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1984年。作詞:銀色夏生/作曲:大沢誉志幸/編曲:大村雅朗。1984年の夏。当時、中学生だった私は、この曲が流れるCMを目当てにテレビをいっぱい見てました。ちなみになんのCMかというと資生堂。資生堂の夏のキャンペーンソングだったのさ。大会社なだけに、かかる頻度が高くて、嬉しかったです。私が大沢誉志幸の歌声を聞いたのはこの曲が最初でした。だけど、これより前から、山下久美子、沢田研二、吉川晃司、中森明菜などなどのサウンドメイカーとして気にしていました。というか、当時の邦楽好きはみんな、大沢誉志幸に注目していたと思います。「突然出て来た、すごくセンスのいい人」として。ちなみに、私の周りでは「歌、下手なのかもね疑惑」が出ていました。こんなにいい曲をいっぱい作ってるのに自分では歌っていないってことはー?みたいな感じで(笑)それだけに、この曲が、テレビでバーンとかかった時の衝撃は大きかったです。「おお!!下手じゃなかったー。むしろ素敵。 あーもう、とにかく、この曲かっこいいぞ!」かくして、私の、CM目当てにテレビを見る日々が始まりました。そんなわけでこの曲を取り上げたのですが、一番好きなのは、実は、『そして僕は途方に暮れる』だったりします。鈴木雅之に提供した『ガラス越しに消えた夏』も大好きです。この2曲は、もし私が80年代邦楽ベスト10を作るとしたらぜひとも入れたい2曲です。作る予定はないけどさ(笑) 今日の一曲『その気×××(mistake)』 大沢誉志幸
2006年06月18日
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たいへんだ。家が燃えている。といっても地味な燃え方。壁のあたりから、じわじわ、ゆっくりと。煙は、なぜか出ていない。これならば大事な物を運び出すことができそうだ。さいわいたくさんの人が手伝いに来てくれた。思った以上にたくさん運び出せそうだ。ところが誰も彼もがとんちんかんに動き回る。私は叫んだ。「違う、違う。 そっちはまだ火が遠いから後にして。 まずは、こっち、こっち!」更に叫んだ。「あー。今はまだそれを動かしては駄目。 そんなことしたら火の勢いが増しちゃう!」だんだんと苛々してきた。なんでこの人たちは思いっきり見当違いのことばかりするんだ。何しに来たんだ?邪魔しに来たのか?ここで目が覚めた。全部、夢だった。変な、夢だった。テレビを点けたら北朝鮮のミサイルのニュース。まだ夢の続きかと、一瞬、思った。 今日の一曲『ZERO』 B’z
2006年06月16日
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いつだったか、両親について人に話した時のこと。「わがままで困っちゃうんだよ」「それじゃあ、 ココナツさんが親で、親が子どもみたいだね」「そういう感じ、あるかも・・・。 ほんとにもう、参っちゃうよ」うんざり声の私に、その人は、神妙な顔つきで、こう言った。「たぶん、前世に何か因縁があるんだよ」 ・・・前世かよっっ前世で片付けられちゃたまんない。 今日の一曲『スロウ』 GRAPEVINE
2006年06月15日
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私には、ふるさとがない。ふるさとと思える場所がない。好きな場所は数え切れないくらいに持ったことがあるけれどどの場所も「私の場所」ではなくて。「永遠」を感じることもできなくて。旅人のような感覚をまとわずにはいられなかった環境の子ども時代だった。寂しいけれども、涼しい風に包まれているようなその感覚を、私は決して嫌いではないのだけれど、だけど、ちょっと憧れる、ふるさと。 今日の一曲『忘れて・・・』 中森明菜
2006年06月14日
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いろんな所で思う。なじめないなって。一人一人の人になら、そんなでもないのに、どうしてだろう。人の群れにはいつもくっきりとなじめないなって思うんだ。「どうしてだろうだって?」どこからか声がする。「わかってるくせに、しらばっくれちゃって!」「きみは なじめないんじゃなくて なじみたくないんだよ。 なじんでしまうと 自分が崩れてしまいそうで、 だから、なじみたくないんだよ」 今日の一曲『Hungry Spider』 槇原敬之
2006年06月13日
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またもや気管支炎になってしまい、へろへろの毎日です。早く治るといいな。せっかく夏めいてきたというのに私ときたら微熱だし、鼻声だし、咳き込んでるし。まったく、いやんなってしまう。 今日の一曲『風船ガム』 キャプテンストライダム
2006年06月12日
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「昨日、映画を見て号泣した」と友人が言ったので「え、号泣? 号泣っていうと、 わんわん、うぉーうぉー 大声をはりあげて激しく泣くことでしょ? そりゃ、すごいね」と返事をしたら、「嫌味な奴だ」と言われた。「大袈裟に言っただけだよ。 大声はりあげて泣いたわけないってわかってて、 そういう言い方するんだもんなー」だって。ほんとにすごいと思ったのに。「遠回しに言葉の間違いを指摘した(つまり嫌味)」ってふうに、受け取られてしまった。こういうことって、わりとある。嫌味のつもりじゃないのに嫌味に受け取られてしまうこと。こういう時、私は、「世の中には 悪いふうに受けとめたがる人って意外と多いのかも」と思う。そうして「私はどうかな?」と、考えてみたりする。 今日の一曲『ウグイス』 スネオヘアー
2006年06月11日
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甘いもののことを「スイーツ」と言うようになったのはいつからなのでしょう。釣りを「フィッシング」と言ったりね。あと、昼ごはんを「ランチ」とか、買い物を「ショッピング」とか、植物を「グリーン」とか。どうも好きになれない。別にカタカナ語がイヤだってわけじゃないの。もともと日本語にない言葉だったら仕方ないし。だけど、長いこと、日本語で機能してた言葉を、わざわざカタカナにするのってどこか不自然。人間、不自然なことをあえてする時はなんらかの理由があると私は思う。この場合は、「カタカナにした方が おしゃれと思ってる」っていうのが理由のような気がする。つまり、私が引っ掛かるのは、カタカナ語そのものじゃなくて、この、「カタカナにした方がおしゃれと思ってる」って所なわけさ。だって、私、「カタカナにした方がおしゃれ」って思わないんだもん。 今日の一曲『Let Me Cry』 鈴木聖美
2006年06月09日
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語感って、気になる。年号でいうと「明治、昭和は、 きりっとした音で終わってるから好きだけど、 大正は、 のべっとした終わり方だからあんまり好きじゃない。 平成は、終わり(成)だけじゃなくて、 初(平)も伸びてる音だから、 大正より、もっと好きじゃない」とかいう感じ。めーじ、しょーわ。たいしょー。へーせー。伸びた音が全部、のべっとした感じってわけでもないんだけどね。「かきくけこ」なんかだと、もともと、強い音だから、伸びたとしても、のべっとした感じは薄い。でも、「さしすせそ」の音は、もともとが空気がもれやすくて弱い音でしょ?それでこういう感じがするんだと思う。という話を友人にしたら「それって、 すごいどうでもいいー」と、笑われた。うー。 今日の一曲『Wine&Roses』 レッド・ウォーリアーズ
2006年06月08日
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体が小さかったので幼い頃には「チビのくせに」の扱いを受けていた。チビのくせに生意気言うんじゃねーよとかね。変な理屈。小学校に入って後はクラスの背の高い女子たちから妹扱いされるようになった。髪をいじりたがったり、抱っこしたがる人には参った。あと幼児に対するみたいな変に優しい話し方も。体が小さいってこと自体は別になんとも思ってなかったんだけど、小さいがために対等な扱いをしてもらえなかったり小さい人のイメージから性格面で変な思い込みされたりすることにはいろいろ思ってた。ただ単に小さいってだけのことなのになーとか、背が高かったらこんな思いはしなくて済んだのかなーとか。けど、背の高い人は背の高い人で、お姉さん扱いされたり、しっかり者と思い込まれたりしちゃうんだよね。友達にもそういう人がいた。しっかり者と思われるなんてなんだか良さげな感じだけれどしっかりしてない面が出ちゃった時の風当たりが強いみたいでそれはそれでたいへんかもと思った。見た目で差別したり、見た目で内面を判断したりと、とにかく見た目だけで簡単に決めちゃいかんと思う。美人は性格悪いとか、ブスは性格がいいとか、太った人は大らかだとか痩せた人は繊細だとか、そんなの無茶だ(笑)私の父親なんて太ってるけど全然大らかじゃないよ? 今日の一曲『モノクロレター』 矢井田瞳
2006年06月07日
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改めて考えてみると私が通っていた小学校ってちょっと変わっていたのかも。ニックネームが一切なくてみんなみんな、苗字で呼び合っていたのでした。男子同士、および男女間では、苗字呼び捨て。女子同士は、苗字に「さん」づけ。覚えてないのだけど学校側の指導だったのかなあ?でも、こういうことは、いくら指導されてたとしても、生徒の側が変えたきゃ変えるものだと思います。でも、みんな、なんのこだわりもなく苗字で呼び合っていました。学校外でもね。私には、幼い頃からのニックネームがありました。呼んでたのは、友達じゃなくて、家族や親戚たち、それから自分自身だったんですけどね。下の名前をちょこっとひねった呼び方で、自分で言うのもなんですがポップで可愛い感じでね、気に入っていたんですよ。だから本当は学校の友達からもそう呼ばれたかったのですが、誰も彼もが苗字で呼び合ってる中で、しかも自分から「こう呼んで」と言うのは、なかなかたいへんなことでありました・・・。そこで手紙の署名部分にさりげなく書いて遠回しにアピールしたりしてたのですが、遠回し過ぎたんですね、当然、誰からも呼んでもらえませんでした。そんな折、転校しました。5年生の時です。新しい学校では、ほとんどの人がニックネームを持っていたので、私もニックネームをつけられることになりました。で、「前は、なんて呼ばれてたの?」って問いかけられて。チャンスだよ、チャンス!ここで例のニックネームを言っちゃえ!言いました。ところが、すぐさま、「あー駄目だわ。 そう呼ばれてる人、既にいるから」ガーン。「え、誰。どの人?」「隣のクラスの人だよ」「それなら別にいいのでは・・・」「駄目だよ、ややこしくなるもん」意外と厳しい、ニックネーム道。そして。誰かがふざけて変なのを口にしました。苗字を少しひねったやつ。なぜ、下の名前じゃなくて苗字をひねるかね。しかも、変。すごく、変。とかなんとか思っていたら、はい、決定。「えー、ちょっと待ってよ。いやだよー」がんばって逆らったんですけどね、多数決で負けましたね。「うわ、最悪」と思いました。これなら、苗字「さん」づけの方がずっとましだ・・・。というわけで、前の学校に帰りたくなりました。転校して、すぐに。 今日の一曲『素直になりたい』 Hi-Fi-Set
2006年06月06日
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家にいる時、仕事してる時は時計をしっかり気にしてるのだけど、普通に外を出歩く時には時計をしていない自分です。世の中、時計があふれています。あっちでも、こっちでも、チクタクチクタク。せっかくの自由時間なのに、こう時計に睨まれてるんじゃ窮屈。だからせめて自分の腕には時計をつけたくなくて。 今日の一曲『千の夜と一つの朝』 ELLIS
2006年06月05日
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ハードカバーより文庫の方が好きだ。解説がついてるから、お得な気がするの。だけど新作を見ると、読みたい発作に襲われて、ついついハードカバーを買ってしまうんだよな。そんな時には、「でもさー、 ハードカバーの方がビジュアル的に綺麗だよー」と、自分を慰める。ビジュアル的に褒めどころがない場合は「でも、ほら、 やっぱ、気分が違うよねー。 ハードカバーの方が読書してるって気分盛り上がるしー」と、自分を慰める。たまに思う。慰めてるんじゃなくて騙してんじゃないのか。慰めることと騙すこととはよく似てる。 今日の一曲『YES』 MY LITTLE LOVER
2006年06月04日
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夏の夜、何人かで友達の家に泊まった。眠れなくて、ひとり窓辺でぼんやりしていたらしんと静まった部屋に変な音。カリカリカリ。生き物っぽい音。だけど友達、生き物なんて飼っていないし。なんなんだろう。カリカリカリカリカリカリ。音の出所はどこだ?カリカリカリカリカリカリカリカリカリ。耳をすまして・・・ようやくわかった。音の正体、友達の歯軋りだった。ま、確かに、生き物の音だよな。 今日の一曲『MOON』 レベッカ
2006年06月02日
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(小説)『死日記』 桂望実 良かったんだけどタイトルはどうも好きになれない。『影絵を踏まれた女』 岡本綺堂 大正時代の小説だなんて嘘みたい。全然古くないし面白い。『厭魅(まじもの)の如き憑くもの』 三津田信三 もやもや感が残る所が魅力のホラー作家、三津田信三。(小説以外)『山田洋次の世界』 切通理作 山田洋次の毒っぽさが私は気になる。『バカの大研究』 赤塚行雄 バカの研究というより変な人研究だった。『みんな夢の中』 久世光彦 久世光彦の訃報はショックだった。『美の死 ぼくの感傷的読書』 久世光彦 私の読書にも感傷的な傾向があるので、かなり共感。『大遺言書』 森繁久彌(語り)久世光彦(文) みんな森繁よりも先に逝く。『いまなぜ青山次郎なのか』 白州正子 なぜなのかと思い読んでみた。『風の男 白州次郎』 青柳恵介 次郎の魅力、いまいち伝わって来なかった。『反骨のジャーナリスト』 鎌田慧 現代人はこうした伝説になりにくい。時代のせいもあるだろう。『宇多田ヒカルの作り方』 竹村光繁 宇多田研究。しかし作り方っていう視点はなんだかな。『だいたいでいいじゃない』 吉本隆明・大塚英志 とても面白く読んだ。パート2を期待している。『漱石の孫』 夏目房之介 孫としての自分がテーマ。私は孫より漱石の方に興味ある。『考えるヒント 2』 小林秀雄 この人の評論が難解なのは詩的だからだと思う。そこが魅力。『忘れられた日本人』 宮本常一 明治、大正、昭和前半の、僻地の人々の生活。歴史の裏側。『詩歌の待ち伏せ 1』 北村薫 先生と呼びたいモノカキ、ナンバー1、北村薫。 『子どもは判ってくれない』 内田樹 この人の本をもっと読みたくなった。(雑誌)『平山夢明責任編集 怪奇ドラッグ Vol.1』 なかなか怖かった。『別冊宝島Real 追跡!平成日本タブー大全2』 触法知的障害者についての項が興味深かった。『別冊宝島 平成・昭和 日本アウトロー列伝』 アウトローは迷惑な存在だが魅力的な存在でもある。今月もあんまり小説を読まなかったです。長いやつが読みたいな。分厚くて、数十年に及ぶストーリー、みたいなやつ。 今日の一曲『I WANT TO KNOW WHAT LOVE IS』 フォリナー
2006年06月01日
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