめてお祭りの雰囲気だけでも味わいたいよーと思って行ったのさ。会場に近付くにつれて耳に飛び込んで来たのは盆踊りチックな音楽。特設ステージにて浴衣姿の女の人たちが汗を光らせながら踊ってた。次に出て来たのは少年集団。一人がマイク片手に「はーい。良い子のみなさーん! お待たせしましたー、子どもタイムの始まりでーす。 あ、そこのボク、 お兄さんはお兄さんですよー。 老けて見えるけど 正真正銘の14才、おじさんじゃないですからねー」なんて手馴れたトーク!こういうの、どこかで聞いたことがある気がすると思ったらジャニーズ系の番組だ。この人、ジャニーズ系の番組を見ながらトークの練習をしてるのかも。そのあと、フラダンスショー。会場は一気にハワイのムード。バックで高木ブーに似た感じの人が演奏してたのでちょっと嬉しかったです。 今日の一曲『花火』 aiko
2006年07月24日
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ちょっと見てみたいような気がしてる。『ゲド戦記』でも・・・好きじゃないタイプの話のような予感もするし・・・ま、レンタル店に並んでからでいっか(笑)そういえばこれって、宮崎は宮崎でも、ハヤオじゃなくてゴロー監督なのね。なんてことを今頃言ってるところに特にジブリ映画のファンってわけじゃないってことがよく表れているような気がする(笑)別に嫌いじゃないけどね。普通に見てるしさ。面白かったーとか映像が綺麗だなーとか思ったりもしてるし。ただ、特にジブリファンってわけじゃないってだけで。あ、『耳をすませば』は、すごく好きだな。カントリーロードね、月島雫ね。あの映画を見ると自転車で町を走りたくなる。 今日の一曲『カントリーロード』本名陽子
2006年07月23日
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鏡や写真で自分の顔を見る。いつも、わずかに新鮮だ。慣れ親しんだ自分の顔、という感じが薄いのだ。顔以外の他の部分に関しても同じだ。全身、すべて、慣れ親しんだ自分の体、という感じが薄い。「私」と考える時には、即座に想念とか魂とか精神とか心とかって言葉をしっくり来る感じとともに思い浮かべる。その後、体、身体、肉体みたいな言葉を思い出して、なんかピンと来ないなーと思う。こんな自分はちょっと変なのかもしれない。だけど、小さい頃から、そうだった。生身の体の者と機械の体の者との対立だとか差別だとかが出て来るようなマンガを読みながらよく思ったものだ。体なんて心の容れ物に過ぎないじゃないのって。 今日の一曲『君という花』アジアンカンフージェネレーション
2006年07月21日
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今年の札幌はそんなに暑くなくて可愛い夏だ。去年の夏は熱帯雨林気候みたいなどろんとした暑さで、本州出身の同僚が「北海道っぽくない。 こんなの詐欺だ」と、血走った目を潤ませていた。今年は去年と違って風がいつもそよいでる。太陽がじりじりと照りつけて来ても風が和らげてくれるから平気。今も窓辺の風鈴が可愛い音をたてている。 今日の一曲『白いカイト』 MY LITTLE LOVER
2006年07月20日
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仕事帰りに玄米のパンを買った。玄米パンには癖がある。食べるたび、変な味だなあと思う。なのにお店に行くとまた買ってしまう。きっと私は、変な味が好きなのだ。 今日の一曲『MY SUGAR CAT』 中島美嘉
2006年07月19日
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なんかふらふらしてきた。と思ったら、そうだ、晩御飯、食べるの忘れてたんだった。しかし今から食べるのもなんだかね。食べてすぐ寝ると牛になっちゃうしね。全然関係ないけど満腹感ってどうも嫌いだったりする、自分。もっさりしてて重たい感じが、なんだかね。かといって空腹感も嫌いなんだけど。 今日の一曲『彼女と星の椅子』 BUMP OF CHICKEN 実はいつも チキンのスペルはどうだっけ?と思っている自分。
2006年07月18日
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誰でもそうなのかもって思うんだけど、小さい頃はアニメの歌が好きだった。『キューティーハニー』のエンディングの「夜霧のハニー」とか。『ドロロンえんまくん』のエンディングの「妖怪にご用心」とか。『はじめ人間ギャートルズ』のエンディングの「やつらの足音のバラード」とか。って、エンディングばっかりじゃん(笑)エンディングって祭りのあとみたいな寂しい感じが漂ってたりするでしょ。暗いっていえば暗いんだけど陰気くさいとか湿っぽいとかいうのとはちょっと違うのよね。もっと力が抜けていて、渇いていて・・・虚無感っていうのかなー。そういう感じが、しっくり来るっていうか。肌に合う、みたいな。今でもそうなんだけどね。って、つらつら書いたけども、「夜霧のハニー」はともかく、「妖怪にご用心」も「やつらの足音のバラード」も知らない人の方が多いんだろうな。古すぎて(笑) 今日の一曲『妖怪にご用心』 中山千夏
2006年07月17日
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今、俳優で一番、お洒落な雰囲気の人っていうとオダギリジョーじゃないかね。なんかこう、全身から「センスの良い人オーラ」を出してる感じっていうか。他の人がやったら危険だろうって言いたくなるような変な髪形だったり、変なファッションだったりするのに、オダギリジョーがやると、なんかお洒落に見えたりして。強いて言えば名前が微妙・・・って気もするけど。ま、いいか。名前は。かっこいいよね、オダギリジョー。とか言いながら、私が今、好きな俳優っていうと、佐々木蔵之介、古田新太、阿部サダヲの3人なんだけどさ。 今日の一曲『ラグタイム』 勝手にしやがれ
2006年07月16日
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近頃、気に入っているバンド。キャプテンストライダム。アニメ『銀魂』のエンディングだった「風船ガム」が妙に、しっくり来たっていうか、すごく良かったので、アルバムも聞いてみたらこれまた、とても好きな感じでね。なんていうか、ポップでロックな世界さ。このところ新しく「好きだなー」って思った人たちっていなかったので、出会えて嬉しいです。 今日の一曲『夏のカケラ』 キャプテンストライダム
2006年07月14日
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1988年。作詞:サンプラザ中野 /作曲:パッパラー河合 /編曲:爆風スランプ。少し前にサンプラザ中野が宇多田ヒカルの『FIRST LOVE』を歌うのをテレビで見た。だ、だいじょうぶか!?と思ったのは私だけだろうか。ちょっと見ないうちに更に痩せてたし、年も年だし。高音があまりにも苦しそうだったものだから脳卒中でも起こしやしないかと心配になった。だけど、ソウルを感じたね、わたしゃ。お世辞にもうまいとは言えない・・・というか、下手・・・だったけど、ソウルを感じたよ。ソウルが必要とされる番組ではなかったけどね。それはともかく『ひどく暑かった日のラブソング』この歌を聞くと遠い夏を思い出す。あの夏、ひどく暑かった日。久しぶりに遊びに行った彼の家。なのに、ブツ切れの会話、白い空気。CDの音だけが賑やかで。こんなに好きなのにどうしてこんなに盛り上がらないんだろう。そんな沈んだ気持ちで、私は、この曲、終わってしまった遠い日の恋を歌う『ひどく暑かった日のラブソング』に耳を傾けながら、ぼーっと、この先、もしか、この恋が駄目になったなら、この曲とともに今日の日のことを思い出しちゃうのかな・・・って未来の想像をしたのだった。変な想像はするものじゃないね。本当にそうなってしまったぞ(笑) 今日の一曲『ひどく暑かった日のラブソング』爆風スランプ
2006年07月13日
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この前、テレビでモグラの生態を見た。小さな頃、私は、モグラのことがとても気になっていた。あんな小さくて、ふさふさしている、ハムスターみたいなものが土の中を走り回っているなんてなんとなく不思議。穴を掘って探してみたこともある。だけど会えなかった。会ったことがあるって話も聞いたことがない。モグラって北海道にいないのかな。モグラは子育ての期間をのぞいてあとはいつも一匹で暮らしているらしい。一匹につき、一つのトンネル。人間の腸みたいにくねくねと何十メートルにも及ぶそのトンネルは、ミミズ捕獲装置。モグラはトンネル内を駆け回って落ちてきたミミズをモグモグ食べる。別のモグラが自分のトンネルに入って来たならモグーンと戦って追い出す。モグラは一日にものすごい数のミミズを食べなくちゃいけない。一日、何も食べないだけで死んでしまう。トンネルに落っこちて来るミミズの数はたかが知れている。だから、他のモグラとトンネルを共有することなんかできないのだ。モグラはモグラであるだけで孤独が運命づけられている。モグラって寂しいな、と思った。モグラにしてみれば「はあ?」って感じなんだろうけど。 今日の一曲『BORN TO BE FREE』 ZIGGY
2006年07月12日
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1970年生まれの私が物心ついて最初に好きになったのは、フィンガー5と、ずうとるび。そのあとキャンディーズを好きになった。幼稚園の頃。ピンクレディはあんまり好きじゃなかった。のわりに歌は全部覚えてる(笑)小学校の頃、沢田研二とか山口百恵とかがスーパースターと呼ばれてた。私は石野真子が好きだった。80年代に入った高学年の頃、巷で大人気だったのは松田聖子と、たのきんトリオ。私は伊藤つかさとイモ欽トリオが好きだった。中学・高校時代は小泉今日子とチェッカーズ、そして忌野清志郎。再放送のドラマを見て、ショーケンってかっこいい!!と思ったり。あと、タケシ。自分のこと、ちょっと変わってると思ってた。だけど、こうして振り返ってみると、結構、普通(笑) 今日の一曲『恋のダイヤル6700』 フィンガー5
2006年07月11日
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冗談としてOKなことと、そうじゃないことの基準って人によって違うみたいだけれど、私と父の場合、思いっきり違っていて、違い過ぎていて、片方が一緒に笑い合いたいと思って言ってるのにもう片方が本気で怒り出すという、困った状況になることが多々あった。父は相手の欠点とか失敗とかを馬鹿にして笑う系の冗談をよく言うのさ。私にはこれってちっとも面白くなくて、ただ腹立つだけなの。で、私はというと、自分の災難をシュールに笑い飛ばす系の冗談が好きなのよね。「・・・かと思っちゃったよ、アハハハハ」ってな感じで。だけど、私がこれを言うと、「こんな時にふざけてる場合かっ」「バカか、おまえはっ」みたいな感じで、父、怒り出すわけ。怒らなくたっていいのにさー。って、父も、自分の冗談で私が怒り出した時に思っているんだろうけどね。 今日の一曲『ピント』 スネオヘアー
2006年07月10日
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図書館に行く途中、ちょこっと買い物をして店を出ようとしたら、激しい雨。ほんの少し前までは晴れていたのになー。売り場に戻って、透明なビニール傘を買った。税込み100円。うわー、安いなー。百均よか安いなー。ラッキーだなー。と思ったら、レジで、「98円です」「あれ?値札に100円って書いてありましたよー?」「あ、それ、間違いですね。 バーコードで98円って出るんで」ふうん、更に安いじゃーん。ますますラッキー。たった少しの違いで喜ぶなんて、なんか貧乏くさいけど、こういうのってやっぱり嬉しい。ほくほくしてたらレジの人が話し掛けて来た。「突然の雨ですねー」「びっくりですよー」「さっき、他のお客さんが言ってたんですけど、 ビー玉みたいな雨なんですってね」「えー、ビー玉?まさかー」「ですよねー」「ですよー」二人して、はっはっはと笑い合って、別れた。そうして外に出てみると。一分も経たないうちに下半身ずぶぬれ。上半身は傘のおかげで無事だけども、あまりにも雨がすごくて、下半身までは守りきれないっっビー玉なんてまさかねーと無邪気に笑ってたちょっと前の自分が懐かしい。もう、ほんと、ビー玉。それも特大の。道路が川になってる。歩道も川になってる。っていうか、湖?じゃぶじゃぶと湖を越えて、ようやく、たどりついた図書館。いつもの倍の距離を歩いたような気分。でも、まあ、ひとまず、良かった☆と思ったのも、つかのま、『本日、図書整理日につき、休館』なんのために私、こんなザマになりながらここまで来たの。疲れた気分で、もと来た道を、ふたたび、じゃぶじゃぶ歩いていたら、途中で、雨が上がった。見る見るうちに、晴れ間が広がった。さっきまでの天気が嘘のような、素晴らしいほどの青空だ。傘をぶん投げてしまいたくなるほどの青空だ。やけくそな気持ちで、わざと勢いよく歩いた。ばしゃばしゃ、じゃぶじゃぶ。道路の川の前で「困ったな。靴が濡れてしまうよ」と躊躇している人々の横を涼しい顔で通り過ぎながら思った。まだ靴が濡れていなくて気の毒ね。私なんて既にびしょぬれだからこれ以上、なんにも困ることなんかないもんね。 今日の一曲『夕方Hold On Me』 サザンオールスターズ
2006年07月09日
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自分の性格の中の、「我ながら困ったものね」と思ってる部分。なんやかやと厄介ごとを呼び込んじゃう部分。これが消えたら今よかずっと平穏に日々を暮らしていけそな気がしてる。だけど、バカな子ほど可愛いみたいなもので、変に愛しいような感じがあったりもして。消すんじゃなくて変えるのでもなくて、このままで、良い方向で輝かせることができたらいいな。それが理想だな。なんて思っていたりする。 今日の一曲『サヨナラCOLOR』 スーパーバタードッグ
2006年07月07日
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蒸し暑い夜。風が止まっているよ。もうじき雨が降るのかな。空に星がない。氷のすっかり溶けたアイスコーヒー飲みながら遠くの道路に視線を送る。こんな真夜中なのにね、途切れない車の光。人工の流星群だね、綺麗だな。 今日の一曲『LaLaLa・・・』 小泉今日子
2006年07月06日
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同僚がぷんぷん怒っていたので、「どうかしたの?」と聞いてみたら、上司から文句を言われたとの返事。かくかくしかじか・・・。説明を聞いて、私は、あちゃーと思った。どう考えても上司の言ってることは正しい。困っちゃうくらいに正しい。「うーん。 そりゃー、向こうが正しいね」苦く微笑みながら、私が言うと、同僚は、キッと険しい顔つきで、「だから、腹立つんだよ!」「正しいと何も言い返せないでしょ? そういうふうに責められたくないの」「そっかー。 じゃあさー、どういうふうならいいの?」「どういうふうも何もないよ。 とにかくごちゃごちゃ言われたくないんだよ」「だったら、 ごちゃごちゃ言われない自分になるしかないだろうねー」少しして同僚が言った。「ココナツさんの言ってること、 正しいけど腹立つ」 今日の一曲『下北以上原宿未満』 藤井フミヤ
2006年07月05日
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昨夜、ベランダの網戸からぶんぶんぶんと大きな音がした。なんだい、蛾かい?近寄ってみると、クワガタだった。クワガタのメス。そうっとベランダに出て、そうっとつかまえた。今日、仕事の帰りに、樹液ゼリーを買ってきた。しばらく飼おうかなと思う。 今日の一曲『惑星タイマー』 福耳
2006年07月04日
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夜、友人と一緒にビデオ屋に行く途中、前方に、踊ってるっぽい動きをしてる白い人を発見した。ゆっくり、そよそよした動き。たぶん、和服だと思う。袖が長くて揺れてた。変わった動き、変わった服装・・・。顔とか髪とか全然見えなくて、ひたすら白い。周りの草や木は、しっかり見えてるっていうのに。その人と私たちの他には誰もいない、暗い歩道だったこともあって、なんだか、ぞくっとした。友人と私は、ほとんど一緒の瞬間にそれを見て、次の瞬間に「怖い」と思ったみたい。それまで、ふざけながら笑いながら歩いていたのに、ぴたっと黙って、数秒後、無言のままで、同時に、くるっと回れ右をした。そうして、しばし見つめ合い、だだだだだーっと走って逃げたのだった。しばらくしてから、私たち、ぜえぜえしながら、「見た?」「見た」「白かったよね?」「踊ってたよね?」「なんだったの?」「なんだったのーっっ?」なんだったの?日本舞踊の練習でもしていたのかな。 今日の一曲『夏祭り』 ホワイトベリー
2006年07月03日
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フリーマーケットでポストペットのモモのくたくた人形を見つけた。モモ、覚えてる?ピンクのクマ。やっぱ可愛いなー、モモ。とかなんとか思いながら手書きの商品札を見て、うぎゃ!と思った。だって、『リラックマ』って書いてあったんだもんっっリラックマじゃないよ、モモだよ、モモ。 今日の一曲『夏の日』 オフコース 涼しい歌。
2006年07月02日
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